JP7283120B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、表示部に複数のメニュー標識(例えば、メニューボタン)を表示させて、メニュー標識を選択するユーザの入力操作を受け付け、いずれかのメニュー標識が選択された場合に、選択されたメニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する情報処理装置がある(例えば、特許文献1)。
このような情報処理装置では、各メニュー標識を、メニューの分類や実行される情報処理の順序などに応じて、複数の階層からなる階層構造におけるいずれかの階層に割り当て、階層ごとにメニュー標識を表示させる方法が広く用いられている。この方法では、一の階層のメニュー標識が選択された場合に、当該メニュー標識の下層のメニュー標識が順次表示され、ユーザによる選択対象とされる。
特開2002-91651号公報
しかしながら、上記の方法では、メニュー標識の表示内容からは階層構造の全体を把握することができないため、階層構造の中から所望のメニュー標識を探索するのが困難な場合がある。また、階層構造を辿っていく必要があるため、所望のメニュー標識を探索して選択するまでに手間が掛かる。
このように、上記従来の技術では、所望のメニュー標識を選択するのが容易でないという課題がある。
この発明の目的は、より容易に所望のメニュー標識を選択することができる情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、
複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
を備え、
前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理の実行結果として記録される記録情報の少なくとも一方が設定されており、
前記複数の情報処理の各々は、当該情報処理の前記記録情報が他の前記情報処理において前記参照情報として参照されること、及び他の前記情報処理の前記記録情報を前記参照情報として参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関しており、
前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ、
前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行可能であることを示す第1の態様で表示させ、
前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行不可能であることを示す第2の態様で表示させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、より容易に所望のメニュー標識を選択することができる。
情報処理システムの概略構成を示す図である。 販売管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。 端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 販売管理システムのメニュー画面を示す図である。 メニュー定義ファイルの内容例を示す図である。 メニュー関連情報ファイルの内容例を示す図である。 一部のメニューボタンに対応する情報処理の実行が完了した状態のメニュー画面を示す図である。 メニューボタンB1~B5に対応する情報処理が完了した状態のメニュー画面を示す図である。 メニュー表示処理の制御手順を示すフローチャートである。 メニュー表示更新処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る初期状態のメニュー画面を示す図である。 図11の状態から「システム設定」の情報処理が完了した場合のメニュー画面を示す図である。 図12の状態から「自社情報登録」の情報処理が完了した場合のメニュー画面を示す図である。 第2の実施形態に係るメニュー表示更新処理の制御手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るメニュー分類の一部と、各メニュー分類に属するメニューボタンを示す図である。 図15のメニュー分類を階層構造で示した図である。 全体設定ファイルの内容例を示す図である。 メニュー表示管理ファイルの内容例を示す図である。
以下、本発明の情報処理装置及びプログラムに係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、情報処理システム100の概略構成を示す図である。
図1に示されるように、本実施形態の情報処理システム100は、販売管理サーバ1(情報処理装置)と、複数の端末装置2とを備えており、販売管理サーバ1と複数の端末装置2とは、通信ネットワーク3を介して情報通信可能に接続されている。
本実施形態では、商品の販売管理業務を支援するクラウドサービス(以下、当該サービスの名称を「販売管理システム」と記す)を提供する情報処理システム100を例に挙げて説明する。
販売管理サーバ1は、端末装置2から通信ネットワーク3を介して入力された、商品に関する各種データを記憶し、商品の見積、受注、売上、仕入及び在庫などに関する複数の業務について、データの集計や帳票の印刷などの所定の処理を実行する。また、販売管理サーバ1は、これらの処理の結果を端末装置2に送信する。
通信ネットワーク3は、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークであってもよい。
端末装置2は、商品の販売管理業務を行うユーザが使用する装置であり、例えば、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、スマートフォン、タブレット型端末などである。端末装置2は、商品に関する各種データの入力を受け付けて販売管理サーバ1に送信したり、販売管理サーバ1から送信された処理結果の内容を表示したりすることができる。
情報処理システム100は、販売管理サーバ1及び端末装置2の上記動作により、端末装置2のユーザが行う商品の販売管理業務を支援する。
図2は、販売管理サーバ1の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、販売管理サーバ1は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16などを備えている。また、販売管理サーバ1の各部は、バス17を介して接続されている。
CPU11は、販売管理サーバ1の各部を制御するプロセッサである。CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。当該処理を実行することで、CPU11は、表示制御手段及び処理手段として機能する。
RAM12は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU11により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部13は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部13は、プログラム131、メニュー定義ファイル132、メニュー関連情報ファイル133、全体設定ファイル134、及びメニュー表示管理ファイル135などを記憶している。
プログラム131は、CPU11により実行される上述の各種システムプログラム及びアプリケーションプログラムを含む。
メニュー定義ファイル132、メニュー関連情報ファイル133、全体設定ファイル134、及びメニュー表示管理ファイル135は、販売管理システムのメニュー画面の表示制御に用いられる各種データが格納されたファイルであり、その内容については後述する。
操作部14は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有している。また、操作部14は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
表示部15は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部15には、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部16は、例えば、ネットワークカード等により構成されている。また、通信部16は、通信ネットワーク3に通信接続されて、通信ネットワーク3上の機器(例えば、端末装置2等)との通信を行う。
図3は、端末装置2の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、端末装置2は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26などを備えている。また、端末装置2の各部は、バス27を介して接続されている。
CPU21は、端末装置2の各部を制御するプロセッサである。CPU21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM22のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。その際に、CPU21は、RAM22内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部25に表示させる。
RAM22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部23は、例えば、HDD、SSD等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部23は、プログラム231を記憶している。プログラム231は、CPU21により実行される上述の各種システムプログラム及びアプリケーションプログラムを含む。このアプリケーションプログラムとしては、例えば、ユーザの入力操作を受け付け、当該入力操作に基づく情報を販売管理サーバ1に送信し、各販売管理サーバ1から受信した情報を表示部25に表示する機能を実現させる情報表示入力プログラム(ウェブブラウザ)が含まれる。
操作部24、表示部25及び通信部26の構成は、販売管理サーバ1の操作部14、表示部15及び通信部16の構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、情報処理システム100の動作について、特に端末装置2の表示部25に表示されるメニュー画面の表示制御を中心に説明する。
図4は、販売管理システムのメニュー画面251を示す図である。
このメニュー画面251は、端末装置2においてプログラム231が実行され、ユーザが認証情報の入力を行って販売管理システムにログインした場合に、販売管理サーバ1によるメニュー表示処理の処理結果に応じて端末装置2の表示部25に表示される。
メニュー画面251では、複数のメニューボタンB1~B9(以下では、互いに区別しない場合にはメニューボタンBと記す)と、ログアウトボタン311とが表示されている。図4の例では、メニューボタンBとして、「システム設定」のメニューボタンB1と、「自社情報登録」のメニューボタンB2と、「得意先登録」のメニューボタンB3と、「商品登録」のメニューボタンB4と、「伝票種入力」のメニューボタンB5と、「見積書」のメニューボタンB6と、「見積書(入数あり)」のメニューボタンB7と、「受注伝票」のメニューボタンB8と、「受注伝票(入数あり)」のメニューボタンB9と、が表示されている。
各メニューボタンBには、それぞれ予め情報処理が対応付けられている。いずれかのメニューボタンBを選択する入力操作が行われると、選択されたメニューボタンBに対応付けられている情報処理が販売管理サーバ1において行われ、実行結果が端末装置2に送信されて表示部25に表示される。
一例を挙げると、「システム設定」のメニューボタンB1が選択されると、販売管理システムの全体設定(例えば、業務環境の設定や、使用するプリンタの設定など)を行うための設定画面に遷移し、所定の設定処理が行われる。当該設定処理が終了すると、処理の実行結果が記憶部13に記憶され、再度メニュー画面251に遷移する。
また、「伝票種入力」のメニューボタンB5が選択されると、使用する伝票の種別を設定するための設定画面に遷移し、所定の設定処理が行われる。当該設定処理が終了すると、処理の実行結果が記憶部13に記憶され、再度メニュー画面251に遷移する。
また、「見積書」のメニューボタンB6を選択する入力操作が行われると、「伝票種入力」の情報処理で設定された伝票種で見積書を作成するための画面に遷移し、所定の書類作成処理が行われる。当該書類作成処理が終了すると、処理の実行結果が記憶部13に記憶され、再度メニュー画面251に遷移する。
以下では、メニューボタンBに対応する情報処理を、『「(メニューボタンBの名称)」の情報処理』とも記載する。例えば『「システム設定」のメニューボタンB1に対応する情報処理』については、単に『「システム設定」の情報処理』とも記す。
ログアウトボタン311を選択する入力操作が行われると、販売管理システムからのログアウト処理が行われて、メニュー画面251が閉じられる。
メニュー画面251では、メニューボタンB同士の連関が識別可能な態様で、複数のメニューボタンBが表示される。具体的には、複数のメニューボタンBが、矢印により繋げられた態様で表示される。この矢印は、矢印により繋げられた一対のメニューボタンBに対応する一対の情報処理が連関していることを表している。ここで、一対の情報処理が連関しているとは、一対の情報処理の一方が、他方の実行結果を参照する関係となっていることをいう。メニュー画面251では、実行結果が参照される情報処理のメニューボタンBが矢印の始点(元)となっており、当該実行結果を参照する情報処理のメニューボタンBが矢印の終点(先)となっている。以下では、矢印の始点となっているメニューボタンBに対応する情報処理を、処理元の情報処理とも記し、矢印の終点となっているメニューボタンBに対応する情報処理を、処理先の情報処理とも記す。
また、メニュー画面251では、複数のメニューボタンBが複数の階層構造をなすように配列されている。図4の例では、上方から下方に向かって5層のメニュー階層が設けられている。このメニュー階層では、相対的に上層のメニューボタンBの情報処理が処理元、下層のメニューボタンBが処理先となるようにメニューボタンBが配置されている。このように、各メニューボタンBは、対応する情報処理の、他の情報処理との連関関係により定められる複数の階層のいずれかに属する。
各メニューボタンBに対応する情報処理の連関関係は、メニュー定義ファイル132及びメニュー関連情報ファイル133の内容から特定される。
図5は、メニュー定義ファイル132の内容例を示す図である。
メニュー定義ファイル132は、複数のメニューボタンBの各々について、「メニュー分類」、「参照情報」、「記録情報」及び「表示条件」が対応付けられたテーブルデータを含む。
「メニュー分類」は、メニュー画面251で実行される各種処理を、内容に応じて分類したものであり、各メニューボタンBは、いずれかのメニュー分類に含まれる。たとえば、「システム設定」、「自社登録」及び「伝票種入力」のメニューボタンBは、「設定」のメニュー分類に含まれている。
「参照情報」は、メニューボタンBに対応する情報処理において参照される情報を示している。
また、「記録情報」は、メニューボタンBに対応する情報処理において記録される情報を示す。換言すれば、記録情報は、情報処理の実行結果に係る情報である。
一例を挙げると、「システム設定」のメニューボタンB1に対応する情報処理が実行されると、記録情報として、「システム情報:業務環境情報」及び「システム情報:プリンタ名」が記録される。なお、「システム設定」の情報処理には、参照情報が設定されていない。
また、「自社情報登録」のメニューボタンB2に対応する情報処理では、参照情報として「システム情報:業務環境情報」が参照される。すなわち、「自社情報登録」の情報処理では、「システム設定」の情報処理の記録情報が参照情報として参照される。また、「自社情報登録」の情報処理では、記録情報として「自社情報:会社名」及び「自社情報:担当者名」が記録される。
また、「伝票種入力」のメニューボタンB3に対応する情報処理では、参照情報として「自社情報:担当者名」が参照される。すなわち、「伝票種入力」の情報処理では、「自社情報登録」の情報処理の記録情報が参照情報として参照される。また、「伝票種入力」の情報処理では、記録情報として「伝票種情報:伝票種」が記録される。
このように、複数のメニューボタンBに対応する複数の情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理により記録される記録情報の少なくとも一方が設定されている。そして、各情報処理は、他の情報処理の記録情報を参照情報として参照し、また記録情報が他の情報処理において参照されることで、他の少なくとも一の情報処理と連関している。ただし、連関の先頭に相当する「システム設定」の情報処理には参照情報が設定されておらず、他の情報処理の記録情報を参照しない。また、連関の末尾に相当する「受注伝票」及び「受注伝票(入数あり)」の情報処理には記録情報が設定されておらず、他の情報処理により記録情報が参照されない。
また、メニュー定義ファイル132における「表示条件」は、一部のメニューボタンBについて設定されている、メニューボタンBの表示の更新に係る条件である。この表示条件は、複数の情報処理のうち所定の情報処理の互いに異なる実行結果に応じてそれぞれ満たされる、異なる複数の条件のいずれかとされている。
図5の例では、「見積書」、「見積書(入数あり)」、「受注伝票」、「受注伝票(入数あり)」の情報処理についてそれぞれ表示条件が設定されており、各表示条件は、「伝票種入力」の情報処理の記録情報である「伝票種情報:伝票種」が「1」の場合に満たされるもの、及び「0」の場合に満たされるもののいずれかとされている。この表示条件に応じたメニューボタンBの表示制御については、後に説明する。
図6は、メニュー関連情報ファイル133の内容例を示す図である。
メニュー関連情報ファイル133は、メニュー定義ファイル132から特定される情報処理の連関関係に基づいて、「処理元」の情報処理のメニューボタンBと、「処理先」の情報処理のメニューボタンBとが対応付けられたテーブルデータを含む。すなわち、メニュー関連情報ファイル133では、処理元の各情報処理のメニューボタンBに対し、当該処理元の情報処理の記録情報を参照情報として参照する情報処理のメニューボタンBが、「処理先」の項目に記録されている。
メニュー関連情報ファイル133における、この「処理元」及び「処理先」の情報処理の連関関係に基づいて、図4のメニュー画面251においてメニューボタンB同士が矢印によって繋げられる。
また、メニュー関連情報ファイル133では、処理元の情報処理の各々について、「記録完了情報」及び「実行結果情報」が対応付けられている。
このうち「記録完了情報」は、処理元の情報処理が実行されて完了した場合、すなわち記録情報が記録された場合に「1」とされ、記録情報が未完了である場合、すなわち記録情報が記録されていない場合に「0」とされる。
また、「実行結果情報」は、上述したメニュー定義ファイル132の表示条件が満たされたか否かの判定に用いられる情報である。ここでは、「伝票種入力」の情報処理が実行されて「入数なし」の伝票種が選択された場合に、実行結果情報が「0」とされ、「入数あり」の伝票種が選択された場合に、実行結果情報が「1」とされる。
次に、メニュー画面251の表示状態の遷移動作について説明する。
メニュー画面251の表示内容は、メニュー定義ファイル132の内容、及びメニュー関連情報ファイル133の更新状況に応じて随時更新される。
図4のメニュー画面251は、いずれのメニューボタンBに対応する情報処理も実行されていない初期状態を示している。
この初期状態では、メニュー定義ファイル132において参照情報が設定されていない「システム設定」の情報処理のみが実行可能な状態となっている。「システム設定」以外の各情報処理は、他の情報処理の記録情報を参照情報として参照する必要があるが、全ての情報処理の記録情報が未記録の状態であるため、実行不可能な状態となっている。
メニュー画面251では、対応する情報処理が実行可能な状態となっているメニューボタンBが、第1の態様で表示され、対応する情報処理が実行不可能な状態となっているメニューボタンBが、第1の態様とは異なる第2の態様で表示される。図4の例では、対応する情報処理が実行可能な状態となっている「システム設定」のメニューボタンB1が淡色で着色された態様で表示され、その他のメニューボタンBが白地で表示されている。この淡色で着色された表示態様が第1の態様に対応し、白地の表示態様が第2の態様に対応する。
なお、第1の態様及び第2の態様は、それぞれ上記の例に限られず、互いに区別することができる任意の態様とすることができる。ただし、第1の態様は、対応する情報処理が実行可能であることがユーザにとって直感的に分かりやすいものであることが好ましく、第2の態様は、対応する情報処理が実行不可能であることがユーザに直感的に分かりやすいものであることが好ましい。例えば、第2の態様については、第1の態様よりもメニューボタンBの背景や文字の色を薄くしたり、外枠に、第1の態様より細い線や破線を用いたりすることで、実行不可能であることを分かりやすくすることができる。
以下では、メニューボタンBを第1の態様で表示することを「実行可能表示」とも記し、第2の態様で表示することを「実行不可能表示」とも記す。
実行可能表示とされたメニューボタンBが選択されて対応する情報処理が実行され、記録情報が記録されると、メニュー関連情報ファイル133において当該情報処理の実行完了情報が「1」に更新される。そして、実行完了情報が「1」に更新された情報処理に対応するメニューボタンBは、メニュー画面251において第3の態様で表示される。
他方で、対応する情報処理が実行されておらず、実行完了情報が「0」である情報処理に対応するメニューボタンBは、メニュー画面251において第4の態様で表示される。
図7は、一部のメニューボタンBに対応する情報処理の実行が完了した状態のメニュー画面251を示す図である。
図7のメニュー画面251では、図4の状態から「システム設定」のメニューボタンB1が選択されて「システム設定」の情報処理が実行され、実行完了情報が「1」に更新されたことに応じて、「システム設定」のメニューボタンB1が第3の態様で表示されている。ここで、第3の態様は、メニューボタンBにチェックマークCが付加され、かつメニューボタンB1の色が第1の態様より濃い色で着色された態様である。
図7のメニュー画面251では、さらに「自社情報登録」及び「商品登録」の情報処理が完了しており、「自社情報登録」のメニューボタンB2及び「商品登録」のメニューボタンB4も第3の態様で表示されている。
他方で、図7のメニュー画面251では、対応する情報処理が実行されておらず、実行完了情報が「0」である情報処理に対応するメニューボタンBには、チェックマークCが付加されていない。このチェックマークCが付加されていない表示態様が、第4の態様に対応する。
なお、上述した第1の態様及び第2の態様での表示は、チェックマークCが付加されていないことから、第4の態様での表示であるともいうことができる。
なお、第3の態様及び第4の態様は、それぞれ上記の例に限られず、互いに区別することができる任意の態様とすることができる。ただし、第3の態様は、対応する情報処理が完了していることがユーザにとって直感的に分かりやすいものであることが好ましく、第4の態様は、対応する情報処理が未完了であることがユーザに直感的に分かりやすいものであることが好ましい。
以下では、メニューボタンBを第3の態様で表示することを「完了表示」とも記す。
図7のように一部のメニューボタンBに対応する情報処理が完了し、記録情報が記録されると、当該記録情報を参照情報としてする他の情報処理が実行可能な状態となる。よって、新たに情報処理が実行可能となったメニューボタンBについては、実行不可能表示(第2の態様)から実行可能表示(第1の態様)に更新される。より詳しくは、情報処理において参照情報として設定されている全ての記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応するメニューボタンBが実行可能表示とされ、情報処理において参照情報として設定されているいずれかの記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応するメニューボタンBが実行不可能表示とされる。
図7の例では、「自社情報登録」の情報処理で記録情報が記録されているため、当該記録情報を参照する「得意先登録」の情報処理に対応するメニューボタンB3、及び「伝票種入力」の情報処理に対応するメニューボタンB5が、実行可能表示に更新されている。
図8は、メニューボタンB1~B5に対応する情報処理が完了した状態のメニュー画面251を示す図である。
図8のメニュー画面251は、図7の状態から「得意先情報」のメニューボタンB3及び「伝票種入力」のメニューボタンB5が選択されて、対応する情報処理がそれぞれ完了した状態を示している。
このうち「伝票種入力」の情報処理が完了したことで、図6のメニュー関連情報ファイル133において、「伝票種入力」の実行結果情報が記録される。ここでは、実行結果が「入数あり」となり、実行結果情報が「1」となったものとする。
この結果、図5のメニュー定義ファイル132の表示条件が「伝票種:1」であるメニューボタンBについては、表示条件が満たされ、表示条件が「伝票種:0」であるメニューボタンBについては、表示条件が満たされないこととなる。これに応じて、図8のメニュー画面251では、表示条件が満たされることとなった「見積書(入数あり)」のメニューボタンB7、及び「受注伝票(入数あり)」のメニューボタンB9が表示され(表示が維持され)、表示条件が満たされないこととなった「見積書」のメニューボタンB6、及び「受注伝票」のメニューボタンB8については非表示状態とされる。
このように、表示条件に応じて一部のメニューボタンBを非表示にすることで、例えば、他の情報処理の実行結果の内容により、実行対象とならないことが確定したメニューボタンBを選択対象から除外して、ユーザが所望のメニューボタンBを選択しやすくすることができる。図8の例では、「伝票種入力」の情報処理で、「入数あり」の伝票を使用することが指定されたことに基づいて、「入数あり」の見積書や受注伝票を作成するためのメニューボタンB7、B9を表示し、他の見積書や受注伝票を作成するためのメニューボタンB6、B8を非表示とすることで、ユーザが適切なメニューボタンBを選択しやすくなっている。
なお、上記の非表示状態は、メニューボタンBを完全に非表示とする態様に限られず、ユーザが選択対象として認識しない範囲でメニューボタンBを目立たなくする表示態様が含まれ得る。例えば、非表示状態は、メニューボタンBの全体を半透明で表示させた状態などであっても良い。
また、図8では、「得意先情報」、「商品登録」、及び「伝票種入力」の情報処理がいずれも完了して記録情報が記録されている。よって、「見積書(入数あり)」の情報処理で参照情報として参照される記録情報が記録済となっているため、「見積書(入数あり)」のメニューボタンB7が実行可能表示に更新されている。
次に、上述したメニュー画面の表示制御を行うためのメニュー表示処理について説明する。
図9は、メニュー表示処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
メニュー表示処理が開始されると、CPU11は、メニュー定義ファイル132で定義されている複数のメニューボタンBを含むメニュー画面251を表示部25に表示させる。また、CPU11は、メニュー関連情報ファイル133における処理元及び処理先の情報処理の連関関係に基づいて、複数のメニューボタンBを矢印で繋げて表示させる(ステップS101)。
CPU11は、対応する情報処理が実行可能な状態であるメニューボタンBを実行可能表示とし、他のメニューボタンBを実行不可能表示とする(ステップS102)。ここでは、CPU11は、メニュー定義ファイル132において参照情報が指定されていない情報処理に対応するメニューボタンBを淡色で着色して表示させ、他のメニューボタンBを白地で表示させる。
CPU11は、いずれかのメニューボタンBを選択する入力操作がなされたか否かを判定し(ステップS103)、当該入力操作がなされていないと判定された場合には(ステップS103で“NO”)、再度ステップS103の処理を実行する。
いずれかのメニューボタンBを選択する入力操作がなされたと判定された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU11は、選択されたメニューボタンBに対応する情報処理が実行可能であるか否かを判定する(ステップS104)。ここでは、CPU11は、対応する情報処理で参照情報として参照される記録情報が全て記録済である場合に、実行可能であると判定する。対応する情報処理が実行不可能であると判定された場合には(ステップS104で“NO”)、CPU11は、所定のエラー表示を行わせて(ステップS108)、処理をステップS103に戻す。
対応する情報処理が実行可能であると判定された場合には(ステップS104で“YES”)、CPU11は、対応する情報処理を実行し、記録情報を記録する(ステップS105)。また、メニュー関連情報ファイル133の記録完了情報及び実行結果情報を更新する。
CPU11は、メニュー関連情報ファイル133の記録完了情報及び実行結果情報の更新状況に基づいて、後述するメニュー表示更新処理を実行する(ステップS106)。
CPU11は、ログアウトボタン311を選択する入力操作がなされたか否かを判定し(ステップS107)、当該入力操作がなされていないと判定された場合には(ステップS107で“NO”)、処理をステップS103に戻す。
当該入力操作がなされたと判定された場合には(ステップS107で“YES”)、CPU11は、メニュー画面251を閉じてメニュー表示処理を終了させる。
図10は、メニュー表示更新処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
メニュー表示更新処理が呼び出されると、CPU11は、メニュー表示処理のステップS105で記録情報が記録された情報処理に対応するメニューボタンBを完了表示させる(ステップS201)。
CPU11は、メニュー定義ファイル132を参照し、メニュー表示処理のステップS105で実行された情報処理が、他の情報処理に係るメニューボタンBの表示条件とされているか否かを判定する(ステップS202)。他の情報処理に係るメニューボタンBの表示条件とされていると判定された場合には(ステップS202で“YES”)、CPU11は、表示条件を満たすこととなったメニューボタンBの表示を維持させ、表示条件を満たさないこととなったメニューボタンBを非表示状態とさせる(ステップS203)。
ステップS203の処理が終了した場合、又はステップS202の処理で、上記の実行された情報処理が、他の情報処理に係るメニューボタンBの表示条件とされていないと判定された場合(ステップS202で“NO”)には、CPU11は、メニュー定義ファイル132、及びメニュー関連情報ファイル133の記録完了情報を参照し、メニュー表示処理のステップS105で情報処理の記録情報が記録されたことで新たに実行可能となった情報処理があるか否かを判定する(ステップS204)。
新たに実行可能となった情報処理があると判定された場合には(ステップS204で“YES”)、CPU11は、当該情報処理に対応するメニューボタンBを実行可能表示に更新する(ステップS205)。
ステップS205の処理が終了した場合、又はステップS204の処理で新たに実行可能となった情報処理がないと判定された場合には(ステップS204で“NO”)、CPU11は、メニュー表示更新処理を終了させて処理をメニュー表示処理のステップS106に戻す。
以上のように、本実施形態の情報処理装置としての販売管理サーバ1は、CPU11を備え、CPU11は、複数のメニューボタンBを表示部25に表示させ(表示制御手段)、複数のメニューボタンBのうちいずれかのメニューボタンBを選択する入力操作がなされた場合に、選択されたメニューボタンBに予め対応付けられている情報処理を実行し(処理手段)、複数のメニューボタンBに対応する複数の情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の情報処理において参照情報として参照されること、及び他の情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関しており、CPU11は、任意の連関する一対の情報処理に対応する一対のメニューボタンBの連関が識別可能な態様で複数のメニューボタンBを表示部25に表示させる(表示制御手段)。
これによれば、選択対象となるメニューボタンBが表示部25上で一覧表示されるため、メニューボタンを階層ごとに順次表示させていく従来の方法と比較して、容易に所望のメニューボタンBを見つけて選択することができる。また、メニューボタンB同士の連関が識別可能な態様とすることで、メニューボタンBに対応する情報処理の連関関係を直感的、視覚的に分かりやすい状態で表示させることができる。よって、メニュー同士の関連性を視覚的に確認することができ、例えばメニューを実行する順序などを容易に把握することができる。
また、CPU11は、連関する一対の情報処理のうち、記録情報が参照される情報処理に対応するメニューボタンBから、当該記録情報を参照情報として参照する情報処理に対応するメニューボタンBに向かう矢印により一対のメニューボタンBの連関が識別可能な態様で、複数のメニューボタンBを表示部25に表示させる(表示制御手段)。これによれば、矢印の終点のメニューボタンBに対応する情報処理が、矢印の始点のメニューボタンBに対応する情報処理の実行結果を参照することを、直感的、視覚的に分かりやすい態様で表示させることができる。
複数のメニューボタンBに対応する複数の情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理により記録される記録情報の少なくとも一方が設定されており、複数の情報処理の各々は、当該情報処理の記録情報が他の情報処理において参照情報として参照されること、及び他の情報処理の記録情報を前記参照情報として参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関している。これによれば、各情報処理が、他のどの情報処理の記録情報を参照情報として参照するかを判別することで、複数の情報処理の連関関係を容易に特定することができる。
また、CPU11は、情報処理において参照情報として設定されている全ての記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応するメニューボタンBを、情報処理が実行可能であることを示す第1の態様で表示させ、情報処理において参照情報として設定されているいずれかの記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応するメニューボタンBを、情報処理が実行不可能であることを示す第2の態様で表示させる(表示制御手段)。これによれば、対応する情報処理が実行可能な状態であるメニューボタンBを直感的、視覚的に分かりやすい態様で表示させることができる。よって、情報処理を実行できないメニューボタンBを選択して(すなわち、実行できないメニューを実行しようとして)、エラー表示がなされてしまう手間を省き、業務における作業の無駄を低減することができる。
また、CPU11は、記録情報が記録された情報処理に対応するメニューボタンBを第3の態様で表示させ、記録情報が記録されていない情報処理に対応するメニューボタンBを、第3の態様とは異なる第4の態様で表示させる(表示制御手段)。これによれば、メニューボタンBに連関している他のメニューボタンBのうち、第4の態様となっているメニューボタンBを確認することで、所望のメニューボタンBを選択して情報処理を実行するために他のどのメニューボタンBに係る情報処理を完了させればよいかを、直感的、視覚的に把握することができる。よって、メニューの実行順序や、当該順序における現在の位置付けを容易に把握して、業務における作業の無駄を低減することができる。
また、複数のメニューボタンBのうち一部のメニューボタンBには、表示の更新に係る表示条件がそれぞれ定められており、表示条件は、複数の情報処理のうち所定の情報処理の互いに異なる実行結果に応じてそれぞれ満たされる、異なる複数の条件のいずれかであり、CPU11は、所定の情報処理が実行された場合に、一部のメニューボタンBのうち、表示条件が満たされたメニューボタンBを表示させ、表示条件が満たされなかったメニューボタンBを非表示状態とする(表示制御手段)。これにより、他の情報処理の実行結果の内容により、実行対象とならないことが確定したメニューボタンBなどを選択対象から除外して、ユーザが所望のメニューボタンBを選択しやすくすることができる。
また、上記実施形態に係るプログラム131は、販売管理サーバ1に設けられたコンピュータとしてのCPU11を、複数のメニューボタンBを表示部25に表示させる表示制御手段、複数のメニューボタンBのうちいずれかのメニューボタンBを選択する入力操作がなされた場合に、選択されたメニューボタンBに予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段、として機能させ、複数のメニューボタンBに対応する複数の情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の情報処理において参照情報として参照されること、及び他の情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関しており、表示制御手段は、任意の連関する一対の情報処理に対応する一対のメニューボタンBの連関が識別可能な態様で複数のメニューボタンBを表示部に表示させる。このようなプログラムにより販売管理サーバ1を動作させることで、容易に所望のメニューボタンBを見つけて選択することができる。また、メニュー同士の関連性を視覚的に確認することができ、メニューを実行する順序を容易に把握することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、所定の階層範囲に属するメニューボタンBが表示される一方、他の階層に属するメニューボタンBが非表示状態とされる点で第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る初期状態のメニュー画面251を示す図である。
本実施形態では、複数のメニュー階層のうち、未実行の情報処理に対応するメニューボタンBのみが属する未実行のメニュー階層は、上から2階層分のみ表示され、他の未実行のメニュー階層に属するメニューボタンBは非表示状態とされる。図11の状態では、全てのメニューボタンBに対応する情報処理が未実行であるため、メニュー階層の上から2階層分、すなわち「システム設定」のメニューボタンB、及び「自社情報登録」のメニューボタンBのみが表示されている。
図12は、図11の状態から「システム設定」の情報処理が完了した場合のメニュー画面251を示す図である。
図12のメニュー画面251では、最上層の「システム設定」の情報処理が完了したことで、新たに上から3階層目に属するメニューボタンBが表示されている。図12のメニュー画面251においても、未実行のメニュー階層は、2階層分(上から2階層目及び3階層目)のみ表示されている。
図13は、図12の状態から「自社情報登録」の情報処理が完了した場合のメニュー画面251を示す図である。
図13のメニュー画面251では、上から2階層目までの「システム設定」の情報処理が完了したことで、新たに上から4階層目に属する3つのメニューボタンB3~B5が表示されている。図13のメニュー画面251においても、未実行のメニュー階層は、2階層分(上から3階層目及び4階層目)のみ表示されている。
なお、上記では、非表示状態の階層を、メニューボタンBの選択状況に応じて順次表示させていく例を説明しているが、これに加えて、表示済のメニュー階層を上から非表示状態に更新していく処理が併せて行われても良い。例えば、最後に実行された情報処理のメニューボタンBが属する階層から上方に所定階層以上離れているメニュー階層を非表示状態に更新しても良い。
また、上記の非表示状態は、メニューボタンBを完全に非表示とする態様に限られず、ユーザが選択対象として認識しない範囲でメニューボタンBを目立たなくする表示態様が含まれ得る。例えば、非表示状態は、メニューボタンBの全体を半透明で表示させた状態などであっても良い。
図14は、第2の実施形態に係るメニュー表示更新処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
図14のフローチャートは、図10のフローチャートにステップS206を追加したものに相当する。以下では、図10のフローチャートとの相違点について説明する。
第2の実施形態のメニュー表示更新処理では、ステップS201の処理が終了すると、CPU11は、ステップS201で完了表示とされたメニューボタンBの階層から所定階層離れた階層までのメニューボタンBを実行可能表示とし、他の階層のメニューボタンを非表示状態とする(ステップS206)。
ステップS206の処理が終了すると、処理をステップS202に移行させる。ステップS202以降の処理は、図10のフローチャートと同様である。
以上のように、第2の実施形態に係る情報処理装置としての販売管理サーバ1では、CPU11は、複数のメニューボタンBのうち、ユーザによるメニューボタンBの選択状況に応じた一部のメニューボタンBを表示させ、複数のメニューボタンBのうち一部のメニューボタンBを除いたメニューボタンBを非表示状態とする(表示制御手段)。これにより、メニューボタンBの選択状況に応じてその時点では必要性の低いメニューボタンBをフィルタリングして表示させないようにすることができ、より容易に所望のメニューボタンBを選択することができる。
また、複数のメニューボタンBの各々は、対応する情報処理の、他の情報処理との連関関係により定められる複数の階層のいずれかに属し、CPU11は、複数の階層のうち、選択状況に応じた一部の階層に属するメニューボタンBを表示させ、一部の階層を除いた階層に属するメニューボタンBを非表示状態とする(表示制御手段)。これにより、階層が深く、その時点では意識する必要のないメニューボタンBや、表示する意味のないメニューボタンBを表示しないようにすることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、複数のメニューボタンBのうち、ユーザがその時点で留意すべきメニュー分類のメニューボタンBが選択的に表示され、他のメニューボタンBが表示されない点で第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点について説明する。
上記各実施形態では、販売管理システムで用いられる代表的なメニューボタンBを例に挙げて説明したが、実際の販売管理システムでは、より多くのメニューボタンBが、より複雑なメニュー分類に従って定義されている。
図15は、本実施形態に係るメニュー分類の一部と、各メニュー分類に属するメニューボタンBを示す図である。
また、図16は、図15のメニュー分類を階層構造で示した図である。
図15及び図16に示されるように、本実施形態のメニュー分類には、「設定」、「マスタ登録」、「見積」、「受注」といった大分類の他に、「受注」の下位に設けられた「受注入力」、「受注印刷」、「受注確認」といった中分類や、「受注確認」の下位に設けられた「受注各種日報」、「その他帳票」といった小分類が含まれる。また、これらの各メニュー分類に属するメニューボタンBが定義されており、メニュー画面251では、これらのメニューボタンBが、情報処理の連関関係を反映した配置で表示される。
このような複雑なメニュー分類に属する複数のメニューボタンBは、対応する情報処理の連関関係も複雑となるため、全てのメニューボタンBをメニュー画面251に表示させると、メニューボタンB同士の繋がりが見にくくなって、所望のメニューボタンBを把握しにくくなる場合がある。
販売管理システムの全体のメニュー分類のうち、ユーザがその時点で留意すべきメニュー分類の範囲は、通常、限られた一部である。
そこで、本実施形態では、ユーザがその時点で留意すべきメニュー分類の範囲が特定され、当該メニュー分類の範囲に属するメニューボタンBが選択的に表示されるとともに、当該メニュー分類の範囲に属さないメニューボタンBが非表示状態とされる。
このようなメニューボタンBの選択的な表示を行うか否か、及び、選択的な表示を行う場合にメニューボタンBを表示させるメニュー分類の範囲は、記憶部13に記憶された全体設定ファイル134及びメニュー表示管理ファイル135において設定される。
図17は、全体設定ファイル134の内容例を示す図である。
全体設定ファイル134は、設定の区分を示す複数の「設定区分」の各々について、「設定内容」及び「設定値」が対応付けられたテーブルデータを含む。図17では、メニューボタンBの表示に係る設定が抽出して示されている。この設定では、「動作設定」の設定区分における「表示方式」の設定内容について、「0」又は「1」の設定値が定められる。このうち設定値が「0」(又は未設定)の場合には、実行可能な全てのメニューボタンBが表示され、設定値が「1」の場合には、ユーザが留意すべきメニュー分類として指定された範囲に属するメニューボタンBのみが選択的に表示される。メニューボタンBを表示させるメニュー分類の範囲は、メニュー表示管理ファイル135において設定されている。
図18は、メニュー表示管理ファイル135の内容例を示す図である。
メニュー表示管理ファイル135は、図15に示したメニュー分類の各々について、「表示設定」が対応付けられたテーブルデータを含む。「表示設定」は、「1」、「0」又は「未設定(-)」のいずれかに設定される。このうち「1」は、そのメニュー分類に属するメニューボタンBを表示させることを表す。また、「0」は、そのメニュー分類に属するメニューボタンBを表示させないことを表す。また、「未設定(-)」は、上位階層の表示設定に従うことを表す。
図18の例では、「1設定」の表示設定が「0」であり、以降「3-3見積確認」までの表示設定が「未設定(-)」であるため、「1設定」から「3-3見積確認」までのメニュー分類の範囲についてはメニューボタンBが表示されない。また、「4受注」の表示設定が「1」であり、以降「4-3-1受注各種日報」までの表示設定が「未設定(-)」であるため、「4受注」から「4-3-1受注各種日報」までのメニュー分類の範囲についてはメニューボタンBが表示される。また、「4-3-2その他帳票」の表示設定が「0」であるため、「4-3-2その他帳票」メニュー分類についてはメニューボタンBが表示されない。
この結果、図15及び図16における範囲Rに含まれるメニューボタンBが、図4等に示したように、対応する情報処理の連関関係に応じて紐付けられた態様で表示される。
メニュー表示管理ファイル135の設定内容は、例えばユーザによる直近のメニューボタンBの選択状況に基づいて自動的に設定されても良いし、ユーザが直接指定しても良い。
以上のように、第3の実施形態に係る情報処理装置としての販売管理サーバ1では、複数のメニューボタンBの各々は、対応する情報処理の内容に応じた複数のメニュー分類のいずれかに属し、CPU11は、複数のメニュー分類のうち、予め設定された特定のメニュー分類に属するメニューボタンBを表示させ、複数のメニュー分類のうち特定のメニュー分類に属さないメニューボタンBを非表示状態とする(表示制御手段)。これにより、ユーザがその時点で留意すべきメニュー分類に属するメニューボタンBや、当該メニューボタンBに関連するメニューボタンBを選択的に表示させることができる。この結果、メニューボタンBの表示数が多すぎて所望のメニューボタンBが見付けにくくなるのを避けることができる。よって、より容易に所望のメニューボタンBを選択することができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部13のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリや、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、メニュー標識として、矩形の枠内にメニューの名称が記載されたメニューボタンBを例に挙げて説明したが、これに限定する趣旨ではない。メニュー標識は、対応する情報処理、すなわち実行されるメニューをユーザが認識可能な任意の形態とすることができる。例えば、図形や記号によりメニューの内容を表したものや、文字のみによりメニューの内容を表したものであっても良い。
また、上記実施形態では、販売管理システムにログインした場合に図4等のメニュー画面251が表示される例を用いて説明したが、これに限られず、このメニュー画面251が表示される前に、他の処理を行うための画面が表示されても良い。例えば、取引先を指定するための画面を表示し、次に、指定された取引先に対応するメニュー画面251を表示させるようにしても良い。
また、上記実施形態では、各情報処理に参照情報及び記録情報が設定され、各情報処理が、他のどの情報処理の記録情報を参照情報として参照するかを判別することで、複数の情報処理の連関関係を特定する例を用いて説明したが、これに限定する趣旨ではなく、情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により情報処理同士が連関する、任意の態様に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、メニューボタンB同士の連関が識別可能な態様として、メニューボタンBが矢印で繋げられた態様を例に挙げて説明したが、これに限定する趣旨ではない。メニューボタンBは、メニューボタンB同士の連関が識別可能な他の任意の態様で表示させても良い。例えば、矢印に代えて通常の線により繋げても良いし、連関するメニューボタンBに同一の記号や符号を付して連関を識別できるようにしても良い。
また、上記実施形態では、販売管理サーバ1の処理結果が端末装置2に送信されることで、端末装置2の表示部25においてメニュー画面251が表示される例に挙げて説明したが、これに限られず、端末装置2のCPU21によりメニュー画面251の表示制御が行われても良い。この場合には、端末装置2により本発明の情報処理装置が構成される。
また、上記実施形態における情報処理システム100の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
を備え、
前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の前記情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の前記情報処理と連関しており、
前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記表示制御手段は、前記連関する一対の情報処理のうち、前記実行結果が参照される前記情報処理に対応する前記メニュー標識から、当該実行結果を参照する前記情報処理に対応する前記メニュー標識に向かう矢印により前記一対のメニュー標識の連関が識別可能な態様で、前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記複数の情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理の前記実行結果として記録される記録情報の少なくとも一方が設定されており、
前記複数の情報処理の各々は、当該情報処理の前記記録情報が他の前記情報処理において前記参照情報として参照されること、及び他の前記情報処理の前記記録情報を前記参照情報として参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、
前記情報処理において前記参照情報として設定されている全ての前記記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行可能であることを示す第1の態様で表示させ、
前記情報処理において前記参照情報として設定されているいずれかの前記記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行不可能であることを示す第2の態様で表示させる
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記表示制御手段は、
前記処理手段により実行されて前記記録情報が記録された前記情報処理に対応する前記メニュー標識を第3の態様で表示させ、
前記記録情報が記録されていない前記情報処理に対応する前記メニュー標識を、前記第3の態様とは異なる第4の態様で表示させる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記複数のメニュー標識のうち一部のメニュー標識には、表示の更新に係る表示条件がそれぞれ定められており、
前記表示条件は、前記複数の情報処理のうち所定の情報処理の互いに異なる実行結果に応じてそれぞれ満たされる、異なる複数の条件のいずれかであり、
前記表示制御手段は、前記処理手段により前記所定の情報処理が実行された場合に、前記一部のメニュー標識のうち、前記表示条件が満たされたメニュー標識を表示させ、前記表示条件が満たされなかったメニュー標識を非表示状態とする
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記表示制御手段は、前記複数のメニュー標識のうち、ユーザによるメニュー標識の選択状況に応じた一部のメニュー標識を表示させ、前記複数のメニュー標識のうち前記一部のメニュー標識を除いたメニュー標識を非表示状態とすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記複数のメニュー標識の各々は、対応する情報処理の、他の情報処理との連関関係により定められる複数の階層のいずれかに属し、
前記表示制御手段は、前記複数の階層のうち、前記選択状況に応じた一部の階層に属する前記メニュー標識を表示させ、前記一部の階層を除いた階層に属する前記メニュー標識を非表示状態とする
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
<請求項9>
前記複数のメニュー標識の各々は、対応する前記情報処理の内容に応じた複数のメニュー分類のいずれかに属し、
前記表示制御手段は、前記複数のメニュー分類のうち、予め設定された特定のメニュー分類に属する前記メニュー標識を表示させ、前記複数のメニュー分類のうち前記特定のメニュー分類に属さない前記メニュー標識を非表示状態とする
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項10>
情報処理装置に設けられたコンピュータを、
複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段、
前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段、
として機能させ、
