JP7260739B2 - 情報処理装置、無線アクセスポイントの配置演算方法、および無線アクセスポイントの配置演算プログラム - Google Patents

情報処理装置、無線アクセスポイントの配置演算方法、および無線アクセスポイントの配置演算プログラム Download PDF

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Description

本件は、情報処理装置、無線アクセスポイントの配置演算方法、および無線アクセスポイントの配置演算プログラムに関する。
使用者の通信要件を満たすように無線アクセスポイントを自動演算できることが望まれている。そこで、無線アクセスポイントを自動演算する技術が開示されている(例えば、特許文献1~3参照)。
特開2000-333239号公報 特開2016-115956号公報 特開2007-235831号公報
無線アクセスポイントを自動演算するにあたって、アクセスポイント数を減らしつつ必要最小限のアクセスポイントの配置を探索しようとすると、演算時間が膨大になってしまうおそれがある。一方、二分探索法を用いて必要最小限のアクセスポイントを探索しようとすると、高精度な配置が得られないおそれがある。
1つの側面では、本発明は、必要最小限のアクセスポイントの配置を効率よく求めることができる情報処理装置、無線アクセスポイントの配置演算方法、および無線アクセスポイントの配置演算プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、情報処理装置は、無線アクセスポイント数を決定するために二分探索法を用いるか否かを、所定の基準を用いて判定する判定部と、前記二分探索法を用いると判定された場合に二分探索ループで通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、前記二分探索法を用いると判定されなかった場合にアクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、探索された最小アクセスポイント数に対するする無線アクセスポイントの配置を探索する探索部と、を備える。
必要最小限のアクセスポイントの配置を効率よく求めることができる。
(a)は実施例1に係る情報処理装置の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 情報処理装置が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行するフローチャートを例示する図である。 二分探索ループの詳細を例示するフローチャートである。 情報処理装置が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。 情報処理装置が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。 情報処理装置が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。 二分探索ループの探索結果と、二分探索ループ後のデクリメント探索結果とを例示する図である。 変形例2を用いて最小AP数を探索した場合の演算時間を例示する図である。
実施例の説明に先立って、無線アクセスポイントの配置について説明する。
使用者の通信要件を満たすように無線アクセスポイントを配置するには、無線の専門知識が求められる。このアクセスポイントの配置を自動演算で求めることができれば、無線の非専門家でもアクセスポイントの配置が可能になる。例えば、アクセスポイントの配置の自動演算においては、カバレッジ率、収容可能台数、スループット、通信遅延などの通信要件を満たす最小アクセスポイント数(必要最小限のアクセスポイント数)とその配置が求められることになる。
例えば、パンくず法を用いることができる。パンくず法とは、カバレッジ率が所定条件を満たすように、順々にアクセスポイントを配置していく手法である。しかしながら、この手法では、収容可能台数、スループット等の通信要件を考慮することが困難である。
そこで、各通信要件を満たす配置を探索する手法を用いることができる。この手法では、アクセスポイント数を初期値に固定して各通信要件を満たす最適配置を探索する。各通信要件を満たす最適配置が探索されれば、当該最適配置からアクセスポイント数を所定台数(例えば1つ)減らしたものを初期配置として用いて、同様の探索を行う。各通信要件を満たさなくなるまでアクセスポイント数を減らすことで、最小アクセスポイント数と、その最適配置を求めることができる。本明細書では、この手法をデクリメント探索と称することとする。デクリメント探索では、アクセスポイント数を所定台数ずつ減らして次の探索を行う場合の漸近精度が高くなる。しかしながら、デクリメント探索では、計算オーダー(探索の最大回数)がN回となるため、初期値が大きすぎると、演算時間が膨大になるおそれがある。
そこで、各通信要件を満たす配置を探索する手法として、二分探索を用いることが考えられる。二分探索では、最大アクセスポイント数の半分の値に対して各通信要件を満たす最適配置を探索し、各通信要件を満たす配置が探索されれば、当該最適配置からアクセスポイントを半分に減らしたものを初期配置として用いて同様の探索を行う。各通信要件を満たさなくなるまでアクセスポイント数を減らすことで、最小アクセスポイント数と、その最適配置を求めることができる。二分探索では、計算オーダー(探索の最大回数)がlogN回で済むため、演算時間を短縮化することができる。しかしながら、アクセスポイント数を半分に減らして次の探索を行うため、次の探索を行う場合の漸近精度が低くなる。
