JP7271531B2 - マクラギ及びマクラギの製造方法 - Google Patents

マクラギ及びマクラギの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、マクラギ及びマクラギの製造方法に関する。
本願は、2018年06月01日に、日本に出願された日本国特願2018-106064号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
樹脂等で形成されたマクラギに埋込み栓が埋込まれている場合がある(例えば、特許文献1参照)。埋込み栓は、ねじ部と、ねじ部の端部の外周面に設けられた鍔部と、を備えている。ねじ部の内周面には、雌ネジが形成されている。埋込み栓は、マクラギのマクラギ本体に形成された埋込み孔内で、接着材(接着体)により固定されている。
マクラギをこのように構成すると、施工現場でマクラギを穿孔する必要がなく、アンカーボルト等をマクラギの埋込み栓に固定することができる。さらに、鍔部により、アンカーボルト等がマクラギから引抜かれるのに耐える引抜き力が向上する。
特開2002-161501号公報
埋込み栓は、マクラギ本体の埋込み孔内でねじ部の中心軸線周りに回転する虞がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされた発明であって、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するのを抑制したマクラギ、及びこのマクラギの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係るマクラギは、レールが配置される上面及び接地面に対向させる底面を有し、上面から底面に貫通する複数の埋込み孔が形成されたマクラギ本体と、前記埋込み孔内に少なくとも一部が配置された複数の埋込み栓と、を備え、前記埋込み孔は、その底部に大幅孔部を有し、複数の前記埋込み孔の大幅孔部は、互いに離間し、前記埋込み栓は、ねじ部と、前記ねじ部の下端部に設けられ、前記大幅孔部に配置された鍔部と、を有し、前記鍔部は、前記ねじ部の中心軸線に沿う方向に見たときに楕円形状を呈し、
前記マクラギ本体を前記ねじ部の中心軸線方向から見たときに、前記ねじ部の中心軸線と前記鍔部の中心軸線とが、前記楕円形状の長軸方向に互いに離間し、前記大幅孔部の内周面は、前記埋込み栓が前記ねじ部の中心軸線周りに回転するときに、前記鍔部が係止する係止部分を備えていることを特徴としている。
上記マクラギによれば、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転すると、例えば、鍔部が大幅孔部の内周面にねじ部の周方向に係止したり、鍔部が、埋込み孔の内面と埋込み栓の外面とを固定する接着体に係止したりする。従って、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するのを抑制することができる。
また、マクラギ本体に複数の埋込み孔が形成され、かつ、マクラギが複数の埋込み栓を備えている。したがって、1つの埋込み孔に1つの埋込み栓を配置することができる。よって、例えば2つの埋込み孔を横断するように1つの埋込み栓を配置するような場合に比べて、埋込み孔への埋込み栓の配置作業を簡便化することができる。
また、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するときに、鍔部が大幅孔部の係止部分にねじ部の周方向に係止することで、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するのを抑制することができる。
また、上記のマクラギにおいて、前記鍔部の重心は、前記中心軸線から離間した位置に配置されていてもよい。
このマクラギによれば、中心軸線に沿う方向に見たときに鍔部が楕円状を呈する場合に、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するのを抑制することができる。
前記係止部分は、前記ねじ部の中心軸線との距離が所定の値になる部分である近接内面部であり、前記ねじ部の中心軸線から前記鍔部の外周面の所定の部分までの距離が、前記所定の値よりも長くてもよい。
前記埋込み孔の内面と前記埋込み栓の外面とを固定する接着体を更に備えていてもよい。
このマクラギによれば、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するときに、鍔部が接着体にねじ部の周方向に係止することで、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転するのを抑制することができる。
前記鍔部は、前記鍔部の外周面のうち、前記ねじ部の中心軸線との距離が所定の値になる部分である近接外面部と、前記鍔部の外周面のうち、前記ねじ部の中心軸線との距離が、前記所定の値よりも長くなる部分である離間外面部と、を備え、前記接着体は、前記鍔部の外周面と前記大幅孔部の内周面との間に全周にわたって配置されていてもよい。
本発明の一態様に係るマクラギの製造方法は、前記マクラギ本体に前記埋込み孔を形成する孔形成工程と、前記埋込み栓の少なくとも前記鍔部の一部を、前記埋込み孔内に挿入する配置工程と、を行う。
本発明のマクラギによれば、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転する作用を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態のマクラギに軌条が固定された状態の一部を破断した正面図である。 図2は、図1におけるマクラギ、埋込み栓、及び軌条の位置関係を示す、一部を破断した平面図である。 図3は、図2中の要部拡大図である。 図4は、図3中の切断線A1-A1の断面図である。 図5は、本発明の第1実施形態のマクラギの製造方法を示すフローチャートである。 図6は、同マクラギの製造方法の孔形成工程から固定工程を説明する縦断面図である。 図7は、同マクラギの製造方法の除去工程及び平坦化工程を説明する縦断面図である。 図8は、本発明の第1実施形態の変形例におけるマクラギにおける要部の横断面図である。 図9は、図8中の切断線A2-A2の断面図である。 図10は、本発明の第1実施形態の変形例におけるマクラギにおける要部の横断面図である。 図11は、図10中の切断線A3-A3の断面図である。 図12は、マクラギ、埋込み栓、及び軌条の他の位置関係を示す、一部を破断した平面図である。 図13は、実施例の埋込み栓の平面図である。 図14は、実施例の埋込み栓の縦断面図である。 図15は、比較例の埋込み栓の平面図である。 図16は、比較例の埋込み栓の縦断面図である。 図17は、本発明の第2実施形態のマクラギに軌条が固定された状態の一部を破断した正面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るマクラギの一実施形態を、図1から図16を参照し、説明する。
図1に示すように、本実施形態のマクラギ1は、マクラギ本体11と、埋込み栓16と、接着体21と、を備えている。
マクラギ本体11は、軌条51の幅方向(以下、単に幅方向という)に長い直方体状に形成されている。例えば、マクラギ本体11は、エスロン ネオランバーFFU(登録商標、積水化学工業株式会社製)で形成することが好ましい。エスロン ネオランバーFFUは、ガラス長繊維を所定の方向(例えば幅方向)に引き揃えて熱硬化性樹脂中に埋設した熱硬化性樹脂発泡体である。なお、マクラギ本体11を木等で形成してもよい。
図1は、軌条51を構成する一対のレール52のうち一方のみを示している。
図1及び図2に示すように、マクラギ本体11は、上面および底面を有する。上面には、レール52が配置される。底面は、図示しない接地面に対向する。マクラギ本体11には、上面から底面に貫通する複数の埋込み孔12が形成されている。図示の例では、マクラギ本体11の幅方向の各端部には、マクラギ本体11を上下方向に貫通する埋込み孔12がそれぞれ一対形成されている。なお、図1ではマクラギ本体11の幅方向の一方の端部のみを示している。図2に、後述する小径孔部12aの形状を二点鎖線で示す。図2では、接着体21の一部を示していない。マクラギ本体11の各端部において、一対の埋込み孔12は、レール52を幅方向に挟むように配置されている。
埋込み孔12の下端部以外の部分には、小径孔部12aが形成されている。小径孔部12aは、上下方向に沿う方向に見た平面視で円形状である。小径孔部12aは、上下方向に延びている。
埋込み孔12の下端部には、大径孔部(大幅孔部)12bが形成されている。
言い換えると、埋込み孔12は、その底部に大径孔部12bを有している。大径孔部12bは、平面視で小径孔部12aよりも内径が大きい円形状である。大径孔部12bは、小径孔部12aに連なっている。
