JP7279332B2 - 運搬用台車 - Google Patents
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Description
本実施の形態による運搬用台車の構成について、図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本実施の形態による運搬用台車が展開状態となっている斜視図である。図2は、本実施の形態による運搬用台車を示す斜視図であって、正面パネルのみが折り畳み状態となっている図である。図3は、本実施の形態による運搬用台車が折り畳み状態となっている斜視図である。図4は、台車本体の斜視図である。なお、運搬用台車が「展開状態となっている」とは、運搬用台車の各断熱パネルが広げられており、各断熱パネルが箱状に組み立てられ、複数の断熱パネル間に断熱空間が形成されている状態をいう。また、運搬用台車が「折り畳み状態となっている」とは、運搬用台車の各断熱パネルが折り畳まれて、複数の断熱パネル内に断熱空間が形成されていない状態をいう。
次に、図1乃至図3を参照して、断熱容器30および断熱パネル11~16の構成について説明する。
天面パネル11は、展開状態(図1)において、天面側(Z方向プラス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。この天面パネル11は、部分的に開閉可能な構造であり、第1側枠51側に位置する第1天面部分パネル11aと、第2側枠52側に位置するとともに、第1天面部分パネル11aよりも大きい第2天面部分パネル11bと、を有している。第1天面部分パネル11aは、第1側面パネル14に対して折り畳み自在に取り付けられている。また、第2天面部分パネル11bは、第1天面部分パネル11aに対して折り畳み自在に取り付けられている。
正面パネル12は、展開状態(図1)において、正面側(Y方向マイナス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直(ZX平面に平行)に配置される。この正面パネル12は、折り畳み可能な構造であり、第1側枠51側に位置する第1正面部分パネル12aと、中間に位置する第2正面部分パネル12bと、第2側枠52側に位置する第3正面部分パネル12cとを有している。このうち第1正面部分パネル12aは、第1側面パネル14に折り畳み自在に取り付けられている。また、第2正面部分パネル12bは、第1正面部分パネル12aに対して折り畳み自在に取り付けられている。さらに、第3正面部分パネル12cは、第2正面部分パネル12bに折り畳み自在に取り付けられている。
背面パネル13は、展開状態(図1)において、背面側(Y方向プラス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直(ZX平面に平行)に配置される。この背面パネル13は、折り畳み可能な構造であり、第1側枠51側に位置する第1背面部分パネル13aと、第2側枠52側に位置する第2背面部分パネル13bとを有している。このうち第2背面部分パネル13bは、第1背面部分パネル13aに対して折り畳み自在に取り付けられている。また、第1背面部分パネル13aは、第1側面パネル14に固定されている。
第1側面パネル14は、展開状態(図1)および折り畳み状態(図3)の両方において第1側枠51側(X方向マイナス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直(YZ平面に平行)に配置される。この第1側面パネル14は、一枚の板状の部材から構成される。また、第1側面パネル14は、展開状態(図1)および折り畳み状態(図3)の両方において、移動することなく、台車本体50の第1側枠51の外側周囲に配置され、YZ平面に平行となっている。
第2側面パネル15は、展開状態(図1)および折り畳み状態(図3)の両方において第2側枠52側(X方向プラス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して垂直(YZ平面に平行)に配置される。この第2側面パネル15は、一枚の板状の部材から構成される。また、第2側面パネル15は、展開状態(図1)および折り畳み状態(図3)の両方において、移動することなく、台車本体50の第2側枠52の外側周囲に配置され、YZ平面に平行となっている。
底面パネル16は、展開状態(図1)において、底面側(Z方向マイナス側)に位置する断熱パネルであり、水平面(XY平面)に対して平行に配置される。また、展開状態において、底面パネル16は、台車本体50の底板58上であって、第1側枠51と第2側枠52との間に配置される。底面パネル16は、一枚の板状の部材から構成され、持ち上げることにより折り畳み可能な構造を有する。この底面パネル16は、第1側枠51に対して折り畳み自在に取り付けられている。
