JP7270852B1 - 光送信装置及び光送信方法 - Google Patents

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Abstract

光送信器は、単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力する複数の光変調器(220-1~220-N)と、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力する変調光合波器(230)と、を備える。

Description

本開示は、光送信技術に関する。
光ファイバ通信の分野において、従来の光強度変調/直接検波方式では2値のNRZ(Non Return to Zero)変調方式が多くの場合に採用されている。通信の大容量化は継続して進んでおり、近年では例えば400Gbps級の光強度変調/直接検波方式において、多値変調方式の1つであるPAM4(4-level Pulse Amplitude Modulation)変調方式が採用されている。
一方、無線通信の分野においては、近年では無線アクセスネットワークの第5世代が一部導入されており、無線信号では64値の直角位相振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)を用いた直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が適用されている。
第6世代などの将来の無線アクセスネットワークの実現に向けて、モバイルフロントホールなどにおけるデータ情報の信号伝送に、無線アナログ信号を光搬送波に直接載せて光ファイバで伝送する光ファイバ無線技術が広く検討されている。その1つとして、複数のアナログ無線信号を中間周波数(IF:Intermediate Frequency)帯の信号に周波数変換し、中間周波数帯の信号を周波数多重することで1本の光ファイバで複数のチャネルのOFDM信号を収容できるIFoF(IF-over-Fiber)技術が検討されている。
IFoF技術では、数百MHz級からGHz級の占有帯域をもつチャネルを周波数領域上で多重することから、こうした広帯域なIF信号を光搬送波に載せ光信号を生成するための広帯域な光送信器が求められる。非特許文献1には、1つの広帯域リンクと複数の狭帯域リンクとがカスケードのように接続されたIFoF技術が提案されている。
"Cascaded IF-Over-Fiber Links With Hybrid Signal Processing for Analog Mobile Fronthaul", K. Tanaka et al., JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 38, NO. 20, OCTOBER 15, 2020, pp5656-5667.
1シンボルで1ビット(1と0の2値)を送るNRZ(Non Return to Zero)変調方式を適用した光通信ネットワークにおいて、EA変調器(電界吸収型変調器、EA:Electro-Absorption)等の光変調器を用いた光送信器は、高速性と高出力という特徴があり、広く用いられている。一方で、EA変調器等の光変調器は、電気信号に対する光信号の応答を示す変調曲線が非線形の特性を有することから、多値変調を行う場合には光変調器の駆動条件が大きく制限される問題があった。
IFoF技術において、光搬送波が1つである光送信器を用いて、1波長の光搬送波で複数のチャネルの信号を周波数多重で収容できれば、低コスト化及び大容量化が期待できる。しかしながら、チャネル数が増えることで、光変調器に入力する送信用変調信号の駆動振幅が増大してしまい、EA変調器の非線形領域での光変調につながる。非線形領域で光変調が行われると光信号の信号品質が劣化するので、周波数多重するチャネルの数が制限されるという課題があった。
本開示は、このような課題の認識を契機としてなされたものであり、複数のチャネルの信号を収容した変調信号で光変調を行うことができる光変調技術を提供することを目的とする。
本開示の実施形態による光送信器の一側面は、単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力する複数の光変調器と、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力する変調光合波器と、を備える。
本開示の実施形態による光送信器の一側面によれば、複数のチャネルの信号を収容した変調信号で光変調を行うことができる。
本開示の実施の形態1に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態1に係るEA変調器における消光カーブ特性とDCバイアス電圧の関係を示す図である。 本開示の実施の形態1に係るEA変調器における駆動振幅と光変調の波形例を示す図である。駆動振幅が小さい場合、線形な光変調が可能であることを示す。 本開示の実施の形態1に係るEA変調器における駆動振幅と光変調の波形例を示す図である。駆動振幅が大きい場合、非線形な光変調が行われることを示す。 本開示の実施の形態1に係るEA変調器における光変調の原理を説明するための図である。簡単のため、負周波数側の複素共役成分の図示は省略している。 光通信の分野で広く使われているEA変調器を有する光送信器の構成を示す図である。 比較例に係る光送信装置を用いた際の、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。 比較例に係る光送信装置を用いた際の、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。 本開示の実施の形態1に係る光送信装置を用いた際の、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。 本開示の実施の形態1に係る光送信装置のハードウェア構成を示す図である。 本開示の実施の形態2に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態2に係るEA変調器における光変調の原理を説明するための図である。 本開示の実施の形態2に係る光送信装置のハードウェア構成を示す図である。 本開示の実施の形態2に係る光送信装置の立ち上げ及び運用の手順を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態1及び実施の形態2に係る光送信器の動作を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本開示における種々の実施形態について詳細に説明する。なお、図面において同一または類似の符号を付された構成要素は、同一または類似の構成または機能を有するものであり、そのような構成要素についての重複する説明は省略する。
実施の形態1.
