JP7286822B2 - 商品管理装置及び商品管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品棚等に陳列されている商品を管理する商品管理装置及びコンピュータを当該商品管理装置として機能させるための商品管理プログラムに関する。
多くの小売店では、品切れによる販売チャンスロスを防ぐために、店員が定期的に商品棚を確認している。ところが、店員による確認が遅れて補充が間に合わなくなり、品切れとなって販売チャンスロスを生じる場合がある。そこで従来、商品棚を撮像装置で撮像し、その画像から品切れが起こりそうな商品を検出して店員に報知する技術が知られている。
しかしながら従来技術においては、陳列数が少なくなった商品を品切れ対象の商品として報知している。このため、売れ行きのペースが早い商品については、店員が商品を補充する前に品切れになることもあり得る。
特開2003‐230131号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、売れ行きのペースが早い商品に対して的確に補充を指示でき、欠品による販売チャンスロスを未然に防ぐことができる商品管理装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、商品管理装置は、検出手段と、取得手段と、補充出力手段と、欠品出力手段と、を備える。検出手段は、商品毎に陳列数の変化を検出する。取得手段は、検出手段により陳列数の変化が検出された商品の所定の期間における減少方向への変化量を取得する。補充出力手段は、所定の期間内に陳列数の増加が検出された商品以外で、減少方向への変化量が第1閾値よりも大きい商品について補充アラートを出力する。欠品出力手段は、陳列数が第2閾値以下の商品について欠品アラートを出力する。
本実施形態に係る商品管理装置の要部回路構成を示すブロック図。 陳列数検出ユニットの機能構成を示すブロック図。 補助記憶デバイスに形成される主要な記憶領域の一部を示す模式図。 区画レコードのデータ構造を示す模式図。 ジャーナルレコードのデータ構造を示す模式図。 統計テーブルのエリア構造を示す模式図。 メインメモリに形成される主要なメモリ領域を示す模式図。 プロセッサが、商品管理プログラムに従って実行する第1の処理の主要な手順を示す流れ図。 プロセッサが、商品管理プログラムに従って実行する第1の処理の主要な手順を示す流れ図。 プロセッサが、商品管理プログラムに従って実行する第2の処理の主要な手順を示す流れ図。
以下、売れ行きのペースが早い商品に対して的確に補充を指示でき、欠品による販売チャンスロスを未然に防ぐことができる商品管理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る商品管理装置1の要部回路構成を示すブロック図である。商品管理装置1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、通信ユニット15、インターフェース16及びシステムバス17を備える。そして商品管理装置1は、システムバス17に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、通信ユニット15及びインターフェース16を直接または信号入出力回路を介して接続する。かくして商品管理装置1は、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13と、これらを接続するシステムバス17とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、商品管理装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13として使用される。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ11での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス13は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計14は、商品管理装置1の時刻情報源として機能する。プロセッサ11は、時計14によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時刻を計時する。
通信ユニット15は、ユーザ端末2との間で所定の通信プロトコルに従いデータの送信または受信を行う。ユーザ端末2は、商品管理担当の店員をユーザとする情報通信端末であり、少なくとも表示デバイス、入力デバイス及び通信ユニットを備える。表示デバイスは、商品管理装置1から出力されるアラートの報知等に供せられる。入力デバイスは、商品管理装置1が有するデータベースの更新等に供せられる。通信ユニット15は、商品管理装置1との通信に供せられる。このようなユーザ端末2としては、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等を適用することができる。
