JP7277423B2 - アプリケーション実行装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

アプリケーション実行装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、アプリケーション実行装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
Java(登録商標)VM(Virtual Machine)等の仮想マシンモジュール(以下、単に「仮想マシン」という。)が組み込まれたアプリケーション実行装置としてのMFPが知られている。MFPは、機能を拡張する複数の拡張アプリケーションモジュール(以下、単に「拡張アプリ」という。)をインストール可能であり、インストールされた各拡張アプリを仮想マシンが制御する。MFPでは、拡張アプリがインストールされると、例えば、該拡張アプリを示すアイコンがMFPの操作画面に表示される。ユーザによって該アイコンが選択されると、MFPは選択されたアイコンの拡張アプリのGUI(Graphical User Interface)の画像(以下、「拡張アプリGUI」という。)を表示する表示制御処理を実行する。表示制御処理では、拡張アプリによって予め設定された背景色で拡張アプリGUIの背景を描画する背景色描画を仮想マシンが行い、その後、背景以外の残りの拡張アプリGUIの描画処理を拡張アプリが行う。
MFPにインストールされる拡張アプリには、拡張アプリGUIを表示する際に背景色描画を含む描画処理を実行する拡張アプリも存在する。このような拡張アプリの拡張アプリGUIを表示する場合、拡張アプリが背景を含む全ての拡張アプリGUIの描画処理を行うが、システムの仕様上仮想マシンも拡張アプリGUIの背景色描画を行う場合がある。この場合、拡張アプリGUIの背景色描画が複数回実行され、拡張アプリGUIを表示する際のちらつきが顕著になってしまう。これに対して、拡張アプリGUIの描画処理において、仮想マシンによる背景色描画を実行しない技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-171274号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、拡張アプリGUIの背景色描画を仮想マシンに実行させる仕様の拡張アプリにおいて、背景が描画されない不完全な拡張アプリGUIが表示されてしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、不完全な画像の表示を防止することができるアプリケーション実行装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のアプリケーション実行装置は、インストールされた拡張アプリケーションを制御する仮想マシンを備えるアプリケーション実行装置であって、画面を描画する画面描画手段と、選択された前記拡張アプリケーションの拡張アプリケーション画面が表示される際に、選択された前記拡張アプリケーションの描画属性に応じて、前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画手段が行うように制御する第一の制御と、前記仮想マシンからの前記描画要求を行うことなく、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うように制御する第二の制御と、を切り替える制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、不完全な画像の表示を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るアプリケーション実行装置としてのMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFPのソフトウェアモジュールの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のMFPで登録されるアプレットを説明するための図である。 図1のMFPで実行される起動制御処理の手順を示すフローチャートである。 図4のステップS403のアプリ起動処理の手順を示すフローチャートである。 図1のMFPで実行されるアプレット登録処理の手順を示すフローチャートである。 図1のMFPにインストールされた拡張アプリのアプリ情報を管理するための管理データの一例を示す図である。 図1のMFPで実行される背景描画制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
本実施の形態では、アプリケーション実行装置としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用先はMFPに限られず、拡張アプリGUIの描画処理を行う拡張アプリをインストール可能な装置であれば本発明を適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション実行装置としてのMFP100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、MFP100は、制御部101、タッチパネル110(属性情報設定手段)、ディスプレイ111、及び外部メモリ112を備え、制御部101はタッチパネル110、ディスプレイ111、及び外部メモリ112のそれぞれと接続されている。制御部101は、CPU102、RAM103、ROM104、入力制御部105、表示制御部106、外部メモリI/F107、及び通信I/F108を備える。CPU102、RAM103、ROM104、入力制御部105、表示制御部106、外部メモリI/F107、及び通信I/F108はシステムバス113を介して互いに接続されている。
