JP7268270B2 - toilet roll holder - Google Patents
toilet roll holder Download PDFInfo
- Publication number
- JP7268270B2 JP7268270B2 JP2019000844A JP2019000844A JP7268270B2 JP 7268270 B2 JP7268270 B2 JP 7268270B2 JP 2019000844 A JP2019000844 A JP 2019000844A JP 2019000844 A JP2019000844 A JP 2019000844A JP 7268270 B2 JP7268270 B2 JP 7268270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet roll
- roll holder
- locking
- lock
- claw portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K10/00—Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
- A47K10/24—Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
- A47K10/32—Dispensers for paper towels or toilet-paper
- A47K2010/3246—Locking mechanisms for the housing
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Description
本発明は、トイレットロールホルダに関する。 The present invention relates to toilet roll holders.
トイレに配置される、トイレットロールは、通常、トイレットペーパーを繰り出し可能な状態でトイレットロールホルダに支持されており、様々な形状のものが知られている。従来、トイレットロールホルダとしては、トイレットロールの芯の内側に軸を通して、この軸を保持することにより、トイレットロールを保持するものが一般的であったが、近年、トイレットロールの外側からトイレットロールを保持するトイレットロールホルダも広く普及している。 A toilet roll placed in a toilet is usually supported by a toilet roll holder in a state in which the toilet paper can be paid out, and various shapes are known. Conventionally, toilet roll holders generally hold the toilet roll by passing a shaft through the inside of the core of the toilet roll and holding this shaft. Retaining toilet roll holders are also widespread.
ここで、トイレットロールホルダは、家庭に設置される場合もあれば、オフィスビルや病院等に設置される場合もあるが、後者の場合、多数の利用者がトイレットペーパーを使用するため、前者の場合と比較してトイレットペーパーの使用量が必然的に多くなる。このため、オフィスビルや病院等では、複数個のトイレットロールを収容でき、かつ、収容量の増加により、簡易な盗難防止装置も付与されたロールホルダを設置することが求められていた。例えば、特許文献1には、複数のトイレットロールを収容可能なトイレットロールホルダが開示されている。
Here, the toilet roll holder may be installed at home, or may be installed at office buildings, hospitals, etc. In the latter case, many users use toilet paper, so the former The amount of toilet paper used inevitably increases compared to the case. For this reason, in office buildings, hospitals, etc., it has been desired to install a roll holder that can accommodate a plurality of toilet rolls and that is provided with a simple anti-theft device due to the increased storage capacity. For example,
特許文献1のトイレットロールホルダでは、蓋板のロック機構を有し、六角レンチなどの治具を鍵穴から差し込み後、治具を回すことで、ロックを解除することができるよう構成されている。
The toilet roll holder of
しかしながら、簡易的なロック機能として、樹脂による部品を用いて、六角レンチやドライバー等の工具を施解錠に用いる場合には、ロック機構に治具を差し込み後、治具を回してロック機構を施解錠しようとしたときに、冶具の回転力が強く、ロック機構を変形、破壊することにより、治具だけが空回りしてしまうことにより、ロック機構を施解錠することができないという問題がある。 However, as a simple locking function, if a tool such as a hexagon wrench or screwdriver is used for locking and unlocking using a part made of resin, after inserting a jig into the lock mechanism, the jig is rotated to unlock the lock mechanism. When trying to lock, the turning force of the jig is so strong that it deforms and destroys the lock mechanism, causing only the jig to spin idle, making it impossible to lock and unlock the lock mechanism.
したがって、本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、治具だけが空回りしてしまうことを防ぎ、ロック機構を施解錠することができるトイレットロールホルダを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a toilet roll holder capable of locking and unlocking a lock mechanism while preventing idling of only the jig. .