インターフェース16は、複数の陳列数検出ユニット3に接続される。陳列数検出ユニット3は、1台の商品棚4に対して1ユニットが用意される。したがって、複数台の商品棚4が置かれた店舗には、商品棚4と同じ数の陳列数検出ユニット3がある。陳列数検出ユニット3は、商品棚4に陳列されている商品毎に陳列数を検出する。各商品は、商品棚4の予め決められた区画内に陳列される。区画は、商品棚4の棚段41を長手方向の幅で区切った領域である。陳列数は、予め設定された区画内に陳列されている1品目の商品の数である。他の区画に同一品目の商品が陳列されていてもその商品の数は陳列数に含まれない。ただし、1品目の商品が、例えば連続する複数の区画に陳列されることを妨げるものではない。インターフェース16は、各陳列数検出ユニット3で検出された商品別陳列数のデータを受信することができる。
図2は、陳列数検出ユニット3の機能構成を示すブロック図である。陳列数検出ユニット3は、取込部31、記憶部32、認識部33、設定部34、判定部35、計数部36及び送信部37を有する。
取込部31は、予め設定されたサンプリング周期(例えば10秒)で、撮像装置5で撮影された画像を取り込む。撮像装置5は、商品棚4を正面から撮影する第1カメラ51と、商品棚4の各棚段をそれぞれ上から撮影する複数の第2カメラ52とからなる。したがって取込部31は、サンプリング周期毎に、第1カメラ51によって撮影された商品棚4の正面画像と、第2カメラ52によって撮影された各棚段の平面画像とを取り込む。なお、サンプリング周期は、例示する10秒に限定されないのは言うまでもない。
記憶部32は、上記のサンプリング周期に同期して、取込部31で取り込んだ画像を記憶する。したがって記憶部32には、サンプリング周期が経過する毎に新たな商品棚4の正面画像と各棚段41の平面画像とが記憶される。
認識部33は、記憶部32に記憶された画像を、周知の画像認識技術により分析して、商品棚4の区画毎に、その区画内に存在する物品の個々の正面画像又は平面画像を認識する。
設定部34は、商品棚4の区画毎に、その区画を陳列場所として決めた商品の基準画像を設定する。基準画像には、商品を正面から見た基準正面画像と、商品を上から見た基準平面画像とがある。
判定部35は、認識部33で区画毎に認識された個々の物品の正面画像又は平面画像と、その区画に対して設定部34で設定されている基準正面画像又は基準平面画像とを比較する。そして判定部35は、区画毎に、その区画に存在する物品が、その区画を陳列場所とする正規の商品であるか否かを判定する。判定部35は、少なくとも1つの区画において、正規の商品以外の物品が認識部33で認識された場合、陳列不正アラートを送信部37へと与える。
陳列不正アラートは、商品の陳列に不正があることを告知するメッセージを含む。不正とは、商品棚4の任意の区画に、その区画を陳列場所とする商品以外の商品が陳列されている場合を意味する。このため陳列不正アラートには、不正があった区画を特定する区画情報が含まれる。区画情報は、商品棚4毎に割り当てられた棚番号と、各商品棚4の棚段41毎に割り当てられた棚段番号と、各棚段41の区画毎に割り当てられた区画番号とからなる。例えば、棚番号が「001」の商品棚4の、棚段番号が「1」の棚段の、区画番号が「01」の区画において陳列に不正があった場合、区画情報「001‐1‐01」を含む陳列不正アラートが送信部37に与えられる。
計数部36は、商品棚4の区画毎に、その区画に存在する物品が、判定部35においてその区画を陳列場所とする正規の商品であると判定された物品の数を計数する。そして計数部36は、上述した区画情報と関連付けて、その区画情報で特定される区画に陳列されている商品の数を示す陳列数データを送信部37へと与える。すなわち陳列数データとは、商品棚4の区画別陳列数を示すデータである。
送信部37は、計数部36から与えられる陳列数データ又は判定部35から与えられる陳列不正アラートを、商品管理装置1へと送信する。商品管理装置1へと送信された陳列数データまたは陳列不正アラートは、商品管理装置1のインターフェース16で受信される。
図3は、補助記憶デバイス13に形成される主要な記憶領域の一部を示す模式図である。図示するように商品管理装置1は、補助記憶デバイス13の記憶領域の一部を、区画データベース61、ジャーナルファイル62、及び、複数の統計テーブル63(63A,63B,…,63Z)として使用する。
区画データベース61は、商品棚4の区画毎に作成される区画レコード61R(図4を参照)を記憶するための領域である。
図4は、区画レコード61Rのデータ構造を示す模式図である。図示するように区画レコード61Rは、区画情報、商品ID、商品名、初期陳列数、アラート閾値(第1閾値)、アラート回数の各項目を含む。なお、区画レコード61Rを構成する項目は上記の各項目に限定されるものではなく、他の項目を含んでいてもよい。
