JP7261178B2 - 基地局、無線通信システム、これらを作動する方法 - Google Patents

基地局、無線通信システム、これらを作動する方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワーク、あるいは、システムに関し、より具体的には、基地局、基地局を作動する方法、無線通信システム、そして、無線通信システムを作動する方法である。本発明は、さらに、モバイルセルラー通信システムで位置決めを支援するビームフォーミングに関する。
最新のモバイル通信ネットワークでは、位置決めは、[1、2]に描かれるような、物理ダウンリンク共有チャンネル(Physical Downlink Shared Channel)(PDSCH)で送信された位置決め基準信号(Positioning Reference Signals)(PRS)シーケンスに基づいていてもよい。多数のユーザ機器(UE)は、[3]に描かれるような、到達時間差(Time Difference of Arrival(TDоA))の判断のために、PRSシーケンスが用いられてもよい。
無線通信システムについては、位置決めを促進する必要がある。
この目的は、独立クレームで明らかにされるような主題によって達成される。
発明者は、位置が決定されるユーザ機器に向かう方向に位置決め信号を送信することによって、言い換えれば、すなわち、異なる方向を比較するときに、UEに向かう方向により強い信号電力を含ませると、位置の決定は改善されるかもしれないことを発見していた。改善はより高い正確な見解、そして/あるいは、位置決め信号を受信するより高い数のユーザ機器の見解を得ることができるかもしれない。指示は、ユーザ機器で、信号電力、およびまたは、見通し線の信号対雑音比を高くすることを可能にするかもしれず、そして、このように改善が可能になるかもしれない。
実施の形態によれば、基地局は、無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御するように構成されている。基地局は、ユーザ機器の粗位置決めと関連する粗位置決め情報を用いるように構成されている。ユーザ機器と関連する精細位置決め情報を決定するために、基地局は、ユーザ機器に位置決め信号を送信し、そして、ユーザ機器に向かう位置決め信号の送信を指示するように構成されている。基地局は、ユーザ機器からの応答信号を受信するように構成されており、応答信号は、位置決め信号と関連するデータを備え、位置決め信号の受信状態のパラメータを指し示している。基地局は、精細位置決め情報を決定するための計算機にシーケンスの受信状態のパラメータを提供するように構成されている。計算機は、基地局、異なる基地局、あるいは、ロケーション・サーバのような、さらなるネットワーク・ノードに位置していてもよい。ユーザ機器に向かう位置決め信号を送信することを指示すると、ユーザ機器で位置決め信号を高い信号電力にすることが可能になるかもしれず、そして、このような、高度な正確性を有する位置決めの決定を可能にし、および/または、信号電力レベルは、ユーザ機器によって受信され、そして、管理されるために十分な高さにすることが可能になるかもしれない。
実施の形態によれば、受信状態のパラメータは、位置決め信号の到達時刻、多数の位置決め信号の到達時間差、および/または、位置決め信号の到来の方向の少なくとも1つと関連している。これは、ユーザ機器の正確な位置決めを可能にする。
実施の形態によれば、基地局は、無線通信システムのロケーション・サーバ、あるいは、さらなる基地局からの粗位置決め情報を受信するように構成されている。これは、位置決め信号にユーザ機器の実際の位置を指示するために、実際の粗位置決め情報を用いることが可能になるかもしれない。実施の形態によれば、基地局は、位置決め情報を備えたユーザ機器からの信号を受信するように構成されており、基地局は、受信された位置決め情報を粗情報として用いるように構成されている。ユーザ機器によって受信された位置決め情報は、例えば、ユーザ機器の位置決めサービスによって取得された情報、例えば、衛星測位システムに基づく情報を含んでいてもよい。これは、ユーザ機器に向かう位置決め信号の正確な指示を可能にするかもしれない。
実施の形態によれば、ユーザ機器は、第1のユーザ機器である。基地局は、第1、および第2のユーザ機器に貢献する。基地局は、さらに、第2のユーザ機器に向かう方向、そして/あるいは、位置決め信号の方向からさらなる基地局に向かう方向を遮断するように構成されている。これは、第2のユーザ機器、そして/あるいは、さらなる基地局で混信を低下させることを可能にするかもしれない。実施の形態によれば、基地局は、その次のステップで、ユーザ機器の位置決めの決定を繰り返すように構成されている。基地局は、第1のステップに続く第2のステップでの粗位置決め情報としての第1のステップで決定されたユーザ機器の精細位置決め情報を用いるように構成されている。
実施の形態によれば、基地局は、位置決め信号にビームフォーミング技術を用いることを指示するように構成されている。基地局は、第1のステップで用いられた第1のビームの幅に比較して、第2のステップで用いられた第2のビームの幅を減らすように構成されている。このように、ビームの幅は、反復して減らされてもよい。これは、ユーザ機器で信号電力を続けて増加させて、およびまたは、ユーザ機器のかたわらで混信している信号を続けて減少させることを可能にするかもしれない。
実施の形態によれば、基地局は、第1の送信パターンを実施するために、ユーザ機器からの制御情報を受信し、および制御情報に反応するユーザ機器に向けて位置決め信号の送信を指示するように構成されている。基地局は、制御情報が欠如した第2の送信パターンに係る位置決め信号を送信するように構成されている。これは、ユーザ機器によって必要とされた、あるいは、要請されたときに、ユーザ機器に向かう位置決め信号を指示し、そして、そのような必要条件がはっきりと示されないときには、ほかのパターンを用いることを可能にするかもしれない。
実施の形態によれば、ユーザ機器は、第1のユーザ機器であり、そして、位置決め信号は、第1の位置決め信号である。基地局は、位置決め信号のために、複数のあらかじめ定められたシーケンスの第1のシーケンスを備えるようにするために、第1の位置決め信号を送信するように構成されている。基地局は、第1のユーザ機器の方向に第2の位置決め信号を送信しない間に、第2のユーザ機器の方向に第2のシーケンスに属する複数のシーケンスを備えた第2の位置決め信号を送信するように構成されている。これは、混信、特に、シーケンス間の混信を避けることが可能になるかもしれない。個々のシーケンスから個々のユーザ機器までのビームフォーミング技術は、例えば、同時に、多数のユーザ機器に対処することを可能にするかもしれない。
実施の形態によれば、無線通信システムは、ここに述べられた実施の形態に係る第1の基地局と、第2の基地局と、を備え、そして、ユーザ機器と、を備える。第1の基地局、および第2の基地局は、第1の位置決め信号、および第2の位置決め信号を送信するために、ビームフォーミング技術を協調的に用いるように構成されている。これは、異なる基地局によって送信された位置決め信号を受信するときに、ユーザ機器で信号電力をさらに増加させることを可能にするかもしれない。
実施の形態によれば、無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御している基地局を作動させる方法は、ユーザ機器の粗位置決めと関連する粗位置決め情報を用いるステップと、を備えている。方法は、位置決め信号をユーザ機器に送信するステップと、ユーザ機器に関連する精細位置決め情報を決定するために、ユーザ機器に向かう位置決め信号を送信することを指示するステップと、を備えている。方法は、ユーザ機器からの
応答信号を受信するステップと、を備え、応答信号は、位置決め信号と関連するデータと、を備え、位置決め信号の受信状態を指し示している。方法は、シーケンスの受信状態を精細位置決め情報を決定するための計算機に提供するステップと、を備えている。
さらなる実施の形態は、無線通信ネットワークを作動させる方法を提供する。その方法は、無線通信ネットワークのユーザ機器を作動させるステップを備え、そして、ここに記述した実施の形態に係る第1の基地局、および第2の基地局を作動させるステップを備えている。その方法は、第1の位置決め信号、および第2の位置決め信号を送信するためのビームフォーミング技術を協調的に用いるために、第1の基地局、および第2の基地局を作動させるステップを備えている。
さらなる実施の形態は、コンピュータが動いているときには、ここに述べた実施の形態に係る方法を実行する命令を格納しているコンピュータ読取り可能な媒体を備えた非一時的なコンピュータ製品と関連する。
さらなる実施の形態は、独立請求項で明らかにされる。
本発明の実施の形態は、添付された図面を参照して、これから詳細に説明される。
本発明の無線通信ネットワークは、局地化を促進することができる。
実施の形態に係るネットワークのインフラストラクチャ(infrastructure)の概略図である。 実施の形態に係る異なる選択がなされたTxアンテナポートのための2つのアンテナ部分を有する典型的なLTE OFDMAが示されている。 PRSシーケンスのマッピングの概略図が示されている。 実施の形態に係る基地局の概略ブロック図が示されている。 実施の形態によって得られた信号雑音比の概略図が示されている。 実施の形態に係る基地局を作動させる方法の概略フロー図が示されている。 実施の形態に係る図5の方法のための粗位置決め情報を得るために実行されてもよい概略フローチャートが示されている。 実施の形態に係る、二者択一的、あるいは、図6aの方法に加えて用いられてもよいさらなる方法の概略図が示されている。 ロバスト性を増大させるための実施の形態に係る方法の概略図が示されている。 実施の形態に係る基地局によって送信されてもよいビームの概略上面図が示されている。 実施の形態に係る無線通信ネットワークの概略ブロック図が示されている。 制御プレーン位置決め概念の概略図が示されている。
同じ、あるいは、同等の機能を有する同じ、あるいは、同等の要素、あるいは、要素は、たとえ異なる図面であっても、同じ、あるいは、同等の関連番号によって以下に記述され、表示される。