上記課題を解決するために、(1)本発明のトイレットロールホルダは、内部にトイレットロールを収納する本体部と、前記トイレットロールを内部に収納するために開閉可能な交換扉と、前記交換扉をロックするためのロック機構と、を備え、前記ロック機構は、
ロック位置と解除位置に移動されるロックプレートと、挿入される治具を把持する複数の爪部を有し、前記治具の回転に伴って前記ロックプレートを前記ロック位置と前記解除位置に回転させる施解錠ボタンと、を有し、前記ロックプレートは、前記爪部の背面側と係合する係合部を有し、前記ロック機構は、前記爪部が正規の位置から移動して前記施解錠ボタンと前記ロックプレートの係合が解除されることを防止する爪部規制部を有する。
In order to solve the above problems, (1) the toilet roll holder of the present invention comprises: a main body part for storing a toilet roll inside; a replacement door that can be opened and closed for storing the toilet roll inside; a locking mechanism for locking the
It has a lock plate that can be moved to a lock position and a release position, and a plurality of claws that grip the jig to be inserted, and rotates the lock plate to the lock position and the release position as the jig rotates. and a locking/unlocking button that allows the lock plate to engage with the rear side of the claw portion. It has a pawl restricting portion that prevents the lock button from being disengaged from the lock plate.
(2)上記(1)の構成において、前記ロック機構を交換扉との間で覆う蓋部を有し、
前記爪部規制部は、前記蓋部に形成されている。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記爪部規制部は、円柱又は円筒形状である。
(2) In the configuration of (1) above, having a cover that covers the lock mechanism with the exchange door,
The claw portion restricting portion is formed on the lid portion.
(3) In the configuration of (1) or (2) above, the claw portion restricting portion has a columnar or cylindrical shape.
(4)上記(1)から(3)のいずれか1の構成において、前記施解錠ボタンの回転量を規制する回転規制部を有する。
(5)上記(4)の構成において、前記回転規制部は、筐体に形成されている。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1の構成において、前記爪部は、少なくとも第1爪部と、第2爪部とを有し、前記第1爪部は、背面側で前記ロックプレートと係合する第1係合部を有し、前記第2爪部は、背面側で前記ロックプレートと係合する第2係合部を有する。
(4) The configuration of any one of (1) to (3) above includes a rotation restricting portion that restricts the amount of rotation of the locking/unlocking button.
(5) In the configuration of (4) above, the rotation restricting portion is formed in the housing.
(6) In the configuration of any one of (1) to (5) above, the claw portion has at least a first claw portion and a second claw portion, and the first claw portion It has the 1st engaging part which engages with the said lock plate, and the said 2nd claw part has the 2nd engaging part which engages with the said lock plate in the back side.
(7)上記(6)の構成において、前記第1係合部及び前記第2係合部の長さTが、0.8mm以上2.2mm以下である。
(8)上記(6)又は(7)の構成において、前記第1係合部と前記第2係合部の幅が異なる。
(7) In the configuration of (6) above, the length T of the first engaging portion and the second engaging portion is 0.8 mm or more and 2.2 mm or less.
(8) In the configuration of (6) or (7) above, the first engaging portion and the second engaging portion have different widths.
本発明によれば、治具だけが空回りしてしまうことを防ぎ、ロック機構を施解錠することができるトイレットロールホルダを提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a toilet roll holder capable of locking and unlocking a lock mechanism while preventing only the jig from idling.