区画情報は、各商品棚4の区画をそれぞれ特定する情報である。区画情報は、前述したように、棚番号と棚段番号と区画番号とから構成される。商品ID及び商品名は、当該区画情報で特定される区画(以下、当該区画と称する)に陳列される商品のID及び品目名である。店舗で販売される各商品には、それぞれ固有の商品IDと品目名とが設定されている。初期陳列数は、初期状態において当該区画に陳列される商品の数である。初期状態とは開店前若しくは商品補充後の状態を示す。アラート閾値は、当該区画に陳列されている商品の補充アラートを出力するか否かの判断基準となる値である。本実施形態では、所定の期間(例えば300秒)以内に当該アラート閾値を超える数の商品が当該区画から取り出された場合、補充アラートが発せられる。なお、所定の期間は例示する300秒に限定されるものではない。また、補充アラートが発せられるタイミングは、所定の期間以内に当該アラート閾値以上の商品が当該区画から取り出された場合としてもよい。アラート回数は、例えば1営業日において同一の補充アラートが発せられた回数である。
ジャーナルファイル62は、商品棚4の各区画にそれぞれ陳列されている商品の数が増減する毎に作成されるジャーナルレコード62R(図5を参照)を時系列に記憶する領域である。
図5は、ジャーナルレコード62Rのデータ構造を示す模式図である。図示するようにジャーナルレコード62Rは、日時、商品ID、陳列数、変化量、増減フラグの各項目を含む。なお、ジャーナルレコード62Rを構成する項目は上記の各項目に限定されるものではなく、他の項目を含んでいてもよい。
日時は、商品の陳列数に変化があった日付と時刻である。商品IDは、陳列数に変化があった商品のIDである。陳列数は、変化後の商品の数であり、変化量は、変化前から増加または減少した商品の数である。増減フラグは、変化量が増加を示すのか減少を示すのかを識別する1ビット情報である。本実施形態では、増加を示す場合を“1”、減少を示す場合を“0”とする。なお、増減フラグは、増加を示す場合を“0”、減少を示す場合を“1”としてもよい。
統計テーブル63は、ジャーナルファイル62に記憶されるジャーナルレコード62Rのデータを種々の観点から数量的に合計するためのエリア構造を有する。
図6は、統計テーブル63のエリア構造を示す模式図である。前述したように、補助記憶デバイス13には複数の統計テーブル63A,63B,…,63Zが作成されるが、いずれのテーブルも基本的には図6と同様のエリア構造となっている。図示するように統計テーブル63は、各行の1列目を商品IDの領域とし、2列目以降を期間T01,T02,T03,…,T99の領域とした行列構造をなしている。そして各行の1列目には、商品棚4に陳列された各商品の商品IDが設定される。
当該統計テーブル63が時間帯別のテーブルであった場合には、期間T1~T99は、1時間間隔の時間帯となる。すなわち時間帯の統計テーブル63の場合には、期間T1から期間T24までが使用される。当該統計テーブル63が日別のテーブルであった場合には、期間T1~T99は、1日から31日までの日にちとなる。すなわち日別の統計テーブル63の場合には、期間T1から期間T31までが使用される。当該統計テーブル63が週別のテーブルであった場合には、期間T1~T99は、1週目から5週目までの週の数となる。すなわち週別の統計テーブル63の場合には、期間T1から期間T5までが使用される。当該統計テーブル63が月別の統計テーブル63の場合には、期間T1~T99は、1月から12月までの月の数となる。すなわち月別の統計テーブル63の場合には、期間T1から期間T12までが使用される。
図7は、メインメモリ12に形成される主要なメモリ領域を示す模式図である。図示するようにメインメモリ12には、今回メモリ71と、前回メモリ72と、監視対象メモリ73と、が形成されている。今回メモリ71及び前回メモリ72は、それぞれ商品棚4の全区画に対する区画情報と関連付けて陳列数を記憶可能な領域を有する。監視対象メモリ73は、一連番号順に区画情報と商品IDとを関連付けて記憶可能な領域を有する。今回メモリ71、前回メモリ72及び監視対象メモリ73の用途については、後述する商品管理装置1の動作説明の中で明らかにする。
図8及び図9は、プロセッサ11が、商品管理プログラムに従って実行する第1の処理の主要な手順を示す流れ図である。また図10は、プロセッサ11が、商品管理プログラムに従って実行する第2の処理の主要な手順を示す流れ図である。商品管理プログラムは、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されたアプリケーションプログラムの一種である。第1の処理は、店舗の開店から閉店までの間、前述した取込部31のサンプリング周期と同期して実行される。第2の処理は、閉店後の所定の時刻に実行される。以下、これらの流れ図を用いて、商品管理装置1の動作について説明する。なお、以下に説明する動作は一例であり、同様な結果を得ることが可能であればその手順は特に限定されるものではない。
