JP7268509B2 - 異常度算出方法、及び、異常度算出用コンピュータプログラム - Google Patents

異常度算出方法、及び、異常度算出用コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、異常度算出方法、及び、異常度算出用コンピュータプログラムに関する。
識別型ニューラルネットワークを用いた機器の故障診断方法が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。識別型ニューラルネットワークは、予め用意された標本データに基づき、入力データと異常との対応関係を学習する。入力データは、故障診断対象の機器の状態を計測するセンサの計測値であり得る。学習後の識別型ニューラルネットワークは、入力データに基づき、機器の異常の有無を表すデータを出力する。
識別型ニューラルネットワークへの入力データを、復元型ニューラルネットワークにも入力し、復元型ニューラルネットワークからの出力データに基づき、識別型ニューラルネットワークが取り扱うデータを評価する技術も知られている。
この技術によれば、復元型ニューラルネットワークからの出力データと復元型ニューラルネットワークへの入力データとの間の復元誤差として、ユークリッド距離を算出し、ユークリッド距離が基準より大きい場合に、識別型ニューラルネットワークが取り扱うデータが学習範囲外にあると判別する。
国際公開第2016/132468号
上述した技術を用いれば、複数のセンサの出力データを、復元型ニューラルネットワークに入力して、機器の異常を判別することができる。しかしながら、機器の状態を複数のセンサで監視する場合には、復元型ニューラルネットワークに対する入力データと、復元型ニューラルネットワークからの出力データとの間の復元誤差が、センサ毎にばらつく。
このため、従来のように、復元型ニューラルネットワークからの出力データと復元型ニューラルネットワークへの入力データとの間のユークリッド距離を単に算出する方法では、復元誤差のばらつきに起因して、高精度に異常度を算出することができない。このため、異常度と閾値との比較に基づき、異常の有無を精度よく判別することができない。
そこで、本開示の一側面によれば、複数のセンサからの各計測値と復元型ニューラルネットワークとに基づいて対象の異常度を算出するケースにおいて、センサ間の復元誤差のばらつきによる影響を抑えて、高精度に、異常度を算出可能な技術を提供できることが望ましい。
本開示の一側面によれば、対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、対象の異常度を算出する異常度算出方法が提供される。
本開示の一側面によれば、異常度算出方法は、対象の異常度を算出する前に、対象が正常であるときの各計測値を用いて、各復元誤差が最小になるように復元型ニューラルネットワークを構築することを含む。
本開示の一側面によれば、異常度算出方法は、対象の異常度を算出する際には、各復元誤差を、複数のセンサ間で重み付けして、異常度を算出することを含む。
各センサの計測値に関する上記復元誤差を、一律に取り扱わず、重み付けして、異常度を算出する方法によれば、復元誤差に関するセンサ間のばらつきが異常度の算出精度に与える影響を抑えて、高精度に対象の異常度を算出することができる。高精度な異常度の算出は、例えば、対象において発生する異常に対する適切な処置や迅速な処理を可能にする。従って、本開示の方法は、大変有意義である。
本開示の一側面によれば、対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、対象の異常度を算出する処理をコンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラムであって、上述した異常度算出方法をコンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラムが提供されてもよい。
異常度算出用コンピュータプログラムは、対象の異常度を算出する前に、対象が正常であるときの各計測値を用いて、各復元誤差が最小になるように復元型ニューラルネットワークを構築し、対象の異常度を算出する際には、各復元誤差を、複数のセンサ間で重み付けして、異常度を算出することをコンピュータに実行させるための命令を備えることができる。この異常度算出用コンピュータプログラムは、上述した異常度算出方法と同様の効果を奏する。
