JP7264854B2 - プレキャストコンクリート床版及びその施工方法 - Google Patents
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Description
プレキャストコンクリート床版は、主桁間に複数枚を並べて敷設する。そして、橋軸方向で隣り合うプレキャストコンクリート床版どうしは、継手を設けて連結する。
継手の形状としては、以下に示す様々な継手構造が知られている。
特許文献2、3には、プレキャストコンクリート床版の端面から先端にナットや圧着グリップ等の定着体を設けた鉄筋を突設し、それぞれの鉄筋を重ね合わせるとともに、さらに補強筋を配筋し、間詰めコンクリートを打設して一体化した継手が開示されている。
特許文献4には、プレキャストコンクリート床版の端面から鉄筋を突設し、それぞれの鉄筋を重ね合わせるとともに、間詰めコンクリートとして高強度な繊維補強コンクリートを打設して一体化した継手が開示されている。
(1)ループ継手は鉄筋をループ状に曲げ加工するため、プレキャストコンクリート床版の厚みをループの形状に応じた厚さに設定する必要があり、必要以上に厚くせざるを得ない場合がある。
(2)補強筋の配置は施工に手間がかかる。
(3)間詰めコンクリートの打設には、型枠の設置、打設作業、養生、型枠の解体等の現場作業が多くなる。
(4)下型枠の設置を省略するためにあごを設けると、あごと鉄筋が干渉しない位置にプレキャストコンクリート床版を吊り降ろし、継手の分だけ水平移動する必要があり、作業効率が落ちる。
(5)高強度な繊維補強コンクリートは高価であり、施工コストが高くなる。
前記上係合部の上面に、内側面にボルト孔を有するボルトボックスを設け、前記下係合部の傾斜面に、前記ボルト孔に対応するアンカーナットを設けてもよい。
前記上係合部の上面と前記下係合部の下面に、内側面にボルト孔を有するボルトボックスを設けてもよい。
また、プレキャストコンクリート床版どうしを接続して床スラブを構成する、プレキャストコンクリート床版の施工方法であって、一方のプレキャストコンクリート床版を吊り上げ、既に設置した他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部とが干渉しない位置に、前記一方のプレキャストコンクリート床版を吊り降ろし、前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部との隙間が所定の間隔となるように、前記一方のプレキャストコンクリート床版を水平にスライドし、前記隙間に間詰材を充填することを特徴とする、プレキャストコンクリート床版の施工方法を提供する。
前記隙間への前記間詰材の充填は、前記プレキャストコンクリート床版の前記下面側から行ってもよい。
(1)係合部どうしを係合するため、従来のようなループ継手がなく、プレキャストコンクリート床版の厚さを必要以上に厚くする必要がない。
(2)補強筋の配筋作業が不要となる。
(3)型枠の設置や解体等の現場作業が不要となり、現場での作業性が向上する。
(4)従来の継手に比べて係合部の長さは短いため、プレキャストコンクリート床版のスライド量が低減できる。
(5)プレキャストコンクリート床版の下面から作業を行うことで、作業の安全性が向上する。
(6)間詰めコンクリートや、高強度な繊維補強コンクリートを大幅に削減することができ、現場での作業性が向上する。
(1)プレキャストコンクリート床版の構成
本発明のプレキャストコンクリート床版10は、平面視矩形の本体1の対向する周面に係合部2を一体に設けた構成である(図1)。
本体1は従来のRCもしくはPC、PRC構造の床版であり、必要な耐荷重に合わせて配筋や厚さ、コンクリート強度等を設定する。従来の継手のようなループ鉄筋がないため、厚さを必要以上に厚くする必要がない。
係合部2は、コンクリート、モルタル、繊維補強コンクリート等により形成する。
係合部2は予め工場等で本体1とは別に製作し、現場等の本体1の製作場所に搬入し、本体1の製作時に一体とする。
係合部2は、上下に対称形である上係合部21と下係合部22とを有する(図2)。
上係合部21は、本体1の上面11と同一平面となる上面211、本体1の下面12と同一平面であり上面211より本体1からの突出長さが短い下面212、上面211の端部から鉛直下方に延びる第一鉛直面213、下面212の端部から鉛直上方に延びる第二鉛直面214、及び第一鉛直面213の下端と第二鉛直面214の上端を結ぶ傾斜面215と、を有する(図2(a))。
