JP7271073B2 - Drainage structure of interior materials - Google Patents
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Description
本発明は、車両の内装部材に設けられる排水構造に関する。 The present invention relates to a drainage structure provided in an interior member of a vehicle.
特許文献1には、車両部材の一例が開示されている。当該車両部材は、バックドアのアウタパネルを車外側から覆うガーニッシュである。アウタパネルに支持される当該車両部材の下端には、車両後方に向けて凹む溝部が形成されている。当該溝部は、略水平となっている。
当該溝部は、略水平となっているため水滴が滞留することがある。たとえば当該溝部よりも車両下方に電装部品が配置されている場合、水滴が当該電装部品に付着することがある。これにより、当該電装部品に不具合が発生するおそれがある。したがって、当該溝部に滞留した水滴を適切な位置に流下させることによって、当該電装部品に水滴が付着することを抑制することが望まれる。 Since the groove is substantially horizontal, water droplets may stay there. For example, when an electrical component is arranged below the vehicle with respect to the groove, water droplets may adhere to the electrical component. As a result, there is a risk that a problem will occur in the electrical component. Therefore, it is desired to prevent water droplets from adhering to the electrical component by allowing the water droplets remaining in the groove to flow down to an appropriate position.
本発明は、上記事情に鑑み、車両の内装部材に取り付けられた対象部品に水滴が付着することを抑制できる内装部材の排水構造を提供することをその課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a drainage structure for an interior member that can suppress adhesion of water droplets to target parts attached to the interior member of a vehicle.
本発明によって提供される内装部材の排水構造は、車室に配置された内装部材と、前記内装部材に取り付けられた対象部品と、を備え、前記内装部材には、前記対象部品よりも車両上方に位置する導水部が設けられ、前記導水部は、所定方向に傾斜しており、前記導水部は、水滴を保持しつつ前記所定方向に向けて前記水滴を流下させる吸着領域を有することを特徴としている。 A drainage structure for an interior member provided by the present invention includes an interior member arranged in a vehicle interior, and a target component attached to the interior member, wherein the interior member is provided above the vehicle with respect to the target component. The water guide portion is inclined in a predetermined direction, and the water guide portion has an adsorption area that holds water droplets and causes the water droplets to flow down in the predetermined direction. and
本発明にかかる内装部材の排水構造によれば、当該内装部材に取り付けられた対象部品に水滴が付着することを抑制できる。 According to the drainage structure for the interior member according to the present invention, it is possible to prevent water droplets from adhering to the target component attached to the interior member.
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。 Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
本発明を実施するための形態について、添付図面に基づいて説明する。 A mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
〔第1実施形態〕
図1~図3に基づき、本発明の第1実施形態にかかる内装部材の排水構造(以下「排水構造A10」という。)について説明する。排水構造A10は、車室に配置された内装部材10としてのフロントピラーガーニッシュ12を備える。フロントピラーガーニッシュ12は、合成樹脂製である。
[First embodiment]
A drainage structure for an interior member according to a first embodiment of the present invention (hereinafter referred to as “drainage structure A10”) will be described with reference to FIGS. 1 to 3. FIG. The drainage structure A10 includes a
さらに、説明の便宜上、これらの図において示されるuprを車両上方向、dwnを車両下方向、frを車両前方向、rrを車両後方向、rhを車両右方向、lhを車両左方向とする。なお、以下の説明で、特記なく上下を用いる場合は、車両上下方向の上下を指すものとし、特記なく左右を用いる場合は、車両左右方向(車幅方向)の左右を指すものとする。特記なく前後を用いる場合は、車両前後方向の前後を指す。 Further, for convenience of explanation, upr shown in these figures is the upward direction of the vehicle, dwn is the downward direction of the vehicle, fr is the forward direction of the vehicle, rr is the rearward direction of the vehicle, rh is the right direction of the vehicle, and lh is the left direction of the vehicle. In the following description, unless otherwise specified, "up and down" refers to the vertical direction of the vehicle, and "left and right" refers to the left and right of the vehicle in the lateral direction (vehicle width direction). When front and rear are used without special mention, they refer to front and rear in the longitudinal direction of the vehicle.