MFP100は機能を拡張する複数の拡張アプリをインストール可能である。制御部101はMFP100全体を統括的に制御する。CPU102はROM104に格納されたプログラムを実行して後述する図2のソフトウェアモジュール200の各処理を行う。RAM103は揮発性メモリである。RAM103はCPU102の作業領域として用いられ、また、RAM103は各データの一時格納領域として用いられる。ROM104は不揮発性メモリであり、CPU102が実行するプログラムや各データを格納する。入力制御部105は図示しないキーボード及びマウス等のユーザの操作を受け付ける入力デバイスや、タッチパネル110等とデータ通信を行う。表示制御部106はディスプレイ111における画像の表示を制御する。外部メモリI/F108は外部メモリ112から各データを読み出し、また、外部メモリI/F108は外部メモリ112に各データを書き込む。通信I/F108はネットワーク109等に接続された図示しない外部装置との通信を制御する。
タッチパネル110は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、及び光センサ方式のいずれかの方式によってユーザによるタッチ操作を検知する。タッチパネル110は、ディスプレイ111の表示を妨げない程度の透明度であり、ディスプレイ111の表示面の上層に一体的に取り付けられ、タッチパネル110の位置座標及びディスプレイ111の表示座標は対応付けされている。これにより、ユーザはあたかもディスプレイ111に表示された画像を直接操作しているかのような操作感を得ることができる。また、タッチパネル110は該タッチパネル110においてユーザにタッチされた位置を示す座標情報を制御部101に送信する。ディスプレイ111はMFP100の各設定を行うGUIの画像等を表示する。外部メモリ112はハードディスク、フロッピーディスク、CD、DVD、及びメモリカード等のMFP100に接続可能な記憶装置である。
図2は、図1のMFP100のソフトウェアモジュール200の構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、ソフトウェアモジュール200は、仮想マシン201、ネイティブ制御モジュール202、アプリフレームワークモジュール204、及びアプリケーションモジュール(以下、単に「アプリ」という。)205を備える。ネイティブ制御モジュール202は画面関連制御モジュール203を備え、アプリ205はシステムサービスモジュール206及び拡張アプリ208を備える。システムサービスモジュール206はAVS(Applet viewer Service)モジュール207を備える。ソフトウェアモジュール200の各処理は、CPU102がROM104に格納されたプログラムを実行することによって行われる。なお、本実施の形態では、説明を容易にするため、アプリ205が1つの拡張アプリ208を備える場合を前提とするが、アプリ205はインストールされた複数の拡張アプリを備えても良い。
仮想マシン201はアプリ205の実行環境を提供する。仮想マシン201は、コード解釈機能、コマンド制御機能、リソース管理機能、グラフィックス処理制御機能、及びイベント制御機能等の各機能を備える。コード解釈機能はコンパイルされたバイトコードを解釈するための機能であり、コマンド制御機能は仮想マシン201によって解釈されたネイティブコマンドを制御するための機能である。リソース管理機能はアプリ205による各処理の実行に必要となるリソースや、ネイティブ制御モジュール202へ処理を要求する際に必要となるリソースを管理する機能である。グラフィックス処理制御機能はアプリ205からの描画命令をネイティブ制御モジュール202に要求するための機能である。イベント制御機能はタッチパネル110における入力操作の検知や、通信I/F108におけるネットワーク接続の検知等のMFP100の状態変化をアプリ205に通知するための機能である。
ネイティブ制御モジュール202は入力制御部105及び表示制御部106の制御を行う。画面関連制御モジュール203は、ディスプレイ111に各画像、例えば、インストールされた複数の拡張アプリの中から所望する拡張アプリの実行をユーザに選択させるための図示しない設定メニューを表示させる。また、画面関連制御モジュール203は、タッチパネル110において、タッチダウン、タッチオン、タッチアップ、ムーブ、タッチオフ、及びフリック等の入力操作を検知すると、入力操作が行われた位置を座標情報に変換する。さらに、画面関連制御モジュール203は、タッチパネル110の入力操作を検知した旨を示す入力操作検知通知を仮想マシン201に出力する。入力操作検知通知に応じて仮想マシン201から描画要求が送信されると、画面関連制御モジュール203は当該描画要求に応じた画像をディスプレイ111に表示させる。例えば、図示しない設定メニューにおいて拡張アプリ208が選択されると、画面関連制御モジュール203はディスプレイ111の表示を上記設定メニューから拡張アプリGUIに切り替える。アプリフレームワークモジュール204はアプリ205の各モジュールの起動等を制御する。
アプリ205は、計算処理、文字列処理、通信処理、画面制御処理、及び暗号処理等のMFP100の標準的な機能や、拡張アプリによる拡張機能を実現する。システムサービスモジュール206は予めMFP100に組み込まれているモジュールであり、拡張アプリがMFP100にインストールされた際に当該拡張アプリを実行可能に設定する。
AVSモジュール207は該AVSモジュール207の起動時に拡張アプリGUIの枠を表示するためのプログラムである図3(a)のフレーム301の生成を仮想マシン201に要求する。フレーム301は、例えば、Javaのjava.awt.frameクラスで表される。また、AVSモジュール207は、拡張アプリ208から受信したアプレットの登録要求に基づいてディスプレイ111に画像を表示するための図3(b)のアプレット302(描画情報)や図3(c)のアプレット303をフレーム301に登録する。アプレット302,303は表示される画像の仕様、例えば、画像のサイズ、テキストフィールドやボタンを含めるか否かを示す情報、及び背景色の情報を含む。アプレット302は、例えば、拡張アプリGUIを表示するためのプログラムである。アプレット303は、例えば、エラー画像を表示するためのプログラムである。本実施の形態では、フレーム301に対して複数のアプレットを登録可能である。フレーム301に登録された時点では、アプレット302,303の表示属性は不可視状態に設定され、アプレット302,303の各々に対して所定の表示条件が設定される。所定の表示条件を満たすと、登録されたアプレット302,303のうち所定の表示条件を満たしたアプレット、例えば、アプレット302のみが可視状態に設定され、MFP100はディスプレイ111に当該アプレット302に対応する拡張アプリGUIを表示する。
さらに、AVSモジュール207は、拡張アプリ208等から後述する図2の属性情報209等の拡張アプリの仕様を示すアプリ情報を取得し、取得されたアプリ情報を設定する旨を仮想マシン201に要求する。AVSモジュール207は、拡張アプリ208から拡張アプリGUIの表示要求を受信した場合、又はネイティブ制御モジュール202によってユーザの入力操作を検知した場合等に、ディスプレイ111に拡張アプリGUIを表示させる表示制御を行う。
拡張アプリ208は、MFP100の機能を拡張するためのアプリであり、当該拡張アプリ208の起動時にAVSモジュール207にアプレット302の登録要求を行う。拡張アプリ208には、拡張アプリ208自身が拡張アプリGUIの背景色描画を実行する仕様であるか否かを示す属性情報209が予め設定されている。例えば、拡張アプリ208自身が拡張アプリGUIの背景色描画を実行しない仕様である場合、属性情報209には「TRUE」が設定され、拡張アプリ208自身が背景色描画を実行する仕様である場合、属性情報209には「FALSE」が設定される。拡張アプリ208は、仮想マシン201によって処理可能にコンパイルされたバイトコードで構成される図示しない標準ライブラリをAPI210を介して参照する。標準ライブラリは、計算処理、文字列処理、通信処理、画面制御処理、及び暗号処理等のMFP100の標準的な機能を実現するためのライブラリである。
図4は、図1のMFP100で実行される起動制御処理の手順を示すフローチャートである。
図4の処理は、CPU102がROM104に格納されたプログラムを実行することによって行われ、アプリフレームワークモジュール204及びアプリ205によって実行される。
図4において、まず、アプリフレームワークモジュール204は、仮想マシン201からアプリ205の起動要求を受信すると、アプリ205における全てのモジュールが起動しているか否かを判別する(ステップS401)。
ステップS401の判別の結果、アプリ205における全てのモジュールが起動しているとき、アプリフレームワークモジュール204は本処理を終了する。一方、ステップS401の判別の結果、アプリ205におけるいずれかのモジュールが起動していないとき、アプリフレームワークモジュール204は、アプリ205に対して起動していないモジュールの起動要求を行う(ステップS402)。次いで、アプリ205は、アプリフレームワークモジュール204から起動要求を受信すると、後述する図5のアプリ起動処理を行って(ステップS403)、起動していないモジュールを起動させ、ステップS401の処理に戻る。
図5は、図4のステップS403のアプリ起動処理の手順を示すフローチャートである。
図5の処理は、アプリフレームワークモジュール204からアプリ205にAVSモジュール207の起動要求が行われた場合を前提とし、AVSモジュール207、仮想マシン201、及び画面関連制御モジュール203によって実行される。
図5において、まず、AVSモジュール207は、アプリフレームワークモジュール204からの起動要求に応じて起動処理を行い、起動処理が完了すると、仮想マシン201にフレーム301の生成要求を行う(ステップS501)。次いで、仮想マシン201は、当該生成要求に応じてフレーム301に対応する画面バッファの確保要求を画面関連制御モジュール203に行う(ステップS502)。次いで、画面関連制御モジュール203は当該画面バッファの確保要求に応じてフレーム301に対応する画面バッファをRAM103に確保する(ステップS503)。その後、画面関連制御モジュール203は画面バッファを確保した旨を示す確保通知を仮想マシン201を介してAVSモジュール207に出力する。次いで、AVSモジュール207は、確保通知を受信すると、MFP100にインストールされた各拡張アプリのアプリ情報を管理するための領域をROM104等に確保し(ステップS504)、図4のステップS401の処理を行う。図4の処理の実行が完了すると、アプリ205は拡張アプリ208からアプレットの登録要求が行われるまで待機する。
図6は、図1のMFP100で実行されるアプレット登録処理の手順を示すフローチャートである。
図6の処理は、CPU102がROM104に格納されたプログラムを実行することによって行われる。図6の処理は、図5の処理の実行が完了した後に実行され、アプリ205の拡張アプリ208、AVSモジュール207、及び仮想マシン201によって実行される。
図6において、まず、拡張アプリ208はAVSモジュール207にアプレット302の登録要求を行う(ステップS601)。次いで、AVSモジュール207は該登録要求を行った拡張アプリ208のアプリ情報を参照する(ステップS602)。本実施の形態では、拡張アプリがMFP100にインストールされると、当該拡張アプリのアプリ情報がROM104に格納された図7の管理データ701に設定される。管理データ701はインストールされた全ての拡張アプリのアプリ情報を含む。管理データ701は、識別子702、アプリ名703、背景色描画属性704、及び画面サイズ705を備える。識別子702は拡張アプリを識別するために一意に割り当てられた番号、例えば、UUIDである。アプリ名703は拡張アプリの種別を示す情報である。背景色描画属性704は属性情報209に対応する情報である。画面サイズ705は拡張アプリGUI等の各画像のサイズである。なお、本実施の形態では、アプリ情報の管理方法として、インストールされた全ての拡張アプリのアプリ情報を管理データ701に設定して各拡張アプリのアプリ情報を管理する場合を説明したが、アプリ情報の管理方法はこれに限られない。各拡張アプリのアプリ情報はAVSモジュール207が読み出し可能に管理されていれば良く、例えば、アプリ情報がアプリ毎にROM104等に直接格納されていても良い。
次いで、AVSモジュール207は拡張アプリ208に属性情報209が設定されているか否かを判別する(ステップS603)。ステップS603では、例えば、管理データ701における拡張アプリ208の背景色描画属性704に「TRUE」及び「FALSE」のいずれかが設定されている場合、拡張アプリ208に属性情報209が設定されていると判別する。一方、管理データ701における拡張アプリ208の背景色描画属性704に属性情報209が設定されていない旨を示す「未設定」や「-」が設定されている場合、拡張アプリ208に属性情報209が設定されていないと判別する。
ステップS603の判別の結果、拡張アプリ208に属性情報209が設定されていないとき、AVSモジュール207は仮想マシン201の背景色描画機能を有効、つまり、仮想マシン201による背景色描画処理を実行する旨を設定する(ステップS604)。次いで、AVSモジュール207は後述するステップS607以降の処理を行う。
ステップS603の判別の結果、拡張アプリ208に属性情報209が設定されているとき、AVSモジュール207は属性情報209に「TRUE」が設定されているか否かを判別する(ステップS605)。
ステップS605の判別の結果、属性情報209に「TRUE」が設定されているとき、AVSモジュール207はステップS604以降の処理を行う。すなわち、本実施の形態では、拡張アプリ208自身が背景色描画を実行する仕様である旨を示す「FALSE」が属性情報209に設定されていない場合に、仮想マシン201による背景色描画処理を実行する旨が設定される。一方、ステップS605の判別の結果、属性情報209に「FALSE」が設定されているとき、AVSモジュール207は仮想マシン201の背景色描画機能を無効、つまり、仮想マシン201による背景色描画処理を実行しない旨を設定する(ステップS606)。次いで、AVSモジュール207はアプレット302をフレーム301に登録するためのアプレット302の登録要求を仮想マシン201に行う(ステップS607)。次いで、仮想マシン201はAVSモジュール207から受信したアプレット登録要求に応じてアプレット302及び背景色描画機能の設定を対応付けして登録し(ステップS608)(登録手段)、本処理を終了する。
図8は、図1のMFP100で実行される背景描画制御処理の手順を示すフローチャートである。
図8の処理は、CPU102がROM104に格納されたプログラムを実行することによって行われる。図8の処理は、仮想マシン201が拡張アプリGUIの表示要求を受信した場合を前提とし、仮想マシン201及び画面関連制御モジュール203によって実行される。
図8において、まず、拡張アプリGUIの表示要求を受信すると、仮想マシン201は、登録された全てのアプレットに対する処理を完了したか否かを判別する(ステップS801)。
ステップS801の判別の結果、登録された全てのアプレットに対する処理を完了したとき、仮想マシン201は本処理を終了する。一方、ステップS801の判別の結果、登録されたいずれかのアプレットに対する処理を完了しないとき、仮想マシン201は、処理を完了していないアプレットから一のアプレットを選択する。その後、仮想マシン201は一のアプレットの表示属性が可視状態に設定されているか否かを判別する(ステップS802)。
ステップS802の判別の結果、一のアプレットの表示属性が不可視状態に設定されているとき、仮想マシン201はステップS801の処理に戻る。一方、ステップS802の判別の結果、一のアプレットの表示属性が可視状態に設定されているとき、仮想マシン201は一のアプレットに対応付けされた背景色描画機能の設定が「有効」に設定されているか否かを判別する(ステップS803)。
ステップS803の判別の結果、背景色描画機能の設定が「無効」に設定されているとき、仮想マシン201はステップS801の処理に戻る。一方、ステップS803の判別の結果、背景色描画機能の設定が「有効」に設定されているとき、仮想マシン201は、一のアプレット、具体的に、アプレット302に設定された背景色の描画要求を画面関連制御モジュール203に行う(ステップS804)。次いで、画面関連制御モジュール203は、当該描画要求の背景色を画面バッファに設定し(ステップS805)、本処理を終了する。その後、拡張アプリ208は該拡張アプリ208の仕様に応じて拡張アプリGUIの描画処理を行う。例えば、拡張アプリ208自身が背景色描画を実行する仕様である場合、拡張アプリ208は背景を含む全ての拡張アプリGUIの描画処理を行う。一方、拡張アプリ208自身が背景色描画を実行しない仕様である場合、拡張アプリ208は背景以外の拡張アプリGUIの描画処理を行う。これにより、ディスプレイ111には拡張アプリGUIが表示される。
上述した本実施の形態によれば、拡張アプリ208の仕様が背景色描画を実行する仕様である旨を示す「FALSE」が属性情報209に設定されていない場合、仮想マシン201による背景色描画処理を実行する旨が設定される。これにより、拡張アプリGUIを表示する際に当該拡張アプリGUIの背景が描画されないといった事態が発生するのを回避することができ、もって、不完全な拡張アプリGUIの表示を防止することができる。
また、上述した本実施の形態では、拡張アプリ208の仕様が背景色描画を実行する仕様である旨を示す「FALSE」が属性情報209に設定されていない場合は、属性情報209に「TRUE」が設定されている場合、又は拡張アプリ208に属性情報209が設定されていない場合である。これにより、拡張アプリ208によって拡張アプリGUIの背景色描画が実行されない可能性がある場合に対して拡張アプリGUIの背景を仮想マシン201によって確実に描画することができる。
さらに、上述した本実施の形態では、属性情報209に「FALSE」が設定されている場合、仮想マシン201による背景色描画処理を実行しない旨が設定される。これにより、拡張アプリ208が背景を含む全ての拡張アプリGUIの描画処理を行う場合に仮想マシン201も拡張アプリGUIの背景色描画を行う事態を無くすことができる。その結果、背景色描画が複数回実行されることに起因する拡張アプリGUIの表示のちらつきを抑制することができる。
上述した本実施の形態では、アプレット302が背景色描画機能の設定に対応付けて登録される。これにより、登録されたアプレット302を用いて拡張アプリGUIを表示する際に仮想マシン201に背景色描画を実行させる必要があるか否かを容易に特定することができる。
また、上述した本実施の形態では、拡張アプリは属性情報209を含むので、当該拡張アプリの仕様を確実に取得することができる。
上述した本実施の形態では、拡張アプリの属性情報209をタッチパネル110によってユーザに設定させても良い。これにより、属性情報209の誤設定に気付いた際に属性情報209を変更するために、属性情報209を設定し直した拡張アプリを再インストールするといった処理を行う必要をなくすことができ、もって、属性情報209の設定を容易に変更することができる。
また、上述した本実施の形態では、アプレット302等の描画処理を行うための各データを解析し、解析結果に基づいて拡張アプリ208自身が背景色描画を実行しない仕様であるか否かを判別しても良い。これにより、拡張アプリ208に属性情報209が無くても、仮想マシン201に背景色描画を実行させる必要があるか否かを特定することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
102 CPU
106 表示制御部
110 タッチパネル
201 仮想マシン
208 拡張アプリ
302 アプレット

Claims (13)

  1. インストールされた拡張アプリケーションを制御する仮想マシンを備えるアプリケーション実行装置であって、
    画面を描画する画面描画手段と、
    選択された前記拡張アプリケーションの拡張アプリケーション画面が表示される際に、選択された前記拡張アプリケーションの描画属性に応じて、前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画手段が行うように制御する第一の制御と、前記仮想マシンからの前記描画要求を行うことなく、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うように制御する第二の制御と、を切り替える制御手段とを有することを特徴とするアプリケーション実行装置。
  2. 選択された前記拡張アプリケーションの描画属性が、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行う旨を示す属性でない場合、又は選択された前記拡張アプリケーションが描画属性を備えない場合、前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画手段が行うことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション実行装置。
  3. 選択された前記拡張アプリケーションの描画属性が、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行う旨を示す属性である場合、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のアプリケーション実行装置。
  4. 前記拡張アプリケーション画面を描画するための描画情報を登録する登録手段と、
    前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画手段が行うこと、及び選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うことの何れかを示す設定を行う設定手段とを更に有し、
    前記登録手段は、前記描画情報を前記設定手段による設定に対応付けて登録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  5. 前記拡張アプリケーションの描画属性をユーザに設定させる描画属性設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  6. 前記拡張アプリケーションの描画属性は、前記拡張アプリケーションに設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  7. 前記制御手段は、選択された前記拡張アプリケーションの描画属性に応じて、前記仮想マシンから前記描画要求を行うか否かを制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  8. 前記アプリケーション実行装置は、MFPであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  9. 前記第一の制御では、前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  10. 前記描画要求は、前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の要求であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  11. 前記第一の制御及び前記第二の制御の何れにおいても、前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景以外の部分の描画処理を行うように制御されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  12. インストールされた拡張アプリケーションを制御する仮想マシンを備えるアプリケーション実行装置の制御方法であって、
    画面を描画する画面描画工程と、
    選択された前記拡張アプリケーションの拡張アプリケーション画面が表示される際に、選択された前記拡張アプリケーションの描画属性に応じて、前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画工程で行うように制御する第一の制御と、前記仮想マシンからの前記描画要求を行うことなく、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うように制御する第二の制御と、を切り替える制御工程とを有することを特徴とするアプリケーション実行装置の制御方法。
  13. インストールされた拡張アプリケーションを制御する仮想マシンを備えるアプリケーション実行装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記アプリケーション実行装置の制御方法は、
    画面を描画する画面描画工程と、
    メニューにおいて選択された前記拡張アプリケーションの拡張アプリケーション画面が表示される際に、選択された前記拡張アプリケーションの描画属性に応じて、前記仮想マシンからの描画要求により前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画を前記画面描画工程で行うように制御する第一の制御と、前記仮想マシンからの前記描画要求を行うことなく、選択された前記拡張アプリケーションが前記拡張アプリケーション画面内の背景色描画の描画処理を行うように制御する第二の制御と、を切り替える制御工程とを有することを特徴とするプログラム。
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