複数の埋込み孔12の大径孔部12aは、互いに離間している。言い換えると、複数の埋込み孔12の大径孔部12aは、幅方向(水平方向)に連続していない。図示の例では、複数の埋込み孔12そのものが、幅方向に連続していない。複数の埋込み孔12は、マクラギ本体11内で互いに独立している。
図2に示すように、大径孔部12bの中心軸線と小径孔部12aの中心軸線は、軌条51の長手方向(以下、単に長手方向と言う)に位置をずらして(離間して)配置されている。小径孔部12aは、平面視で大径孔部12bの外周縁内に配置されている。
マクラギ本体11の端部に形成された一対の埋込み孔12において、一方の埋込み孔12における小径孔部12aの中心軸線は、大径孔部12bの中心軸線に対して長手方向の一方側にずれて(離間して)いる。同様に、一対の埋込み孔12において、他方の埋込み孔12における小径孔部12aの中心軸線は、大径孔部12bの中心軸線に対して長手方向の他方側にずれ(離間し)ている。
小径孔部12aの中心軸線をこのようにずらすことにより、埋込み栓16にネジをねじ込んだ際に、後述する鍔部18が大径孔部12b内で回転することがないため、供回りを防ぐことができる。
図1及び図2に示すように、埋込み栓16は、筒状部17(ねじ部)と、鍔部18と、を備えている。筒状部17は、円筒状に形成されている。筒状部17の長さは、小径孔部12aの長さよりも長く、埋込み孔12全体の長さよりも短い。筒状部17の内周面には雌ネジが形成されている。筒状部17の外径、及び埋込み孔12の小径孔部12aの内径は、互いに同程度の長さである。筒状部17の下端部以外は、小径孔部12a内に配置されている。筒状部17は、筒状部17の中心軸線C1が上下方向に沿うように配置されている。筒状部17は、小径孔部12aを液密に塞ぐことが好ましい。なお、小径孔部12aと筒状部17との間に、接着剤等の封止部材を配置してもよい。
筒状部17の下端部の内部空間は、筒状部17の内部に浸入した雨水等を筒状部17の外部に排出する水抜き孔に相当する。
図3及び図4に示すように、鍔部18は板状を形成している。鍔部18は、筒状部17の下端部の外周面に、筒状部17の全周にわたって設けられている。鍔部18は、平面視で長手方向を長軸とする楕円形状(長円形状)を呈している。このとき、筒状部17の中心軸線C1に垂直方向の筒状部17の断面積は、前記中心軸線C1に垂直方向の鍔部18の断面積に比べて小さい。
鍔部18の重心P1は、中心軸線C1から離間した位置に配置している。この例では、中心軸線C1は、鍔部18の楕円の長軸上に配置している。言い換えると、マクラギ10を筒状部17の中心軸線C1方向から見たときに、筒状部17の中心軸線C1と鍔部18の中心軸線とが互いに離間している。
図3に示すように、鍔部18は、鍔部18の外周面に近接外面部18a及び離間外面部(所定の部分)18bを備える。近接外面部18aは、鍔部18の外周面のうち、筒状部17の中心軸線C1との距離L1が最小(所定の値)になる部分である。離間外面部18bは、鍔部18の外周面のうち、中心軸線C1との距離L2が最大になる部分である。
離間外面部18bは、鍔部18の楕円の長軸上における中心軸線C1から離間した側の端に配置している。離間外面部18bと中心軸線C1との距離L2は、近接外面部18aと中心軸線C1との距離L1よりも長い。
鍔部18は、埋込み孔12の大径孔部12b内に配置している。大径孔部12bの内周面と中心軸線C1との距離は、大径孔部12bの内周面の一部である近接内面部12b1において最小値である距離L3となる。なお、大径孔部12bの内周面には、大径孔部12bと小径孔部12aとの接続部分における水平面に沿う面は含まれない。
距離L3は、離間外面部18bと中心軸線C1との距離L2よりも短い。鍔部18の離間外面部18bは、大径孔部12bの近接内面部12b1に対向しないように配置されている。図4に示すように、本実施形態では、埋込み栓16の全体が埋込み孔12内に配置されている。
なお、例えば、埋込み栓16の筒状部17が埋込み孔12の小径孔部12aから上方に突出し、埋込み栓16の一部が埋込み孔12内に配置されているように構成してもよい。筒状部17及び鍔部18に、突起や溝が形成されていてもよい。鍔部18は、筒状部17の周方向の一部のみに設けられてもよい。