上述した複数の断熱パネル11~16は、真空断熱材を含む真空断熱部材を有する真空断熱パネルである。しかしながら、本実施の形態では、運搬用台車10の断熱性能と利便性との両立を図る観点より、断熱パネル11~16の全てが真空断熱パネルでなくてもよく、断熱パネル11~16のうち少なくとも4つが真空断熱パネルであればよい。具体的には、荷物の重量により真空断熱材が破損する危険性を防ぐために、底面パネル16が真空断熱材を含まないようにしてもよく、その場合は、例えば、天面パネル11、正面パネル12、背面パネル13、第1側面パネル14、および第2側面パネル15の5つの断熱パネルが、真空断熱パネルであってもよい。また、開閉により真空断熱材が破損する危険性を防ぐために、開閉可能な構造を有する断熱パネルが真空断熱材を含まないようにしてもよい。例えば、正面パネル12を開閉可能とし、天面パネル11、背面パネル13、第1側面パネル14、および第2側面パネル15の4つの断熱パネルが、真空断熱パネルであってもよい。
本開示の断熱容器30の換気回数は、展開状態(組立状態)において、0.1回/hr以下であることが好ましい。換気回数が0.1回/hr以下である場合、断熱パネル11~16同士の接合部等の隙間を通る熱の移動が保冷時間に与える影響は、断熱パネル11~16を通る熱の移動が保冷時間に与える影響に比べて十分に少なく、保冷時間が安定するためである。言い換えると、換気回数が0.1回/hr以下であることが、気密性の低下に起因する断熱容器30の断熱性の低下を抑制し、真空断熱材を用いた断熱容器30の断熱性能を十分に発揮するうえで重要である。換気回数は、以下のように求める。
上述したように、断熱パネル11~16のうち少なくとも4つの断熱パネルは、真空断熱材を含む真空断熱部材を有する真空断熱パネルである。真空断熱パネルの数を増やすことによって、断熱容器30の断熱性能が向上する。真空断熱パネルの数を減らすことによって、真空断熱材が破損して断熱容器30の断熱性能が急激に低下する危険性を低減できる。
真空断熱パネルは、真空断熱材を含む真空断熱部材を有する断熱パネルである。真空断熱部材は、断熱材として、真空断熱材のみを有する部材であってもよく、真空断熱材と、その他の断熱材とを有する部材であってもよい。本開示においては、真空断熱材を第一断熱材と称し、真空断熱材以外の断熱材を第二断熱材と称する場合がある。
本開示における真空断熱材は、芯材と、芯材を包む外装材とを有する。図5は、本開示における真空断熱材を例示する概略断面図である。図5(a)に示すように、真空断熱材である第一断熱材41は、芯材41aと、ガスバリア性を有する外装材41bとを有する。外装材41bの内部は減圧状態である。図5(b)は、真空断熱材の他の一例である。図5(a)では、真空断熱材である第一断熱材41の内部の両端に空隙が形成されているが、図5(b)では、空隙が形成されていない。空隙は、第一断熱材41の製造方法の違いにより形成されたり形成されなかったりする。
本開示における真空断熱部材は、断熱材として、真空断熱材(第一断熱材)のみを有する部材であってもよく、真空断熱材(第一断熱材)と、その他の断熱材(第二断熱材)とを有する部材であってもよい。上述したように、真空断熱材(第一断熱材)は、破損時の性能劣化が大きいが、その他の断熱材(第二断熱材)とともに用いることで、真空断熱材(第一断熱材)の破損時の断熱パネルの断熱性の低下を抑制できる。
る。
本開示における真空断熱パネルは、上述した真空断熱部材を少なくとも有する断熱パネルであり、真空断熱部材を保護する保護部材をさらに有していてもよい。図7は、本開示における真空断熱パネルを例示する概略断面図である。図7(a)に示すように、真空断熱パネル45は、真空断熱部材45Aと、接着層44と、保護部材45Bとこの順を有していてもよい。図7(a)に示す真空断熱パネル45は、第一断熱材41の一方の主面側に第二断熱材42を有し、第一断熱材41の他方の主面側に保護部材45Bを有する。一方、図7(b)に示すように、真空断熱パネル45は、真空断熱部材45Aの全周を覆うように保護部材45Bを有していてもよい。なお、図示しないが、真空断熱パネルは、例えば図7(b)に示す保護部材45Bの全周を覆うように、上述した遮熱シートを有していてもよい。
本開示における真空断熱パネルは、熱貫流率が低いことが好ましく、例えば、0.5W/m2K以下とすることができる。
熱貫流率(W/m2K)=1/熱抵抗値(m2K/W) …(1)
熱抵抗値(m2K/W)=厚み(m)/熱伝導率(W/mK) …(2)
本開示の断熱容器は、展開状態における換気回数が、所定の値以下であることが好ましい。断熱容器の換気回数を低減する手段(断熱容器の気密性を向上させる手段)は、目的とする換気回数が得られる手段であれば特に限定されず、任意の手段を採用できる。