図8に示すように、プロセッサ11は、Act1として取込部31のサンプリング周期と同じ間隔のサンプリング時間が経過するのを待ち受ける。そしてプロセッサ11は、サンプリング時間が経過したことを確認すると(Act1、YES)、Act2として開店後の初回の処理であるか否かを確認する。初回の処理の場合(Act2、YES)、プロセッサ11は、Act3として区画データベース61に記憶されている各区画レコード61Rから区画情報と初期陳列数とを取得する。そしてプロセッサ11は、各区画レコード61Rから取得した区画情報と同一の区画情報に対応した前回メモリ72の陳列数エリアに初期陳列数を書き込む。2回目以降の処理の場合には(Act2、NO)、プロセッサ11は、Act4として今回メモリ71に記憶されている区画情報別の陳列数を、前回メモリ72の該当する区画情報に対応した陳列数エリアに書き込む。
Act3またはAct4の処理を終えると、プロセッサ11は、Act5として商品棚4毎に備えられた陳列数検出ユニット3から陳列数データを取得する。陳列数データは、前述したように、区画情報と関連付けて、その区画情報で特定される区画に陳列されている商品の数を示したものである。プロセッサ11は、陳列数データから得た区画情報別の陳列数を、同一の区画情報に対応した今回メモリ71の陳列数エリアに書き込む。またプロセッサ11は、Act7として監視対象メモリ73の区画情報エリア及び商品IDエリアをクリアする。なお、監視対象メモリ73をクリアするタイミングはAct7の時点に限定されるものではない。例えばAct5の処理の前に監視対象メモリ73をクリアしてもよい。
プロセッサ11は、Act8として今回メモリ71に記憶された区画情報別の陳列数と、前回メモリ72の同一区画情報に対応した陳列数エリアに記憶されている陳列数とを、順番に対比する。そしてプロセッサ11は、Act9として陳列数が変化しているか否かを確認する。陳列数が変化していない場合(Act9、NO)、プロセッサ11は、Act16の処理へと移行する。
陳列数が変化していた場合には(Act9、YES)、プロセッサ11は、Act10として陳列数が変化した区画の区画情報とその区画に陳列されている商品の商品IDとを監視対象メモリ73に書き込む。商品IDは、区画データベース61から取得できる。
プロセッサ11は、Act11として監視対象メモリ73に書き込んだ区画情報と商品IDとに基づいてジャーナルレコード62Rを作成する。日時は、時計14から取得できる。陳列数は、区画情報を検索のためのキーとして今回メモリ71を検索することで取得できる。変化量は、区画情報を検索のためのキーとして今回メモリ71と前回メモリ72とを検索し、各々の陳列数の差分を計算することで取得できる。
プロセッサ11は、Act12として変化量の計算に用いた前回メモリ72の陳列数に対して今回メモリ71の陳列数が増加したのか減少したのかを確認する。そして増加した場合には(Act12、NO)、プロセッサ11は、Act13として、Act11の処理で作成したジャーナルレコード62Rの増減フラグを“1”とする。これに対し、減少していた場合には(Act12、YES)、プロセッサ11は、Act14として、同ジャーナルレコード62Rの増減フラグを“0”とする。
プロセッサ11は、Act13又はAct14の処理を終えると、Act15としてジャーナルレコード62Rをジャーナルファイル62に保存する。その後、プロセッサ11は、Act16の処理へと移行する。
Act16では、プロセッサ11は、今回メモリ71の陳列数と前回メモリ72の陳列数との対比を終了したか否かを確認する。対比を終了していない場合(Act16、NO)、プロセッサ11は、Act8に戻る。そしてプロセッサ11は、次の区画情報に対応した今回メモリ71の陳列数と前回メモリ72の陳列数とを対比して、前述した処理と同様の処理を繰り返す。
ここにプロセッサ11を主体とするコンピュータは、Act1乃至Act16の処理を実行することによって、商品毎に陳列数の変化を検出する検出手段を構成する。
今回メモリ71の陳列数と前回メモリ72の陳列数との対比を終了した場合(Act16、YES)、プロセッサ11は、図9のAct21として監視対象メモリ73に区画情報と商品IDとが書き込まれているか否かを確認する。前回のサンプリング時間経過時点から今回のサンプリング時間経過時点までの間、商品棚4に陳列されている商品の数に全く変化がない場合、監視対象メモリ73には区画情報と商品IDとが書き込まれない。プロセッサ11は、監視対象メモリ73に区画情報と商品IDとが書き込まれていない場合(Act21、NO)、後述するAct31の処理へと移行する。
一方、商品棚4に陳列されている商品の1品目でも陳列数が変化した場合、監視対象メモリ73には、その商品の商品IDとその商品が陳列されている区画の区画情報とが書き込まれる。プロセッサ11は、監視対象メモリ73に区画情報と商品IDとが書き込まれている場合(Act21、YES)、Act22として監視対象メモリ73から順番に商品IDを取得する。