本開示の例示的実施形態に係るシステムの構成を表すブロック図である。 情報処理装置内で実現される機能に関する機能ブロック図である。 復元型ニューラルネットワークの構成を例示する図である。 プロセッサが実行する異常度算出処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する構築処理を表すフローチャートである。 図6Aは、本開示の技術に基づく異常度の度数分布を示すグラフであり、図6Bは、比較例としての重み無し異常度の度数分布を示すグラフである。 復元誤差のばらつきに関するグラフである。
以下に本開示の例示的実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す本実施形態の情報処理装置10は、物Pの製造プロセスを監視するために配置されたセンサ群100からの計測値の組に基づき、物Pの製造プロセスの異常度E(t)を算出するように構成される。ここで、tは、時間であり、E(t)は、時間の関数である。
センサ群100は、物Pの製造プロセスにおける複数の物理量のそれぞれを計測するように配置された複数のセンサを備える。複数の物理量の例には、金型温度、材料温度、雰囲気温度、及び湿度などが含まれる。センサ群100を構成するセンサのそれぞれは、これら複数の物理量のうちの一つを計測する。異常度E(t)の算出に用いられる計測値の組を構成する計測値のそれぞれは、センサ群100を構成するセンサのそれぞれが計測する上記複数の物理量のうちの一つの計測値である。
算出された異常度E(t)は表示デバイス50に表示される。管理者は、表示デバイス50に表示される異常度E(t)に基づき、物Pの製造を管理することができる。具体的には、情報処理装置10は、センサ群100の計測値の組に基づき、リアルタイムに、異常度E(t)を算出し、表示デバイス50に表示することができる。
これにより、管理者は、表示デバイス50における異常度E(t)の表示を参考にして、製造不良を抑えるように、迅速に物Pの製造条件を調整するなどの対策を講じることができる。
情報処理装置10は、プロセッサ11、メモリ13、及びストレージデバイス15を備える。情報処理装置10における様々な機能は、プロセッサ11が、ストレージデバイス15に記憶されたコンピュータプログラムに従う処理を実行することにより実現される。メモリ13は、プロセッサ11によるコンピュータプログラムの実行時に作業用メモリとして使用される。ストレージデバイス15は、各種コンピュータプログラムを記憶する。ストレージデバイス15は、プロセッサ11を図2に示す異常度算出システム20として機能させ、プロセッサ11に図4及び図5に示す異常度算出処理及び構築処理を実行させるための異常度算出用コンピュータプログラムを記憶する。
図2に示す異常度算出システム20は、復元型ニューラルネットワーク21と、異常度算出器25と、を備える。即ち、プロセッサ11は、異常度算出用コンピュータプログラムに従う処理を実行することにより、復元型ニューラルネットワーク21及び異常度算出器25として機能する。
復元型ニューラルネットワーク21は、オートエンコーダとして機能する。この復元型ニューラルネットワーク21は、上述した計測値の組であるセンサ群100を構成する各センサからの計測値X1(t),X2(t),…,Xn(t)を要素に含む配列X(t)=(X1(t),X2(t),…,Xn(t))を、多次元の入力値として受けて、この配列X(t)を、低次元化した後、元の次元に戻すように復元して出力するように構成される。換言すれば、復元型ニューラルネットワーク21は、入力されるセンサ群100の計測値の組X(t)を、次元削減により圧縮した後、復元して出力するように構成される。
以下では、センサ群100には、第1センサから第nセンサまでの合計n個のセンサが含まれることを前提として、第iセンサの時刻tにおける計測値をXi(t)と表現する。変数iは、センサの識別番号に対応し、値1から値nまでの整数値を採る。
更に、復元型ニューラルネットワーク21に入力される入力値としての配列X(t)に対して、復元型ニューラルネットワーク21から出力される出力値としての復元後の配列のことを配列X*(t)と表現する。配列X*(t)は、各センサの計測値Xi(t)に対応する復元後の計測値X*i(t)を要素とする配列X*(t)=(X*1(t),X*2(t),…,X*n(t))である。
