JP7286050B1 - レーダ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、違法電波により、自局が用いる送信周波数と非常に近い電波が入り、電波干渉が生じることもあり得る。
参照テーブルから偏角についての誤差が最も小さい複素数列を選択し、選択した複素数列における偏角の情報を用いて干渉除去部によって0(ゼロ)にされた部分に所望信号を復元する、ただし、デコンボリューションを実施するものを除く、というものである。
しかし、自レーダの近隣に設置されている他レーダは、他社により管理されていることが一般的である。したがって、本開示技術は、干渉側の諸元は、事前に入手できないという前提に立つ。
図1は、実施の形態1に係るレーダ装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示されるとおり、実施の形態1に係るレーダ装置は、基準信号発生部1と、位相変調部2と、パルス変調部3と、送受切替部4と、空中線5と、受信部6と、干渉検出部7と、干渉除去部8と、所望信号復元部9と、所望信号復調部10と、所望参照信号生成部11と、を含む。
基準信号発生部1は、送信信号の元となる基準信号を発生する構成要素である。基準信号発生部1が発生する基準信号は、後述するパルス変調部3から複数のパルス波動が出力される時間にわたって、周波数が安定している、という性質を有する。基準信号発生部1が発生する基準信号は、後に実施される信号処理において、位相情報を用いた信号処理、すなわち、コヒーレントな信号処理が可能な信号である。
位相変調部2は、基準信号発生部1が発生する基準信号に位相変調を実施する構成要素である。位相変調部2が実施する位相変調は、後述するパルス変調部3が出力するパルス波動ごとに、すなわち送信ごとに、初期位相が変化する態様のものである。位相変調部2は、例えば、パルス間変調符号を使用する。
位相変調部2が実施する位相変調の詳細は、後述する具体例に沿った説明により明らかとなる。位相変調部2が使用する符号の詳細も、後述する具体例に沿った説明により明らかとなる。
パルス変調部3は、位相変調部2により位相変調された送信信号を、パルス化する構成要素である。パルス変調部3は、具体的には、位相変調部2により位相変調された送信信号に対してパルス間変調を施し、さらに増幅処理を行う。
パルス変調部3によりパルス化された複数の信号は、複数のパルス波動として出力される。前述のとおり、パルス変調部3から出力されるパルス波動は、それぞれ初期位相が異なっている。パルス変調部3から出力されるパルス波動は、「送信波」とも称される。
位相変調波生成部は、送信ごとに初期位相が変化するパルス波動を生成する。
送受切替部4は、位相変調波生成部により生成されたパルス波動の送信と、後述する空中線5からの受信と、を切り替える構成要素である。別の言い方をすれば、送受切替部4は、パルス変調部3によりパルス化された送信波を空中線5へと出力するとともに、空中線5から受信波を取り込む、中継点の役割を担う構成要素である。送受切替部4は、例えば、3つのポートを有するサーキュレータにより実現されてよい。
空中線5は、パルス波動を送信波として空間に放射するとともに、空間中に存在する物体で反射されて到来した電波(反射波動)を受信波として取得する構成要素である。空中線5は、別の言い方をすれば、アンテナである。空中線5は、指向特性を有し、ある特定の方向(「ビーム方向」と称される)に、送信波の放射を集中させることができる。空中線5を備えるレーダ装置は、例えば、デジタルビームフォーミングにより、観測方向を時間とともに変化させることもできる。
空中線5が受信する受信波には、自レーダに起因するもの(以降、「所望波」と称する)のほか、他レーダに起因するもの(以降、「干渉波」と称する)が含まれることがある。
