JP7289010B2 - 可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、2019年07月23日に出願された、出願番号201910665940.5の中国特許出願(発明名称「可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫」)、2019年07月23日に出願された、出願番号201910666689.4の中国特許出願(発明名称「可動プレート付きの冷蔵庫」)、2019年07月23日に出願された、出願番号201910667529.1の中国特許出願(発明名称「可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫」)、2019年07月23日に出願された、出願番号201910666717.2の中国特許出願(発明名称「可動プレート付きの冷蔵庫」)の優先権を主張し、その内容全体は参照により本出願に組み込まれる。
本発明は、家電の技術分野に関し、特に可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は、通常、ヒンジ部品を使用して冷蔵庫の開閉を実現する。ヒンジ部品は、互いに嵌合された駆動軸と駆動溝を含む。駆動溝は開口を有し、外部の埃や不純物などが開口から簡単に駆動溝に侵入する可能性があり、かつ、埃や不純物の除去が困難である。
本発明の目的は、埃や不純物などをヒンジ部品から容易に除去することができる可動プレート付きのヒンジ部品およびそれを備えた冷蔵庫を提供することである。
上記の発明の目的の1つを達成するために、本発明の一実施形態は、可動プレート付きのヒンジ部品を提供し、互いに嵌合された第1のヒンジ部、第2のヒンジ部および可動プレートを含み、前記第1のヒンジ部に駆動溝が設けられ、前記第2のヒンジ部に前記駆動溝に嵌合された駆動軸が設けられ、前記可動プレートは前記駆動溝内に着脱可能に設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記駆動溝は、底壁、および、前記底壁を取り囲んで設けられる側壁を含み、前記可動プレートは前記底壁に隣接して設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記底壁は、第1の領域および第2の領域を含み、前記第1の領域と前記可動プレートとは互いに重なり合い、前記第2の領域と前記可動プレートとは互いに分離し、前記駆動軸が前記第1の領域を移動する時、前記駆動軸は前記可動プレートが前記駆動溝から分離するのを制限し、前記駆動軸が前記第2の領域に移動する時、前記駆動軸が前記可動プレートから分離する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記可動プレートは、接続された第1の側部および第2の側部を含み、前記第1の側部が前記側壁に可動に接続され、前記第2の側部は前記第1の領域を取り囲んで設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記第1の側部は第1の係止部を有し、前記側壁は第2の係止部を有し、前記第1の係止部と前記第2の係止部とが互いに嵌合される。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記可動プレートは可動プレート本体を含み、前記第1の係止部は前記可動プレート本体から突出する複数の突出部であり、前記突出部は前記可動プレート本体と平行であり、前記第2の係止部は前記側壁の前記底壁に近い箇所にある複数の窪み部であり、前記複数の突出部と前記複数の窪み部とが互いに嵌合される。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記可動プレートにピッキング穴が設けられ、前記ピッキング穴に力を加えると前記可動プレートが前記駆動溝から分離する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記駆動溝は、底壁、および、前記底壁を取り囲んで設けられる側壁を含み、前記可動プレートは、可動プレート本体、および、前記可動プレート本体から突出する複数の突出部を含み、前記突出部は前記可動プレート本体と垂直であり、前記可動プレート本体と前記底壁とが互いに嵌合され、前記突出部と前記側壁が互いに嵌合される。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記側壁に、前記複数の突出部に嵌合される複数の溝部が設けられ、前記溝部の延伸方向が前記底壁の前記駆動溝への開口方向と平行であり、前記溝部に凸点が設けられ、前記突出部に、前記凸点に嵌合された穴が設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記突出部の前記可動プレート本体から離れた側に傾斜面を有し、前記突出部が前記溝部に制限される場合、前記傾斜面と前記溝部との間に隙間が生じる。
上記の発明の目的の1つを達成するために、本発明の一実施形態は、上記の技術的解決策のいずれか1つに記載の可動プレート付きのヒンジ部品を含む冷蔵庫を提供することである。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記冷蔵庫は、庫本体と、前記庫本体を開閉するための扉と、前記庫本体と前記扉とに接続されたヒンジ部品とを含み、前記庫本体は、収容チャンバー、および、前記ヒンジ部品に接続された枢動側を含み、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記扉を前記枢動側から前記収容チャンバーに移動させるように駆動する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記ヒンジ部品は、互いに嵌合された位置決め軸および位置決め溝を含み、前記位置決め軸は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の一方に設けられ、前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の他方に設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部に設けられ、前記位置決め軸は前記第2のヒンジ部に設けられる。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記位置決め溝は初期位置および第1の停止位置を有し、前記駆動溝は、対向して設けられた第1の端部および第2の端部を含み、前記扉が閉状態にあるとき、前記位置決め軸が前記初期位置にあり、前記駆動軸が前記第1の端部にあり、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記駆動溝の前記第1の端部と前記第2の端部との間に、接続された第1のセクションおよび第2のセクションを含み、前記扉が閉状態から第1の開角度まで開く過程において、前記位置決め軸が前記初期位置に保持され、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第1のセクション内を移動し、前記扉が継続的に前記第1の開角度から第2の開角度まで開く過程において、前記駆動軸が前記第2のセクション内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記扉に第1の嵌合部が設けられ、前記庫本体に第2の嵌合部が設けられ、前記扉が閉状態にあるとき、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部とが互いに係合され