以下、本発明について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書においては、以下に説明する正面21を前側、背面22を後側、左側面23を左側、右側面24を右側、天面25を上側と称し、上側の反対側を下側と称する。なお、本明細書では、左右方向の寸法を幅と称することがあり、上下方向の寸法を高さと称することがあり、前後方向の寸法を奥行と称することがある。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this specification, the
図1は、本発明のトイレットロールホルダ1の斜視図を示す図面である。本発明のトイレットロールホルダ1は、正面21、背面22、左側面23、右側面24、及び天面25と、正面21から背面22にかけて形成された曲面からなる底部26を有する樹脂製本体部2を有する。樹脂製本体部2は、断面U字状の筐体からなり、正面21、底部26、及び背面22から構成される面が、断面略U字状の面を形成している。左側面23及び右側面24は、この正面21、底部26、及び背面22から構成される面の断面形状に併せ、U字状の形態の面を形成しており、左側面23及び右側面24のうち、一方が、トイレットロールの交換扉を形成して、開閉可能となっており、他方は、正面21、背面22、及び底部26に固定されている。
FIG. 1 is a drawing showing a perspective view of a
正面21から背面22に至る底部26が、曲面からなっていることにより、トイレットロールの直径に関係なく、トイレットペーパーを容易に繰り出すことができる。
Since the
トイレットロールホルダ1は、直径が比較的大きなトイレットロールを収容することもできるが、このような場合には、トイレットロールの交換頻度を低減することができ、その場合においても、トイレットペーパーをスムーズに取り出すことができる。また、樹脂製本体部2が樹脂により形成されていることにより、着色、塗装、印刷等が容易であり、デザイン性に優れたトイレットロールホルダ1に構成することができる。また、樹脂製本体部2が軽量であるため、壁面等へも簡単に取り付けることができる。
The
トイレットロールホルダ1は、正面21から底部26に及ぶ領域の左右一方側に取出口3が設けられている。この取出口3は、トイレットロールから、トイレットペーパーを繰り出すためのものであり、少なくともトイレットロールの高さ(トイレットロールを円柱とみなしたときの高さに該当する)よりも大きな幅を有していることが好ましい。取出口3が、トイレットロールの高さより大きな幅を有していることにより、トイレットロールから、トイレットペーパーを、取出口3に障害されることなく繰り出すことができる。また、取出し口3の高さは、トイレットロールの使用後に紙管を容易に取り出せるようにするため、紙管の直径(例えば、直径38mm)よりも大きいものである必要がある。また、トイレットペーパーの使用に伴って、小径となったトイレットロールが使用中に脱落することを防止するために、内側に向かう突出部32が設けられていることが好ましく、突出部32が形成された取出口3の辺における、突出部32以外の部位の幅は、1カ所あたり、25mm以上であることが好ましい。これにより、紙管を容易に取り出すことができる。
The
さらに、取出口3は、これを平面に投影した際の形状が、略矩形状であることが好ましいが、取出口3の角部31の少なくとも一部は、面取りされて、取出口3を構成する長辺の長さが、取出口3の最大幅よりも短くなっていることが好ましい。これにより、トイレットペーパーを使用することに伴い、トイレットロールの半径が減少した場合であっても、効果的に、取出口3からのトイレットロールの脱落を防止することができる。
Furthermore, the
トイレットロールホルダ1は、取出口3が形成された左右一方側と反対側の、左右他方側の、取出口3と対応する位置に、取出口3の幅よりも狭い幅を有する送り窓4を有する。送り窓4は、高さ及び幅共に、取出口3よりも小さくなっている。
The
トイレットロールホルダ1の材質については、ホルダー及び棚本体はABS樹脂製により成型され、ロール受けはPOM樹脂、カッター刃はエラストマー、天板、固定金具はSUS製である。
As for the materials of the
図2は、本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダの交換扉を説明するために図である。図3は、本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダの交換扉を六角レンチでロック機構の施解錠を説明するために図である。図4は、本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダの交換扉を開いた状態を説明するために図である。 FIG. 2 is a diagram for explaining the replacement door of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is a diagram for explaining locking and unlocking of the lock mechanism of the replacement door of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention with a hexagonal wrench. FIG. 4 is a diagram for explaining a state in which the replacement door of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention is opened.