受信部6は、空中線5で受信され送受切替部4を経由して送られる受信波を取り込み、受信波を検波することにより受信信号を生成する構成要素である。受信部6が実施する検波処理は、振幅検波のみならず、受信信号の位相情報を抽出する必要がある場合、位相検波も含まれる。受信部6が実施する検波の方法は、例えば、ヘテロダイン検波であってよい。ヘテロダイン検波とは、受信した電波の周波数と受信装置内で発生させた第二の周波数とを混合し、より低い第三の周波数を合成する検波方法である。受信部6がヘテロダイン検波を行う場合、具体的に言えば受信部6は、送受切替部4を経由して入力される受信波と、基準信号発生部1により生成された基準信号の一部とを混合し、両信号の周波数の差として得られる中間周波数を取得する。
本明細書において、受信部6が生成する受信信号のうち、所望波に由来する成分は「所望信号」と、干渉波に由来する成分は「干渉信号」と、それぞれ称されるものとする。
干渉検出部7は、受信部6から出力される受信信号をフーリエ変換し、周波数領域でみた極大値、すなわちスペクトルのピーク値(以降、単に「スペクトルピーク値」と称する)を算出する構成要素である。干渉検出部7は、あらかじめ設定された閾値とスペクトルピーク値とを比較する。この閾値は、受信信号に干渉信号が含まれているか否かの判断に使用される。本明細書において、受信信号に干渉信号が含まれているか否かを判断する処理は、「干渉検出」と称されるものとする。スペクトルピーク値が閾値よりも大きい場合、受信信号には干渉信号が含まれている可能性が大きい、と判断できる。スペクトルピーク値が閾値よりも大きい場合、レーダ装置の処理フローは、干渉除去部8の処理フローへと進められる。一方、スペクトルピーク値が閾値以下の場合、レーダ装置の処理フローは、所望信号に対する処理フローへと進められる。レーダ装置が実施する処理フローの詳細は、後述により明らかとなる。
干渉除去部8は、簡単に言えば、周波数領域でみた受信信号において、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分を0(ゼロ)にする構成要素である。本明細書において、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分を0(ゼロ)にすることは、単に「干渉除去」と称されるものとする。
本来実施したいことは、周波数領域でみた受信信号から、干渉信号成分のみを除去することである。本開示技術は、まず、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分を0(ゼロ)にし、次に、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分に本来あるべき値に戻す、という2段階を踏む。すなわち本開示技術は、まず「干渉除去」をし、次に「所望信号復元」をする、という2段階を踏む。
干渉除去部8が行う干渉除去の範囲は、周波数領域でみたときに、閾値を超えたスペクトルピークに対し、例えばガウス分布曲線等の統計分布曲線をフィッティングさせ、「閾値を超え、かつ、ガウス分布の範囲内」と定義してもよい。このときにフィッティングさせるガウス分布は、閾値を超えた部分のスペクトルピーク値、スペクトル幅、及び推定できる干渉物のドップラ速度に基づいて決めるとよい。
所望信号復元部9は、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分に本来あるべき値に戻す構成要素である。本来あるべき値に戻す操作は、「復元」と称される。所望信号復元部9は、干渉信号の影響を受けた領域に対応する部分に対し、所望信号復元を実施する。
本開示技術の大きな特徴の一つは、所望信号復元部9が、位相変調部2が使用するパルス間変調符号に基づいて、所望信号復元を実施する点にある。パルス間変調符号に基づく所望信号復元の詳細は、後述の説明により明らかとなる。
所望信号復調部10は、所望信号復元部9により部分的に復元された信号を、後述する参照信号に基づいて、復調する構成要素である。ここで、「復調」とは、電気技術用語であり、変調信号からもとの信号を取り出す操作を意味する。「復調」の用語は、「変調」の対義語である。すなわち所望信号復調部10は、位相変調部2及びパルス変調部3と対をなす構成要素だ、とも言える。
所望信号復調部10が復調に用いる参照信号は、後述する所望参照信号生成部11により生成される。
所望信号復調部10は、復調した信号に対し、逆フーリエ変換を行う。逆フーリエ変換された信号は、レーダ装置の使用目的に応じた方法で利用される。