復元型ニューラルネットワーク21は、図3に示すように、配列X(t)=(X1(t),X2(t),…,Xn(t))の次元数に対応するノード数の入力層21Aと出力層21Eとの間に、ノード数が入力層21A及び出力層21Eよりも少ない一つ以上の中間層21B,21C,21Dを備える。
ノードのそれぞれは、図3において白丸で表現される。図3に例示される復元型ニューラルネットワーク21は、入力層21Aと、出力層21Eとの間に、第一の中間層21B、第二の中間層21C、及び第三の中間層21Dを備える。
この復元型ニューラルネットワーク21によれば、入力層21Aから入力される配列X(t)は、第一の中間層21B及び第二の中間層21Cにより次元削減された後、第三の中間層21D及び出力層21Eにより元の次元に復元される。
図3によれば、復元型ニューラルネットワーク21は、中間層を三層含むが、復元型ニューラルネットワーク21は、中間層を一層のみ含む構成にされてもよいし、中間層を三層以上含む構成にされてもよい。ノード数も図3に示される数に限定されない。復元型ニューラルネットワーク21における中間層の数、及び、次元数は任意である。
復元型ニューラルネットワーク21は、異常度E(t)の算出前に、製造プロセスが正常であるときのセンサ群100の計測値の組である第1の計測値の組の時系列データを用いて予め構築される。すなわち、製造プロセスが正常であるときの複数の時刻t=t1,t2,t3,…におけるセンサ群100の計測値の組に対応する配列X(t1),X(t2),X(t3),…が標本データとして用いられて、復元型ニューラルネットワーク21が予め構築される。
詳細には、復元型ニューラルネットワーク21は、上記標本データに基づき、製造プロセスが正常であるときには、復元型ニューラルネットワーク21に入力される配列X(t1),X(t2),X(t3),…が精度よく復元されて、配列X*(t1),X*(t2),X*(t3),…として出力されるように予め構築される。
このため、構築後の復元型ニューラルネットワーク21に対して、異常度E(t)の算出対象データとして取得したセンサ群100の計測値X1(t),X2(t),…,Xn(t)を、配列X(t)=(X1(t),X2(t),…,Xn(t))として復元型ニューラルネットワーク21に入力した場合、復元型ニューラルネットワーク21から出力される復元後の配列X*(t)と、復元型ニューラルネットワーク21に入力された元の配列X(t)との間の復元誤差は、次のような性質を示す。
すなわち、復元型ニューラルネットワーク21から出力される復元後の配列X*(t)と元の配列X(t)との間の復元誤差は、復元型ニューラルネットワーク21に入力される配列X(t)が、標本データとして用いられた製造プロセスが正常であるときの配列X(t1),X(t2),X(t3),…に近いほど、小さくなる。すなわち、復元誤差は、製造プロセスが正常であるとき小さく、製造プロセスが正常でないとき、大きい値を示す。
異常度算出器25は、このような性質を有する復元後の配列X*(t)と元の配列X(t)との間の重み付けユークリッド距離により、製造プロセスの異常度E(t)を算出するように構成される。製造プロセスの異常度E(t)は、製造物Pの異常度に関係する。具体的に、異常度E(t)は、次式に従って算出される。
Figure 0007268509000001
ここで、Yi(t)は、第iセンサに関する復元後の計測値X*i(t)と元の計測値Xi(t)との間の復元誤差Yi(t)=(Xi(t)-X*i(t))2である。Wiは、第iセンサに対する重みを示す。変数iは、センサ群100に含まれる各センサの識別番号に対応し値1から値nまでの整数値をとる。各センサに対応する重みWiは、その重みWiの合計(W1+W2+…Wn)が1となるように定められる。
Figure 0007268509000002
図7には、復元誤差Yiの分布が、センサによって異なることを示す。図7において、円形記号を用いてプロットされたグラフは、第一のセンサの復元誤差Y1の度数分布を例示し、四角形記号を用いてプロットされたグラフは、第一のセンサとは別の第二のセンサの復元誤差Y2の度数分布を例示する。
各センサに対応する重みWiは、具体的には、製造プロセスが正常であるときの復元誤差Yiの分散V(Yi)に基づいて、分散V(Yi)が小さいセンサに対する重みが、分散V(Yi)が大きい別のセンサに対する重みよりも大きくなるように、予め定められる。