以下の記述では、複数の詳細は、本発明の実施の形態の説明を通じて、より多くの完全な説明を提供するために述べられる。しかしながら、本発明の実施の形態がこれらの特定の詳細で実施されてもよいことは、当業者にとって明らかである。その他の実例では、よく知られた構造と装置は、本発明の実施の形態が不明確になるのを避けるために、詳細よりも、むしろ、ブロック図形式で示される。これに加えて、もし特に重要でなければ、以下に記述された異なる実施の形態の特徴は、互いに組み合わされてもよい。
以下に記述された実施の形態は、無線通信ネットワークの少なくとも1つの無線通信ネットワークセルを作動させる基地局を参照してもよい。言及は、以下のLTE(long term evolution)によって作動している無線通信ネットワークについてなされる。ここで記述された実施の形態に関連する記述、そして、LTEに関する記述は
、たとえば、限定されない、5台のG/new無線装置、または、その種類の他のものによって操作される、他のモバイル通信ネットワークと関連してもよい。ここに記述される実施の形態の1つの実施の態様は、決定、あるいは、信号が送信される方向の最も少ない影響に基づいている。これは、例えば、ビームフォーミング技術を用いているときに得られてもよい。ビームフォーミング技術、あるいは、信号の方向の影響のための他の技術を用いて得られる恩恵は、LTEとは異なる通信の標準で得られてもよい。
ここで記述された実施の形態は、無線通信ネットワークの中で作動しているユーザ機器を参照しているが、実施の形態は、IoT装置を参照してもよい。IoT装置は、物理デバイス、車、ビル、そして、その中に電子部品が埋め込まれた他のアイテム、ソフトウエア、センサ、アクチュエータ、その他のものに含まれるかもしれず、これと同様に、既存のネットワーク基盤の向こうでデータを集めて、交換し合うことを可能にするこれらの装置のようなネットワークの結合性をネットワーク化するかもしれない。図1は、それぞれのセル1001から1005によって基地局を囲むように概略的に表された特定の地域のそれぞれに貢献する、複数の基地局eNB1からeNB5までを含むような、このようなネットワークインフラストラクチャの例の概略図である。基地局は、セルの中のユーザに貢献するために提供される。ユーザは、据え置き型装置、あるいは、モバイル機器であってもよい。さらに、無線通信システムは、基地局、あるいは、ユーザに接続されているIoT装置によってアクセス(access)されてもよい。図1は、5つのセルだけの典型的な図を示している。しかしながら、無線通信ネットワークは、より多くのそのようなセルを含んでいてもよい。図1は、また、基地局eNB4によって貢献されるセル1002の中のユーザ装置(UE)とも呼ばれている2つのユーザUE1、およびUE2を示している。別のユーザUE3は、基地局eNB4によって貢献されるセル1004の中に示されている。矢印102、1022、および1023は、ユーザUE1、UE2、およびUE3から基地局eNB1、およびeNB2にデータを送信するため、あるいは、基地局eNB1、およびeNB2にデータからユーザUE1、UE2、およびUE3にデータを送信するためのアップリンク(uplink)/ダウンリンク(downlink)接続を図式的に表している。さらに、図1が示す、セル1004の中の2つのIoT装置1041、および1042は、据え置き型装置、あるいは、モバイル機器であってもよい。IoT装置1041は、図式的に表された矢印1051によって,データを受信、および送信するために、基地局eNB4を経由して無線通信システムにアクセスしている。IoT装置1042は、図式的に表された矢印1052によって、ユーザUE3を経由して無線通信システムにアクセスしている。UEと比較したときには、IoT装置は、例えば、頻繁ではないチャンネルにアクセスし、およびまたは、低い帯域幅を使用してもよい、しかし、他の方法は、チャンネルアクセス、あるいはその他のものの要求を考慮したさらなるネットワーク・ノードであってもよい。
無線通信システムは、LTE規格によって定義される直交周波数分割多重方式(OFDM)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムのような周波数分割多重化に基づくシングル・トーン、あるいは、多搬送波システムであってもよく、または、例えば、DFT-S-OFDMようなCPの有無を問わないどんな他のIFFTに基づく信号であってもよい。他の波形は、非直角波形のように、例えば、フィルタ-バンク多搬送波(FBMC)のような複数のアクセスのために用いられてもよい。
ユーザUE1、UE2、UE3のような標準的なLTE装置は、第1の帯域幅の範囲内で作動し、IoT装置1041、および1042は、第1の帯域幅よりも狭い第2の帯域幅の範囲内で作動してもよい。第2の帯域幅は、LTERel.13規格を充実させたNB-IoTに従って定義されてもよく、NB-IoTは以下で言及する。LTE規格に従って作動する無線通信システムは、1.4MHz、3.0MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzのシステム帯域幅、あるいは、これらの任意の組み合わせから構成される帯域幅を有していてもよく、LTERel.13規格を充実させたNB-IoTに従った帯域幅は、200MHzであってもよい。
データを送信するためのOFDMAは、7つのOFDMシンボルによる12のサブキャリアのそれぞれによって定義される物理リソース(resource)ブロック(PRBs)と、を備えたOFDMAに基づく物理リソースグリッドを含んでいてもよい。リソース要素は、時間領域の中の1つのシンボル、および周波数領域の中の1つのサブキャリアから成り立つ。例えば、LTE規格に従った帯域幅1.4MHzのシステムは、6PRBsを含み、そして、LTERel.13規格を充実させたNB-IoTに従った200kHzの帯域幅は、1PRBを含む。LTERel.13、およびNB-IoTに従った物理チャンネルは、ユーザの特定のデータを含む物理ダウンリンク共有チャンネル(physicaldownlinksharedchannel)(PDSCH)を含んでいてもよく、また、ダウンリンクペイロードデータと呼ばれており、物理ブロードキャストチャンネル(physicalbroadcastchannel)(PDCH)は、例えば、マスター情報ブロック(MIB)、あるいは、システム情報ブロック(SIB)を含んでおり、物理ダウンリンク制御チャンネル(physicaldownlinkcontrolchannel)(PDCCH)は、例えば、ダウンリンク制御情報(downlinkcontrolinformation)(DCI)などを含んでいる。物理信号は、基準信号(RS)と、同期信号と、そして、その他のものと、を備えていてもよい。LTEリソースグリッドは、周波数領域で、例えば、1.4MHzの特定の帯域幅を有する時間領域で10msのフレームと、を備えていてもよい。フレームは、1msの長さの10のサブフレームを有し、互いのサブフレームは、サイリック・プレフィックス(CP)の長さに依存した6、あるいは7のOFDMシンボルの2つのスロットを含んでいる。
図2aは、異なる選択がなされたTxアンテナポートのための2つのアンテナ部分を有するLTE OFDMAを基本にしたサブフレームを図式的に示している。サブフレームは、サブフレームの1つのスロット、および周波数領域の12のサブキャリアから成り立つそれぞれ2つのリソースブロック(RB)を含む。サブキャリアは、周波数領域の中では、サブキャリア0からサブキャリア11として、時間領域の中では、例えば、スロット0の中にOFDMシンボル0から6、そして、スロット1の中にOFDMシンボル7から13というように、それぞれ7つのOFDMシンボルを含むスロットとして示されている。白い箱106は、ペイロード、あるいは、ユーザデータを含むPDSCHに割り当てられたリソース要素を表しており、ペイロード領域とも呼ばれる。1つ、あるいは、それ以上のPDSCHのリソース要素は、位置決め基準信号(Positioning Reference Signals)(PRS)の送信のために用いられてもよい。PRSは、ユーザ機器、そして/あるいは、IoT装置の位置を決定するために用いられてもよい。物理制御チャンネル(非ペイロード、あるいは、非ユーザデータを含んでいる)のためのリソース要素は、制御領域とも呼ばれ、ハッチングされた箱108によって表される。例に従えば、リソース要素108は、PDCCH、物理制御フォーマット指示チャンネル(Physical control format indicator channel)(PCFICH)、および物理ハイブリッドARQ指示チャンネル(physical hybrid ARQ indicator channel)(PHICH)に割り当てられてもよい。交差ハッチングされた箱110は、チャンネル推定のために用いられてもよいRSに割り当てられたリソース要素を表している。黒い箱112は、別のアンテナポートの中のRSsに対応している最新のアンテナポートの中の使用されていないリソースを表している。物理制御チャンネル、そして、物理基準信号に割り当てられているリソース要素108、110、112は、時間の経過とともに均一に割り当てられることはない。より具体的には、シンボル0、およびシンボル1と協働するサブフレームのスロット0の中のリソース要素は、物理制御チャンネル、あるいは、物理基準信号に割り当てられ、シンボル0、およびシンボル1の中の非リソース要素は、ペイロードデータに割り当てられる。サブフレームのスロット0の中のシンボル4と協働するリソース要素はもちろん、スロット1の中のシンボル7、および11と協働するリソース要素は、部分的に物理制御チャンネル、あるいは、物理基準信号に割り当てられる。図2aに示されている白いリソース要素は、シンボル2、3、5、そして、6のために、スロット0の中のペイロードデータ、あるいはユーザデータと協働するシンボルを含んでいてもよく、すべてのリソース要素は、スロット0のシンボル4の中のペイロードデータに割り当てられていてもよく、そして、非リソース要素は、シンボル0、および1の中のペイロードデータに割り当てられる。シンボル8、9、10、12、および13と協働するスロット1の中のリソース要素は、すべて、ペイロードデータに割り当てられ、シンボル7と11との間のより少ないリソース要素は、ペイロードデータに割り当てられる。