以上のことから、表1に示すように、二分探索とデクリメント探索とは、トレードオフの関係を有している。
Figure 0007260739000001
そこで、以下の実施例では、効率よく無線アクセスポイントの配置を求めることができる情報処理装置、無線アクセスポイントの配置演算方法、および無線アクセスポイントの配置演算プログラムについて説明する。
図1(a)は、実施例1に係る情報処理装置100の全体構成を例示するブロック図である。図1(a)で例示するように、情報処理装置100は、通信要件設定部10、第1AP数決定部20、第2AP数決定部30、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60、暫定配置保存部70、解出力部80などを備えている。
図1(b)は、情報処理装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図1(b)で例示するように、情報処理装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、入力機器104、表示装置105などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。入力機器104は、ユーザが情報を入力するための装置であり、キーボード、マウスなどである。表示装置105は、情報処理装置100の演算結果などを表示する装置であり、液晶ディスプレイなどである。記憶装置103に記憶されている無線アクセスポイントの配置演算プログラムをCPU101が実行することによって、通信要件設定部10、第1AP数決定部20、第2AP数決定部30、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60、暫定配置保存部70、解出力部80などが実現される。通信要件設定部10、第1AP数決定部20、第2AP数決定部30、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60、暫定配置保存部70、解出力部80などは、それぞれ専用の回路等によって構成されていてもよい。
通信要件設定部10は、ユーザが入力機器104を用いて入力された、カバレッジ率、収容可能台数、スループット、通信遅延などの通信要件を設定する。第1AP数決定部20は、二分探索を行う場合のアクセスポイント数(以下、AP数)を決定する。第2AP数決定部30は、デクリメント探索を行う場合のAP数を決定する。AP数管理部40は、探索部60が探索を行う場合のAP数を管理する。また、AP数管理部40は、所定の基準を用いて、二分探索を行うか、デクリメント探索を行うかを判定する。
初期配置決定部50は、二分探索またはデクリメント探索を行う場合のサブルーチンにおける初期配置を決定する。探索部60は、初期配置決定部50が決定する初期配置と、AP数管理部40が管理するAP数とに基づいて、二分探索またはデクリメント探索を行う場合のサブルーチンの演算を行う。暫定配置保存部70は、サブルーチンごとに探索部60が探索した最適配置を暫定配置として保存する。解出力部80は、探索部60の探索の結果として求まった最新の配置を解として出力する。解出力部80が出力した解は、表示装置105によって表示される。
図2は、情報処理装置100が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行するフローチャートを例示する図である。図1(a)および図2を参照しつつ、情報処理装置100による配置探索について説明する。なお、図2のフローチャートの実行前に、ユーザが入力機器104を用いて、アクセスポイントの初期値(最大AP数=N)と、カバレッジ率、収容可能台数、スループット、通信遅延などの通信要件と、を入力しているものとする。
まず、AP数管理部40は、AP数を最大AP数Nに設定し、探索部60に通信要件を満たす最適配置の探索を行わせる。AP数管理部40、探索結果の評価値が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1)。ここでの探索手法として、遺伝的アルゴリズム、局所探索などの手法を用いることができる。評価値は、探索結果が良好になるほど高い値となる指標であれば特に限定されるものではないが、例えばスループットなどを用いることができる。例えば、探索された最適配置におけるスループットが閾値(例えば演算条件のスループットの2倍)以上であるか否かが判定される。
ステップS1で「Yes」と判定された場合、第1AP数決定部20、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60および暫定配置保存部70は、二分探索ループを実行する(ステップS2)。
図3は、二分探索ループの詳細を例示するフローチャートである。図3で例示するように、第1AP数決定部20は、探索に用いるAP数(index)をN/2に設定するとともに、bin_i=logN-1に設定する(ステップS11)。bin_iは、次の探索の際に用いるAP数を決定するための刻み値である。したがって、bin_iは、0≦bin_i≦logN-1を満たす値である。