各センサに関して、復元誤差Yiの分散V(Yi)が異なる環境では、複数のセンサの復元誤差Yiを考慮した異常度E(t)の算出を行う際に、分散V(Yi)の大きいセンサの復元誤差Yiが、高精度に異常度E(t)を算出することを難しくする。本実施形態によれば、正常時における復元誤差Yiの分散V(Yi)の大小に応じて、各センサの復元誤差Yiを重み付けするので、高精度に異常度E(t)を算出することができる。
図4には、上述した異常度算出システム20として機能するために、プロセッサ11が実行する処理の例が示される。プロセッサ11は、図4に示す処理を繰返し実行することにより、センサ群100からの計測値の組X(t)を用いて、リアルタイムに異常度E(t)を算出する。
図4に示す処理によれば、プロセッサ11は、センサ群100の計測値X1(t),X2(t),…,Xn(t)を取得する(S110)。ここで取得される計測値X1(t),X2(t),…,Xn(t)は、異常度E(t)の算出対象データとしてセンサ群100から取得される第2の計測値の組に対応する。
プロセッサ11は、上記算出対象データとして取得した計測値X1(t),X2(t),…,Xn(t)に基づく配列X(t)を復元型ニューラルネットワーク21に入力し、復元型ニューラルネットワーク21から上記出力値として出力される、復元された配列X*(t)を取得する(S120)。
その後、プロセッサ11は、復元された配列X*(t)と、復元型ニューラルネットワーク21に入力された元の配列X(t)と、に基づき、上述した式(1)に従って異常度E(t)を算出する(S130)。
各センサの重みWiは、正常時のセンサ群100の計測値の組に基づいて構築された復元型ニューラルネットワーク21の情報と共に、予めストレージデバイス15に格納される。プロセッサ11は、図4に示す処理の繰返し実行に先立って、ストレージデバイス15から、各センサの重みWi及び復元型ニューラルネットワーク21の情報を読み出すことができる。
更に、プロセッサ11は、式(1)に基づいて異常度E(t)を算出するにあたって、復元誤差Yiを規格化して、センサ間における復元誤差Yiの尺度を揃えることができる。
プロセッサ11は、算出した異常度E(t)を、更に表示デバイス50に表示する(S140)。その後、図4に示す処理を終了する。異常の有無や大きさを、管理者に分かりやすく伝えるために、表示デバイス50には、異常度E(t)が、その数値に応じた色で表示され得る。例えば、異常度E(t)が閾値未満であるときには、異常度E(t)を表す数値が、製造プロセスが正常であることを示す青色で表示され、異常度E(t)が閾値以上であるときには、製造プロセスが異常であることを示す赤色で表示される。
この他、プロセッサ11は、図4に示す処理に先駆けて、図5に示す構築処理を実行することにより、復元型ニューラルネットワーク21を構築し、重みWiを決定することができる。
この処理の実行に先駆けては、復元型ニューラルネットワーク21のプロトタイプが、異常度算出システム20の設計者により用意される。ここでいうプロトタイプは、ノード間の結合係数が未決定の復元型ニューラルネットワーク21である。
プロセッサ11は、このプロトタイプにおいて未決定の結合係数の値を決定して、復元型ニューラルネットワーク21を構築するために、構築処理の最初に標本データを取得する(S210)。取得される標本データは、上述した第1の計測値の組の時系列データ、すなわち、製造プロセスが正常である期間のセンサ群100の計測値X1(t),X2(t),X3(t),…の時系列データである。
設計者は、物Pの破壊試験等を通じて製造プロセスが正常であったことが特定された期間のセンサ群100の計測値X1(t),X2(t),X3(t),…の時系列データを、センサ群100の過去の出力データから抽出して、標本データを用意することができる。設計者は、この標本データを、ストレージデバイス15に格納することができる。
プロセッサ11は、ストレージデバイス15に標本データとして格納されたセンサ群100の計測値X1(t),X2(t),X3(t),…の時系列データを読み出すことにより、標本データを、取得することができる。読み出される各センサの計測値Xi(t)の時系列データは、連続的な複数の時刻t1,t2,t3…のそれぞれにおける計測値Xi(t1),Xi(t2),Xi(t3)が時系列に配列されたデータである。