、前記扉が閉状態から前記第1の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第1のセクション内を移動して、前記第1の嵌合部を前記第2の嵌合部から分離させるように駆動する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記位置決め溝は、前記初期位置の前記第1の停止位置から離れた側にある第2の停止位置をさらに有し、前記駆動溝は、前記第2のセクションと前記第2の端部との間にある第3のセクション、第4のセクションをさらに含み、前記扉が継続的に前記第2の開角度から第3の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は、前記第3のセクション内を移動して前記位置決め軸を前記第1の停止位置から前記第2の停止位置に移動させるように駆動し、前記扉が継続的に前記第3の開角度から最大開角度まで開く過程において、前記位置決め軸は前記第2の停止位置に保持され、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第4のセクション内を移動し、前記駆動軸は前記第2の端部に移動すると、前記駆動軸と前記可動プレートとが互いに分離する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記可動プレートは、前記駆動溝の前記第1のセクション、前記第2のセクション、前記第3のセクションおよび一部の前記第4のセクションを被覆する。
本発明の一実施形態のさらなる改善として、前記扉は、前記庫本体に枢動接続されて水平方向に沿って並列された第1の扉および第2の扉を含み、前記冷蔵庫は、前記第1の扉の前記第2の扉に近接する側に可動に接続された垂直梁を含み、前記第1の嵌合部が前記垂直梁に設けられ、前記扉が閉状態にあるとき、前記垂直梁が前記第2の扉まで延伸し、前記扉が閉状態から前記第1の開角度まで開く過程において、前記垂直梁が前記収容チャンバーに近い側に回転して、前記第1の扉と前記垂直梁間とが第1の折畳角度をなし、前記扉が継続的に前記第1の開角度から前記第2の開角度まで開く過程において、前記垂直梁と前記第1の扉とが相対的に静止したままである。
従来技術と比較すると、本発明は以下の有益な効果を有する。本発明によれば、可動プレートを駆動溝から取り外して埃や不純物などを除去することができる。
本発明の第1の実施形態のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の第1の実施形態のヒンジ部品の分解図である。 本発明の第2の実施形態のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の第2の実施形態のヒンジ部品の分解図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫の斜視図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が閉状態にある場合の概略図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第1の開角度まで開く場合の概略図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第2の開角度まで開く場合の概略図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第3の開角度まで開く場合の概略図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が最大開角度まで開く場合の概略図である。 本発明の他の具体的な例の冷蔵庫全体の概略図である。 本発明の他の具体的な例の冷蔵庫の一部を省略した構造の概略図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫の背面図である(一部のデバイスを省略している)。 本発明の一実施形態の第1の嵌合部、第2の嵌合部の分解図である。 本発明の一実施形態の第1のヒンジ部品の概略図である。 本発明の一実施形態の第2のヒンジ部品の概略図である。 本発明の一実施形態の第3のヒンジ部品の概略図である。 本発明の一実施形態の第1のヒンジ部品の分解図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が閉状態にある場合の上面図である。 図19中のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第1の開角度まで開く場合の上面図である。 図21中のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第2の開角度まで開く場合の上面図である。 図23中のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が第3の開角度まで開く場合の上面図である。 図25中のヒンジ部品の斜視図である。 本発明の一実施形態の冷蔵庫が最大開角度まで開く場合の上面図である。 図27中のヒンジ部品の斜視図である。
以下、図面に示される具体的な実施形態を参照して、本発明を詳しく説明する。しかしながら、これらの実施形態は本発明を制限するものではなく、当業者はこれらの実施形態に基づいてなされた構造、方法や機能上の変更は、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。
本発明の各図面では、例示の便宜上、構造または部品のあるサイズは他の構造や部分に比べて誇張されるため、本発明の基本構造を説明するためにのみ使用される。
さらに、本明細書で使用される「上」、「上方」、「下」、「下方」、「左」、「右」などの相対的な空間位置を示す用語は、図面に示されるあるユニットまたは特徴と別のユニットまたは特徴の関係の説明を容易にするためにのみ使用される。相対的な空間位置の用語は、使用中または動作中のデバイスの図示方位以外の様々な方位を含むことを意図することができる。例えば、図中のデバイスを裏返すと、別のユニットまたは特徴の「下方」または「の下」に配置されるあるユニットは、別のユニットまたは特徴の「上方」になる。したがって、「下」という例示的な用語は、上方と下方の両方を包含することができる。デバイスは他の方法で方法付けられ得る(90度または他の方向で回転)、対応して本明細書で使用される空間に関する用語を説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態の可動プレート60付きのヒンジ部品30の概略図である。
ヒンジ部品30は、互いに嵌合された第1のヒンジ部32、第2のヒンジ部31および可動プレート60を含む。
第1のヒンジ部32に駆動溝322が設けられ、第2のヒンジ部31に駆動軸312が設けられ、可動プレート60は駆動溝322内に着脱可能に設けられる。
ここで、埃や不純物などが駆動溝322に侵入すると、可動プレート60を駆動溝322から取り外して埃や不純物などを除去する。
本実施形態では、駆動溝322は、底壁3223、および、底壁3223を取り囲んで設けられる側壁3224を含む。可動プレート60は、底壁3223に近接して設けられる。
ここで、駆動溝322の底壁3223は密閉された底壁であり、可動プレート60は底壁3223に密着して設けられる。
底壁3223は、第1の領域3223aおよび第2の領域3223bを含む。第1の領域3223aと可動プレート60とは互いに重なり合い、第2の領域3223bと可動プレート60とは互いに分離している。
すなわち、可動プレート60のサイズは底壁3223のサイズよりも小さく、可動プレート60と第1の領域3223aとが適合する。可動プレート60が駆動溝322に設けられる場合、可動プレート60は第1の領域3223aを遮断し、可動プレート60は第2の領域3223bを露出し、第2の領域3223bのサイズは駆動軸312と適合する。
駆動軸312が第1の領域3223aを移動する時、駆動軸312は可動プレート60が駆動溝322から分離するのを制限し、駆動軸312が第2の領域3223bに移動する時、駆動軸312は可動プレート60から分離する。このとき、可動プレート60を駆動溝322から取り出すことができる。
駆動軸312が第2の領域3223bに移動すると、可動プレート60を取り出すことができ、ヒンジ部品30を取り外す必要がなく、容易で便利である。
本実施形態では、駆動溝322は、対向して設けられた第1の端部3221および第2の端部3222を含む。第1の領域3223aは第2の端部3222に隣接して設けられる。
もちろん、他の実施形態では、第1の領域3223aおよび第2の領域3223bは他の形式であってもよい。例えば、可動プレート60が2段に分かれて、2段がそれぞれ第1の端部3221および第2の端部3222に隣接して設けられる。
本実施形態では、可動プレート60は、接続された第1の側部61および第2の側部62を含む。第1の側部61および第2の側部62は、可動プレート60の周辺領域である。
第1の側部61は側壁3224に可動に接続され、第2の側部62は第1の領域3223aを取り囲んで設けられる。
すなわち、第1の側部61は側壁3224に隣接する周辺領域であり、第2の側部62は第1の領域3223aと第2の領域3223bとの間にあり、第2の側部62の輪郭は駆動軸312の外輪郭に適合する。
第1の側部61は第1の係止部611を有し、側壁3224は第2の係止部3224aを有する。第1の係止部611と第2の係止部3224aとは互いに嵌合される。
具体的には、可動プレート60は可動プレート本体601を含み、第1の係止部611は可動プレート本体601から突出する複数の突出部611であり、突出部611は可動プレート本体601と平行である。第2の係止部3224aは、側壁3224の底壁3223に近い箇所にある複数の窪み部3224aである。複数の突出部611と複数の窪み部3224aとは互いに嵌合される。
ここで、可動プレート本体601の周辺と側壁3224とは互いに適合し、突出部611は側壁3224の方向へ可動プレート本体601から突出している。突出部611が弾性を有するか、あるいは、可動プレート60全体が弾性を有する。弾性変形により、突出部611と窪み部3224aとが、互いに係合または分離することができる。
さらに、可動プレート本体601の周辺に、複数の突出部611が設けられる。ここで、一例として、4つの突出部611が対称に設けられる。
本実施形態では、可動プレート60にピッキング穴63が設けられ、ピッキング穴63に力を加えると可動プレート60が駆動溝322から分離する。
すなわち、駆動軸312が第2の領域3223bに移動する時、他の部品によりピッキング穴63に作用して、可動プレート60を駆動溝322から分離させる。
図3および図4は、本発明の第2の実施形態の可動プレート60a付きのヒンジ部品30aの概略図である。
ヒンジ部品30aは、互いに嵌合された第1のヒンジ部32a、第2のヒンジ部31aおよび可動プレート60aを含む。
第1のヒンジ部32aに駆動溝322aが設けられ、第2のヒンジ部31aに駆動軸312aが設けられ、可動プレート60aは駆動溝322aに着脱可能に設けられる。
ここで、埃や不純物などが駆動溝322aに侵入すると、可動プレート60aを駆動溝322aから取り外して埃や不純物などを除去する。
本実施形態では、駆動溝322aは、底壁3223a、および、底壁3223aを取り囲んで設けられた側壁3224aを含む。可動プレート60aは、可動プレート本体61a、および、可動プレート本体61aから突出する複数の突出部62aを含む。突出部62aは可動プレート本体61aと垂直であり、可動プレート本体61aと底壁3223aとが互いに嵌合され、突出部62aと側壁3224aとが互いに嵌合される。
具体的には、側壁3224aに、複数の突出部62aに嵌合された複数の溝部32241aが設けられる。溝部32241aの延伸方向は、底壁3223aの駆動溝322aへの開口方向と平行である。
ここで、可動プレート本体61aの周辺と側壁3224aとが互いに適合し、突出部62aは底壁3223aから離れた方向へ可動プレート本体61aから突出し、突出部62aは側壁3224aに近い方向へ可動プレート本体61aから突出し、溝部32241aは側壁3224aに窪んで設けられる。
溝部32241aに凸点32241bが設けられ、突出部62aに凸点32241bに嵌合された穴621aが設けられ、突出部62aが溝部32241aに嵌合された場合、凸点32241bが穴621aに制限され、溝部32241aと突出部62aとの嵌合強度を向上させる。
ここで、突出部62aが弾性を有するか、あるいは、可動プレート60a全体が弾性を有する。弾性変形により、突出部62aの穴621aと溝部32241aの凸点32241bとが、互いに係合または分離することができる。
さらに、可動プレート本体61aの周辺に、複数の突出部62aが設けられる。一例として、4つの突出部62aが対称に設けられる。
本実施形態では、突出部62aの可動プレート本体61aから離れた側に傾斜面622aを有し、突出部62aが溝部32241aに制限される場合、傾斜面622aと溝部32241aとの間に隙間が生じる。
このようにして、傾斜面622aに力を加えることで穴621aを凸点32241bから分離させることにより、可動プレート60aが駆動溝322aから分離する。
本実施形態では、可動プレート本体61aは底壁3223aに隣接して設けられる。
ここで、駆動溝322aの底壁3223aは密閉された底壁であり、可動プレート本体61aは底壁3223aに密着して設けられる。
底壁3223aは第1の領域32231aおよび第2の領域32231bを含む。第1の領域32231aと可動プレート60aとは互いに重なり合い、第2の領域32231bと可動プレート60aとは互いに分離している。
すなわち、可動プレート60aのサイズは底壁3223aのサイズよりも小さく、可動プレート60aと第1の領域32231aとは互いに適合する。可動プレート60aが駆動溝322aに設けられる場合、可動プレート60aは第1の領域32231aを遮断し、可動プレート60aは第2の領域32231bを露出する。第2の領域32231bのサイズは駆動軸312aと適合する。
駆動軸312aが第1の領域32231aを移動する時、駆動軸312aは可動プレート60aを駆動溝322aから分離するのを制限する。駆動軸312aが第2の領域32231bに移動する時、駆動軸312aは可動プレート60aから分離する。このとき、可動プレート60aを駆動溝322aから取り出す。
駆動軸312aが第2の領域32231bに移動すると、可動プレート60aを取り出すことができ、ヒンジ部品30aを取り外す必要がなく、容易で便利である。
本実施形態では、駆動溝322aは、対向して設けられた第1の端部3221aおよび第2の端部3222aを含み、第1の領域32231aは第2の端部3222aに隣接して設けられる。
もちろん、他の実施形態では、第1の領域32231aおよび第2の領域32231bは他の形式であってもよい。例えば、可動プレート60aが2段に分かれ、2段がそれぞれ第1の端部3221aおよび第2の端部3222aに隣接して設けられる。
本実施形態では、可動プレート60aは、接続された第1の側部63aおよび第2の側部64aを含む。第1の側部63aおよび第2の側部64aは可動プレート60aの周辺領域である。