所望参照信号生成部11は、自レーダの送信波形情報に基づき、所望信号の参照信号を生成する構成要素である。
図2に示される「受信信号入力」(ST1)と記載された部分は、受信部6が実施する処理ステップである。
図2に示される「フーリエ変換」(ST2)、「スペクトルピーク値算出」(ST3)、及び「ピーク値>閾値?」(ST4)と記載された部分は、いずれも干渉検出部7が実施する処理ステップである。
図2に示される「干渉位置・抑圧点数推定」(ST5)、及び「干渉抑圧」(ST6)と記載された部分は、いずれも干渉除去部8が実施する処理ステップである。
図2に示される「所望信号位相推定」(ST7)、及び「所望信号復元」(ST8)と記載された部分は、いずれも所望信号復元部9が実施する処理ステップである。
図2に示される「所望参照信号復調」(ST9)、及び「逆フーリエ変換」(ST10)と記載された部分は、いずれも所望信号復調部10が実施する処理ステップである。
Cubic Phase Codeは、擬似ランダム符号の一つである。Cubic Phase Codeを使用した場合の多次元系列(cA(k))は、以下の数式により与えられる。
ここで、数式(1)に登場するiは虚数を表す(本明細書に記載される他の数式に登場するiについても同じ)。Nは、符号長であり、奇素数である。kは、0からN-1までを取る整数である。また、数式(1)に用いられる変数のAは、以下範囲で与えられる。
数式(1)に示される符号は、符号長がNであり有限長であるが、これを連続して繰返し利用するのが一般的である。つまり、符号は、特徴的なパターンが繰り返される、周期性を有するものである。
arg(ω)回転が2π/N[rad]回転させること、及び2π[rad]回転が0[rad]回転と結局は同じことだということに着目すれば、以下の関係式が成立することが理解できる。
ここで、数式(3)に登場するmodは、剰余を表す。modは、剰余を意味するmoduloという単語に由来する。
反射波に用いる符号長(以降、「反射符号長」と称する)は、自レーダのコヒーレント積分数、すなわちヒット数に対応させるとよい。例えばヒット数が32の場合、数式(1)においてN=31として与えられる擬似ランダム符号系列の最初又は最後の0を付加することで、ヒット数=32に対応した符号系列を作成できる。
数式(4)で与えられる写像g(k)の初期値であるg(0)は、0であってよい。数式(4)に示される写像g(k)のように、擬似ランダム符号系列は、絶対値として使うのではなく相対値(差分値)として使うことも考えられる。
位相変調部2は、例えば数式(5)で与えられたdA(k)等の符号系列で、送信パルスを位相変調する。この場合、所望信号復調部10が行う位相復調は、dA(k)の複素共役が用いられる。
このように、位相変調部2が位相変調に用いる複素数の符号系列は、その複素共役という形で所望信号復調部10が行う位相復調で用いられるため、共有される。位相変調部2が位相変調に用いる複素数の符号系列は、記憶装置に格納する(保存する)という方法で共有されてもよい。
時間領域の信号列に対して、時間に依存しない定数である複素数を乗算することの意味は、ラプラス変換の線形性を表す以下の数式により明らかとなる。
ここで、スクリプト書体のLは、ラプラス変換を表す。この線形性の性質は、s=iωと置いて得られるフーリエ変換にも見られる性質である。
数式(6)は、時間領域の信号列に対して、時間に依存しない定数である複素数を乗算することは、その信号列を周波数領域に変換した結果に対して、同じ定数である複素数を乗算することを意味する。
前述のとおり、基準信号発生部1が発生する基準信号は位相がそろった信号、すなわちコヒーレントな信号であるため、所望信号復元部9は、位相情報に基づいた信号処理を実施することができる。
所望信号復元部9は、以下のような参照テーブルを用いてもよい。
所望信号復元部9は、参照テーブルにあるN個の複素数列と、干渉除去部8により干渉除去された周波数領域上の受信信号とを比較する。特に、参照テーブルにあるN個の複素数列の偏角が重要となる。所望信号復元部9は、参照テーブルから偏角についての誤差が最も小さい複素数列を選択し、偏角の情報を用いて干渉除去部8によって干渉除去された部分に所望信号を復元する。
