JP7262642B2 - Storage device and deposit removal method - Google Patents
Storage device and deposit removal method Download PDFInfo
- Publication number
- JP7262642B2 JP7262642B2 JP2022045487A JP2022045487A JP7262642B2 JP 7262642 B2 JP7262642 B2 JP 7262642B2 JP 2022045487 A JP2022045487 A JP 2022045487A JP 2022045487 A JP2022045487 A JP 2022045487A JP 7262642 B2 JP7262642 B2 JP 7262642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- region
- air
- wind
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Description
特許法第30条第2項適用 1.令和3年9月24日発行の技報 通巻035号 2021 Vol.18 No.1 第23頁,株式会社神鋼環境ソリューションでの公開 2.令和3年11月17日~令和3年11月19日 INCHEM TOKYO 2021での展示 3.令和3年11月17日のウェブ(https://www.kobelco-eco.co.jp/product/pdf/process/brochure/p_manholejet.pdf)での公開Application of
本発明は収容装置および付着物除去方法に関する。 The present invention relates to a storage device and a deposit removal method.
従来、被収容物を収容する内部空間を備えた収容装置が各種の用途に用いられている。該収容装置としては、例えば、被収容物の入出のために設けられた開口部を有する収容本体と、該開口部を塞ぐ蓋体とを備えたものが知られている。このような蓋体を備えた収容装置として、下記特許文献1には、被収容物と接する部分にグラスライニングが施された蓋付タンクが開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, storage devices having internal spaces for storing objects have been used for various purposes. As such a storage device, for example, one is known that includes a storage main body having an opening for entering and exiting an object to be stored, and a lid that closes the opening. As a storage device having such a lid,
上記のような収容装置では、装置の維持・管理を容易にすることが要望されている。しかしながら、そのような要望は十分に満足される状況にはなっていない。そこで、本発明は、維持・管理が容易な収容装置の提供を目的としている。 In the storage device as described above, it is desired to facilitate the maintenance and management of the device. However, such demands have not been fully satisfied. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a storage device that is easy to maintain and manage.
上記課題に着目し、本発明者は、蓋体に付着した付着物への対処が収容装置の維持・管理に有利に作用することを見出した。より詳しくは、本発明者は、上記のような収容装置で、被収容物の一部が蓋体の裏面に付着したり、結露による液滴が蓋体の裏面に付着したりすることがあり、これらの付着物が蓋体を開けたときに装置上やその周辺に落下するなどして清掃が必要になったり、場合によっては腐食を発生させたりすることからこのような付着物への対処が収容装置の維持・管理に有利に作用することを見出した。 Focusing on the above problem, the present inventor found that dealing with deposits adhering to the lid works favorably for maintenance and management of the storage device. More specifically, the present inventors have found that in the storage device as described above, part of the stored object may adhere to the back surface of the lid, or droplets due to condensation may adhere to the back surface of the lid. When the lid is opened, these deposits fall on and around the device, requiring cleaning and, in some cases, causing corrosion. It was found that the
上記課題を解決するための本発明は、
被収容物を収容する内部空間を有し、該内部空間に連通する開口部を備えた収容本体と、
前記収容本体の前記開口部を塞ぐ蓋体とを備えた収容装置であって、
前記蓋体の裏面には、前記開口部を塞いだ閉蓋状態において前記収容本体の前記内部空間に向けて露出された状態となる露出領域が備えられ、
前記閉蓋状態で前記蓋体又は前記蓋体以外から風を吹き出して前記露出領域に当てる送風部が備えられている収容装置、を提供する。
The present invention for solving the above problems is
a container body having an internal space for containing an object and having an opening communicating with the internal space;
A storage device comprising a lid that closes the opening of the storage main body,
The rear surface of the lid is provided with an exposed area that is exposed toward the internal space of the housing body when the opening is closed and the lid is closed,
The storage device is provided with an air blowing part for blowing air from the lid body or other than the lid body in the lid closed state to hit the exposed area.
上記課題を解決するための本発明は、
被収容物を収容する内部空間を有し、該内部空間に連通する開口部を備えた収容本体と、
前記収容本体の前記開口部を塞ぐ蓋体とを備えた収容装置での前記蓋体への付着物の除去方法であって、
前記蓋体の裏面には、前記開口部を塞いだ閉蓋状態において前記収容本体の前記内部空間に向けて露出された状態となる露出領域が備えられており、
前記閉蓋状態で前記蓋体又は前記蓋体以外から風を吹き出して前記露出領域に当て、
該風によって前記露出領域に付着した付着物を除去する付着物除去方法、を提供する。
The present invention for solving the above problems is
a container body having an internal space for containing an object and having an opening communicating with the internal space;
A method for removing deposits attached to the lid in a storage device including a lid that closes the opening of the storage main body,
The back surface of the lid is provided with an exposed area that is exposed toward the internal space of the housing body when the opening is closed and the lid is closed,
blowing air from the lid body or other than the lid body in the closed state to hit the exposed area;
A deposit removal method for removing deposits adhered to the exposed area by the wind.
本発明によれば、維持・管理が容易な収容装置が提供され得る。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the accommodation apparatus with easy maintenance and management can be provided.
以下に、図を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本実施形態の収容装置は、その具体的な態様が特に限定されるものではないが、以下においては特定の例により本発明の実施の形態について説明する。具体的には、以下においては、被収容物を収容する収容本体がタンクで、該タンクの開口部を塞ぐ蓋体をさらに備えた蓋付タンクを収容装置の例として本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Although the storage device of the present embodiment is not particularly limited in its specific aspect, the embodiment of the present invention will be described below using a specific example. Specifically, in the following description, an embodiment of the present invention will be described by taking a tank with a lid as an example of a storage device, in which a storage body that stores an object to be stored is a tank and further includes a lid that closes an opening of the tank. explain.