第1の側部63aは側壁3224aに可動に接続され、第2の側部64aは第1の領域32231aを取り囲んで設けられる。
すなわち、第1の側部63aは側壁3224aの周辺領域に隣接し、第2の側部64aは第1の領域32231aと第2の領域32231bとの間に位置し、第2の側部64aの輪郭と駆動軸312aの輪郭とは互いに適合する。
図5~図10を参照すると、本発明の一実施形態は、上記ヒンジ部品30を含む冷蔵庫100をさらに提供する。
冷蔵庫100は、庫本体10と、庫本体10を開閉するための扉20と、庫本体10と扉20とに接続されたヒンジ部品30とを含む。
庫本体10は、収容チャンバーS、および、ヒンジ部品30に接続された枢動側Pを含む。
ここで、「枢動側P」とは、扉20が庫本体10に対して回転する領域、つまり、ヒンジ部品30が設けられている領域として定義される。枢動側Pから収容チャンバーSに向かう方向を第1の方向Xとして定義し、収容チャンバーSから枢動側Pに向かう方向を第2の方向Yとして定義する。
具体的には、冷蔵庫100の左右両側にそれぞれヒンジ部品30が設けられている場合、庫本体10は左側枢動側P1および右側枢動側P2を含む。枢動側Pが左側枢動側P1である場合、第1の方向Xは左から右への方向であり、第2の方向Yは右から左への方向である。枢動側Pが右側枢動側P2である場合、第1の方向Xは右から左への方向であり、第2の方向Yは左から右への方向である。すなわち、異なる枢動側Pに応じて、第1の方向Xおよび第2の方向Yの実際の方向が異なる。後述の説明では、枢動側Pが左側枢動側P1である場合を例にする。
ヒンジ部品30は互いに嵌合された第1のヒンジ部32および第2のヒンジ部31を含み、第1のヒンジ部32に駆動溝322が設けられ、第2のヒンジ部31に駆動軸312が設けられる。
可動プレート60は駆動溝322内に着脱可能に設けられる。
扉20が開く過程において、駆動軸312は駆動溝322内を移動して扉20を枢動側Pから収容チャンバーSに移動させるように駆動する。
ここで、扉20が開く過程において、扉20が収容チャンバーSの一側へ移動する。つまり、このとき扉20が庫本体10に対して回転するとともに庫本体10に対して第1の方向Xに沿って変位することで、扉20が回転する過程で収容チャンバーSから離れた側へ庫本体10から突出する距離が大幅に減少する。つまり、第1の方向Xに沿った扉20の変位により扉20が回転する過程で第2の方向Yに沿って庫本体10から突出する部分を相殺し、扉20が開く過程で周囲のキャビネットや壁などと干渉することを回避し、ビルトインキャビネットや冷蔵庫100の収容空間が小さい状況に適している。
さらに、埃や不純物などが駆動溝322に侵入すると、可動プレート60を駆動溝322から取り外して埃や不純物などを除去する。
可動プレート60の他の説明は、上述のヒンジ部品30の説明を参照されたい(ここでは繰り返しの説明を省略する)。
本実施形態では、図7に示すように、扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、ヒンジ部品30が、扉20を庫本体10に対してその場で回転させるように駆動する。
ここで、扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、扉20が庫本体10に対してその場で回転する。つまり、扉20が他の方向の変位がなく回転する場合、扉20のある方向への変位により扉20が正常に開けない現象を回避できる。詳細については、以下の具体例の説明を参照されたい。
図8を参照すると、扉20が継続的に第1の開角度α1から第2の開角度α2まで開く過程において、ヒンジ部品30が扉20を枢動側Pから収容チャンバーSへ移動させるように駆動する。
ここで、扉20が継続的に第1の開角度α1から第2の開角度α2まで開く過程において、扉20が収容チャンバーSの一側に移動する。つまり、このとき扉20が庫本体10に対して回転するとともに庫本体10に沿って第1の方向Xへ変位することで、扉20が回転する過程で収容チャンバーSから離れた側へ庫本体10から突出する距離が大幅に減少する。つまり、第1の方向Xに沿った扉20の変位により、扉20が回転する過程で第2の方向Yに沿って庫本体10から突出する部分を相殺し、扉20が開く過程で周囲のキャビネットまたは壁などと干渉することを回避し、ビルトインキャビネットや冷蔵庫100の収容空間が小さい状況に適している。
図9を参照すると、扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、ヒンジ部品30が扉20を収容チャンバーSから枢動側Pへ移動させるように駆動する。
ここで、扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、扉20が枢動側Pの一側へ移動する。つまり、このとき扉20は、庫本体10に対して回転するとともに、庫本体10に沿って第2の方向Xへ変位する。このようにして、扉20が庫本体10から可能な限り離れて、庫本体10の開度を確保し、庫本体10内の引出しや載置棚などが扉20と干渉して開くことができない問題を回避できる。
図10を参照すると、扉20が継続的に第3の開角度α3から最大開角度α4まで開く過程において、ヒンジ部品30が扉20を庫本体10に対してその場で回転させるように駆動する。
再び図5~図10を参照すると、本発明の具体例では、扉20に第1の嵌合部21が設けられ、庫本体10に第2の嵌合部11が設けられる。
図6を参照すると、扉20が閉状態にあるとき、第1の嵌合部21と第2の嵌合部11とが互いに係合される。
ここで、第1の嵌合部21と第2の嵌合部11とが互いに係合されることにより、扉20と庫本体10との閉鎖を実現する。第1の嵌合部21および第2の嵌合部11の具体的な形態は実際の状況に応じて設定すればよい。
図7を参照すると、扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、ヒンジ部品30は、扉20を庫本体10に対してその場で回転させるように駆動して、第1の嵌合部21を第2の嵌合部11から分離させる。
ここで、扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、扉20が庫本体10に対してその場で回転する。つまり、扉20が他の方向へ変位せず回転し、ある方向への扉20の変位により第1の嵌合部21が第2の嵌合部11から分離できない現象を回避することができる。
なお、本例中の冷蔵庫100は、第1の嵌合部21および第2の嵌合部11を含むシングルドア冷蔵庫であってもよく、第1の嵌合部21および第2の嵌合部11を含むサイドバイサイド冷蔵庫やマルチドア冷蔵庫などであってもよい。
他の具体例では、冷蔵庫100は、第1の嵌合部21および第2の嵌合部11を含まなくてもよい。図11および図12を参照すると、冷蔵庫100はサイドバイサイド冷蔵庫100'である。冷蔵庫100'は隔離して分布された2つの室を含み、2つの室同士が固定梁200'を介して互いに隔離している。冷蔵庫100'は2つの室にそれぞれ対応する第1の扉201'および第2の扉202'をさらに含む。第1の扉201'および第2の扉202'が隣接して配置されている。冷蔵庫100'が閉状態にあるとき、第1の扉201'および第2の扉202'はそれぞれ固定梁200'に接触して密閉される。第1の扉201'および/または第2の扉202'が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、第1の扉201'および/または第2の扉202'は、庫本体10'に対してその場で回転する。