フロントピラーガーニッシュ12は、車両左側に位置するフロントピラー(図示略)を車室側から覆っている。何らかの要因により、フロントピラーガーニッシュ12の外面(車室内を向く面)に雨水などの水滴が付着することがある。当該水滴は、フロントピラーガーニッシュ12を伝って図1に示すインストルメントパネル11の内方に進入することがある。図1に示すように、インストルメントパネル11の内方には、対象部品30としてのジャンクションボックス31が取り付けられている。ジャンクションボックス31には、ボデーECUなどが収納されている。したがって、排水構造A10においては、フロントピラーガーニッシュ12を伝ってジャンクションボックス31や、当該ジャンクションボックス31に接続された配線等に付着する水滴を抑制することを目的としている。
The
図2に示すように、フロントピラーガーニッシュ12は、開口121および係合部122を有する。開口121は、フロントピラーガーニッシュ12を車幅方向に貫通している。開口121は、車外側からウインドガラスにより塞がれている。係合部122は、開口121の下端を規定している。
As shown in FIG. 2, the
排水構造A10においては、図2に示すように、フロントピラーガーニッシュ12の係合部122に導水部20が設けられている。図2および図3に示すように、導水部20は、係合部122の下端から下垂している。導水部20は、ジャンクションボックス31や、当該ジャンクションボックス31に接続された配線等よりも車両上方に位置する。導水部20は、所定方向に傾斜している。排水構造A10においては、当該所定方向は、車両前方および車両下方に向けた傾斜方向である。
In the drainage structure A10, as shown in FIG. As shown in FIGS. 2 and 3 , the
図2および図3に示すように、導水部20は、導水面21および吸着領域22を有する。導水面21は、フロントピラーガーニッシュ12の係合部122の下端につながっている。排水構造A10においては、導水面21は、車幅方向において車両内方(車室側)に向けて膨出する曲面である。吸着領域22は、導水面21の下端につながり、かつ図2の矢印が示す方向に延びている。図2および図3の矢印は、フロントピラーガーニッシュ12の外面に付着した水滴の流下経路を示している。
As shown in FIGS. 2 and 3 , the
吸着領域22は、水滴を保持しつつ、導水部20が傾斜する所定方向(図2に示す矢印の方向)に向けて当該水滴を流下させる。図4に示すように、吸着領域22は、第1溝部221および第2溝部222を含む。第1溝部221は、導水面21の下端につながっている。第2溝部222は、稜部223を介して第1溝部221の下端につながっている。第1溝部221および第2溝部222の各々は、水滴を流下させる樋をなす。排水構造A10においては、第1溝部221および第2溝部222の各々は、車幅方向において車両外方に向けて凹んでいる。したがって、第1溝部221および第2溝部222の各々が凹む向きは、導水面21が膨出する向きの反対側になっている。導水部20が延びる方向に対して直交する方向における第1溝部221および第2溝部222の各々の断面形状は、ともにV字状となっている。この他、第1溝部221および第2溝部222の各々の当該断面形状は、たとえば矩形状でもよい。第1溝部221および第2溝部222の各々の断面形状がともにV字状である場合、図4に示す第1溝部221の開き角α1は、図4に示す第2溝部222の開き角α2よりも大である。
The
図4に示すように、第2溝部222には、拡張部224が設けられている。拡張部224は、第2溝部222を規定する導水部20の表面を当該導水部20の内部に向けて拡張した部分である。これにより、当該表面の面積が拡大されている。拡張部224は、第1溝部221にも設けてもよい。
As shown in FIG. 4, the
図4に示すように、第2溝部222は、張出dを有する。張出dは、稜部223から下縁20Aに至る水平方向の突出区間である。下縁20Aは、第2溝部222において最も車両下方に位置する。排水構造A10においては、張出dは、稜部223から車幅方向において車両内方に向けて突出している。
As shown in FIG. 4, the
次に、排水構造A10の作用効果について説明する。 Next, the effects of the drainage structure A10 will be described.