図1は、本実施形態における蓋付タンク1を示したもので、該蓋付タンク1は、タンク10と、蓋体20とを備えている。
FIG. 1 shows a
本実施形態の蓋付タンク1での前記タンク10は、被収容物を収容する内部空間10cを有している。本実施形態の蓋付タンク1は、前記タンク10の内側にグラスライニングが施されており、前記タンク10の内壁面10bに耐食性が付与されている。本実施形態の前記タンク10は、内部空間10cの寸法が上下方向に長い縦型タンクである。前記タンク10は、平面視円形の底壁部11と、該底壁部11の外周縁より円筒状になって上方に延びる周側壁部12と、前記底壁部11と上下方向に対向して前記周側壁部12の上端部を塞ぐように配される平面視円形の天井壁部13とを備えている。
The
本実施形態のタンク10は、内部空間10cと連通する開口部が前記天井壁部13の3箇所に設けられている。前記天井壁部13には、短い円筒状となって上方に向けて延びる3つの筒状部と、該筒状部の上端より外向きに延びる円環状(ドーナッツ板状)のフランジ部とが設けられ、該筒状部の下端が当該天井壁部13の下面(タンク10の内壁面10b)において開口しているとともに該筒状部の上端が前記タンク10の3つの開口部の開口形状をそれぞれ画定している。また、前記タンク10は、前記底壁部11の中央部に前記被収容物を排出するための開口部である排出口10eが設けられている。
The
本実施形態の蓋付タンク1は、前記タンク10に収容された被収容物を撹拌する攪拌装置30を備えている。該攪拌装置30は、タンク10の底壁部11の上方で回転して被収容物を撹拌するための攪拌翼31と、該攪拌翼31を回転させるために当該攪拌翼31が下端部に装着された回転軸32とを備えている。本実施形態の蓋付タンク1は、該攪拌装置30によってタンク10の内部を流動する被収容物の流れを乱すバッフル40を更に備えている。
The
前記天井壁部13に設けられた3つの開口部の内の第1開口部13aは、タンク10内への被収容物の供給に利用されたり、タンク10への作業員の立ち入りに利用されたりするマンホールである。該第1開口部13aには、前記蓋体20が開閉自在に装着されている。3つの開口部の内の第2開口部13bは、前記天井壁部13の中央部に配されており、前記攪拌装置30の回転軸32を挿通させるために利用されている。さらに、3つの開口部の内の第3開口部13cは、前記バッフル40を挿通させるために利用されている。
Of the three openings provided in the
本実施形態の蓋付タンク1では、前記排出口10eに缶底弁50が装着されており、開状態と閉状態とが切り替え可能となっている。
In the
前記天井壁部13の前記第1開口部13aを画定する前記筒状部(以下、「第1筒状部131t」ともいう)は、前記回転軸32が挿通されている筒状部(以下、「第2筒状部132t」ともいう)や前記バッフル40が挿通されている筒状部(以下、「第3筒状部133t」ともいう)が垂直方向に延びるように設けられているのに対し、斜め上方に向けて延びるように形成されている。従って、第2筒状部132tの上端より外向きに延びる前記フランジ部(以下、「第2フランジ部132f」ともいう)や、第3筒状部133tの上端より外向きに延びる前記フランジ部(以下、「第3フランジ部133f」ともいう)が水平方向に延びた状態になっているのに対して第1筒状部131tから延びるフランジ部(以下、「第1フランジ部131f」ともいう)は、水平面に対して傾きを持った面に沿うように形成されている。本実施形態の前記第1開口部13aは、前記天井壁部13の中心部よりも外寄りに配され、且つ、前記第1フランジ部131fの上面が外側に向けて先下がりとなる傾斜面となっている。
The cylindrical portion (hereinafter also referred to as “first
本実施形態の前記蓋体20は、図2~図4に示すように、前記第1フランジ部131fの外側輪郭形状に対応した円板状となって前記第1開口部13aを上方から塞ぐように配されている。本実施形態では、前記蓋体20が、ヒンジHGを介してタンク10に固定されており、回動自在な状態で蓋付タンク1に備えられている。即ち、本実施形態の前記蓋体20は、この回動動作によって前記第1開口部13aを開いた開蓋状態と、前記第1開口部13aを塞いだ閉蓋状態とが切り替えられるように蓋付タンク1に備えられている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
前記蓋体20の可動範囲(蓋体20を最大限開いた際の蓋体20と第1フランジ部131fとが成す角度(θ))は、特に限定されるものではないが、90度以上であることが好ましい。該可動範囲は、95度以上であってもよい。該可動範囲は、例えば、150度以下とされ得る。該可動範囲は、130度以下であってもよい。
The movable range of the lid 20 (the angle (θ) formed by the
本実施形態の前記蓋体20は、前記第1開口部13aを閉塞した閉蓋状態を保持すべく、その外周部と前記第1フランジ部131fとを挟み込むクランプCLで前記タンク10に固定されるようになっている。
The
閉蓋状態における前記蓋体20は、図3に示すようにその表面20aの側から見た場合には、前記第1フランジ部131fの概ね全てを覆った状態となっている。前記蓋体20の裏面20bは、図4に示すように外周部に沿って配された円環状の領域が前記第1フランジ部131fによって内側から覆われる被覆領域20b1となっているとともに円環状の前記被覆領域20b1に囲まれた内側の円形の領域が内部空間10cに露出された露出領域20b2となっている。そのため、本実施形態では、タンク10の内部で舞い上がった被収容物の一部や、被収容物から発生した揮発性物質の凝集物などが露出領域20b2に付着する可能性がある。
The
前記蓋体20は、上記のようにヒンジHGを介してタンク10に固定されている。前記ヒンジHGは、回動軸HGaを有し、該回動軸HGaの軸周りに回転して相対的に回動する2つの部材の内の一方が前記蓋体20に固定されている。本実施形態の蓋体20は、前記ヒンジHGに接続されている位置とは反対側において当該蓋体20の表面20aより上方に突出した取手25を備えており、開閉操作を容易に実施できるようになっている。
The
前記ヒンジHGの2つの部材の内の他方は、タンク10に固定されており、本実施形態では前記第1フランジ部131fの外周部に固定されている。前記ヒンジHGは、タンク10の外向きに先下がり傾斜となるように配されている前記第1フランジ部131fの先端側(タンク10の外寄りの位置)に設けられても、基端側(タンク10の中央寄りの位置)に設けられてもよい。
The other of the two members of the hinge HG is fixed to the
前記ヒンジHGが前記第1開口部13aよりもタンク10の中央寄りの位置に設けられている場合、前記蓋体20を開けて開蓋状態とする際に当該蓋体20が垂直に立ち上がるまでの移動距離が長くなるものの、前記蓋体20の裏面に付着物が生じている場合に当該付着物を前記第1開口部13aを通じてタンク内に落下させ易くなり、タンク10やその周囲を清掃する手間が簡略化され得る。
When the hinge HG is provided at a position closer to the center of the
タンク10に収容される被収容物が、食品、医薬品、化学薬品などといった、異質なものの混在を避けることが要望されるようなものである場合、蓋体20の裏面に付着した付着物をタンク内に落下し難くしてもよい。その場合、前記ヒンジHGを前記第1開口部13aよりもタンク10の外寄りに設けるようにしてもよい。この場合、蓋体20を同じ角度で開いても、外側に開ける方が中央側の開けるよりも蓋体20が寝た状態になるので付着物の落下を抑制することができる。