図2bは、[6]の中に記述されたPRSシーケンスのマッピングの概略図を示している。位置決め基準信号は、位置決め基準信号を送信するように構成されたダウンリンクサブフレームの中のリソースブロックに送信されるようになっている。もし、通常とMBSFN(Muto-broadcastsingle-frequencynetwork)の両方のサブフレームが、セルの中の位置決めサブフレームとして構成されていれば、これらのサブフレームの中のMBSFN領域の中の位置決め基準信号のために構成されたMBSFNのOFDMシンボルは、拡大されたサイリックプレフィクス長を用いてもよい。サブフレームの中は、位置決め基準信号の送信のために構成されており、位置決め基準信号の送信のために構成されたOFDMシンボルの開始位置は、位置決め基準信号の送信のために構成されたOFDMシンボルとしての同じサイリックプレフィクス長を有するすべてのOFDMシンボルの中のサブフレームの中で同一であってもよい。位置決め基準信号は、アンテナポート6から送信されてもよい。位置決め基準信号は、アンテナポートを考慮しない、PBCH、PSS、あるいは、SSSに割り当てられた(k、l)とは異なるリソース要素に位置していてもよい。位置決め基準信号は、例えば、中心周波数をf±15kHzにするような、特定の周波数範囲で定められてもよい。PRSを送信するためのスロット214は、R6によってマークされており、偶数、および、奇数のスロットで表されている。位置決め基準信号の帯域幅は、より高い層によって構成されていてもよい。
図3には、実施の形態に係る基地局eNBの概略ブロック図が示されている。基地局eNBは、無線通信ネットワークセル100、例えば、図1のセル1001から1005のうちの1つを制御するように構成されている。基地局eNBは、ユーザ機器UEと関連する粗位置決め情報123を用いるように構成されている。ユーザ機器は、無線通信ネットワークセル100に配置されていてもよく、そして、基地局eNBによって作動されてもよい。さらに詳細に後で記述されるように、ユーザ機器を無線通信ネットワークセル100の外に配置すること、そして/あるいは、基地局eNBによって作動されることが可能である。
粗位置決め情報は、特定の分析、およびまたは、時間内の分析に関連する粗い無線通信ネットワークセル100の中の粗い場所と、あるいは、粗い位置123についての情報と、を備えていてもよく、または、特定の分析、およびまたは、時間内の分析に関連する粗い無線通信ネットワークセル100の中の粗い場所、あるいは、粗い位置123についての情報であってもよい。例えば、粗い位置情報は、ユーザ機器が配置された、または、配置されると思われるセル100のセクタ127a-dについての情報と、を備えていてもよい。これは、粗い位置123を指し示している正確な情報を含んでいてもよく、正確な情報、指し示めされた粗い情報は、それぞれ、不確定要素に悩まされる。不確定要素は、例えば、許容範囲内のxとyのような座標に沿ったUEの位置であってもよい。許容範囲は、例えば、少なくとも500m、少なくとも100m、あるいは、少なくとも10mであってもよい。二者択一的に、または、これに加えて、粗位置情報は、前に、およびまたは、セル100の範囲内の地域、または、許容範囲の中のUEの前から既知の位置と、を備えた無線通信ネットワークの範囲内で決定された情報であってもよい。許容範囲は、UEの位置が知られてからの時間間隔で増やされる、例えば、最小、最大、または、平均的な速度であってもよい。一般的な期間では、粗い位置情報123は、UEが位置している無線通信ネットワークセル100の範囲内のセクション、あるいは、地域を指し示してもよい。
基地局は、少なくともUEの位置決めをサポートするように構成されている。例えば、UE、または、他のネットワーク・ノードのどれでもUEの位置決めを引き起こす、または、開始してもよい。UEによって起動されたときには、UEのアプリケーションは、UEの正確な位置決めを必要とする。世界的なナビゲーション人工衛星システム、例えば、GPS、Galileoor、あるいは、GlonassのようなUEの他のサービスは、不正確、あるいは、不可能であってもよい。それを基礎にして、UEは、ネットワークに、その位置を決定するように要求してもよい。あるいは、ネットワークは、例えば、緊急対応的にUEの位置を決定する要因になってもよい。
UEの精細位置を決定するために、基地局は、位置決め信号124をUEに送信するように構成されている。位置決め信号は、例えば、PRSであってもよい。または、位置決め信号は、ユーザ機器の受信状態を決定することが可能な異なる信号であってもよい。特に、LTEとは異なる通信標準は、PRSに類似した信号に名前をつける、あるいは、直接、類似した機能を提供してもよい。例えば、基地局は、例えば、PDSCHチャンネルのような、無線通信ネットワークセル100の標準的なチャンネルの中の位置決め信号124を送信するように構成されていてもよい。基地局eNBは、位置決め信号124を粗い位置123に誘導するように構成されている。例えば、eNBは、ビームフォーミング技術、あるいは、信号が低い信号電力で送られる第2の方向と比較されるときの最初の、位置決め信号124を最初の方向に送信することを可能にする他の技術を用いてもよい。例えば、eNBは、複数のアンテナと、を備え、それぞれのアンテナは、セル100のセクタ127aから127dに貢献するように構成されている。eNBは、信号電力を減らす、あるいは、アンテナが保護しているセクタ、あるいは、ユーザ機器が位置していないセル100の領域の機能を停止することについてまで構成されている。これに対して、eNBは、アンテナが保護している、ユーザ機器が配置された、言い換えれば、eNBが粗位置情報を用いている領域、あるいは、セクタを作動させる、または、用いるように構成されていてもよい。ビームフォーミング技術を用いるときには、eNBは、位置決め信号124をセル100の内部の点、言い換えれば、位置決め信号に影響を与える可能性がある送信範囲の角度のそばの方に向かわせるように構成されていてもよい。
ビームフォーマ技術、あるいは、その他のものを用いているときに、eNBは、確実に、または、少なくとも、位置決め信号124を有するユーザ機器のエラー率を15%、10%、5%より低くするために、粗位置決め情報を用いるように構成されており、言い換えれば、エラー率は、ビットエラー率よりもむしろ送信が成功する可能性と関係してもよい。
基地局は、ユーザ機器からの応答信号126を待ち、およびまたは、受信するように構成されており、UEは、応答信号を基地局に、およびまたは、ロケーション・サーバのような異なるネットワーク・ノードに送信してもよい。図10に関連して、さらに詳細に後で記述されるように、位置決めは、制御プレーンで実行されてもよく、言い換えれば、応答信号は、基地局、およびまたは、ユーザ・プレーンで受信される。以下に、そして、実施の形態によれば、基地局は、応答信号を受信し、およびまたは、査定するように構成されている。ここに述べる実施の形態の1つの実施の態様は、位置決め信号の送信のために、ビームフォーミングを用いることができる。この実施の態様は、それぞれの応答信号を受信、およびまたは、査定するノードから独立している。このように、限定されずに、UEは、応答信号をロケーション・サーバのような異なるネットワーク・ノードに送信してもよい。
応答信号126は、ユーザ機器で、位置決め信号124の受信状態のパラメータを指し示す情報と、を備えていてもよい。パラメータは、例えば、位置決め信号124の到着時間(ToA)、到着時間差(TDoA)、およびまたは、位置決め信号124の到来方向(DoA)で受信された位置決め信号124の1つ、あるいは、1つ以上の経路のための信号雑音比(SNR)、雑音干渉比(SINR)であってもよい。さらに詳細に後で記述されるように、複数の基地局は、異なる時間にユーザ機器に到着する位置決め信号を送信してもよい。ユーザ機器は、異なる位置決め信号の到着の間の観測時間差(OTDoA)を決定して、そして、これらの時間の違い、または、応答信号126の送信による他のパラメータを指し示してもよい。このように、基地局は、ユーザ機器から受信した信号に基づく到来の方向を決定するように構成されており、基地局は、到来の方向に基づく粗位置決め情報を決定するように構成されている。
基地局は、受信状態のパラメータ、あるいは、受信状態のパラメータになりつつあるものを指し示す情報128を抽出し、および受信状態のパラメータを計算機132に提供する。計算機132は、受信状態のパラメータを用いるユーザ機器の精細位置125を決定するように構成されていてもよい。粗い位置123と比較したときには、精細位置125は、より正確かもしれない。それぞれの位置情報の正確さは、本当、あるいは、実際のユーザ決定の位置、そして/あるいは、位置情報の時期と関連する可能性がある特定の許容範囲と関連してもよい。粗位置決め情報125と比較したときには、精細位置情報は、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも20%よりもさらに正確である可能性がある。例えば、eNBと関連するユーザ機器の可能性がある方向の開口角度、eNBと関連するUEの距離、UEの位置の周辺の許容範囲の大きさ、不確実要素によって影響を受ける許容範囲、セル100、あるいは、その他のものによって影響を受けるセクタの拡張は、粗位置決め情報のための第1の値であると推測されてもよく、そして、精細位置決め情報が得られたときには、より正確に決定されてもよい。精細位置決め情報は、座標と、そして/あるいは、ユーザ機器、そして/あるいは、ユーザ機器自身の方向と、備えていてもよい。低いチャンネルロスを伴うPRSシーケンスを受信することが可能なUEのシナリオが存在していてもよく、それによって、ビームフォーミングされていない、あるいは、全方位的なビームを送信するときに、十分に高いSNRを持つようになる。シナリオの例は、eNBとUEとの間の短い距離を伴う、フリー・フィールド・シナリオであってもよい。これは、位置決め信号を指示するときに、SNRは一定であり、そして/あるいは、最低、または、正確性が改善されない結果になってもよい。このような場合には、精細位置情報は、粗位置情報と同様の正確性を有してはいるが、十分に高いレベルである。