所望信号復元部9がこのように符号そのものを利用して所望信号を復元できる背景には、物体で反射されて到来する反射波動は、TOF(Time of Travel)による時間差、ドップラ効果、及び空間伝搬による減衰はあるものの、送信波であるパルス波動と同じ波形をしている、という性質による。すなわち、理想的な状態において、送信波と受信波との間には、アナロジーがある。したがって、自レーダにおいて近隣の他レーダでは用いられていない特徴的な位相パターンの符号を用いることが、所望信号復元部9による所望信号復元を確実なものにする。
SZ符号は、ドップラ気象レーダ用に開発された位相コードである。SZ符号の名称は、提唱者であるM.Sachidananda、Dusan S. ZRNICの頭文字に由来する。SZ符号を用いた信号処理技術は、例えば、米国特許第6081221号公報に開示されている。
SZ符号系列は、以下の数式により与えられる。
ここで、Nは符号長であり、mは分割数である。SZ符号は、「SZ(m/N)」と表現される。Nとmとは、ともに正の整数であるが、Nがmの倍数となるように選択される。例えば、N=64であれば、m=4、8、16等が使用される。例えば、N=32であれば、m=4、8等が使用される。
位相変調部2は、例えば数式(9)で与えられたαk等の符号系列で、送信パルスを位相変調する。この場合、所望信号復調部10が行う位相復調は、αkの複素共役が用いられる。位相変調部2が位相変調に用いる複素数の符号系列は、記憶装置に格納する(保存する)という方法で共有されてもよい。
実施の形態2に係るレーダ装置は、本開示技術に係るレーダ装置の変形例である。実施の形態2に係るレーダ装置の機能構成は、実施の形態1に示したものと同じである。実施の形態2においては、特に明記する場合を除き、実施の形態1で用いた符号と同じものが使用される。実施の形態2において、実施の形態1と重複する説明は、適宜、省略される。
実施の形態3に係るレーダ装置は、本開示技術に係るレーダ装置の応用例である。実施の形態3においては、特に明記する場合を除き、既出の実施の形態で用いた符号と同じものが使用される。実施の形態3において、既出の実施の形態と重複する説明は、適宜、省略される。
実施の形態3は、事前には干渉波の諸元を入手できないが、観測等によりその後に一部の他レーダ信号の諸元を知り得た場合に、特にその他レーダ信号にパルス内変調が施されている場合に、対応する態様を示すものである。
図3に示されるとおり、干渉信号パルス圧縮部12を示す機能ブロックは、受信部6の後段に位置する。干渉信号情報保存部13の出力は、干渉信号パルス圧縮部12及び所望信号復元部9へと送られる。
図4に示される「干渉波パルス圧縮」(ST20)と記載された部分は、干渉信号パルス圧縮部12が実施する処理ステップである。
干渉信号情報保存部13は、後に他レーダ信号の諸元を入手できた場合に、その情報を保存するための構成要素である。干渉信号情報保存部13に保存される情報は、特に、他レーダ信号にパルス内変調が実施されているときのパルス内変調に関するものである。
干渉信号パルス圧縮部12は、他レーダ信号にパルス圧縮を実施する構成要素である。
実施の形態4に係るレーダ装置は、本開示技術に係るレーダ装置の変形例である。実施の形態4に係るレーダ装置の機能構成は、実施の形態3に示したものと同じである。実施の形態4においては、特に明記する場合を除き、既出の実施の形態で用いた符号と同じものが使用される。実施の形態4において、既出の実施の形態と重複する説明は、適宜、省略される。
図5は、本開示技術に係るレーダ装置の一部の機能のハードウエア構成を示したハードウエア構成図である。
本開示技術に係るレーダ装置における基準信号発生部1、位相変調部2、パルス変調部3、受信部6、干渉検出部7、干渉除去部8、所望信号復元部9、所望信号復調部10、所望参照信号生成部11、及び干渉信号パルス圧縮部12の各機能は、処理回路120、又はプロセッサ122とメモリ124により実現される。
