JP7282323B2 - 感染症検査結果情報共有システム、感染症検査結果情報共有方法 - Google Patents

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Description

本発明は感染症検査結果情報を共有するシステム、及び、感染症検査結果情報を共有する方法に関する。
古来、医学の歴史は感染症との戦いの歴史であった。例えばインフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症は重症化し易く、医学の発達した現在でも、毎年多くの死者を出している。
現在、日本においてはインフルエンザを患者自身で検査する手法は無く、医療システムとしても、症状消失後の検査をすることがない。そのため多くの企業は集団的管理の視点に基づき、従業員を、インフルエンザ発病後一定の期間、例えば7日間の休業をさせることで、集団感染を予防している。しかし個別に見ると7日後でも排菌をしている人、すなわち飛沫感染の原因となる可能性のある人もいれば、もっと早い時期に排菌の無くなっている人もいる。
従来、罹患したかどうかの境界線上と考えられる従業員の出勤可否については、原則として本人の判断に任されていた。自覚症状がある場合、すなわち、高熱を発する等の症状がある場合には、医師の診断を受ける可能性が高い。
図14に、罹患可能性を感じた従業員と、その従業員の所属企業の従来の対応方法、具体的には感染症情報共有方法のフローチャートを示す。まず従業員がインフルエンザについて症状を自覚する(ステップY1)。その従業員が医師の診察を受けて、例えばインフルエンザの検査器具を病院にて用いることでインフルエンザへの罹患を確認する(ステップY2)。その医師の診察結果に基づいて従業員が所属企業にインフルエンザへの罹患を自己申告する(ステップY3)。そして従業員の所属企業は、その従業員に対して一定の期間、例えば7日間休業することを命令する(ステップY4)。7日間経過後、従業員は自動的に職場に復職する(ステップY5)。
従来、所属企業内でのインフルエンザの集団感染を予防するために、従業員の健康状態を収集管理する健康管理方法、健康管理システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-65540号公報
しかしながら、現段階では従業員自身が自宅において検査する手法が無いため、症状を自覚しているという、排菌をしている可能性の高い状態で外出して医師の診察を受けにいかざるを得ず、他者へ感染させるリスクが極めて高い。またその状態で職場に出る可能性もあり、集団感染を引き起こす確率も高い。このことは上述したような健康管理システムでは対応が後手に廻ってしまうことを意味する。
また自動的に7日間休ませるという管理手法を採った場合、症状が改善して排菌をする可能性がなくなった従業員を休業させたままにする可能性もあり、所属企業としては損失を産むことに繋がる。
本発明は、斯かる実情に鑑み、従業員が自宅においてインフルエンザ等の感染症の罹患状況について検査することを可能にすることで、排菌をしている状態での職場への出勤をさせず、且つ、排菌をしていない状態になったら速やかに従業員の復職を可能にすることで、所属企業の損失を最小限にする感染症検査結果情報共有システム、及び、感染症検査結果情報共有方法を提供しようとするものである。
(1)本発明は、従業員が有する従業員計算機、前記従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機、及び、医師が有する医師計算機によって、前記従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有システムであって、前記従業員計算機に設けられ、前記従業員が就業する前記所属企業計算機へ、休業依頼をおこなう情報である休業依頼情報を送信する休業依頼情報送信処理部と、前記所属企業計算機に設けられ、前記休業依頼情報を受信する休業依頼情報受信処理部と、前記所属企業計算機に設けられ、前記従業員計算機へ、休業を許可する情報である休業許可情報を送信する休業許可情報送信処理部と、前記従業員計算機に設けられ、前記休業許可情報を受信する休業許可情報受信処理部と、前記所属企業計算機に設けられ、前記休業依頼情報に基づいて、感染症を自己検査するための自己検査器具を、前記従業員に使用させるように指示をする情報である自己検査器具使用指示情報を前記従業員計算機へ送信する自己検査器具使用指示情報送信処理部と、前記従業員計算機に設けられ、前記自己検査器具使用指示情報を受信する自己検査器具使用指示情報受信処理部と、前記従業員計算機に設けられ、前記自己検査器具を用いて得られた自己検査結果情報を送信する自己検査結果情報送信処理部と、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ、前記自己検査結果情報を受信する自己検査結果情報受信処理部と、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ、前記自己検査結果情報に基づいて、前記従業員に対して前記医師との面談をおこなうように指示をする面談指示情報を送信する面談指示情報送信処理部と、前記従業員計算機に設けられ、前記面談指示情報を受信する面談指示情報受信処理部と、を備えることを特徴とする感染症検査結果情報共有システムを提供する。
上記(1)に記載の発明によれば、従業員自身が、自宅等の集団感染を引き起こす可能性の少ない場所で、感染症かどうかを自己検査器具によって自ら検査することができるので、集団感染を予防することができるという著しく優れた効果を奏する。また従業員の自己検査結果情報に基づいて、従業員自身が排菌の可能性が低くなったことを認識した上で、自己検査結果情報を所属企業と、産業医をはじめとする医師に伝達して医師との面談を設定することができるので、集団感染を予め防ぐことができるという優れた効果を奏する。また自己検査結果という要配慮個人情報を情報システム内でやり取りすることで、全ての情報取扱者が、個人情報を保護しつつ適切に業務が行うことができるようになるという極めて優れた効果を奏する。
(2)本発明は、前記従業員計算機に設けられ、前記面談指示情報に基づいて、前記従業員の体調を示す従業員体調情報を、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に送信する従業員体調情報送信処理部と、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ、前記従業員体調情報を受信する従業員体調情報受信処理部と、を備えることを特徴とする上記(1)に記載の感染症検査結果情報共有システムを提供する。