コントローラ132は、eNB、あるいは、その近くに配置され、eNBの一部であってもよい。あるいは、コントローラ132は、無線通信ネットワークの範囲内のネットワーク・ノードの位置情報を提供するロケーション・サーバのような、異なるネットワーク・ノードの一部であってもよい。
基地局eNBは、ユーザ機器UE、例えば、それぞれの信号から制御情報を受信するように構成されていてもよい。基地局は、第1の送信パターンが実施されるように、制御情報に反応するユーザ機器に向けて、位置決め信号の送信を指示するように構成されていてもよい。基地局eNBは、制御情報が欠如した中では、異なる送信パターンに係る位置決め信号を送信するように構成されていてもよい。このように、基地局eNBは、制御情報に反応する位置決め信号を指示することを実施するための要因になってもよい。制御情報は、ユーザ機器、さらなる基地局、およびまたは、例えば、ロケーション・サーバのような、異なる実在のネットワークから受信されてもよい。異なるパターンは、例えば、無指向性のパターンであってもよい。これは、一時的な位置決め信号の指示は、言い換えれば、緊急、あるいは、優先順位があったために他のシナリオが要請する場合のオプションであると理解される。
UEによって送信された応答信号126は、ロケーション・サーバ、あるいは、基地局のような、受信ノードのために透過的(transparent)であってもよく、言い換えれば、他の応答信号と比較したときには、構造は変化しない。位置決め信号を受信する、およびまたは、良い質を有する位置決め信号を受信するUEで、受信を失敗、または、悪い質で位置決め信号を受信するシナリオと比較したときには、違いが、見つかるかもしれない。
言い換えれば、特定のUEでPRSシーケンスのSNRの受信を増加させるための、基地局でのビームフォーミングベクトルのアプリケーションは、PRSの送信であると記述されている。これは、アナログを用いる、および/または、デジタルビームフォーミングで実行されてもよい。知らされているPRS信号は、UEで受信され、貢献している基地局から、複数のLoS/NLoS経路、およびeNBの周囲の到着時間(ToA)、到着時間差(TDoA)、および到来方向(DoA)推定のために実行され、DoA測定は、多くのアンテナUEのために実行される。ビームフォーミングベクトル計算は、UEsと協働する推定されたチャンネル応答に基づいていてもよく、および、保護している基地局のために適用してもよい。ビームフォーミングベクトル計算は、ユーザ機器、あるいは、ユーザ機器位置に向かう方向に基づいていてもよい。例えば、先に取得した位置情報は、利用される可能性がある。ビームフォーミングベクトルは、貢献している、および/または、周囲の基地局で適用されてもよい。特性、あるいは、複数のLoS/NLoSの経路に沿った喪失に基づいて、基地局は、LoS経路と、を備えるために、UEと基地局の間のLoS経路の方向を決定、あるいは、推定するように構成されていてもよく、および信号を形成してもよい。例えば、UEからの届いた高い信号の振幅の方向は、LoS経路であってもよい。これに加えて、基地局は、LoS経路のいくつかを除外し、最も、あるいは、好ましくはすべてをLoS経路にするために、狭い信号を形成するように構成されていてもよい。これは、高い送信品質を可能にする。このように、基地局は、ユーザ機器と基地局との間の見通し線を決定するように構成されていてもよい。基地局は見通し線ではない方向を除外して、位置決め信号を見通し線の方向に送信するように構成されていてもよい。
図4には、縦座標に、信号雑音比SNR示されているのに対して、横座標に、周波数fが示されている概略図が示されている。例えば、位置決め信号124は、シーケンスのプールの外で、PRSシーケンスのようなあらかじめ定められたシーケンスと、を備えていてもよい。ユーザ機器は、限定されていない例だけで、受信された位置決め信号124と可能なシーケンス、または、待機しているシーケンスとの間で、相互相関のような、相関関係を達成してもよい。このような相関は、1つ以上のピークに達する結果になってもよく、図4には、1つのピークが概略的に描かれている。異なる経路を通じてのシーケンスの受信は、より高い数のピークをもたらす結果になるかもしれない。
ユーザ機器の方向に位置決め信号124を指示すると、全方位送信と比較して、UEにより高い信号電力を与えるかもしれない。これは、SNRは、位置決め信号124を、例えば、ビームフォーミングされない、または、セクタアンテナの方向、あるいは、特性によって決定される、広い領域に送信したときに、取得されるレベルL2と比較して、より高いレベルL1と、を備える結果になるかもしれない。このように、位置決め信号を指示することによって、信号電力が高いSNRと、または、SINRと、を備えたユーザ機器で、ユーザ機器でより良い信号が得られることが可能になるかもしれない。このより良い信号は、基地局からユーザ機器への送信の特徴をより正確に決定することを可能にするかもしれず、およびまたは、信号品質、あるいは、送信パラメータの適切な決定をすることができる信号電力レベルを与えるかもしれない。これは、ユーザ機器は、隠されている、あるいは、長距離に向かうシナリオの中のケースであり、そして、ビームフォーミングされないで送信されており、または、最高でも、低いSNRと、あるいは、SINRであり、位置決め信号としてすら認められない。
言い換えれば、ここに述べられた実施の形態は、観測時間差(OTDoA)測定を基礎にした、LTEシステムとしてのモバイル通信ネットワークの中の特定のユーザ機器のための位置推定を改良したものであってもよい。ダウンリンクOTDoA測定は、eNBsによって送信され、そして、UEによって受信されたPRSシーケンスを基礎にしている。受信されたPRSシーケンスのSNRは、UEに特有のビームが形成したPRSシーケンスを用いて増やされる。その上、いわゆる、効果的なビームフォーミングチャンネルは、より少ない反射で表され(見通し線/非見通し線 LOS/NLOS)、多数のチャンネルと比較される経路要素は、ビームフォーミングを形成する。続いて起きるので、PRS相互相関機能は、1つのピークだけで表され、あるいは、ほとんど複数のピークに達することはなく、UEでToA/TDoAは大いに単純化される。
図5には、実施の形態に係る無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御している基地局を作動させる方法1000の概略フロー図が示されている。
方法は、粗位置123を示すかもしれない、得られたユーザ機器の粗位置と関連する粗位置情報と、を備えている。
ステップ1200の中では、粗位置情報は、ユーザ機器に向かう方向を決定するために用いられる。方向は、絶対値であってもよく、相対値、あるいは、基地局からのベクトルであってもよい。方向は、他の方向と比較して、高い信号電力で送信された位置決め信号に沿った方向を指し示すパラメータの値であってもよい。例えば、基地局は、位置決めサーバ、あるいは、異なる基地局からのベクトル、あるいは、方向を受信してもよい。ベクトルは、基地局からUEの粗位置までの方向を指し示している。基地局は、受信したベクトルに沿った位置決め信号を決定するために、そのアンテナの送信特性を決定して、その後に方向を決定してもよい。
言い換えれば、貢献している基地局は、送信の前に、先のステップ1100からの位置、あるいは、角度情報(到来の方向)に基づいて、PRS信号で用いられるためのビームフォーミングベクトルを計算する。ビームフォーミングベクトル設計の目的は、目的のUEでPRS信号のSNRの受信を最大にすることである。第2の目的は、同じセル、あるいは、近くのセルで他のUEの影響を最大にすることである。ビームフォーミングベクトル計算は、アンテナの配列、およびUEに向かう方向、あるいは、その位置で協働する、eNBのアンテナ反応に基づいていてもよい。これに加えて、ビームフォーミング重みは、チャンネル、他のUEの方向、あるいは、位置、およびまたは、他の基地局に基づいていてもよい。
ステップ1300では、位置決め信号124のような位置決め信号は、ユーザ機器に送信される。位置決め信号の送信は、位置決め信号に反応する反応信号の受信感度に基づくユーザ機器と関連する精細位置情報を決定するために、例えば、ユーザ機器に向かう方向に沿って、ユーザ機器に向けて指示される。
ステップ1400では、応答信号は、ユーザ機器から受け取られる。応答信号は、位置決め信号と関連するデータと、を備えるとともに、位置決め信号の受信感度のパラメータを指し示している。
ステップ1500では、受信感度のパラメータは、精細位置情報を決定するために、計算機、例えば、計算機132に提供される。
ステップ1600では、精細位置情報は、計算機を用いて決定される。計算機は、精細位置情報を決定するためのステップを実行するように、例えば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、または、ハードウエア、あるいは、ソフトウエアによってプログラム可能などんなほかの装置であってもよい。
任意のステップ1700は、例えば、1つ以上のステップ1100、1200、1300、1400、1500.そして/あるいは、1600のような、反復の方法1000と、を備え、例えば、ステップ1600の決定された精細位置情報は、方法1000を繰り返している間に、粗位置情報として用いられてもよい。
図6aには、ステップ1100で粗位置情報を取得するように、方法1010が実行されてもよい概略フローチャートが示されている。ステップ1100では、ユーザ機器に貢献している基地局は、ユーザ機器から、いわゆる、サウンディング参照信号(sounding reference signal)(SRS)を受信してもよい。あるいは、基地局は、基地局でチャンネル推定を可能にするどんなほかの適切な信号を受信してもよい。
ステップ1120では、貢献している基地局は、受信されたSRSを用いるユーザ機器からチャンネル、そして/あるいは、複数のチャンネルを推定してもよい。これは、見通し線、そして/あるいは、非見通し線を含んでいてもよい。