図2~図4に示すように、トイレットロールホルダ1は、トイレットロールを内部に収納するために開閉可能な交換扉41が設けられている。交換扉41には、開口42が形成されている。この交換扉41はヒンジ43を介して開閉することができるようになっている。
詳細は後述するが、トイレットロールホルダ1の交換扉41には、トイレットロールの盗難を防止するため、交換扉41をロックするためのロック機構48が設けられている。
図2では、交換扉41からロック機構48の六角レンチの挿入口54が見えている。本実施形態のトイレットロールホルダ1では、工具として持ち手部分が短いタイプの六角レンチSを用いるのが最適であるが、これに限定されるものではない。六角レンチSは、例えば呼びが4mm、レンチ長が35mm以下であると望ましい。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
Although details will be described later, the
In FIG. 2, the
図3に示すように、ロック機構の挿入口54に六角レンチS(呼び4mm)を入れて、ロック機構48をロック位置及びロック解除位置へ移動させることができるようになっている。
この時、六角レンチSを回して、ロック機構48を施解錠しようとしたときに、六角レンチSが空回りしてしまうと、ロック機構48を施解錠することができなくなってしまう。そこで、本実施形態のトイレットロールホルダ1では、六角レンチSの空回りを防止する構造を有している。
ここで、ロック機構の作動負荷は0.06~0.10N・mであり、最大0.75N・mまで空回りを起こさないことが望ましい。呼び4mmの六角レンチ端に3kgfの過重をかけた時、ロック機構にかかるトルクは0.74N・mとなる。
As shown in FIG. 3, a hexagonal wrench S (4 mm nominal) can be inserted into the
At this time, when the
Here, the operating load of the lock mechanism is 0.06 to 0.10 N·m, and it is desirable that idle rotation does not occur up to a maximum of 0.75 N·m. When a load of 3 kgf is applied to the end of a hexagonal wrench with a nominal diameter of 4 mm, the torque applied to the locking mechanism is 0.74 N·m.
図4に示すように、交換扉41を開くと、交換扉41から突設する壁部44と、この筐体の壁部44との間でロック機構の内部を覆う蓋部70とによって、後述するロック機構48が内部に収納されるロックボックスBが形成されている。参照符号Kは、トイレットロールを収納する収納空間を示している。
壁部44と蓋部70によって形成されるロックボックスB内に後述するロック機構48が収納されており、ロック機構48のロック位置では、ロックプレート60のプレート本体61がロックボックスBより突出し、左側面23に形成された開口縁81に係合してロック状態が保たれる。
As shown in FIG. 4, when the
A
図5は、ロック機構の蓋部を外した状態を示す図である。図6は、本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダのロック機構の拡大図である。図7は、本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダのロック機構のロックプレートの拡大図である。図8は、(a)は本発明の実施形態に係るトイレットロールホルダのロック機構の施解錠ボタンの拡大図であり、(b)は交換扉41に設けられるベース部45に施解錠ボタンが装着された状態を示す図である。 FIG. 5 is a diagram showing a state in which the lid portion of the lock mechanism is removed. FIG. 6 is an enlarged view of the locking mechanism of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention. FIG. 7 is an enlarged view of the lock plate of the lock mechanism of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention. 8A is an enlarged view of the locking/unlocking button of the lock mechanism of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention, and FIG. FIG. 10 is a diagram showing a state in which
図5~図8に示すように、交換扉41から蓋部70を外すことにより、ロック機構48が見える。ロック機構48は、主として、施解錠ボタン50と、ロックプレート60と、爪部規制部72とで構成されている。ロック機構48は、ABS樹脂製である。
ロックプレート60は、ロック位置と解除位置に移動されるものである。
施解錠ボタン50は、挿入される治具を把持する複数の爪部を有しており、治具の回転に伴って(連動して)、ロックプレート60をロック位置と解除位置に回転させるためのものである。
As shown in FIGS. 5 to 8, the
The
The locking/unlocking
施解錠ボタン50は、複数の爪部として、第1爪部51と、第2爪部52とを有しており、第1爪部51には、背面側でロックプレート60と係合する第1係合部51aが形成され、第2爪部52には、背面側でロックプレート60と係合する第2係合部52aが形成されている。
第1爪部51及び第2爪部52の凹部53は、ロックプレート60の胴体部62と係合される。ここでは複数の爪部として2つの爪部を用いた場合を例に説明しているが、さらに多くの爪部を設けるようにしてもよい。