商品IDを取得すると、プロセッサ11は、Act22としてその商品IDを検索のためのキーとしてジャーナルファイル62を検索する。そしてプロセッサ11は、検索キーとした商品IDを含むジャーナルレコード62Rのうち、今回のサンプリング時間経過時点の日時から所定の期間(本実施形態では300秒)前までの日時を含むジャーナルレコード62R1を検出する。
プロセッサ11は、Act24としてジャーナルレコード62R1の中に増減フラグが “1”になっているジャーナルレコード62R1があるか否かを確認する。ジャーナルレコード62R1の増減フラグが全て“0”であった場合には(Act24、NO)、プロセッサ11は、Act25としてジャーナルレコード62R1に含まれる変化量を合算して変化量合計Aを算出する。そしてプロセッサ11は、Act26として変化量合計Aが当該商品のアラート閾値を超えているか否かを確認する。アラート閾値は、Act22の処理で取得した商品IDで区画データベース61を検索することにより取得できる。プロセッサ11は、変化量合計Aがアラート閾値以下の場合(Act26、NO)、Act30の処理へと移行する。
これに対し、変化量合計Aがアラート閾値を超える場合には(Act26、YES)、プロセッサ11は、Act27として補充アラートを編集する。補充アラートは、Act22の処理で取得した商品IDで特定される商品の補充を指示するメッセージと、補充個数とを含む。補充個数は、当該商品の初期陳列数から今回のサンプリング時間経過時点の陳列数を差し引いた値である。プロセッサ11は、Act28として補充アラートをユーザ端末2宛に送信するように通信ユニット15を制御する。またプロセッサ11は、Act29として、Act22の処理で取得した商品IDを含む区画レコード61Rのアラート回数を+1だけ加算する。その後、プロセッサ11は、Act30の処理へと移行する。
一方、増減フラグが“1”になっているジャーナルレコード62R1が1つでもある場合には(Act24、YES)、プロセッサ11は、上述したAct25乃至Act29の処理を実行しない。プロセッサ11は、直ちにAct30の処理へと移行する。
Act30においては、プロセッサ11は、監視対象メモリ73に次の区画情報と商品IDとが記憶されているか否かを確認する。そして記憶されている場合(Act30、YES)、プロセッサ11は、Act22に戻り、監視対象メモリ73から新たな商品IDを取得する。そしてプロセッサ11は、この商品IDを用いて前述したAct23乃至Act30の処理を実行する。
ここにプロセッサ11を主体とするコンピュータは、Act21~Act25の処理を実行することによって、陳列数の変化が検出された商品の減少方向への変化の度合い、つまりは変化量合計を判定する判定手段を構成する。また同コンピュータは、Act26乃至Act28の処理を実行することによって、減少方向への変化の度合いが規定、つまりはアラート閾値よりも大きいと判定された商品について補充アラートを出力する出力手段を構成する。さらに同コンピュータは、Act29の処理を実行することによって、補充アラートが出力された回数を商品毎に計数する計数手段を構成する。
監視対象メモリ73に記憶された全ての商品IDについて、Act23乃至Act30の処理を終えると、プロセッサ11は、Act30において監視対象メモリ73に次の区画情報と商品IDとが記憶されていないと判定する。記憶されていないと判定した場合(Act30、NO)、プロセッサ11は、Act31の処理へと進む。
Act31においては、プロセッサ11は、今回のサンプリング時間経過時点を日時とするジャーナルレコード62Rに基づいて、統計テーブル63を更新する。
具体的にはプロセッサ11は、例えば時間帯別に陳列数が減少した数を合計する統計テーブル63Aに対しては、増減フラグが“0”のジャーナルレコード62Rの商品IDに対応した、今回のサンプリング時間経過時点が含まれる時間帯の値に、当該ジャーナルレコード62Rの変化量を加算する。同様に、例えば日別に陳列数が減少した数を合計する統計テーブル63Bに対しては、増減フラグが“0”のジャーナルレコード62Rの商品IDに対応した、今回のサンプリング時間経過時点が含まれる日付の値に、当該ジャーナルレコード62Rの変化量を加算する。週別又は月別の統計テーブル63に対しても同様である。
また、例えば時間帯別に陳列数が増加した数を合計する統計テーブル63Cに対しては、増減フラグが“1”のジャーナルレコード62Rの商品IDに対応した、今回のサンプリング時間経過時点が含まれる時間帯の値に、当該ジャーナルレコード62Rの変化量を加算する。同様に、例えば日別に陳列数が増加した数を合計する統計テーブル63Dに対しては、増減フラグが“1”のジャーナルレコード62Rの商品IDに対応した、今回のサンプリング時間経過時点が含まれる日付の値に、当該ジャーナルレコード62Rの変化量を加算する。週別又は月別の統計テーブル63に対しても同様である。