例えば、筒状部17は鋼管で形成され、鍔部18は鋼板で形成されている。筒状部17と鍔部18とは、溶接等により接合されている。
筒状部17及び鍔部18は、ステンレス鋼等で形成してもよい。埋込み栓16を構成する筒状部17及び鍔部18を、ナイロン等の樹脂等により一体に形成してもよい。
このとき、マクラギ1は、軽量化が期待できる。すなわち、複数の埋込み栓が1つの鍔部を介して一体に固定されている場合、鍔部が大きくなる分、重くなる。しかしながら、このマクラギ1では、複数の埋込み栓16が互いに独立していることから埋込み栓16の軽量化が可能であり、ひいてはマクラギ1全体の軽量化が期待できる。
接着体21は、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等で構成されている。図3に示すように、接着体21は、埋込み孔12の内面と埋込み栓16の鍔部18の外面との間に充填され、埋込み孔12の内面と埋込み栓16の外面とを固定している。近接外面部18aの径方向外側は、接着体21が接触した状態で接着体21により覆われている。なお、近接外面部18aの径方向外側は、接着体21により覆われていなくてもよい。
図4に示すように、接着体21の下面は、マクラギ本体11の下面と面一である。
図1に示すように、例えば、マクラギ本体11上には、タイプレート54を介してレール52が固定されている。タイプレート54には、内部に固定ボルト55を配置するためのボルト孔54aが形成されている。
なお、図1においては、レール52を固定する一対の固定ボルト55のうちの一方を示していない。
タイプレート54にレール52を固定する方法は、特に限定されない。この例では、タイプレート54に形成された図示しない雌ネジにボルト58が嵌め合わせられている。タイプレート54上に配置した座金59の一端部が、レール52のレールベース52aの上方に配置されている。ボルト58に嵌め合わされたナット60を締め付けることにより、ワッシャ61及び座金59を介してレールベース52aが下方に押圧される。以上のように、タイプレート54にレール52が固定されている。
タイプレート54のボルト孔54aには、固定ボルト55が配置されている。固定ボルト55の雄ネジは、埋込み栓16の雌ネジに嵌め合っている。固定ボルト55の頭部とタイプレート54との間には、ワッシャ63が配置されている。
次に、以上のように構成されたマクラギ1を製造する本実施形態のマクラギの製造方法(以下、単に製造方法とも言う)について説明する。図5は、本実施形態の製造方法S10を示すフローチャートである。
まず、孔形成工程(図5に示すステップS11)において、図6に示すようにマクラギ本体11に埋込み孔12を形成する。埋込み孔12の形成には、例えば円柱状のドリル刃を有するドリルが用いられる。埋込み孔12として、小径孔部12a及び大径孔部12bをそれぞれ形成する。
孔形成工程S11が終了すると、ステップS13に移行する。
次に、埋込み栓配置工程(配置工程、ステップS13)において、埋込み栓16を、マクラギ本体11の埋込み孔12内に挿入する。より具体的には、埋込み孔12の小径孔部12a内に埋込み栓16の筒状部17を挿入し、埋込み孔12の大径孔部12b内に埋込み栓16の鍔部18を挿入する。
なお、小径孔部12aから筒状部17が外部に突出するように筒状部17を挿入してもよいし、大径孔部12bから鍔部18が外部に突出するように鍔部18を挿入してもよい。このように、埋込み孔12内に埋込み栓16の少なくとも鍔部18の一部を挿入する。このとき、前述のように、鍔部18の離間外面部18bが大径孔部12bの近接内面部12b1に対向しないように配置する。
埋込み栓配置工程S13が終了すると、ステップS15に移行する。
次に、孔塞ぎ栓配置工程(ステップS15)において、埋込み栓16の雌ネジにボルト(孔塞ぎ栓)71に形成された雄ネジを嵌め合わせることにより、埋込み栓16の水抜き孔の内周面を、埋込み栓16から外部に突出するボルト71の外周面で液密に塞ぐ。
このとき、埋込み栓16の雌ネジに鍔部18側からボルト71を挿入する。ボルト71の雄ネジと、固定ボルト55の雄ネジとは、同一の外径及びネジのピッチである。マクラギ本体11の埋込み孔12から外部にボルト71の頭部が突出するように、ボルト71の軸部の長さ等を選ぶことが好ましい。
なお、予め孔塞ぎ栓配置工程S15を行ってから、埋込み栓配置工程S13を行ってもよい。
孔塞ぎ栓配置工程S15が終了すると、ステップS17に移行する。
次に、固定工程(ステップS17)において、埋込み孔12の内面と埋込み栓16の外面とを接着体21で固定する。より具体的には、埋込み孔12の大径孔部12bの内面と埋込み栓16の鍔部18の外面との間に流動性を有する接着性組成物21Aを流し込む。接着性組成物21Aは、例えばポリオールとジイソシアネートとを混合させたものである。埋込み栓16の筒状部17と埋込み孔12の小径孔部12aとが液密に塞がれているため、接着性組成物21Aは、筒状部17と小径孔部12aとの間を通って、下方に流れない。
ポリオールとジイソシアネートとが重合により硬化してポリウレタンである接着体21になったときに、接着体21はマクラギ本体11と埋込み栓16とを固定する。
接着性組成物21Aが重合して接着体21に変化したときに、接着体21が埋込み孔12から外部に突出するように、埋込み孔12に流し込む接着性組成物21Aの量を決めることが好ましい。
接着体21Aの種類は、ポリオールとジイソシアネートの混合物に限定しない。例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂などである。
固定工程S17が終了すると、ステップS19に移行する。
次に、除去工程(ステップS19)において、図7に示すように、水抜き孔からボルト71を除去することにより、水抜き孔を介してマクラギ本体11の外部と埋込み栓16の内部空間とを連通させる。
具体的には、ボルト71の頭部に図示しないスパナ等を係合させ、ボルト71を軸線周りに回転させることにより、埋込み栓16の雌ネジからボルト71の雄ネジを取外す。このとき、仮に埋込み栓16が筒状部17の中心軸線C1周りに回転したとしても、鍔部18が大径孔部12bの所定の部分(係止部分)に係止する。すなわち、本実施形態では、鍔部18の離間外面部18bが大径孔部12bの近接内面部b1(係止部分)に、筒状部17の周方向に係止する。これにより、埋込み栓16の供回りが規制される。
除去工程S19が終了すると、ステップS21に移行する。
次に、平坦化工程(ステップS21)において、接着体21の外面を、マクラギ本体11の外面と面一にする。外面を面一にするには、公知のサンディング機等を用いる。
以上で、製造方法S10の全工程が終了し、マクラギ1が製造される。マクラギ1を製造した後で、マクラギ本体11の下面が下方になるように配置する。マクラギ1に固定ボルト55等によりタイプレート54を固定し、さらに、タイプレート54にボルト58等によりレール52を固定する。
以上のように構成され製造されるマクラギ1において、マクラギ本体11に対して固定ボルトが回転すること等により、埋込み栓16が筒状部17の中心軸線C1周りに回転しようとする場合について説明する。
鍔部18が埋込み孔12の大径孔部12b内に配置された状態から、埋込み栓16を中心軸線C1周りに回転させる。大径孔部12bの近接内面部12b1と中心軸線C1との距離L3は鍔部18の離間外面部18bと中心軸線C1との距離L2よりも短い。このため、埋込み栓16が中心軸線C1周りに回転するときに、離間外面部18bが近接内面部b1に筒状部17の周方向に係止する。
従って、本実施形態のマクラギ1及び製造方法S10は、埋込み栓16が筒状部17の中心軸線C1周りに回転するのを抑制する。
鍔部18は平面視で楕円状を呈し、鍔部18の重心P1は中心軸線C1から離間した位置に配置されている。鍔部18が平面視で楕円状を呈する場合に、埋込み栓16が中心軸線C1周りに回転するのを抑制することができる。
本実施形態のマクラギ1は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図8及び図9に示すマクラギ2は、マクラギ1の埋込み栓16に代えて埋込み栓26を備えている。なお、図8では接着体21の一部を示していない。埋込み栓26は、埋込み栓16の鍔部18に代えて鍔部27を備えている。
鍔部27は、板状に形成されている。鍔部27は、筒状部17の下端部の外周面に、筒状部17の全周にわたって設けられている。鍔部27は、平面視で矩形状を呈している。鍔部27の重心P5は、筒状部17の中心軸線C1から離間した位置に配置されている。鍔部27の重心P5は、中心軸線C1から鍔部27の矩形の長辺に沿ってずれた(離間した)位置に配置されている。
鍔部27は、鍔部27の外周面に近接外面部27a及び離間外面部27bを備える。近接外面部27aは、鍔部27の外周面の、筒状部17の中心軸線C1との距離L5が最小である部分である。離間外面部27bは、鍔部27の外周面、中心軸線C1との距離L6が最大となる部分である。
離間外面部27bは、鍔部27の中心軸線C1から離間した側の矩形の角部に配置している。離間外面部27bと中心軸線C1との距離L6は、近接外面部27aと中心軸線C1との距離(最小の距離)L5よりも長い。
大径孔部12bの内周面と中心軸線C1との距離は、大径孔部12bの内周面の一部である近接内面部12b2において最小値である距離L7となる。距離L7は、離間外面部27bと中心軸線C1との距離L6よりも短い。鍔部27の離間外面部27bは、大径孔部12bの近接内面部12b2に対向しないように配置されている。
以上のように構成され製造されるマクラギ2が、埋込み栓26が筒状部17の中心軸線C1周りに回転しようとする場合について説明する。
大径孔部12bの近接内面部12b2と中心軸線C1との距離L7は、離間外面部27bと中心軸線C1との距離L6よりも短い。このため、埋込み栓26が中心軸線C1周りに回転するときに、離間外面部27bが近接内面部b2に筒状部17の周方向に係止する。
従って、変形例のマクラギ2によっても、埋込み栓26が筒状部17の中心軸線C1周りの回転を抑制することができる。
図10及び図11に示すマクラギ3は、マクラギ1の埋込み栓16に代えて埋込み栓31を備える。埋込み栓31は、埋込み栓16の鍔部18に代えて鍔部32を備える。
鍔部32は、板状に形成されている。鍔部32は、筒状部17の下端部の外周面に、筒状部17の全周に設けられている。鍔部32は、平面視で多角形状を呈している。鍔部32の外接円C3の中心P11は、筒状部17の中心軸線C1から離間した位置に配置されている。鍔部32の重心P11は、中心軸線C1から鍔部27の多角形の辺の中央部にずれた(離間した)位置に配置されている。
鍔部32は、鍔部32の外周面に近接外面部32a及び離間外面部32bを備える。近接外面部32aは、鍔部32の外周面のうち、筒状部17の中心軸線C1との距離L9が最小となる部分である。近接外面部32aは、鍔部32のうち中心軸線C1に接近した辺の中央部に配置されている。離間外面部32bは、鍔部32の外周面のうち、中心軸線C1との距離L10が最大となる部分である。離間外面部32bは、鍔部32のうち中心軸線C1から離間した角部に配置されている。離間外面部32bと中心軸線C1との距離L10は、近接外面部32aと中心軸線C1との距離L9よりも長い。
大径孔部12bの内周面と中心軸線C1との距離は、大径孔部12bの内周面の一部である近接内面部12b3において最小値である距離L11である。距離L11は、離間外面部32bと中心軸線C1との距離L10よりも短い。
以上のように構成され製造されるマクラギ3が、埋込み栓31が筒状部17の中心軸線C1周りに回転しようとする場合について説明する。
大径孔部12bの近接内面部12b3と中心軸線C1との距離L11は、離間外面部32bと中心軸線C1との距離L10よりも短い。このため、埋込み栓31が中心軸線C1周りに回転するときに、離間外面部32bが、近接内面部12b3に筒状部17の周方向に係止する。
従って、変形例のマクラギ3のように平面視で鍔部32が多角形状を呈する場合に、埋込み栓31が筒状部17の中心軸線C1周りへの回転を抑制することができる。
なお、この変形例では、鍔部は、平面視で四角形状、八角形状等や、円形状(真円形状)でもよい。
図12に示すマクラギ4では、マクラギ本体11の幅方向の端部に埋込み孔12が2対形成している。2対の埋込み孔12は、格子状に配置している。
2対の埋込み孔12において、長手方向の一方側に配置された一対の埋込み孔12における小径孔部12aの中心軸線は、大径孔部12bの中心軸線に対して長手方向の他方側にずれて(離間して)いる。長手方向の他方側に配置された一対の埋込み孔12における小径孔部12aの中心軸線は、大径孔部12bの中心軸線に対して長手方向の一方側にずれて(離間して)いる。
埋込み孔12の引抜き耐力は、鍔部18がマクラギ本体11を引き抜き剪断する抗力により強くなる。マクラギ本体11内に幅方向(マクラギ本体11の長軸方向)に沿って補強の繊維(ガラス長繊維)が配置されている為に、この引き抜き剪断抗力が更に強くなる。図12のように小径孔部12aの中心軸線が大径孔部12bの中心軸線に対して長手方向(マクラギ本体11の幅方向)にずれ(離間し)ていると、幅方向に沿って配置している長繊維のより多くの本数が鍔部18に引っかかり、剪断抗力が高くなる。その結果、埋込み孔12の引き抜き耐力を大きくすることができる。
接着体がマクラギ本体11及び埋込み栓16と同程度に硬い材料で形成されている場合には、近接外面部18aの径方向外側は、接着体が近接外面部18aに接触した状態で接着体により覆われていてもよい。この場合、固定工程S17において、接着体が、近接外面部18aの径方向外側を近接外面部18aに接触した状態で覆う。
このように構成されたマクラギでは、近接外面部18aと中心軸線C1との距離L1よりも離間外面部18bと中心軸線C1との距離L2が長い。よって、埋込み栓16が中心軸線C1周りに回転するとき、離間外面部18bが、近接外面部の径方向外側で近接外面部に接触した状態で覆っていた接着体に筒状部の周方向に係止する。従って、埋込み栓が筒状部の中心軸線周りへの回転を抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述した。具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態のマクラギ1では、近接外面部18aにおける所定の値は最小の値であるとした。ただし、所定の値は最大値よりも小さければ特に限定されない。離間外面部18bは、中心軸線C1との距離が所定の値よりも長い鍔部18の外周面の部分であれば、特に限定されない。
所定の部分は、鍔部18の外周面の離間外面部18bであるとしたが、所定の部分は鍔部18の外周面のうち離間外面部18bよりも中心軸線C1との距離が短い部分であってもよい。
大径孔部は、中心軸線C1周りに埋込み栓16を回転させて鍔部18を回転させたときに、鍔部18が大径孔部に交錯する限り大きくてもよい。
マクラギ1は、接着体21を備えなくてもよい。この場合、製造方法S10では、固定工程S17及び平坦化工程S21を行わなくてもよい。
鍔部18の重心P1は、中心軸線C1上に配置されてもよい。この場合、鍔部18は、平面視で円形状以外の形状、すなわち非円形状に形成されていればよい。
前記実施形態の製造方法S10では、孔塞ぎ栓配置工程S15、除去工程S19、及び平坦化工程S21を行わなくてもよい。
(実施例)
以下では、本発明の実施例及び比較例を具体的に示してより詳細に説明する。本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例のマクラギを、以下のように構成した。
・マクラギ本体:実施例及び比較例ともに、ガラス長繊維で補強された発泡ウレタンで形成した。マクラギ本体は、軌条の幅方向の長さが2400mm、長手方向の長さが200mm、上下方向の長さが200mmである。
・埋込み栓:埋込み栓を、表1のように形成した。
Figure 0007271531000001
実施例及び比較例に共通する埋込み栓の仕様は、以下の様である。実施例の埋込み栓36を、図13及び図14に示す。比較例の埋込み栓41を、図15及び図16に示す。埋込み栓36,41を鉄で形成した。筒状部37の上下方向の長さを131mm、筒状部37の外径を29mmとした。筒状部37の雌ネジは、M20のメートル並目ネジが嵌め合うように形成した。
図13及び図14に示すように、実施例の埋込み栓36の鍔部38は、平面視で外径が79mmの円形状であるとし、厚さを19mmとした。筒状部37の中心軸線と鍔部38の中心軸線とのずれは、7.5mmとした。
図15及び図16に示すように、比較例の埋込み栓41の鍔部42は、平面視で一辺が70mmの正方形状であるとし、厚さを19mmとした。筒状部37の中心軸線と鍔部42の中心軸線とのずれは0mm、すなわち筒状部37の中心軸線と鍔部42の中心軸線とは同軸上に決定した。
接着体には、ウレタン接着剤を用いた。
なお、実施例のマクラギに形成する埋込み孔の小径孔部は、φ30mmのキリ等で形成した。埋込み孔の大径孔部は、φ80mmのキリを用い一度で形成した。
比較例のマクラギに形成する埋込み孔の小径孔部は、φ30mmのキリ等で形成した。埋込み孔の大径孔部は、φ60mmのキリ等を用い4回位置をずらして穿孔することにより形成した。
この結果、1つの埋込み孔を形成するのに必要な穿孔時間は、以下のようになった。実施例では、小径孔部は40秒、大径孔部は40秒であった。比較例では、小径孔部は40秒、大径孔部は160秒であった。
1本のマクラギ本体に、埋込み孔が4つ形成されているとする。この場合、実施例のマクラギ本体に埋込み孔を形成するのに必要な穿孔時間は、320秒になる。比較例のマクラギ本体に埋込み孔を形成するのに必要な穿孔時間は、800秒である。
比較例のマクラギに比べて実施例のマクラギでは、埋込み孔を形成する為に必要な穿孔時間を短く抑えられることが分かった。
(第2実施形態)
以下、本発明に係るマクラギの第2実施形態を、図17を参照し、説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態のマクラギ2は、マクラギ本体21と、埋込み栓16と、接着体21と、を備えている。
埋込み栓16は、ねじ部47と、鍔部18と、を備えている。ねじ部47は、軸状である。ねじ部47の外周面には、雄ネジが形成されている。鍔部18は、ねじ部47の端部に設けられている。埋込み栓16は、全体としてアンカーボルトのような形態である。ねじ部47は、接着体21を介してマクラギ本体21と固定されている。ねじ部47は、雌ネジを有する部材65を上から締め込むことでマクラギ本体21に固定されている。部材65は、頂部を有するねじである。部材65の内周面に前記雌ネジが形成されている。部材65の一部は、埋込み孔12内に配置されている。
なお前記実施形態では、大径孔部が円形状であるが、円形状でなくてもよい。
本発明によれば、埋込み栓がねじ部の中心軸線周りに回転する作用を抑制することができる。
1,2,3,4 マクラギ
11 マクラギ本体
12 埋込み孔
12b1,12b2,12b3 近接内面部
16,26,31,36 埋込み栓
17,37 筒状部(ねじ部)
18,27,32,38 鍔部
18a,27a,32a 近接外面部
18b,27b,32b 離間外面部(所定の部分)
21 接着体
47 ねじ部
C1 中心軸線
C3 外接円
L1,L2,L3 距離
P1 重心
P11 中心
S10 製造方法(マクラギの製造方法)
S11 孔形成工程
S13 埋込み栓配置工程(配置工程)
S17 固定工程

Claims (6)

  1. レールが配置される上面及び接地面に対向させる底面を有し、上面から底面に貫通する複数の埋込み孔が形成されたマクラギ本体と、
    前記埋込み孔内に少なくとも一部が配置された複数の埋込み栓と、を備え、
    前記埋込み孔は、その底部に大幅孔部を有し、
    複数の前記埋込み孔の大幅孔部は、互いに離間し、
    前記埋込み栓は、
    ねじ部と、
    前記ねじ部の下端部に設けられ、前記大幅孔部に配置された鍔部と、を有し、
    前記鍔部は、前記ねじ部の中心軸線に沿う方向に見たときに楕円形状を呈し、
    前記マクラギ本体を前記ねじ部の中心軸線方向から見たときに、前記ねじ部の中心軸線と前記鍔部の中心軸線とが、前記楕円形状の長軸方向に互いに離間し
    前記大幅孔部の内周面は、前記埋込み栓が前記ねじ部の中心軸線周りに回転するときに、前記鍔部が係止する係止部分を備えているマクラギ。
  2. 前記鍔部の重心は、前記ねじ部の中心軸線から離間した位置に配置されている請求項1に記載のマクラギ。
  3. 前記係止部分は、前記ねじ部の中心軸線との距離が所定の値になる部分である近接内面部であり、
    前記ねじ部の中心軸線から前記鍔部の外周面の所定の部分までの距離が、前記所定の値よりも長い請求項1または2に記載のマクラギ。
  4. 前記埋込み孔の内面と前記埋込み栓の外面とを固定する接着体を更に備える請求項1からのいずれか1項に記載のマクラギ。
  5. 前記鍔部は、
    前記鍔部の外周面のうち、前記ねじ部の中心軸線との距離が所定の値になる部分である近接外面部と、
    前記鍔部の外周面のうち、前記ねじ部の中心軸線との距離が、前記所定の値よりも長くなる部分である離間外面部と、を備え、
    前記接着体は、前記鍔部の外周面と前記大幅孔部の内周面との間に全周にわたって配置されている請求項に記載のマクラギ。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載のマクラギの製造方法であって、
    前記マクラギ本体に前記埋込み孔を形成する孔形成工程と、
    前記埋込み栓の少なくとも前記鍔部の一部を、前記埋込み孔内に挿入する配置工程と、を行うマクラギの製造方法。
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