JP7278805B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、Webアプリケーションを介したデバイスの制御が可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、新しいWeb標準の提案として、W3C(World Wide Web Consortium)に提案されているWebUSB APIという技術がある。従来、コンピューターからUSBデバイスを使用するには、そのデバイス用のドライバーを入手し、利用するコンピューターのOS(Operating System)にインストールする必要があった。また、専用のネイティブ(Native)アプリケーションから接続・使用する必要があった。
近年、ネイティブアプリケーションで実行する処理をWebアプリケーションで置き換える事例が多くなっている。
しかし、Webアプリケーションからコンピューターに接続されたUSBデバイスを使用するには、専用のブラウザーのプラグインを作成して、OSにインストールされたドライバーを利用する、といった煩雑な手間があった。
WebUSBでは、従来のUSBデバイスドライバー相当をJavaScript(登録商標)プログラムとして、アドホックにダウンロード・使用でき、Webアプリケーションからコンピューターに接続したUSBデバイスにアクセス可能となる。
また、特許文献1には、コンピューターのリソースをWebサービス化してWebアプリケーションから利用できる技術が提案されている。
特開2014-215672号公報
例えば、コンピューターにUSB接続した複数の同じ機種のプリンターがある。このプリンターのうち特定のプリンターを利用してWebアプリケーションから印刷を行いたい、というユースケースがある。
WebUSBでは、WebアプリケーションがUSB接続デバイスへのアクセスを求めると、Webブラウザーはコンピューターに接続されているデバイス一覧をユーザーに提示する。なお、接続デバイス一覧には、USBデバイスから取得されるvendorIdとproductIdから作成され各製品名(例えば「A社 Bプリンター」のような名称)が表示される。Webアプリケーションは、この接続デバイス一覧の中でユーザーから接続許可を受けた接続デバイスにアクセス可能となる。
しかし、上述した従来の技術では、複数の同じ機種のUSBデバイス(例えば「A社 Bプリンター」)がコンピューターに接続されている場合、上述の接続デバイスの一覧に同一の製品名が表示されてしまう。つまり、上述の例では「A社 Bプリンター」が複数表示されてしまい識別できない状態となる。このような場合、ユーザーは、この一覧で同じ機種のUSBデバイスを識別することができず、接続許可するUSBデバイスを適切に選択することが困難であった。これは、USBインターフェースの仕様からUSBデバイスのベンダーや製品名等を取得することは可能であるが、ユーザーがUSBデバイスを識別可能な情報を取得することができないことに起因している。
なお、特許文献1の技術では、コンピューター上に存在する複数の同様のリソース(上述の例では同一製品の複数のプリンター)のなかから特定リソース(特定のプリンター)を選択して利用したいという要求に対しては対応できない。
このように、従来の技術では、複数の同じ機種のデバイスがコンピューターにUSB接続されている場合、ユーザーがWebアプリケーション上からデバイスを識別することが困難であるという課題があった。なお、この課題は、デバイスがUSB接続される場合に限定されるものではなく、デバイスがBluetooth(登録商標)接続等される場合についても同様である。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、複数の同じ製品のデバイスが接続されているコンピューター上で、Webアプリケーションから特定のデバイスを利用したい場合に、容易にそのデバイスを識別して利用できるようにする仕組みを提供することである。
本発明は、ウェブブラウザが実行される情報処理装置であって、前記ウェブブラウザの機能として、サーバーによって提供されるウェブサイトにアクセスした場合に、前記情報処理装置に接続され、前記サーバーとは異なる接続デバイスへのアクセス要求があった場合、オペレーティングシステムに対して、1以上の接続デバイスの情報を取得する取得要求を実行する第1実行手段と、前記ウェブブラウザの機能として、前記取得要求に基づき取得された1以上の接続デバイスのそれぞれの情報を一覧で表示し、前記ウェブサイトに含まれるウェブアプリケーションがいずれの接続デバイスへ接続することを許可するか選択するための第1画面を提供する第1提供手段と、前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスに対応する識別名を設定する第2画面を提供する第2提供手段と、前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスの情報と、前記第2画面で設定された識別名とを紐付けて記憶領域に保存する保存手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の同じ製品のデバイスが接続されているコンピューター上で、ウェブアプリケーションから特定のデバイスを利用したい場合でも、容易にそのデバイスを識別して利用することが可能となる。
本実施形態に係るシステム全体の構成の一例を示す図。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 本実施形態に係るデバイスのハードウェア構成の一例を示す図。 本実施形態に係るシステムのソフトウェア構成の一例を示す図。 第1実施形態のWebアプリケーションにアクセス許可を付与する際のUIを説明する図。 第1実施形態のWebアプリケーション実行処理を説明するシーケンス図。 第1実施形態のWebアプリケーションにアクセス許可を付与する際のUIを説明する図。 本実施形態のプリントWebアプリケーションUIを説明する図。 第1実施形態のWebアプリケーションにアクセス許可を付与する際のUIを説明する図。 第2,3実施形態のWebアプリケーションにアクセス許可を付与する際のUIを説明する図。 第3実施形態のWebアプリケーション実行処理を説明するシーケンス図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置を含むシステム全体の構成の一例を示す図である。