If the object to be stored in the
前記蓋体20は、このような付着物への耐性を備えさせる上で、前記露出領域20b2の少なくとも一部にグラスライニングを施してもよい。また、グラスライニングの上に、又は、グラスライニングに代えてフッ素樹脂コートが施されてもよい。コーティングされるフッ素樹脂は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体(ETFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVdF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)などが挙げられる。フッ素樹脂コートは、付着物の発生を防止する上においても有効である。
In order to provide resistance to such deposits, the
本実施形態の前記蓋体20は、閉蓋状態においてもタンク10の外部から内部での被収容物の様子などを視認できるようにガラス窓20wが備えられている。即ち、本実施形態の前記蓋体20は、裏面20bへの付着物の発生状況を、当該蓋体20を開ける前に確認できるように構成されている。本実施形態の前記蓋体20は、平面方向Wにおける中央部において厚さ方向T上向きに突出した形状を有し、該突出した部分に前記ガラス窓20wが設けられている。
The
本実施形態の蓋付タンク1には、前記第1開口部13aを塞いだ閉蓋状態で前記蓋体20又は前記蓋体20以外から風を吹き出して前記露出領域20b2に内部空間側から風を当て、該風によって前記露出領域20b2に付着した付着物を除去するための送風部60が備えられている。本実施形態においては送風部60を構成する部材の一部が前記蓋体20の構成部材としても兼用されている。
In the
前記蓋体20は、付着物への耐性を備える点において前記のようにグラスライニングが施されている方が有利ではあるが、グラスライニングを施す箇所には細かな細工が加え難い場合がある。そのため、例えば、蓋体20の裏面20b側に風を吹き出すための孔を設けるのであれば、その孔はグラスライニングが施された箇所以外に設けられることが好ましい。前記蓋体20は、前記露出領域20b2に前記グラスライニングが施されている領域と、前記グラスライニングが施されていない非グラスライニング領域とを備え、この非グラスライニング領域から前記風を吹き出すように構成されることが好ましい。尚、当然ながら、前記孔はグラスライニングやフッ素樹脂コートが施された箇所に設けられてもよく、該孔の内周面などにもグラスライニングやフッ素樹脂コートが施されてもよい。
Although it is advantageous for the
本実施形態の前記蓋体20は、前記第1開口部13aよりも大きな円板状の基板21を有する。該基板21は、前記ガラス窓20wを通じて内部を視認するための円形の貫通孔21hを中央部に有しており、具体的には、ドーナッツ板状となっている。該基板21は鋼板で構成され、その裏面21bには、グラスライニングが施されている。該基板21の前記貫通孔21hは、前記第1開口部13aの開口形状よりも小さな円形を有し、前記蓋体20を前記第1フランジ部131fに重ねた際に前記第1開口部13aでの開口領域の内側に収まるように設けられている。
The
本実施形態の前記蓋体20は、該貫通孔21hの直径以下の外径を有する筒状部材22を有する。該筒状部材22の長さ(厚さ方向Tの寸法)は、前記基板21の厚さよりも長い。該筒状部材22は、前記貫通孔21hを通じて前記基板21の表面21aよりも上方に突出するとともに前記基板21の裏面21bよりも下方に突出するように配された筒部221と、該筒部221の上端より外向きに延びるフランジ部222とを備えている。前記フランジ部222の外径は、前記貫通孔21hの直径よりも大きい。前記筒状部材22は、前記貫通孔21hの周囲に前記フランジ部222を係止させ得るように構成されている。本実施形態では、前記筒状部材22の筒部221よりも大きなガラス板23と、該ガラス板23を前記フランジ部222の上に載置して、上面側から当該ガラス板23を前記フランジ部222に向けて押圧する押さえ部材24とが前記蓋体20に更に備えられている。
The
前記押さえ部材24は、円環状で、内径がガラス板23より小さく、外径がガラス板23より大きい。即ち、前記押さえ部材24は、ガラス板23に重ねた際に、外周縁をガラス板23の外周縁よりも外方に突出させ得るとともに内周縁の内側が下からガラス板23で閉塞された状態とされ得るように構成されている。本実施形態では前記押さえ部材24は、ガラス板23よりも外側に突出した箇所を厚さ方向に貫通する複数のボルト孔が穿設されており、前記基板21に対してボルトBTで固定されている。
The pressing
本実施形態の押さえ部材24は、ガラス板23の前記筒状部材22(フランジ部222)への固定に利用されているとともに前記ガラス窓20wのフレームとして機能している。即ち、本実施形態のガラス窓20wは、前記ガラス板23と前記筒状部材22とにより前記基板21の前記貫通孔21hを密封しつつ前記ガラス板23を通じて前記タンク10の内部の様子を視認し得るように構成されている。
The pressing
本実施形態では、前記筒状部材22が前記蓋体20の構成部材となっているとともに前記送風部60を構成する部材の一部として兼用されている。前記筒状部材22は、前記基板21の表面21aよりも上方に突出した箇所に吸気口22iを有し、前記基板21の裏面21bよりも下方に突出した箇所に前記吸気口22iより取り入れた気体を排出する排気孔22eを備えている。本実施形態の前記吸気口22iは、蓋体20の表面において開口しており、より詳しくは、前記フランジ部222の外周面において開口している。
In the present embodiment, the
前記排気孔22eは、前記閉蓋状態で前記露出領域20b2に風を当て、該風によって前記露出領域20b2に付着した付着物を除去するために設けられる。該排気孔22eは、前記蓋体20に形成されていてもよく前記蓋体20以外に形成されていてもよい。前記送風部60は、本実施形態の収容装置での収容本体である前記タンク10に形成されていてもよい。例えば、前記タンク10の内壁面10bに、グラスライニングの施された領域と、グラスライニングの施されていない非グラスライニング領域とを設け、該非グラスライニング領域に前記排気孔22eを設けるようにしてもよい。該排気孔22eは、前記蓋体20以外に形成される場合、例えば、前記第1筒状部131tや前記第1フランジ部131fの内周面に開口するように設けることができる。本実施形態での送風部60は、前記蓋体20それ自体から風を吹き出して前記露出領域20b2に風を当てるように構成されており、具体的には、前記筒状部材22から風を吹き出して前記露出領域20b2に付着した付着物を除去し得るように構成されている。
The
本実施形態においては、前記排気孔22eが単一で備えられていてもよい。本実施形態では、前記露出領域20b2の全域からより確実に付着物を除去することが容易である点において前記送風部60が複数の排気孔22eから前記風を吹き出すように構成されていてもよい。
In this embodiment, a
本実施形態の複数の前記排気孔22eは、前記露出領域20b2を第1領域20b21と第2領域20b22とを含む複数の領域に区分けするように隣り合う領域の境界部に配されている。本実施形態の複数の前記排気孔22eは、前記露出領域20b2を区分けする、直線、又は、曲線に沿って配されている。前記排気孔22eの配される境界線(直線や曲線)は、当該排気孔22eによって区分けされる領域の外周を周回するように環状となっていてもよく、矩形環状や円環状となっていてもよい。本実施形態では複数の前記排気孔22eが前記露出領域20b2の少なくとも一部を包囲するように環状に配されている。
The plurality of