ロックプレート60は、図5に示す位置でロックの解除状態となり、図6に示す位置でロックの施錠位置となる。
The lock/
The
The
ロック機構48には、ロックプレート60を付勢するためのバネ55が設けられており、このバネ55によって、ロックプレート60が施解錠位置となるよう付勢されている。バネ55一端が、交換扉41から突設されたリブ49に取り付けられており、他端は、ロックプレート60のプレート本体61に嵌っている。
The
ロックプレート60は、プレート本体61と、胴体部62とで構成されている。プレート本体61は、バネ55により施解錠位置となるように付勢されている。
ロックプレート60の胴体部62は、内部に施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52が位置する空間と、施解錠ボタン50の第1爪部51の第1係合部51aと係合する第1凹部64と、施解錠ボタン50の第2爪部52の第2係合部52aと係合する第2凹部65とを有する。
第1凹部64と第2凹部65が、施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52の背面側と係合するロックプレート60の係合部として機能する。
プレート本体61が、図5に示す位置でロックの解除状態となり、図6に示す位置でロックの施錠状態となる。
The
The
The first
The
施解錠ボタン50の第1爪部51の第1係合部51aと第2爪部52の第2係合部52aの横幅は、それぞれ異なる長さとなるよう構成されている。これは施解錠ボタン50に正しい位置でロックプレート60を装着するためである。したがって、第1爪部51の第1係合部51aには、ロックプレート60の第1凹部64のみが係合し、第2爪部52の第2係合部52aには、ロックプレート60の第2凹部65のみが係合するように構成されている。これにより、誤って、第1爪部51の第1係合部51aが、ロックプレート60の第2凹部65と係合してしまうことがなくなり、ロックプレート60を施解錠ボタン50の正しい位置に装着することができるようにしている。
The lateral widths of the first engaging
図9は、本発明の実施形態のトイレットロールホルダの施解錠ボタンの爪部の係合部の長さを説明するための図である。
施解錠ボタン50の第1係合部51a及び第2係合部52aの長さTは、0.8mm以上2.5mm以下であるのが好ましい。ロックプレート60の第1凹部64と第2凹部65の凹み量は、第1係合部51aと第2係合部52aの長さTの合わせて設ける必要がある。
第1係合部51a及び第2係合部52aの長さを上記範囲とすることで、爪部自体の強度を強くすることができ、従来よりも3倍程度強度を強くすることができる。第1係合部51a及び第2係合部52aの長さが短すぎると強度が弱くなってしまう。また、第1係合部51a及び第2係合部52aの長さが長すぎても外側パーツの薄い部分が増えるので、外側パーツの強度が足らなくなってしまう。
FIG. 9 is a diagram for explaining the length of the engaging portion of the claw portion of the locking/unlocking button of the toilet roll holder according to the embodiment of the present invention.
The length T of the first engaging
By setting the lengths of the first engaging
図5、図6及び図8に示すように、交換扉(筐体)41には、施解錠ボタン50を交換扉41に装着するためのベース部45が形成されており、図8に示すように、このベース部45には、施解錠ボタン50の回転量を規制する回転規制部46、47が形成されている。この回転規制部46、47により施解錠ボタン50の可動範囲を所定の範囲内に規制することができ、施解錠ボタン50を可動範囲外に回らないようにすることができる。
As shown in FIGS. 5, 6 and 8, the replacement door (housing) 41 is formed with a
図5に示すように、蓋部70には、ロックプレート60の胴体部62の外形に合わせて突設する円形状の環状部71が形成されている。リブ73は交換扉41に設けられたリブ49と嵌る構造となっている。
蓋部70の環状部71の略中心には、爪部規制部72が形成されており、蓋部70を閉めることにより、蓋部70に設けられた爪部規制部72が施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52の間の空間に収まるようになっている。
As shown in FIG. 5 , the
A pawl
図10は、爪部規制部72が施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52の間の空間に収まっていることを示す図である。
蓋部70の爪部規制部72が、施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52の間の空間に収まることで、六角レンチ等の治具により施解錠ボタン50を回転させたときに、第1爪部51と第2爪部52が内側に撓むことを規制することができ、第1爪部51の第1係合部51aと第2爪部52の第2係合部52aが、ロックプレート60の第1凹部64と第2凹部65と正しく係合されるため、六角レンチSを回すことによるロック機構48の空回りを防ぐことができる。
FIG. 10 is a diagram showing that the
The claw
爪部規制部72は、施解錠ボタン50の第1爪部51と第2爪部52が正規の位置から移動してしまうのを防止することができればよく、例えば円柱又は円筒形状に形成することができる。図の例では、爪部規制部72を円筒形状に形成した場合を例にとって説明した。
爪部規制部72を蓋部70に形成する例について説明したが、爪部規制部72を蓋部70以外の箇所に形成することもできる。
The claw
Although an example in which the claw
本実施形態によれば、施解錠ボタン50の第1爪部51の第1係合部51aと第2爪部52の第2係合部52aの長さを適正な範囲とすることで、操作力へ影響することなく、1.8倍の耐トルク強度が得られた。
さらに、蓋部70に爪部規制部72を設けることにより、過剰トルクが加わった場合でも、施解錠ボタン50の第1爪部51、第2爪部52が正規の位置から内側に撓むことを防止し、施解錠ボタン50とロックプレート60の嵌合が外れることを防ぎ、施解錠ボタン50の爪部がロックプレート60との係合部を乗りこえて爪部だけがぐるぐると回ってしまうのを防止することができる。また、施解錠ボタン50の第1爪部51の第1係合部51aと第2爪部52の第2係合部52aが、ロックプレート60の凹部64と凹部65と擦れて削れてしまうこともなくなる。
この構成を採用することで、耐トルク強度が2.1倍となった。さらに、持ち手の短いタイプの六角レンチS(36%短縮)を使用することにより、レンチ端にかかる荷重で5倍以上の強度が得られた。
According to this embodiment, the lengths of the first engaging
Furthermore, by providing the claw
By adopting this configuration, the strength against torque was increased by 2.1 times. Furthermore, by using the hexagonal wrench S (36% shortened) with a short handle, the load applied to the end of the wrench was five times or more stronger.
以上、本発明を、実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態の範囲には限定されないことは言うまでもなく、上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。 Although the present invention has been described above using the embodiments, it goes without saying that the technical scope of the present invention is not limited to the scope of the above embodiments, and various changes or improvements can be made to the above embodiments. It is clear to those skilled in the art that In addition, it is clear from the description of the scope of the claims that forms with such modifications or improvements can also be included in the technical scope of the present invention.
1 トイレットロールホルダ
2 樹脂製本体部(本体部)
41 交換扉
46、47 回転規制部
48 ロック機構
50 施解錠ボタン
51 第1爪部
51a 第1係合部
52 第2爪部
52a 第2係合部
60 ロックプレート
64 第1凹部(係合部)
65 第2凹部(係合部)
72 爪部規制部
1
41
65 second concave portion (engagement portion)
72 Claw portion restricting portion
Claims (8)
前記トイレットロールを内部に収納するために開閉可能な交換扉と、
前記交換扉をロックするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
ロック位置と解除位置に移動されるロックプレートと、
治具を挿入する挿入口を有するとともに、複数の爪部を有し、前記治具の回転に伴って前記ロックプレートを前記ロック位置と前記解除位置に回転させる施解錠ボタンと、を有し、
前記ロックプレートは、前記爪部の背面側と係合する係合部を有し、
前記ロック機構は、前記爪部が正規の位置から移動して前記施解錠ボタンと前記ロックプレートの係合が解除されることを防止する爪部規制部を有する、トイレットロールホルダ。 a main body for storing a toilet roll inside;
a replacement door that can be opened and closed to store the toilet roll inside;
a lock mechanism for locking the exchange door,
The locking mechanism is
a lock plate that is moved to a locked position and an unlocked position;
a locking/unlocking button that has an insertion opening for inserting a jig, has a plurality of claws , and rotates the lock plate between the lock position and the unlock position as the jig rotates;
The lock plate has an engaging portion that engages with the rear side of the claw portion,
The toilet roll holder, wherein the lock mechanism has a pawl portion restricting portion that prevents the pawl portion from moving from a normal position to disengage the locking/unlocking button and the lock plate.