ステップ1300では、基地局は、チャンネル推定から到来方向を得てもよい。基地局は、粗位置情報として、到来方向を用いるように構成されていてもよく、例えば、基地局は、ステップ1200で方向を決定するときに、粗位置情報を用いるように構成されていてもよい。
図6bには、粗位置情報を得るように、あるいは、または、方法1010に加えて用いられることが可能な方法1020の概略図が例示されている。ステップ1150では、基地局は、ロケーション・サーバからユーザ機器の位置を得ることが可能である。ネットワークで利用可能なロケーション・サーバは、適切な情報源であってもよい。あるいは、または、これに加えて、基地局は、ロケーション・サーバに格納された先の位置に基づいて
ユーザ機器を推定して、そして、ステップ1160で提供してもよい。例えば、時期、そして、おそらく不正確であるが、それでも利用可能な位置情報は、ロケーション・サーバから得てもよい。
あるいは、または、これに加えて、ユーザ機器の位置は、ステップ1170でユーザ機器から得てもよい。例えば、ユーザ機器は、その位置についての知識を有する限り、その位置を送信してもよい。例えば、ユーザ機器は、粗位置についての情報を提供するように構成されている位置決め装置と、を備えていてもよい。例えば、ユーザ機器は、全地球測位システムに基づいてその位置を決定してもよい。あるいは、または、これに加えて、ユーザ機器は、自らの位置を指し示すユーザコマンドに基づいて、その位置を送信するように構成されていてもよい。
あるいは、または、これに加えて、基地局は、ステップ1180でユーザ機器から先に取得されていた位置からユーザ機器位置を推定するように構成されていてもよく、例えば、基地局は、例えば、ステップ1170の間に、ユーザ機器から先に受信した老朽化した情報を用いるように構成されていてもよい。
どんな他の方法でも、ユーザ機器の粗位置を指し示す粗位置情報を得るように、実施されてもよい。
基地局で、多くのアンテナが利用可能である場合に、アプローチのロバスト性は、図7に関して記述された方法1030の以下の1つ以上のステップを適用することによって高められてもよい。方法1030は、ステップ1300の一部として実施される。ステップ1310では、最も小さいビーム半値幅(half power beam width)(HPBW)よりも長いHPBWを有するビームは、ユーザ機器の方向のビームフォーマとして用いられてもよい。HPBWのサイズは、粗位置情報についての不確実性に基づいていてもよい。例えば、情報はより古く、あるいは、ユーザ機器はより早く移動し、HPBWはより長くてもよい。広帯域ビーム(broad beam)は、ユーザ機器で受信されたPRSシーケンスのSNRが増加する可能性を増加させてもよい。これは、UEによって、ロバスト性受信を可能にする第1の広帯域ビームを用いることを可能にするかもしれず、また、UEによって、安全な受信を維持する間には、狭帯域ビームは、連続して、SNRを増加させることを可能にする。
実施されてもよいステップ1320では、例えば、方法1000の受信の間、そして/あるいは、ユーザ機器がより信頼できると知られているとき、言い換えれば、精細位置情報が得られたときには、ステップ1310と比較して、ビームのHPBWは、より狭いビームを得られるようにするために、減少させてもよい。これは、ユーザ機器でPRSシーケンスのSNRの受信をさらに増加させることを可能にするかもしれず、特に、送信電力は、変化しないで維持される、または、少なくとも、変化しない、言い換えれば、同じ、または、ほとんど同じ送信電力は、多くの狭帯域ビーム(narrow beam)に集中する。
ステップ1330、ステップ1320では、特定のステップサイズで繰り返されてもよい。例えば、HPBWは、ハードウエアの特定のパラメータで実行される、最も小さい可能なHPBWまでのそれぞれのステップで3dBとしての0.5と10との間、1と6との間、または、2と3との間の値によって減少する。最も小さい可能なHPBWは、アンテナの数、そして/あるいは、開口の配列を基づいていてもよく、または、依存していてもよい。このように基地局は、その次のステップでユーザ機器の位置を繰り返し決定するように構成されている。基地局は、第1のステップに続く第2のステップで粗位置情報としての第1のステップで決定されたユーザ機器の精細位置情報を用いるように構成されている。基地局は、位置決め信号に、ビームフォーミング技術を用いることを指示するように構成されている。基地局は、第1のステップで用いられる第1のビームの幅と比較して、第2のステップで用いられる第2のビームの幅を減少させるように構成されていてもよい。
図8には、図3で図解されたeNBとしての基地局によって送信されてもよいビーム、または、ローブ(lobe)134の概略上面図が示されている。ビーム134の方向136に沿った最大電力は、送信されてもよい。ボーダ(borders)138a、および138bは、電力が半分になる領域、例えば、最大電力の50%に対応する-3dBを指し示していてもよい。ボーダ138a、および138bとの間の角度は、HPBWを指し示していてもよい。HPBWは、ビーム134のピークの実効放射電力を参照したときに、ビーム134の電力が半分になる点の間の角度であってもよい。ビーム幅は、角度を限定しない例、およびまたは、水平面によって表されていてもよい、しかし、方位角、または、それらのものと関連してもよい。
ここに提供された記述は、送信される位置決め信号に沿った1つの方向と関連し、実施の形態は、少なくとも、第1の経路、および第2の経路、言い換えれば、第1の方向、および第2の方向に沿ったユーザ機器に向かう位置決め信号の送信を決定するように構成された基地局を提供する。基地局は、基地局、およびユーザ機器との間の少なくとも、第1の経路の第1の到来方向、および第2の経路の第2の到来方向と関連する情報を得るとともに、第1の方向、および第2の方向に位置決め信号を送信するように構成されていてもよい。図3を参照すると、位置決め信号124は、少なくとも、第1、および第2のビームを用いて送信されていてもよく、それぞれのビームは、基地局eNB、およびユーザ機器UEとの間の経路と協働する。
言い換えれば、多数の経路の到来方向(DoA)が知られている場合には、例えば、見通し線、および強い非見通し線経路では、多数のビームは、多数の感知された強い経路の方向に設計されてもよい。強い経路は、特定の電力閾値を上回るチャンネル品質を備え、およびまたは、特定の経路損失閾値以下の経路損失を備えている。あるいは、他の閾値の値が用いられてもよい。経路は、方法1010に関して記述されたSRS信号に反応するようにチャンネルを推定している間に、限定しない例によって決定されてもよい。これは、位置決めの精度を改良することができるユーザ機器で多数の仮定の基準信号時間差(ReferenceSignalTimeDifference)(RSTD)測定を可能にするかもしれない。多数の仮定のRSTD測定は、それで理解される、これに加えて、PRSシーケンスの受信と相関する最も大きいピークは繰り返され、また、他のピークは、ユーザ機器から基地局まで繰り返される。多数の仮定のRSTD測定は、例えば、[4]に記述されている。多数のピークの報告は、異なる到着の経路と関連する情報であってもよい。基地局は、そのうえ、経路に基づいて位置を決定するように構成されていてもよい。あるいは、基地局の位置を使うときには、ユーザ機器は、例えば、それ自身に関する情報を提供するかもしれない。
図9には、図1に図示された無線通信ネットワークを基礎にしていてもよい無線通信ネットワーク900の概略ブロック図が示されており、およびまたは、その拡張されたバージョンであってよい。無線通信ネットワーク900は、少なくとも、第1、および第2、そして、おそらく、さらに多くの基地局eNB1からeNB 7 備えており、それぞれの基地局は、無線通信ネットワークセル1001から100 7 備えている。ユーザ機器UE1は、1つ以上の基地局、例えば、3つの局、eNB2、eNB4、およびeNB5の間の送信区域に配置されていてもよい。送信区域内では、複数の基地局のうちの1つは、ユーザ機器UE1を作動させて、または、ユーザ機器UE1に貢献してもよい。しかし、他の基地局は、送信信号をUE1に送信することが可能である。実施の形態によれば、セルのうちの大半は、他のセル、または、基地局で囲まれており、本質的に、それぞれの位置、または、セルのそれぞれの位置で、位置決め信号は、少なくとも3つの異なる基地局から受信されてもよいように、近隣の基地局は、大きな区域のセルに到達することが可能である。あるいは、例えば、1つ、または、2つの基地局から受信された信号が実行されてもよい送信パラメータを決定する方法を用いるときは、ユーザ機器UE1は、送信区域の外に配置されてもよい。
これに加えて、ユーザ機器UE1の方向に、それぞれの位置決め信号を送信するように、ユーザ機器UEに貢献している基地局eNB4に、少なくとも1つ、好ましくは、少なくとも2つのさらなる基地局eNB2およびまたは、eNB5は、範囲に含まれていてもよく、言い換えれば、位置決め信号1242、1244-1、および1245は、ユーザ機器UE1に、異なる時間に到着してもよい。異なる時間に到着するにも係わらず、位置決め信号1242、1244-1、および1245の受信時間は、部分的に重なっていてもよい。これは、TDoAを決定することを可能にするかもしれず、特に、ダウンリンクは、ユーザ機器UE1で、TDoAを観測する。しかしながら、ユーザ機器UE1は、それぞれの位置決め信号1242、1244-1、および1245のための受信状態のパラメータを決定してもよく、そして、eNB4のような貢献している基地局に受信状態のパラメータを報告する。それぞれの位置決め信号1242、1244-1、および1245は、シーケンスのプールの外の異なるシーケンスと、を備えている。例えば、プールは、互いに異なる4、5、または、6、または、異なる数のシーケンスと、を備えていてもよい。それぞれの基地局は、UE1で要素を区別することができるように、異なるシーケンスを用いるように構成されていてもよい。UE1は、このように、それぞれの位置決め信号1242、1244-1、および1245を特定の基地局eNB2、eNB4、およびeNB5のそれぞれに割り当て、そして、到着時間が異なるように決定してもよく、そして、貢献している基地局にそれらの値を報告してもよく、言い換えれば、信号126を用いて、受信状態のパラメータを送信してもよい。
