JP7270150B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本開示は、照明器具に関する。
照明器具のうちで導光体を用いる照明器具は、公知である。導光体とは、光を透過して導くことができる部材である。特許文献1には、筒状の導光体を備える照明器具が開示される。
特開2014-168063号公報
照明器具が用いられる空間では、様々な配光が求められる。例えば、店舗等に設けられる照明器具では、店舗の形態または店舗内のレイアウトによって、求められる配光が異なる。そこで、上述した筒状の導光体を用いる照明器具であっても、配光を制御することが求められる。
本開示の目的は、配光を制御することができる筒状の導光体を備える照明器具を提供することである。
本開示の一態様である照明器具は、筒状または棒状の導光体と、導光体の軸方向の一方の端面に近接して配置される光源と、導光体の周方向の一部分を覆う光学部材と、を備える。
本開示の一態様によれば、配光を制御することができる筒状の導光体を備える照明器具を提供することができる。
実施形態1の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態1の照明器具の配光を示すグラフ図である。 実施形態1の照明器具の設置例を示す斜視図である。 実施形態2の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態2の照明器具の配光を示すグラフ図である。 実施形態3の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態4の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態5の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態6の照明器具の構成を示す斜視図である。 実施形態6の照明器具の配光を示すグラフ図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例を詳細に説明する。実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであるから、図面に描画された構成要素の寸法などは、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略~」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。以下で説明する実施形態は例示であって、本開示の照明器具はこれに限定されない。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、照明器具の仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下では、照明器具の形状である円筒形状または円柱形状の軸方向、径方向および周方向を用いて説明する。以下の各図では軸線Pを示す。
<実施形態1>
図1を用いて、実施形態1の照明器具10の構成について説明する。図1は、照明器具10の構成を示す斜視図である。
照明器具10は、例えば天井等に設けられるダウンライトである。照明器具10は、ベース部材11と、光源12と、導光体13と、光学部材14と、を備える。
ベース部材11は、例えば天井面等の設置面に照明器具10を取り付ける取り付け部としての機能を有する。ベース部材11は、円盤形状に構成される。ベース部材11の下面には、複数の光源部12が環状に配置される。複数の光源部12は、ベース部材11の外周縁から所定距離を隔てて環状に配置される。
ベース部材11の下面には、光源部12に電力を供給する駆動回路(図示なし)が設けられる。駆動回路は、例えばベース部材11に内蔵されてもよい。ベース部材11は、支持部材(図示なし)によって、導光体13を支持する。また、ベース部材11は、支持基板(図示なし)によって、光学部材14を支持する。
光源12は、例えばLED(Light Emitting Diode)等である。複数の光源12は、水平面において互いに所定の間隔を設けて環状に配置される。複数の光源12は、円筒状に形成される導光体13の上端面に近接して対向するように配置される。複数の光源12は、例えば導光体13の上端面に接触して配置されてもよい。これにより、光源12から発せられた光を効率的に導光体13内に導入することができ、その結果、導光体13の内周面等を軸方向で均一に且つより明るく面発光させることが可能になる。
