JP7286027B2 - 移動体追跡システム、移動体追跡装置、プログラム及び移動体追跡方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る移動体追跡システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
移動体追跡システム100は、複数のカメラ110と、移動体検出装置120と、移動体追跡装置130とを備える。
移動体追跡システム100は、複数の移動体が移動する監視領域内において、追跡を行う対象である追跡対象移動体の移動を追跡する。
また、移動体追跡装置130は、複数のカメラ110で移動体を監視する領域である監視領域内にあるエレベータを運行するシステムであるエレベータシステム102に接続されている。
さらに、移動体追跡装置130は、各種画面画像を表示するための表示装置103に接続されている。
但し、移動体追跡装置130は、移動体検出装置120が備える機能を備えることも可能である。この場合、移動体検出装置120は設けられていなくてもよく、複数のカメラ110で撮られた映像の映像データが移動体追跡装置130に送られればよい。
なお、各移動体検出装置120に接続されるカメラ110の数は2個に限定されない。
移動体検出装置120は、受信部121と、送受信部122と、検出抽出部123と、制御部124とを備える。
送受信部122は、ネットワーク101における通信を行う。
コンピュータ150は、第一通信装置151と、第二通信装置152と、記憶装置153と、メモリ154と、プロセッサ155とを備える。
第二通信装置152は、ネットワーク101との通信を行う装置である。
メモリ154は、データ及びプログラムを一時的に記憶して、プロセッサ155の作業領域を提供する。
プロセッサ155は、記憶装置153に記憶されているプログラムをメモリ154に読み出して実行することで、移動体検出装置120での処理を実行する。
送受信部122は、第二通信装置152により実現することができる。
このような場合、例えば、検出抽出部123及び制御部124の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路156で構成することもできる。
言い換えると、検出抽出部123及び制御部124は、処理回路網により実現することができる。
移動体追跡装置130は、ネットワーク通信部131と、エレベータシステム通信部132と、接続インターフェース部(以下、接続I/F部という)133と、情報取得部134と、追跡対象指定部135と、監視空間データベース部(以下、監視空間DB部という)136と、エレベータ情報取得部137と、選択部138と、照合部139と、追跡管理部140とを備える。
なお、移動体追跡装置130内の各部は個別の装置として構成することも可能である。
エレベータシステム通信部132は、エレベータシステム102との間の通信を行う。
接続I/F部133は、表示装置103を接続するためのインターフェースである。
追跡対象指定部135は、取得された移動体情報を参照することで、検出されたある移動体を、追跡を行う対象である追跡対象移動体として指定する。そして、追跡対象指定部135は、取得された移動体情報から、追跡対象移動体の特徴を示す追跡対象特徴情報を生成し、その追跡対象特徴情報を監視空間DB部136に記憶させる。
また、監視空間DB部136は、複数のカメラ110がどの移動体検出装置120に接続されているかを示す接続情報を記憶する。
さらに、監視空間DB部136は、追跡対象指定部135から与えられる追跡対象特徴情報を記憶する。
また、追跡管理部140は、移動体追跡情報から追跡対象移動体の移動経路を表示するための移動体追跡表示情報を生成する。そして、追跡管理部140は、移動体追跡表示情報を接続I/F部133を介して、表示装置103に送ることで、表示装置103にその移動経路を表示させる。
コンピュータ160は、ネットワーク通信装置161と、システム通信装置162と、接続インターフェース(以下、接続I/Fという)163と、記憶装置164と、メモリ165と、プロセッサ166とを備える。
システム通信装置162は、エレベータシステム102との通信を行う装置である。
接続I/F163は、表示装置103を接続するためのインターフェースである。
メモリ165は、データ及びプログラムを一時的に記憶して、プロセッサ166の作業領域を提供する。
プロセッサ166は、記憶装置164に記憶されているプログラムをメモリ165に読み出して実行することで、移動体追跡装置130での処理を実行する。
エレベータシステム通信部132は、システム通信装置162により実現することができる。
接続I/F部133は、接続I/F163により実現することができる。
監視空間DB部136は、記憶装置164又はメモリ165により実現することができる。
このような場合、例えば、情報取得部134、追跡対象指定部135、エレベータ情報取得部137、選択部138、照合部139及び追跡管理部140の一部又は全部は、例えば、図4(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路167で構成することもできる。
言い換えると、情報取得部134、追跡対象指定部135、エレベータ情報取得部137、選択部138、照合部139及び追跡管理部140は、処理回路網により実現することができる。
まず、選択部138は、初期状態として、対象カメラとして選択するカメラ110が予め設定されており、対象カメラが接続されている移動体検出装置120の処理を有効に切り替える(S10)。そして、選択部138は、対象カメラとして選択されたカメラ110の有効又は無効の状態を、監視空間DB部136に記憶されている監視空間情報に登録する。
以下、説明する。
このような場合、選択部138は、エレベータが停車した階のカメラ110を対象カメラとして選択することができる。なお、エレベータが停車した階の全てのカメラ110が対象カメラとして選択されてもよく、エレベータの周辺(例えば、エレベータから予め定められた範囲)に設置されているカメラ110が対象カメラとして選択されもよい。さらに、選択部138は、追跡対象移動体がエレベータに乗車してから一定期間の間に新たに呼び登録又は行き先階登録された階のカメラ110を対象カメラとして選択してもよい。
以上により、追跡対象移動体が降車した可能性のない階(例えば、通過した階)のカメラ110は、対象カメラから除外できるため、通過階に特徴の似た移動体が存在しても誤って追跡対象移動体と同定されるケースを抑止することができる。また、通過階のカメラ110の映像を移動体検出装置120により処理しなくてすむため、移動体検出装置120の処理負荷を軽減し、消費電力を削減する効果がある。
図1に示されているように、実施の形態2に係る移動体追跡システム200は、複数のカメラ110と、移動体検出装置120と、移動体追跡装置230とを備える。
実施の形態2に係る移動体追跡システム200の複数のカメラ110及び移動体検出装置120は、実施の形態1に係る移動体追跡システム100の複数のカメラ110及び移動体検出装置120と同様である。
なお、移動体追跡装置230内の各部は個別の装置として構成することも可能である。
また、選択部238は、追跡対象移動体がエレベータに乗車した場合には、監視空間情報及びエレベータ運行情報を参照して、複数のカメラ110から対象カメラを選択する。
図6に示されているステップの内、図5に示されているステップと同様の処理を行うステップについては、図5と同じ符号を付す。
図6のステップS18での処理は、図3のステップS18での処理と同様である。
図7は、実施の形態3に係る移動体追跡システム300の構成を概略的に示すブロック図である。
図7に示されているように、実施の形態3に係る移動体追跡システム300は、複数のカメラ110と、移動体検出装置120と、移動体追跡装置330とを備える。
実施の形態3に係る移動体追跡システム300の複数のカメラ110及び移動体検出装置120は、実施の形態1に係る移動体追跡システム100の複数のカメラ110及び移動体検出装置120と同様である。
なお、移動体追跡装置330内の各部は個別の装置として構成することも可能である。
実施の形態3においては、情報取得部334は、選択部338からの指示に応じて、取得された移動体情報の提供先を、追跡対象指定部135及び照合部339と、既存移動体管理部341との間で切り替える。
監視空間DB部336は、監視空間情報及び移動体追跡情報に加えて、既存移動体情報を記憶する。
そして、選択部338は、その階のカメラ110の一部又は全部を対象カメラに選択し、その有効期間をその階におけるエレベータの戸開の開始から戸開の完了までとする。
ここで、実施の形態3においては、照合部339は、追跡対象移動体がエレベータに乗車後、追跡対象移動体が検出されるまでは、対象カメラで撮られた映像から生成された移動体情報で示される特徴が、既存移動体情報で示される特徴と一致しない場合に、追跡対象移動体の特徴とを照合する。これにより、既存移動体を除外した照合処理が可能になり、処理負荷の軽減を図る。
また、監視空間DB部336は、記憶装置164により実現することができる。
このような場合、例えば、情報取得部334、選択部338、照合部339及び既存移動体管理部341の一部又は全部も、例えば、図4(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路167で構成することもできる。
言い換えると、情報取得部334、追跡対象指定部135、エレベータ情報取得部137、選択部338、照合部339、追跡管理部140及び既存移動体管理部341は、処理回路網により実現することができる。
図8又は図9に示されているステップの内、図5に示されているステップと同様の処理を行うステップについては、図5と同じ符号を付す。
なお、情報取得部334からの移動体情報の提供先は、追跡対象指定部135、照合部339及び既存移動体管理部341になっているものとする。
さらに、選択部338は、情報取得部334に指示することで、移動体情報の提供先を追跡対象指定部135及び照合部339から既存移動体管理部341に切り替えさせる。これにより、後述するように対象カメラとして選択されたカメラ110に接続されている移動体検出装置120から送られてくる移動体情報が、既存移動体情報として監視空間DB部136に蓄積されることとなる。
ステップS45では、選択部338は、監視空間情報及びエレベータ運行情報を参照して、複数のカメラ110から対象カメラを選択する。そして、選択部338は、対象カメラとして選択されたカメラ110に接続されている移動体検出装置120に、ネットワーク通信部131を介して、有効指示情報を送り、対象カメラとして選択されなかったカメラ110に接続されている移動体検出装置120に、ネットワーク通信部131を介して、無効指示情報を送る。さらに、選択部338は、監視空間DB部336に記憶されている監視空間情報において、対象カメラとして選択されたカメラ110の状態を「有効」にし、対象カメラとして選択されなかったカメラ110の状態を「無効」にする。
さらに、情報取得部334に指示することで、移動体情報の提供先を追跡対象指定部135及び照合部339に切り替えさせる。
これらが同一と判断した場合(S51でYes)には、追跡管理部140は、監視空間DB部136に記憶されている移動体追跡情報に、同定された移動体の位置及び映像が撮られた日時を登録して、処理を図8のステップS13に進める。
一方、これらは同一ではないと判断した場合(S51でNo)には、処理はステップS47に戻る。
なお、ここで既存移動体の中に追跡対象移動体と特徴の近い移動体がいる場合には、予め同定に使用する特徴を通常時と変える、例えば、より細かい特徴を見て判定するように変える、又は、同定の閾値設定を変更するといった制御も可能である。
図10は、実施の形態4に係る移動体追跡システム400の構成を概略的に示すブロック図である。
図10に示されているように、実施の形態4に係る移動体追跡システム400は、複数のカメラ110と、移動体検出装置120と、移動体追跡装置430とを備える。
実施の形態4に係る移動体追跡システム400の複数のカメラ110及び移動体検出装置120は、実施の形態1に係る移動体追跡システム100の複数のカメラ110及び移動体検出装置120と同様である。
なお、移動体追跡装置430内の各部は個別の装置として構成することも可能である。
そこで、実施の形態4では、乗車号機判断部442は、エレベータの乗車判定時に追跡対象移動体がどの号機に乗車したかを判定する。そして、選択部438は、追跡対象移動体が乗車したと判定された号機の運行状況のみを用いて、対象カメラの選択を行う。これにより、追跡対象移動体が乗車していない号機の停止階のカメラ110が、移動体を検出し、その特徴を抽出する映像を撮る対象カメラとして選択されることを防止し、同定及び追跡精度の向上と無駄な演算処理の抑止を図ることができる。
このような場合、例えば、選択部438及び乗車号機判断部442の一部又は全部も、例えば、図4(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路167で構成することもできる。
言い換えると、情報取得部134、追跡対象指定部135、エレベータ情報取得部137、選択部438、照合部139、追跡管理部140及び乗車号機判断部442は、処理回路網により実現することができる。
Claims (18)
- 複数の移動体が移動する監視領域内において、追跡を行う対象である追跡対象移動体の移動を追跡する移動体追跡システムであって、
前記監視領域内に設けられているエレベータの運行を制御しているエレベータシステムから、前記エレベータの運行状況を示すエレベータ運行情報を取得するエレベータ情報取得部と、
前記エレベータ運行情報を参照することで、前記追跡対象移動体が降りる可能性のある階を対象階として特定し、前記監視領域内に配置された複数のカメラの内、前記対象階に配置されている少なくとも一つのカメラを対象カメラとして選択する選択部と、
前記対象カメラで撮られた映像から移動体を検出し、前記検出された移動体の特徴を抽出する検出抽出部と、
前記抽出された特徴である対象特徴と、前記追跡対象移動体の特徴とを照合することで、前記複数の移動体の中から、前記追跡対象移動体を同定する照合部と、を備えること
を特徴とする移動体追跡システム。 - 前記対象カメラの配置及び前記追跡対象移動体と同定された移動体を含む前記映像が撮られた時刻から、前記監視領域内における前記追跡対象移動体の移動を追跡する追跡管理部をさらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記エレベータの停車階を前記対象階として特定すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記追跡対象移動体が前記エレベータに乗車してから特定の期間内に、停止階として呼び登録又は行き先階登録された階を前記対象階として特定すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記対象カメラの選択に有効期間を設定し、前記有効期間内に前記追跡対象移動体が同定されない場合には、前記対象カメラの選択を解除して、前記複数のカメラから、前記対象カメラとして選択されていない一又は複数のカメラを新たな対象カメラとして選択すること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記エレベータが停車してから予め定められた期間を、前記エレベータが停車した階に配置されている前記対象カメラの前記有効期間とすること
を特徴とする請求項5に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記エレベータが停車して、前記エレベータの戸が開いてから予め定められた期間を、前記エレベータが停車した階に配置されている前記対象カメラの前記有効期間とすること
を特徴とする請求項5に記載の移動体追跡システム。 - 前記予め定められた期間は、前記戸が閉まるまでの期間であること
を特徴とする請求項7に記載の移動体追跡システム。 - 前記予め定められた期間は、前記戸が閉まった後に予め定められた追加期間が経過するまでの期間であること
を特徴とする請求項7に記載の移動体追跡システム。 - 前記選択部は、前記追跡対象移動体が前記エレベータに乗車してから予め定められた期間である予備期間を設定し、
前記検出抽出部は、前記予備期間内に、前記対象カメラで撮られた映像である予備映像から検出された移動体である既存移動体を検出するとともに、前記予備映像から前記既存移動体の特徴である予備特徴を抽出し、
前記照合部は、前記追跡対象移動体が前記エレベータに乗車した後に、前記対象特徴が前記予備特徴と一致しないと判断した場合に、前記対象特徴と、前記追跡対象移動体の特徴とを照合することで、前記複数の移動体の中から、前記追跡対象移動体を同定すること
を特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の移動体追跡システム。 - 前記予備期間は、前記エレベータが前記対象階に停車するまでの期間であること
を特徴とする請求項10に記載の移動体追跡システム。 - 前記予備期間は、前記エレベータが前記対象階に停車し戸が開くまでの期間であること
を特徴とする請求項10に記載の移動体追跡システム。 - 前記監視領域内には、複数の前記エレベータが設けられており、
前記複数のエレベータの内、前記追跡対象移動体が乗車したエレベータを乗車エレベータとして特定する乗車エレベータ特定部をさらに備え、
前記選択部は、前記エレベータ運行情報を参照することで、前記乗車エレベータの運行状況から前記対象カメラを選択すること
を特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の移動体追跡システム。 - 前記乗車エレベータ特定部は、前記エレベータ運行情報を参照することで、前記複数のエレベータの内、前記追跡対象移動体が乗車した時点において戸が開いているエレベータを前記乗車エレベータとして特定すること
を特徴とする請求項13に記載の移動体追跡システム。 - 前記乗車エレベータ特定部は、前記エレベータ運行情報を参照することで、前記複数のエレベータの内、前記追跡対象移動体が乗車した時点において戸が開いており、前記追跡対象移動体の乗車後に走行を開始したエレベータを前記乗車エレベータとして特定すること
を特徴とする請求項13に記載の移動体追跡システム。 - 複数の移動体が移動する監視領域内において、追跡を行う対象である追跡対象移動体の移動を追跡する移動体追跡装置であって、
前記監視領域内に設けられているエレベータの運行を制御しているエレベータシステムから、前記エレベータの運行状況を示すエレベータ運行情報を取得するエレベータ情報取得部と、
前記エレベータ運行情報を参照することで、前記追跡対象移動体が降りる可能性のある階を対象階として特定し、前記監視領域内に配置された複数のカメラの内、前記対象階に配置されている少なくとも一つのカメラを対象カメラとして選択する選択部と、
前記対象カメラで撮られた映像から検出された移動体の特徴として抽出された対象特徴と、前記追跡対象移動体の特徴とを照合することで、前記複数の移動体の中から、前記追跡対象移動体を同定する照合部と、を備えること
を特徴とする移動体追跡装置。 - コンピュータを、複数の移動体が移動する監視領域内において、追跡を行う対象である追跡対象移動体の移動を追跡する移動体追跡装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記監視領域内に設けられているエレベータの運行を制御しているエレベータシステムから、前記エレベータの運行状況を示すエレベータ運行情報を取得するエレベータ情報取得部、
前記エレベータ運行情報を参照することで、前記追跡対象移動体が降りる可能性のある階を対象階として特定し、前記監視領域内に配置された複数のカメラの内、前記対象階に配置されている少なくとも一つのカメラを対象カメラとして選択する選択部、及び、
前記対象カメラで撮られた映像から検出された移動体の特徴として抽出された対象特徴と、前記追跡対象移動体の特徴とを照合することで、前記複数の移動体の中から、前記追跡対象移動体を同定する照合部、として機能させること
を特徴とするプログラム。 - 複数の移動体が移動する監視領域内において、追跡を行う対象である追跡対象移動体の移動を追跡する移動体追跡方法であって、
前記監視領域内に設けられているエレベータの運行を制御しているエレベータシステムから、前記エレベータの運行状況を示すエレベータ運行情報を取得し、
前記エレベータ運行情報を参照することで、前記追跡対象移動体が降りる可能性のある階を対象階として特定し、
前記監視領域内に配置された複数のカメラの内、前記対象階に配置されている少なくとも一つのカメラを対象カメラとして選択し、
前記対象カメラで撮られた映像から移動体を検出し、
前記検出された移動体の特徴を抽出し、
前記抽出された特徴である対象特徴と、前記追跡対象移動体の特徴とを照合することで、前記複数の移動体の中から、前記追跡対象移動体を同定すること
を特徴とする移動体追跡方法。
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