本実施形態の前記筒状部材22には、図5、図6、および、図7に示すように、前記吸気口22iから前記排気孔22eへと至る通気路22cが内部に形成されている。本実施形態では該通気路22cの内壁面にはグラスライニングやフッ素樹脂コートが施されていないが、要すれば、通気路22cの内壁面にグラスライニングやフッ素樹脂コートが施されていてもよい。前記送風部60は、この吸気口22iに接続されるガス管61と、該ガス管61を通じて前記吸気口22iに気体を送る給気部(図示せず)を備えている。前記給気部は、例えば、コンプレッサー、ブロア、ガスボンベなどにより構成させることができる。
As shown in FIGS. 5, 6, and 7, the
本実施形態の前記送風部60は、吸気口22iに対して、窒素ガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスなどの比較的不活性な気体を供給し得るよう構成されている。前記送風部60は、空気、水蒸気などの気体を吸気口22iに供給するものであってもよい。本実施形態の前記送風部60は、前記吸気口22iに供給するこれらの気体を、例えば、50℃~150℃の温度に予め温めたり、例えば、15℃以下に予め冷却したりするための温度調節器を有していてもよい。前記送風部60は、気体を、常温(例えば、20℃~30℃)のまま排気孔22eより噴出させる態様のものであってもよい。なお、付着物を確実に除去するために吸気口22iから供給する風は圧縮された気体であることが好ましく、吸気口22iでの圧力が0.1MPa~0.5MPa(ゲージ圧)であることが好ましい。該圧力は0.2MPa~0.4MPa(ゲージ圧)であることがより好ましい。
The
前記送風部60による単位時間当たりの気体供給量V(Nm3/min)は、付着物をより多く除去する上で0.25Nm3/min以上であることが好ましく、0.3Nm3/min以上であることがより好ましく、0.4Nm3/min以上であることがさらに好ましく、0.5Nm3/min以上であることがとりわけ好ましい。尚、露出領域20b2の外縁によって画定される前記露出領域20b2の正面視における面積、即ち、前記第1開口部13aの開口面積をS(m2)とした場合、付着物の除去対象となる当該面積(Sm2)当たりの単位時間当たりの気体供給量(V/S)は1.5Nm3/min/m2以上であることが好ましく、2.0Nm3/min/m2以上であることがより好ましく、2.5Nm3/min/m2以上であることがさらに好ましく、3.0Nm3/min/m2以上であることがとりわけ好ましい。
The gas supply amount V (Nm 3 /min) per unit time by the
本実施形態では、前記筒状部材22に複数の前記排気孔22eが備えられている。前記排気孔22eの内の一部は、前記筒部221の内周面において開口し、該筒部221の上端部に設けられて斜め上向きに開口している。即ち、該排気孔22e(以下「内向排気孔22e1」ともいう)から噴き出す風は、前記ガラス板23の裏面23bに吹き付けられる。本実施形態では、外部から内部を視認できるように前記蓋体20にガラス窓20wが備えられ、前記送風部60によって前記付着物の除去される前記露出領域20b2には、前記ガラス窓20wで構成された領域が含まれている。そのため、本実施形態においては前記ガラス板23の表面23aからの視認性が良好に保たれる。
In this embodiment, the
ガラス板23の裏面23bの付着物の除去に利用される排気孔22eとは別の排気孔22eは、前記筒部221の外周面において開口し、該筒部221の下端部に設けられている。前記筒部221の外周面には、周方向に一定の間隔を隔てて複数の排気孔22eが配されている。これらの排気孔22eは、前記内向排気孔22e1とは反対に径方向外向きに風を吹き出す排気孔22e(以下「外向排気孔22e2」ともいう)となっている。
An
本実施形態では、上記の通り前記露出領域20b2の内、ガラス窓20wの裏面側によって構成されている領域が前記第1領域20b21となっており、前記第2領域20b22が前記第1領域20b21の外側の環状の領域となって備えられている。尚、前記内向排気孔22e1も外向排気孔22e2と同様に第1領域の外周部を周回する方向に並んで配置し、前記第1領域20b21を囲むように環状に配置してもよい。
In the present embodiment, as described above, of the exposed region 20b2, the region formed by the rear surface side of the
本実施形態では、前記第2領域20b22にグラスライニングが施されている。即ち、本実施形態では、前記送風部60によって前記付着物の除去される前記露出領域20b2には、グラスライニングが施されている前記第2領域20b22が含まれている。
In this embodiment, the second region 20b22 is glass lined. That is, in the present embodiment, the exposed region 20b2 from which the adhering substances are removed by the
前記排気孔22e(内向排気孔22e1、外向排気孔22e2)は、特に限定されるものではないが、例えば、蓋体20の厚さ方向Tよりも、当該厚さ方向Tに直交する蓋体20の平面方向Wにおける寸法が大きな開口形状を有することが好ましい。前記排気孔22eの開口形状の厚さ方向Tにおける寸法(Dt)に対する平面方向Wにおける寸法(Dw)の比率(Dw/Dt)であるアスペクト比は、例えば、1.2以上とすることができる。前記アスペクト比は、1.5以上であってもよく、2.0以上であってもよい。前記アスペクト比は、100以下であってもよく、30以下であってもよい。即ち、前記排気孔22eの開口形状は、スリット状となっていてもよい。開口形状の厚さ方向Tにおける寸法(Dt)や平面方向Wにおける寸法(Dw)は、各方向に平行する直線が開口縁を通る2点間の距離が最大となる箇所での長さとして求めることができる。前記排気孔22eが曲面において開口している場合も、各方向の寸法は、曲面に沿った長さではなく、開口縁上の2点を結ぶ直線距離として求められる。
The
前記排気孔22eの開口面積は、例えば、0.5mm2以上5mm2以下とされる。
The opening area of the
筒部221の下端部に設けられている複数の排気孔22e(外向排気孔22e2)は、前記基板21の裏面21bよりも下方に突出した位置において開口しており、図4に示すように、当該外向排気孔22e2から噴き出す風Fが前記基板21の裏面bに沿って外向きに流れるように配されている。即ち、本実施形態の前記送風部60は、蓋体20の裏面20b側の中央部において一つの円周上に所定の間隔を隔てて配された複数の外向排気孔22e2を有し、それぞれの外向排気孔22e2から外向きに風Fを吹き出して蓋体20の裏面20bに付着した付着物を除去し得るようになっている。
A plurality of
円周上に配置される複数の外向排気孔22e2は、隣り合う外向排気孔22e2との直線距離の平均値が100mm以下となるように配されることが好ましく、50mm以下となるように配されることが好ましい。 The plurality of outward exhaust holes 22e2 arranged on the circumference are preferably arranged so that the average value of the linear distances between the adjacent outward exhaust holes 22e2 is 100 mm or less, and is arranged so as to be 50 mm or less. preferably.