次に、第1AP数決定部20は、bin_iを「1」減らす(ステップS12)。次に、初期配置決定部50は、indexをAP数に設定して初期配置を決定する。探索部60は、初期配置から最適配置を探索し、探索結果を表すvalue[index]が成功を表す値であるか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13で「Yes」と判定された場合、第1AP数決定部20は、indexから2bin_iを減算する(ステップS14)。暫定配置保存部70は、探索された最適配置を暫定配置として保存する。ステップS13で「No」と判定された場合、第1AP数決定部20は、indexに2bin_iを加算する(ステップS15)。0≦bin_i≦logN-1の条件を満たさなくなるまでサブルーチンが繰り返される。2回目以降のサブルーチンでは、初期配置決定部50は、暫定配置保存部70に保存された最適配置を用いて初期配置を決定する。
その後、AP数管理部40は、最新の探索結果を表すvalue[index]が成功を表す値であるか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16で「Yes」と判定された場合、AP数管理部40は、Ans=indexとする(ステップS17)。ステップS16で「No」と判定された場合、AP数管理部40は、indexに1を加算したうえで(ステップS18)、ステップS17を実行する。
その後、解出力部80は、暫定配置保存部70に保存された最新の暫定配置を最適配置の解として出力する(ステップS3)。この場合、解出力部80は、「Ans」を最小AP数として出力する。
ステップS1で「No」と判定された場合、第2AP数決定部30、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60および暫定配置保存部70は、デクリメント探索ループを実行する。具体的には、初期配置決定部50は、第2AP数決定部30によって設定されたAP数で初期配置を決定する。探索部60は、初期配置決定部50が決定した初期配置から最適配置を探索し、探索結果を表すvalue[index]が成功を表す値であるか否かを判定する(ステップS4)。デクリメント探索ループの1回目の探索においては、第2AP数決定部30は、AP数をNに設定する。ステップS4で「Yes」と判定された場合、第2AP数決定部30は、AP数を所定台数(例えば1つ)減らす(ステップS5)。なお、暫定配置保存部70は、探索された最適配置を暫定配置として保存する。その後、再度探索が行われ、ステップS4が実行される。2回目以降のサブルーチンでは、初期配置決定部50は、暫定配置保存部70に保存された最適配置を用いて初期配置を決定する。
ステップS4で「No」と判定された場合、ステップS3が実行される。この場合においては、解出力部80は、暫定配置保存部70に保存された最新の暫定配置を最適配置の解として出力する。この場合、解出力部80は、現在のAP数に1を加算した値を最小AP数として出力する。なお、ステップS5でAP数がゼロとなった場合には、ステップS4で「No」と判定されるため、0+1=1が解として出力されることになる。
本実施例によれば、AP数=最大AP数(N)での探索結果が良好である場合には二分探索が行われ、AP数=Nでの探索結果が良好でなければデクリメント探索が行われる。AP数=Nでの探索結果が良好である場合には、最大AP数と最小AP数との差が大きいことになる。この場合にデクリメント探索を行うと演算時間が膨大になる。したがって、二分探索を行うことによる、演算時間の短縮の効果を十分に享受することができる。一方、AP数=最大AP数(N)での探索結果が良好でなければ最大AP数と最小AP数との差が小さいことになる。この場合に二分探索を行うと低漸近精度が問題となり得る。したがって、デクリメント探索を行うことによる、高漸近精度の効果を十分に享受することができる。以上のことから、本実施例によれば、必要最小限のアクセスポイントの配置を効率よく求めることができる。
(変形例1)
実施例1では、二分探索法を用いるか否かの判定基準として、AP数を最大AP数Nに設定した場合の探索結果の評価値が閾値以上であるか否かを判定したが、それに限られない。変形例1では、最大AP数に着目する。図4は、情報処理装置100が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。図4の処理が図2の処理と異なる点は、ステップS1の代わりにステップS1aが実行される点である。ステップS1aにおいては、AP数管理部40は、最大AP数が閾値以上であるか否かを判定する。
本変形例によれば、最大AP数(N)が大きい場合には二分探索が行われ、最大AP数(N)が小さい場合にはデクリメント探索が行われる。最大AP数(N)が大きい場合には、最大AP数と最小AP数との差が大きいことになる。この場合にデクリメント探索を行うと演算時間が膨大になる。したがって、二分探索を行うことによる、演算時間の短縮の効果を十分に享受することができる。一方、最大AP数(N)が小さい場合には、最大AP数と最小AP数との差が小さいことになる。この場合に二分探索を行うと低漸近精度が問題となり得る。したがって、デクリメント探索を行うことによる、高漸近精度の効果を十分に享受することができる。以上のことから、本変形例によれば、必要最小限のアクセスポイントの配置を効率よく求めることができる。