<構成>
本開示の実施の形態1に係る光送信装置100について、図1から図7を用いて説明する。なお、図1において、実線矢印は光信号の流れを、破線矢印は電気信号の流れを示している。
図1は、本開示の実施の形態1に係る光送信装置100の構成を示すブロック図である。光送信装置100は、光信号の送受信を司る通信装置又は光トランシーバの送信機能に着目した装置である。光送信装置100は、光ファイバ又は光空間通信を想定した無線空間を含む光通信ネットワークにおいて用いることができる。実際のシステムでは、同じ筐体に光受信器及び光受信器を制御する制御装置が光送信装置100とともに含まれている。この実施の形態1において、光受信器及び光受信器を制御する制御装置については、通常知られている装置を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
また、光送信装置100は、IFoF技術などにより、OFDM信号等の複数のチャネルの信号を送信する装置であり、例えば、無線アクセスネットワークのモバイルフロントホールでの光伝送を行うための装置として用いることができる。
図1に示されているように、光送信装置100は、光送信器200と変調信号生成部400を備えている。光送信器200は、1つあるいは複数の通信宛先に送るデータ情報として入力された電気の送信用変調信号を光信号に変換し、変換された光信号を出力する。多くの場合、光送信器は、最低1組の光源機能と変調機能を有する光デバイスとして構成される。送信用変調信号は一般に高速であり、オフセットとして与えられたDCバイアス電圧と交流成分の駆動振幅によって特徴づけられる電気信号である。
(変調信号生成部)
変調信号生成部400は、送信用変調信号を生成し、生成された送信用変調信号を光送信器200に出力する。変調信号生成部400は、光送信器200に対する専用の制御基板上で実現されてもよいし、光送信装置100全体に対する制御基板上で実現されてもよい。送信用変調信号は、複数のチャネルの信号(以下、「チャネル信号」と称する場合がある。)を収容した変調信号である。すなわち、送信用変調信号は、複数のチャネル信号を含む変調信号である。複数のチャネルは、周波数領域上で重ならないように分割されており、互いに独立している。したがって、異なるチャネル信号は互いに独立している。
(光送信器)
光送信器200は、一例として、CW光出力器210と、電界吸収型変調器(以下、EA変調器と称する。)220(220-1~220-N)と、変調光合波器230と、光増幅器240と、を備えている。
(CW光出力部)
CW光出力器210は、光信号の種となるCW(Continuous Wave:連続波)光を生成し、生成したCW光を、EA変調器220に出力する。CW光出力器210は、図1に示すように、光源211と、CW光分岐器212を備えている。
(光源)
光源211は、例えば、CW光を出力する半導体レーザ(LD:Laser Diode)である。光源211は、種光であるCW光を生成し、生成したCW光をCW光分岐器212に出力する。
(CW光分岐器)
CW光分岐器212は、光源211で生成されたCW光をN個に分岐して、分岐後のCW光をN個のEA変調器220-1~220-Nに分岐光として出力する。CW光分岐器212の分岐前及び分岐後のCW光について、搬送波周波数などの基本特性は光パワー以外同じである。CW光分岐器212は、光結合器又は多モード干渉導波路により構成される。
(EA変調器)
EA変調器220(220-1~220-N)は、本開示における光変調器の一例である。EA変調器220の他にも、リング共振器のような非線形な変調曲線特性を有する光変調器に本開示の技術を適用してもよい。EA変調器220(220-1~220-N)は、光源211の外部に備えられた外部変調器であり、導波路構造をしている。複数のEA変調器220-1~220-Nは、変調信号生成部400に並列に接続されている。各EA変調器220(220-1~220-N)は、CW光分岐器212を介して入力される分岐光であるCW光を、導波路に設けた電極を通じて印加される電気信号である送信用変調信号により光変調を行って光信号を生成し、生成した光信号を出力する。