前記爪部規制部は、前記蓋部に形成されている、請求項1に記載のトイレットロールホルダ。 Having a lid portion covering the lock mechanism between the replacement door,
The toilet roll holder according to claim 1, wherein the claw portion restricting portion is formed on the lid portion.
前記第1爪部は、背面側で前記ロックプレートと係合する第1係合部を有し、
前記第2爪部は、背面側で前記ロックプレートと係合する第2係合部を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトイレットロールホルダ。 The claw portion has at least a first claw portion and a second claw portion,
The first claw portion has a first engagement portion that engages with the lock plate on the back side,
The toilet roll holder according to any one of claims 1 to 5, wherein the second claw portion has a second engagement portion that engages with the lock plate on the back side.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000844A JP7268270B2 (en) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | toilet roll holder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000844A JP7268270B2 (en) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | toilet roll holder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020108709A JP2020108709A (en) | 2020-07-16 |
JP7268270B2 true JP7268270B2 (en) | 2023-05-08 |
Family
ID=71569791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000844A Active JP7268270B2 (en) | 2019-01-07 | 2019-01-07 | toilet roll holder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7268270B2 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5832859B2 (en) | 2011-11-10 | 2015-12-16 | 株式会社ソフイア | Game machine |
JP6323050B2 (en) | 2013-02-21 | 2018-05-16 | 三菱ケミカル株式会社 | Coking coal for coke production and method for producing coke |
JP6330560B2 (en) | 2014-08-05 | 2018-05-30 | 株式会社大林組 | Groundwater neutralization method and groundwater neutralization system |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832859U (en) * | 1981-08-28 | 1983-03-03 | ワイケイケイ株式会社 | Lock for folding door |
JPH0510119Y2 (en) * | 1986-08-18 | 1993-03-12 | ||
JPS63127485U (en) * | 1987-02-13 | 1988-08-19 | ||
US5413392A (en) * | 1993-04-06 | 1995-05-09 | Southco, Inc. | Pawl assembly |
JP4823808B2 (en) * | 2006-08-17 | 2011-11-24 | 株式会社岡村製作所 | Drawer latch device |
-
2019
- 2019-01-07 JP JP2019000844A patent/JP7268270B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5832859B2 (en) | 2011-11-10 | 2015-12-16 | 株式会社ソフイア | Game machine |
JP6323050B2 (en) | 2013-02-21 | 2018-05-16 | 三菱ケミカル株式会社 | Coking coal for coke production and method for producing coke |
JP6330560B2 (en) | 2014-08-05 | 2018-05-30 | 株式会社大林組 | Groundwater neutralization method and groundwater neutralization system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020108709A (en) | 2020-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0740731B1 (en) | Enclosure latch | |
US10870513B2 (en) | Stackable system container | |
JP7268270B2 (en) | toilet roll holder | |
US9988211B1 (en) | Lockable mounting bracket | |
JP3737691B2 (en) | Accessories storage device | |
JPS6149128B2 (en) | ||
KR102110372B1 (en) | Handle for locker door | |
WO2017154704A1 (en) | Latch locking device and door comprising same | |
WO2007019639A1 (en) | A padlock having a removable shackle | |
JP3562356B2 (en) | Trunk floor cover body structure | |
JP7003611B2 (en) | Rack and image forming equipment | |
JP2000213220A (en) | On-vehicle storage box | |
JPH0237982Y2 (en) | ||
JPH11330713A (en) | Small case for containing electronic part | |
US20050115288A1 (en) | Adjustable locking mechanism | |
JP6974629B2 (en) | Locking device for open / close body | |
JP4956050B2 (en) | Storage container | |
JP5102997B2 (en) | Long body support | |
JP2012052377A (en) | Locking device of drawer storage | |
JPH0932368A (en) | Knob going in/out type door locking device | |
JP4355927B2 (en) | Mobile phone holding device for vehicle | |
JP2704384B2 (en) | Push handle locking device | |
JP2549499B2 (en) | handle | |
JPH0614209Y2 (en) | Camera battery lid | |
JP2000002033A (en) | Hatch lock construction |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7268270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |