JP7283422B2 - 歩行診断システム - Google Patents
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上記歩行診断システムにおいて、前記情報処理部は、前記特徴量としてレッグヒール角を取得するLHA算出部を備え、前記判定部は、取得されたレッグヒール角に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定することが好ましい。
上記歩行診断システムにおいて、前記情報処理部は、歩行時の足の着地から離地までの一歩区間を複数の小区間に分割する分割部と、前記小区間における一定時間毎の足裏の足圧中心の二次元座標を算出する座標算出部と、同じ前記小区間内において、一定の時間間隔で連続する3つの前記二次元座標を順に座標Pn、座標Pn+1、座標Pn+2としたとき、座標Pnから座標Pn+1への変化量を示すベクトルと座標Pn+1から座標Pn+2への変化量を示すベクトルとがなす振れ角の総和である振れ値を前記特徴量として算出する振れ値算出部とを備え、前記判定部は、取得された前記振れ値に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定することが好ましい。
図1に示すように、歩行診断システムは、測定部としての測定装置10と、歩行診断装置20とを備えている。
図1に示すように、歩行診断装置20は、測定装置10の送信部13から送信された測定情報を受信する受信部21と、受信した測定情報等を記憶する記憶部22と、測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部23とを備えている。歩行診断装置20は更に、情報処理部23により取得された特徴量に基づいて歩行状態を判定する判定処理部24と、判定処理部24の判定結果等を表示する表示部25と、各種の情報を入力する入力部26とを備えている。
踵区間Ahは、相対的に踵側に圧力がかかる一歩区間Aの初期の小区間である。本実施形態においては、一歩区間Aの始点t1から踵センサ12aの検出値がピークの頂点となる時点t3までの区間を踵区間Ahとする。
まず、医療従事者による被測定者の現時点の歩行状態の診断を行う。医療従事者は、診断結果に基づいて、内反足傾向の悪化等の今後、注意すべき歩行状態をアラート状態に設定し、そのアラート状態に対応するFTAアラート範囲及びLHAアラート範囲を記憶部22に記憶させる。
記憶部22に新たな測定情報が記憶されると、波形作成ステップS11として、波形データ作成部31は、記憶部22に記憶された測定情報に基づく波形データを作成する。
本実施形態の歩行診断システムでは、歩行中に測定された測定情報から歩行状態に関する特徴量が取得されるとともに、取得された特徴量に基づいて、歩行状態がアラート状態であるか否かが判定される。そして、アラート状態であると判定された場合には、被測定者が身に付けている携帯端末の表示部25に、歩行状態がアラート状態であることが表示されるとともに、その表示によって医療機関への受診等が促される。
(1)歩行診断システムは、片足の足裏にかかる部位毎の圧力を経時的に測定する測定装置10と、歩行診断装置20とを備えている。歩行診断装置20は、測定装置10により測定された測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部23と、取得された特徴量に基づいて、歩行状態がアラート状態であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づいて、歩行状態がアラート状態であることを報知する表示部25とを備えている。
(4)第3判定部53は、分類された部分集合が、前回抽出した一歩区間Aの特徴量データが分類された部分集合と同じであるか否かに基づいて、歩行状態がアラート状態であるか否かを判定する。即ち、同じ被測定者から異なるタイミングで取得された特徴量の比較に基づいて、歩行状態がアラート状態であるか否かを判定する。
(5)情報処理部23は、歩行時の足の着地から離地までの一歩区間を複数の小区間Ah,Am,Atに分割する分割部32と、一歩区間Aにおける一定時間毎の足裏の足圧中心の二次元座標を算出する座標算出部35と、小区間単位の振れ値Sh,Sm,Stを算出する振れ値算出部37とを備えている。第3判定部53は、振れ値Sh,Sm,Stに基づいて、歩行状態がアラート対象であるか否かを判定する。
・上記実施形態では、左足のみを測定対象とした場合について説明したが、右足のみを測定対象としてもよいし、左右両足を測定対象としてもよい。
・クラスタリングを行うための特徴量データを構成する特徴量の種類は、上記実施形態に限定されるものではなく、小区間単位の振れ値が含まれていればよい。例えば、振れ値Sh,Sm,St、踵区間最大値Ahmax、つま先区間最大値Atmax、区間時間Th,Tm,Ttのみからなる特徴量データであってもよいし、特定の小区間に関する特徴量のみからなる特徴量データであってもよい。また、上記実施形態に記載した特徴量に加えて、その他の特徴量を含む特徴量データであってもよい。上記その他の特徴量としては、例えば、FTA、LHA、中間区間Amにおける4個の圧力センサ12の検出値の最大値が挙げられる。
(イ)歩行状態を診断する歩行診断装置であって、片足の足裏にかかる部位毎の圧力を経時的に測定して得られた測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部と、取得された前記特徴量に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であることを報知する報知部とを備えることを特徴とする歩行診断装置。
20…歩行診断装置
23…情報処理部
24…判定処理部
25…表示部
32…分割部
35…座標算出部
37…振れ値算出部
39…FTA算出部
40…LHA算出部
51…第1判定部
52…第2判定部
53…第3判定部
Claims (4)
- 歩行状態を診断する歩行診断システムであって、
片足の足裏にかかる部位毎の圧力を経時的に測定する測定部と、
前記測定部により測定された測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部と、
取得された前記特徴量に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であることを報知する報知部とを備え、
前記情報処理部は、前記特徴量として大腿脛骨角を取得するFTA算出部を備え、
前記判定部は、取得された大腿脛骨角に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定することを特徴とする歩行診断システム。 - 歩行状態を診断する歩行診断システムであって、
片足の足裏にかかる部位毎の圧力を経時的に測定する測定部と、
前記測定部により測定された測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部と、
取得された前記特徴量に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であることを報知する報知部とを備え、
前記情報処理部は、前記特徴量としてレッグヒール角を取得するLHA算出部を備え、
前記判定部は、取得されたレッグヒール角に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定することを特徴とする歩行診断システム。 - 歩行状態を診断する歩行診断システムであって、
片足の足裏にかかる部位毎の圧力を経時的に測定する測定部と、
前記測定部により測定された測定情報から歩行状態に関連する特徴量を取得する情報処理部と、
取得された前記特徴量に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であることを報知する報知部とを備え、
前記情報処理部は、
歩行時の足の着地から離地までの一歩区間を複数の小区間に分割する分割部と、
前記小区間における一定時間毎の足裏の足圧中心の二次元座標を算出する座標算出部と、
同じ前記小区間内において、一定の時間間隔で連続する3つの前記二次元座標を順に座標P n 、座標P n+1 、座標P n+2 としたとき、座標P n から座標P n+1 への変化量を示すベクトルと座標P n+1 から座標P n+2 への変化量を示すベクトルとがなす振れ角の総和である振れ値を前記特徴量として算出する振れ値算出部とを備え、
前記判定部は、取得された前記振れ値に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定することを特徴とする歩行診断システム。 - 前記判定部は、取得された前記特徴量と、医療従事者により被測定者毎に予め設定されたアラート情報との対比に基づいて、歩行状態が所定のアラート対象の状態であるか否かを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の歩行診断システム。
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JP2020038398A JP7283422B2 (ja) | 2020-03-06 | 2020-03-06 | 歩行診断システム |
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US20120035509A1 (en) | 2010-08-06 | 2012-02-09 | Wilson Richard R | Gait analysis system and methods |
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WO2018164157A1 (ja) | 2017-03-08 | 2018-09-13 | 国立大学法人お茶の水女子大学 | 歩行・足部評価方法、歩行・足部評価プログラムおよび歩行・足部評価装置 |
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- 2020-03-06 JP JP2020038398A patent/JP7283422B2/ja active Active
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