EA変調器220(220-1~220-N)に電気信号が印加されることにより、導波路内に電界が生じて通過するCW光の光吸収が生じ、その結果として出力光の光パワーが低下する。EA変調器220(220-1~220-N)は、このような光吸収効果を利用している。送信用変調信号として高速な電気信号が与えられることにより、EA変調器220(220-1~220-N)は、光強度または光パワーが変調された光信号の生成を行い、生成した光信号を出力する。特に、光源とEA変調器が集積されたデバイスは、電界吸収型変調器集積型半導体レーザ(EML-LD:Electro-absorption Modulator Laser Diode)として広く認知されている。
送信用変調信号はEA変調器220(220-1~220-N)を駆動させるためのバイアス印加された変調信号であり、DCバイアス電圧と駆動振幅の変調信号とが合成された電気信号である。EA変調器220は、図2に示すような逆方向印加電圧に対するパワー透過率(光出力)の関係、つまり消光カーブ特性を有している。図2において、横軸は逆方向印加電圧、つまり、送信用変調信号の電圧値を示し、縦軸はEA変調器220のパワー透過率、つまり光パワーを示している。なお、横軸において逆方向印加電圧を正の値としている。
消光カーブは印加される逆方向印加電圧に対してパワー透過率が非線形性を持って変化しているため、消光カーブにおける線形な領域で変調を行うように、適切にオフセットが与えられた送信用変調信号がEA変調器220(220-1~220-N)に与えられる。
ここで、図3Aに示すように、消光カーブにおける線形な領域で光変調を行う場合について考える。図3Aは、駆動振幅が小さい場合、線形な光変調が可能であることを示す。EA変調器の光出力パワーは、入力された電気信号と同じ波形形状を保った光出力が時系列で連続的に得られる。
他方、図3Bに示すように、消光カーブにおける非線形な領域で光変調を行う場合について考える。図3Bは、駆動振幅が大きい場合、非線形な光変調が行われることを示す。この場合、EA変調器の光出力パワーは、電気信号と異なる波形形状の光出力となる。こうした特性は、多値変調を行う場合に信号品質の劣化につながる。OFDM変調方式においても、多値のQAM信号を用いることから同様な問題が発生する。
すなわち、IFoF伝送方式を想定した場合、OFDM信号等の周波数多重する複数のチャネルの信号の数が増大し、信号数の増大に応じて駆動振幅が増大すると、消光カーブの非線形領域で光変調を行うことになり、EA変調器から出力される光信号が歪む。すなわち、多値信号のコンステレーションが不等間隔になる。したがって、光信号の歪みにより、光信号の誤り率が増大する恐れがある。
そこで、この実施の形態1では、消光カーブ特性の非線形な領域での光変調を回避して線形領域で光変調を行うため、光送信器200が複数のEA変調器220(220-1~220-N)を備えるように構成し、EA変調器220の数に応じてチャネルを分割するようにした。これにより、1つのEA変調器220当たりの駆動振幅を下げることができるので、消光カーブ特性の線形領域で光変調を行うことが可能となる。
この点について、図1および図4を用いて説明する。図4は、複数のEA変調器220を用いた線形領域での光変調の原理を示す図である。図4では、例として2つのEA変調器220-1及びEA変調器220-2を使用する場合を記載している。簡単のため、負周波数側の複素共役成分の図示は省略している。図4において、変調信号生成部400のIF信号生成部410は、光送信装置100として送信する複数のチャネルの無線信号を収容した広帯域な電気信号を変調信号として生成する。この変調信号は、CU(CU:Central Unit)若しくはDU(DU:Distributed Unit)又はこれらのユニットに近い中継ポイントからのダウンリンクの信号として送られる信号であってもよいし、RU(Radio Unit)に近い中継ポイントからCU若しくはDU又はこれらのユニットに近い中継ポイントに対するアップリンクの信号として送られる信号であってもよい。IF信号生成部410では、1つの光搬送波で送信することを想定したIF信号を生成する。
続いて、周波数分別部420は、広帯域なIF信号をEA変調器220の個数と同数個の帯域の信号に周波数領域上で分割する。図4の例ではEA変調器220の数は2であるので、周波数分別部420はIF信号を2分割する。なお、EA変調器220の数に応じて、分割数Nの値は2以上の任意の整数である。分割する方法としては、例えば、アナログ領域においてスプリッタでIF信号を分波した後に、各EA変調器220に対してあらかじめ選定した周波数領域上でのチャネル以外の周波数成分をバンドパスフィルタで除去することで実現できる。他にも、様々な簡易な構成でアナログ領域においてIF信号の分割が可能である。また、デジタル領域においても、例えば、複数の光搬送波に送ることを想定したそれぞれのIF信号に広帯域なIF信号を変換することでも分割できる。
図1に記載の振幅調整部430(430-1~430-N)には、複数に分割されたIF信号がそれぞれ入力される。振幅調整部430(430-1~430-N)はドライバを備え、入力されたIF信号の駆動振幅を調整する。例えば、振幅調整部430(430-1~430-N)は入力されたIF信号の駆動振幅を増幅する。振幅調整部430(430-1~430-N)は、振幅調整後のIF信号を、対応する直流交流合成部450(450-1~450-N)に出力する。なお、EA変調器220で光変調を行うために必要な振幅を確保できれば良いため、振幅調整部430(430-1~430-N)は、周波数分別部420の前段にのみ配置されてもよいし、周波数分別部420の前段及び後段の両方に多段で配置されてもよい。
図1に記載の直流交流合成部450(450-1~450-N)は、振幅調整部430(430-1~430-N)から出力されたIF信号に対して、DCバイアス電圧制御部440(440-1~440-N)から得た直流バイアス電圧を印加し、オフセットを与えられた送信用変調信号を生成し、生成した送信用変調信号をEA変調器220(220-1~220-N)に印加する。直流交流合成部450(450-1~450-N)は、バイアスティーにより実現することができる。
CW光出力器210から各EA変調器220(220-1~220-N)には、1つの光源211から出力され、分岐されたCW光が分岐光として入力される。分岐後の複数の分岐光は、自由空間においては、ほぼ同一の周波数及び波長を有する。各EA変調器220(220-1~220-N)は、入力された送信用変調信号を光信号に変換する。すなわち、各EA変調器220(220-1~220-N)は、分岐されたCW光の強度を、入力された送信用変調信号に応じて光変調し、光変調されたCW光を光信号として変調光合波器230に出力する。
(変調光合波器)
変調光合波器230は、EA変調器220(220-1~220-N)から出力される光信号を合波する。変調光合波器230は、例えば、光結合器又は多モード干渉導波路を備える。
(光増幅器)
光増幅器240は、合波された光信号を、ファイバ伝送中の光減衰を考慮して増幅する。ここで、光増幅器240は、例えば、SOA(Semiconductor Optical Amplifier)又はEDFA(エルビウム添加光ファイバ増幅器)を備える。光増幅器240がSOAにより実現される場合、光増幅器240はEA変調器220と同じ光半導体素子で形成され、導波路で光接続されてもよい。なお、光増幅する必要がない場合、光増幅器240を省いてもよい。
光合波された光信号は、例えば、光ファイバを介して光送信器200から出力される。光信号を観測してみると、見かけ上は1つの光源と1つの光変調器(EA変調器220)の対で生成されたものとして扱える。実際には、光送信器200は以上で説明したような構成を有するので、1つの光源211と複数の光変調器(EA変調器220-1~220-N)で光信号は生成されている。
図5は、比較として1つのEA変調器220Cを用いた通常の光送信器200Cの構成を示している。1つの光源211Cと1つのEA変調器220Cとが対として構成されており、1つのEA変調器220Cには1つの電気の送信用変調信号が入力される。
図6A~図6Cは、端的には、それぞれ、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。より具体的には、図6Aは、1つの搬送波(波長)と1つのEA変調器とを用いる場合における、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。図6Bは、複数の搬送波(波長)と複数のEA変調器とを用いる場合における、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。図6Cは、1つの搬送波(波長)と複数のEA変調器とを用いる場合における、IF信号と光搬送波の関係、および光送信器と光受信器の関係を説明するための図である。図6A及び図6Bは比較例に係り、図6Cは本開示の実施の形態1に係る。
図6Aに示す、1つのEA変調器を備える光送信器の構成によれば、1つの広帯域なIF信号が1つのEA変調器に入力され、1つの光搬送波により光信号が送信される。この構成は簡易な構成であるが、前述のとおり、EA変調器の非線形な変調曲線によりIF信号として収容する帯域あるいはチャネル数に制限が生じる。
図6Bに示す、周波数及び波長の異なる複数の光搬送波を用いる場合、EA変調器の個数に応じてIF信号に収容する帯域あるいはチャネル数を増やすことができるが、複数の光送信器を用意する必要があり、光送信装置全体のサイズ及び消費電力の増大につながる。また、光源及びEA変調器の複数の対を1つの光送信器の中で構成することも可能であるが、複数の光搬送波で伝送されるため、通信宛先にある光受信器において複数の光搬送波をそれぞれ分離して受信する必要がある。
図6Cに示す、本実施の形態1の場合では、複数個に分割されたIF信号が複数個のEA変調器220(220-1~220-N)に入力され、1つの光搬送波で光信号が送信される。この場合は、各EA変調器220の線形領域で光変調を行ないながらもIF信号として収容する帯域あるいはチャネル数を増やすことができる。また、多くの場合において、複数のEA変調器220(220-1~220-N)は1つの光半導体素子(チップ)で構成できるため、サイズ及び消費電力の増大を図6Bの場合と比較して抑えることが可能である。また、1つの光搬送波で光信号が伝送されるため、通信宛先にある光受信器において光搬送波を分離する必要はない。
次に、図7を参照して、図1に示した光送信装置100のハードウェア構成について説明する。なお、光送信器200のハードウェア構成については、図1に即して説明したとおりであるので、重複する説明は省略する。
光送信器制御部300は、CPU(Central Processing Unit)又はシステムLSI(Large Scale Integration)などのプロセッサ301と、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などで構成されるメモリ302と、通信インタフェース303と、入出力インタフェース304とを備えている。
プロセッサ301、メモリ302、通信インタフェース303及び入出力インタフェース304はバス305に接続され、バス305を介してデータ及び制御信号などの受け渡しが相互に行なわれる。
プロセッサ301は、メモリ302に記録されたプログラムを読み込み、処理を実行する。メモリ302には、各種データ、実施の形態1に係る光送信装置100の動作を実施するためのプログラム、及び光送信装置100の起動に必要な処理プログラムなどが格納される。
通信インタフェース303は、光送信装置100内部の各種部品と光送信装置100外部の各種部品との間でのデータ及び制御信号の送受信に使用される。
入出力インタフェース304は、電気配線を通じて、光送信器200と光送信器制御部300の間の制御信号及び変調信号を送受する。例えば、CW光出力器210に対しては光を発生させるための電流が光源211へ注入され、EA変調器220に対しては送信用変調信号が供給される。
変調信号生成部400の各構成部が行う機能は、メモリ302に格納されている、光送信を行う装置として動作させるためのプログラムをプロセッサ301が実行することにより実現される。
また、光送信器制御部300は光デバイスを含まない電気回路で構成されるが、光送信器制御部300は必ずしも光送信器200の外にある必要性はない。例えば、光送信器制御部300を構成する電気回路の一部は、光送信器200の中で構成されてもよい。
実施の形態2.
<構成>
次に、図8から図11を参照して、本開示の実施の形態2に係る光送信装置100Aについて説明する。光送信装置100Aは、実施の形態1に係る光送信器200に光パワー調整器250(250-1~250-N)が追加された光送信器200Aを備え、各光パワー調整器250を制御する光パワー制御部500を更に備える。本実施の形態2では、各EA変調器220から出力される光パワーを調整することができる。
各光パワー調整器250(250-1~250-N)は導波路に設けた電極により実現され、複数の光パワー調整器250-1~250-Nは光パワー制御部500に並列に接続される。導波路に設けた電極を通じて印加されるDCバイアス電圧により、導波路内での光吸収が生じると、印加する電極の間にフォトカレントが発生する。フォトカレントの大きさにより、光パワー調整器250における光吸収量ひいてはパワー透過率を推定できる。この性質を利用して、それぞれの光パワー調整器250(250-1~250-N)に印可するDCバイアス電圧を同じ値に設定することで、複数のEA変調器220-1~220-N間の光出力の相対ばらつきを推定することができる。
例えば、推定された複数のEA変調器250-1~250-N間の光出力の相対ばらつきに対して、この相対ばらつきが存在する状態から同じ光パワーが出力される状態に揃えたい場合には、それぞれのDCバイアス電圧を調整することで光吸収の度合いを調整し、光パワーを揃えることができる。なお、この時点ではDCバイアス電圧はそれぞれのEA変調器220で異なる値が用いられるため、光パワーの観測は行われない。光パワーの観測は装置の立ち上げ時に行う。
光パワーの調整方法として、半導体のPN接合に順方向のDCバイアス電圧をかけ又はDCバイアス電流を流すことで光パワー調整器250には光増幅効果(SOA機能)が働くため、光増幅の度合いを調整して光パワーを揃える方法を用いてもよい。
光パワー制御部500は、光パワー観測時には光パワー調整器250(250-1~250-N)に半導体のPN接合における逆方向のDCバイアスを印可し、入力される光信号の一部を光吸収させ、生じる光吸収電流量から入力光のパワーを推定する。次に、光パワー制御部500は、光パワー調整時に、所望のパワー比率となるようにあらかじめ設定したDCバイアス電圧又はDCバイアス電流を出力する。
図9に示すように、本実施の形態2の構成を適用することで、元となるIF信号を周波数領域で分割し、EA変調器220(250-1~250-3)により光変調を行うことにより、各EA変調器220(250-1~250-3)からの光信号のパワー比率を任意に変えることができる。
次に、図8に示した光送信装置100Aのハードウェア構成を、図10を用いて説明する。
実施の形態1の構成に対する変更点として、実施の形態2による光送信器200Aは、光送信器200の中に光パワー調整器250を備える。光パワー調整器250は、導波路に設けた電極により実現される。
また、光パワー制御部500は、電流読み取り、DCバイアス電圧の印可又はDCバイアス電流の注入、ルックアップテーブルの参照、及び簡単な算数処理等の動作を行う機能部であり、変調信号生成部400と同様に、光送信器制御部300Aにより実現される。すなわち、光パワー制御部500の機能は、メモリ302に格納されているプログラムをプロセッサ301が実行することにより実現される。光送信器制御部300Aは、光送信器制御部300と同様の構成を備える。
<動作:光送信装置>
次に、図11を参照して、実施の形態2に係る光送信装置100Aの動作について説明する。
ステップST1において、光送信装置100Aが起動される。
ステップST2において、光送信器制御部300Aは、光送信器200Aに必要な各種電圧又は電流を与え、運用中を模擬した電気信号にて光変調を開始する。
ステップST3において、光送信器制御部300Aは、各EA変調器220(220-1~220-N)から出力される光パワーを推定する。
ステップST4において、光送信器制御部300Aは、各EA変調器220(220-1~220-N)から出力される光パワーを調整する。
ステップST5において、光送信器制御部300Aは、実際の送信用変調信号にて光変調及び光信号の出力を開始する。
このように、光パワーの調整は光送信装置100Aの立ち上げ前に行う。すなわち、ステップST4の動作を、ステップST5の動作の前に行う。なお、調整前や、EA変調器220間の相対ばらつき又は所望の光パワー比率が予測できている場合は、光パワー観測のステップST3をスキップしてもかまわない。
<動作:光送信器>
次に、図12を参照して、実施の形態1に係る光送信器200及び実施の形態2に係る光送信器200Aについて説明する。ステップST11~S13及びS15は、実施の形態1及び実施の形態2に共通するステップである。ステップST14は、実施の形態2の場合に行われるステップであり、実施の形態1の場合には行われない。
ステップST11において、光源211は、単一波長のレーザ光を出射する。
ステップST12において、CW光分岐器212は、光源211から出射されたレーザ光を複数の分岐光に分岐する。
ステップST13において、EA変調器220-1~220-Nは、複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力する。
ステップST14において、光パワー調整器250-1~250-Nは、EA変調器220-1~220-Nから出力される複数の光信号の光パワーをそれぞれ調整して、調整された光信号を出力する。
ステップST15において、変調光合波器230は、EA変調器220-1~220-Nから出力される複数の光信号又は光パワー調整器250-1~250-Nから出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力する。
<付記>
以上で説明した種々の実施形態のいくつかの側面について、以下のとおりまとめる。
(付記1)
付記1の光送信器(200;200A)は、単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力する複数の光変調器(220-1~220-N)と、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力する変調光合波器(230)と、を備える。
(付記2)
付記2の光送信器(200;200A)は、付記1に記載された光送信器であって、前記単一波長のレーザ光を出射する光源(211)と、出射されたレーザ光を複数の分岐光に分岐する光分岐器(212)と、を更に備える。
(付記3)
付記3の光送信器(200A)は、付記1または2に記載された光送信器であって、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号の光パワーをそれぞれ調整して、調整された光信号を出力する複数の光パワー調整器(250)を更に備え、前記変調光合波器は、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号に代えて、前記複数の光パワー調整器から出力される複数の光信号を合波する。
(付記4)
付記4の光送信装置(100;100A)は、付記1から3のいずれか1つに記載された光送信器(200;200A)と、互いに独立な複数のチャネル信号を生成して、生成した複数のチャネル信号を出力する変調信号生成部(400)と、を備え、前記複数の光変調器は前記変調信号生成部に並列に接続されている。
(付記5)
付記5の光送信装置(100A)は、付記3に記載された光送信器(200A)と、複数の光パワー調整器が出力する光パワーを調整する光パワー制御部(500)と、を備え、前記複数の光パワー調整器は前記光パワー制御部に並列に接続されている。
(付記6)
付記6の光送信装置(100A)は、付記5に記載された光送信装置であって、互いに独立な複数のチャネル信号を生成して、生成した複数のチャネル信号を出力する変調信号生成部(400)を更に備え、前記複数の光変調器は前記変調信号生成部に並列に接続されている。
(付記7)
付記7の光送信方法は、複数の光変調器(220-1~220-N)及び変調光合波器(230)を備えた光送信器(200;200A)が行う光送信方法であって、前記複数の光変調器(220-1~220-N)により、単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力するステップと、前記変調光合波器(230)により、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力するステップと、を備える。
なお、実施形態を組み合わせたり、各実施形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本開示の光送信器は、単一波長の光搬送波を複数のチャネル信号で光変調する光送信器として用いることができる。
100 光送信装置、100A 光送信装置、100C 光送信装置、200 光送信器、200A 光送信器、200C 光送信器、210 CW光出力器、211 光源、211C 光源、212 CW光分岐器、220(220-1~220-N) 電界吸収型変調器(EA変調器;光変調器)、220C EA変調器、230 変調光合波器、240 光増幅器、240C 光増幅器、250(250-1~250-N) 光パワー調整器、300 光送信器制御部、300A 光送信器制御部、301 プロセッサ、302 メモリ、303 通信インタフェース、304 入出力インタフェース、305 バス、400 変調信号生成部、410 IF信号生成部、410C IF信号生成部、420 周波数分別部、430(430-1~430-N) 振幅調整部、430C 振幅調整部、440(440-1~440-N) DCバイアス電圧制御部、440C DCバイアス電圧制御部、450(450-1~450-N) 直流交流合成部、450C 直流交流合成部、500 光パワー制御部。

Claims (3)

  1. 単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力する複数の光変調器、
    前記複数の光変調器から出力される複数の光信号の光パワーをそれぞれ調整して、調整された光信号を出力する複数の光パワー調整器、および
    前記複数の光パワー調整器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力する変調光合波器、
    を備える光送信器と、
    前記複数の光変調器に並列に接続され、互いに独立な複数の信号をそれぞれ含み、前記複数の光変調器の数と同数の複数のチャネル信号を生成して、生成した複数のチャネル信号を前記互いに独立な複数のチャネル信号として前記複数の光変調器に出力する変調信号生成部と、
    前記複数の光パワー調整器に並列に接続され、前記複数の光パワー調整器が出力する光パワーを任意に調整する光パワー制御部と、
    を備える光送信装置。
  2. 前記光送信器は、
    前記単一波長のレーザ光を出射する光源と、
    出射されたレーザ光を3以上の複数の分岐光に分岐する多モード干渉導波路と、
    を更に備え
    前記複数の光変調器は、前記多モード干渉導波路により分岐された複数の分岐光を光変調する、
    請求項1に記載された光送信装置。
  3. 変調信号生成部と、複数の光変調器、複数の光パワー調整器及び変調光合波器を有する光送信器と、光パワー制御部と、を備える光送信装置が行う光送信方法であって、
    前記変調信号生成部により、互いに独立な複数の信号をそれぞれ含み、前記複数の光変調器の数と同数の複数のチャネル信号を生成して、生成した複数のチャネル信号を互いに独立な複数のチャネル信号として出力するステップと、
    前記複数の光変調器により、単一の光源から発せられる単一波長のレーザ光が分岐された複数の分岐光の強度を、前記互いに独立な複数のチャネル信号によりそれぞれ光変調して、光変調された分岐光を光信号として出力するステップと、
    前記複数の光パワー調整器により、前記複数の光変調器から出力される複数の光信号の光パワーをそれぞれ調整して、調整された光信号を出力するステップと、
    前記光パワー制御部により、前記複数の光パワー調整器が出力する光パワーを任意に調整するステップと、
    前記変調光合波器により、前記複数の光パワー調整器から出力される複数の光信号を合波して、合波された光信号を出力するステップと、
    を備える、光送信方法。
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