図1において、Webサーバー101は、クライアントコンピューター(以下「コンピューター」)102にWebアプリケーション(ウェブアプリケーション)を提供する機能を有する。ここでは、ブラウザーに対してWebアプリケーションを提供する機能のあるサーバーであればよく、クラウド上のサーバーであったり、データセンター内のサーバーであったり、コンピューター内であったりとサーバーのロケーションは問わない。
コンピューター102は、ユーザーが使用するコンピューターである。コンピューター102としては、パーソナルコンピューター、ラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、スマートフォンなどがある。
デバイス103及びデバイス104は、コンピューター102に接続して使用するデバイスである。本実施例では、USBプリンターを例にして説明するが、これに限定されるものではない。ここでは、コンピューター102とデバイス103、104との接続方法は、USBによる有線接続であるものとして説明するが、これは発明の範囲を限定するものではない。接続方法については、コンピューター102がデバイス103,104を制御することができればよく、この接続方法としてはBluetooth(登録商標)などの無線による接続でもよい。
ネットワーク105は、コンピューター102が接続しているネットワークである。ネットワーク105は、有線通信のネットワークに限らず、無線LANや携帯電話通信ネットワークなどの無線通信網である場合もある。
Webサーバー101とネットワーク105はそれぞれインターネット107に接続している。Webサーバー101とコンピューター102は、インターネット107を介して通信可能である。
<情報処理装置のハードウェア構成>
図2は、Webサーバー101、コンピューター102を構成する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置は、CPU201、主記憶装置202、補助記憶装置203、入出力I/F部204、通信I/F部205を有する。
CPU201は、所定のプログラムを実行し、情報処理装置の各種制御を指示するユニットである。主記憶装置202は、CPU201がプログラムを実行する際に使用するワークメモリであり、RAM(Random Access Memory)などにより実現される。
補助記憶装置203は、データを永続的に記憶することを目的とした記憶装置であり、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等により実現される。また、補助記憶装置203は、アプリケーションプログラムおよびOS(Operating System)が記憶されている。ここで、コンピューター102における後述するブラウザーは、このアプリケーションプログラムによって実現される。さらに、このアプリケーションプログラムで実現されるブラウザーは、WebUSBのAPIをサポートしているものとする。なお、本実施形態では、デバイス103、104は、WebUSBのAPIをサポートしていることを前提としている。もちろん、デバイス103、104が、Bluetoothによる無線接続に対応している場合は、WebBluetoothのAPIをサポートしているものとしてもよい。補助記憶装置203に記憶されている各種プログラムは、CPU201がプログラムを実行する際に主記憶装置202にロードされ実行される。
入出力I/F部204は、ユーザーの操作入力を受け付ける機能を持つユニットと、ユーザーに情報を提示する機能を持つユニットを有する。操作入力を受け付けるユニットの具体例としては、マウス、キーボードが挙げられる。一方で、ユーザーに情報を提示する機能を持つユニットの具体例としては、モニターやスピーカーが挙げられる。
通信I/F部205は、外部装置からのデータの受信や外部装置へのデータの送信を行うためのインターフェースである。通信I/F部205は、既定のプロトコルを介して、補助記憶装置203に記録された情報処理装置の各種の保持する情報を外部装置に提供できる。通信I/F部205は、CPU201により実行される各種プログラムにしたがって外部装置と通信を行う。プロトコルの種類としては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やSNMP(Simple Network Management Protocol)やシリアル通信、USB通信、Bluetooth通信などが挙げられる。なお、コンピューター102の場合、通信I/F部205にUSBインターフェースを含むことを想定しているが、Bluetoothインターフェースを含む構成でもよい。
また、外部装置の具体例としては、USB機器、Bluetooth機器、ネットワークを介して接続されたコンピューター、他のネットワーク機器などが挙げられる。
<デバイスのハードウェア構成>
次に、デバイス103,104のハードウェア構成について説明する。
図3は、デバイス103,104のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では、デバイス103,104は、USBプリンターであるものとして説明をするが、これに限定されるものではなくBluetooth機器等であってもよい。
デバイス103,104において、制御部301は、デバイスの内部的な情報制御を行うためのものである。制御部301は、CPU302、主記憶装置303、補助記憶装置304を有する。CPU302、主記憶装置303及び補助記憶装置304の詳細については、それぞれ図2の情報処理装置が持つものと変わらないため説明を省略する。