図4においては、外向排気孔22e2から排出される風Fが径方向に噴出される様子が例示されているが、風Fの吹き出し方向は径方向以外であってもよい。例えば、図8、図9に示すように径方向外向きに対して傾斜した方向に風Fを吹き出すようにしてもよい。図8、図9に示す態様では、前記露出領域20b2を正面から見た際に風Fの吹き出す方向が径方向Rに対して反時計回りCCWに傾いた方向となっている。 In FIG. 4, the air F discharged from the outward exhaust holes 22e2 is exemplified as being ejected in the radial direction, but the blowing direction of the air F may be other than the radial direction. For example, as shown in FIGS. 8 and 9, the wind F may be blown out in a direction inclined with respect to the radially outward direction. 8 and 9, when the exposed region 20b2 is viewed from the front, the direction in which the wind F blows out is inclined counterclockwise CCW with respect to the radial direction R. As shown in FIG.
この蓋付タンク1は、図3、図4に示したものと同様に外部から内部を視認できるように前記蓋体20にガラス窓20wが備えられ、前記送風部60によって前記付着物の除去される前記露出領域20b2には、前記ガラス窓20wで構成された領域が含まれている。そして、前記露出領域20b2は、前記ガラス窓で構成された第1領域20b21と、前記グラスライニングが施された第2領域20b22とを備え、前記第1領域20b21が中央部に配され、且つ、該第1領域20b21の外側の環状の領域が前記第2領域20b22となっている。
This
図8、図9に示す蓋付タンク1は、前記第2領域20b22に向けて風を吹き出す前記外向排気孔22e2が複数備えられ、該複数の外向排気孔22e2が前記第1領域20b21の外周に沿って配され、且つ、前記露出領域20b2を正面から見た際の前記複数の外向排気孔22e2から風Fを吹き出す方向が、径方向R外向きに対して所定の角度θfで傾斜している。この場合、風Fが当たらない部位が形成され難くなり付着物の除去がより確実になされ得る。
The
本実施形態において前記外向排気孔22e2から風Fを吹き出す場合、吹き出し方向を径方向Rとすると、付着物を前記露出領域20b2からいち早く除去できる。一方で風Fの吹き出し方向を径方向Rに対して傾斜させると風Fが露出領域20b2を通過する区間の長さが長くなり、一つの外向排気孔22e2で付着物を除去する範囲を広く確保することができる。 In the present embodiment, when the air F is blown out from the outward exhaust hole 22e2, if the blowing direction is set to the radial direction R, deposits can be quickly removed from the exposed area 20b2. On the other hand, if the blowing direction of the wind F is inclined with respect to the radial direction R, the length of the section in which the wind F passes through the exposed region 20b2 becomes longer, and a wide range for removing deposits is ensured by one outward exhaust hole 22e2. can do.
前記径方向R外向きに対して時計回りCWとなる側に前記風の吹き出す方向が傾斜している状態を第1状態とし、反時計回りCCWとなる側に傾斜している状態を第2状態とした際に、図8、図9に示す蓋付タンク1では、複数の前記外向排気孔22e2が前記第2状態(反時計回りCCW)に揃えられて配されている。本実施形態では複数の前記外向排気孔22e2が前記第1状態(時計回りCW)に揃えられて配されていてもよい。そのような傾斜方向が揃うように外向排気孔22e2を配置すると、互いの風Fがぶつかり合って勢いが弱められることが抑制される。 A state in which the direction of blowing air is inclined clockwise CW with respect to the radial direction R outward is defined as a first state, and a state in which the direction is inclined counterclockwise CCW is defined as a second state. 8 and 9, the plurality of outward exhaust holes 22e2 are aligned in the second state (counterclockwise CCW). In the present embodiment, a plurality of outward exhaust holes 22e2 may be aligned in the first state (clockwise CW). By arranging the outward exhaust holes 22e2 such that the directions of inclination are aligned, it is possible to prevent the winds F from colliding with each other and weakening their momentum.
風Fが吹き出す方向(外向排気孔22e2の流路方向)と径方向Rとがなす角度θf(鋭角側の角度)は、例えば、30度以上60度以下の範囲から選択される。 The angle θf (angle on the acute angle side) formed between the direction in which the wind F blows (the flow path direction of the outward exhaust hole 22e2) and the radial direction R is selected, for example, from a range of 30 degrees or more and 60 degrees or less.
前記露出領域20b2を正面から見た際の風Fの吹き出し方向を径方向Rに対して傾斜させることは、内向排気孔22e1に対しても設定可能である。本実施形態の前記内向排気孔22e1は、筒状部材22で包囲された領域に風Fを吹き出すように設けられているため、該筒状部材22の径方向に対して傾斜する方向風を吹き出すようにすると、図10に示すように風Fが直進せずに筒状部材22に沿った旋回流を形成するようになる。
It is also possible to set the inward exhaust hole 22e1 so that the blowing direction of the wind F when the exposed region 20b2 is viewed from the front is inclined with respect to the radial direction R. Since the inward exhaust holes 22e1 of the present embodiment are provided so as to blow out the wind F to the area surrounded by the
内向排気孔22e1の風Fが吹き出す方向(流路方向)と径方向Rとがなす角度(鋭角側の角度)は、例えば、30度以上85度以下の範囲から選択される。 The angle (angle on the acute angle side) formed by the direction (flow direction) in which the wind F blows out of the inward exhaust hole 22e1 and the radial direction R is selected, for example, from a range of 30 degrees or more and 85 degrees or less.
本実施形態においては、図10に示すように内向排気孔22e1を複数設け、該複数の内向排気孔22e1を外向排気孔22e2と同様に環状に配置してもよい。その場合、前記径方向R内向きに対して時計回りCWとなる側に前記風の吹き出す方向が前記傾斜している状態を第1状態とし、反時計回りCCWとなる側に前記傾斜している状態を第2状態とした際に、複数の前記内向排気孔22e1は、前記第1状態と前記第2状態との何れかに揃えられて配されていてもよい。そのような配置にすると、それぞれの内向排気孔22e1より噴き出す風Fが互いに強め合ってより強い旋回流が形成され得る。 In the present embodiment, as shown in FIG. 10, a plurality of inward exhaust holes 22e1 may be provided, and the plurality of inward exhaust holes 22e1 may be arranged in a ring like the outward exhaust holes 22e2. In this case, the state in which the blowing direction of the air is inclined clockwise CW with respect to the inward radial direction R is defined as a first state, and the direction is inclined counterclockwise CCW. When the state is the second state, the plurality of inward exhaust holes 22e1 may be aligned in either the first state or the second state. With such an arrangement, the winds F ejected from the respective inward exhaust holes 22e1 strengthen each other to form a stronger swirling flow.