排水構造A10においては、内装部材10(フロントピラーガーニッシュ12)には、対象部品30(ジャンクションボックス31)よりも車両上方に位置する導水部20が設けられている。導水部20は、所定方向に傾斜している。導水部20は、水滴を保持しつつ当該所定方向に向けて水滴を流下させる吸着領域22を有する。これにより、内装部材10に進入した水滴の大半が導水部20により所定の位置に流下されるため、内装部材10から対象部品30に滴下する水滴の量がごく僅かとなる。したがって、排水構造A10によれば、内装部材10に取り付けられた対象部品30に水滴が付着することを抑制できる。
In the drainage structure A10, the interior member 10 (front pillar garnish 12) is provided with a
吸着領域22は、第1溝部221および第2溝部222を含む。導水面21を伝って第1溝部221に付着した水滴には、表面張力が作用する。これにより、第1溝部221は、当該水滴を保持しつつ、導水部20が傾斜する所定方向に向けて当該水滴を流下させることができる。さらに、第1溝部221から車両下方に向けて溢れた水滴は、図4に示す稜部223を伝って第2溝部222に付着する。第2溝部222に付着した水滴にも、表面張力が作用する。これにより、第2溝部222も、当該水滴を保持しつつ、導水部20が傾斜する所定方向に向けて当該水滴を流下させることができる。このように、水滴を保持しつつ、導水部20が傾斜する所定方向に向けて当該水滴を流下させる吸着領域22の機能は、第1溝部221および第2溝部222により発揮される。
The
第2溝部222には、拡張部224が設けられている。これにより、第2溝部222に付着した水滴には、表面張力が作用することに加え、毛細管現象が現れる。これにより、第2溝部222が有する当該水滴を保持する力を増加させることができる。したがって、拡張部224は、吸着領域22が有する水滴を保持する機能をより向上させる。
An
第2溝部222は、張出dを有する。これにより、第1溝部221から車両下方に向けて溢れた水滴を、張出dによってより確実に受け止めることができる。
The
導水部20は、吸着領域22の上端につながる導水面21を有する。導水面21は、第1溝部221および第2溝部222の各々が凹む向きとは反対側に膨出する曲面である。これにより、導水面21を伝う水滴にはコアンダ効果が作用するため、導水面21から当該水滴が剥離することを抑制しつつ、より多くの当該水滴を吸着領域22に流下させることができる。
The
〔第2実施形態〕
図1、図5および図6に基づき、本発明の第2実施形態にかかる内装部材の排水構造A20(以下「排水構造A20」という。)について説明する。本図において、先述した排水構造A10と同一または類似の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。ここで、図5は、理解の便宜上、内装部材10としての蓋部材13(詳細は後述)を透過している。図5において透過した蓋部材13を二点鎖線で示している。
[Second embodiment]
A drainage structure A20 (hereinafter referred to as "drainage structure A20") for an interior member according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 5 and 6. FIG. In this figure, the same or similar elements as those of the drainage structure A10 described above are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted. Here, for convenience of understanding, FIG. 5 shows the lid member 13 (details will be described later) as the
排水構造A20は、車室に配置された内装部材10としてのインストルメントパネル11および蓋部材13を備える。インストルメントパネル11および蓋部材13の各々は、合成樹脂製である。
The drainage structure A20 includes an
図1に示すように、インストルメントパネル11は、車室前方に位置する。インストルメントパネル11には、対象部品30に加えてメータや各種電装部品が取り付けられる。インストルメントパネル11は、頂部111を有する。頂部111は、車両上下方向を向き、かつ車幅方向に沿って延びている。図5に示すように、頂部111は、係合部111Aを有する。係合部111Aは、頂部111の車幅方向の左端に位置する。図5に示すように、インストルメントパネル11は、吹出し口113を有する。吹出し口113は、頂部111を車両上下方向に貫通している。吹出し口113から、空調装置(図示略)において温度調節された空気が吹き出される。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、蓋部材13は、頂部111の車幅方向の左端の隣に位置する。蓋部材13は、インストルメントパネル11の頂部111と、フロントピラーガーニッシュ12とによって規定された開口を車両上方から塞いでいる。図6に示すように、蓋部材13は、係合部131を有する。係合部131は、頂部111の係合部111Aと、フロントピラーガーニッシュ12の係合部122とに係合している。
As shown in FIG. 1, the
図6の矢印が示すように、インストルメントパネル11の頂部111と、蓋部材13との隙間から、インストルメントパネル11の内方に水滴が進入することがある。このため、インストルメントパネル11の内方に取り付けられたジャンクションボックス31や、当該ジャンクションボックス31に接続された配線等に、当該水滴が付着することが懸念される。したがって、排水構造A20においては、頂部111と蓋部材13との隙間から進入して、ジャンクションボックス31や、当該ジャンクションボックス31に接続された配線等に付着する水滴を抑制することを目的としている。
As indicated by arrows in FIG. 6 , water droplets may enter inside the
排水構造A20においては、図5に示すように、インストルメントパネル11の頂部111に導水部20が設けられている。図5および図6に示すように、導水部20は、頂部111の車幅方向の左端に位置し、かつ係合部111Aよりも車両上方に位置する。導水部20は、ジャンクションボックス31や、当該ジャンクションボックス31に接続された配線等よりも車両上方に位置する。導水部20は、所定方向に傾斜している。排水構造A20においては、当該所定方向は、車両前方および車両下方に向けた傾斜方向(図5の矢印が示す方向)である。図6に示すように、排水構造A20においては、導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車幅方向において車両内方に向けて凹んでいる。
In the drainage structure A20, as shown in FIG. As shown in FIGS. 5 and 6, the
次に、排水構造A20の作用効果について説明する。 Next, the effects of the drainage structure A20 will be described.
排水構造A20においては、内装部材10(インストルメントパネル11の頂部111)には、対象部品30(ジャンクションボックス31)よりも車両上方に位置する導水部20が設けられている。導水部20は、所定方向に傾斜している。導水部20は、水滴を保持しつつ当該所定方向に向けて水滴を流下させる吸着領域22を有する。したがって、排水構造A20によっても、内装部材10に取り付けられた対象部品30に水滴が付着することを抑制できる。
In the drainage structure A20, the interior member 10 (the
〔第3実施形態〕
図1、および図7~図10に基づき、本発明の第3実施形態にかかる内装部材の排水構造A30(以下「排水構造A30」という。)について説明する。本図において、先述した排水構造A10と同一または類似の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。ここで、図10の断面位置は、図8の断面位置と同一である。
[Third Embodiment]
A drainage structure A30 (hereinafter referred to as "drainage structure A30") for an interior member according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 7 to 10. FIG. In this figure, the same or similar elements as those of the drainage structure A10 described above are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted. Here, the cross-sectional position of FIG. 10 is the same as the cross-sectional position of FIG.
排水構造A30は、車室に配置された内装部材10としてのインストルメントパネル11およびカウルサイドトリム14を備える。インストルメントパネル11およびカウルサイドトリム14の各々は、合成樹脂製である。
The drainage structure A30 includes an
図1および図7に示すように、インストルメントパネル11は、側部112を有する。側部112は、車幅方向を向き、かつインストルメントパネル11の車幅方向の左端に位置する。
As shown in FIGS. 1 and 7, the
図1および図7に示すように、カウルサイドトリム14は、インストルメントパネル11の側部112の下端を覆っている。カウルサイドトリム14は、主部141および収納部142を有する。主部141は、側部112の下端を覆っている。収納部142は、主部141から車幅方向において車両内方に向けて膨出している。
As shown in FIGS. 1 and 7 , the cowl side trim 14 covers the lower ends of the
図1および図7に示すように、インストルメントパネル11の側部112には、対象部品30としてのサイドジャンクションボックス32が取り付けられている。サイドジャンクションボックス32には、ヒューズなどが収納されている。サイドジャンクションボックス32は、カウルサイドトリム14の収納部142に覆われている。図8および図9の矢印が示すように、インストルメントパネル11とカウルサイドトリム14との隙間から、カウルサイドトリム14の内方に水滴が進入することがある。このため、サイドジャンクションボックス32に当該水滴が付着することが懸念される。したがって、排水構造A30においては、インストルメントパネル11とカウルサイドトリム14との隙間から進入してサイドジャンクションボックス32に付着する水滴を抑制することを目的としている。
As shown in FIGS. 1 and 7 , a
排水構造A30においては、図7に示すように、カウルサイドトリム14の主部141および収納部142の各々に、導水部20が設けられている。導水部20は、サイドジャンクションボックス32よりも車両上方に位置する。導水部20は、所定方向に傾斜している。排水構造A30においては、主部141に設けられた導水部20の当該所定方向は、車両左方および車両下方に向けた傾斜方向である。収納部142に設けられた導水部20の当該所定方向は、車両前方および車両下方に向けた傾斜方向である。図8に示すように、主部141に設けられた導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車両前後方向において車両後方に向けて凹んでいる。図9に示すように、収納部142に設けられた導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車幅方向において車両内方に向けて凹んでいる。
In the drainage structure A30, as shown in FIG. 7, the
図10は、排水構造A30の変形例である排水構造A31を示している。排水構造A31においては、導水部20は、カウルサイドトリム14の主部141ではなく、インストルメントパネル11の側部112の下端に設けられている。側部112に設けられた導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車両前後方向において車両前方に向けて凹んでいる。
FIG. 10 shows a drainage structure A31 that is a modification of the drainage structure A30. In the drainage structure A31, the
次に、排水構造A30の作用効果について説明する。 Next, the effects of the drainage structure A30 will be described.