プリント部305は、コンピューター102から受信した画像データを用紙に出力するための、プリント機構である。表示部306は、ユーザーにプリントの状態や操作メニューを示すための部位である。表示部の例としては、液晶モニターなどが該当する。操作部307は、プリントなどユーザーがデバイス103,104に実行させたい動作を入力するための実行をインプットするための部位である。
通信I/F308は、デバイス103,104が外部の機器とやり取りするためのインターフェースである。本実施形態では、デバイス103,104は、コンピューター102とUSB接続するものであり、通信I/F308もUSBインターフェースを想定している。もちろんデバイス103、および、104の他の機能として、Bluetoothインターフェースやネットワークインターフェースなどを別に持っていてもよい。
<システム全体のソフトウェア構成>
図4は、本実施形態のシステムのソフトウェア構成の一例を示す図である。なお、各ハードウェアにインストールされたソフトウェアは、それぞれ情報処理装置のCPU201、デバイスのCPU302で実行され、ネットワーク接続の矢印で図示するように、相互に通信可能な構成となっている。
<サーバー101の構成>
Webアプリケーションサーバー411は、サーバー101のCPU201が補助記憶装置203に格納されるプログラムを主記憶装置202にロードして実行することにより実現されて機能する。また、データストア414は、サーバー101の補助記憶装置203内の記憶領域として実現さる。
Webアプリケーションサーバー411は、サーバー101にインストールされたWebアプリケーションサーバーである。
Web API412は、Webアプリケーションサーバー411によって提供されるAPI(Application Programming Interface)である。Web UI413は、Webアプリケーションサーバー411によって提供されるUI(User Interface)である。
データストア414は、Webアプリケーションサーバー411が使用するデータを保存・格納する。
Webアプリケーションサーバー411は、コンピューター102からのHTTPリクエストの内容に応じて、応答を返す。例えば、Web UI413がHTMLやJavaScript(登録商標)などのコンテンツファイルを応答したり、Web API412がXMLやJSONデータを応答したりする。
<コンピューター102の構成>
OS422、ブラウザー425は、コンピューター102のCPU201が補助記憶装置203に格納されるプログラムを主記憶装置202にロードして実行することにより実現されて機能する。
USBホストコントローラー421は、USB接続・通信を行うためのハードウェアである。
OS422は、コンピューター102にインストールされたオペレーティングシステムである。OS422は、コンピューター102の各ハードウェアを管理・制御し、各種プログラムの実行管理を行う基本ソフトウェアである。OS422は、内部にUSBプロトコル・スタック423、USBホストコントローラードライバー424等を備える。
USBプロトコル・スタック423は、USBプロトコルを利用するためのプログラムモジュール、ライブラリー、APIなどを備える。USBホストコントローラードライバー424は、USBプロトコル・スタック423からの命令で、USBホストコントローラー421を駆動・制御する。
ブラウザー425は、コンピューター102にインストールされたウェブブラウザー(Webブラウザー)である。ブラウザー425は、HTML(HyperText Markup Language)やJavaScriptを表示・実行するアプリケーションである。
Webアプリケーション426は、ブラウザー上で実行されるアプリケーションである。このWebアプリケーション426では、JavaScriptやECMAScriptなどのスクリプトが実行される。ブラウザー425は、ネットワークを介して、サーバー101で実行されるWebアプリケーションサーバー411からHTML,JavaScriptやECMAScript等を取得し、Webアプリケーション426として実行、表示する。
Browser API427は、ブラウザー425に備えられるAPIである。Browser API427は、Webアプリケーション426からOS422が提供する機能にアクセスできるように設けられているAPIである。
<デバイス103,104の構成>
USBコントローラードライバー432、アクセス制御部433は、デバイス103,104のCPU302が補助記憶装置304に格納されるプログラムを主記憶装置303にロードして実行することにより実現されて機能する。また、データ記憶部434は、デバイス103,104の補助記憶装置304内の記憶領域として実現さる。
USBターゲットコントローラー431は、デバイス103,104に備えられるハードウェアであり、USB接続・通信を行う。USBコントローラードライバー432は、デバイス103,104にインストールされたものである。USBコントローラードライバー432は、USBターゲットコントローラー431を駆動・制御する。
また、デバイス103,104内には、アクセス制御部433、データ記憶部434が設けられている。アクセス制御部433は、USB接続からの通信内容を判断し、データ記憶部434へのアクセス許可を制御し、必要なデータの読み込み・書き込みを制御する。
<ブラウザー画面構成1>
まず、Webアプリケーション426がコンピューター102上で初回起動された場合について説明する。
図5は、第1実施形態においてブラウザー425上でWebサーバー101から取得したWebアプリケーションの実行・表示例を示す図である。
図5の例は、Webアプリケーション426がコンピューター102上で初回起動した際のUSBデバイスへのアクセス許可取得時における画面例に対応する。
ここでは、Webサーバー101から取得したWebアプリケーション426は、WebUSBを利用してデバイス103やデバイス104を制御することができるプリントWebアプリケーションを想定して説明する。
画面500は、サーバー101に接続して、Webアプリケーションサーバー411から取得したプリントWebアプリケーションを実行・表示しているブラウザー425のウィンドウに対応する。URL501は、ブラウザー425で開かれているWebアプリケーションサーバー411のURLである。