プロセッサ11は、統計テーブル63の更新を終えると、Act32として欠品アラート処理を行う。この処理では、今回メモリ71に記憶された陳列数のなかに、欠品アラートのために予め設定された第2閾値以下の陳列数が含まれるか確認する。例えば、陳列数が5個以下の商品を欠品間近の商品として取り扱う場合、第2閾値は“5”となる。なお、第2閾値は、全商品共通でもよいし、商品毎に設定されていてもよい。今回メモリ71に第2閾値以下の陳列数が含まれていた場合、プロセッサ11は、欠品アラートを編集し、ユーザ端末2へと送信するように通信ユニット15を制御する。欠品アラートには、陳列数が第2閾値以下の商品IDで特定される商品が欠品間近であることを通知するメッセージと、補充個数とを含む。補充個数は、当該商品の初期陳列数から最新のサンプリング時点の陳列数を差し引いた値である。
欠品アラート処理を終えると、プロセッサ11は、図7のAct1の処理に戻る。したがってプロセッサ11は、店舗の開店から閉店までの間、サンプリング周期が経過する毎に、Act2~Act32の処理を繰り返し実行する。
なお、この店舗の開店から閉店までの期間中において、陳列数検出ユニット3から陳列不正アラートを受信した場合、プロセッサ11は、この陳列不正アラートをユーザ端末2へと送信するように通信ユニット15を制御する。
かくしてユーザ端末2においては、補充アラートを受信すると、表示デバイスに商品の補充を促すメッセージと必要な補充数量とが表示される。また、欠品アラートを受信した場合には、表示デバイスに商品の欠品間近であることを通知するメッセージと必要な補充数量とが表示される。陳列不正アラートを受信した場合には、表示デバイスに陳列の不正を通知するメッセージが表示される。
したがって、ユーザ端末2のユーザ、例えば店員は、補充アラート又は欠品アラートによった表示されるメッセージ、すなわち商品の補充を指示するメッセージを確認したならば、そのメッセージとともに表示された補充数量の商品を商品棚4に補充すればよい。そうすることで、商品棚4の陳列数は初期陳列数に戻る。また店員は、陳列不正アラートによって表示されるメッセージ、すなわち陳列の不正を通知するメッセージを確認したならば、商品棚4の整理を行えばよい。そうすることで、商品棚4の別の区画に陳列されていた商品が元の区画へと戻される。
さて、閉店後、所定の時刻になると、プロセッサ11は、図10の流れ図に示す手順の処理を開始する。先ずプロセッサ11は、Act41としてカウンタnを“0”にリセットする。次いでプロセッサ11は、Act42として同カウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ11は、Act43として区画データベース61からn番目の区画レコード61Rnを取得する。ここで、n番目の“n”は、カウンタnの値と一致する。
プロセッサ11は、Act44として区画データベース61からn番目の区画レコード61Rnを取得できたか否かを確認する。区画レコード61Rnを取得できた場合(Act44、YES)、プロセッサ11は、Act45としてその区画レコード61Rnからアラート回数Mを取得する。そしてプロセッサ11は、Act46としてアラート回数Mが設定値を超えているか否かを確認する。設定値は、商品管理装置1のユーザによって設定される任意の値である。ユーザは、1営業日の間に1つの商品に対して発せられるアラート回数の許容上限数を設定値とする。
プロセッサ11は、アラート回数Mが設定値以下の場合(Act46、NO)、Act42に戻る。すなわちプロセッサ11は、カウンタnをさらに“1”だけカウントアップし、区画データベース61からn番目の区画レコード61Rnを取得する。そしてプロセッサ11は、このn番目の区画レコード61Rnからアラート回数Mを取得して設定値と比較する処理を繰り返す。
Act46において、アラート回数が設定値を超える商品IDを検出した場合には(Act46、YES)、プロセッサ11は、Act47として当該商品IDを含む区画レコード61Rのアラート閾値(第1閾値)を“1”だけ増加する。アラート閾値を増加させることで、その商品に対する補充アラートの発生頻度を抑えることができる。またプロセッサ11は、Act48として陳列数アラートを編集する。陳列数アラートは、当該商品の初期陳列数の見直しを指示するメッセージを含む。アラート回数が設定値を超えるということは、その商品の販売ペースが極めて早いことを意味している。そこで、初期陳列数を増やす方向に見直すことで、欠品を防ぐ狙いがある。
プロセッサ11は、Act49として陳列数アラートがユーザ端末2に送信されるように通信ユニット15を制御する。その後、プロセッサ11は、Act42に戻り、Act42以降の処理を前記と同様に行う。その結果、区画データベース61からn番目の区画レコード61Rを取得できなくなったならば(Act44、NO)、プロセッサ11は、この第2の処理を終了する。