ここで、第1の扉201'が開く間に、水平方向の変位が生じると、第1の扉201'と第2の扉202'とが干渉し、第1の扉201'、第2の扉202'を正常に開くことができない。しかしながら、本例では、冷蔵庫100'が開く間、第1の扉201'、第2の扉202'がその場で回転するため、隣接する第1の扉201'と第2の扉202'とが干渉するのを効果的に防ぐことができる。
もちろん、冷蔵庫100の種類は上記の具体例に限定されず、実際の状況に応じて決定することができる。
図13および図14を参照すると、扉20は、庫本体10に枢動接続されて水平方向に並列された第1の扉201および第2の扉202を含む。
冷蔵庫100は、第1の扉201の第2の扉202に近接する側に可動に接続された垂直梁40をさらに含む。第1の嵌合部21は垂直梁40に配置される。
ここで、垂直梁40は第1の扉201の右側に可動に接続され、垂直梁40と第1の扉201とが戻りばね41を介して互いに接続され、垂直梁40は垂直方向の軸線を中心として第1の扉201に対して回転する。言い換えれば、垂直梁40は、戻りばね41の作用により、所定の位置を維持するように、第1の扉201に対して回転することができる。
第1の嵌合部21は垂直梁40から上方に突出する突起21である。
第2の嵌合部11は庫本体10に固定されている。例えば、第2の嵌合部11は台座101上の溝11であり、台座101が収容チャンバーSの頂部に固定され、溝11の一端に切欠111が形成され、切欠111は前方へ開口され、突起21および溝11はともに円弧状であり、突起21が切欠111を介して溝11に対して進入または分離することで、突起21と溝11との相互制限および分離を実現する。
もちろん、第1の嵌合部21、第2の嵌合部11の具体的な構造は上記の説明に限定されない。つまり、第1の嵌合部21は垂直梁40の突起21に限定されず、第2の嵌合部11も突起21に嵌合された溝11に限定されない。第1の嵌合部21および第2の嵌合部11は、冷蔵庫100の他の領域における相互に嵌合された構造であってもよい。
本実施形態では、扉20は、庫本体10に枢動接続され水平方向に沿って並列された第3の扉203および第4の扉204をさらに含む。第3の扉203は第1の扉201の下方に配置され、第4の扉204は第2の扉202の下方に配置される。冷蔵庫100は、第3の扉203および第4の扉204の下方に配置された引出し50をさらに含む。
ここで、第1の扉201および第2の扉202に対応する収容チャンバーSは冷蔵室である。つまり、冷蔵室はサイドバイサイド構造であり、第3の扉203および第4の扉204にそれぞれ対応する独立した2つの温度変更室S1であり、引出し50は冷凍引出しである。
なお、冷蔵庫100は、庫本体10内部に固定されて2つの温度変更室S1を隔離するための固定梁を含む。第3の扉203および第4の扉204は固定梁に嵌合されて密閉される。すなわち、このとき第3の扉203および第4の扉204に垂直梁を設ける必要がなくなる。
本実施形態の冷蔵庫100は他の構造、例えば第1の扉201および第2の扉202のみを含むサイドバイサイド冷蔵庫などであってもよい。
本実施形態では、扉20の異なる領域に設けられたヒンジ部品30の構造が異なる。例えば、第1の扉201の上端と庫本体10との間に第1のヒンジ部品30aが設けられ、第1の扉201の下端、第3の扉203の上端と庫本体10との間に第2のヒンジ部品30bが設けられ、第3の扉203の下端と庫本体10との間に第3のヒンジ部品30cが設けられ、ヒンジ部品30は左右対称に設けられる。つまり、第2の扉202のヒンジ部品30は第1の扉201の第1のヒンジ部品30a、第2のヒンジ部品30bの説明を参照して説明され、第4の扉204のヒンジ部品30は第3の扉203の第2のヒンジ部品30b、第3のヒンジ部品30cの説明を参照して説明され得る。
ここで、第2のヒンジ部品30bは第1の扉201と第3の扉203との間に設けられる。つまり、第1の扉201および第3の扉203はこの第2のヒンジ部品30bを共有し、第2のヒンジ部品30bを適切に処理すればよい。
図15~図17を参照すると、図15は第1のヒンジ部品30aの概略図であり、図16は第2のヒンジ部品30bの概略図であり、図17は第3のヒンジ部品30cの概略図である。
以下、第1の扉201の上端と庫本体10との間の第1のヒンジ部品30aを例にして本実施形態のヒンジ部品30を説明するが、他のヒンジ部品は第1のヒンジ部品30aの説明を参照して説明され得る。
図18~図28を参照すると、ヒンジ部品30(または第1のヒンジ部品30aとして示される)は、互いに嵌合された位置決め軸311および位置決め溝321をさらに含む。位置決め軸311は第1のヒンジ部32および第2のヒンジ部31の一方に設けられ、位置決め溝321は第1のヒンジ部32および第2のヒンジ部31の他方に設けられる。
ここで、位置決め溝321が第1のヒンジ部32に設けられ、位置決め軸311が第2のヒンジ部31に設けられた例を挙げる。
具体的には、第1のヒンジ部32は扉20にあり、第2のヒンジ部31は庫本体10にある。
第1のヒンジ部32は、第1のヒンジ部本体323と、第1のヒンジ部本体323へ窪む位置決め溝321と、駆動溝322とを含む。第1のヒンジ部本体323はねじ324を介して扉20に固定される。
第2のヒンジ部31は、第2のヒンジ部本体313と、第2のヒンジ部本体313から突出する位置決め軸311と、駆動軸312とを含む。第2のヒンジ部本体313は庫本体10に固定される。
本実施形態では、位置決め溝321は、初期位置A1および第1の停止位置A2を有する。駆動溝322は、対向して設けられた第1の端部3221および第2の端部3222を含む。扉20が閉状態にあるとき、位置決め軸311は初期位置A1にあり、駆動軸312が第1の端部3221にある。扉20が開く過程において、駆動軸312が駆動溝322内を移動して、位置決め軸311を初期位置A1から第1の停止位置A2に移動させるように駆動する。
庫本体10は、ヒンジ部品30に近接し扉20の回転経路の延伸部分にある外面12を含む。扉20は、収容チャンバーSから離れた前壁22、および、常に前壁22と収容チャンバーSとの間に介在された側壁23を含む。前壁22と側壁23との間に、側稜24がある。
ここで、外面12は庫本体10の左側面(左側枢動側P1に対応する)または右側面(右側枢動側P2に対応する)である。異なる枢動側Pは異なる外面12に対応し、前壁22は扉20の前面であり、側壁23は扉20の側面である。
駆動溝322の第1の端部3221と第2の端部3222との間に、接続された第1のセクションL1および第2のセクションL2を含む。
図19および図20を参照すると、扉20が閉状態にあるとき、第1の嵌合部21と第2の嵌合部11とが互いに係合される。つまり、突起21が溝11に制限され、位置決め軸311が初期位置A1にあり、駆動軸312が第1の端部3221にあり、駆動軸312は可動プレート60が駆動溝322から分離することを制限する。
具体的には、突起21は溝11に制限されて垂直梁40が第2の扉202まで延伸している。つまり、このとき垂直梁40は、第1の扉201、第2の扉202の内側面に密着されて、収容チャンバーS内の冷気が冷蔵庫100の外部に漏れるのを防ぐ。
さらに、外面12と側壁23とは同一平面に配置されている。これにより、外観の滑らかさを確保し、外観を向上させ、かつ、扉20の取付にも便利であるが、これに限定されない。
図21および図22を参照すると、扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、位置決め軸311は初期位置A1に保持され、駆動軸312は位置決め軸311を円心として第1のセクションL1内を移動して、第1の嵌合部21を第2の嵌合部11から分離させるように駆動し、駆動軸312は可動プレート60が駆動溝322から分離するのを制限する。