接続許可プロンプト502は、Webアプリケーションサーバー411のドメインが、WebUSBでコンピューター102に接続されたデバイスにUSB接続するためのプロンプトである。この接続許可プロンプト502での表示例は、コンピューター102にデバイス103が1台接続されている状態のときの表示例に対応する。
接続先デバイス選択肢503は、WebUSBの接続先デバイスの選択肢である。コンピューター102に複数のデバイスが接続されている場合には、その選択肢として複数のデバイスがここに表示される。
「接続」ボタン504は、WebUSBの接続許可操作を実行するためのボタンコントロールである。ユーザーは、Webアプリケーション426に対して接続許可を出す対象のデバイスを接続先デバイス選択肢503の中から選択し、「接続」ボタン504を押下することにより、選択したデバイスへの接続を許可する。
画面510は、画面500で接続許可された後に表示されるデバイスへ名称を付与するためのプロンプトである。画面510では、画面500で選択したデバイスに対する名前の登録を行うための入力フィールドを有した名称登録プロンプト511が表示される。
名称登録プロンプト511は、デバイス103に名前を登録するためのプロンプトである。
入力フィールド512は、ユーザーからデバイスの名前(識別名)の入力を受け付ける入力フィールドである。ここでは「Caxxn Color Laser Printer Model 9」という製品名称のデバイスに「業務A用レーザープリンター」という名称を付与する際の入力例を記載している。
「登録」ボタン513は、ユーザーがデバイスに対して付与した識別名の登録を実行するボタンコントロールである。ユーザーが、入力フィールド512にデバイスの名前を入力し、「登録」ボタン513を押下すると、画面500で指示した接続許可設定とともにデバイスに識別名が付与されブラウザー425に保存される。なお、既にブラウザー425に保存されている識別名が、入力フィールド512に入力されている場合には、その旨をユーザーに通知し、入力フィールド512へ他の識別名を入力するように促す構成でもよい。
<シーケンス図>
図6は、第1実施形態におけるWebアプリケーション426の実行処理を説明するシーケンス図である。
まず、ユーザーがブラウザー425にWebアプリケーションサーバー411を含むウェブサイトのURL(例えば図5のURL501で示したURL)を指定してプリントWebアプリケーションを開く(S601)。
上記S601のユーザー操作に応じて、ブラウザー425は、Webアプリケーションサーバー411にアクセスし、Webコンテンツリクエストを送信する(S602)。
上記S602の要求に応じて、Webアプリケーションサーバー411は、プリントWebアプリケーション用のHTML/JavaScript等のコンテンツをブラウザー425に応答する(S603)。ここでは、JavaScript記載しているが、ECMAScript等であってもよい。
上記S603の応答を受信すると、ブラウザー425は、受信したHTMLを解析し、JavaScriptやECMAScript等のスクリプトを検知すると該スクリプトをWebアプリケーション426として実行する(S604)。
上記S604で実行されたWebアプリケーション426は、ブラウザー425に対してusb.requestDeviceを命令する(S605)。すなわち、Webアプリケーション426は、接続デバイスへのアクセス要求を行う。
上記S605の命令に応じて、ブラウザー425は、OS422に接続中のデバイス情報の取得要求を行う(S606)。
上記S606の要求に応じて、OS422は、各接続デバイス(図6の例では接続しているデバイス103)に対してDevice DescriptorのidVendorとidProduct、また、String DescriptorのproductNameとserialNumberを要求する(S607)。
上記S607の要求に応じて、デバイス103は、OS422に対してDevice DescriptorのidVendorとidProduct、及び、String DescriptorのproductNameとserialNumberを返す(S608)。なお、idVendorはそのデバイスのベンダーを識別する識別子、idProductはそのデバイスの製品を識別する識別子、productNameはそのデバイスの製品名、serialNumberはそのデバイスのシリアル番号を示す。
図6の例では、コンピューター102に接続しているデバイスの数は1台となっているが、コンピューター102に複数のUSBデバイスが接続されていてもよい。その場合、上記S607及びS608のステップが接続されているデバイスの数分繰り返し実行されるものとする。
上記OS422は、コンピューター102に接続している全てのデバイスの情報を収集すると、全てのデバイスの情報をブラウザー425へ返す。(S609)
また、OS422の実装によっては、デバイスがコンピューター102に接続されたときに、Device DescriptorやString Descriptorの情報をOS422が保管する。そのような構成の場合、上記S607及びS608の処理をキャンセルして、OS422はブラウザー425に対して、上記保管しておいたデバイス情報を返すこともできる。
上記S609でOS422から返された情報に基づいて、ブラウザー425は、コンピューター102に接続している全てのUSBデバイスのリスト(一覧)を生成する。さらに、ブラウザー425は、ブラウザー画面500上に、該USBデバイスのデバイスリストを選択肢503として提示する接続許可のプロンプト502を表示する(S610)。
上記S610のプロンプト表示に応じて、ユーザーは、該表示されたプロンプト502からWebアプリケーション426がどのUSBデバイスにアクセスすることを許可するか判断する。ここアクセスを許可すると判断すると、ユーザーは、選択肢503の中からアクセス許可するデバイス103を選択し、アクセス許可の発行を行う(S611)。
上記S611のアクセス許可の発行のユーザー操作に応じて、ブラウザー425は、以下の制御を行う。