下係合部22は、本体1の上面11と同一平面となる上面221、本体1の下面12と同一平面であり上面221より本体1からの突出長さが長い下面222、上面221の端部から鉛直下方に延びる第一鉛直面223、下面222の端部から鉛直上方に延びる第二鉛直面224、及び第一鉛直面223の下端と第二鉛直面224の上端を結ぶ傾斜面225と、を有する(図2(b))。
上係合部21の第一鉛直面213と、第二鉛直面214、下係合部22の第一鉛直面223、及び第二鉛直面224の鉛直方向の長さは同一である。また、上係合部21の傾斜面215と下係合部22の傾斜面225の傾斜角は45°である。
係合部2は、プレキャストコンクリート床版10の対向する周面に設けるが、同一周面に沿って上係合部21と下係合部22を交互に設ける。また、対向する周面どうしは一方が上係合部21の場合には他方が下係合部22となるように対称に設ける。
なお、上係合部21の傾斜面215と下係合部22の傾斜面225の傾斜角は45°に限定されず、係合部2に発生する断面力に応じて係合部2の傾斜角を変化させることで、後述するボルト41に生じる引張力を調整し、長寿命の接続構造とすることができる。
本発明のプレキャストコンクリート床版10は複数枚を並べて敷設する。隣り合うプレキャストコンクリート床版10a、10bは、それぞれの上係合部21a(下係合部21b)と下係合部22b(上係合部21b)を係合する(図3)。このとき隣り合う係合部2aと係合部2bの間に10~30mm程度の隙間を設けることで、現地での寸法誤差を吸収できる。
上係合部21の上面211には、中空のボルトボックス3を設け、ボルトボックス3の内側面にはボルト孔31を設ける(図4)。
ボルト孔31には、ボルト41を挿通し、下係合部22の傾斜面225にボルト孔31に対応して埋設したアンカーナット42にボルト41を螺合して、隣り合う係合部2a、2bを連結する。
ボルト41の軸の太さに対してボルト孔31の寸法に余裕を持たせることで、現地での寸法誤差を吸収してボルト41をアンカーナット42に螺合することができる。
ボルト孔31とアンカーナット42は傾斜面225に対して略直交するように設けることが製作上は好適である。
また、ボルト孔31とアンカーナット42を傾斜面225の中央で上面211に対して直交する方向に設けることにより、ボルトボックス3が上面211上に直線状に配置され、施工性が向上する(図5)。
ボルトボックス3には、モルタル等の間詰材5を充填する。
隣り合う係合部2aと2bとの隙間にはモルタルや接着剤等の間詰材5を充填する。
右側のプレキャストコンクリート床版10aに輪荷重が載荷されている場合、上係合部21からは係合部2a、2bと隙間の間詰材5の圧縮力によって、応力が左側のプレキャストコンクリート床版10bに伝達される(図6(a))。
また、左側のプレキャストコンクリート床版10bに輪荷重が載荷されている場合、ボルト41に生じる引張力によって、応力が右側のプレキャストコンクリート床版10aに伝達される(図6(b))。
本発明の係合部2は、プレキャストコンクリート床版10の同一周面に沿って上係合部21と下係合部22を交互に設けるが、橋軸と直交する方向に沿って上係合部21と下係合部22を交互に設けることで、応力の伝達が均等化され、長寿命の接続構造とすることができる。
なお、係合部2のせん断強度と間詰材5の接着強度の合計が、輪荷重の載荷により発生する断面力よりも大きい場合には、ボルト41を省略することができる。ボルト41を省略することにより、ボルトボックス3も省略でき、ボルトボックス3に間詰材5を充填する作業も省略できる。
次に、プレキャストコンクリート床版10どうしを接続して床スラブを構成する、プレキャストコンクリート床版の施工方法を説明する。
クレーン等により吊り上げたプレキャストコンクリート床版10aを、係合部2aが隣り合うプレキャストコンクリート床版10bの係合部2bと干渉しないように吊り降ろす(図7(a)、(b))。
吊り降ろしたプレキャストコンクリート床版10aを係合部2aの分だけ水平にスライドし、係合部2aと係合部2bを係合する(図7(c))。従来の継手に比べて係合部2aの長さは短いため、プレキャストコンクリート床版10aのスライド量も低減できる。
また、従来必要であった補強筋の配筋作業が不要となる。
スライド後の係合部2aと係合部2bとの間には、10~30mm程度の隙間を設けることで、現地での寸法誤差を吸収できる。