なお、本変形例においては、デクリメント探索ループまたは二分探索ループで探索が成功しなければ暫定配置保存部70に暫定配置が保存されていないことになる。したがって、解出力部80は、解を出力することができないため、ユーザは、最大AP数以下の範囲で解が得られなかったことを把握することができる。
(変形例2)
実施例1において、ステップS1の実行前に、探索処理を回避するための処理を実行してもよい。図5は、情報処理装置100が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。ステップS1の実行前に、AP数管理部40は、AP数を最大AP数Nに設定し、探索部60に通信要件を満たす最適配置の探索を行わせる。AP数管理部40は、探索部60による探索が成功したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21で「No」と判定された場合、ステップS3が実行される。この場合、暫定配置保存部70に暫定配置が保存されていないことになる。したがって、解出力部80は、解を出力することができないため、ユーザは、最大AP数以下の範囲で解が得られなかったことを把握することができる。
ステップS21で「Yes」と判定された場合、AP数管理部40は、AP数を1に設定し、探索部60に通信要件を満たす最適配置の探索を行わせる。AP数管理部40は、探索部60による探索が成功したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22で「Yes」と判定された場合、ステップS3が実行される。この場合においては、探索結果が暫定配置保存部70に保存され、解出力部80は、暫定配置保存部70に保存されている最適配置を解として出力する。また、解出力部80は、最小AP数=1を解として出力する。ステップS22で「No」と判定された場合、ステップS1から実行される。
最大AP数での最適配置の探索が成功しなかった場合には、二分探索を行ってもデクリメント探索を行っても最小AP数を求めることができないことになる。本変形例では、最大AP数での最適配置の探索が成功しなかった場合には、二分探索もデクリメント探索も行われないため、余計な処理を省略することができる。
AP数=1での最適配置の探索が成功した場合には、AP数=1が最小AP数である。本変形例では、AP数=1での最適配置の探索が成功した場合には、二分探索もデクリメント探索も行われないため、余計な処理を省略することができる。
なお、本変形例では、ステップS22でAP数を1に設定しているが、それに限られない。例えば、2以上の小さい数値を用いてもよい。例えば、アクセスポイント数の最小値が2以上と決められた施設等では必ずしもアクセスポイント数を1まで減らす必要がないからである。
なお、本変形例は、変形例1にも適用することができる。例えば、ステップS21およびステップS22の処理をステップS1aの実行前に実行してもよい。
(変形例3)
変形例3では、二分探索ループを行った後にデクリメント探索ループを行う。図6は、情報処理装置100が無線アクセスポイントの配置探索を行う場合に実行する他のフローチャートを例示する図である。図2と異なる点について説明する。ステップS2の実行によって得られた最適配置とそのAP数は、暫定配置保存部70に保存される。
ステップS2の実行後、第2AP数決定部30、AP数管理部40、初期配置決定部50、探索部60および暫定配置保存部70は、デクリメント探索ループを実行する。具体的には、初期配置決定部50は、第2AP数決定部30によって決定されたAP数で初期配置を決定する。探索部60は、初期配置決定部50が決定した初期配置から最適配置を探索し、探索結果を表すvalue[index]が成功を表す値であるか否かを判定する(ステップS31)。この場合のデクリメント探索ループの1回目の探索においては、初期配置決定部50は、暫定配置保存部70に保存された暫定配置を初期配置として決定する。第2AP数決定部30は、暫定配置保存部70に保存されたAP数を最大AP数として用いる。ステップS31で「Yes」と判定された場合、第2AP数決定部30は、AP数を所定台数(例えば1つ)減らす(ステップS32)。その後、再度探索が行われ、ステップS31が実行される。2回目以降のサブルーチンでは、初期配置決定部50は、暫定配置保存部70に保存された最適配置を用いて初期配置を決定する。
ステップS31で「No」と判定された場合、ステップS3が実行される。この場合においては、解出力部80は、暫定配置保存部70に保存された暫定配置を最適配置の解として出力する。この場合、解出力部80は、現在のAP数に1を加算した値を最小AP数として出力する。なお、ステップS32でAP数がゼロとなった場合には、ステップS31で「No」と判定されるため、0+1=1が解として出力されることになる。
図7は、二分探索ループの探索結果と、二分探索ループ後のデクリメント探索結果とを例示する図である。図7で例示するように、二分探索ループの探索結果として、AP数=12が最小AP数として求められたものとする。図7において、「value@1」の欄が、二分探索ループの探索結果を表す。上述したように、二分探索では、漸近精度が必ずしも高くない。
そこで、さらにデクリメント探索を行うことで、必要最小限のAP数をさらに低下させることができる。図7において、「value@2」の欄が、二分探索ループ後のデクリメント探索ループの探索結果を表す。図7の例では、AP数=12をAP数10まで減らすことができている。なお、デクリメント探索を行ってもAP数を低下させることができなければ、二分探索で十分な精度で必要最小限のAP数を求められたことになる。
本変形例では、計算オーダー(探索の最大回数)がlogN+αで済むため、デクリメント探索のみを行う場合の計算オーダー(探索の最大回数=N)の場合の演算時間よりも短縮化することができる。一方で、二分探索のみを行う場合よりも、漸近精度を高くすることができる。
Figure 0007260739000002
図8は、変形例2を用いて最小AP数を探索した場合の演算時間を例示する図である。また、図8では、デクリメント探索のみを行った場合の演算時間も併せて例示してある。図8で例示するように、最大AP数が大きくなるにつれて、デクリメント探索のみでは演算時間が膨大になっていく傾向にある。一方、変形例2では、二分探索が行われるようになるため、演算時間を抑制することができている。例えば、最大AP数=100の場合に、デクリメント探索のみでは演算時間が2日であったのに対して、変形例2では約2時間にまで短縮されている。
上記各例について、AP数管理部40が、無線アクセスポイント数を決定するために二分探索法を用いるか否かを、所定の基準を用いて判定する判定部の一例として機能する。探索部60が、前記二分探索法を用いると判定された場合に二分探索ループで通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、前記二分探索法を用いると判定されなかった場合にアクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、探索された最小アクセスポイント数に対するする無線アクセスポイントの配置を探索する探索部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 通信要件設定部
20 第1AP数決定部
30 第2AP数決定部
40 AP数管理部
50 初期配置決定部
60 探索部
70 暫定配置保存部
80 解出力部
100 情報処理装置

Claims (8)

  1. 無線アクセスポイント数を決定するために二分探索法を用いるか否かを、所定の基準を用いて判定する判定部と、
    前記二分探索法を用いると判定された場合に、通信要件を満たす最小アクセスポイント数を二分探索ループで探索し、前記二分探索法を用いると判定されなかった場合に、アクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、探索された最小アクセスポイント数に対する無線アクセスポイントの配置を探索する探索部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の基準とは、アクセスポイント数を最大アクセスポイント数とした場合に前記探索部が探索した配置の評価値が閾値以上高いか否かであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の基準とは、最大アクセスポイント数が閾値以上であるか否かであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. アクセスポイント数を最大アクセスポイント数とした場合に前記探索部が探索した配置が前記通信要件を満たさない場合に、前記探索部は前記最小アクセスポイント数の探索を行わないことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. アクセスポイント数を最大アクセスポイント数よりも小さい所定数とした場合に前記探索部が探索した配置が前記通信要件を満たす場合に、前記探索部は前記最小アクセスポイント数の探索を行わないことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記探索部は、前記二分探索ループで求めた最小アクセスポイント数を最大値として、アクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 判定部が、無線アクセスポイント数を決定するために二分探索法を用いるか否かを、所定の基準を用いて判定し、
    探索部が、前記二分探索法を用いると判定された場合に、通信要件を満たす最小アクセスポイント数を二分探索ループで探索し、前記二分探索法を用いると判定されなかった場合にアクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、探索された最小アクセスポイント数に対する無線アクセスポイントの配置を探索する、ことを特徴とする無線アクセスポイントの配置演算方法。
  8. コンピュータに、
    無線アクセスポイント数を決定するために二分探索法を用いるか否かを、所定の基準を用いて判定する処理と、
    前記二分探索法を用いると判定された場合に、通信要件を満たす最小アクセスポイント数を二分探索ループで探索し、前記二分探索法を用いると判定されなかった場合にアクセスポイントを所定台ずつ減らして前記通信要件を満たす最小アクセスポイント数を探索し、探索された最小アクセスポイント数に対する無線アクセスポイントの配置を探索する処理と、を実行させることを特徴とする無線アクセスポイントの配置演算プログラム。
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