<選択されたデバイスを一意に特定できる場合>
まず、例えば図5の画面500に示したように、選択されたデバイスを一意に特定できる場合、すなわち選択されたデバイスと同一の製品がコンピューター102に接続されていない場合について説明する。
この場合、ブラウザー425は、今後同一製品が同時に接続された場合に識別できるように該選択されたデバイスに識別名の登録設定を行うためのプロンプト(例えば図5の511のようなプロンプト)を表示する(S612)。
上記S612のプロンプト表示に応じて、ユーザーは、デバイスに識別名の登録設定を行うためのプロンプトにおいてデバイス名称(識別名)の登録操作を行う(S613)。
上記S613のデバイス名称登録操作に応じ、ブラウザー425は、USBPermissionStorageに、Webアプリケーションサーバー411のドメイン名称と、AllowedUSBDeviceの情報と、デバイス名称(識別名)を紐付けて保存する(S614)。なお、AllowedUSBDeviceの情報としては、idVendor、idProduct及びserialNumberの情報が保存される。また、USBPermissionStorageは、ブラウザー425が管理するコンピューター102内の記憶領域である。
以後、上述のように識別名がユーザーにより設定された接続デバイスがコンピューター102に接続されている状態で、該接続デバイスの情報と紐付けられたドメイン名称に対応するWebアプリケーションからのアクセス要求があった場合、ブラウザー425は、該識別名を接続先デバイス選択肢とする接続許可プロンプトを表示する。さらに、上述の状態で、上記ドメイン名称に対応しない他のWebアプリケーションからのアクセス要求があった場合でも、ブラウザー425は、上述の設定された識別名を接続先デバイス選択肢とする接続許可プロンプトを表示することが可能である。
なお、上述の状態で、上記ドメイン名称に対応するWebアプリケーションからのアクセス要求があった場合、ブラウザー425は、接続許可プロンプト502を表示することなく、上記ドメイン名称と紐付けされた接続デバイスへのアクセスを許可するようにしてもよい。
<選択されたデバイスを一意に特定できない場合>
次に、例えば後述する図9の画面900に示すように、選択されたデバイスを一意に特定できない場合、すなわち選択されたデバイスと同一の製品がコンピューター102に複数接続されている場合について説明する。この場合、ブラウザー425は、例えば後述する図9の画面910のように、ユーザーに対して不要なデバイスの切断を要求する(S615)。この要求に応じて、ユーザーは不要なデバイスの切断を行う。
ブラウザー425は、USBデバイスの切断イベント(disconnect event)を取得すると、デバイスが一意に特定できるようになったか確認を行う(S616)。そして、ユーザーがアクセス許可するとして選択したデバイスが一意に特定できるようになると、ブラウザー425は、上記S61212と同様に、該デバイスに識別名の登録設定を行うためのプロンプトを表示する(S617)。
上記S617のプロンプト表示に応じて、ユーザーは、上記S61213と同様に、デバイスに識別名の登録設定を行うためのプロンプトにおいてデバイス名称(識別名)の登録操作を行う(S618)。
上記S618のデバイス名称登録操作に応じ、ブラウザー425は、USBPermissionStorageに、Webアプリケーションサーバー411のドメイン名称と紐つけ、AllowedUSBDeviceの情報と、デバイス名称(識別名)を保存する(S619)。詳細は、S614と同様であるので省略する。
上記S614又はS619の処理の後、ブラウザー425は、Webアプリケーション426に対し、上記S611で選択操作されたUSBデバイスへのアクセスを許可する(S620)。図示しないが、この後、Webアプリケーション426は、例えば、WebUSBを利用してユーザーにUSBデバイスの機能を提供するための画面(例えば後述する図8の800のような画面)をブラウザー425に表示する。
<ブラウザー画面構成2>
次に、Webアプリケーション426がコンピューター102上で過去に起動されている場合について説明する。
図7は、コンピューター102におけるブラウザー425上でWebサーバー101から取得したWebアプリケーションの実行・表示例を示す図である。
図7の例は、ユーザーがプリントWebアプリケーションに対して、過去にデバイスアクセスを許可していて、USBデバイスに名称が付与されているデバイスと、名称付与がされていないデバイスとが混在している場合のUSBデバイスへのアクセス許可取得時における画面例に対応する。図6のシーケンス中では、S614、S619でUSBデバイスに名称を登録した後に、再度アクセスしアクセス許可画面を表示させたときの画面例に対応する。
画面700は、サーバー101に接続して、Webアプリケーションサーバー411から取得したプリントWebアプリケーションを実行・表示しているブラウザーのウィンドウである。コンピューター102には「Caxxn Color Laser Printer Printer Model 9」という製品名のプリンターが2台USBにて接続されている。
図7において、接続先デバイス選択肢701では、図6のS614、S619にてユーザーにより「業務A用レーザープリンター」という以前登録されたデバイス名称がproductName等の代わりに表示されている。この接続先デバイス選択肢701に対応するデバイスは、初回に接続したときにアクセス許可を発行済みとしてブラウザー425に保管されているので、表示情報に「ペア設定済み」との記載が表示されている。なお、「業務A用レーザープリンター」という以前登録されたデバイス名称とproductName等を併用して表示してもよい。
接続先デバイス選択肢701は、USBデバイスのserialNumberに対してデバイス名称が登録されているので、デバイスを一意に特定することができる選択肢に対応する。
接続先デバイス選択肢702は、ユーザーによりデバイス名称が登録されていないので、初回表示時のままproductNameが表示されている選択肢に対応する。