光源12は、図示しない電線によって駆動回路に電気的に接続される。これにより、光源12は、駆動回路からの電力供給を受けて発光することができる。駆動回路は、光源12への電力供給を制御し、各光源12の発光状態(すなわち、点灯、消灯、点滅、調光など)を制御する。
導光体13は、上端面から導入された光を下端側へ向けて導く機能を有する。導光体13は、例えば、透明な樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料によって好適に形成される。
導光体13は、筒状としての円筒状に形成される。導光体13は、その外周面上または内周面上にプリズム(図示なし)が形成される。プリズムは、例えばV字形状の溝を周方向に沿って形成することによって好適に形成される。これにより、上端面から導入された光が内周側に戻され、その結果、導光体13の内周面等を軸方向で均一に且つより明るく面発光させることが可能になる。
光学部材14は、導光体13の外周面から漏れた光を内周側に反射する機能を有する。光学部材14は、樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料で好適に形成される。
光学部材14は、半円筒形状に形成される。光学部材14は、導光体13の周方向の略1/2周分を覆う。例えば、光学部材14は、導光体13の周方向の略1/3または略2/3周分を覆うように形成されてもよい。
光学部材14は、例えば、円筒形状の下側を斜めに切り落とした形状、言い換えれば円筒形状の下側の端面を楕円形状とする形状であってもよい。
光学部材14は、例えば、導光体13の側周面の軸方向における上半分を円筒形状で覆い、導光体13の軸方向における下半分かつ周方向の略1/2周分を覆うような形状であってもよい。
光学部材14の軸方向の長さは、導光体13の軸方向の長さと略同一とする。光学部材14の上端位置および下端位置と、導光体13の上端位置および下端位置とは、軸方向において略同一位置とする。例えば、光学部材14の軸方向の長さを導光体13の軸方向の長さよりも若干長くし、光学部材14の下端位置を導光体13の下端位置よりも若干下方に位置してもよい。
光学部材14の内周側は、例えば反射率90%以上の反射面として形成される。光学部材14の内周側は、アルミ蒸着による鏡面処理が施されることによって好適に形成される。光学部材14の内周側は、例えば変形例として、金属薄膜や誘電体多層膜などの反射膜を、熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタ法またはメッキなどの方法によって形成してもよい。
ここで、光学部材14の周方向の中央と軸線Pとを含む断面をAA断面とする。軸線PにてAA断面と直交する断面をBB断面とする。
続いて、図2を用いて、実施形態1の照明器具10の配光について説明する。図2は、照明器具10の配光として配光曲線を示すグラフ図である。図2で示される実線はAA断面の場合を示す。図2で示される破線はBB断面の場合を示す。
照明器具10から照射された光の全体は、光学部材14が設けられていない、導光体13が露出する側に向かう。すなわち、光学部材14で覆われる側と光学部材14で覆われない側をそれぞれ端側とするAA断面では、配光が非対称となる。一方、両端側が対称であるBB断面では、配光が対称となる。
実施形態1の照明器具10の効果について説明する。照明器具10によれば、光学部材14によって導光体13の周方向の一部分(略1/2周分)を覆うことによって、配光の向きを制御することができる。
続いて、図3を用いて、実施形態1の照明器具10の設置例について説明する。図3(A)は、照明器具10に光学部材14を有しない照明器具10Aの設置例を示す模式図である。図3(B)は、照明器具10の設置例を示す模式図である。
まず、図3(A)に示すように、壁W1と壁W2と天井で構成される空間には、光学部材14を有しない照明器具10Aが設置される。このとき、配光は、全方向に対して均一である。
そして、図3(B)に示すように、照明器具10に光学部材14を取り付ける。このとき、上述したように、光学部材14によって導光体13の壁W1とは反対側の側周面を覆うことによって、配光を壁W1に向けて制御することができる。
さらに、光学部材14の位置を変更することによって、空間のレイアウト変更に対応することができる。例えば、光学部材14によって導光体13の壁W2と反対側の側周面を覆うことによって、配光を壁W2に向けて制御することができる。
<実施形態2>
次に、図4を用いて、実施形態2の照明器具20の構成について説明する。図4は、照明器具20の構成を示す斜視図である。
照明器具20は、例えば天井等に設けられるダウンライトである。照明器具20は、ベース部材21と、光源(図示なし)と、導光体23と、第1光学部材24と、第2光学部材25と、を備える。
実施形態2の照明器具20のベース部材21、光源および導光体23については、実施形態1の照明器具10のベース部材11、光源12および導光体13と同様の構成であるため、説明を省略する。
第1光学部材24は、導光体23の外周面から漏れた光を内周側に反射する機能を有する。第1光学部材24は、樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料で好適に形成される。第1光学部材24は、導光体23の側周面における軸方向の上端側を覆う。
第1光学部材24は、円筒形状に形成される。例えば、第1光学部材24は、導光体23の周方向の一部分を覆うように半円筒形状に形成されてもよい。例えば、第1光学部材24は、導光体23の周方向の略1/3または2/3周分を覆うように形成されてもよい。
第1光学部材24の軸方向の長さは、例えば、導光体23の軸方向の長さの略2/3程度とする。第1光学部材24の上端位置と、導光体23の上端位置とは、軸方向において略同一位置とする。
第1光学部材24の内周側は、例えば反射率90%以上の反射面として形成される。第1光学部材24の内周側は、アルミ蒸着による鏡面処理が施されることによって好適に形成される。第1光学部材24の内周側は、例えば変形例として、金属薄膜や誘電体多層膜などの反射膜を、熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタ法またはメッキなどの方法によって形成してもよい。
第2光学部材25は、第1光学部材24と光学特性が異なる。第2実施形態では、光学特性とは、例えば反射率である。第2光学部材25は、第1光学部材24よりも反射率が低い。言い換えれば、第2光学部材25は、第1光学部材24よりも透過率が高い。第2光学部材25は、導光体23の外周面から漏れた光の一部を内周側に反射する機能を有する。第2光学部材25は、樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料で好適に形成される。
第2光学部材25は、第1光学部材24の軸方向の下側に設けられ、導光体23の側周面を覆う。第2光学部材25は、半円筒形状に形成される。導光体23の周方向の略1/2周分を覆う。例えば、第2光学部材25は、導光体23の周方向の略1/3または略2/3周分を覆うように形成されてもよい。
第2光学部材25の軸方向の長さは、導光体23の軸方向の長さの略1/3程度とする。第2光学部材25下端位置は、導光体23下端位置よりも軸方向において若干下方に位置する。
第2光学部材25の内周側は、例えば反射率60%以下の反射面として形成される。第2光学部材25の内周側は、例えば特に加工することなく第2光学部材25の素材である樹脂によって好適に形成される。
第2光学部材25は、第1光学部材24の下端側に隙間なく密着して固定されることが好ましい。第2光学部材25の第1光学部材24への固定方法としては、例えば第1光学部材24の下端部と第2光学部材25の上端部にそれぞれ嵌合部を形成し、第1光学部材24に第2光学部材25を嵌合することによって固定してもよい。または、第1光学部材24の下端部と第2光学部材25の下端部にねじ部を形成し、第1光学部材24に第2光学部材25を螺合することによって固定してもよい。
ここで、第2光学部材25の周方向の中央と軸線Pとを含む断面をAA断面とする。軸線PにてAA断面と直交する断面をBB断面とする。
続いて、図5を用いて、実施形態2の照明器具20の配光について説明する。図5は、照明器具20の配光として配光曲線を示すグラフ図である。図5で示される実線はAA断面の場合を示す。図5で示される破線はBB断面の場合を示す。
照明器具20から照射された光の全体は、第2光学部材25が設けられていない、導光体23が露出する側に向かう。すなわち、第2光学部材25で覆われる側と第2光学部材25で覆われない側をそれぞれ端側とするAA断面では、配光が非対称となる。一方、両端側が対称であるBB断面では、配光が対称となる。また、照明器具20から照射された光の全体は、第1光学部材24よりも反射率の低い第2光学部材25を設けることによって配光が広い範囲となる。
実施形態2の照明器具20の効果について説明する。照明器具20によれば、第2光学部材25によって導光体23の周方向の一部分(略1/2周分)を覆うことによって、配光の向きを制御することができる。また、第1光学部材24よりも反射率の低い第2光学部材25を設けることによって配光を広い範囲に制御することができる。
<実施形態3>
次に、図6を用いて、実施形態3の照明器具30の構成について説明する。図6は、照明器具30の構成を示す斜視図である。
照明器具30は、例えば天井等に設けられるダウンライトである。照明器具30は、ベース部材31と、光源32と、導光体33と、第1光学部材34と、第2光学部材35と、を備える。
実施形態3の照明器具30のベース部材31、光源32および導光体33については、実施形態2の照明器具20のベース部材21、光源および導光体23と同様の構成であるため、説明を省略する。
実施形態3の第1光学部材34については、実施形態2の第1光学部材24と比較して一部の形状のみが異なるので、第1光学部材24と異なる形状部分のみについて説明する。実施形態3の第2光学部材35については、実施形態2の第2光学部材25と比較して一部の形状のみが異なるので、第2光学部材25と異なる形状部分のみについて説明する。
第1光学部材34の側周面には、複数のネジ穴34Aが規則的に形成される。具体的には、第1光学部材34の側周面の周方向において90°間隔でネジ穴34Aが形成される。また、第1光学部材34の側周面の軸方向において所定間隔でネジ穴34Aが形成される。
第1光学部材34の軸方向の長さは、例えば、導光体33の軸方向の長さの略1/2程度とする。第1光学部材34の上端位置と、導光体33の上端位置とは、軸方向において略同一位置とする。
第2光学部材35は、第1光学部材34の軸方向の下側に設けられ、導光体33の側周面を覆う。第1光学部材34は、導光体33の側周面における軸方向の下端側を覆う。
第2光学部材35は、円筒状に形成される。第2光学部材35の内径は、第1光学部材34に第2光学部材35が嵌合するように、第1光学部材34の外径と略同一に形成される。
第2光学部材35の軸方向の長さは、導光体33の軸方向の長さの略1/2程度とする。第2光学部材35の下端位置と、導光体33の下端位置とは、軸方向において略同一位置とする。
第2光学部材35の側周面には、複数のネジ穴35Aが規則的に形成される。具体的には、第2光学部材35の側周面の周方向において90°間隔でネジ穴35Aが形成される。また、第1光学部材34の側周面の軸方向において所定間隔でネジ穴35Aが形成される。
第2光学部材35は、第1光学部材34に隙間なく密着して固定されることが好ましい。例えば、第2光学部材35の第1光学部材34への固定方法としては、第1光学部材34に第2光学部材35を嵌合し、第1光学部材34の最下端のネジ穴34Aと、第2光学部材35の最上端のネジ穴35Aとを締結具としてのネジによって螺合することによって固定される。
実施形態3の照明器具30の効果について説明する。照明器具30によれば、第1光学部材34に対し第2光学部材35を簡単に固定することができる。
<実施形態4>
次に、図7を用いて、実施形態4の照明器具40の構成について説明する。図7は、照明器具40の構成を示す斜視図である。
照明器具40は、例えば天井等に設けられるダウンライトである。照明器具40は、ベース部材41と、光源42と、導光体43と、第1光学部材44と、第2光学部材45と、を備える。
実施形態4の照明器具40については、実施形態3の照明器具30と比較して第1光学部材44と第2光学部材45との固定方法および一部の形状のみが異なるので、固定方法および一部の形状のみについて説明する。
第1光学部材44は、円筒状に形成される。第1光学部材44の側周面には、周方向に沿った断面視にて三角形状の突起部が所定の間隔で形成される。第1光学部材44の下端部には、嵌合部(図示なし)が形成される。
第2光学部材45は、円筒状に形成される。第2光学部材45の上端部には、嵌合部(図示なし)が形成される。
第2光学部材45は、第1光学部材44に隙間なく密着して固定されることが好ましい。第2光学部材45の第1光学部材44への固定方法としては、第1光学部材44の嵌合部に第2光学部材45の嵌合部を嵌合することによって固定する。
実施形態4の照明器具40の効果について説明する。照明器具40によれば、第1光学部材44に対し第2光学部材45を簡単に固定することができる。
<実施形態5>
次に、図8を用いて、実施形態5の照明器具50の構成について説明する。図8は、照明器具50の構成を示す斜視図である。
照明器具50は、例えば誘導棒である。照明器具50は、ベース部材51と、光源(図示なし)と、導光体53と、第1光学部材54と、第2光学部材55と、を備える。
実施形態5の照明器具50のベース部材51、第1光学部材54および第2光学部材55については、実施形態2の照明器具20のベース部材21、第1光学部材24および第2光学部材25と同様の構成であるため、説明を省略する。
光源は、例えばCOB LED(Chip On Board Light Emitting Diode)等である。光源は、筒状に形成される導光体53の上端面に近接して対向するように配置される。光源は、例えば導光体53の上端面に接触して配置されてもよい。これにより、光源から発せられた光を効率的に導光体53内に導入することができ、その結果、導光体53の外周面等を軸方向で均一に且つより明るく面発光させることが可能になる。
導光体53は、上端面から導入された光を下端側へ向けて導く機能を有する。導光体53は、例えば、透明な樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料によって好適に形成される。導光体53は、円柱状に形成される。
実施形態5の照明器具50の効果について説明する。照明器具50によれば、第2光学部材55によって導光体53の周方向の一部分(略1/2周分)を覆うことによって、配光の向きを制御することができる。また、第1光学部材54よりも反射率の低い第2光学部材55を設けることによって配光を広い範囲に制御することができる。
<実施形態6>
次に、図9を用いて、実施形態6の照明器具60の構成について説明する。図9は、照明器具60の構成を示す斜視図である。
照明器具60は、例えば天井等に設けられるダウンライトである。照明器具60は、ベース部材61と、光源62と、導光体63と、第1光学部材64と、第2光学部材65と、を備える。
実施形態6の照明器具60のベース部材61、光源62、導光体63および第1光学部材64については、実施形態2の照明器具20のベース部材21、光源、導光体23および第1光学部材24と同様の構成であるため、説明を省略する。また、実施形態6の第2光学部材65の形状は、実施形態2の第2光学部材25の形状と同様であるため、説明を省略する。
第2光学部材65は、第1光学部材64と光学特性が異なる。第6実施形態では、光学特性とは、例えば透過において光源スペクトルを変化させることである。具体的には、第2光学部材65は、赤色の色素材料を含有している。そのため、第2光学部材65を透過した配光は、色温度、色座標または演色評価数において赤色または青色に係るパラメータが変化することになる。第2光学部材65は、樹脂材料(例えば、アクリル樹脂)またはガラス材料で好適に形成される。
続いて、図10を用いて、実施形態6の照明器具60の配光について説明する。図10は、照明器具60の配光のスペクトル分布を示すグラフ図である。図10で示される実線は、第2光学部材65による配光のスペクトル分布を示す。図10で示される破線は、露出した導光体63による配光のスペクトル分布を示す。
第2光学部材65を透過して照射された光は、650nmの波長付近でピークを有している。つまり、第2光学部材65を透過して照射された光は、赤色ということになる。露出した導光体63から照射された光は、600nmの波長付近でピークを有している。つまり、露出した導光体63から照射された光は、白色ということになる。
実施形態6の照明器具60の効果について説明する。照明器具60によれば、第2光学部材65に赤色の色素材料を含有することによって、配光の一部を赤色に制御することができる。これにより、例えば、店舗で販売する食料品等を新鮮に映えるように演出することができる。
10 照明器具、11 ベース部材、12 光源、13 導光体、14 光学部材

Claims (6)

  1. 状の導光体と、
    前記導光体の軸方向の一方の端面に近接して、互いに所定の間隔を設けて環状に配置される複数の光源と、
    前記導光体の周方向の一部分を覆う光学部材と、を備える、照明器具。
  2. 状の導光体と、
    前記導光体の軸方向の一方の端面に近接して配置される光源と、
    前記導光体の側周面における前記軸方向の一方の端側を覆う第1光学部材と、
    前記第1光学部材の前記軸方向の他方側に設けられ、前記導光体の側周面を覆う第2光学部材と、を備え、
    前記第1光学部材と前記第2光学部材とは、反射率が異なる別部材である、照明器具。
  3. 前記第2光学部材は、前記導光体の周方向の一部分を覆う、請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記第1光学部材と前記第2光学部材とは、締結具によって固定される、請求項2または3に記載の照明器具。
  5. 前記第1光学部材と前記第2光学部材とは、互いが嵌合することによって固定される、請求項2または3に記載の照明器具。
  6. 前記第2光学部材は、色素材料を含有する、請求項3から5のいずれか1項に記載の照明器具。
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