前記内向排気孔22e1を環状に配する場合、ガラス窓20wよりも外側の領域で付着物を除去し得るようにしてもよい。複数の前記内向排気孔22e1は、上記のように露出領域20b2の一部を包囲するように設けなくてもよく、露出領域20b2の全部を包囲するように配置してもよい。例えば、複数の前記内向排気孔22e1は、蓋体20の裏面20bの外周部に環状に配してもよい。
When the inward exhaust holes 22e1 are arranged in a ring, deposits may be removed in a region outside the
先にも述べたように、蓋体20以外から前記露出領域20b2に風を吹き付けるようにする場合、前記筒状部材22での吸気口22i、通気路22c、及び、排気孔22eに該当する構成を、前記第1フランジ部131fに対して設けるようにしてもよい。即ち、図11に示すように、前記第1フランジ部131fに、吸気口131i、通気路131c、及び排気孔131eを設け、ガス管61から吸気口131iを通じて気体を導入し、当該第1フランジ部131fの内部に形成された通気路131cを通じてタンク10の内壁面10bにおいて開口している排気孔131eへと前記気体を伝達し、閉蓋状態の蓋体20の裏面20bに対して前記排気孔131eから風F’を吹き出すようにしてもよい。その場合、前記第1フランジ部131fの内周面の一部、又は全部を非グラスライニング領域とし、前記排気孔131eを該非グラスライニング領域に設けるようにしてもよい。
As described above, when the air is blown to the exposed area 20b2 from other than the
上記のように本実施形態の前記排気孔22eは、その形成位置が特に限定されるわけではなく、その配置形状も環状には限らない。図12に示すように、前記露出領域20b2を横断する2本の直線が描かれるようにそれぞれ複数の排気孔22eを配置し、且つ、該直線が交差して前記露出領域20b2が第1領域20b21、第2領域20b22、第3領域20b23、及び、第4領域20b24の4つに区分けされるようにし、それぞれの領域に対して排気孔22eから風を吹き付けるようにしてもよい。その場合、前記蓋体20には、裏面側に十字状に突出するリブ65を設け、該リブ65の側面から前記蓋体20の裏面20bと概ね平行になるように風を吹き出させるようにすればよい。
As described above, the formation position of the
本実施形態の蓋付タンク1では、このような態様以外にも各種の形態で送風部60を構成することができる。
In the
上記のような蓋付タンク1では、送風部60によって蓋体20の裏面20bに風Fを当てるという簡単な操作によって蓋付タンク1やその周辺が落下した付着物で汚れてしまったりすることが防止でき、当該蓋付タンク1の維持・管理が容易となり得る。
In the
蓋付タンク1での付着物除去方法としては、定期的に行われてもよく、不定期に実施されてもよい。
The method of removing deposits from the
本実施形態の蓋付タンク1は、例えば、被収容物に化学的な反応を生じさせたり、被収容物に含まれる気化成分を除去したりするために用いられる。本実施形態の蓋付タンク1では、混合処理、加熱処理、減圧処理などの各種処理が被収容物に対して実施される。蓋体20の裏面20bへの風Fの吹き付けによる付着物除去方法は、処理終了後に実施されても、処理の最中において実施されてもよく、これらの両方において実施されてもよい。
The
蓋体20の裏面20bへ風Fを吹き付けるタイミングは、蓋体を開けた際に付着物が装置上やその周辺に落下することを抑制する観点から少なくとも蓋体を開ける前が望ましい。このような蓋を開けるタイミングとしては反応終了後の他、設備の点検時や内容物確認時などがある。また、風Fの吹き付けが処理中や処理終了後に実施される場合、付着物をタンク内に戻すため内容物の少なくとも一部を回収することもできる。
The timing of blowing the air F to the
風Fを当てる回数が複数回とされることで付着物の拡散をより確実に防止できる。また、本実施形態においては、外部から内部を視認できるように前記蓋体20にガラス窓20wが備えられ、前記送風部60によって前記付着物の除去される前記露出領域20b2には、前記ガラス窓20wで構成された領域が含まれているため、蓋体20を開けるよりも以前の段階で定期的にガラス窓20wの付着物を除去するようにしてもよい。
By applying the wind F a plurality of times, it is possible to more reliably prevent the spread of deposits. Further, in the present embodiment, the
上記のように本実施形態では、閉蓋状態で蓋付タンク1に前記被収容物が収容されている期間内に風Fの吹き付けが1回以上行われ得る。複数回にわたって風Fの吹き付けを行う場合でも風Fの吹き付が行われる合計時間は風Fの吹き付けが行われない合計時間よりも短く、風Fの吹き付け行われる期間(吹付期間)の合計時間と風Fの吹き付けが行われない期間(吹付停止期間)の合計時間との比率を処理終了に際してだけ風Fの吹き付けを行う場合と大きく変えなくともよい。処理終了に際してだけ風Fの吹き付けによる付着物の除去を行う場合に比べ、定期的に付着物の除去を行う場合は、風Fの吹き付けが行われない状態が連続する時間が短くなる。そうすると風Fの吹き付けを開始する時点での付着物の量が少なくなるため1回の付着物除去操作(1回の風Fの吹き付け)に要する時間を短くすることができる。
As described above, in the present embodiment, the wind F can be blown once or more during the period when the object is stored in the
1回の風Fの吹き付け時間は、例えば、3分以下とすることができる。1回の風Fの吹き付け時間は、1分以下であってもよく、30秒以下であってもよく、15秒以下であってもよく、10秒以下であってもよい。1回の風Fの吹き付け時間は、例えば、0.1秒以上とすることができる。 The blowing time of the wind F once can be, for example, 3 minutes or less. The blowing time of the wind F once may be 1 minute or less, 30 seconds or less, 15 seconds or less, or 10 seconds or less. The blowing time of the wind F once can be, for example, 0.1 seconds or longer.