上記(2)に記載の発明によれば、従業員の体調を示す従業員体調情報を、医師計算機、又は/及び、所属企業計算機に送信することができるので、遠隔にて従業員が自らの体調情報を医師や所属企業と共有することができ、その後の適切な対応の指示を仰ぐことができるという優れた効果を奏する。
(3)本発明は、前記医師計算機に設けられ、前記従業員体調情報に基づく前記医師の意見である医師意見情報を、前記所属企業計算機に送信する医師意見情報送信処理部と、前記所属企業計算機に設けられ、前記医師意見情報を受信する医師意見情報受信処理部を備えることを特徴とする上記(2)に記載の感染症検査結果情報共有システムを提供する。
上記(3)に記載の発明によれば、従業員を診察した医師の意見である医師意見情報を、迅速、且つ、確実に所属企業と共有することができるので、従業員を復職させるかどうかの判断を、所属企業が速やかにでき、労務管理やシフトの調整なども迅速におこなえることで、所属企業自体の損失を最小限にすることができるという優れた効果を奏する。
(4)本発明は、前記従業員体調情報は、前記従業員を動画として記録した自己動画情報であることを特徴とする上記(2)又は上記(3)に記載の感染症検査結果情報共有システムを提供する。
上記(4)に記載の発明によれば、直接医師との面談をすることなく、診察を受けることができるので、従業員自らによる自己検査が不適切で、排菌状態を継続している場合にも、医師が従業員の自己動画情報を見て症状を判断し、復職を許可しないという選択が可能になり、従業員の外出により感染拡大してしまうという社会的リスクを低減させるという優れた効果を奏する。
(5)本発明は、前記所属企業計算機に設けられ、前記医師意見情報に基づいて、前記従業員を復職させることの可否についての情報である従業員復職可否情報を、前記従業員計算機へ送信する従業員復職可否情報送信処理部と、前記従業員計算機に設けられ、前記従業員復職可否情報を受信する従業員復職可否情報受信処理部と、を備えることを特徴とする上記(4)に記載の感染症検査結果情報共有システムを提供する。
上記(5)に記載の発明によれば、医師の意見に基づいた復職可否情報を、所属企業と従業員が迅速且つ確実に共有することができるので、早く復職したい従業員にとっても、従業員の休業による損失を最小限にしたい所属企業にとっても、優れた効果を奏する。
(6)本発明は、前記感染症は、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症であることを特徴とする上記(1)乃至上記(5)のうちのいずれかに記載の感染症検査結果情報共有システムを提供する。
感染症の中でもインフルエンザは、世界的な流行を毎年繰り返す疾患であり、飛沫感染や接触感染により容易に感染する。上記(6)に記載の発明によれば、インフルエンザに罹患した可能性の高い従業員が、外出をしたり、職場に来たりすることを防ぐことができるので、感染拡大を未然に防ぐことができるという優れた効果を奏する。
(7)本発明は、従業員が有する従業員計算機、前記従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機、及び、医師が有する医師計算機において、前記従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有方法であって、前記従業員計算機において、前記従業員が就業する前記所属企業計算機へ、休業依頼をおこなう情報である休業依頼情報を送信する休業依頼情報送信ステップと、前記所属企業計算機において、前記休業依頼情報を受信する休業依頼情報受信ステップと、前記所属企業計算機において、前記従業員計算機へ、休業を許可する情報である休業許可情報を送信する休業許可情報送信ステップと、前記従業員計算機において、前記休業許可情報を受信する休業許可情報受信ステップと、前記所属企業計算機において、前記休業依頼情報に基づいて、感染症を自己検査するための自己検査器具を、前記従業員に使用させるように指示をする情報である自己検査器具使用指示情報を前記従業員計算機へ送信する自己検査器具使用指示情報送信ステップと、前記従業員計算機において、前記自己検査器具使用指示情報を受信する自己検査器具使用指示情報受信ステップと、前記従業員計算機において、前記自己検査器具を用いて得られた自己検査結果情報を送信する自己検査結果情報送信ステップと、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機において、前記自己検査結果情報を受信する自己検査結果情報受信ステップと、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機において、前記自己検査結果情報に基づいて、前記従業員に対して前記医師との面談をおこなうように指示をする面談指示情報を送信する面談指示情報送信ステップと、前記従業員計算機において、前記面談指示情報を受信する面談指示情報受信ステップと、を備えることを特徴とする感染症検査結果情報共有方法を提供する。
上記(7)に記載の発明によれば、従業員自身が、自宅等の集団感染を引き起こす可能性の少ない場所で、感染症かどうかを自己検査器具によって自ら検査することができるので、集団感染を予防することができるという著しく優れた効果を奏する。また従業員の自己検査結果情報に基づいて、従業員自身が排菌の可能性が低くなったことを認識した上で、自己検査結果情報を所属企業と、産業医をはじめとする医師に伝達して医師との面談を設定することができるので、集団感染を予め防ぐことができるという優れた効果を奏する。
本発明の請求項1~7記載の感染症検査結果情報共有システム、及び、感染症検査結果情報共有方法によれば、感染症、例えばインフルエンザについて、罹患した可能性の高い従業員の外出を控えさせることで感染拡大を防ぎ、従業員からの排菌が確実にない状態であることを確認してから医師の指示により職場復帰を行わせることができるので、所属企業の損失も最小限にすることができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システムの概念図である。 感染症検査結果情報共有システムが備える従業員計算機等の計算機の説明図である。 本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システムが備える医師計算機が有する医師計算機制御部の説明図である。 所属企業計算機が有する所属企業計算機制御部の説明図である。 従業員計算機が有する従業員計算機制御部の説明図である。 検査器具提供企業計算機が有する検査器具提供企業計算機制御部の説明図である。 配送企業計算機が有する配送企業計算機制御部の説明図である。