その他については図5の画面500と同様であるので説明を省略する。
図8は、ブラウザー425上でWebサーバー101から取得したWebアプリケーション426の実行・表示例を示す図である。特に、図6のシーケンス図中において、S620でUSBデバイスに名称を登録した後に、Webアプリケーション426がWebUSBを利用してユーザーにプリント機能を提供している画面例を表している。
図8において、画面800は、サーバー101に接続して、Webアプリケーションサーバー411から取得したプリントWebアプリケーションを実行・表示しているブラウザー425のウィンドウである。
画面800内には、アプリケーションタイトルやプリントにおける設定変更フィールドが設けられている。
対象のプリンタ名801には、ユーザーがアクセス許可を行った際にデバイス名称の登録を行った登録名称(図8の例では「業務A用レーザープリンター」)を表示する。これにより、USBデバイスを一意に特定し、制御している対象のデバイスを間違えてしまうことを抑制できる。
その他、このプリントアプリケーションの画面800では、印刷における縦・横の設定や、用紙サイズ、ページレイアウトなども設定することができる。
<ブラウザー画面構成3>
図9は、第1実施形態におけるブラウザー425上でWebサーバー101から取得したWebアプリケーションの実行・表示例を示す図である。ここでは、図6のS611でアクセス許可を発行したが、productNameからは選択されたデバイスを一意に特定できないケースに関する例に対応する。
コンピューター102に同一製品のUSBデバイスが複数接続されていて、ユーザーによるデバイス名称登録が行われていない場合には、図6のS610で表示される接続許可プロンプトでは、画面900のように、同じ製品名が接続許可プロンプトに列挙される。この時、ユーザーは、USBデバイスを特定できないため、どちらかのUSBデバイスを選択し「接続」ボタン504を押下することになる。
「接続」ボタン504が押下され、ブラウザー425は、選択肢として表示しているproductNameだけでは一意に特定できないことを検知すると、910のようなダイアログを表示し、ユーザーに不要なデバイスを切断するように促す(画面910)。
画面910では、プロンプト911を表示して、ユーザーに対して不要なデバイスの切断を要求する。ブラウザー425は、USBデバイスの切断イベント(disconnect event)を取得すると、デバイスが一意に特定できるようになったか確認する。そして、ユーザーがアクセス許可するとして選択したデバイスが一意に特定できるようになると、ブラウザー425は、図5の画面510のように、デバイスに識別名の登録設定を行うためのプロンプト511を表示する。
以上のように、本実施形態では、USB(又はBluetooth)で複数の同じ製品のデバイスが接続されているコンピューターから特定のデバイスを利用したい場合であっても、ユーザーが容易にデバイスを識別して利用可能できる。
〔第2実施形態〕
図10(a)は、第2実施形態においてコンピューター102に同一製品のデバイスが複数接続している場合の識別方法を説明する図である。
画面1000に示す例は、接続許可プロンプト502の接続先デバイス選択肢に、製品名とともにUSBのシリアル番号を出力している。ブラウザー425は、USBのString DescriptorよりserialNumberを取得し、productName等とともに出力することにより、この接続先デバイス選択肢1001の出力を実現している。
以下、具体例を用いて説明する。
1001の例では、productName等に基づく製品名が「Caxxn Color Laser Printer Model 9」、serialNumberに基づくシリアル番号が「82134d2db3f6」のデバイスが選択肢として表示されている。また、1002の例では、productName等に基づく製品名が「Caxxn Color Laser Printer Model 9」、serialNumberに基づくシリアル番号が「92142b2311ab」のデバイスが選択肢として表示されている。
以上のように、第2実施形態によれば、製品名とともにUSBのシリアル番号を出力しているため、製品名が同じであっても、ユーザーは、それぞれ異なるデバイスが接続されていることを容易に把握することが可能になる。また、ユーザーは、OSのデバイスマネージャーから、コンピューター102上のどこのポートに接続しているデバイスに表示されているシリアル番号が付与されているかを確認できるため、識別が可能となる。
〔第3実施形態〕
図10(b)は、第3実施形態においてコンピューター102に同一製品のデバイスが複数接続している場合の識別方法を説明する図である。
第3実施形態では、USBデバイスに所定の動作を実行させるためのusb.notify( )のような処理命令を予め実装しておく。さらに、画面1010の1011,1012に示すように、接続許可プロンプト502に製品名とともに「確認」ボタン1099を用意する。「確認」ボタン1099は、対応する接続デバイスに通知動作を指示するための指示部である。ユーザーがこの「確認」ボタン1099を押下すると、ブラウザー425は、押下された「確認」ボタン1099に対応するUSBデバイスに対して、usb.notify( )の通知コマンドを発行するために、OS422に処理を依頼する。これにより、OS422から、指定されたデバイスに通知処理が実行され、LED等の発光部を有しているデバイスであれば該発光部が所定の形態で発光(例えば点滅など)する。また、表示部を有しているデバイスであれば、該表示部に所定の表示(例えばメッセージ表示等)が行われる。また、スピーカーを有しているデバイスであれば、該スピーカーから所定の音(ビープ音等)が発生される。ブラウザー425がusb.notify( )を実行することにより、対応するデバイスが、その他の何らかの通知動作を行うものであればよい。以上のようなデバイスの通知動作を「確認」ボタン1099を押下したユーザーが確認することで、該ユーザーが、対象のデバイスがどのデバイスなのかを五感等により物理的に識別できる仕組みを有する構成であればよい。
<シーケンス図>
図11は、第3実施形態における図10(b)の「確認」ボタン1099を押下した際の処理を説明するシーケンス図である。なお、図6のS601~S609のように、第1実施形態と同様のシーケンスについては図示を省略してある。
図6のS609でOS422から返された情報に基づいて、ブラウザー425は、ブラウザー画面上に、USBデバイスの情報と図10(b)の1011,1012のような「確認」ボタン1099を有する選択肢を含む接続許可のプロンプト502を表示する(S1101)。
上記S1101の表示があると、ユーザーは、プロンプト502からWebアプリケーション426がどのUSBデバイスにアクセスすることを許可するか判断する。この際、接続されているデバイスを一意に特定できる場合と、一意に特定できない場合とに分けて説明する。
<接続されているデバイスを一意に特定できる場合>
コンピューターに同一製品が複数接続されておらず、識別が可能な場合、ユーザーは、選択肢の中からアクセス許可するデバイス103を選択し、アクセス許可の発行を行う(S1102)。
上記S1102の操作に応じて、ブラウザー425は、今後同一製品が同時に接続された場合に識別できるように該選択されたデバイスに名称登録するためのプロンプト(例えば図5の511のようなプロンプト)を表示する(S1103)。
上記S1103のプロンプト表示に応じて、ユーザーは、デバイスの名称登録するためのプロンプトにおいてデバイス名称の登録操作を行う(S1104)。
上記S1104のデバイス名称登録操作に応じ、ブラウザー425は、USBPermissionStorageに、Webアプリケーションサーバー411のドメイン名称と、AllowedUSBDeviceと、デバイス名称を保存する(S1105)。なお、AllowedUSBDeviceの情報としては、idVendor、idProduct及びserialNumberの情報が保存される。
<接続されているデバイスを一意に特定できない場合>
コンピューターに同一製品が複数接続されており識別が難しい場合、ユーザーは表示されたプロンプトから任意の「確認」ボタン1099を押下する(S1111)。
「確認」ボタン1099の押下を受けたブラウザー425は、該「確認」ボタン1099に対応するUSBデバイスに対して、usb.notify( )の通知コマンドを発行するために、OS422に処理を依頼する(S1112)。
上記S1112の処理依頼を受けたOS422は、指定されたデバイス103に対して通知処理を実行する(S1113)。
上記S1113の通知処理を受けたデバイス103は、通知の処理を実行する。例えば、このシーケンス例では、LEDを有しているデバイスとしており、LEDを3秒間点滅させる処理を行っている(S1114)。
上記S1114の処理を完了すると、デバイス103は、OS422に対して成功応答を返す(S1115)。
上記S1115の成功応答を受けたOS422は、ブラウザー425に対して成功応答を返す(S1116)。
このようにすることで、ユーザーは、「確認」ボタン1099を押下したデバイスが物理的にどのデバイスであるのかを識別できるようになる。
上述のようにデバイスを識別した後、ユーザーは、選択肢の中からアクセス許可するデバイス103を選択し、アクセス許可の発行を行う(S1117)。
上記S1117の操作に応じて、ブラウザー425は、今後同一製品が同時に接続された場合に識別できるように該選択されたデバイスに名称登録するためのプロンプト(例えば図5の511のようなプロンプト)を表示する(S1118)。
上記S1118のプロンプト表示に応じて、ユーザーは、デバイスの名称登録するためのプロンプトにおいてデバイス名称の登録操作を行う(S1119)。
上記S1119のデバイス名称登録操作に応じ、ブラウザー425は、USBPermissionStorageに、Webアプリケーションサーバー411のドメイン名称と、AllowedUSBDeviceと、デバイス名称を保存する(S1120)。なお、AllowedUSBDeviceの情報としては、idVendor、idProduct及びserialNumberの情報が保存される。
上記S1105又はS1120の処理の後、ブラウザー425は、Webアプリケーション426に対し、上記S611で選択操作されたUSBデバイスへのアクセスを許可する(S1121)。図示しないが、この後、Webアプリケーション426は、例えば、WebUSBを利用してユーザーにUSBデバイスの機能を提供するための画面(例えば図8の800のような画面)をブラウザー425に表示する。
以上のように、第3実施形態によれば、ユーザーの確認操作に応じて、実施にUSBデバイスに通知動作を行わせることにより、製品名が同じであっても、ユーザーは、それぞれのデバイスを容易に識別可能となる。
各実施形態によれば、WebUSB(又はWebBluetooth)の技術で、USB(又はBluetooth)デバイスへのアクセス許可を発行する際、コンピューターに複数の同一製品が接続されている場合でも、それらを識別可能に表示できる。また、Webアプリケーションを利用している間にも、対象のUSB(又はWebBluetooth)デバイスを識別し制御することができ、誤った処理が実行されることを抑えることができる。
なお、上述の説明では、コンピューター102とデバイスとの接続がUSB(又はBluetooth)接続されるデバイスの場合について説明した。しかし、コンピューター102とデバイスとの接続は、USB又はBluetoothに限定されるものではなく、同様の他の規格に基づく接続であっても同様に本発明は適用可能である。
以上のように、複数の同じ製品のデバイスが接続されているコンピューター上で、ウェブアプリケーションから特定のデバイスを利用したい場合でも、容易にそのデバイスを識別して利用することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (12)

  1. ウェブブラウザが実行される情報処理装置であって、
    前記ウェブブラウザの機能として、サーバーによって提供されるウェブサイトにアクセスした場合に、前記情報処理装置に接続され、前記サーバーとは異なる接続デバイスへのアクセス要求があった場合、オペレーティングシステムに対して、1以上の接続デバイスの情報を取得する取得要求を実行する第1実行手段と、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記取得要求に基づき取得された1以上の接続デバイスのそれぞれの情報を一覧で表示し、前記ウェブサイトに含まれるウェブアプリケーションがいずれの接続デバイスへ接続することを許可するか選択するための第1画面を提供する第1提供手段と、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスに対応する識別名を設定する第2画面を提供する第2提供手段と、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスの情報と、前記第2画面で設定された識別名とを紐付けて記憶領域に保存する保存手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記接続デバイスは、前記情報処理装置にUSBまたはBluetoothで接続されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1提供手段は、前記第1画面を提供する場合に、前記取得要求に基づき取得された接続デバイスの情報に紐付けて設定された識別名が前記保存手段に保存されている場合には、前記第1画面において、該接続デバイスの情報とともに該接続デバイスの情報に紐付く識別名を前記一覧に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記保存手段は、前記第1画面で選択された接続デバイスの情報と、前記第2画面で設定された識別名と、さらに前記ウェブアプリケーションに対応する情報とを紐付けて保存することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ウェブブラウザの機能として、前記ウェブアプリケーションからのアクセス要求に応じて実行される取得要求に応じて、該ウェブアプリケーションに対応する情報に紐付けて保存された接続デバイスの情報が取得された場合には、前記第1画面を提供することなく、該ウェブアプリケーションから該接続デバイスへの接続が許可する許可手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面の一覧に同一の情報が表示され且つ前記識別名が設定されていない複数の接続デバイスのいずれかが選択された場合には、これらの接続デバイスのうち、前記ウェブアプリケーションからの接続を許可しない接続デバイスを前記情報処理装置から切断すべき旨の要求を行なう第3画面を提供する第3提供手段を有し、
    前記第2提供手段は、前記第3画面が提供された後、前記第1画面で選択された接続デバイスと同一の情報を有し且つ前記識別名が設定されていない他の接続デバイスが前記情報処理装置に接続されていないことを確認した場合に、前記第2画面を提供することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得要求に基づき取得される接続デバイスの情報は、接続デバイスのベンダーを識別する情報、接続デバイスの製品名を識別する情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得要求に基づき取得される接続デバイスの情報は、接続デバイスのシリアル番号を含み、
    前記第1提供手段は、前記第1画面で、シリアル番号を提示する情報に含めることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1画面は、前記一覧に表示される前記接続デバイスの情報ごとに、対応する接続デバイスに通知動作を指示するための指示部を有し、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記指示部で指示された接続デバイスに前記通知動作を行わせるコマンドを発行するための要求を、オペレーティングシステムに対して実行する第2実行手段を有することを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記通知動作は、接続デバイスが有する発光部が所定の形態で発光する動作、接続デバイスが有する表示部が所定の表示を行う動作、接続デバイスが有するスピーカーから所定の音を発生する動作の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. ウェブブラウザが実行される情報処理装置の制御方法であって、
    前記ウェブブラウザの機能として、サーバーによって提供されるウェブサイトにアクセスした場合に、前記情報処理装置に接続され、前記サーバーとは異なる接続デバイスへのアクセス要求があった場合、オペレーティングシステムに対して、1以上の接続デバイスの情報を取得する取得要求を実行する実行ステップと、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記取得要求に基づき取得された1以上の接続デバイスのそれぞれの情報を一覧で表示し、前記ウェブサイトに含まれるウェブアプリケーションがいずれの接続デバイスへ接続することを許可するか選択するための第1画面を提供する第1提供ステップと、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスに対応する識別名を設定する第2画面を提供する第2提供ステップと、
    前記ウェブブラウザの機能として、前記第1画面で選択された接続デバイスの情報と、前記第2画面で設定された識別名とを紐付けて記憶領域に保存する保存ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. コンピューターを、請求項1~10のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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