簡単のため、本明細書において、レーダ装置における基準信号発生部1、位相変調部2、パルス変調部3、受信部6、干渉検出部7、干渉除去部8、所望信号復元部9、所望信号復調部10、所望参照信号生成部11、及び干渉信号パルス圧縮部12の各部は、「レーダ信号処理装置」と称されるものとする。
処理回路120は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。レーダ装置の各機能は、それぞれ別個の処理回路120により実現されてもよいし、まとめてひとつの処理回路120により実現されてもよい。
プロセッサ122は、一般に、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)とも称される。
このように本開示技術に係るレーダ信号処理装置は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、又はこれらの組合せによって、上記各機能が実現される。
Claims (4)
- 複素数の符号系列を用いて、基準信号に位相変調を実施する位相変調部と、
あらかじめ設定された閾値と受信信号のスペクトルピーク値とを比較する干渉検出部と、
前記干渉検出部が実施する比較により得られる情報に基づいて、干渉信号に影響を受けた領域の部分を0(ゼロ)にする干渉除去部と、
前記干渉除去部により0(ゼロ)にされた部分に対し、前記基準信号の情報と前記符号系列の偏角情報とを用いて、所望信号復元を実施する所望信号復元部と、を備え、
前記所望信号復元部は、前記符号系列をdA(k)としたとき、以下のdA(k)に関する参照テーブルを用い、
前記参照テーブルから偏角についての誤差が最も小さい複素数列を選択し、選択した前記複素数列における偏角の情報を用いて前記干渉除去部によって0(ゼロ)にされた部分に所望信号を復元する、
ただし、デコンボリューションを実施するものを除く、
レーダ装置。 - 複素数の符号系列を用いて、基準信号に位相変調を実施する位相変調部と、
あらかじめ設定された閾値と受信信号のスペクトルピーク値とを比較する干渉検出部と、
前記干渉検出部が実施する比較により得られる情報に基づいて、干渉信号に影響を受けた領域の部分を0(ゼロ)にする干渉除去部と、
前記干渉除去部により0(ゼロ)にされた部分に対し、前記基準信号の情報と前記符号系列の偏角情報とを用いて、所望信号復元を実施する所望信号復元部と、を備え、
前記所望信号復元部は、前記符号系列をα k としたとき、以下のα k に関する参照テーブルを用い、
前記参照テーブルから偏角についての誤差が最も小さい複素数列を選択し、選択した前記複素数列における偏角の情報を用いて前記干渉除去部によって0(ゼロ)にされた部分に所望信号を復元する、
ただし、デコンボリューションを実施するものを除く、
レーダ装置。 - 前記位相変調部により位相変調された送信信号をパルス化するパルス変調部と、
前記所望信号復元部により復元された信号を、参照信号に基づいて復調する所望信号復調部と、をさらに備える、
請求項1に記載のレーダ装置。 - 他レーダ信号の諸元を保存する干渉信号情報保存部と、
前記干渉信号情報保存部に保存された情報に基づいて、前記他レーダ信号にパルス圧縮を実施する干渉信号パルス圧縮部と、をさらに備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載のレーダ装置。
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加藤万莉絵 ほか: "2種の符号系列を用いるレーダの2次エコー抑圧方式", 2013年電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集1, JPN6016048262, 3 September 2013 (2013-09-03), pages 263, ISSN: 0005013089 * |
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WO2024089722A1 (ja) | 2024-05-02 |
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