その後、プロセッサ11は、読み出した標本データに基づく配列X(t1),X(t2),X(t3),…を、復元型ニューラルネットワーク21への入力値として用いて、復元型ニューラルネットワーク21からの出力値である配列X*(t1),X*(t2),X*(t3),…と、上記入力値である元の配列X(t1),X(t2),X(t3),…との間の復元誤差を、最小化する復元型ニューラルネットワーク21を構築する(S220)。
即ち、プロセッサ11は、復元後の配列X*(t1),X*(t2),X*(t3),…と元の配列X(t1),X(t2),X(t3),…との間の復元誤差を、最小化する復元型ニューラルネットワークの結合係数を特定し、特定した結合係数を復元型ニューラルネットワーク21に用いる結合係数に決定することにより、復元型ニューラルネットワーク21を構築する。復元誤差を最小化する復元型ニューラルネットワーク21は、標本データに関する復元誤差の和を最小化し、これにより、各センサの復元誤差を最小化する復元型ニューラルネットワーク21であり得る。
更に、プロセッサ11は、復元型ニューラルネットワーク21を構築する際に用いた配列X(t1),X(t2),X(t3),…と、対応する復元後の配列X*(t1),X*(t2),X*(t2),X*(t3)とに基づき、異常度算出器25で用いる重みWiを、フィッシャー判別法の原理を用いて決定する(S230)。具体的に、プロセッサ11は、次式に従って、重みWiを決定する。
Figure 0007268509000003
上述したように復元誤差Yi(t)は、第iセンサに関する復元後の計測値X*i(t)と元の計測値Xi(t)との間の復元誤差Yi(t)=(Xi(t)-X*i(t))2である。復元誤差Yi(t)は、センサ間で規格化され得る。
式(4)に示されるM(Yi)は、標本データとして取得された第iセンサの計測値Xi(t)に対応する復元誤差Yi(t)の時間平均を意味する。式(4)に含まれる定数Tは、標本データとして取得された計測値Xi(t)の時系列データの時間長を意味する。この場合、計測値Xi(t)の標本データは、時刻t=t1から、時刻t=t1+Tまでの計測値Xi(t)の時系列データである。
式(5)に示されるV(Yi)は、その式から明らかなように、計測値Xi(t)の標本データの全体を対象とした復元誤差Yi(t)の分散である。
式(3)から理解できるように、重みWiは、値M(Yi)/V(Yi)に比例する。Σ(M(Yi)/V(Yi))-1は、重みWiの和を式(2)に示すように値1に規格化する要素である。
S230において、重みWiは、相対的に復元誤差Yi(t)の分散V(Yi)が小さいセンサの重みが、相対的に復元誤差Yi(t)の分散V(Yi)が大きいセンサの重みよりも、大きくなるように決定される。
分散V(Yi)が小さいセンサの重みを大きくすることで、重み付けユークリッド距離として算出される異常度E(t)に対する、分散V(Yi)の大きいセンサの復元誤差Yiの影響を抑えることができる。
分散V(Yi)の大きいセンサの復元誤差Yiは、異常の高精度な判別に不向きである。従って、分散V(Yi)の大きい復元誤差Yiの異常度E(t)への影響が強い場合には、異常の有無をよく区別できるように、高精度に異常度E(t)を算出することができない。対して、分散V(Yi)の大きい復元誤差Yiの重みを小さくすると、分散V(Yi)が小さい復元誤差Yiの異常度E(t)への影響を強めることができ、高精度に異常度E(t)を算出することができる。
式(3)によれば、重みWiには、平均M(Yi)の成分が含まれる。この平均M(Yi)は、異常が発生しても復元誤差Yiがほぼゼロで動かないセンサの重みを小さくするように作用する。異常が発生しても復元誤差Yiがほぼゼロで動かないセンサが存在する場合には、そのセンサの影響を抑えたほうが、適切な異常度E(t)を算出可能である。
プロセッサ11は、上述したS210-S230の手順により、復元型ニューラルネットワーク21を構築し、更に重みWiを決定して、これらの情報をストレージデバイス15に格納する(S240)。その後、図5に示す処理を終了する。
図6Aには、本実施形態の手法で構築された異常度算出システム20を用いた実験での、異常度E(t)の分布を示す。この実験結果との対比のために、図6Bには、重み付けをしない場合に算出される異常度E0(t)を示す。