ここに、プロセッサ11を主体とするコンピュータは、Act41乃至Act47の処理を実行することによって、アラート回数に応じて、減少方向への変化の度合いが大きいか否かを判定に使用する規定、つまりはアラート閾値を調整する調整手段を構成する。
このように商品管理装置1によれば、所定の期間(例えば300秒)以内にアラート閾値を超える数が商品棚4から取り出された商品に対し、その商品の補充を促す補充アラートがユーザ端末2から発せられる。所定の期間以内にアラート閾値を超える数が商品棚4から取り出される商品というのは、売れ行きのペースが早い商品であると推定できる。つまり、売れ行きのペースが早い商品については、所定の期間以内にアラート閾値を超える数が商品棚4から取り出された時点で補充アラートが発せられる。
例えば、アラート閾値が5個に設定されている商品が20個陳列されていた状態で、所定の期間内に商品棚4から6個取り出されると、補充アラートが発せられる。すなわち、商品棚4にまだ16個が陳列されている状態でも、補充アラートが発せられる。したがって、補充アラートを確認した店員が補充に多少手間取ったとしても、補充前に品切れになることはまず起こり得ない。このように商品管理装置1によれば、売れ行きのペースが早い商品に対して的確に補充を指示できるので、欠品による販売チャンスロスを未然に防ぐことができる。
しかも補充アラートには、初期陳列数から現時点の陳列数を減じた値が補充数として報知される。したがって、上記例の商品の初期陳列数が20個であったとすると、補充数として4個が報知されるので、店員は4個を補充する。そうすることにより、補充アラートの発生から補充までの期間内に当該商品が取り出されない場合には、補充によって初期陳列数の商品が商品棚4に陳列される。また、仮に補充アラートの発生から補充までの期間内に当該商品が数品取り出されたとしても、補充直後には初期陳列数に近い数の商品が商品棚4に陳列される。このように、売れ行きのペースが早い商品であっても、補充アラートに従って的確に補充を行うことにより、常に多くの商品が商品棚4に陳列されるようになる。顧客の心理として、売れ筋の商品が多く陳列されていると、購入意欲が高まり、まとめ買いをする顧客が増える。したがって、売れ行きのペースがさらに高まるので、販売の促進に繋がる。
なお、売れ行きのペースが遅い商品については、補充アラートが発せられない。しかし、陳列数が第2閾値まで減少したならば欠品アラートが発せられるので、店員は、欠品アラートにしたがって補充を行えばよい。そしてその際、補充が多少遅れたとしても、売れ行きのペースは遅いので、品切れになることは殆どない。
また商品管理装置1によれば、たとえ所定の期間以内にアラート閾値を超える数が商品棚4から取り出されたとしても、その間に補充が行われていた場合には、補充アラートが発せられない。したがって、商品を補充したにも拘らず直ぐに補充をしなければならなくなるような煩雑な状況は起こり得ないので、補充担当の店員は効率的に補充作業を行うことができる。
ところで商品管理装置1は、統計テーブル63を備えている。そしてこの統計テーブル63により、例えば時間帯別、日別、週別あるいは月別に、商品棚4から取り出された数量又は商品棚に補充された数量を商品毎に合計している。したがって、この統計テーブル63のデータを解析することで、商品毎に、売れ行きの良い時間帯、曜日、月等を把握することができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。
前記実施形態では、1台の商品棚4に対して陳列数検出ユニット3を1つ用意する場合を例示した。1つの陳列数検出ユニット3で2以上の商品棚4の各区画にそれぞれ陳列されている商品の陳列数を検出できるのであれば、その2以上の商品棚4に対して1つの陳列数検出ユニット3を用意すればよい。また、陳列数検出ユニット3によって陳列数が検出される商品が陳列されている場所は商品棚4に限定されるものではない。例えば売場の床に陳列されている商品を、陳列数検出ユニット3による陳列数の検出ユニットとしてもよい。
前記実施形態では、陳列されている商品を撮影する撮像装置5として、商品棚4を正面から撮影する第1カメラ51と、商品棚4の各棚段をそれぞれ上から撮影する複数の第2カメラ52とを例示した。この点に関しては、例えば第2カメラで撮影された画像だけで陳列数検出ユニット3が区画別陳列数を検出できるのであれば、第1カメラを省略することができる。また、第1カメラ51又は第2カメラ52とは異なるカメラで撮影した画像により陳列数検出ユニット3が区画別陳列数を検出できるのであれば、そのカメラを撮像装置5としてもよい。
前記実施形態では、撮像装置5によって撮像した画像から、陳列数検出ユニット3が各商品の陳列数を検出する場合を例示した。陳列数を検出する方法は、画像を用いる方法に限定されるものではない。例えば各商品にRFID(Radio Frequency Identification)タグを付し、商品棚4に陳列されている各商品のRFIDタグの情報をタグリーダで読み取ることで、各商品の陳列数を検出してもよい。
なお、商品管理装置1の譲渡は一般に、商品管理プログラム等のプログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、商品管理装置1が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この商品管理装置1とは個別に譲渡された商品管理プログラム等がユーザなどの操作に応じて書き込まれてもよい。商品管理プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]商品毎に陳列数の変化を検出する検出手段と、前記検出手段により前記陳列数の変化が検出された商品の減少方向への変化の度合いを判定する判定手段と、前記判定手段により前記減少方向への変化の度合いが規定よりも大きいと判定された商品について補充アラートを出力する出力手段と、を具備する商品管理装置。
[2]前記判定手段は、前記検出手段により前記陳列数の減少が検出された前記商品について、所定の期間内に減少した数を求め、当該数に基づいて前記減少方向への変化の度合いが規定よりも大きいか否かを判定する、付記[1]記載の商品管理装置。
[3]前記判定手段は、前記所定の期間内に前記陳列数の増加が検出された商品については判定対象から除外する、付記[2]記載の商品管理装置。
[4]前記出力手段により前記補充アラートが出力された回数を商品毎に計数する計数手段、をさらに具備する付記[1]乃至[3]のうちいずれか1項記載の商品管理装置。
[5]前記計数手段により計数されるアラート回数に応じて、前記判定手段により前記減少方向への変化の度合いが大きいか否かを判定に使用する規定を調整する調整手段、をさらに具備する付記[4]記載の商品管理装置。
[6]コンピュータを、商品毎に陳列数の変化を検出する検出手段、前記検出手段により前記陳列数の変化が検出された商品の減少方向への変化の度合いを判定する判定手段、前記判定手段により前記減少方向への変化の度合いが規定よりも大きいと判定された商品について補充アラートを出力する出力手段、として機能させるための商品管理プログラム。
1…商品管理装置、2…ユーザ端末、3…陳列数検出ユニット、4…商品棚、5…撮像装置、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…時計、15…通信ユニット、16…インターフェース、17…システムバス、61…区画データベース、62…ジャーナルファイル、63(63A~63Z)…統計テーブル。

Claims (7)

  1. 商品毎に陳列数の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記陳列数の変化が検出された商品の所定の期間における減少方向への変化量を取得する取得手段と、
    前記所定の期間内に前記陳列数の増加が検出された商品以外で、前記減少方向への変化量が第1閾値よりも大きい商品について補充アラートを出力する補充出力手段と、
    前記陳列数が第2閾値以下の商品について欠品アラートを出力する欠品出力手段と、
    を具備する、商品管理装置。
  2. 前記補充出力手段は、前記所定の期間内における減少方向への変化量が第1閾値よりも大きい商品であっても、前記所定の期間内に補充が行われた商品については補充アラートを出力しない、請求項1記載の商品管理装置。
  3. 前記補充アラートは、補充個数を含む、請求項1又は2記載の商品管理装置。
  4. 前記欠品アラートは、補充個数を含む、請求項1又は2記載の商品管理装置。
  5. 陳列場所に陳列されている商品が、当該陳列場所に陳列されるべき正規の商品であるか否かを確認する確認手段、
    をさらに具備し、
    前記検出手段は、前記正規の商品であると判定された商品の陳列数の変化を検出する、請求項1乃至4のうちいずれか一記載の商品管理装置。
  6. 前記陳列場所に前記正規の商品以外の物品が陳列されている場合に不正アラートを出力する不正出力手段、
    をさらに具備する請求項5記載の商品管理装置。
  7. コンピュータを、
    商品毎に陳列数の変化を検出する検出手段、
    前記検出手段により前記陳列数の変化が検出された商品の所定の期間における減少方向への変化量を取得する取得手段、
    前記所定の期間内に前記陳列数の増加が検出された商品以外で、前記減少方向への変化量が第1閾値よりも大きい商品について補充アラートを出力する補充出力手段、及び、
    前記陳列数が第2閾値以下の商品について欠品アラートを出力する欠品出力手段、
    として機能させるための商品管理プログラム。
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