具体的には、突起21は切欠111を通って溝11から徐々に分離すると同時に、垂直梁40は、第1の扉201と垂直梁40とが第1の折畳角度βをなすように、収容チャンバーSに近い側に向かって回転する。
ここで、突起21が溝11から完全に分離する場合、垂直梁40が第2の扉202の開閉に影響を与えるのを防ぐために、第1の折畳角度βは好ましく90度未満である。
なお、突起21と溝11とは円弧状に嵌合されているため、扉20が閉状態にあるとき、第1の方向Xまたは第2の方向Yにおいて、突起21および溝11が互いに制限される。ここで、扉20が第1の開角度α1まで開く過程において、扉20が第1の方向Xまたは第2の方向Yに沿って変位すると、突起21と溝11とが互いに干渉して引っ掛かり、突起21が溝11から分離できず、ひいては扉20を開くことができなくなる。
本実施形態では、扉20が第1の開角度α1まで開く過程において、扉20が庫本体10に対してその場で回転するため、扉20が第1の方向Xまたは第2の方向Yに変位せず、突起21が溝11からスムーズに分離できる。
ここで、第1の開角度が10°以下である。すなわち、扉20が10°まで開いたとき、突起21が溝11によって制限されない。このとき、突起21が溝11から分離するか、あるいは、突起21が第1の方向Xまたは第2の方向Yに変位しても溝11と互いに干渉しない状態になる。
さらに、扉20が閉状態にあるとき、外面12と側壁23とが同一平面にある。このとき、側稜24は、扉が回転する過程で、第2の方向Yに沿って外面12から突出する(突出距離は一般に3mm以下である)。
図23および図24を参照すると、扉20が継続的に第1の開角度α1から第2の開角度α2まで開く過程において、駆動軸312が第2のセクションL2内を移動して位置決め軸311を初期位置A1から第1の停止位置A2に移動させるように駆動する。これと同時に、駆動軸312は第1の位置3221から第2の位置3222に向かって移動し、駆動軸312制限可動プレート60分離駆動溝322。
具体的には、垂直梁40と第1の扉201とは相対的に静止したままである。つまり、垂直梁40と第1の扉201とが第1の折畳角度βを維持する。このとき、第1の扉201が再び閉じられると、突起21が溝11の切欠111を通って溝11に挿入され、溝11の延伸軌跡に沿って移動し、垂直梁40を完全な展開状態になるように徐々に回転させる。つまり、このとき垂直梁40は同時に第1の扉201、第2の扉202の内側面に密着される。
さらに、側稜24は外面12の収容チャンバーSに近い側に移動する。すなわち、このときヒンジ部品30が側稜24を収容チャンバーSに近い側に移動させるように駆動し、扉20が開く過程において、外面12から突出している側稜24により、周囲のキャビネットや壁などと干渉することを防ぐ。
ここで、庫本体10の開度を可能な限り確保し、庫本体10内の引出し、載置棚などが扉20と干渉して開けられないという問題を回避するために、側稜24が収容チャンバーSに近い側へ外面12の平面内まで移動した後、ヒンジ部品30は側稜24をこの平面内を移動して徐々に収容チャンバーSに近接させるように駆動する。
すなわち、このとき側稜24は、対応する外面12から突出せず、可能な限り外面12の近くにある。このようにして、扉20が開く過程において、周囲のキャビネットや壁などと干渉することを防ぐと同時に、庫本体10の開度をできるだけ確保する。
別の実施形態において、位置決め溝321は、初期位置A1の第1の停止位置A2から離れた側にある第2の停止位置A3をさらに有し、駆動溝322は第2のセクションL2と第2の端部3222との間にある第3のセクションL3、第4のセクションL4をさらに含む。可動プレート60は駆動溝322の第1のセクションL1、第2のセクションL2、第3のセクションL3および一部の第4のセクションL4を被覆し、可動プレート60は第2の端部3222に近い領域のみを露出する。
図25および図26を参照すると、扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、駆動軸312は第3のセクションL3内を移動して位置決め軸311を第1の停止位置A2から第2の停止位置A3まで移動させるように駆動する。このとき扉20は、扉20が庫本体10内の引出し、載置棚等の開きを妨げないように、収容チャンバーSから枢動側Pへ移動する。駆動軸312は可動プレート60が駆動溝322から分離するのを制限する。
具体的には、垂直梁40と第1の扉201とは相対的に静止したままである。
さらに、側稜24が外面12の平面内を移動して徐々に収容チャンバーSに近接する。
扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、扉20が庫本体10に対してその場で回転すると、側稜24が徐々に収容チャンバーSに近い側へ移動すると同時に、扉20が徐々に収容チャンバーSに近接して移動し、扉20が庫本体10内の引出し、載置棚等の開きを妨げ、つまり、庫本体10の開度が小さくなる。
本実施形態のヒンジ部品30は側稜24を外面12の平面内を移動させるように駆動し、つまり、扉20が可能な限り庫本体10から離れ、庫本体10の開度を確保し、庫本体10内の引出し、載置棚などが扉20との干渉により開けられないという問題を回避するだけでなく、側稜24が収容チャンバーSから離れた方向へ外面12から突出するのを防ぐこともできる。
図27および図28を参照すると、扉20が継続的に第3の開角度α3から最大開角度α4まで開く過程において、位置決め軸311が第2の停止位置A3に保持され、駆動軸312が位置決め軸311を円心として第4のセクションL4内を移動する。駆動軸312が第2の端部3222に移動する時、駆動軸312と可動プレート60とが互いに分離し、このとき、可動プレート60を駆動溝322から取り出すことができる。
ここで、側稜24が常に外面12の収容チャンバーSに近い側に位置する。
さらに、第2の開角度が90°以下であり、第3の開角度が90°であり、最大開角度が90°を超える。すなわち、扉20が90°まで開く過程において、扉20は、まず、第1の方向Xに沿って変位し、扉20が開く過程で周囲のキャビネットや壁などと干渉することが回避され、次に、第2の方向Yに沿って変位し、扉20が庫本体10内の引出し、載置棚等の開きを妨げることが回避される。最終的に、扉20は、90°まで開いた後、庫本体10に対してその場で回転し、さらに開かれる。
扉20が閉状態から第1の開角度α1まで開く過程において、扉20が庫本体10に対してその場で回転し、扉20が収容チャンバーSから離れた側(左側)へ庫本体10からやや突出する。扉20が継続的に第1の開角度α1から第2の開角度α2まで開く過程において、扉20が第1の方向Xに沿って変位し、回転過程の全体で第2の方向Yに沿って庫本体10から突出する扉20のすべての部分を相殺する。次に、扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、扉20が第2の方向Yに沿って変位し、扉20が庫本体10から突出せず、庫本体10の開度をできるだけ確保する。
他の実施形態では、位置決め溝321は、第2の停止位置A3の初期位置A1から離れた側にある枢動位置A4をさらに有し、駆動溝322は、第3のセクションL3と第4のセクションL4の間にある遷移セクションLをさらに含み、第2の停止位置A3と枢動位置A4とを結ぶ線が遷移セクションLと平行である。
第1の停止位置A2、初期位置A1および第2の停止位置A3は直線上にあるが、枢動位置A4はこの直線上になく、枢動位置A4とこの直線とは角度をなす。
扉20が継続的に第3の開角度α3から最大開角度α4まで開く過程において、駆動軸312は遷移セクションL内を移動して位置決め軸311を第2の停止位置A3から枢動位置A4に移動させるように駆動し、その後位置決め軸311が枢動位置A4に保持され、駆動軸312が位置決め軸311を円心として第4のセクションL4内を移動する。
ここで、扉20が庫本体10に対してその場で回転して継続的に開くと、位置決め軸311が第2の停止位置A3に保持されたままで、第1の停止位置A2と第2の停止位置A3との間の部分に第4のセクションLと平行な部分があるため、扉20が横滑りしたり揺れたりする可能性がある。
本実施形態では、駆動軸312が第4のセクションL4内を移動する時、位置決め軸311が揺れずに枢動位置A4に保持されるため、扉20の横滑りしたり揺れたりする問題を解決できる。
本実施形態では、位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心、位置決め軸311が第1の停止位置A2にある時の中心、および、位置決め軸311が第2の停止位置A3にある時の中心を結ぶ第1の結線が、扉20の側稜24を通過する。
位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と側稜24との間の距離は、位置決め軸311が第1の停止位置A2にある時の中心と側稜24との間の距離よりも大きく、位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と側稜24との間の距離は、位置決め軸311が第2の停止位置A3にある時の中心と側稜24との間の距離よりも小さい。
位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と前壁22との間の距離は、位置決め軸311が第1の停止位置A2にある時の中心と前壁22との間の距離よりも大きく、位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と前壁22との間の距離は、位置決め軸311が第2の停止位置A3にある時の中心と前壁22との間の距離よりも小さい。
位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と側壁23との間の距離は、位置決め軸311が第1の停止位置A2にある時の中心と側壁23との間の距離よりも大きく、位置決め軸311が初期位置A1にある時の中心と側壁23との間の距離は、位置決め軸311が第2の停止位置A3にある時の中心と側壁23との間の距離よりも小さい。
位置決め軸311の中心と側稜24とは第1の間隔を空けて、位置決め軸311の中心と前壁22とは第2の間隔を空けて、位置決め軸311の中心と側壁23とは第3の間隔を空けている。扉20が開く過程において、第1の間隔、第2の間隔および第3の間隔が変化する。
扉20が継続的に第1の開角度α1から第2の開角度α2まで開く過程において、第1の間隔、第2の間隔および第3の間隔がすべて減少する傾向がある。扉20が継続的に第2の開角度α2から第3の開角度α3まで開く過程において、第1の間隔、第2の間隔および第3の間隔がすべて増加する傾向がある。扉20が継続的に第3の開角度α3から最大開角度α4まで開く過程において、第1の間隔、第2の間隔および第3の間隔はすべて変化しない。
以上のように、本発明は、位置決め軸311、位置決め溝321、駆動軸312、駆動溝322という2軸2溝の嵌合構造を介して第1の嵌合部21が第2の嵌合部11からスムーズに分離することを確保する。冷蔵庫100が垂直梁40を含む場合、扉20の初期開き段階において、垂直梁40上の突起21がスムーズに庫本体10上の溝11から分離して互いに干渉することがない。扉20が継続的に開く過程において、扉20が枢動側Pから収容チャンバーSに移動して、扉20が開く過程で周囲のキャビネットや壁などと干渉することを回避し、ビルトインキャビネットや冷蔵庫100の収容空間が小さい状況に適している。さらに、扉20がより大きい角度まで開くと、扉20が収容チャンバーSから枢動側Pに移動し、扉20が庫本体10内の引出し、載置棚等の開きを妨げることが防がれる。本発明のバッフル60は、埃や不純物などが駆動溝322に侵入するのを防止することができる。
以上の実施例は、本発明の技術的解決策を説明するためにのみ使用され、それを限定するものではなく、好ましい実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、異なる実施例中のいくつかの技術を組み合わせて同様の効果を達成すれば、その解決策も本発明の保護範囲に含まれるべきである。当業者は、本発明の技術的解決策の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の技術的解決策を変更または同等置換することができることを理解されたい。

Claims (17)

  1. 互いに嵌合された第1のヒンジ部、第2のヒンジ部および可動プレートを含み、
    前記第1のヒンジ部に駆動溝が設けられ、前記第2のヒンジ部に前記駆動溝に嵌合された駆動軸が設けられ、前記可動プレートは前記駆動溝内に着脱可能に設けられ
    前記駆動溝は、底壁、および、前記底壁を取り囲んで設けられる側壁を含み、前記可動プレートは前記底壁に隣接して設けられ、
    前記底壁は、第1の領域および第2の領域を含み、前記第1の領域と前記可動プレートとは互いに重なり合い、前記第2の領域と前記可動プレートとは互いに分離し、前記駆動軸が前記第1の領域を移動する時、前記駆動軸は前記可動プレートが前記駆動溝から分離するのを制限し、前記駆動軸が前記第2の領域に移動する時、前記駆動軸は前記可動プレートから分離する、ことを特徴とする可動プレート付きのヒンジ部品。
  2. 前記可動プレートは、接続された第1の側部および第2の側部を含み、前記第1の側部が前記側壁に可動に接続され、前記第2の側部が前記第1の領域を取り囲んで設けられる、ことを特徴とする請求項に記載の可動プレート付きのヒンジ部品。
  3. 前記第1の側部は第1の係止部を有し、前記側壁は第2の係止部を有し、前記第1の係止部と前記第2の係止部とが互いに嵌合される、ことを特徴とする請求項に記載の可動プレート付きのヒンジ部品。
  4. 前記可動プレートは可動プレート本体を含み、前記第1の係止部は前記可動プレート本体から突出する複数の突出部であり、前記突出部は前記可動プレート本体と平行であり、前記第2の係止部は前記側壁の前記底壁に近い箇所にある複数の窪み部であり、前記複数の突出部と前記複数の窪み部とが互いに嵌合される、ことを特徴とする請求項に記載の可動プレート付きのヒンジ部品。
  5. 互いに嵌合された第1のヒンジ部、第2のヒンジ部および可動プレートを含み、
    前記第1のヒンジ部に駆動溝が設けられ、前記第2のヒンジ部に前記駆動溝に嵌合された駆動軸が設けられ、前記可動プレートは前記駆動溝内に着脱可能に設けられ、
    前記駆動溝は、底壁、および、前記底壁を取り囲んで設けられる側壁を含み、前記可動プレートは、可動プレート本体、および、前記可動プレート本体から突出する複数の突出部を含み、前記突出部は前記可動プレート本体と垂直であり、前記可動プレート本体と前記底壁とが互いに嵌合され、前記突出部と前記側壁とが互いに嵌合され
    前記側壁に、前記複数の突出部に嵌合される複数の溝部が設けられ、前記溝部の延伸方向が前記底壁の前記駆動溝への開口方向と平行であり、前記溝部に凸点が設けられ、前記突出部に、前記凸点に嵌合された穴が設けられる、ことを特徴とする可動プレート付きのヒンジ部品。
  6. 前記突出部の前記可動プレート本体から離れた側に傾斜面を有し、前記突出部が前記溝部に制限される場合、前記傾斜面と前記溝部との間に隙間がある、ことを特徴とする請求項に記載の可動プレート付きのヒンジ部品。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の可動プレート付きのヒンジ部品を含むことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 前記冷蔵庫は、庫本体と、前記庫本体を開閉するための扉と、前記庫本体と前記扉とに接続されたヒンジ部品とを含み、前記庫本体は、収容チャンバー、および、前記ヒンジ部品に接続された枢動側を含み、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記扉を前記枢動側から前記収容チャンバーに移動させるように駆動する、ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記ヒンジ部品は、互いに嵌合された位置決め軸および位置決め溝を含み、前記位置決め軸は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の一方に設けられ、前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の他方に設けられる、ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部に設けられ、前記位置決め軸は前記第2のヒンジ部に設けられる、ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記位置決め溝は、初期位置および第1の停止位置を有し、前記駆動溝は、対向して設けられた第1の端部および第2の端部を含み、前記扉が閉状態にあるとき、前記位置決め軸が前記初期位置にあり、前記駆動軸が前記第1の端部にあり、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動する、ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  12. 前記駆動溝の前記第1の端部と前記第2の端部との間に、接続された第1のセクションおよび第2のセクションを含み、前記扉が閉状態から第1の開角度まで開く過程において、前記位置決め軸は前記初期位置に保持され、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第1のセクション内を移動し、前記扉が継続的に前記第1の開角度から第2の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は前記第2のセクション内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動する、ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  13. 互いに嵌合された第1のヒンジ部、第2のヒンジ部および可動プレートを含み、前記第1のヒンジ部に駆動溝が設けられ、前記第2のヒンジ部に前記駆動溝に嵌合された駆動軸が設けられ、前記可動プレートは前記駆動溝内に着脱可能に設けられる可動プレート付きのヒンジ部品を含むことを特徴とする冷蔵庫であって、
    庫本体と、前記庫本体を開閉するための扉と、前記庫本体と前記扉とに接続された前記ヒンジ部品とを含み、前記庫本体は、収容チャンバー、および、前記ヒンジ部品に接続された枢動側を含み、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記扉を前記枢動側から前記収容チャンバーに移動させるように駆動し、
    前記ヒンジ部品は、互いに嵌合された位置決め軸および位置決め溝を含み、前記位置決め軸は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の一方に設けられ、前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部の他方に設けられ、
    前記位置決め溝は前記第1のヒンジ部に設けられ、前記位置決め軸は前記第2のヒンジ部に設けられ、
    前記位置決め溝は、初期位置および第1の停止位置を有し、前記駆動溝は、対向して設けられた第1の端部および第2の端部を含み、前記扉が閉状態にあるとき、前記位置決め軸が前記初期位置にあり、前記駆動軸が前記第1の端部にあり、前記扉が開く過程において、前記駆動軸は前記駆動溝内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動し、
    前記駆動溝の前記第1の端部と前記第2の端部との間に、接続された第1のセクションおよび第2のセクションを含み、前記扉が閉状態から第1の開角度まで開く過程において、前記位置決め軸は前記初期位置に保持され、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第1のセクション内を移動し、前記扉が継続的に前記第1の開角度から第2の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は前記第2のセクション内を移動して前記位置決め軸を前記初期位置から前記第1の停止位置に移動させるように駆動する、ことを特徴とする冷蔵庫
  14. 前記扉に第1の嵌合部が設けられ、前記庫本体に第2の嵌合部が設けられ、前記扉が閉状態にあるとき、前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部とが互いに係合され、前記扉が閉状態から前記第1の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第1のセクション内を移動して前記第1の嵌合部を前記第2の嵌合部から分離させるように駆動する、ことを特徴とする請求項12又は13に記載の冷蔵庫。
  15. 前記位置決め溝は、前記初期位置の前記第1の停止位置から離れた側にある第2の停止位置をさらに有し、前記駆動溝は前記第2のセクションと前記第2の端部との間にある第3のセクション、第4のセクションをさらに含み、前記扉が継続的に前記第2の開角度から第3の開角度まで開く過程において、前記駆動軸は前記第3のセクション内を移動して前記位置決め軸を前記第1の停止位置から前記第2の停止位置に移動させるように駆動し、前記扉が継続的に前記第3の開角度から最大開角度まで開く過程において、前記位置決め軸は前記第2の停止位置に保持され、前記駆動軸は前記位置決め軸を円心として前記第4のセクション内を移動し、前記駆動軸が前記第2の端部に移動する時、前記駆動軸と前記可動プレートとが互いに分離する、ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  16. 前記可動プレートは、前記駆動溝の前記第1のセクション、前記第2のセクション、前記第3のセクションおよび一部の前記第4のセクションを被覆する、ことを特徴とする請求項15に記載の冷蔵庫。
  17. 前記扉は、前記庫本体に枢動接続され水平方向に沿って並列された第1の扉および第2の扉を含み、前記冷蔵庫は、前記第1の扉の前記第2の扉に近い側に可動に接続された垂直梁をさらに含み、前記第1の嵌合部が前記垂直梁に設けられ、前記扉が閉状態にあるとき、前記垂直梁が前記第2の扉まで延伸し、前記扉が閉状態から前記第1の開角度まで開く過程において、前記垂直梁が前記収容チャンバーに近い側に回転して、前記第1の扉と前記垂直梁とが第1の折畳角度をなし、前記扉が継続的に前記第1の開角度から前記第2の開角度まで開く過程において、前記垂直梁と前記第1の扉とが相対的に静止したままである、ことを特徴とする請求項15に記載の冷蔵庫。
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