次に、図10乃至図14を参照して、運搬用台車の変形例について説明する。図10乃至図14は、運搬用台車の各変形例を示す図である。図10乃至図14において、図1乃至図9に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図10(a)(b)は、変形例1による運搬用台車10を示している。図10(a)(b)において、箱状に形成された断熱容器30が台車本体50上に搭載されており、断熱容器30は、第1側枠51と第2側枠52との間に位置している。また断熱容器30は、図示しない面ファスナー等の連結部材により、第1側枠51および第2側枠52に対して着脱自在に取り付けられていても良い。この場合、断熱容器30の正面パネル12が開放可能となっている。図10(b)に示すように、正面パネル12は、折り畳み状態において、第1側枠51および第2側枠52の周囲に配置される。
図11(a)-(c)は、変形例2による運搬用台車10を示している。図11(a)-(c)に示す運搬用台車10において、箱状に形成された断熱容器30が台車本体50上に搭載されている。図11(c)に示すように、正面パネル12は、折り畳み状態において、天面パネル11上に配置される。この他の構成は、図10(a)(b)に示す変形例1による運搬用台車10と略同様である。
図12は、変形例3による運搬用台車10を示している。図12に示す運搬用台車10において、箱状に形成された断熱容器30が台車本体50上に搭載されている。この場合、台車本体50は、いわゆるかご台車からなり、第1側枠51Aと、第2側枠52Aと、背面側で第1側枠51Aと第2側枠52Aとを互いに連結する背面枠59とを有している。第1側枠51A、第2側枠52Aおよび背面枠59は、それぞれ金属製の格子体から構成されている。この他の構成は、図10(a)(b)に示す変形例1による運搬用台車10と略同様である。
図13は、変形例4による運搬用台車10を示している。図13に示す運搬用台車10において、箱状に形成された断熱容器30が台車本体50上に搭載されており、断熱容器30は、第1側枠51と第2側枠52との間に位置している。この場合、外装袋38が、断熱容器30のうち、天面パネル11と第1側面パネル14と背面パネル13と第2側面パネル15と底面パネル16とを覆うように配置されている。断熱容器30の第1側面パネル14と第2側面パネル15とは、それぞれ、適宜の取付手段、例えば面ファスナーを介して外装袋38に取り付けられている。外装袋38は、気密性及び耐屈曲性を有する可撓性材料からなり、例えばアルミ蒸着シートを用いることができる。外装袋38が天面パネル11と第1側面パネル14と背面パネル13と第2側面パネル15と底面パネル16とを覆うことで、各パネルの水濡れや擦過傷等が予防され、商品寿命を延長することができる。また、第1側面パネル14と第2側面パネル15とが外装袋38に取り付けられているため、各断熱パネル11~16と外装袋38とを一体に管理することができ、断熱パネル11~16の紛失を容易に防ぐことができる。
図14は、変形例5による台車本体50を示している。図14に示す台車本体50において、第1側枠51は、上方に位置する第1金属部60Aと、下方に位置する第2金属部60Bと、第1金属部60Aと第2金属部60Bとの間に設けられた断熱性中継部70とを有している。このうち断熱性中継部70は、第1金属部60Aおよび第2金属部60Bを連結する樹脂製ブロック78を有している。なお、第2側枠52の構成も、第1側枠51の構成と略同様としても良い。
本開示の断熱容器の具体例の一つを作製して、上述の方法で換気回数および保冷時間を測定した。本具体例では、断熱容器は、1辺の内寸が縦幅1010mm×横幅1010mm×高さ740mmの直方体形状とした。断熱容器の各々の真空断熱パネルでは、第一断熱材として厚み6mmの真空断熱材(芯材としてグラスウール、熱伝導率0.003W/mK)、第二断熱材として厚み15mmの発泡断熱材(XPS:押出発泡ウレタン、熱伝導率0.036W/mK)、ならびに第一断熱材および第二断熱材の全周を覆う遮熱シートとして厚み1mmのアルミニウム蒸着層付きプラスチックシートを用いた。また、断熱容器では、保護部材として厚み1mmのポリエチレンシート、および縦枠および横枠としてアルミニウムを用いた。断熱容器の換気回数の上述の方法による測定値は0.034回/hrであり、上述の方法による75.5kgの水の保冷時間の測定値は13.6hrであり、断熱容器が良好な断熱性を示すことを確認した。
以下、シミュレーションによる保冷時間と換気回数との関係について説明する。
Q=(qA+qB)×t ・・・式(1)
ここで、qAは、断熱容器を構成する断熱パネルを通って流入する単位時間当たりの熱量[J/hr]であり、qBは、断熱容器の断熱パネル同士の間等の隙間を通って流入する単位時間当たりの熱量[J/hr]である。
qA=U×L×T×3600 ・・・式(2)
ここで、Uは、断熱容器を構成する各々の断熱パネルの熱貫流率[W/m2K]の平均であり、Lは、断熱容器の内部側の表面積[m2]であり、Tは、断熱容器の内部と外部の温度差[K]である。
qB=D×V×a×C×T ・・・式(3)