ボルトボックス3のボルト孔31からボルト41を挿入し、アンカーナット42に螺合する(図8(d))。ボルト41の軸の太さに対してボルト孔31の寸法に余裕を持たせることで、現地での寸法誤差を吸収してボルト41をアンカーナット42に容易に螺合することができる。
ボルト41を螺合した後、ボルトボックス3は間詰材5を充填して埋める。
係合部2aと係合部2bとの隙間に、間詰材5を充填する(図8(e))。
間詰材5の充填は、隙間の周囲をシリコン系のシーリング材によりシーリングして漏れを防止することで、プレキャストコンクリート床版10a、10bの下面から行うことができ、作業を安全に行うことができる。シーリングは、シリコン系のシーリング材の他、隙間より厚みのある水膨張性ゴムを設置しておき、プレキャストコンクリート床版10aをスライドして係合部2aと係合部2bを係合するときにゴムを潰しておく方法でもよい。従来の継手の型枠の設置や解体等の現場作業が不要となり、現場での作業性が向上する。
間詰材5は係合部2aと係合部2bとの隙間に充填するため、従来の間詰めコンクリートや、高強度な繊維補強コンクリートに比べて大幅に削減することができ、現場での作業性が向上する。
プレキャストコンクリート床版の更新工事は使用中の橋梁等に交通規制をかけて作業することが多く、プレキャストコンクリート床版の上面での作業は通行車両による事故のリスクがある。しかし、下面から作業を行うことで、作業の安全性が向上する。
実施例1において、上係合部21にボルトボックス3を形成し、ボルト41を下係合部22に設けたアンカーナット42に螺合したが、アンカーナット42に代えて、下係合部22にもボルトボックス3及びボルト孔31を設けて、ボルト41にナット43を螺合してもよい(図9)。
上係合部21、下係合部22の両方にボルトボックス3を設けることで、上係合部21と下係合部22は同一の形態となり、天地を入れ替えるだけで上係合部21と下係合部22を使い分けることができる。
また、上係合部21、下係合部22の両方にボルト孔31を有するが、いずれのボルト孔31もボルト41の軸の太さに対して寸法に余裕を設けることで、より多くの寸法誤差を吸収することができる。
ボルト41は、上係合部21のボルト孔31から挿入してもよいし、下係合部22のボルト孔31から挿入してもよい。
実施例1においては、プレキャストコンクリート床版10の同一周面に沿って上係合部21と下係合部22を交互に設けたが、対向する周面の一方の一面を上係合部21のみ、他方の一面を下係合部22のみに統一してもよい(図10)。
上係合部21を設けたプレキャストコンクリート床版10aを吊り降ろす際に、上係合部21aに下係合部22bが干渉しないため、上係合部21aをそのまま下係合部22bの上部に吊り降ろすことができ、プレキャストコンクリート床版10aのスライド作業を省略することができる(図11)。
実施例1、3はプレキャストコンクリート床版10の対向する周面の一方の一面に上係合部21を設けたとき、対応する他方の一面には下係合部22を設けたが、両方に上係合部21を設けると(図12)、離隔して既に設置したプレキャストコンクリート床版10c、10dの向かい合う端面に下係合部22を設けておくことで、両方に上係合部21を設けたプレキャストコンクリート床版10eを間に吊り降ろすことで、プレキャストコンクリート床版10c、10d、10eを一体とすることができる(図13)。
実施例1において、プレキャストコンクリート床版10の橋軸直角方向の端部表面に、壁高欄の鉄筋を設けておくことで、現場での鉄筋組立作業が省略できる。また、プレキャストコンクリート製壁高欄の接続部を設けておくことで、プレキャストコンクリート製の壁高欄を容易に設置することができる。もしくは、プレキャストコンクリート床板10の橋軸直角方向の端部に壁高欄を設けた一体のプレキャストコンクリート床板10としてもよい。
1 本体、11 上面、12 下面
2 係合部
21 上係合部、211 上面、212 下面、213 第一鉛直面、214 第二鉛直面、215 傾斜面
22 下係合部、221 上面、222 下面、223 第一鉛直面、224 第二鉛直面、225 傾斜面
3 ボルトボックス、31 ボルト孔
41 ボルト、42 アンカーナット、43 ナット
Claims (7)
- 本体と、
前記本体の対向する周面に設けた係合部と、を有し、
前記係合部は、
