JP7286910B2 - 床面清掃具 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 1 試験 令和1年8月30日 場所 品川新駅(仮称)構内(東京都港区港南二丁目10-145) 2 贈与 令和1年8月30日 場所 品川新駅(仮称)構内(東京都港区港南二丁目10-145)
本発明は、床面に散在する磁着可能な屑を収集する床面清掃具に関する。
従来より磁石を用いて鉄屑を収集する器具が知られている。
例えば下記特許文献1には、鉄工所等の金属加工機を備えた場所の鉄屑を収集する鉄類収集器が提案されている。この鉄屑収集器では、複数の磁石を設けた内筒が鍔部を有する外筒内に挿入されていて、挿入状態で外筒に鉄屑を磁着させた後、内筒を外筒から引出すことで磁力を開放し、外筒の鍔部で磁着した鉄屑を落下させていた。
また下記特許文献2には、機械加工工場等で切削加工時に発生して床面に飛散した切削屑等の鉄屑を回収する鉄屑清掃器が提案されている。この鉄屑清掃器では、操作部材の先端部に磁石を設けて非磁性体のカバー内に配置され、カバーの両側面のローラを転動させて移動させることで、床面の鉄屑を磁着し、操作部材によりカバー内で磁石を移動させて鉄屑を落下させていた。
実用新案登録第3133678号公報 特開2010-263989号公報
しかしながら従来の磁石を用いて鉄屑を収集する器具では、機械加工工場や金属加工機周辺等のように鉄屑が多量に存在する場所で鉄屑を効率よく回収できるものの、各種の建造物の床面などに磁着可能な各種の屑が広い範囲に分散して存在する場合、収集ムラが生じ易かった。そのため広い領域に散在するような磁着可能な屑を収集することが容易ではなかった。
そこで本発明は、広い床面に散在する磁着可能な屑を容易且つ均等に収集することが可能な床面清掃具を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明は、床面に沿って移動させることで、床面に散在する磁着可能な屑を収集する床面清掃具であって、移動方向に対して横方向に延び、床面に対向配置される底部が非磁性体からなる外部ケースと、外部ケースの底部を床面から離間して保持する複数の脚部と、外部ケース内に配置され、複数の磁石が底部に沿って横方向に並べて支持された磁石支持体と、を備え、磁石支持体は、互いに隣接する複数の磁石の磁極を交互に逆向きに配置し、複数の脚部は、底部の底面を床面に沿って配置して床面を摺動可能に形成されている。
本発明の床面清掃具では、複数の脚部が、柱状形状に形成され、床面に当接して摺動可能な略平面状の接地面を有していてもよい。
また本発明の床面清掃具では、外部ケースの横方向の中間位置に、底部に対して縦方向に所定角度で配置されたハンドルが連結されていてもよい。
さらに本発明の床面清掃具では、外部ケースは、横方向に連続した中空部及び底部を有する本体部と、中空部を閉じるように本体部の端部に装着された非磁性体からなる端部キャップと、を備えていてもよい。
その場合、外部ケースの本体部が角パイプからなり、磁石支持体は本体部の端部から出し入れ可能に挿入され、キャップは磁石支持体に固定されて本体部の端部に係止可能に設けられているのがよい。
また本発明の床面清掃具では、磁石支持体が、外部ケースの底部に対して上下に変位可能に配置されるとともに、上下位置調整部を介して外部ケースに装着されていてもよい。
さらに本発明の床面清掃具では、外部ケースの外部から操作可能に設けられ、複数の磁石を底部に対して上方へ変位させることで底面に磁着された屑を離脱可能な磁着解除部を有していてもよい。
また本発明の床面清掃具では、磁着解除部が外部ケースに上下動自在に支持された磁石支持体を、磁石支持体に連結されて外部ケースの外側へ操作可能に延出させた操作体を有していてもよい。
さらに本発明の床面清掃具では、磁着解除部が回動可能に外部ケースに配置されて複数の磁石を支持した磁石支持体に、外部ケースの外側から磁石支持体を回動可能なレバーが連結されてなるものであってもよい。
本発明の床面清掃具によれば、移動方向に対して横方向に延びて底部が床面に対向配置される外部ケース内に磁石支持体が配置され、磁石支持体には底部に沿って複数の磁石が横方向に並べて支持されて隣接する磁石の磁極が交互に逆向きにして配置されている。そのため横方向に延びる外部ケースの底部の底面では出来るだけ均等に連続させた磁力による十分な吸着力を得ることができる。
そして外部ケースの底部を床面から離間して保持する複数の脚部が、底面を床面に沿わせて配置して摺動可能であるため、複数の脚部を床面に当接させて摺動させることで、外部ケースを床面上で移動させることで、外部ケースの底部の底面を広く床面に沿わせた状態で一定高さに保って移動させることが可能である。
その結果、床面清掃具を床面上に載置して摺動させるだけで、出来るだけ均等に連続させて磁力による十分な吸着力を形成した状態で、外部ケースの底部の底面をより広く一定距離で保った状態で、床面の広い範囲に均等に移動させて磁着可能な屑を収集することが可能である。
従って、広い床面に散在する磁着可能な屑を容易且つ均等に収集することが可能な床面清掃具を提供することができる。
本発明の床面清掃具において、複数の脚部が柱状形状に形成され、床面に当接して摺動可能な略平面状の接地面を有していれば、使用により各脚部に変形や摩耗が生じても、接地面の形状や面積を略一定に保ち易く、長期間使用しても摺動抵抗の変化を少なく抑えることができ、操作性を長期間維持し易い。
本発明の床面清掃具において、外部ケースの横方向の中間位置に、底部に対して縦方向に所定角度で配置されハンドルが連結されていれば、ハンドルを把持して床面清掃具を床面上に摺動させるとき、ハンドルを略一定の高さで移動させることで、床面上の屑を磁着させる外部ケースの底面を床面に対して安定に沿わせた状態で移動させることができる。そのため床面の広い範囲で均等に屑を磁着して収集することが容易に行える。
本発明の床面清掃具において、外部ケースが横方向に連続した中空部及び底部を有する本体部と、中空部を閉じるように本体部の端部に装着された非磁性体からなる端部キャップと、を備えていれば、横長の外部ケース内の略全長に連続した磁石支持体を容易に配置することができる。しかも端部キャップを本体部に固定して使用することで、本体部の端部から中空部内に磁着可能な屑が侵入して内部の磁石に磁着するようなことを防止できる。
本発明の床面清掃具において、外部ケースの本体部が角パイプからなり、磁石支持体が本体部の端部から出し入れ可能に挿入され、キャップは磁石支持体に固定されて本体部の端部に係止可能に設けられていれば、本体部に対して磁石支持体を容易に挿入及び抜出しが行える。そのため、例えば外部ケースの底部に磁着可能な屑を磁着させた後、磁石支持体を端部から抜き出すことで容易に磁着した屑を離脱させることができるとともに、本体部に挿入して容易に復元することができる。
本発明の床面清掃具において、磁石支持体が外部ケースの底部に対して上下に変位可能に配置されるとともに、上下位置調整部を介して外部ケースに装着されていれば、上下位置調整部により磁石支持体の上下位置を調整することで、複数の磁石と外部ケースの底面との間隔を調整できる。そのため外部ケースの底面における磁着力の調整が可能であり、使用時に床面清掃具を広い範囲で移動させて屑を収集する際、移動性と収集力とをバランスよく調整できる。
本発明の床面清掃具において、外部ケースの外部から操作可能に設けられ、複数の磁石を底部に対して上方へ変位させることで底面に磁着された屑を離脱可能な磁着解除部を有していれば、広い範囲を移動させて清掃した後で、複数の磁石を外部ケースから抜き出すような作業を行うことなく、容易に磁着された屑を外部ケースから離脱させることができ、操作性がよい。
本発明の床面清掃具において、磁着解除部が外部ケースに上下動自在に支持された磁石支持体を、磁石支持体に連結されて外部ケースの外側へ操作可能に延出させた操作体を有していれば、簡易な構成で磁着された屑を外部ケースから離脱させることができる。
本発明の床面清掃具において、磁着解除部は、回動可能に外部ケースに配置されて複数の磁石を支持した磁石支持体に、外部ケースの外側から磁石支持体を回動可能なレバーが連結されたものであれば、磁石支持体を外部ケース内の所定位置に安定して支持した状態で、外部ケース内で複数の磁石を底部に対して上方へ変位させて磁着された屑を離脱できる。
本発明の第1実施形態に係る床面清掃具を示し、(a)は磁石支持体を一部引き出した状態の斜視図、(b)は部分側面図である。 本発明の第1実施形態に係る床面清掃具の磁石支持体を示し、(a)は一部を断面で示す部分斜視図、(b)は部分側面図、(c)部分底面図である。 本発明の第1実施形態に係る床面清掃具の外部ケース及び磁石支持体を示す部分斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る床面清掃具の端部キャップを示し。(a)は引抜き側の端部キャップの斜視図、(b)は引抜き側の端部キャップの断面図、(c)は固定側の端部キャップの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る床面清掃具の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る床面清掃具の部分側面図であり、端部キャップを外した状態を示している。 本発明の第2実施形態に係る床面清掃具の本体部の端部付近を示し、(a)は部分拡大斜視図、(b)は(a)のA-A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る床面清掃具の本体部の端部付近及び端部キャップを示し、(a)は部分拡大斜視図、(b)は(a)のB-B断面図である。 本発明の第3実施形態に係る床面清掃具の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る床面清掃具の変形例を示す部分斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る床面清掃具の部分斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る床面清掃具における外部ケースの端部付近の部分斜視図であり、端部キャップを除去した状態を示している。 本発明の第4実施形態に係る床面清掃具における外部ケースの端部付近の部分断面図であり、端部キャップを除去した状態を示している。 本発明の第4実施形態に係る床面清掃具の部分断面図である。 本発明の変形例に係る床面清掃具の正面図である。 本発明の変形例に係る床面清掃具を示す図15のC-C断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
第1実施形態の床面清掃具10は、図1(a)(b)に示すように、床面Fを移動させることで、床面Fに散在する磁着可能な屑Scを収集するもので、移動方向D1に対して横方向D2に延びる中空の外部ケース11と、複数の磁石13を支持して外部ケース11内に端部から出し入れ可能に挿入された磁石支持体15と、外部ケース11の底部17aに設けられた複数の脚部21と、外部ケース11の横方向D2の中間位置に設けられたハンドル23と、を備えている。
外部ケース11は、横方向D2に連続した中空部17b及び底部17aを有する本体部17と、中空部17bを閉じるように本体部17の両側の端部に装着された端部キャップ19と、を備えている。
外部ケース11の本体部17は、床面Fに対向配置される底部17aを有しており、底部17aの床面F側に配置される底面17cが使用時に床面F上の屑Scを磁着するための面となっている。この外部ケース11では少なくとも底部17aが非磁性体からなる必要があり、本実施形態では外部ケース11の本体部17全体が非磁性体からなる。
より具体的には本実施形態の本体部17は断面四角形状を有するアルミニウムの角パイプにより形成されている。特に限定されるものではないが、使用時に横方向D2に配置される本体部17の全長が30cm以上、好ましくは50cm以上、より好ましくは70cm以上であって200cm以下、好ましくは150cm以下としてもよい。
外部ケース11の端部キャップ19は、非磁性体により形成されて、本体部17の両側の端部に装着されている。詳細は後述する。
磁石支持体15は、図2(a)~(c)及び図3に示すように、複数の磁石13が支持体16に支持されたもので、外部ケース11内に端部側から挿入及び引抜き可能に構成されている。
支持体16は、アルミニウム等の断面L字状のアングルからなり、外部ケース11の本体部17の横方向D2の長さと同等又は長く形成されている。
磁石13は、特に限定はされないが、それぞれ円柱形状を有し、表面がアルミニウム製のテープ又はステンレス製のテープが巻回されて被覆されている。テープで被覆することで、滑りをよくしたり、接着性を良くすることができる。
磁石支持体15では、このような磁石13が多数、支持体16に並べて配置されており、例えば外部ケース11の全長に対応する数が配列している。互いに隣接する磁石13の磁極が交互に逆向きになるように支持体16に配置されることで、隣接する磁石13同士がそれぞれ接触又は近接している。
そして、これらの磁石13が樹脂製両面テープやシリコーンシール材等の接着材料又は粘着材料により支持体16表面に接着又は粘着により固定されている。
磁石支持体15が、図1(a)に示すように、外部ケース11の中空部17bに長手方向に沿って挿入されると、多数の磁石13が外部ケース11の底部17aに沿って横方向D2に並べて配置される。
また磁石支持体15が外部ケース11に挿入された状態で、磁石支持体15と外部ケース11の内面との間には適宜な間隙が設けられており、外部ケース11の変形や歪みなどが生じても、外部ケース11内に挿入及び抜出しが可能に形成されている。
本体部17の両端の端部キャップ19は、図3及び図4(a)~(c)に示すように、磁石支持体15を外部ケース11の本体部17内に挿入した状態で、中空部17bを閉じるように本体部17の両端に装着されている。各端部キャップ19は樹脂、ゴム、アルミニウムなどの非磁性体により形成されている。
引抜き側となる一方側の端部キャップ19aは、図4(a)(b)に示すように、磁石支持体15の端部にビス等で固定して設けられている。この端部キャップ19aは、磁石支持体15が外部ケース11に完全に挿入された状態で、外部ケース11の端部に当接することで係止して中空部17bに異物の侵入を防止するように閉じるとともに、外部ケース11の外周囲に一部が突出して磁石支持体15を引抜く際に把持し易く配置されている。
固定側となる他方側の端部キャップ19bは、図4(c)に示すように、外部ケース11の断面形状に対応した外形を有し、外部ケース11の端部に固定されて中空部17bに異物が侵入しないように閉塞している。
脚部21は、図1(a)(b)に示すように、外部ケース11の底部17aを床面Fから離間して保持するもので、底部17aの底面17cから下向きに突出して設けられており、複数の脚部21が外部ケース11の長手方向となる横方向D2に互いに離間して配設されている。
各脚部21は、柱状形状に形成され、床面Fに当接して摺動可能な略平面状の接地面21aを有している。柱状形状は、特に限定されるものではないが、例えば使用時の前後の端部を鋭角の角部にしてゴミなどの付着を防止してもよい。
また複数の脚部21の接地面21aを床面Fに当接させて載置することで、外部ケース11の底部17aの底面17cを床面Fに沿って略平行に配置でき、磁石支持体15が挿入された外部ケース11全体を安定して床面F上に載置できるのがよい。
複数の脚部21は、床面F上で摺動可能で多少の柔軟性を有する材料、好ましくはカッターなどの刃物で容易に切断可能な材料により形成されているのがよい。本実施形態では、例えば発泡ウレタン等により形成されて、外部ケース11の底部に両面テープ等により貼り付けられている。このような脚部21であれば、適宜切断して各脚部21の高さを調整することで床面Fと外部ケース11との間隙を調整することが容易であり、外部ケース11の底面における磁着力を調整することができる。
ハンドル23は、図1(a)(b)に示すように、外部ケース11の横方向D2の中間位置に、底部17aに対して上下の縦方向の角度が所定角度となるように固定した状態で連結されている。このハンドル23は使用時に磁石支持体15が挿入された外部ケース11を引張ることで移動させるもので、外部ケース11の長手方向と略直交方向に配置されている。
ハンドル23には、長さを調整するための長さ調整部23aや把持部23bなどが適宜設けられていてもよい。
このような床面清掃具10を使用するには、まず外部ケース11の中空部17b内に磁石支持体15を挿入して両端の端部キャップ19で中空部17bを閉じる。
この状態で、磁着可能な屑Scが散在する床面Fに、複数の脚部21の接地面21aを当接させて、磁石支持体15が挿入された外部ケース11を床面F載置する。またハンドル23を把持して所定角度に保つ。これにより外部ケース11の底部17aの底面17cを床面Fに対して略平行に配置する。
そしてハンドル23を引張り操作することで、脚部21の接地面21aを床面F上で摺動させ、磁石支持体15が挿入された外部ケース11を床面Fに沿って広い範囲で移動させる。
すると床面Fに散在していた磁着可能な屑Scが外部ケース11の底部17aの底面17cに順次磁着される。
適度な量を磁着させた後、所定位置で、一方の端部キャップ19aを利用して磁石支持体15を外部ケース11から抜出すことで、外部ケース11の底面の磁着力を解除すれば、磁着可能な屑Scを外部ケース11から離脱させて収集することができる。
以上のような本実施形態の床面清掃具10によれば、移動方向D1に対して横方向D2に延びて底部17aが床面Fに対向配置される外部ケース11内に磁石支持体15が配置され、磁石支持体15には底部17aに沿って複数の磁石13が横方向D2に並べて支持されて隣接する磁石13の磁極が交互に逆向きにして配置されている。そのため横方向D2に延びる外部ケース11の底部17aの底面17cでは出来るだけ均等に連続させた磁力による十分な吸着力を得ることができる。
そして外部ケース11の底部17aを床面Fから離間して保持する複数の脚部21が、底面17cを床面Fに沿わせて配置して摺動可能である。そのため複数の脚部21を床面Fに当接させて摺動させることで、外部ケース11を床面F上で移動させることで、外部ケース11の底部17aの底面17cを広く床面Fに沿わせた状態で一定高さに保って移動させることが可能である。
その結果、床面清掃具10を床面F上に載置して摺動させるだけで、出来るだけ均等に連続させて磁力による十分な吸着力を形成した状態で、外部ケース11の底部17aの底面17cをより広く一定距離で保った状態で、床面Fの広い範囲に均等に移動させて磁着可能な屑Scを収集することが可能である。これにより広い床面Fに散在する磁着可能な屑Scを容易且つ均等に収集することが可能である。
また本実施形態の床面清掃具10によれば、複数の脚部21が柱状形状に形成され、床面Fに当接して摺動可能な略平面状の接地面21aを有している。そのため使用により各脚部21に変形や摩耗が生じても、接地面21aの形状や面積を略一定に保ち易く、長期間使用しても摺動抵抗の変化が少なくて操作性を長期間維持し易い。
さらに本実施形態の床面清掃具10によれば、外部ケース11の横方向D2の中間位置に、底部17aに対して縦方向に所定角度で配置されたハンドル23が連結されている。
そのためハンドル23を把持して床面清掃具10を床面F上で摺動させるとき、使用者がハンドル23を略一定の高さで移動させることで、床面F上の屑Scを磁着させる外部ケース11の底面17cを床面Fに対して安定に沿わせた状態で移動させることができる。これにより床面Fの広い範囲で均等に屑Scを磁着して収集することが容易に行える。
また本実施形態の床面清掃具10によれば、外部ケース11が横方向D2に連続した中空部17b及び底部17aを有する本体部17と、中空部17bを閉じるように本体部17の端部に装着された非磁性体からなる端部キャップ19と、を備えている。
そのため横長の外部ケース11内の略全長に連続した磁石支持体15を容易に配置することができる。しかも端部キャップ19を本体部17に固定して使用することで、本体部17の端部から中空部17b内に磁着可能な屑Scが侵入して内部の磁石13に磁着するようなことを防止できる。
さらに本実施形態の床面清掃具10によれば、外部ケース11の本体部17が角パイプからなり、磁石支持体15が本体部17の端部から出し入れ可能に挿入されるとともに、本体部17の端部から突出して配置され、キャップは端部から突出した磁石支持体15に固定されて本体部17の端部に係止可能に設けられている。
そのため本体部17に対して磁石支持体15を容易に挿入及び抜出しが行える。これにより外部ケース11の底部17aに磁着可能な屑Scを磁着させた後、磁石支持体15を端部から抜き出すことで容易に磁着した屑Scを離脱させることができるとともに、本体部17に挿入して容易に復元することができる。
[第2実施形態]
図5及び図6は、第2実施形態の床面清掃具10を示す。
本実施形態の床面清掃具10は、第1実施形態と概略同様に構成されており、移動方向D1に対して横方向D2に延びる断面略コ字宇の外部ケース11と、複数の磁石13を支持して外部ケース11に支持された磁石支持体15と、外部ケース11の底部17aに設けられた複数の脚部21と、外部ケース11の横方向D2の中間位置に設けられたハンドル23と、を備えている。
外部ケース11は、断面形状が略コ字形状を有し、上向きに開口して横方向D2に連続した本体部17と、本体部の両端を閉じるように装着された端部キャップ19と、を備えている。本体部17では、床面Fに対向配置される底部17aの床面F側に配置される底面17cが使用時に床面F上の屑Scを磁着するための面となっている。
外部ケース11は少なくとも底部17aが非磁性体からなる必要があり、本実施形態では全体がアルミニウムのチャンネル材により形成されている。
磁石支持体15は、図6及び図7に示すように、複数の磁石13を支持体16に支持したものである。
支持体16は、アルミニウム等の角パイプからなり、本体部17の横方向D2の長さと略同等の長さに形成されている。
磁石13は、それぞれ円柱形状を有し、表面がアルミニウム製のテープ又はステンレス製のテープが巻回されて被覆されている。
磁石支持体15では、このような磁石13が互いに隣接する磁石13の磁極が交互に逆向きになるようにして、多数、支持体16の下面に並べて接着材料又は粘着材料により接着又は粘着されている。隣接する磁石13同士はそれぞれ接触又は近接している。
この磁石支持体15が、本体部17に収容されると、多数の磁石13が外部ケース11の底部17aに沿って横方向D2に並べて配置される。
本実施形態の床面清掃具10では、図7(a)(b)に示すように、磁石支持体15は外部ケース11の本体部17に対して上下方向に変位自在に連結されている。具体的には、磁石支持体15の両端側の側面にリベット等の連結具25が固定されており、この連結具25が外部ケース11の本体部17の側面に設けられた上下方向の長穴17dに遊嵌することで連結されている。
そして、磁石支持体15が外部ケース11に対して上下方向に変位可能に配置されているため、この床面清掃具10では磁石支持体15が上下位置調整部27を介して外部ケース11に装着されている。
本実施形態の上下位置調整部27は、磁石支持体15の両端側で磁石支持体15に上下に貫通して螺合した調整ネジ29を有している。調整ネジ29は下端が外部ケース11の底部17aの上面に当接していて、調整ネジ29が磁石支持体15の下方へ突出する量を調整することで、外部ケース11の底部17aに対する磁石支持体15の上下位置を調整することが可能となっている。
この上下位置調整部27により磁石支持体15の上下位置を調整することで磁着力を調整することが可能である。
また磁石支持体15が外部ケース11に対して上下方向に変位可能に配置されていることで、本実施形態の床面清掃具10では、複数の磁石13を底部17aに対して上方へ変位させることで底面17cに磁着された屑Scを離脱可能な磁着解除部31が設けられている。
本実施形態の磁着解除部31は、図5に示すように、外部ケース11に支持された磁石支持体15を、磁石支持体15に連結されて外部ケース11の外側で操作可能な操作体33を有する。具体的には、磁石支持体15の上面に作業者が把持可能な取っ手からなる操作体33が設けられており、操作体33を把持して磁石支持体15を外部ケース11の底部から離間するように上方へ引き上げるように操作することで、外部ケース11の底面における屑Scの磁着を解除することができる。
外部ケース11の本体部17の両端には、図8(a)(b)に示すような端部キャップ19が装着されている。
端部キャップ19は、樹脂、ゴム、アルミニウムなどの非磁性体からなり、本体部17の断面形状に対応するとともに、上下方向の高さが本体部17より高く形成されている。この端部キャップ19を断面略コ字状の本体部17の横方向の両端の開口を閉じるように装着した状態では、内側に磁石支持体15が上下動自在に配置される。
複数の脚部21は、第1実施形態と同様であり、外部ケース11の底部17aを床面Fから離間して保持するように、底部17aの底面17cから下向きに突出して、横方向D2に互いに離間して設けられている。
各脚部21は、床面F上で摺動可能で多少の柔軟性を有する発泡ウレタン等の材料により柱状形状に形成されて、外部ケース11の底部に両面テープ等により貼り付けられている。各脚部21は床面Fに当接して摺動可能な略平面状の接地面21aを有していて、各脚部21の接地面21aを床面Fに当接させて載置することで、外部ケース11の底部17aの底面17cを床面Fに沿って略平行に配置できる。
ハンドル23は、図5及び図6に示すように、外部ケース11の横方向D2の中間位置に、底部17aに対して上下の縦方向の角度が所定角度となるように、蝶捻子35を用いて固定されている。
このような第2実施形態の床面清掃具10は、第1実施形態と同様に使用することができる。即ち、磁着可能な屑Scが散在する床面Fに、複数の脚部21の接地面21aを当接させて、磁石支持体15を配置した外部ケース11を床面F載置する。またハンドル23を把持して所定角度に保ち、外部ケース11の底部17aの底面17cを床面Fに対して略平行に配置する。
そしてハンドル23を引張り操作することで、脚部21の接地面21aを床面F上で摺動させ、磁石支持体15が挿入された外部ケース11を床面Fに沿って広い範囲で移動させ、磁着可能な屑Scを外部ケース11の底面17cに磁着される。
その後、適度な量を磁着させた状態で、作業者が取っ手からなる操作体33を把持し、磁石支持体15を外部ケース11の底部から離間するように上方へ引き上げることで、外部ケース11の底面における屑Scを離脱させて収集することができる。
以上のような第2実施形態の床面清掃具10であっても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
しかも第2実施形態の床面清掃具10によれば、磁石支持体15が外部ケース11の底部17aに対して上下に変位可能に配置されるとともに、上下位置調整部27を介して外部ケース11に装着されている。
そのため上下位置調整部27により磁石支持体15の上下位置を調整することで、複数の磁石13と外部ケース11の底面17cとの間隔を調整できる。これにより外部ケース11の底面17cにおける磁着力の調整が可能であり、使用時に床面F製装具を広い範囲で移動させて屑Scを収集する際、移動性と収集力とをバランスよく調整できる。
また第2実施形態の床面清掃具10によれば、外部ケース11の外部から操作可能に設けられ、複数の磁石13を底部17aに対して上方へ変位させることで底面17cに磁着された屑Scを離脱可能な磁着解除部31を有している。
そのため広い範囲を移動させて清掃した後で、複数の磁石13を外部ケース11から抜き出すような作業を行うことなく、容易に磁着された屑Scを外部ケース11から離脱させることができ、操作性がよい。
さらに第2実施形態の床面清掃具10によれば、磁着解除部31が外部ケース11に上下動自在に支持された磁石支持体15を、磁石支持体15に連結されて外部ケース11の外側へ操作可能に延出させた操作体33を有している。そのため簡易な構成で磁着された屑Scを外部ケース11から離脱させることができる。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態に係る床面清掃具10を示している。
本実施形態の床面清掃具10は、外部ケース11がアルミニウム等の非磁性体からなる角パイプにより構成され、磁着解除部31が磁石支持体15に連結されて外部ケース11の外部に引き出されたワイヤーからなる操作体33を有している他は、略第2実施形態と同様である。
この床面清掃具10では、角パイプからなる外部ケース11の本体部17内に、磁石支持体15が上下方向に変位自在に収容されていて、外部ケース11の本体部17の両端が第1実施形態の固定側と同様の端部キャップ19で閉塞されている。
ここでは外部ケース11の中空部17bにおける前後方向の両側壁と磁石支持体15との間には、磁石支持体15に倒れが生じない程度の隙間が設けられることで、磁石支持体15が外部ケース11内で上下方向に変位自在に構成されているため、第3実施形態では、磁石支持体15と外部ケース11とを直接連結する連結具25のような構造は設けられていない。
また磁着解除部31では、外部ケース11の内部でワイヤーからなる操作体33が磁石支持体15の横方向D2の中間位置に連結されていて、外部ケース11の上面に設けられた貫通孔から外部に引き出されていて、ハンドル23に設けられた係止具23cに挿通されて保持されている。
ワイヤーからなる操作体33の外側の先端にはつまみが形成されており、作業者がつまみを把持して引くことで、外部ケース11内で磁石支持体15を上方へ変位させることが可能となっている。
以上のような第3実施形態の床面清掃具10は、第2実施形態と同様にして使用することが可能であり、第2実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
しかも第3実施形態の床面清掃具10では、角パイプからなる外部ケース11の本体部17内に磁石支持体15が収容されているので、使用時に外部から磁石支持体15直接異物やゴミなどが接触することを防止できる。
なお、この第3実施形態では、磁着解除部31として、ワイヤーからなる操作体33が外部ケース11の貫通孔から外部に引き出されてハンドル23の側面に配置したが、例えば図10(a)(b)に示すように、ワイヤーからなる操作体33をハンドル23内に挿通させて配置することも可能であり、さらにハンドル23を外部ケース11に固定するための蝶捻子35等により支持させてもよい。
その場合、ワイヤーからなる操作体33の一部を外部に露出させることで、磁着解除時に露出された操作体33を作業者が手指により引くことで、容易に外部ケース11内で磁石支持体15を上方へ変位させることができ、使い勝手がよい。
[第4実施形態]
図11乃至図14は、第4実施形態に係る床面清掃具10を示している。
この第4実施形態の床面清掃具10では、磁石支持体15が、円柱棒形状を有して非磁性体から形成された支持体16と、この支持体16の周方向の一部に横方向D2に連続して設けられた凹部に、互いに隣接して配列するように収容されて接着などにより固定されて支持された多数の磁石13と、を備えている。
一方、外部ケース11は、アルミニウム等の非磁性体の角パイプからなる本体部17に端部キャップ19を装着して構成されている。この外部ケース11は、磁石支持体15を回動可能且つ上下方向に変位可能に収容している。中空部17b内の磁石支持体15は、両端が端部キャップ19に当接することにより、外部ケース11内での横方向D2の移動が規制されている。
この第4実施形態の床面清掃具10における横方向D2の両側には、図12及び図13に示すように、磁石支持体15を回転可能に支持するとともに複数の磁石13と外部ケース11の底面との間隔を調整可能な上下位置調整部27が設けられている。
上下位置調整部27は、支持体16及び磁石13を含む磁石支持体15全体の外周を囲んで回動可能に保持するリング状の吊輪51と、吊輪51の上部に固定されて上方に向けて突出した調整ネジ29と、外部ケース11の上部に支持されて調整ネジ29が螺合した雌ネジ付キャップ53と、を備えている。
この上下位置調整部27は、横方向D2の移動が規制された磁石支持体15を外部ケース11の上部から吊下げて支持することで、多数の磁石13を外部ケース11の底部17aに対して所定高さに配置する。そして雌ネジ付キャップ53を回転により調整ネジ29の進退量を増減して吊輪51を上下方向に変位させることで、磁石支持体15の上下方向の位置を調整すると、外部ケース11の底部17aに対する各磁石13の上下方向の位置を調整することができ、これにより外部ケース11の底面17cにおける磁着力を調整することが可能である。
またこの第4実施形態の床面清掃具10では、図11及び図14に示すように、磁着解除部31として、支持体16の一部に外向きに突出してレバー37が固定して設けられ、外部ケース11の本体部17には磁石支持体15のレバー37を外部へ突出して回動可能に配置するスリット39が設けられている。
この磁着解除部31では、外部ケース11の外側からレバー37をスリット39内で操作することで、磁石支持体15を外部ケース11内に回動させて、支持体16に支持されている複数の磁石13を外部ケース11の底部17aから離間させることができる。そのため底部17aの底面17cにおける磁着可能な屑Scの磁着を解除することが可能である。
その他の構成は、第3実施形態と同様である。
以上のような第4実施形態の床面清掃具10は、第3実施形態と同様にして使用することが可能であり、第3実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
しかもこの第4実施形態の床面清掃具10では、磁着解除部31が回動可能に外部ケース11に配置されて複数の磁石13を支持した磁石支持体15に、外部ケース11の外側から磁石支持体15を回動可能なレバー37が連結されたものである。
そのため磁石支持体15を外部ケース11内の所定位置に安定して支持した状態で、外部ケース11内で複数の磁石13を底部17aに対して上方へ変位させて磁着された屑Scを離脱でき、使い勝手がよい。
なお上記第1乃至第4実施形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記第1乃至第4実施形態では、床面清掃具10を単体で床面Fに散在する磁着可能な屑Scを収集するのに使用した例について説明したが、他の器具と合わせて一体化して使用するように構成することも可能である。
例えば図15及び図16に示すように、ハンドル23を設けることなく、外部ケース11と、複数の脚部21と、磁石支持体15と、を備えた床面清掃具10を、ホーキ41に装着して使用することも可能である。
ホーキ41は例えば外形が平板状で横方向に延びた甲部43に、ハンドル部45が設けられるとともに甲部43の下にブラシ束47が設けられている。一方、床面清掃具10には第1乃至第4実施形態のような外部ケース11における横方向D2の中心部の左右両側に、略J字状のフック金具17eが一体に固定して設けられている。そして床面清掃具10の左右両側のフック金具17eを甲部43に上側から係止し、固定具49で固定することで使用することが可能である。
また上記各実施形態では、ハンドル23が外部ケース11の底部17aに対して縦方向に所定角度で固定して配置されるとともに、横方向D2に回動可能に配置された例について説明したが、縦方向及び横方向D2の両方が所定角度で固定されていてもよく、縦方向及び横方向D2の両方が回動可能に配置されていてもよい。
また上記各実施形態では、複数の脚部21として、発泡ウレタン等により形成されて、両面テープ等により外部ケース11の底部に貼り付けられた例について説明したが、特に限定されるものではない。例えば鉄等の金属や硬質樹脂などにより変形不能に形成された脚部であってもよく、外部ケース11に一体に設けたり、ネジ等の固定部材を用いて外部ケース11に固着したりすることも可能である。
さらに各脚部21として、使用時の前後の端部を鋭角の角部にした略六角形等の多角形の柱状形状を有するものを例示したが、各脚部21は外部ケース11から下方に突出するとともに下端に接地面21aを有して、外部ケース11の底面17cを床面Fに沿って略平行に配置可能な形状を有するものであれば、使用可能である。
D1 移動方向
D2 横方向
F 床面
Sc 屑
10 床面清掃具
11 外部ケース
13 磁石
15 磁石支持体
16 支持体
17 本体部
17a 底部
17b 中空部
17c 底面
17d 長穴
17e フック金具
19 端部キャップ
21 脚部
21a 接地面
23 ハンドル
23a 長さ調整部
23b 把持部
23c 係止具
25 連結具
27 上下位置調整部
29 調整ネジ
31 磁着解除部
33 操作体
35 蝶捻子
37 レバー
39 スリット
41 ホーキ
43 甲部
45 ハンドル部
47 ブラシ束
49 固定具
51 吊輪
53 雌ネジ付キャップ

Claims (9)

  1. 床面に沿って移動させることで、前記床面に散在する磁着可能な屑を収集する床面清掃具であって、
    移動方向に対して横方向に延び、前記床面に対向配置される底部が非磁性体からなる外部ケースと、
    前記外部ケースの前記底部を前記床面から離間して保持する複数の脚部と、
    前記外部ケース内に配置され、複数の磁石が前記底部に沿って横方向に並べて支持された磁石支持体と、を備え、
    前記磁石支持体は、互いに隣接する前記複数の磁石の磁極を交互に逆向きに配置し、
    前記複数の脚部は、多少の柔軟性を有し、刃物で容易に切断可能な材料で、かつ前記底部の底面を前記床面に沿って配置して該床面を摺動可能に形成されていることを特徴とする床面清掃具。
  2. 前記複数の脚部は、柱状形状に形成され、前記床面に当接して摺動可能な略平面状の接地面を有する請求項1に記載の床面清掃具。
  3. 前記外部ケースの横方向の中間位置に、前記底部に対して縦方向に所定角度で配置されたハンドルが連結されている請求項1又は2に記載の床面清掃具。
  4. 前記外部ケースは、横方向に連続した中空部及び前記底部を有する本体部と、前記中空部を閉じるように前記本体部の端部に装着された非磁性体からなる端部キャップと、を備えている請求項1乃至3に記載の床面清掃具。
  5. 前記外部ケースの前記本体部は角パイプからなり、前記磁石支持体は前記本体部の端部から出し入れ可能に挿入され、前記キャップは前記磁石支持体に固定されて前記本体部の端部に係止可能に設けられている請求項4に記載の床面清掃具。
  6. 前記磁石支持体は、前記外部ケースの底部に対して上下に変位可能に配置されるとともに、上下位置調整部を介して前記外部ケースに装着されている請求項1乃至5の何れかに記載の床面清掃具。
  7. 前記外部ケースの外部から操作可能に設けられ、前記複数の磁石を前記底部に対して上方へ変位させることで前記底面に磁着された屑を離脱可能な磁着解除部を有している、請求項1乃至6の何れかに記載の床面清掃具。
  8. 前記磁着解除部は、前記外部ケースに上下動自在に支持された前記磁石支持体を、該磁石支持体に連結されて前記外部ケースの外側へ操作可能に延出させた操作体を有する請求項7に記載の床面清掃具。
  9. 前記磁着解除部は、回動可能に前記外部ケースに配置されて前記複数の磁石を支持した前記磁石支持体に、前記外部ケースの外側から前記磁石支持体を回動可能なレバーが連結されてなる請求項7に記載の床面清掃具。
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