JP7274213B2 - 計測装置 - Google Patents
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Description
1.計測装置1の外観構造
図1は、本実施形態に係る計測装置1の外観構造を示す側面図であり、図2は、計測装置1の外観構造を示す上面図である。
図3は、図2のIII-III線断面を示す断面図である。
図4(a)は、熱電対温度プローブ111の構造を示す断面図であり、図4(b)は、熱電対素線120,121の配設形態を示す斜視図である。
図5は、図2のB部を模式的に示す図であって、図5(a)は操作凸部112がガイド孔11bの前方側(+A側)に位置する状態、図5(b)は操作凸部112がガイド孔11bの後方側(-A側)に移動された状態、図5(c)は操作凸部112が係止部11cで係止された状態を示す。図6は、プローブカバー11に対する熱電対温度プローブ111の相対的な位置を示す図であって、図6(a)は熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の先端開口11aよりも外方に突出して露出した状態(熱電対温度プローブ111が第1位置にある第1状態)、図6(b)は熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の内方の空間11eに収容された状態(熱電対温度プローブ111が第2位置にある第2状態)を示す。
引き続き図5(a)~図(c)および図6(a)、(b)を用いて、作業者による操作凸部112の操作と熱電対温度プローブ111の位置について説明する。
図5(a)に示すように、操作凸部112がガイド孔11bにおける最も+A側に位置する場合には、図6(a)に示すように、熱電対温度プローブ111および操作凸部112が矢印D1,D2で示すように+A側に前進し、熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の先端開口11aよりも+A側に距離L2だけ突出して外方に露出した状態となっている。即ち、操作凸部112がガイド孔11b内に位置し、作業者が操作凸部112を操作していない状態では、スプリング117が長さL1まで伸び、熱電対温度プローブ111の先端部111aが矢印D1で示すように突出して外方に露出した状態(熱電対温度プローブ111が第1位置にある第1状態)となる。
次に、計測装置1での温度計測を行わない場合には、図5(a)に示すように、作業者は操作凸部112を矢印C1で示す向きに移動させ、図5(b)に示すように、操作凸部112がガイド孔11bにおける最も-A側に位置するようにする。このような作業者による操作凸部112の操作により、図6(b)に示すように、熱電対温度プローブ111および操作凸部112が矢印D3,D4で示すように-A側に後退し、熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の先端開口11aよりも-A側に距離L4だけ後退した状態(収容された状態)となる。即ち、計測装置1の未使用時や温度計測を行わず振動の強度計測だけを行う場合に、作業者が操作凸部112を矢印D3で示すようにガイド孔11bの最も-A側まで移動させた状態では、スプリング117が長さL3まで圧縮され、熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の内方の空間11eに収容された状態(熱電対温度プローブ111が第2位置にある第2状態)となる。
(3)保持状態
次に、図5(c)に示すように、作業者が熱電対温度プローブ111の位置を第2位置のまま保持しようとする場合には、図5(b)に示すように操作凸部112を矢印C2のように係止部11cに倒す。これにより、図5(c)に示すように、操作凸部112は、係止部11cで係止された状態となり、操作凸部112の+A側の端面が係止部11cを囲む三方の縁の内の+A側の縁(係止縁11d)に当接する。こにより、操作凸部112が図5(a)に示す位置に戻ることが防止される。
本実施形態に係る計測装置1では、熱電対温度プローブ111の先端部111aがプローブカバー11の内方の空間11e内に収容可能であって、且つ、保持機構(操作凸部112と係止部11cとの組み合わせで構成された機構)により、熱電対温度プローブ111の位置を第2位置で保持することができるようになっている。このため、本実施形態に係る計測装置1では、熱電対温度プローブ111の先端部111aをプローブカバー11の先端開口11aから外方(+A側)に露出させた第1状態(熱電対温度プローブ111が第1位置にある状態)とすることで対象物表面の温度計測を実行することができ、計測装置1を使用しない場合など温度計測を行わない場合には熱電対温度プローブ111の先端部111aをプローブカバー11の内方の空間11e内に収容した第2状態(熱電対温度プローブ111が第2位置にある状態)とし、且つ、保持機構により熱電対温度プローブ111の位置を第2位置のまま保持する(保持状態にする)ことで、計測装置1(特に、プローブカバー11の先端開口11aの付近)に外部から力が加わった場合にも、熱電対温度プローブ111の保護を図ることができる。
上記実施形態では、熱電対温度プローブを備えた計測装置の一例として、振動強度と対象物表面温度とを計測できる計測装置1を採用することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。熱電対温度プローブを用いて対象物の温度計測だけを行うことができる計測装置(温度計)を採用することもできるし、振動の強度および対象物表面の温度の計測に加え、その他の計測を行うことができる機能を更に備える計測装置を採用することもできる。
11 プローブカバー
11a 先端開口
11b ガイド孔
11c 係止部
110 振動プローブ
110a 先端部
111 熱電対温度プローブ
111a 先端部
112 操作凸部
116 管部材
116a 先端部
116c 外周面
117 スプリング(弾性部材)
118 芯部材
119 伝熱部材
120,121 熱電対素線
Claims (5)
- 計測装置であって、
先端部を対象物に当接させて当該対象物の温度計測を行う熱電対温度プローブと、
先端開口を有する、筒状のプローブカバーと、
を備え、
前記熱電対温度プローブは、前記先端部が前記プローブカバーの前記先端開口から外方に露出した第1位置と、前記先端部が前記プローブカバーの内方に収容された第2位置と、
の間で移動可能であって、且つ、2つの熱電対素線と、前記2つの熱電対素線の外周を囲むように配され、前記第1位置と前記第2位置との間での移動に際して前記2つの熱電対素線とともに前記プローブカバーの軸方向に移動する管部材と、を有し、
前記管部材は、当該管部材の外周面から径方向外側に向けて突設された操作凸部を有し、
前記プローブカバーは、前記第1位置と前記第2位置との間での移動に際して、前記操作凸部の可動域に対応して開口されたガイド孔と、当該ガイド孔に連接され、前記先端部が前記第2位置にある状態で前記操作凸部を係止する係止部と、を有し、
前記熱電対温度プローブは、前記操作凸部が前記係止部に係止されることにより前記先端部が前記第2位置で保持される、
計測装置。 - 請求項1に記載の計測装置において、
前記熱電対温度プローブは、
棒状または筒状であって、外周面における先端部近傍に前記2つの熱電対素線が取り付けられてなる芯部材と、
有底筒状であって、前記2つの熱電対素線を前記芯部材との間に挟んだ状態で前記芯部材の前記外周面の少なくとも一部および前記先端部を覆うように取り付けられた伝熱部材と、
を更に有し、
前記管部材は、前記伝熱部材における底部が管外方に突出するように、前記伝熱部材の外周を囲む状態で外装されている、
計測装置。 - 請求項1または請求項2に記載の計測装置において、
前記ガイド孔および前記係止部を、前記プローブカバーの外側から平面視する場合に、
前記ガイド孔は、前記管部材の長手方向に沿って設けられており、
前記係止部は、前記ガイド孔の端部部分から前記長手方向に対して交差する方向に凹設された孔部である、
計測装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の計測装置において、
前記管部材を前記プローブカバーの外方に向けた方向に付勢する弾性部材を更に備えて
いる、
計測装置。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の計測装置において、
先端部を対象物に当接させて当該対象物の振動強度の計測を行う振動プローブを更に備え、
前記振動プローブの前記先端部は、前記プローブカバーの前記先端開口から外方に露出している、
計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019231844A JP7274213B2 (ja) | 2019-12-23 | 2019-12-23 | 計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019231844A JP7274213B2 (ja) | 2019-12-23 | 2019-12-23 | 計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021099284A JP2021099284A (ja) | 2021-07-01 |
JP7274213B2 true JP7274213B2 (ja) | 2023-05-16 |
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ID=76541061
Family Applications (1)
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JP (1) | JP7274213B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013164265A (ja) | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Parama Tec:Kk | 体温計 |
JP2018084419A (ja) | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 株式会社ミヤワキ | 計測装置 |
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2019
- 2019-12-23 JP JP2019231844A patent/JP7274213B2/ja active Active
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