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、従業員計算機と所属企業計算機が休業依頼情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、所属企業計算機や検査器具提供企業計算機等が、自己検査器具発送指示情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、従業員計算機や所属企業計算機等が、自己検査器具使用方法確認要求情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、従業員計算機や所属企業計算機等が、自己検査結果情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、医師計算機や従業員計算機等が、面談指示情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 感染症検査結果情報共有システムにおいて、従業員計算機や医師計算機等が、自己動画情報等を送受信する動作を示すフローチャートである。 罹患可能性を感じた従業員と、その従業員の所属企業の従来の対応方法、具体的には感染症情報共有方法のフローチャートを示す。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1~図13は発明を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成は図に示す従来のものと同様である。
図1には、本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1の概念図を示す。図1に記載の感染症検査結果情報共有システム1は、所定の一つの企業についての例を示したものであるが、複数の企業が感染症検査結果情報共有システム1に含まれていても良い。
具体的に感染症検査結果情報共有システム1は、従業員が有する従業員計算機10と、その従業員が所属する所属企業が有する所属企業計算機20と、所属企業における産業医が有する医師計算機30と、感染症を自己検査する検査器具を提供する企業である検査器具提供企業が有する検査器具提供企業計算機40と、検査器具を配送する企業である配送企業が有する配送企業計算機50を備える。それぞれの計算機はネットワーク5を介して接続され、情報を相互にやり取り可能である。ネットワーク5は、専用回線による閉じられたネットワークでもよく、いわゆるインターネットでも良い。それぞれの情報は暗号化されていることが望ましい。特に従業員に関する要配慮情報に関しては、産業医等特別なアクセス権を有する者のみが取り扱えるようにすることが望ましい。
感染症検査結果情報共有システム1は、従業員が有する従業員計算機10と、従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機20、及び、医師が有する医師計算機30によって、従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有システムである。
図1において従業員が所持する計算機である従業員計算機10は1台のみ示されているが、従業員が複数いる企業の場合には、従業員計算機10は複数の従業員のそれぞれが各自の従業員計算機10を所持していて良い。
図2は、感染症検査結果情報共有システム1が備える計算機3の説明図である。図2で示す計算機3は、例えば従業員計算機10である。計算機3は、計算機3全体の制御、演算を行う制御部110と、制御部110に接続されるバス150と、バス150に接続されて、制御部110と情報のやり取りを行う各種デバイス、例えば、ハードディスクドライブ等の記憶をおこなうデバイスである記憶部160と、情報を入力する、例えばキーボードである入力部120と、情報を視覚的に表示するデバイスである、例えば液晶モニタである出力部130と、ネットワーク5(図1参照)に接続して情報のやり取りを行うためのインターフェースである送受信インターフェース140を有する。
制御部110は、CPU112、RAM114およびROM116などから構成され、各種制御を実行する。CPU112はいわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行処理されて様々な機能を実現する処理部の役割を果たし得る。RAM114はCPU112の作業領域、記憶領域として使用され、ROM116は、例えばCPUで実行されるオペレーティングシステムやプログラムを記憶する。
記憶部160は、各種処理を実現するためのプログラムを記憶する領域であるプログラム記憶領域162と、例えば要配慮情報にアクセスするためのパスワード等を記憶する領域であるIDパスワード記憶領域164と、個別のタスク処理における情報を記憶する領域である個別タスク情報記憶領域166と、例えば従業員計算機10であれば、その計算機3を有する従業員の情報である従業員情報を記憶する領域である従業員情報記憶領域168を有する。
記憶部160に記憶する情報は、送受信インターフェース140を通じてアクセスしうる外部の記憶装置に記憶されていても良い。
入力部120と出力部130は、例えば静電容量式タッチパネル等で一体化されているものでも良い。送受信インターフェース140は、有線の回線に接続されていても良く、無線の回線に接続されていても良い。
なお所属企業計算機20、医師計算機30、検査器具提供企業計算機40、配送企業計算機50等の計算機3については、上記した従業員計算機10と同様の構造を有するので詳しい技術的記載は省略する。
なお従業員計算機10は、例えば、いわゆるスマートフォンのような携帯情報端末であって良い。また従業員計算機10でハードウェア資産と協同して機能を実現するソフトウェア、プログラムについては、いわゆるアプリであっても良い。
従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30と、検査器具提供企業計算機40と、配送企業計算機50の間でやり取りされる各種情報について、次のように定義する。
所定の感染症、具体的には例えばインフルエンザについて従業員が罹患したと感じたときに、従業員計算機10と所属企業計算機20との間でやり取りされる休業依頼に関する情報を休業依頼情報と定義する。
従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機20と従業員計算機10との間でやり取りされる、従業員に対して休業許可を与えることに関する情報を休業許可情報と定義する。
所属企業計算機20が従業員計算機10と検査器具提供企業計算機40との間でやり取りする、所定の感染症、具体的にはインフルエンザの自己検査器具使用指示に関する情報を自己検査器具使用指示情報と定義する。なお自己検査器具は医療機器であることが望ましい。
従業員計算機10と所属企業計算機20との間でやり取りされる、自己検査器具の使用に同意することに関する情報を自己検査器具使用同意情報と定義する。
所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40との間でやり取りされる、自己検査器具の発送指示に関する情報を自己検査器具発送指示情報と定義する。
検査器具提供企業計算機40と配送企業計算機50との間でやり取りされる、自己検査器具の配送指示に関する情報を自己検査器具配送指示情報と定義する。
従業員計算機10と所属企業計算機20との間でやり取りされる、自己検査器具を受領したことに関する情報を自己検査器具受領確認情報と定義する。
従業員計算機10と検査器具提供企業計算機40との間でやり取りされる、自己検査器具使用方法の確認要求に関する情報を自己検査器具使用方法確認要求情報と定義する。
検査器具提供企業計算機40と従業員計算機10との間にやり取りされる、自己検査器具の使用方法を説明する動画を自己検査器具使用方法動画と定義する。
従業員計算機10と、所属企業計算機20と、検査器具提供企業計算機40との間でやり取りされる、自己検査器具使用方法動画を確認したことに関する情報を自己検査器具使用方法動画確認情報と定義する。
従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30と、検査器具提供企業計算機40との間でやり取りされる、自己検査器具による自己検査結果に関する情報を自己検査結果情報と定義する。
検査器具提供企業計算機40と、従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30との間でやり取りされる、自己検査結果についての具体的な判定情報、具体的には例えば、対象となる従業員からの排菌が継続しているかに関する情報を判定情報と定義する。
医師計算機30と、所属企業計算機20と、従業員計算機10との間でやり取りされる、医師と従業員の面談指示に関する情報を面談指示情報と定義する。
従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30の間でやり取りされる面談日時を調整する情報を面談日時調整情報と定義する。
従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30との間でやり取りされる、従業員と医師の面談日時の指定に関する情報を面談日時指定情報と定義する。
従業員計算機10と、医師計算機30との間でやり取りされる、従業員の自己動画に関する情報を自己動画情報と定義する。
医師計算機30と、所属企業計算機20との間でやり取りされる、医師の意見に関する情報を医師意見情報と定義する。
所属企業計算機20と、従業員計算機10との間でやり取りされる、従業員の職場への復職可否に関する情報を復職可否情報と定義する。
従業員計算機10と、所属企業計算機20との間でやり取りされる、従業員の出社復職に関する情報を出社情報と定義する。
図3は、本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1が備える医師計算機30が有する医師計算機制御部300の説明図である。それぞれの処理部に置ける処理は、記憶部160(図2参照)のプログラム記憶領域162(図2参照)に記憶された、それぞれの処理に対応するプログラムを制御部110が実行することにより実現されることが望ましい。
医師計算機制御部300は、自己検査結果情報が受信される自己検査結果情報受信処理部305と、自己検査結果情報が判定される検査結果情報判定処理部310と、判定情報が受信される判定情報受信処理部315と、面談指示情報が送信される面談指示情報送信処理部320と、面談日時調整情報が受信される面談日時調整情報受信処理部325と、面談日時指定情報が送信される面談日時指定情報送信処理部330と、自己動画情報が受信される自己動画情報受信処理部335と、医師意見情報が送信される医師意見情報送信処理部340を備える。
図4は、所属企業計算機20が有する所属企業計算機制御部200の説明図である。それぞれの処理部に置ける処理は、記憶部160(図2参照)のプログラム記憶領域162(図2参照)に記憶された、それぞれの処理に対応するプログラムを制御部110が実行することにより実現されることが望ましい。
所属企業計算機制御部200は、休業依頼情報が受信される休業依頼情報受信処理部205と、休業許可情報が送信される休業許可情報送信処理部210と、自己検査器具使用指示情報が送信される自己検査器具使用指示送信処理部215と、自己検査器具発送指示情報が送信される自己検査器具使用同意情報受信処理部220と、自己検査器具発送指示情報が送信される自己検査器具発送指示情報送信処理部225と、自己検査器具受領確認情報が受信される自己検査器具受領確認情報受信処理部230と、自己検査器具使用方法動画確認情報が受信される自己検査器具使用方法動画確認情報受信処理部235と、自己検査結果情報が受信される自己検査結果情報受信処理部240と、検査結果情報が判定される検査結果情報判定処理部245と、判定情報が受信される判定情報受信処理部250と、面談指示情報が受信される面談指示情報受信処理部255と、面談日時調整情報が受信される面談日時調整情報受信処理部260と、面談日時指定情報が受信される面談日時指定情報受信処理部265と、医師意見情報が受信される医師意見情報受信処理部270と、復職可否情報が送信される復職可否情報送信処理部275と、出社情報が受信される出社情報受信処理部280を備える。
図5は、従業員計算機10が有する従業員計算機制御部400の説明図である。それぞれの処理部に置ける処理は、記憶部160(図2参照)のプログラム記憶領域162(図2参照)に記憶された、それぞれの処理に対応するプログラムを制御部110が実行することにより実現されることが望ましい。
従業員計算機制御部400は、休業依頼情報が送信される休業依頼情報送信処理部405と、休業許可情報が受信される休業許可情報受信処理部410と、自己検査器具使用指示情報が受信される自己検査器具使用指示情報受信処理部415と、自己検査器具使用同意情報が送信される自己検査器具使用同意情報送信処理部420と、自己検査器具受領確認情報が送信される自己検査器具受領確認情報送信処理部425と、自己検査器具使用方法確認要求情報が送信される自己検査器具使用方法確認要求情報送信処理部430と、自己検査結果情報が送信される自己検査結果情報送信処理部435と、判定情報が受信される判定情報受信処理部440と、面談指示情報が受信される面談指示情報受信処理部445と、面談日時調整情報が送信される面談日時調整情報送信処理部450と、面談日時指定情報が受信される面談日時指定情報受信処理部455と、自己動画情報が送信される自己動画情報送信処理部460と、復職可否情報が受信される復職可否情報受信処理部465と、出社情報が送信される出社情報送信処理部470を備える。
図6は、検査器具提供企業計算機40が有する検査器具提供企業計算機制御部500の説明図である。それぞれの処理部に置ける処理は、記憶部160(図2参照)のプログラム記憶領域162(図2参照)に記憶された、それぞれの処理に対応するプログラムを制御部110が実行することにより実現されることが望ましい。
検査用具提供企業計算機制御部500は、自己検査器具使用指示情報が受信される自己検査器具使用指示情報受信処理部505と、自己検査器具発送指示情報が受信される自己検査器具発送指示情報受信処理部510と、自己検査器具配送指示情報が送信される自己検査器具配送指示情報送信処理部515と、自己検査器具使用方法確認要求情報が受信される自己検査器具使用方法確認要求情報受信処理部520と、自己検査器具使用方法動画確認情報が受信される自己検査器具使用方法動画確認情報受信処理部525と、自己検査結果情報が受信される自己検査結果情報受信処理部530と、検査結果情報が判定される検査結果情報判定処理部535と、判定情報が送信される判定情報送信処理部540を備える。
図7は、配送企業計算機50が有する配送企業計算機制御部600の説明図である。それぞれの処理部に置ける処理は、記憶部160(図2参照)のプログラム記憶領域162(図2参照)に記憶された、それぞれの処理に対応するプログラムを制御部110が実行することにより実現されることが望ましい。
配送企業計算機制御部600は、自己検査器具配送指示情報が受信される自己検査器具配送指示情報受信処理部610と、自己検査器具が配送されるように処理をおこなう自己検査器具配送処理部620を備える。
具体的には、感染症検査結果情報共有システム1は、従業員が有する従業員計算機10と、従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機20と、医師が有する医師計算機30によって、従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有システムであって、従業員計算機10に設けられ、従業員が就業する所属企業計算機20へ、休業依頼をおこなう情報である休業依頼情報を送信する休業依頼情報送信処理部405と、所属企業計算機20に設けられ、休業依頼情報を受信する休業依頼情報受信処理部205と、所属企業計算機20に設けられ、従業員計算機10へ、休業を許可する情報である休業許可情報を送信する休業許可情報送信処理部210と、従業員計算機10に設けられ、休業許可情報を受信する休業許可情報受信処理部410と、所属企業計算機20に設けられ、休業依頼情報に基づいて、感染症を自己検査するための自己検査器具を、従業員に使用させるように指示をする情報である自己検査器具使用指示情報を従業員計算機へ送信する自己検査器具使用指示情報送信処理部215と、従業員計算機10に設けられ、自己検査器具使用指示情報を受信する自己検査器具使用指示情報受信処理部415と、従業員計算機10に設けられ、自己検査器具を用いて得られた自己検査結果情報を送信する自己検査結果情報送信処理部435と、医師計算機30、又は/及び、所属企業計算機20に設けられ、自己検査結果情報を受信する自己検査結果情報受信処理部240と、医師計算機30、又は/及び、所属企業計算機20に設けられ、自己検査結果情報に基づいて、従業員に対して医師との面談をおこなうように指示をする面談指示情報を送信する面談指示情報送信処理部320と、従業員計算機10に設けられ、面談指示情報を受信する面談指示情報受信処理部と255とを備える。
また、感染症検査結果情報共有システム1は、従業員計算機10に設けられ、面談指示情報に基づいて、従業員の体調を示す従業員体調情報を、医師計算機30、又は/及び、所属企業計算機20に送信する従業員体調情報送信処理部と、医師計算機30、又は/及び、所属企業計算機20に設けられ、従業員体調情報を受信する従業員体調情報受信処理部とを備えることを特徴とする。具体的には従業員体調情報は、従業員の外観を動画として記録した自己動画情報である。
さらに感染症検査結果情報共有システム1は、医師計算機30に設けられ、従業員体調情報に基づく医師の意見である医師意見情報を、所属企業計算機20に送信する医師意見情報送信処理部340と、所属企業計算機20に設けられ、医師意見情報を受信する医師意見情報受信処理部270を備える。
また感染症検査結果情報共有システム1は、所属企業計算機20に設けられ、医師意見情報に基づいて、従業員を復職させることの可否についての情報である従業員復職可否情報を、従業員計算機10へ送信する復職可否情報送信処理部275と、従業員計算機10に設けられ、従業員復職可否情報を受信する復職可否情報受信処理部465を備える。
次に、上記した実施の形態の動作を説明する。
図8には、感染症検査結果情報共有システム1において、従業員計算機10と所属企業計算機20が休業依頼情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。
まず休業依頼情報が従業員計算機10により送信される(ステップS1)。送信された休業依頼情報は所属企業計算機20で受信される(ステップS2)。次に休業許可情報が、所属企業計算機20から従業員計算機10へ送信される(ステップS3)。送信された休業許可情報は、従業員計算機10により受信される(ステップS4)。所属企業計算機20からは続いて、自己検査器具使用指示情報が従業員計算機10へ送信される(ステップS5)。それに対して、従業員計算機10により自己検査器具使用指示情報が受信される(ステップS6)。その後、従業員計算機10から所属企業計算機20へ自己検査器具使用同意情報が送信される(ステップS7)。自己検査器具使用同意情報は所属企業計算機20により受信される(ステップS8)。
以上の動作により、感染症、例えばインフルエンザに罹患したと感じた従業員が所属企業に対して、直接的な接触をすることなく休業依頼をすることができ、所属企業は感染症に対する自己検査器具使用の同意を従業者から得ることができる。
図9には、感染症検査結果情報共有システム1において、所属企業計算機20や検査器具提供企業計算機40等が、自己検査器具発送指示情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。
まず所属企業計算機20から自己検査器具発送指示情報が送信される(ステップT1)。送信された自己検査器具発送指示情報は、検査器具提供企業計算機40によって受信される(ステップT2)。続けて検査器具提供企業計算機40により、自己検査器具配送指示情報が配送企業計算機50へ送信され、配送企業計算機50において自己検査器具配送指示情報が受信される(ステップT4)。
ここで配送企業計算機50においては自己検査器具配送指示情報が送信されるが、この自己検査器具配送指示情報に基づいて自己検査器具が従業員の居所へ配送される。
さて自己検査器具が配送されると、従業員計算機10から自己検査器具受領確認情報が送信される(ステップT6)。送信された自己検査器具受領確認情報は、所属企業計算機20により受信される(ステップT7)。
以上の動作により、所属企業計算機20は自己検査器具を従業員へ配送することが可能になり、同時に従業員が自己検査器具を受領したかどうかの確認をすることが可能になる。
図10には、感染症検査結果情報共有システム1において、従業員計算機10や所属企業計算機20等が、自己検査器具使用方法確認要求情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。
まず従業員計算機10から自己検査器具使用方法確認要求情報が従業員計算機10と、検査器具提供企業計算機40へ送信される(ステップU1)。送信された自己検査器具使用方法確認要求情報は所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40に受信される(ステップU2及びステップU3)。受信した自己検査器具使用方法確認要求情報に基づいて、検査器具提供企業計算機40から、従業員計算機10へ自己検査器具使用方法動画が送信される(ステップU4)。送信された自己検査器具使用方法動画は従業員計算機10により受信される(ステップU5)。
従業員は、自己検査器具使用方法動画を視聴して、その使用方法を取得することで、正しい方法で自己検査器具を使用して感染症の検査を行うことが可能になる。
さて自己検査終了後、従業員計算機10から自己検査器具使用方法動画確認情報が所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40へ送信され、自己検査器具使用方法動画確認情報は所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40に受信される(ステップU7及びU8)。
以上の動作により、従業員は正しい方法で自己検査器具を用いて自己検査を行うことができるようになり、所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40は、正しい方法で自己検査器具が用いられた可能性が高いという情報を共有でき、所属企業と検査器具提供企業は、正しい方法で自己検査器具が用いられた可能性が高いことを確認することができる。
図11には、感染症検査結果情報共有システム1において、従業員計算機10や所属企業計算機等20が、自己検査結果情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。
まず従業員計算機10から自己検査結果情報が、所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40へ送信される(ステップV1)。送信された自己検査結果情報は、所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40により受信される(ステップV2及びステップV3)。検査器具提供企業計算機40において、自己検査結果情報が判定され(ステップV4)、排菌の有無等が判定される。判定情報は検査器具提供企業計算機40から従業員計算機10と、所属企業計算機20に送信される(ステップV5)。判定情報は、所属企業計算機20と従業員計算機10により受信される(ステップV6及びステップV7)。所属企業計算機20により判定情報は、医師計算機30へ送信される(ステップV9)。
以上の動作により、従業員が自己検査器具を用いて得た自己検査結果が所属企業計算機20と検査器具提供企業計算機40に共有され、自己検査結果情報に基づいて得られた判定情報が、従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30に共有されることで、従業員、所属企業、医師が共通の判定情報を得ることができる。
図12には、感染症検査結果情報共有システム1において、医師計算機30や従業員計算機10等が、面談指示情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。
医師が判定情報から従業員と面談をすると判断する場合に、医師計算機30から面談指示情報が送信される(ステップW1)。送信された面談指示情報は、従業員計算機10と所属企業計算機20に受信される(ステップW2及びステップW3)。従業員計算機10からは、面談日時調整情報が所属企業計算機20と、医師計算機30へ送信される。所属企業計算機20と医師計算機30は、面談日時調整情報を受信する(ステップW5及びステップW6)。受信した面談日時調整情報に基づいて医師等が、面談日時を判断し、医師計算機30から面談日時指定情報が従業員計算機10と、所属企業計算機20に送信される(ステップW7)。送信された面談日時指定情報は所属企業計算機20と従業員計算機10により受信される(ステップW8及びステップW9)。
以上の動作により、判定情報に基づいて、従業員計算機10と、所属企業計算機20と、医師計算機30が、面談日時調整情報と、面談日時指定情報を共有することが可能になり、容易に従業員と医師、例えば産業医と面談日時を決定することが可能になると共に、面談日時等を所属企業が知得することができる。
図13には、感染症検査結果情報共有システム1において、従業員計算機10や医師計算機30等が、自己動画情報等を送受信する動作を示すフローチャートを示す。このフローチャートは遠隔診療により、医師が従業員の体調を確認することを可能にする動作を説明する。
まず従業員計算機10から自己動画情報が送信される(ステップX1)。送信された自己動画情報が、所属企業計算機20と医師計算機30により受信される(ステップX3及びステップX2)。自己動画情報や判定情報に基づいて、医師が従業員の体調を判断し、意見を形成する。そして医師計算機30により医師意見情報が所属企業計算機20へ送信される(ステップX4)。送信された医師意見情報は所属企業計算機20により受信され(ステップX6)、医師意見情報に基づいて、所属企業が復職可否を判断し、所属企業計算機20から復職か被情報が、従業員計算機10へ送信される(ステップX7)。送信された復職可否情報は、従業員計算機10により受信される(ステップX8)。