閉蓋状態で蓋付タンク1に前記被収容物が収容されている期間内での風Fの吹き付けによるガラス窓20wからの付着物の除去は、ガラス窓20wで内部空間の様子を確認する際に行われうる。ガラス窓20wで内部空間の様子を確認する直前に風Fの吹き付けを開始するとより多くの凝集液(結露)がガラス窓20wに付着した状態から風Fの吹き付けを開始することができ、凝集液のような風Fの力で除去し易い付着物が存在することでガラス窓20w上に固体の付着物が生じることを凝集液が抑制してくれるばかりでなく凝集液とともに固体の付着物も除去され易くなる。吹付停止期間と吹付期間との切り替えのタイミングは内部の確認以外にも適宜設定することができる。
The removal of deposits from the
本実施形態で例示の蓋付タンク1では内向排気孔22e1での風Fの吹き出しに際して同時に外向排気孔22e2からも風Fが吹き出されるため、ガラス窓20wとグラスライニングが施された基板21との両方から付着物を除去できるので複数回にわたって風Fの吹き出しを実施することは基板21での付着物の蓄積を防ぐ効果も発揮する。
基板21についてもガラス窓20wに対して説明したように凝集液によって基板21上に固体の付着物が生じることを防ぎうるため、風Fによって凝集液と共に固体の付着物も除去されやすくなる。
In the
Regarding the
本実施形態においては、マンホールを塞ぐ蓋体20が付着物除去方法の実施対象となっている。マンホールを塞ぐ蓋体20は、比較的大面積であるため、本実施形態での付着物除去方法を適用するのに有利である。
In this embodiment, the
付着物除去方法を実施するにあたって、前記蓋体20の裏面20b(露出領域20b2)への付着物がタンク10内の気化成分の凝集液(結露)である場合、前記排気孔22eから噴出させる気体を予め加熱しておく方が、付着物の早期除去には有効となり得る。一方で、付着物を再び気化させることが望ましくないような場合であれば、気体を常温のまま吹き付けるようにしたり、冷却して吹き付けるようにしてもよい。
In carrying out the deposit removing method, if the deposit on the
吹き付ける気体は、前述のように窒素ガスなどの比較的不活性なものとすることで、タンク10の内部に気体を導入する影響が被収容物に及んでしまうことを抑制できる。
By using a relatively inert gas such as nitrogen gas as described above, the effect of introducing the gas into the
尚、本実施形態においては、付着物を除去する効果がより顕著に発揮され得ることから、特定の構成を有する蓋体20を対象として付着物除去方法が実施される。上記においては、外部から内部を視認できるように前記蓋体20にガラス窓20wが備えられ、前記送風部60によって前記付着物の除去される前記露出領域20b2には、前記ガラス窓20wで構成された領域が含まれているような態様を例示しているが、本実施形態で発揮される効果についてはガラス窓20wが設けられていない蓋体に対しても同様に発揮され得る。
In addition, in the present embodiment, the effect of removing deposits can be exhibited more remarkably, so the deposit removal method is carried out for the
本実施形態では、前記露出領域20b2が、前記ガラス窓で構成された第1領域20b21と、前記グラスライニングが施された第2領域20b22とを備え、前記第1領域20b21が前記露出領域20b2の中央部に配され、且つ、該第1領域20b21の外側の環状の領域が前記第2領域20b22となっており、前記第2領域20b22に向けて風を吹き出す孔(排気孔22e)が複数備えられ、該複数の孔が前記第1領域20b21の外周に沿って配され、且つ、前記露出領域20b2を正面から見た際の前記複数の孔から風Fが吹き出す方向が、径方向R外向きに対して傾斜しているため、より効果が顕著に発揮され得るものの付着物除去方法はこのような態様以外にも実施可能である。 In the present embodiment, the exposed region 20b2 includes a first region 20b21 formed of the glass window and a second region 20b22 provided with the glass lining. The second region 20b22 is arranged in the central portion and is an annular region outside the first region 20b21. The plurality of holes are arranged along the outer periphery of the first region 20b21, and the direction in which the wind F blows out from the plurality of holes when the exposed region 20b2 is viewed from the front is radial direction R outward. Since it is inclined with respect to the surface, the effect can be more remarkably exhibited, but the deposit removal method can be implemented in other modes than this.
本実施形態では、付着物除去方法の実施対象を、上記のようにマンホールを塞ぐ蓋体20としているが、当然ながら、マンホール用の蓋体20以外も付着物除去方法の実施対象とすることができる。
In the present embodiment, the subject of the deposit removal method is the
本実施形態では、付着物除去方法の実施対象を、縦型の蓋付タンク1での蓋体20としているが付着物除去方法が実施される蓋付タンク1は横型タンクであってもよく、また、付着物除去方法が実施される蓋体を備えた収容装置は蓋付タンクにも限定されない。蓋付タンク1以外の収容装置としては、例えば、食品などを保管する冷蔵庫、動植物の育成などに用いられる恒温収蔵庫などが挙げられる。また、収容装置としては、例えば、食品等の蒸らし釜や燻製装置、繊維材や木材の燻蒸処理装置、内部空間にセットした工業製品や家具などに塗装を行う塗装装置などが挙げられる。本実施形態では風Fによって付着物を除去するようにしたが事前に洗浄液によって洗浄した後、風Fによって蓋体に付着している付着物を除去するようにしてもよい。
In the present embodiment, the
以上のように本発明は上記例示に何等限定されるものではない。 As described above, the present invention is by no means limited to the above examples.
1:蓋付タンク、
10:タンク、10b:内壁面、10c:内部空間、10e:排出口、11:底壁部、12:周側壁部、13:天井壁部、13a:第1開口部、13b:第2開口部、13c:第3開口部、
20:蓋体、20a:表面、20b:裏面、20b1:被覆領域、20b2:露出領域、
20w:ガラス窓、21 :基板、21a:表面、21b:裏面、21h:貫通孔、22:筒状部材、22c:通気路、22e:排気孔、22i:吸気口、23:ガラス板、23a:表面、23b:裏面、24:押さえ部材、25:取手、
30:攪拌装置、31:攪拌翼、32:回転軸、
40:バッフル、50:缶底弁、60:送風部、61:ガス管、
221:筒部、222:フランジ部、
BT:ボルト、CL:クランプ、F:風、HG:ヒンジ、HGa:回動軸
1: tank with lid,
10: tank, 10b: inner wall surface, 10c: internal space, 10e: discharge port, 11: bottom wall portion, 12: peripheral side wall portion, 13: ceiling wall portion, 13a: first opening, 13b: second opening , 13c: the third opening,
20: lid, 20a: front surface, 20b: back surface, 20b1: covered area, 20b2: exposed area,
20w: glass window, 21: substrate, 21a: front surface, 21b: back surface, 21h: through hole, 22: cylindrical member, 22c: air passage, 22e: exhaust hole, 22i: intake port, 23: glass plate, 23a:
30: stirring device, 31: stirring blade, 32: rotating shaft,
40: baffle, 50: can bottom valve, 60: air blower, 61: gas pipe,
221: cylindrical portion, 222: flange portion,
BT: bolt, CL: clamp, F: wind, HG: hinge, HGa: rotation axis
Claims (18)
前記収容本体の前記開口部を塞ぐ蓋体とを備えた収容装置であって、
前記蓋体の裏面には、前記開口部を塞いだ閉蓋状態において前記収容本体の前記内部空間に向けて露出された状態となる露出領域が備えられ、
前記閉蓋状態で前記蓋体又は前記蓋体以外から風を吹き出して前記露出領域に当てる送風部が備えられている収容装置。 a container body having an internal space for containing an object and having an opening communicating with the internal space;
A storage device comprising a lid that closes the opening of the storage main body,
The rear surface of the lid is provided with an exposed area that is exposed toward the internal space of the housing body when the opening is closed and the lid is closed,
The accommodation device is provided with an air blowing part that blows air from the lid body or other than the lid body in the closed state and hits the exposed area.
該タンクが、前記開口部であるマンホールを上部に備え、
前記蓋体は、前記マンホールを上方から塞ぐように備えられている請求項1記載の収容装置。 the accommodation body is a tank,
The tank has a manhole at the top, which is the opening,
2. The storage device according to claim 1, wherein said cover is provided so as to cover said manhole from above.
前記第2領域が前記第1領域の外側の環状の領域となって備えられている請求項5記載の収容装置。 The exposed region comprises the first region and the second region,
6. The containment device of claim 5, wherein said second region is provided as an annular region outside said first region.
該複数の内向排気孔が、前記第1領域を囲むように環状に配されている請求項7記載の収容装置。 comprising a plurality of the inward exhaust holes,
8. The housing device according to claim 7, wherein the plurality of inward exhaust holes are annularly arranged to surround the first region.
該複数の外向排気孔が、前記第1領域を囲むように環状に配されている請求項10記載の収容装置。 comprising a plurality of said outward exhaust holes,
11. The storage device according to claim 10, wherein the plurality of outward exhaust holes are arranged in an annular shape so as to surround the first region.
前記送風部によって前記風が当てられる前記露出領域には、前記ガラス窓で構成された領域が含まれている請求項1乃至12の何れか1項に記載の収容装置。 The lid is provided with a glass window so that the inside can be viewed from the outside,
13. The storage device according to any one of claims 1 to 12, wherein the exposed area to which the wind is applied by the air blower includes an area formed by the glass window.
前記送風部によって前記風が当てられる前記露出領域には、前記グラスライニングが施された領域が含まれている請求項1乃至13の何れか1項に記載の収容装置。 Glass lining is applied to at least part of the back surface of the lid,
14. The storage device according to any one of claims 1 to 13, wherein the exposed area to which the wind is applied by the air blower includes the glass-lined area.
前記送風部が該非グラスライニング領域に設けられた孔から前記風を吹き出すように構成されている請求項1乃至14の何れか1項に記載の収容装置。 A glass-lined region and a non-glass-lined region are provided on either one of the back surface of the lid and the inner wall surface of the housing body,
15. The storage device according to any one of claims 1 to 14, wherein the air blower is configured to blow the air from holes provided in the non-glass lined area.
前記収容本体の前記開口部を塞ぐ蓋体とを備えた収容装置での前記蓋体への付着物の除去方法であって、
前記蓋体の裏面には、前記開口部を塞いだ閉蓋状態において前記収容本体の前記内部空間に向けて露出された状態となる露出領域が備えられており、
前記閉蓋状態で前記蓋体又は前記蓋体以外から風を吹き出して前記露出領域に風を当て、該風によって前記蓋体を開ける前に前記露出領域に付着した付着物を除去する付着物除去方法。 a container body having an internal space for containing an object and having an opening communicating with the internal space;
A method for removing deposits attached to the lid in a storage device including a lid that closes the opening of the storage main body,
The back surface of the lid is provided with an exposed area that is exposed toward the internal space of the housing body when the opening is closed and the lid is closed,
In the closed state, air is blown from the lid body or other than the lid body to apply the air to the exposed area, and the air is used to remove deposits attached to the exposed area before the lid body is opened. Method.
前記送風部によって前記風が当てられる前記露出領域には、前記ガラス窓で構成された領域が含まれ、
前記ガラス窓で内部を確認する際に前記風を当てて該ガラス窓に付着している付着物を除去する請求項17記載の付着物除去方法。 The storage device has a glass window on the lid so that the inside can be viewed from the outside, and has a blower that blows the wind to the exposed area,
The exposed area to which the air is blown by the air blower includes an area configured by the glass window,
18. The method of removing deposits according to claim 17, wherein the deposits adhering to the glass window are removed by blowing the wind when the inside is confirmed through the glass window.
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021047408 | 2021-03-22 | ||
JP2021047408 | 2021-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022146939A JP2022146939A (en) | 2022-10-05 |
JP7262642B2 true JP7262642B2 (en) | 2023-04-21 |
Family
ID=83461460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022045487A Active JP7262642B2 (en) | 2021-03-22 | 2022-03-22 | Storage device and deposit removal method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7262642B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7357744B1 (en) | 2022-09-30 | 2023-10-06 | 株式会社神鋼環境ソリューション | cleaning ring |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030103756A1 (en) | 2001-12-04 | 2003-06-05 | Canty Thomas M. | Modular insertion device for process illumination and viewing |
JP2010249509A (en) | 1998-12-01 | 2010-11-04 | Ebara Corp | Exhaust gas treatment apparatus |
JP2020138775A (en) | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 株式会社神鋼環境ソリューション | Lid structure body and lidded tank |
-
2022
- 2022-03-22 JP JP2022045487A patent/JP7262642B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249509A (en) | 1998-12-01 | 2010-11-04 | Ebara Corp | Exhaust gas treatment apparatus |
US20030103756A1 (en) | 2001-12-04 | 2003-06-05 | Canty Thomas M. | Modular insertion device for process illumination and viewing |
JP2020138775A (en) | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 株式会社神鋼環境ソリューション | Lid structure body and lidded tank |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022146939A (en) | 2022-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7262642B2 (en) | Storage device and deposit removal method | |
US20210069743A1 (en) | Methods for removing overspray from air flow exiting painting booths | |
US6898869B2 (en) | Device for treating particulate material | |
WO2010047239A1 (en) | Pan coating device | |
JP5249051B2 (en) | Apparatus for absorbing gas or vapor into liquid and method for reintroducing vapor or gas into a liquid from which vapor or gas is generated | |
WO2016141278A1 (en) | Tumbler systems and methods | |
JP7200150B2 (en) | Containment concept for solid products | |
JP6416151B2 (en) | Treatment instrument and surface treatment method thereof | |
US20200029722A1 (en) | Cooking devices and methods of using the same | |
KR20210029672A (en) | Air nozzle | |
TW201902577A (en) | Coating head of spray coating film forming device and maintenance method thereof | |
US8944277B2 (en) | Food processing vat with a clean-in-place vent | |
JP6506682B2 (en) | Glass-lined opening / closing lid and glass-lined container comprising the same | |
CN102105973A (en) | Fixture drying apparatus and method | |
JP7357744B1 (en) | cleaning ring | |
JP7361861B1 (en) | Cleaning ring and reaction device | |
KR101830814B1 (en) | Surface treatment system | |
WO2022181666A1 (en) | Air nozzle | |
KR20150013139A (en) | Hood for metal-oxide vapor coating glass containers | |
EA003124B1 (en) | Method and apparatus for sealing capsules suitable for use in said method and apparatus | |
US10639684B2 (en) | Draining and rinsing containers | |
CN208591634U (en) | A kind of coating cloud exhaust processor | |
CN203091185U (en) | Vacuum blowdown device of easy-open cap graduating supplement coating machine | |
US11932945B2 (en) | Method to manufacture a component for a machine for the production and/or packaging of pharmaceutical products | |
CN103111403B (en) | Vacuum drainage device of easy-open lids dividing coating machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20220324 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7262642 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |