JP7274634B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1筐体から第2筐体に亘るフレキシブル基板の寿命を低減させない。【解決手段】電子機器で10は、第1筐体12に対して第2筐体14を相対的に回動可能に連結するヒンジ16と、電気デバイス30とマザーボード26とを接続するフレキシブル基板32とを備える。側壁構成部34は、フレキシブル基板32をマザーボード26へ導く第2開口部34ab、およびフレキシブル基板32が通っている基板孔34aを備える。第1筐体12と第2筐体14とが互いの一面が対向した状態で互いに積層された収納形態で、基板孔34aは第1筐体と第2筐体との積層方向に延在しており、側壁構成部34は、基板孔34aを挟んで第2筐体14に対面する側の第1半体44およびその反対側の第2半体42とを有している。第1半体44における先端部44cは、ヒンジ16の回転軸部材16aの輪郭の範囲内にある。【選択図】図5

Description

本発明は、第1筐体と第2筐体とが回動可能に連結されている電子機器に関する。
ノート型PCのような電子機器は、例えば特許文献1で示されるように、ディスプレイを搭載した第1筐体と、マザーボードを搭載した第2筐体とがヒンジで連結されている。特許文献1に記載の電子機器では第1筐体と第2筐体とを接続する配線部材が細いワイヤ状であって、ヒンジの回転軸に沿って配策されている。
特許第6698144号公報
ところで、配線部材をヒンジの回転軸に沿って配策するとその部分は配線部材の分だけ幅広になり外観品質が低下する。そこで、配線部材を回転軸に沿わずに第1筐体と第2筐体との対向側面同士を横断するように配策することが考えられる。第1筐体と第2筐体とが相対的に回動することから、この場合の配線部材はワイヤ状のものではなく、薄くかつ柔軟なフレキシブル基板を用いることが望ましい。
また、第1筐体と第2筐体との間にはフレキシブル基板がユーザーから視認されないようにカバーを設けることが望ましい。フレキシブル基板は、第1筐体と第2筐体との相対的回動によって経路が変化するが、カバーによって経路変化が制限されるとその部分に負荷がかかり寿命を低減させる懸念がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、第1筐体から第2筐体に亘るフレキシブル基板の寿命を低減させることのない電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電子機器は、第1筐体および第2筐体と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を相対的に回動可能に連結するヒンジと、前記第1筐体に設けられたディスプレイを含む電気デバイスと、前記第2筐体に設けられたプリント基板と、前記電気デバイスと前記プリント基板とを電気的に接続するためのフレキシブル基板と、を備え、前記第1筐体は、前記第2筐体に対する回動動作により前記ヒンジと同軸上で回転し、前記フレキシブル基板が挿通された回転体を備え、前記回転体は、前記フレキシブル基板を前記電気デバイスへ導く第1開口部、前記フレキシブル基板を前記プリント基板へ導く第2開口部、および前記フレキシブル基板が通っている基板孔を備え、前記第1筐体と前記第2筐体とが互いの一面が対向した状態で互いに積層された収納形態で、前記基板孔は前記第1筐体と前記第2筐体との積層方向に延在しており、前記回転体は、前記基板孔を挟んで前記第2筐体に対面する側の第1半体およびその反対側の第2半体とを有しており、前記第1半体における前記第2開口部を形成する先端部は、前記ヒンジの回転中心となる回転軸部材の延長上から見た側面視で、前記回転軸部材の輪郭の範囲内にある。これにより、第1筐体から第2筐体に亘るフレキシブル基板の寿命を低減させることがない。
また、本発明の第2態様に係る電子機器は、第1筐体および第2筐体と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を相対的に回動可能に連結するヒンジと、前記第1筐体に設けられたディスプレイを含む電気デバイスと、前記第2筐体に設けられたプリント基板と、前記電気デバイスと前記プリント基板とを電気的に接続するためのフレキシブル基板と、を備え、前記第1筐体は、前記第2筐体に対する回動動作により前記ヒンジと同軸上で回転し、前記フレキシブル基板が挿通された回転体を備え、前記回転体は、前記フレキシブル基板を前記電気デバイスへ導く第1開口部、前記フレキシブル基板を前記プリント基板へ導く第2開口部、および前記フレキシブル基板が通っている基板孔を備え、前記第1筐体と前記第2筐体とが互いの一面が対向した状態で互いに積層された収納形態で、前記基板孔は前記第1筐体と前記第2筐体との積層方向に延在しており、前記回転体は、前記基板孔を挟んで前記第2筐体に対面する側の第1半体およびその反対側の第2半体とを有しており、前記第1半体における前記第2開口部を形成する内側面は、先端部が前記回転中心に最も近くなっている。これにより、第1筐体から第2筐体に亘るフレキシブル基板の寿命を低減させることがない。
前記第2半体は前記第1筐体の側面を構成し、前記フレキシブル基板は、前記第2半体のうち前記第1筐体の側面を形成している直線状の壁部の内面に固定されていてもよい。これにより、第2開口部内での挙動に影響を与えることなくフレキシブル基板を固定することができる。
前記回転軸部材は、前記第1筐体の一部に圧入されていてもよい。これにより、ヒンジと第1筐体筐体との接続部が省スペース構造となり回転軸部材を第2筐体に近づけることができる。
本発明の上記態様によれば、第1半体における第2開口部を形成する先端部がヒンジの回転軸部材の輪郭の範囲内にあり、または回転中心に近い箇所にあることから、互いに積層された収納形態時にフレキシブル基板は下向きに極端な凸形状とはならず屈曲程度が緩やかになる。また、収納形態を基準とした第1半体の先端部の前後方向の変位量が十分に小さく、フレキシブル基板の経路角度の変化が小さい。このように、フレキシブル基板は第1筐体が繰り返しの回動にともなう姿勢および位置の変化が小さいため、ストレスを受けにくく寿命を低減させることがない。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な斜視図である。 図2は、回転軸部材の箇所における断面側面図である。 図3は、第1筐体の単体の端部を正面側から見た斜視図である。 図4は、フレキシブル基板を省略した状態で図3と同じ箇所を見た斜視図である。 図5は、筐体間の角度姿勢を0度に設定した状態での電子機器の後部を拡大した模式的な側面断面図である。 図6は、筐体間の角度姿勢を135度に設定した状態での電子機器の後部を拡大した模式的な側面断面図である。 図7は、本実施の形態において第1筐体の回動角度が0度、45度、90度および135度である状態のときのフレキシブル基板の経路を示す模式側面図である。 図8は、比較例において第1筐体の回動角度が0度、45度、90度および135度である状態のときのフレキシブル基板の経路を示す模式側面図である。
以下に、本発明にかかる電子機器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な斜視図である。図1に示すように、電子機器10は、第1筐体12と第2筐体14とをヒンジ16で相対的に回動可能に連結したクラムシェル型のノート型PCである。電子機器10は、筐体12,14間が0度姿勢(図5参照)と135度姿勢(図6)との間で回動可能である。筐体12,14間の回動範囲は、135度以上でもよい。本発明に係る電子機器は、ノート型PC以外、携帯電話、スマートフォン、又は携帯用ゲーム機等でもよい。
以下、電子機器10について、第1筐体12を第2筐体14に対して閉じて0度姿勢とした状態(図5参照)を基準とし、手前側を前、奥側を後、幅方向を左右、厚み方向を上下、と呼んで説明する。第1筐体12については、図1のように開いてディスプレイ18を視認する状態を基準とし、ディスプレイ18の表示面側を正面、ディスプレイ18の裏側を背面、ヒンジ16側を下、ヒンジ16側と逆側を上、と呼ぶこともある。
先ず、電子機器10の全体構成を説明する。
第2筐体14は、扁平な箱体である。第2筐体14は、上面14aを形成する上カバー材20と、下面(底面)14bを形成する下カバー材21(図5参照)と、を有する。第2筐体14の前後左右の側面14cは、上カバー材の四周縁部から起立した壁部によって形成されている。上面14aには、キーボード24及びタッチパッド25が設けられている。第2筐体14の内部には、マザーボード(プリント基板)26やバッテリ装置27の他、SSD(Solid State Drive)、メモリ、アンテナ装置等の各種電子部品が収容されている。
第1筐体12は、第2筐体14よりも薄い扁平な箱体である。ディスプレイ18は、第1筐体12の正面12aに設けられている。第1筐体12は背面12bを形成する背面カバー材28を有する。第1筐体12では、例えばガラスとタッチフィルムが一体となったものを用い、ベゼルに相当する部分を省略してもよい。第1筐体12の前後左右の側面12cは、背面カバー材28の四周縁部から起立した壁部によって形成されている。側面12cは、背面カバー材28とは独立した部材で構成してもよい。ディスプレイ18は、正面12aに臨んで映像を表示するディスプレイ部18aと、タッチ操作のためのタッチパネル部18bと、を有する。ディスプレイ部18aは、例えば有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)や液晶で構成される。タッチパネル部18bは、省略されてもよい。
第1筐体におけるヒンジ16とは逆側の縁には複数の電気デバイス30が設けられている。電気デバイス30は、例えばカメラ、マイク、赤外線ポートなどである。なお、広義にはディスプレイ18も電気デバイスの一種であることから、以下では断りが無い限り電気デバイス30にはディスプレイ18が含まれるものとする。
ヒンジ16は左右両端に一対設けられている。ヒンジ16(図3参照)は、第1筐体12と第2筐体14の対向側面同士を回動可能に接続している。ヒンジ16は回転軸部材16aがベースとなっており、第1筐体12の筒体16b、トルク付与機構16cおよび第2筐体14に固定されるブラケット16dを有している。回転軸部材16aは棒状の部材であり、その一端はスプライン形状となっており筒体16b内に圧入されている。トルク付与機構16cは回転軸部材16aに対して摩擦トルクを付与して、第1筐体12と第2筐体14との回動角度を任意に維持可能にするものである。
図2は、回転軸部材16aの箇所における断面側面図である。ヒンジ16は、第2筐体14に対してはブラケット16dを介して接続されるが、第1筐体12に対しては回転軸部材16aが筒体16bに対して圧入されており、ビスやブラケットなど他の締結手段が不要であり、省スペース構造となっている。回転軸部材16aは圧入部分がセレーション形状となっている。回転軸部材16aは筒体16bに圧入して第1筐体12の自重による負荷を受ける部分であるが過剰に大きくすることは好ましくない。そのため、回転軸部材16aの径Dは強度を勘案すると2~5mm程度が好適であり、本実施の形態では3mm程度となっている。
また、第1筐体12と第2筐体14との間の電気的な接続に関してはヒンジ16に沿う配線部材がなく筒体16bを小径にすることができるとともに、筒体16bから背面12bに至るネック部28aを薄くすることができる。ネック部28aが薄く形成されているため、その分だけ回転軸部材16aを第2筐体14の側(図2における左側)に近づけることができる。従来技術にかかるように配線をヒンジ16に沿って配策する場合にはネック部28aの厚みWが9mm程度となるのに対し、本実施の形態にかかる電子機器10では厚みWを3mm程度で実現可能であることが本願発明者によって確認されている。図2の参照符号33は、第2筐体14の下面14bに取り付けられたゴム脚である。
図3は、第1筐体12の単体の端部を正面側から見た斜視図である。第1筐体12と第2筐体14とは2つのフレキシブル基板32A,32B(以下、代表的にフレキシブル基板32とも呼ぶ)とによって電気的に接続されている。フレキシブル基板32A,32Bは並んで配置されている。フレキシブル基板32のうち、図3で視認されている箇所は、ほぼ全部が第2筐体14内に収納される。フレキシブル基板32は、例えば可撓性を持った絶縁性フィルムを用い、薄く且つ柔軟に形成したフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible printed circuit)である。フレキシブル基板32は、第1筐体12と第2筐体14との対向側面同士を横断するように配策されている。フレキシブル基板32は、第1筐体12における電気デバイス30と第2筐体14におけるマザーボード26とを電気的に接続している。フレキシブル基板32と電気デバイス30との間は直接的に接続されていてもよいし、ドライバや中継基板などを介して接続されていてもよい。
図4は、フレキシブル基板32A,32Bを省略した状態で図3と同じ箇所を見た斜視図である。図5、図6は、それぞれ筐体12,14間の角度姿勢を0度、135度に設定した状態での電子機器10の後部を拡大した模式的な側面断面図である。図5、図6は、それぞれヒンジ16の回転中心Cをなす回転軸部材16aの延長上から見た側面図となっている。
第2筐体14は、凹状部14dの立壁が案内板14eで形成されている。案内板14eは、その上端と上カバー材20の内面との間にフレキシブル基板32が通過する隙間を形成している。
図4~図6に示すように、第1筐体12の下側面12cには、側壁構成部(回転体)34が設けられている。側壁構成部34は、正面12aから垂直に突出した部分である。側壁構成部34は、第1筐体12が第2筐体14に対する回動動作をするときヒンジ16の回転軸部材16aと同軸上で回転する回転体と見做される。側壁構成部34は、背面カバー材28の下側面12cを形成する部分である第2半体42と、該第2半体42と対面している第1半体44とで顎状に形成される。第1半体44と第2半体42との間には基板孔34aが形成されている。基板孔34aは側壁構成部34を貫通するスリット状の孔である。第1半体44は左右端部で台座42c(図3参照)に固定されている。つまり、第1半体44と第2半体42との間は台座42cがスペーサーのようになになっており、台座42cのない箇所が基板孔34aとなっている。
図5に示す0度姿勢を基準としたとき、側壁構成部34は、基板孔34aを挟んで第2筐体14に対面する側が第1半体44であり、その反対側が第2半体42となっている。0度姿勢における電子機器10は、第2筐体14の上面14aに第1筐体12の正面12aが対向した状態で互いに積層された収納形態となっている。つまり、収納形態は0度姿勢である。
この収納形態において、基板孔34aは、第1筐体12と第2筐体14との積層方向(図5の上下方向)に延在しており、一端が第1筐体12内に連通する第1開口部34aaであり、他端が第2開口部34abとなっている。第2開口部34abは、第1筐体12の回動動作に応じて第2筐体14の後側面14cに対面する。第1開口部34aaおよび第2開口部34abは一対のヒンジ16の間の全幅に亘って形成されており、フレキシブル基板32はこの範囲の任意の位置にレイアウト可能である。
側壁構成部34の一部は、第1筐体12の回動動作に応じて先端側が第2筐体14の凹状部14d内に入る。フレキシブル基板32は基板孔34aを通って第1筐体12外へと引き出された後、凹状部14dを通って第2筐体14内に引き込まれている。第1半体44および第2半体42はフレキシブル基板32を覆うカバーを兼ねている。
第2半体42は背面12bの端部から正面側に向かって延在して下側面12cを形成する直線状の壁部42aと、該壁部42aの端部からやや内向きに屈曲した屈曲部42bとを有する。屈曲部42bの先端部分は略半円形状となっている。第2半体42は背面12bから下側面12cに亘るように背面カバー材28と一体的に形成されている。第2半体42は、屈曲部42bにおける略半円形状の基端となる半円基端部42baがヒンジ16の回転軸部材16aの輪郭と最も近くなっている。また、第2半体42の左右の端部は筒体16b(図3参照)の端面と一体的になっている。第2半体42の左右の端部を含む複数の箇所には台座42cが形成されている。
第1半体44は、0度姿勢で第2筐体14の側を臨む前平面44aと、第2半体42と対面している後曲面(内側面)44bとを有する。前平面44aは下側面12cと平行であり、側面視で回転中心Cにほぼ接している。
第1半体44の先端部44cは該回転中心Cに近い箇所にある。さらに具体的には、後曲面44bは緩やかな楕円の円弧形状であり、半円基端部42baに最も近い箇所から先が回転軸部材16aの輪郭の範囲内に入っている。後曲面44bは、図5における上側(つまり第1開口部34aaの側)より下側(つまり第2開口部34abの側)の方が小径の円弧形状となっている。そして、先端部44cは回転軸部材16aの輪郭の範囲内にある。また、第2開口部34abの内側面を形成している後曲面44bと回転中心Cとの距離Rは、先端部44cの箇所が最も短い距離Raとなっている。つまり、後曲面44bは、先端部44cの箇所が回転中心Cに最も近くなっている。このような構成により、先端部44cは回転中心Cに十分近くなっている。先端部44cは適度に丸まっておりフレキシブル基板32を傷つけない。
第1半体44の後曲面44bは楕円の円弧形状となっていることから、第1開口部34aaおよび第2開口部34abとも開口方向に向けて次第に広がる形状となっている。基板孔34aは、下側面12cを形成している壁部42aの略中間高さ位置から半円基端部42baまでが最も狭い通路を形成している。
フレキシブル基板32は、電子機器10の組み立て工程において第1半体44の取付前の段階で壁部42aの内面側の平面部42aaに粘着テープ46で固定される。つまり、フレキシブル基板32は、第2開口部34abよりも十分奥の箇所で固定されることになり該第2開口部34ab内で変位が制限されることがなく自由な挙動が可能になる。また、平面部42aaは平面であって粘着テープ46による固定が容易である。
フレキシブル基板32は、第2筐体14内では上記のとおりマザーボード26に固定されている。すなわち、フレキシブル基板32は第2筐体14内の端部近傍の表面にマザーボード26に対する接続部32aを有する。接続部32aは、マザーボード26の下面に設けられた被接続部26aに接続されるコネクタ端子である。図5及び図6中の参照符号32bは、フレキシブル基板32に接続部32aを固定するための支持板である。
第2筐体14には案内板14eとマザーボード26との間に適度な広さの空間14fが確保されている。フレキシブル基板32における案内板14eからマザーボード26との接続箇所までの箇所は、余長吸収のためのS字状の折り返し部32cを有する配策経路となっている。折り返し部32cの形態は第1筐体12の回動角度に応じて変化する。フレキシブル基板32が接続されるプリント基板はマザーボード26以外のサブボードであってもよい。フレキシブル基板32Aとフレキシブル基板32Bとは異なるプリント基板に接続されていてもよい。
次に、本実施形態の電子機器10での筐体12,14間の回動動作と作用効果を説明する。
図5に示す0度姿勢では、電子機器10は、第2筐体14の上面14aに第1筐体12の正面12aが対向した状態で互いに積層された収納形態となっている。
0度姿勢では、フレキシブル基板32は第2半体42によって後側面が覆われており視認されることがない。また基板孔34aの第2開口部34abは斜め下向きとなっており、屈曲部42bでほぼ隠れるためにユーザーからはほとんど視認されない。
0度姿勢では、基板孔34aが上下方向に延在することになり、第1半体44の先端部44cがフレキシブル基板32に当接し得る。そして、フレキシブル基板32はて第2開口部34abから案内板14eの上端まで上方に案内されていることから、第1半体44の先端部44cは該フレキシブル基板32が下向きに凸となるように押圧し得る。
しかしながら、第1半体44は先端部44cが回転軸部材16aの輪郭の範囲内にあって回転中心Cと十分近いため、下方に向けた突出量が比較的短くなっており、フレキシブル基板32は下向きに極端な凸形状とはならない。また、フレキシブル基板32は後曲面44bによって経路案内されていることから先端部44cによる屈曲程度は緩やかになる。さらに0度姿勢において、第1半体44の後曲面44bは先端部44cとつながる下端面が略水平となっており、フレキシブル基板32は前方へストレスなく案内されている。
また、図6に示す135度姿勢では基板孔34aは後ろに向かって下がる傾斜となり、第2開口部34abはほぼ真上を向く。しかしながら、上記のように回転軸部材16aが筒体16bに対して圧入されていることなどの理由から該回転軸部材16aは第2筐体14と比較的近い位置にあり、上カバー材20が庇となり、第2開口部34abはユーザーの視点からはほとんど視認されない。換言すれば、回転軸部材16aが第2筐体14と比較的近い位置にあることから、カバーとしての機能を有する第1半体44を比較的短く設定することが可能となっている。フレキシブル基板32は、下方からは第2半体42で十分に覆われており視認されない。
135度姿勢では基板孔34aがほぼ真上を向くことから、フレキシブル基板32は第2半体42の先端部42dから案内板14eの上端へと緩やかな弧を描くように案内される。第2半体42の屈曲部42bで先端部42dを含む箇所は半円形状断面となっており、フレキシブル基板32にストレスを与えない。
図7は、本実施の形態において第1筐体12の回動角度が0度、45度、90度および135度である状態のときのフレキシブル基板32の経路を示す模式側面図である。図8は、比較例において第1筐体12の回動角度が0度、45度、90度および135度である状態のときのフレキシブル基板32の経路を示す模式側面図である。
第1筐体12の回動角度が0度であるとき、図5に基づいて説明したようにフレキシブル基板32は第1半体44の先端部44cに当接している。そして、第1筐体12が回動するときフレキシブル基板32は主体的には先端部44cによって経路規制を受けることになる。図7では、理解を容易にするために仮想的にフレキシブル基板32が先端部44cで固定されているものとしてその経路の変化を示している。
第1筐体12が回動すると、フレキシブル基板32は先端部44cと当接している箇所が該先端部44cとともに回転する。しかしながら、先端部44cは回転中心Cと十分に近い箇所にあるため変位量は小さく、0度姿勢を基準とした先端部44cの前後方向の最大変位量X1が十分に小さい。またフレキシブル基板32の経路角度の変化も小さい。このように、フレキシブル基板32は第1筐体12が繰り返しの回動にともなう姿勢および位置の変化が小さいため、ストレスを受けにくく寿命を低減させることがない。
さらに、フレキシブル基板32は前後方向の経路変化が小さいことから、空間14fから出入りする量は少なく、必要とされる余長吸収量が小さくて足り、余長吸収のための折り返し部32cを収納する空間14f(図5、図6参照)を比較的狭くすることが可能になる。なお、図7では仮想的にフレキシブル基板32が先端部44cで固定されているものとしたが、実際には先が広がった第2開口部34abの内部で無理なく自由な挙動が可能になっていることから、フレキシブル基板32はさらに姿勢変化が小さくなる。なお、図7においては図8と比較が容易となるように、図8の円柱体48に相当する部分を図示した。
図8に示す比較例では、フレキシブル基板32が回転中心Cを基準とした円柱体48の定点Pで接しているものとする。0度姿勢において定点Pは回転中心Cの下方にある。ただし、円柱体48の半径(つまりC~Pの距離)は、回転中心Cと先端部44cとの距離より長いものとする。この場合、第1筐体12が回動すると、フレキシブル基板32は定点Pと当接している箇所が該定点Pとともに回転し、0度姿勢を基準とした定点Pの前後方向の最大変位量X2がある程度大きくなる。また、フレキシブル基板32の経路角度の変化も大きくなる。つまり、このような比較例ではフレキシブル基板32は第1筐体12が繰り返しの回動にともなう姿勢および位置の変化が大きくなり、ストレスを受けて寿命を低減させる懸念がある。上記のとおり、本実施の形態にかかる電子機器10ではこのような不都合がない。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
12 第1筐体
14 第2筐体
14d 凹状部
14e 案内板
14f 空間
16 ヒンジ
16a 回転軸部材
16b 筒体
18 ディスプレイ
26 マザーボード(プリント基板)
30 電気デバイス
32,32A,32B フレキシブル基板
34 側壁構成部
34a 基板孔
34aa 第1開口部
34ab 第2開口部
42 第2半体
42a 壁部
42b 屈曲部
42ba 半円基端部
42d 先端部
44 第1半体
44a 前平面
44b 後曲面(内側面)
44c 先端部
C 回転中心

Claims (4)

  1. 電子機器であって、
    第1筐体および第2筐体と、
    前記第1筐体に対して前記第2筐体を相対的に回動可能に連結するヒンジと、
    前記第1筐体に設けられたディスプレイを含む電気デバイスと、
    前記第2筐体に設けられたプリント基板と、
    前記電気デバイスと前記プリント基板とを電気的に接続するためのフレキシブル基板と、
    を備え、
    前記第1筐体は、前記第2筐体に対する回動動作により前記ヒンジと同軸上で回転し、前記フレキシブル基板が挿通された回転体を備え、
    前記回転体は、前記フレキシブル基板を前記電気デバイスへ導く第1開口部、前記フレキシブル基板を前記プリント基板へ導く第2開口部、および前記フレキシブル基板が通っている基板孔を備え、
    前記第1筐体と前記第2筐体とが互いの一面が対向した状態で互いに積層された収納形態で、前記基板孔は前記第1筐体と前記第2筐体との積層方向に延在しており、前記回転体は、前記基板孔を挟んで前記第2筐体に対面する側の第1半体およびその反対側の第2半体とを有しており、
    前記第1半体における前記第2開口部を形成する先端部は、前記ヒンジの回転中心となる回転軸部材の延長上から見た側面視で、前記回転軸部材の輪郭の範囲内にある
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 電子機器であって、
    第1筐体および第2筐体と、
    前記第1筐体に対して前記第2筐体を相対的に回動可能に連結するヒンジと、
    前記第1筐体に設けられたディスプレイを含む電気デバイスと、
    前記第2筐体に設けられたプリント基板と、
    前記電気デバイスと前記プリント基板とを電気的に接続するためのフレキシブル基板と、
    を備え、
    前記第1筐体は、前記第2筐体に対する回動動作により前記ヒンジと同軸上で回転し、前記フレキシブル基板が挿通された回転体を備え、
    前記回転体は、前記フレキシブル基板を前記電気デバイスへ導く第1開口部、前記フレキシブル基板を前記プリント基板へ導く第2開口部、および前記フレキシブル基板が通っている基板孔を備え、
    前記第1筐体と前記第2筐体とが互いの一面が対向した状態で互いに積層された収納形態で、前記基板孔は前記第1筐体と前記第2筐体との積層方向に延在しており、前記回転体は、前記基板孔を挟んで前記第2筐体に対面する側の第1半体およびその反対側の第2半体とを有しており、
    前記第1半体における前記第2開口部を形成する内側面は、先端部が前記回転中心に最も近くなっている
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、
    前記第2半体は前記第1筐体の側面を構成し、
    前記フレキシブル基板は、前記第2半体のうち前記第1筐体の側面を形成している直線状の壁部の内面に固定されている
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記回転軸部材は、前記第1筐体の一部に圧入されている
    ことを特徴とする電子機器。
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