以上の動作により、自己動画情報等に基づいた医師意見情報を所属企業計算機20が共有することにより、従業員の復職が可能であるかどうかを所属企業が決定でき、その復職可否情報を従業員計算機10が共有することが可能なので、従業員は復職の可否を速やかに知ることができる。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、従業員自身が、自宅等の集団感染を引き起こす可能性の少ない場所で、感染症かどうかを自己検査器具によって自ら検査することができるので、集団感染を予防することができるという著しく優れた効果を奏する。また従業員の自己検査結果情報に基づいて、従業員自身が排菌の可能性が低くなったことを認識した上で、自己検査結果情報を所属企業と、産業医をはじめとする医師に伝達して医師との面談を設定することができるので、集団感染を予め防ぐことができるという優れた効果を奏する。また自己検査結果という要配慮個人情報を情報システム内でやり取りすることで、全ての情報取扱者が、個人情報を保護しつつ適切に業務が行うことができるようになるという極めて優れた効果を奏する。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、従業員の体調を示す従業員体調情報を、医師計算機、又は/及び、所属企業計算機に送信することができるので、遠隔にて従業員が自らの体調情報を医師や所属企業と共有することができ、その後の適切な対応の指示を仰ぐことができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、従業員を診察した医師の意見である医師意見情報を、迅速、且つ、確実に所属企業と共有することができるので、従業員を復職させるかどうかの判断を、所属企業が速やかにでき、労務管理やシフトの調整なども迅速におこなえることで、所属企業自体の損失を最小限にすることができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、直接医師との面談をすることなく、診察を受けることができるので、従業員自らによる自己検査が不適切で、排菌状態を継続している場合にも、医師が従業員の自己動画情報を見て症状を判断し、復職を許可しないという選択が可能になり、従業員の外出により感染拡大してしまうという社会的リスクを低減させるという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、医師の意見に基づいた復職可否情報を、所属企業と従業員が迅速且つ確実に共有することができるので、早く復職したい従業員にとっても、従業員の休業による損失を最小限にしたい所属企業にとっても、優れた効果を奏する。
感染症の中でもインフルエンザは、世界的な流行を毎年繰り返す疾患であり、飛沫感染や接触感染により容易に感染する。本発明の実施形態に係る感染症検査結果情報共有システム1によれば、インフルエンザに罹患した可能性の高い従業員が、外出をしたり、職場に来たりすることを防ぐことができるので、感染拡大を未然に防ぐことができるという優れた効果を奏する。
尚、本発明の感染症検査結果情報共有システム及び感染症検査結果情報共有方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、実施形態においては、感染症としてインフルエンザを例として挙げたが、他の感染症、すなわち他の細菌やウィルスが引き起こす疾患、例えば新型コロナウィルスによるSARS(Severe Acute Respiratory Syndrome:重症急性呼吸器症候群)やノロ感染症等であっても良い。
また自己検査器具によって得られる自己検査結果情報については検査結果情報判定処理部を設けず、その判定、すなわち排菌が続いているか等の判定を従業員本人がマニュアル等に従っておこない、従業員計算機10が判定情報を所属企業計算機20や、医師計算機30に送信する処理をおこなっても良い。
従業員計算機10が検査器具提供企業計算機40から自己検査器具使用方法動画を受診する処理をおこなっているが、従業員が書面等から使用方法の取得をしても良い。
なお実施形態では、従業員計算機10が自己動画情報を、医師計算機30に送信することにより、いわゆる遠隔診療をするフローになっていたが、従業員が所属企業の産業医や指定の診療施設の医師に直接診療を受けて、医師意見情報を得ても良い。
本実施形態においては、企業における従業員と、所属企業等の情報共有の例を挙げたが、他の変形実施例、具体的には学校における学生及び教職員等と、学校の間の情報共有にも応用できることは明白である。その場合は従業員を学生及び教職員等、所属企業を所属組織等に読み替えればよい。
1 感染症検査結果情報共有システム
3 計算機
5 ネットワーク
10 従業員計算機
20 所属企業計算機
30 医師計算機
40 検査器具提供企業計算機
50 配送企業計算機
110 制御部
112 CPU
114 RAM
116 ROM
120 入力部
130 出力部
140 送受信インターフェース
150 バス
160 記憶部
162 プログラム記憶領域
164 IDパスワード記憶領域
166 個別タスク情報記憶領域
168 従業員情報記憶領域
200 所属企業計算機制御部
205 休業依頼情報受信処理部
210 休業許可情報送信処理部
215 自己検査器具使用指示送信処理部
220 自己検査器具使用同意情報受信処理部
225 自己検査器具発送指示情報送信処理部
230 自己検査器具受領確認情報受信処理部
235 自己検査器具使用方法動画確認情報受信処理部
240 自己検査結果情報受信処理部
245 検査結果情報判定処理部
250 判定情報受信処理部
255 面談指示情報受信処理部
260 面談日時調整情報受信処理部
265 面談日時指定情報受信処理部
270 医師意見情報受信処理部
275 復職可否情報送信処理部
280 出社情報受信処理部
300 医師計算機制御部
305 自己検査結果情報受信処理部
310 検査結果情報判定処理部
315 判定情報受信処理部
320 面談指示情報送信処理部
325 面談日時調整情報受信処理部
330 面談日時指定情報送信処理部
335 自己動画情報受信処理部
340 医師意見情報送信処理部
400 従業員計算機制御部
405 休業依頼情報送信処理部
410 休業許可情報受信処理部
415 自己検査器具使用指示情報受信処理部
420 自己検査器具使用同意情報送信処理部
425 自己検査器具受領確認情報送信処理部
430 自己検査器具使用方法確認要求情報送信処理部
435 自己検査結果情報送信処理部
440 判定情報受信処理部
445 面談指示情報受信処理部
450 面談日時調整情報送信処理部
455 面談日時指定情報受信処理部
460 自己動画情報送信処理部
465 復職可否情報受信処理部
470 出社情報送信処理部
500 検査器具提供企業計算機制御部
505 自己検査器具使用指示情報受信処理部
510 自己検査器具発送指示情報受信処理部
515 自己検査器具配送指示情報送信処理部
520 自己検査器具使用方法確認要求情報受信処理部
525 自己検査器具使用方法動画確認情報受信処理部
530 自己検査結果情報受信処理部
535 検査結果情報判定処理部
540 判定情報送信処理部
600 配送企業計算機制御部
610 自己検査器具配送指示情報受信処理部
620 自己検査器具配送処理部

Claims (8)

  1. 従業員が有する従業員計算機、前記従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機、及び、医師が有する医師計算機によって、前記従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有システムであって、
    前記従業員計算機に設けられ、前記従業員が就業する前記所属企業計算機へ、休業依頼をおこなう情報である休業依頼情報を送信する休業依頼情報送信処理部と、
    前記所属企業計算機に設けられ、前記休業依頼情報を受信する休業依頼情報受信処理部と、
    前記所属企業計算機に設けられ、前記従業員計算機へ、休業を許可する情報である休業許可情報を送信る休業許可情報送信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ、前記休業許可情報を受信する休業許可情報受信処理部と、
    前記所属企業計算機に設けられ前記休業依頼情報に基づいて感染症を自己検査するための自己検査器具を、前記従業員に使用させるように指示をする情報である自己検査器具使用指示情報前記従業員計算機へ送信る自己検査器具使用指示情報送信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ、前記自己検査器具使用指示情報を受信する自己検査器具使用指示情報受信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ前記自己検査器具を用いて得られた自己検査結果情報を送信る自己検査結果情報送信処理部と、
    前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ、前記自己検査結果情報を受信する自己検査結果情報受信処理部と、
    前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ前記自己検査結果情報に基づいて前記従業員に対して前記医師との面談をおこなうように指示をする面談指示情報送信る面談指示情報送信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ、前記面談指示情報を受信する面談指示情報受信処理部と、
    を備えることを特徴とする感染症検査結果情報共有システム。
  2. 前記従業員計算機に設けられ前記面談指示情報に基づいて前記従業員の体調を示す従業員体調情報を、前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に送信る従業員体調情報送信処理部と、
    前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機に設けられ、前記従業員体調情報を受信する従業員体調情報受信処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  3. 前記医師計算機に設けられ前記従業員体調情報に基づく前記医師の意見である医師意見情報を、前記所属企業計算機に送信する医師意見情報送信処理部と、
    前記所属企業計算機に設けられ、前記医師意見情報を受信する医師意見情報受信処理部を備えることを特徴とする請求項2に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  4. 前記従業員体調情報は、前記従業員を動画として記録した自己動画情報であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  5. 前記所属企業計算機に設けられ前記医師意見情報に基づいて前記従業員を復職させることの可否についての情報である従業員復職可否情報を前記従業員計算機へ送信る従業員復職可否情報送信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ、前記従業員復職可否情報を受信する従業員復職可否情報受信処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  6. 前記感染症は、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  7. 感染症を自己検査する検査器具を提供する企業である検査器具提供企業が有する検査器具提供企業計算機と、
    前記所属企業計算機に設けられ前記自己検査器具を前記従業員の居所へ配送する指示となる自己検査器具発送指示情報を前記検査器具提供企業計算機に送信する自己検査器具発送指示情報送信処理部と、
    前記従業員計算機に設けられ、前記自己検査器具を受領したことに関する情報となる自己検査器具受領確認情報を、前記所属企業計算機に送信する自己検査器具受領確認情報送信処理部と、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載の感染症検査結果情報共有システム。
  8. 従業員が有する従業員計算機、前記従業員が就業する所属企業が有する所属企業計算機、及び、医師が有する医師計算機において、前記従業員の感染症の検査結果情報を共有する感染症検査結果情報共有方法であって、
    前記従業員計算機において、前記従業員が就業する前記所属企業計算機へ、休業依頼をおこなう情報である休業依頼情報を送信する休業依頼情報送信ステップと、
    前記所属企業計算機において、前記休業依頼情報を受信する休業依頼情報受信ステップと、
    前記所属企業計算機において前記従業員計算機へ、休業を許可する情報である休業許可情報送信る休業許可情報送信ステップと、
    前記従業員計算機において、前記休業許可情報を受信する休業許可情報受信ステップと、
    前記所属企業計算機において前記休業依頼情報に基づいて、感染症を自己検査するための自己検査器具を、前記従業員に使用させるように指示をする情報である自己検査器具使用指示情報前記従業員計算機へ送信る自己検査器具使用指示情報送信ステップと、
    前記従業員計算機において、前記自己検査器具使用指示情報を受信する自己検査器具使用指示情報受信ステップと、
    前記従業員計算機において前記自己検査器具を用いて得られた自己検査結果情報送信る自己検査結果情報送信ステップと、
    前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機において、前記自己検査結果情報を受信する自己検査結果情報受信ステップと、
    前記医師計算機、又は/及び、前記所属企業計算機において前記自己検査結果情報に基づいて前記従業員に対して前記医師との面談をおこなうように指示をする面談指示情報送信る面談指示情報送信ステップと、
    前記従業員計算機において、前記面談指示情報を受信する面談指示情報受信ステップと、
    を備えることを特徴とする感染症検査結果情報共有方法。
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