ここで、Dは、換気回数[回/hr]であり、Vは、断熱容器の内容積[m3]であり、aは、環境係数であり、Cは、空気の熱容量[J/m3K]であり、Tは、断熱容器の内部と外部の温度差[K]である。本シミュレーションでは、環境係数5.34、空気の比熱容量1.0J/gK、空気の密度1.3×103g/m3とした。
断熱パネル厚み、断熱容器の容積および小型化指標の関係を評価した。展開状態における断熱容器の外容積をVAとし、内容積をVBとした場合に、小型化指標=(VA-VB)/VAと定義する。
11 天面パネル
12 正面パネル
13 背面パネル
14 第1側面パネル
15 第2側面パネル
16 底面パネル
30 断熱容器
50 台車本体
51 第1側枠
52 第2側枠
58 底板
Claims (12)
- 運搬用台車であって、
一対の側枠と、前記一対の側枠を互いに連結する連結部材とを有する台車本体と、
前記台車本体に箱状に配置されることにより断熱容器を構成する複数の断熱パネルと、を備え、
前記複数の断熱パネルは、前記側枠の外側にそれぞれ配置された側面断熱パネルを含み、
前記複数の断熱パネルのうち少なくとも4つの断熱パネルは、真空断熱材を含む真空断熱部材を有し、
前記断熱容器は、換気回数が0.1回/hr以下となっている、運搬用台車。 - 運搬用台車であって、
一対の側枠と、前記一対の側枠を互いに連結する連結部材とを有する台車本体と、
前記台車本体に箱状に配置されることにより断熱容器を構成する複数の断熱パネルと、を備え、
前記複数の断熱パネルは、前記側枠の外側にそれぞれ配置された側面断熱パネルを含み、
前記複数の断熱パネルのうち少なくとも4つの断熱パネルは、真空断熱材を含む真空断熱部材を有し、
前記断熱容器は、換気回数の常用対数における保冷時間の変化率が-1となる値以下となっており、
前記保冷時間は、前記断熱容器の内部に、前記断熱容器の内容積1m3当たり、単位重量当たりの潜熱量が320kJ/kgである保冷材を8kg入れて、前記断熱容器の内部と外部の温度差が30Kの環境に前記断熱容器が設置されている状態としたとき、前記断熱容器の内容積1m3当たり、前記断熱容器の外部から内部に流入する熱量が、前記断熱容器の内部の前記保冷材の潜熱量2560kJに達する時間である、運搬用台車。 - 運搬用台車であって、
一対の側枠と、前記一対の側枠を互いに連結する連結部材とを有する台車本体と、
前記台車本体に箱状に配置されることにより断熱容器を構成する複数の断熱パネルと、を備え、
前記複数の断熱パネルは、前記側枠の外側にそれぞれ配置された側面断熱パネルを含み、
前記複数の断熱パネルのうち少なくとも4つの断熱パネルは、真空断熱材を含む真空断熱部材を有し、
前記断熱容器は、保冷時間が7時間以上であり、
前記保冷時間は、前記断熱容器の内部に、前記断熱容器の内容積1m3当たり、単位重量当たりの潜熱量が320kJ/kgである保冷材を8kg入れて、前記断熱容器の内部と外部の温度差が30Kの環境に前記断熱容器が設置されている状態としたとき、前記断熱容器の内容積1m3当たり、前記断熱容器の外部から内部に流入する熱量が、前記断熱容器の内部の前記保冷材の潜熱量2560kJに達する時間である、運搬用台車。 - 前記断熱容器の内容積が0.2m3以上である、請求項1乃至3のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記断熱容器の外容積をVAとし、内容積をVBとした場合に、(VA-VB)/VAの値が1/3以下である、請求項1乃至4のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記換気回数が0.02回/hr以上である、請求項1又は2記載の運搬用台車。
- 各々の前記真空断熱材を含む前記真空断熱部材を有する前記断熱パネルの熱貫流率の平均が0.5W/m2K以下である、請求項1乃至6のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記複数の断熱パネルは、前記複数の断熱パネルを箱状に展開した展開状態と、前記複数の断熱パネルを折り畳むことにより折り畳み状態とをとることができる、請求項1乃至7のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記複数の断熱パネルは、前記折り畳み状態となったときに他の運搬用台車とネスティング可能となる、請求項8記載の運搬用台車。
- 前記複数の断熱パネルは、少なくとも天面パネルと、正面パネルと、背面パネルと、一対の側面パネルとを有し、前記正面パネルが開放可能となっている、請求項1乃至9のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記複数の断熱パネルのうちの少なくとも一部の断熱パネルが、前記台車本体に固定されている、請求項1乃至10のいずれか一項記載の運搬用台車。
- 前記複数の断熱パネルが、箱状に配置された状態で前記台車本体に着脱可能に取り付けられている、請求項1乃至10のいずれか一項記載の運搬用台車。
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