前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の前記情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の前記情報処理と連関しており、
前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させる
ことを特徴とするプログラム。
1 販売管理サーバ(情報処理装置)
11 CPU(表示制御手段、処理手段)
2 端末装置
21 CPU
25 表示部
251 メニュー画面
3 通信ネットワーク
100 情報処理システム
131 プログラム
132 メニュー定義ファイル
133 メニュー関連情報ファイル
134 全体設定ファイル
135 メニュー表示管理ファイル
B、B1~B9 メニューボタン(メニュー標識)

Claims (8)

  1. 複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
    を備え、
    前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理の実行結果として記録される記録情報の少なくとも一方が設定されており、
    前記複数の情報処理の各々は、当該情報処理の前記記録情報が他の前記情報処理において前記参照情報として参照されること、及び他の前記情報処理の前記記録情報を前記参照情報として参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関しており、
    前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ
    前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行可能であることを示す第1の態様で表示させ、
    前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行不可能であることを示す第2の態様で表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
    を備え、
    前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の前記情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の前記情報処理と連関しており、
    前記複数のメニュー標識のうち一部のメニュー標識には、表示の更新に係る表示条件がそれぞれ定められており、
    前記表示条件は、前記複数の情報処理のうち所定の情報処理の互いに異なる実行結果に応じてそれぞれ満たされる、異なる複数の条件のいずれかであり、
    前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ、前記処理手段により前記所定の情報処理が実行された場合に、前記一部のメニュー標識のうち、前記表示条件が満たされたメニュー標識を表示させ、前記表示条件が満たされなかったメニュー標識を非表示状態とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
    を備え、
    前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の前記情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の前記情報処理と連関しており、
    前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ、前記複数のメニュー標識のうち、ユーザによるメニュー標識の選択状況に応じた一部のメニュー標識を表示させ、前記複数のメニュー標識のうち前記一部のメニュー標識を除いたメニュー標識を非表示状態とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段と、
    を備え、
    前記複数のメニュー標識の各々は、対応する前記情報処理の内容に応じた複数のメニュー分類のいずれかに属し、
    前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々は、当該情報処理の実行結果が他の前記情報処理において参照されること、及び他の前記情報処理の実行結果を参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の前記情報処理と連関しており、
    前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ、前記複数のメニュー分類のうち、予め設定された特定のメニュー分類に属する前記メニュー標識を表示させ、前記複数のメニュー分類のうち前記特定のメニュー分類に属さない前記メニュー標識を非表示状態とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記処理手段により実行されて前記記録情報が記録された前記情報処理に対応する前記メニュー標識を第3の態様で表示させ、
    前記記録情報が記録されていない前記情報処理に対応する前記メニュー標識を、前記第3の態様とは異なる第4の態様で表示させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数のメニュー標識の各々は、対応する情報処理の、他の情報処理との連関関係により定められる複数の階層のいずれかに属し、
    前記表示制御手段は、前記複数の階層のうち、前記選択状況に応じた一部の階層に属する前記メニュー標識を表示させ、前記一部の階層を除いた階層に属する前記メニュー標識を非表示状態とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記連関する一対の情報処理のうち、前記実行結果が参照される前記情報処理に対応する前記メニュー標識から、当該実行結果を参照する前記情報処理に対応する前記メニュー標識に向かう矢印により前記一対のメニュー標識の連関が識別可能な態様で、前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
    複数のメニュー標識を表示部に表示させる表示制御手段、
    前記複数のメニュー標識のうちいずれかのメニュー標識を選択する入力操作がなされた場合に、選択された前記メニュー標識に予め対応付けられている情報処理を実行する処理手段、
    として機能させ、
    前記複数のメニュー標識に対応する複数の前記情報処理の各々には、当該情報処理において参照される参照情報、及び当該情報処理の実行結果として記録される記録情報の少なくとも一方が設定されており、
    前記複数の情報処理の各々は、当該情報処理の前記記録情報が他の前記情報処理において前記参照情報として参照されること、及び他の前記情報処理の前記記録情報を前記参照情報として参照すること、の少なくとも一方により、他の少なくとも一の情報処理と連関しており、
    前記表示制御手段は、任意の連関する一対の前記情報処理に対応する一対の前記メニュー標識の連関が識別可能な態様で前記複数のメニュー標識を前記表示部に表示させ、
    前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録済である場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行可能であることを示す第1の態様で表示させ、
    前記情報処理において前記参照情報として設定されている前記記録情報が記録されていない場合に、当該情報処理に対応する前記メニュー標識を、当該情報処理が実行不可能であることを示す第2の態様で表示させる
    ことを特徴とするプログラム。
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