前記本体の上面と同一平面となる上面と、前記本体の下面と同一平面であり前記本体からの突出長さが前記上面より短い下面と、前記上面の端部から鉛直下方に延びる第一鉛直面と、前記下面の端部から鉛直上方に延びる第二鉛直面と、前記第一鉛直面の下端と前記第二鉛直面の上端を結ぶ傾斜面と、を有する、上係合部、
又は前記本体の上面と同一平面となる上面と、前記本体の下面と同一平面であり前記本体からの突出長さが前記上面より長い下面と、前記上面の端部から鉛直下方に延びる第一鉛直面と、前記下面の端部から鉛直上方に延びる第二鉛直面と、前記第一鉛直面の下端と前記第二鉛直面の上端を結ぶ傾斜面と、を有する、下係合部、のいずれかであり、
前記本体の対向する前記周面において、一方の前記係合部が前記上係合部のとき、他方の前記係合部が前記下係合部により構成し、
前記係合部は、同一の周面において、前記上係合部と前記下係合部を交互に設けて構成する、
プレキャストコンクリート床版。 - 前記上係合部の上面に、内側面にボルト孔を有するボルトボックスを設け、
前記下係合部の傾斜面に、前記ボルト孔に対応するアンカーナットを設けることを特徴とする、
請求項1に記載のプレキャストコンクリート床版。 - 前記上係合部の上面と前記下係合部の下面に、内側面にボルト孔を有するボルトボックスを設けることを特徴とする、
請求項1に記載のプレキャストコンクリート床版。 - 請求項1に記載のプレキャストコンクリート床版どうしを接続して床スラブを構成する、プレキャストコンクリート床版の施工方法であって、
一方のプレキャストコンクリート床版を吊り上げ、
既に設置した他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部とが干渉しない位置に、前記一方のプレキャストコンクリート床版を吊り降ろし、
前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部との隙間が所定の間隔となるように、前記一方のプレキャストコンクリート床版を水平にスライドし、
前記隙間に間詰材を充填することを特徴とする、
プレキャストコンクリート床版の施工方法。 - 請求項2に記載のプレキャストコンクリート床版どうしを接続して床スラブを構成する、プレキャストコンクリート床版の施工方法であって、
一方のプレキャストコンクリート床版を吊り上げ、
既に設置した他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部とが干渉しない位置に、前記一方のプレキャストコンクリート床版を吊り降ろし、
前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部との隙間が所定の間隔となるように、前記一方のプレキャストコンクリート床版を水平にスライドし、
前記上係合部の前記ボルトボックスの前記ボルト孔にボルトを挿入し、前記下係合部の前記アンカーナットに前記ボルトを螺合し、
前記ボルトボックスに間詰材を充填し、
前記隙間に間詰材を充填することを特徴とする、
プレキャストコンクリート床版の施工方法。 - 請求項3に記載のプレキャストコンクリート床版どうしを接続して床スラブを構成する、プレキャストコンクリート床版の施工方法であって、
一方のプレキャストコンクリート床版を吊り上げ、
既に設置した他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部とが干渉しない位置に、前記一方のプレキャストコンクリート床版を吊り降ろし、
前記一方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部と、前記他方のプレキャストコンクリート床版の前記係合部との隙間が所定の間隔となるように、前記一方のプレキャストコンクリート床版を水平にスライドし、
前記上係合部又は前記下係合部のいずれか一方の前記ボルトボックスの前記ボルト孔にボルトを挿入して他方の前記ボルトボックスの前記ボルト孔を貫通させ、他方の前記ボルトボックス内で前記ボルトにナットを螺合し、
前記ボルトボックスに間詰材を充填し、
前記隙間に間詰材を充填することを特徴とする、
プレキャストコンクリート床版の施工方法。 - 前記隙間への前記間詰材の充填は、前記プレキャストコンクリート床版の前記下面側から行うことを特徴とする、
請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート床版の施工方法。
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