排水構造A30においては、内装部材10(カウルサイドトリム14、またはインストルメントパネル11の側部112)には、対象部品30(サイドジャンクションボックス32)よりも車両上方に位置する導水部20が設けられている。導水部20は、所定方向に傾斜している。導水部20は、水滴を保持しつつ当該所定方向に向けて水滴を流下させる吸着領域22を有する。したがって、排水構造A30によっても、内装部材10に取り付けられた対象部品30に水滴が付着することを抑制できる。
In the drainage structure A30, the interior member 10 (the cowl side trim 14 or the
排水構造A10~排水構造A30が適用される車両は、右ハンドル車を対象としている。これにより、対象部品30が車両左側に位置することから、排水構造A10~排水構造A30は、車両左側に位置する内装部材10の各部位に設定される。これとは逆に、排水構造A10~排水構造A30は、左ハンドル車にも適用可能である。この場合においては、排水構造A10~排水構造A30は、車両右側に位置する内装部材10の各部位に設定される。
Vehicles to which the drainage structures A10 to A30 are applied are right-hand drive vehicles. Accordingly, since the
〔第4実施形態〕
図11~図13に基づき、本発明の第4実施形態にかかる内装部材の排水構造A40(以下「排水構造A40」という。)について説明する。本図において、先述した排水構造A10と同一または類似の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[Fourth embodiment]
A drainage structure A40 for an interior member according to a fourth embodiment of the present invention (hereinafter referred to as "drainage structure A40") will be described with reference to FIGS. 11 to 13. FIG. In this figure, the same or similar elements as those of the drainage structure A10 described above are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted.
排水構造A40は、車室に配置された内装部材10としてのドアトリム15およびカバー部材16を備える。ドアトリム15およびドアトリム15の各々は、合成樹脂製である。
The drainage structure A40 includes a
ドアトリム15は、車両右側に位置するドアのインナパネル(図示略)を車室側から覆っている。排水構造A40においては、当該ドアは、車両の後部座席にかかるスライドドアである。図12および図13に示すように、ドアトリム15は、車幅方向において車両外方に向けて突出する係合部151を有する。図11~図13に示すように、カバー部材16は、車幅方向においてドアトリム15と、ドアのインナパネルとの間に位置し、かつ車両前後方向に沿って延びている。カバー部材16は、ドアトリム15の上端に取り付けられている。カバー部材16は、係合部161を有する。係合部161は、カバー部材16の下端に位置する。係合部161は、係合部151に係合している。図11~図13に示すように、ドアトリム15およびカバー部材16により設けられた空間には、ドアのウインドガラスを車室側から覆うシェード17が収容されている。シェード17は、巻き取り式となっている。
The door trim 15 covers an inner panel (not shown) of a door located on the right side of the vehicle from the passenger compartment side. In the drainage structure A40, the door is a sliding door over the rear seat of the vehicle. As shown in FIGS. 12 and 13, the door trim 15 has an engaging
図11および図12に示すように、ドアトリム15には、対象部品30としてのハーネス33が取り付けられている。ハーネス33は、車幅方向においてドアトリム15と、ドアのインナパネルとの間に位置する。ハーネス33は、ドアの開閉や施錠などにかかる電気信号の伝達経路である。図13の矢印が示すように、ドアトリム15とカバー部材16との隙間から、ドアトリム15とドアのインナパネルとの間に設けられた空間に向けて水滴が進入することがある。このため、ハーネス33に当該水滴が付着することが懸念される。したがって、排水構造A40においては、ドアトリム15とカバー部材16との隙間から進入してハーネス33に付着する水滴を抑制することを目的としている。
As shown in FIGS. 11 and 12 , a
排水構造A40においては、図12に示すように、カバー部材16の係合部161に導水部20が設けられている。図12および図13に示すように、車幅方向に沿って視て、導水部20は、ドアトリム15の係合部151に重なっている。導水部20は、ハーネス33よりも車両上方に位置する。導水部20は、所定方向に傾斜している。排水構造A40においては、当該所定方向は、車両後方および車両下方に向けた傾斜方向(図12の矢印が示す方向)である。図13に示すように、排水構造A40においては、導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車幅方向において車両外方に向けて凹んでいる。
In the drainage structure A40, as shown in FIG. As shown in FIGS. 12 and 13 , the
次に、排水構造A40の作用効果について説明する。 Next, the effects of the drainage structure A40 will be described.
排水構造A40においては、内装部材10(カバー部材16)には、対象部品30(ハーネス33)よりも車両上方に位置する導水部20が設けられている。導水部20は、所定方向に傾斜している。導水部20は、水滴を保持しつつ当該所定方向に向けて水滴を流下させる吸着領域22を有する。したがって、排水構造A40によっても、内装部材10に取り付けられた対象部品30に水滴が付着することを抑制できる。
In the drainage structure A40, the interior member 10 (cover member 16) is provided with the
排水構造A40は、車両右側に位置するドアトリム15およびカバー部材16に設定される。これとは逆に、排水構造A40は、車両左側に位置するドアトリム15およびカバー部材16にも設定可能である。
The drainage structure A40 is set on the
〔第5実施形態〕
図14~図16に基づき、本発明の第5実施形態にかかる内装部材の排水構造A50(以下「排水構造A50」という。)について説明する。本図において、先述した排水構造A10と同一または類似の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[Fifth embodiment]
A drainage structure A50 for an interior member according to a fifth embodiment of the present invention (hereinafter referred to as "drainage structure A50") will be described with reference to FIGS. 14 to 16. FIG. In this figure, the same or similar elements as those of the drainage structure A10 described above are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted.
排水構造A50は、車室に配置された内装部材10としてのリアサイドトリム18、シートベルト191およびベルトアンカ192を備える。リアサイドトリム18およびベルトアンカ192の各々は、合成樹脂製である。
The drainage structure A50 includes a rear side trim 18, a
リアサイドトリム18は、車両右側に位置するリアピラーを含む車両側方部材(図示略)を車室側から覆っている。排水構造A50においては、リアサイドトリム18は、上方部材181および下方部材182を含む。上方部材181は、下方部材182よりも車両上方に位置する。リアサイドトリム18は、上方部材181および下方部材182により分割された部材の他、これらが一体となった部材でもよい。上方部材181は、開口181Aを有する。開口181Aは、上方部材181を車幅方向に貫通している。開口181Aは、車外側からウインドガラスにより塞がれている。
The rear side trim 18 covers a vehicle side member (not shown) including a rear pillar positioned on the right side of the vehicle from the passenger compartment side. In the drainage structure A50, the rear side trim 18 includes an upper member 181 and a lower member 182. The upper member 181 is positioned above the vehicle than the lower member 182 . The rear side trim 18 may be a member divided by the upper member 181 and the lower member 182, or may be an integral member. The upper member 181 has an
図14に示すように、シートベルト191の一部は、下方部材182と車両側方部材との間に設けられた空間に収納されている。シートベルト191は、車両後部座席に着座した乗員を拘束する。図14に示すように、ベルトアンカ192は、上方部材181を介して車両側方部材に取り付けられている。シートベルト191は、ベルトアンカ192に挿通されている。ベルトアンカ192は、シートベルト191の動きを可能としつつ、シートベルト191を支持している。
As shown in FIG. 14, part of the
図14および図15に示すように、下方部材182には、対象部品30としてリトラクタ34がブラケットなどを介して取り付けられている。リトラクタ34は、車幅方向において下方部材182と車両側方部材との間に位置する。リトラクタ34は、シートベルト191を巻き取るとともに、シートベルト191の一部を収納している。図16の矢印が示すように、リアサイドトリム18と車両側方部材との間において、上方部材181から下方部材182に向けて水滴が滴下することがある。このため、リトラクタ34に当該水滴が付着することが懸念される。したがって、排水構造A50においては、リトラクタ34に付着する水滴を抑制することを目的としている。
As shown in FIGS. 14 and 15, a
排水構造A50においては、図15に示すように、上方部材181の下端に導水部20が設けられている。図15および図16に示すように、車幅方向に沿って視て、導水部20は、下方部材182の上端に重なっている。導水部20は、リトラクタ34よりも車両上方に位置する。導水部20は、所定方向に傾斜している。排水構造A50においては、当該所定方向は、車両前方および車両下方に向けた傾斜方向(図15の矢印が示す方向)である。図16に示すように、排水構造A50においては、導水部20の第1溝部221および第2溝部222の各々は、車幅方向において車両内方に向けて凹んでいる。
In the drainage structure A50, as shown in FIG. 15, the
次に、排水構造A50の作用効果について説明する。 Next, the effects of the drainage structure A50 will be described.
排水構造A50においては、内装部材10(リアサイドトリム18)には、対象部品30(リトラクタ34)よりも車両上方に位置する導水部20が設けられている。導水部20は、所定方向に傾斜している。導水部20は、水滴を保持しつつ当該所定方向に向けて水滴を流下させる吸着領域22を有する。したがって、排水構造A50によっても、内装部材10に取り付けられた対象部品30に水滴が付着することを抑制できる。
In the drainage structure A50, the interior member 10 (rear side trim 18) is provided with the
排水構造A50は、車両右側に位置するリアサイドトリム18に設定される。これとは逆に、排水構造A50は、車両左側に位置するリアサイドトリム18にも設定可能である。さらに、排水構造A50は、車両左右両側のいずれかのセンターピラー(図示略)を車両内方から覆い、かつ主として車両前部座席に着座した乗員を拘束するシートベルトを収納するセンターピラーガーニッシュにも設定可能である。 The drainage structure A50 is installed in the rear side trim 18 located on the right side of the vehicle. Conversely, the drainage structure A50 can also be installed in the rear side trim 18 located on the left side of the vehicle. Furthermore, the drainage structure A50 also covers center pillars (not shown) on either the left or right side of the vehicle from the inside of the vehicle, and also serves as a center pillar garnish that houses seat belts that primarily restrain occupants seated in the front seats of the vehicle. Configurable.
本発明は、先述した実施形態に限定されず、対象部品30への水滴付着を抑制すべく様々な内装部材10に設けることができる。さらに、本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be provided in various
A10,A20,A30,A40,A50:排水構造
10:内装部材
11:インストルメントパネル
111:頂部
111A:係合部
112:側部
113:吹出し口
12:フロントピラーガーニッシュ
121:開口
122:係合部
13:蓋部材
131:係合部
14:カウルサイドトリム
141:主部
142:収納部
15:ドアトリム
151:係合部
16:カバー部材
161:係合部
17:シェード
18:リアサイドトリム
181;上方部材
182:下方部材
191:シートベルト
192:ベルトアンカ
20:導水部
20A:下縁
21:導水面
22:吸着領域
221:第1溝部
222:第2溝部
223:稜部
224:拡張部
30:対象部品
31:ジャンクションボックス
32:サイドジャンクションボックス
33:ハーネス
34:リトラクタ
α1,α2:開き角
d:張出
A10, A20, A30, A40, A50: Drainage structure 10: Interior member 11: Instrument panel 111:
Claims (1)
前記内装部材に取り付けられた対象部品と、を備え、
前記内装部材には、前記対象部品よりも車両上方に位置する導水部が設けられており、
前記導水部は、所定方向に傾斜しており、
前記導水部は、膨出する曲面をなす導水面と、前記導水面の下端に隣接する第1溝部と、車両上下方向において前記第1溝部を基準として前記導水面とは反対側に位置しており、かつ前記第1溝部に隣接する第2溝部と、前記第1溝部と前記第2溝部との境界をなす稜部と、を有し、
前記第1溝部および前記第2溝部の各々は、前記導水面が膨出する向きとは反対向きに前記導水面から陥入しており、
前記車両上下方向に視て、前記第2溝部を規定する前記内装部材の部分は、前記稜部よりも前記導水面が膨出する向きに張り出している、内装部材の排水構造。 an interior member arranged in the passenger compartment;
and a target part attached to the interior member,
The interior member is provided with a water guide portion positioned above the vehicle relative to the target part,
The water guide portion is inclined in a predetermined direction,
The water guide portion includes a water guide surface that forms a bulging curved surface, a first groove portion that is adjacent to a lower end of the water guide surface, and is positioned on the opposite side of the water guide surface with respect to the first groove portion in the vertical direction of the vehicle. and a second groove portion adjacent to the first groove portion, and a ridge forming a boundary between the first groove portion and the second groove portion,
Each of the first groove portion and the second groove portion is recessed from the water conveying surface in a direction opposite to the direction in which the water conveying surface bulges,
A drainage structure for an interior member, wherein a portion of the interior member defining the second groove portion protrudes in a direction in which the water guiding surface protrudes from the ridge portion when viewed in the vertical direction of the vehicle.
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