この実験では、物Pの製造プロセスの異常検出のために、センサ群100を用いて、物Pの寸法、製造時の金型温度、及び材料温度などの複数の物理量を観測した。そして、これらの物理量に関するセンサ群100の計測値を、規格化して用いて復元型ニューラルネットワーク21を構築し、重みWiを決定した。実験で用いられた復元型ニューラルネットワーク21は、中間層が1層の浅いニューラルネットワークである。
図6A及び図6Bに示すグラフにおいて、円形記号を用いてプロットされたグラフは、製造プロセスが正常であるときの異常度E(t)、及び、比較のための重み付けなしの異常度E0(t)の度数分布を示す。三角形記号を用いてプロットされたグラフは、製造プロセスに第一の異常が生じたときの異常度E(t),E0(t)の度数分布を示す。四角形記号を用いてプロットされたグラフは、製造プロセスに第二の異常が生じたときの異常度E(t),E0(t)の度数分布を示す。
これらのグラフから、本実施形態のように重み付けユークリッド距離で、異常度E(t)を算出する方法によれば、重み付けなしのユークリッド距離で、異常度E0(t)を算出する場合と比較して、異常の有無に応じて異常度E(t)のピークがよく分離することが理解できる。
従って、本実施形態によれば、複数のセンサからの各計測値を用いて製造プロセスの異常度を算出する場合に、精度よく異常度を算出することができ、結果として、異常度と閾値との比較により、異常の有無を高精度に判別することが可能である。
本開示の技術は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができることは言うまでもない。例えば、プロセッサ11は、式(3)に代えて次の式(6)に従って、重みWiを決定してもよい。
Figure 0007268509000004
式(6)には、式(3)にあった平均M(Yi)の成分が存在しない。式(6)に基づいて重みWiを決定することによっては、復元誤差Yiが異常の有無によっても変化しないセンサの、異常度E(t)の算出に対する影響を抑えることが難しい。しかしながら、式(6)によっても、分散V(Yi)に基づく重み付けは実現可能であり、重み付けなしで異常度E0(t)を算出する場合と比較して、適切な異常度E(t)を算出可能である。
更に言えば、復元誤差Yiが異常の有無によっても変化しないセンサを、異常度E(t)の算出に用いるセンサから排除することによって、正常/異常をよく区別可能な異常度E(t)を、式(6)に従って高精度に算出することが可能である。以下に示す表は、異常度が閾値以上であるときに「異常」があると判別するケースにおける「異常」の判別精度を示す。
Figure 0007268509000005
表では、重みWiを式(3)で決定した時の判別精度を第1のケースとして示し、重みWiを式(6)で決定したときの判別精度を第2のケースとして示す。このように、式(6)によっても、重み付けをしない場合と比較して、精度よく異常度E(t)を算出することができ、「正常」「異常」の判別を、精度よく行うことができる。
この他、上記実施形態では、復元型ニューラルネットワーク21から出力された復元後のセンサの計測値の組X*(t)に対応する点と、元の計測値の組X(t)に対応する点とを、計測値X1,X2,…、Xnのそれぞれに対応する次元を有する多次元空間上に置いたときの、重み付けユークリッド距離として、異常度E(t)を算出したが、他の距離関数を用いて、異常度E(t)は算出されてもよい。
例えば、ユークリッド距離に代えて、マハラノビス距離が用いられてもよい。この場合にも、上述した重み付けユークリッド距離で異常度E(t)を算出する場合と同様の手法で、マハラノビス距離を重み付けして、異常度E(t)を算出することができる。
また、上記実施形態では、異常度E(t)を数値で表示デバイス50に表示したが、プロセッサ11は、算出した異常度E(t)を閾値と比較し、その比較結果に基づいて、「正常」「異常」の二値で、異常度に関する情報をユーザに向けて出力するように動作してもよい。
上記実施形態では、復元誤差Yiの分布として、復元誤差Yiの分散V(Yi)を基準に、センサ間の重みWiを決定したが、その他の復元誤差Yiの分布に関するパラメータを用いて、センサ間の重みWiを決定してもよい。重みWiは、式(3)又は式(6)に従って算出されなくてもよく、同種の性質を有する演算式に従って算出されてもよい。
分散の大小に従って重みWiを決定することにより、上記実施形態と同種の効果が得られる。式(3)又は式(6)に定数項を設けることも考えられる。式(3)又は式(6)で算出される重みWiに比例する重みを用いても、上記実施形態と同種の効果が得られる。
この他、本開示の技術は、製造プロセスの異常検出以外の分野にも適用することができる。例えば、顔認証システムにおける復元誤差の評価にも適用することができる。この場合には、異常度として、登録者の顔ではない可能性に関する数値を算出するために、本開示の技術を適用することができる。
上記実施形態には、異常度算出方法に関する次の技術的思想が含まれると理解されてもよい。
(1)対象に関する複数の物理量を計測する複数のセンサからの計測値の組に基づき、対象の異常度を算出すること。
(2)上記計測値の組として「組を構成する計測値のそれぞれが複数のセンサのうちの対応する一つのセンサにより計測される上記複数の物理量のうちの一つの計測値である」計測値の組に基づき、対象の異常度を算出すること。
(3)対象が正常であるときの上記計測値の組である第1の計測値の組を、複数のセンサから、複数取得すること。
(4)多次元の入力値を、入力値の次元より低い次元の値に変換した後、元の次元に戻すように復元し、復元された入力値を出力値として出力するように構成される復元型ニューラルネットワークを用いること。
(5)上記第1の計測値の組を、復元型ニューラルネットワークへの入力値として用いて、復元型ニューラルネットワークから第1の計測値の組に対応する出力値として出力される、復元された第1の計測値の組と、復元型ニューラルネットワークに入力される第1の計測値の組である元の第1の計測値の組と、の間の復元誤差が最小になるように、復元型ニューラルネットワークを構築すること。
(6)異常度の算出対象データとして複数のセンサから取得した計測値の組である第2の計測値の組を、構築した復元型ニューラルネットワークに入力し、出力値として、復元型ニューラルネットワークから出力される復元された第2の計測値の組を取得すること。
(7)復元された第2の計測値の組を構成する複数のセンサのそれぞれに対応する復元された第2の計測値と、復元型ニューラルネットワークに入力される第2の計測値の組である元の第2の計測値の組を構成する複数のセンサのそれぞれに対応する元の第2の計測値と、に基づき、異常度を算出すること。
(8)複数のセンサのそれぞれに対応する復元された第2の計測値と元の第2の計測値との間の復元誤差を、複数のセンサ間で重み付けして、異常度を算出すること。
(9)複数のセンサのそれぞれに対応する復元された第1の計測値と元の第1の計測値との間の復元誤差の分布に基づき、複数のセンサのそれぞれに対する重みを決定すること。
(10)複数のセンサのそれぞれに対して上記決定された重みで、複数のセンサのそれぞれに対応する復元された第2の計測値と元の第2の計測値との間の復元誤差を重み付けし、異常度を算出すること。
上記実施形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散して設けられてもよい。複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合されてもよい。上記実施形態の構成の一部は、省略されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
10…情報処理装置、11…プロセッサ、13…メモリ、15…ストレージデバイス、20…異常度算出システム、21…復元型ニューラルネットワーク、21A…入力層、21B,21C,21D…中間層、21E…出力層、25…異常度算出器、50…表示デバイス、100…センサ群。

Claims (8)

  1. 対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、前記各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、前記対象の異常度を算出する異常度算出方法であって、
    前記対象の前記異常度を算出する前に、前記対象が正常であるときの前記各計測値を用いて、前記各復元誤差が最小になるように前記復元型ニューラルネットワークを構築し、
    前記対象の前記異常度を算出する際には、前記各復元誤差を、前記対象が正常であるときの前記各復元誤差の分散に基づいて前記複数のセンサ間で重み付けして、前記異常度を算出すること
    を含む異常度算出方法。
  2. 前記複数のセンサのうち、相対的に前記復元誤差の分散の小さいセンサの重みを、相対的に前記復元誤差の分散の大きいセンサの重みよりも大きい値に決定して、前記重み付けを行う請求項1に記載の異常度算出方法。
  3. 前記重み付けは、前記複数のセンサのそれぞれに対する重みを、
    前記出力値X*i(iは、対応するセンサの識別番号を意味する。)と、前記計測値Xiとの間の前記復元誤差Yi=Xi-X*iに基づいて、前記復元誤差Yiの分散V(Yi)を要素に含む式
    Figure 0007268509000006
    に従う値Wi、又は、前記値Wiに応じた重みに決定することを含む請求項又は請求項2に記載の異常度算出方法。
  4. 前記重み付けは、前記複数のセンサのそれぞれに対する重みを、
    前記出力値X*i(iは、対応するセンサの識別番号を意味する。)と前記計測値Xiとの間の前記復元誤差Yi=Xi-X*iに基づいて、前記復元誤差Yiの分散V(Yi)及び平均M(Yi)を要素に含む式
    Figure 0007268509000007
    に従う値Wi、又は、前記値Wiに応じた重みに決定することを含む請求項又は請求項2に記載の異常度算出方法。
  5. 対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、前記各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、前記対象の異常度を算出する異常度算出方法であって、
    前記対象の前記異常度を算出する前に、前記対象が正常であるときの前記各計測値を用いて、前記各復元誤差が最小になるように前記復元型ニューラルネットワークを構築し、
    前記対象の前記異常度を算出する際には、前記各復元誤差を、前記複数のセンサ間で重み付けして、前記複数のセンサのそれぞれに対応する次元を有する多次元空間上での、前記各出力値に対応する点と、前記各計測値に対応する点との間の重み付け距離として、前記異常度を算出するこ
    を含む異常度算出方法。
  6. 前記重み付け距離は、重み付けユークリッド距離である請求項5に記載の異常度算出方法。
  7. 対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、前記各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、前記対象の異常度を算出する処理をコンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラムであって、
    前記対象の前記異常度を算出する前に、前記対象が正常であるときの前記各計測値を用いて、前記各復元誤差が最小になるように前記復元型ニューラルネットワークを構築し、
    前記対象の前記異常度を算出する際には、前記各復元誤差を、前記対象が正常であるときの前記各復元誤差の分散に基づいて前記複数のセンサ間で重み付けして、前記異常度を算出すること
    を前記コンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラム。
  8. 対象に関する複数の物理量をそれぞれ計測する複数のセンサからの各計測値と、前記各計測値を圧縮した後復元して出力する復元型ニューラルネットワークからの各出力値と、の間の各復元誤差から、前記対象の異常度を算出する処理をコンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラムであって、
    前記対象の前記異常度を算出する前に、前記対象が正常であるときの前記各計測値を用いて、前記各復元誤差が最小になるように前記復元型ニューラルネットワークを構築し、
    前記対象の前記異常度を算出する際には、前記各復元誤差を、前記複数のセンサ間で重み付けして、前記複数のセンサのそれぞれに対応する次元を有する多次元空間上での、前記各出力値に対応する点と、前記各計測値に対応する点との間の重み付け距離として、前記異常度を算出すること
    を前記コンピュータに実行させるための異常度算出用コンピュータプログラム。
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