貢献している基地局eNB4は、無線通信ネットワーク900の中の他の基地局に、ユーザ機器UE1と関連する粗位置情報を知らせるように構成されていてもよい。例えば、基地局eNB4は、他の基地局eNB2およびまたは、eNB5と直接通信してもよい。あるいは、または、これに加えて、オプションとして、コントローラ132と、を備えていてもよいロケーション・サーバ142は、基地局eNB1からeNB7と通信するように構成されていてもよい。基地局eNB4は、ロケーション・サーバ142に、ユーザ機器UE1の粗位置情報を知らせるように構成されていてもよい。eNB2およびまたは、eNB5は、ロケーション・サーバ142からの粗位置情報と関連する情報を受信するように構成されていてもよく、言い換えれば、それぞれの、eNB2、eNB4、およびeNB5、そして、おそらく、他の基地局は、粗位置情報についての知識を持つことができる。基地局eNB2、eNB4、およびeNB5は、ユーザ機器UE1の方向に、位置決め信号を導いてもよく、言い換えれば、基地局eNB2、eNB4、およびeNB5は、位置決め信号を送信するために、協調的なビームを形成する、または、調整ビームフォーミング技術を協調的に用いることを実行するように構成されていてもよい。3つの基地局に関して説明したが、協調的に用いられるビームフォーミングは、2つの数、3つの数、4つの数、より多くの基地局がユーザ機器UE1に向かう方向に送信する位置決め信号によって説明されてもよい。
第2のユーザ機器UE2は、例えば、eNB3、eNB4によって、無線通信ネットワークの中で作動、または、貢献してもよい。基地局eNB3、およびeNB4は、無線通信ネットワーク900の中のユーザ機器UE2に向かう方向に位置決め信号1243、および1244-2を送信するように構成されていてもよい。位置決め信号1243、および1244-2は、互いに異なるシーケンスと、を備えていてもよい。基地局eNB4は、位置決め信号1243、および1244-2を送信するときに、同じシーケンスを使うように構成されていてもよい。このように、基地局eNB4は、ユーザ機器UE2の方向の複数のシーケンスの中の同じシーケンスと、を備えるように、位置決め信号1244-2と、を備えるように構成されていてもよい。これは、同じ、または、比較可能な信号としての位置決め信号1244-1、および1244-2を生成すること、およびまたは、UE1に向かう方向の信号、およびUE2に向かう方向の同じ信号を送信することが可能になる。ビームの外部の他の方向に沿って、信号電力は、基地局によって、最大50%、最大40%、最大30%で
生成されてもよい。例えば、位置決め信号1244-1の送信の低電力側のローブは、異なるUEに当たってもよく、しかし、少なくとも、高電力側のローブ、または、すべての高電力側のローブが形成され、それによって、UE2に向かう方向を排除する。これは、セル内部の干渉を低下させることを可能にするかもしれない。
あるいは、異なるシーケンスを用いると、複数のeNBsのうちの少なくとも1つは、異なる基地局からの同じシーケンスを受信するUE1、または、UE2のように同等のシーケンスを用いるように構成されている。これは、時間を分離することによって行われ、言い換えれば、シーケンスは、時間の第1の例、または、スロットで、eNB4のように、第1の基地局から受信するように構成されており、そして、第2のスロットの中で、eNB2、または、eNB5のような第2の基地局から受信するように構成されている。あるいは、または、これに加えて、時間の分離のような、言い換えれば、異なるスロットの使用は、異なるシーケンスの送信のためにも用いられてもよい。これは、UEで、SNR、およびまたは、SINRをさらに増加させることも可能にするかもしれない。これは、基地局eNB4は、ユーザ機器UE1に向かう方向に異なる位置決め信号が送信されない間に、ユーザ機器UE2の方向に異なる位置決め信号1344-2を任意に送信するように構成されていると理解される。
言い換えれば、eNB1およびまたは、eNB2を参照するとき、ビームが形成するPRS信号は、それぞれのUEによって受信されてもよく、そして、貢献している基地局、および、おそらく基地局の周囲からの複数のLoSのために、到着時間(ToA)、およびまたは、到着時間差(TDoA)の測定が実行される。もし、ユーザ機器が多数のアンテナを装備していれば、UEは、効果的なビームの経路構成要素が形成するビームフォーミングされていないシグナリングよりも少数のマルチパス(multipath)から、高い確率で損害を被るチャンネルの方位、およびまたは、仰角の観点から到来方向(DoA)を推定してもよい。測定に基づいて、いわゆる、RSTD値(基準信号時間差)、および任意に対応するDoA値は、支配的な、あるいは、任意の複数の伝播経路のために得られてもよい。ToA、LTEでRSTDと呼ばれるTDoA、およびまたは、DoAのそれぞれの推定は、貢献している基地局、または、ロケーション・サーバに送信されてもよい。ロケーション・サーバは、UEに向かう方向、または、直接、UEの位置を計算するために、それぞれの経路は、設定されたToA/TDoA、および、おそらく、DoA角度によって記述される3Dチャンネルモードを適用してもよい。
さらに他の言葉で言い換えると、貢献している基地局は、例えば、直接、または、ロケーション・サーバを経由して、ユーザ機器に向かう方向、または、基地局の周囲のUEの位置情報を与えてもよい。より高い正確さを有する位置は、その時に、ロケーション・サーバで計算されてもよい。オプションの可能性として、ビームフォーミングベクトルの改良は、先に記述された手順から強化された位置推定に基づいて行われてもよい。さらなる正確な位置は知られており、より良いビームフォーマは設計されていてもよく、より高いPRSのSNRを受信すると、見返りに、より正確な位置の決定を可能にする。さらなる任意のステップは、例えば、ロケーション・サーバ、または、UEのようなユーザの位置を得てもよい他の基地局を明確にすることができる。異なるPRSシーケンスの場合には、例えば、すべてに含まれた基地局からは、UEによって受信され、すべての基地局は、ビームが形成したそれぞれのPRSシーケンスのSNRの受信を増加させるために、目標UEに向かうPRSを適用することができる。現在は、[3]に記述されているように、6の再利用が可能である。互いに交差しない、PRSシーケンスの設計のために、調整されたビームフォーミングは、UEで受信されたPRSシーケンスのSINRをさらに増加させるために用いられてもよい。例えば、スロット1では、他の基地局が、UEで、PRS信号のSNRを減少させるために、PRS信号を形成するビームを用いている間に、基地局1は、SNRを増加させるためにPRSシーケンスを形成するビームを送信してもよ
く、言い換えれば、UEの方向で形成されるビームは0でなければならない。図9を参照すると、基地局eNB1は、UE1およびまたは、UE2のような他のユーザ機器に送信することを除外している間に、ユーザ機器UE3に貢献してもよく、そして、ユーザ機器UE3の方向では、位置決め信号1231を送信するように構成されていてもよい。次の時間スロットでは、これは、次の基地局に移される。同じPRSシーケンスの場合には、いくつかの基地局が用いられ、基地局に沿った調整的なビームフォーミングは、先の記述に類似して行われることができる。例えば、他の基地局が、UEで、PRS信号のSNRを減少させるために、PRSビームを形成するビームを用いている間に、基地局1は、SNRを増加させるためにPRSシーケンス形成するビームを送信してもよく、言い換えれば、UEの方向で形成されるビームは0でなければならない。
最新版では、例えば、より正確に、ユーザ機器に向いている方向、または、UE位置情報は、基地局の周囲の間で、与えられてもよく、それは、先のステップで用いられたPRSシーケンスを形成したビームに基づいている。
ここに記述された実施の形態は、ユーザ機器のPRSシーケンスのSNRの受信と関連していてもよく、そして、位置決めの正確性を改良することが可能になるかもしれない。他のユーザ機器のために、例えば、ビームを形成している間に、他のユーザ機器の局地化が考慮されないときには、SNRは減少するかもしれない。したがって、それは、例えば、緊急呼び出しに用いられてもよい。緊急呼び出しの場合には、[5]に記述するように、位置は、ネットワークセルによって得られなければならない。記述された方法、そして/あるいは、基地局は、緊急呼び出しのために、正確な位置決めを増加させるように用いられてもよい。実施の形態は、これに加えて、または、代わりとして、時間、周波数、およびコード資源の再利用を増加させる手助けにしてもよい。
あるいは、いくつかの実施の形態は、基地局は応答信号126としての応答信号を受信するように構成される方法で記述され、あるいは、または、これに加えて、ネットワークの異なるノードは、例えば、ロケーション・サーバ142のようなロケーション・サーバが、応答信号を受信するように構成されていてもよい。図3に関連して記述された実施の形態は、図10に関連して図示された制御プレーン位置決めと関連していてもよい。制御プレーンの実施には、最も一般的には、緊急サービスが用いられ、位置決めメッセージは、シグナリング接続上のネットワークとUEとの間で交換される。LTEでは、制御プレーン位置決めは、図10のシナリオを適用してセービング・モバイル・ロケーション・センタ(Serving Mobile Location Center)(E-SMLC)からのLLPメッセージからノン・アクセス・スタラタム(Non-Access Stratum)(NAS)を用いるダウンリンク送信メッセージへのダウンリンク送信メッセージが転送される、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)(MME)によって可能になる。制御プレーン位置決めは、早く、信頼できて、安全である。
UEからロケーション・サーバに送信された、これに加えて、または、あるいは、基地局に送信された応答126、または、類似するメッセージは、ユーザプレーン位置決めと関連していてもよい。このような場合には、いくつかの、または、すべての計算は、計算サーバによって実行されてもよい。
このように、基地局は、位置決め信号に関連する信号に基づく精細位置情報を決定することが可能なように、位置決め信号に適合するように構成されていてもよい。このようなデータは、受信感度のパラメータと、言い換えれば、UEで応答信号の受信感度を指し示すデータと、を備えていてもよい。データ、そして/あるいは、パラメータは、UEから基地局、そして/あるいは、ロケーション・サーバのような、異なるノードに送信された
、少なくとも1つの応答信号の部分であってもよい。精細位置情報の決定は、基地局、または、他のノードに配置されている、計算機によって得られてもよい。制御プレーンの位置決めのために、基地局は、ユーザ機器からの応答信号を受信するように構成されていてもよく、応答信号は、位置決め信号に関連するデータと、備えていてもよく、そして、位置決め信号の受信感度のパラメータを指し示していてよい。基地局は、精細位置情報を決定するために、シーケンスの受信感度のパラメータを計算機に提供するように構成されていてもよい。
いくつかの実施の態様は、装置の文脈(context)の中で述べられているが、これらの実施の態様は、方法に一致する記述にも表されていることは明らかであり、ブロック、または、装置は、方法ステップ、または、方法ステップの特徴と一致している。同様に、実施の態様は、一致するブロック、または、アイテムの記述、または、一致する装置の特徴としても表された方法の文脈の中で述べられている。
特定の実施例の必要性によると、発明の実施の形態は、ディジタル格納メディアを用いて、実施することもできる。実施例は、ディジタル格納メディア、例えば、それぞれの方法が実行されるプログラム可能なコンピュータと協働する、または、協働することができる、電気的に読み取り可能な制御信号がその中に格納されるフロッピーディスク、DVD、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、または、FLASHメモリを用いて実行することが可能である。
発明に係るいくつかの実施の態様は、ここに述べられた1つの方法が実行されるプログラム可能なコンピュータシステムと協働することができる読み取り可能な制御信号を有するデータキャリアを備えている。
一般的に、本発明の実施の形態は、プログラムコードを有するコンピュータプログラム製品として実施することが可能であり、コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行されているときには、プログラムコードは、1つの方法を実行するために、プログラムコードは作動している。プログラムコードは、例えば、機械で読み取り可能なキャリアに格納されている。
他の実施の形態では、機械で読み取り可能なキャリアに格納された、ここに記述された方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムと、を備えている。
他の言い方をすれば、発明の実施の形態の方法は、したがって、コンピュータプログラムがコンピュータで動いているときには、ここに記述された方法のうちの1つを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムである。
発明のさらなる実施の形態の方法は、したがって、データキャリア、または、ディジタル格納メディア、または、コンピュータ読み取り可能メディアは、そのうちに記録される、ここに記述された方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムと、を備えている。
発明のさらなる実施の形態の方法は、したがって、ここに記述された方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムを表す、信号のデータストリーム、または、シーケンスである。信号のデータストリーム、または、シーケンスは、例えば、インターネットを経由するような、例えば、データ通信接続を経由して送信されるように構成されていてもよい。
さらなる実施の形態は、処理手段、例えば、ここに記述された方法のうちの1つを実行するように構成された、または、適合する、コンピュータ、または、プログラム可能な論理装置と、を備えている。
さらなる実施の形態は、ここに記述された方法のうちの1つを実行するためのプログラムがインストールされるコンピュータを備えている。
いくつかの実施の態様では、プログラム可能な論理装置(例えば、フィールド・プログラブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array))は、いくつか、または、すべてのここに述べられた方法を実行するように用いられるように構成されていてもよい。いくつかの実施の態様では、フィールド・プログラブル・ゲート・アレイは、ここに述べられた方法のうちの1つを実行するために、マイクロプロセッサ(microprocessor)と協働してもよい。一般的には、方法は、どんなハードウエア機器によっても、実施されることが好ましい。
以上に記述された実施の形態は、本発明の原理のための単なる具体例である。配置、および詳細の変更、限定は、他の当業者によって明らかにされるだろう。これは、意思であり、したがって、特許請求項の範囲によって限定されるべきであり、実施の形態の記述、および説明の方法によって表された特別な詳細によって限定されるべきではない。
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[6]3GPP,"Physical Channels and Modulation",3rd Generation Partnership Project,vol.V13.0.0,January.2016





Claims (32)

  1. 無線モバイル通信ネットワーク(900)の無線モバイル通信ネットワークセル(100)を制御するように構成された基地局(eNB)であって、
    前記基地局(eNB)は、ユーザ機器(UE)の位置決めのために前記ユーザ機器(UE)の粗位置と関連する粗位置情報(123)を用いて前記ユーザ機器(UE)への方向を決定するように構成され、
    前記基地局(eNB)は、前記ユーザ機器(UE)に位置決め信号(124)を送信して、前記位置決め信号(124)の送信を前記ユーザ機器(UE)に向けるように構成され、
    前記位置決め信号は、前記位置決め信号の受信状態のパラメータの決定に基づく前記ユーザ機器(UE)の位置決めのために、前記ユーザ機器(UE)の精細位置情報(125)の決定を可能にするように適合されることを特徴とする、基地局。
  2. 前記粗位置情報は、前記無線モバイル通信ネットワークセルにおける前記ユーザ機器(UE)の粗位置に関する情報を含む、あるいは情報そのものであり、時間の解像度に対して粗い、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記位置決め信号は、前記位置決め信号(124)と関連するデータに基づいて前記精細位置情報(125)を決定するように適合され、前記データは前記位置決め信号(124)の受信状態のパラメータを示すことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の基地局。
  4. 前記基地局(eNB)は、前記ユーザ装置(UE)から応答信号(126)を受信するように構成され、前記応答信号(126)は、前記位置決め信号(124)と関連し且つ前記位置決め信号(124)の受信状態のパラメータを示すデータを含み、
    前記基地局(eNB)は、シーケンスの前記受信状態のパラメータを、前記精細位置情報(125)を決定するための計算機に提供するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の1項に記載の基地局。
  5. 前記基地局(eNB)は前記計算機を備えることを特徴とする、請求項4に記載の基地局。
  6. 前記基地局(eNB)は、前記位置決め信号(124)に関連し且つ前記位置決め信号(124)の受信状態のパラメータを示すデータを含む1つの応答信号に基づいて、前記精細位置情報を決定するように構成される計算機を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項5の1項に記載の基地局。
  7. 前記受信状態のパラメータは、到着時間、到着時間差、および到来方向のうちのいずれか少なくとも1つと関連していることを特徴とする、請求項3ないし請求項6の1項に記載の基地局。
  8. 前記基地局(eNB)は、ビームフォーミング技術を用いて前記位置決め信号(124)の送信を指向させるように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項7の1項に記載の基地局。
  9. 前記基地局(eNB)は前記位置決め信号(124)を、前記無線モバイル通信ネットワークセル(100)の共有チャンネル(PDSCH)内で送信するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項8の1項に記載の基地局。
  10. 前記基地局(eNB)は、前記ユーザ機器(UE)から受信した信号に基づいて到来方向を決定するように構成され、前記基地局(eNB)は、前記到来方向に基づいて前記粗位置情報(123)を決定するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項9の1項に記載の基地局。
  11. 前記基地局(eNB)は、前記無線モバイル通信ネットワークのロケーション・サーバ、あるいは、別の基地局(eNB)から前記粗位置情報(123)を受信するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項10の1項に記載の基地局。
  12. 前記基地局(eNB)は、位置情報を含む信号を前記ユーザ機器(UE)から受信するように構成され、前記基地局(eNB)は、受信した前記位置情報を前記粗位置情報(123)として用いるように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項11の1項に記載の基地局。
  13. 前記ユーザ機器(UE)は第1のユーザ機器(UE1)であり、前記基地局(eNB)は、前記位置決め信号(124)の方向から、第2のユーザ機器(UE2)に向かう方向または別の基地局に向かう方向を除外するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項12の1項に記載の基地局。
  14. 前記基地局(eNB)は、前記位置決め信号(124)と関連し、前記位置決め信号(124)の受信状態のパラメータを示すデータを含む応答信号(126)を前記ユーザ機器(UE)から受信して、前記受信状態のパラメータを用いて前記精細位置情報(125)を決定するように構成され、前記基地局は、その後に続く工程において、前記ユーザ機器(UE)の位置の決定を繰り返すように構成され、前記基地局(eNB)は、第1のステップで決定された前記ユーザ機器(UE)の前記精細位置情報(125)を前記第1のステップに続く第2のステップにおいて粗位置情報(123)として用いるように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項13の1項に記載の基地局。
  15. 前記基地局(eNB)は、ビームフォーミング技術を用いて前記位置決め信号(124)を指向させるように構成され、前記基地局(eNB)は、前記第2のステップで用いられる第2のビームの幅を前記第1のステップで用いられる第1のビームの幅と比較して狭くするように構成されることを特徴とする、請求項14に記載の基地局。
  16. 前記精細位置情報(125)は、前記粗位置情報と比較して、少なくとも5%より正確であることを特徴とする、請求項1ないし請求項15の1項に記載の基地局。
  17. 前記位置決め信号(124)の前記送信を前記ユーザ機器(UE)に向けて指向させるために、前記基地局(eNB)は、少なくとも、前記基地局(eNB)と前記ユーザ機器(UE)との間の、第1の経路の第1の到来方向および第2の経路の第2の到来方向と関連する情報を得て、前記第1の到来方向および前記第2の到来方向に沿って前記位置決め信号(124)を送信するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項16の1項に記載の基地局。
  18. 前記基地局(eNB)は、前記ユーザ機器(UE)から制御情報を受信して、前記制御情報に応答して前記位置決め信号(124)の前記送信を前記ユーザ機器(UE)に向けて指向させて第1の送信パターンを実施するように構成され、前記基地局(eNB)は、前記制御情報がない場合には、第2の送信パターンに従って前記位置決め信号(124)を送信するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項17の1項に記載の基地局。
  19. 前記ユーザ機器(UE)は、前記無線モバイル通信ネットワークの別の基地局(eNB)と関連付けられ、前記基地局(eNB)は前記粗位置情報(123)を、前記無線モバイル通信ネットワークのロケーション・サーバ、または、前記別の基地局(eNB)から受信するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項18の1項に記載の基地局。
  20. 前記ユーザ機器(UE)は、第1のユーザ機器(UE1)であり、前記位置決め信号(124)は第1の位置決め信号(1244-1)であり、前記基地局(eNB)は前記第1の位置決め信号(1244-1)を送信して、位置決め信号のための複数のあらかじめ定められたシーケンスのうちの最初のシーケンスを含むように構成されており、前記基地局(eNB)は、前記複数のあらかじめ定められたシーケンスのうちの第2のシーケンスを含む第2の位置決め信号(1244-2)を第2のユーザ機器(UE2)の方向に送信する一方で、前記第2の位置決め信号(1244-2)を前記第1のユーザ機器(UE1)の方向に送信しないように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項19の1項に記載の基地局。
  21. 前記シーケンスは、位置決め関連信号を含む、または位置決め関連信号であることを特徴とする、請求項1ないし請求項20の1項に記載の基地局。
  22. 前記無線モバイル通信ネットワーク(900)はLTEネットワークであることを特徴とする、請求項1ないし請求項21の1項に記載の基地局。
  23. 前記基地局は、前記ユーザ機器(UE)と前記基地局との間の見通し線経路を決定するように構成され、前記基地局は、前記位置決め信号(124 1-4 )を前記見通し線経路の方向に沿って送信する一方で、非見通し線経路の方向を排除するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし請求項22の1項に記載の基地局。
  24. 請求項1ないし請求項23の1項に記載の通りに構成された第1の基地局(eNB4)と、
    ユーザ機器(UE)と、
    を備える無線モバイル通信ネットワーク(900)であって、前記無線モバイル通信ネットワークは請求項1ないし請求項23の1項に記載の通りに構成された第2の基地局(eNB2、eNB3、eNB5)を備え、前記第1の基地局(eNB4)は第1の位置決め信号(1244-1、1244-2)を送信するように構成され、前記第2の基地局(eNB2、eNB3、eNB5)は第2の位置決め信号(1242、1243、1245)を送信するように構成され、
    前記第1の基地局(eNB4)および前記第2の基地局(eNB2、eNB3、eNB5)は、ビームフォーミング技術を協調的に用いて、前記第1および第2の位置決め信号を送信するように構成されることを特徴とする、無線モバイル通信ネットワーク。
  25. 前記位置決め信号(124)に関連し且つ前記位置決め信号(124)の受信状態パラメータを示すデータを含む1つの応答信号に基づいて、前記精細位置を決定するように構成された計算機を備える、請求項24に記載の無線モバイル通信ネットワーク。
  26. 前記第1の基地局(eNB4)は前記第1の位置決め信号(1244-1)を送信して、前記ユーザ機器(UE1)の方向に位置信号のための複数のあらかじめ定められたシーケンスのうちの第1のシーケンスを備えるように構成され、前記第2の基地局(eNB2、eNB3、eNB5)は前記第2の位置決め信号(1242、1243、1245)を送信して、前記ユーザ機器(UE1)の方向に前記第2のシーケンスを備えるように構成されることを特徴とする、請求項24または請求項25に記載の無線モバイル通信ネットワーク。
  27. 前記第1の基地局(eNB4)は、第1の時間間隔の間には前記第1の位置決め信号(1244-1)を前記ユーザ機器(UE1)に送信し、前記第1の時間間隔に続く第2の時間間隔の間には送信しないように構成され、前記第2の基地局(eNB2、eNB5)は、前記第2の時間間隔の間には前記第2の位置決め信号(1242、1245)を前記ユーザ機器(UE)に送信し、前記第1の時間間隔の間には送信しないように構成されることを特徴とする、請求項26に記載の無線モバイル通信ネットワーク。
  28. 前記ユーザ機器(UE1)は第1のユーザ機器であり、前記無線モバイル通信ネットワークは第2のユーザ機器(UE2)を備え、前記第1の基地局(eNB4)は第3の位置決め信号を送信して、前記第2のユーザ機器(UE2)の方向に前記複数のシーケンスのうちの前記最初のシーケンスを含み、前記第2のシーケンスは含まないようにするように構成されることを特徴とする、請求項26または請求項27の1項に記載の無線モバイル通信ネットワーク。
  29. 前記第1の基地局(eNB4)は前記第1の位置決め信号(1244-1)を送信して、前記ユーザ機器(UE1)の方向に位置信号のための複数のあらかじめ定められたシーケンスのうちの第1のシーケンスを備えるように構成されており、前記第2の基地局(eNB2 、eNB5)は、前記第2の位置決め信号(1242 、1245)を送信して、前記ユーザ機器(UE1)の方向に前記第1のシーケンスを備えるように構成され、前記第1の基地局(eNB4)は、第1の時間間隔の間には前記第1の位置決め信号(1244-1)を前記ユーザ機器(UE1)に送信し、前記第1の時間間隔に続く第2の時間間隔の間には送信しないように構成され、前記第2の基地局(eNB2、eNB5)は、前記第2の時間間隔の間には前記第2の位置決め信号(1242、1245)を前記ユーザ機器(UE)に送信し、前記第1の時間間隔の間には送信しないように構成されることを特徴とする、請求項27または請求項28に記載の無線モバイル通信ネットワーク。
  30. ユーザ機器(UE)の位置決めのために、無線モバイル通信ネットワークの無線モバイル通信ネットワークセルを制御する基地局を動作させるための方法であって、前記方法は
    ユーザ機器に向かう方向を決定するために、前記ユーザ機器の粗位置と関連する粗位置情報を用いるステップ(1200)と、
    位置決め信号を前記ユーザ機器に送信するステップ(1300)であって、前記位置決め信号は、前記位置決め信号の受信状態のパラメータの決定に基づいて前記ユーザ機器(UE)を位置決めするために前記ユーザ機器(UE)の精細位置情報(125)を決定し、前記位置決め信号の送信を前記ユーザ機器(UE)に指向させて、前記ユーザ機器の精細位置情報を決定することができるように適合される、ステップと、
    を含むことを特徴とする、方法。
  31. 無線モバイル通信ネットワークの中のユーザ機器を動作させるステップと、
    請求項1ないし請求項23の1項に記載の通りに適合された第1の基地局(eNB4)を動作させ、請求項1ないし請求項23の1項に記載の通りに適合された第2の基地局(eNB2、eNB3、eNB5)を動作させて、ビームフォーミング技術を協調的に使用して前記第1および第2の位置決め信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする、無線モバイル通信ネットワークを動作させるための方法。
  32. コンピュータ上で実行されたときに、請求項30または請求項31に記載の方法を実行する命令を格納する、非一時的コンピュータ可読媒体。
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