JP7252106B2 - 分光センサ、及びそれを採用した分光器 - Google Patents

分光センサ、及びそれを採用した分光器 Download PDF

Info

Publication number
JP7252106B2
JP7252106B2 JP2019166534A JP2019166534A JP7252106B2 JP 7252106 B2 JP7252106 B2 JP 7252106B2 JP 2019166534 A JP2019166534 A JP 2019166534A JP 2019166534 A JP2019166534 A JP 2019166534A JP 7252106 B2 JP7252106 B2 JP 7252106B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spectroscopic sensor
layer
dielectric layer
light
sensor module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019166534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020008590A (ja
Inventor
承 勳 韓
弘 圭 朴
文 淑 李
成 豪 趙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2020008590A publication Critical patent/JP2020008590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7252106B2 publication Critical patent/JP7252106B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/28Investigating the spectrum
    • G01J3/44Raman spectrometry; Scattering spectrometry ; Fluorescence spectrometry
    • G01J3/4412Scattering spectrometry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/02Details
    • G01J3/0205Optical elements not provided otherwise, e.g. optical manifolds, diffusers, windows
    • G01J3/0208Optical elements not provided otherwise, e.g. optical manifolds, diffusers, windows using focussing or collimating elements, e.g. lenses or mirrors; performing aberration correction
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • G01N21/552Attenuated total reflection
    • G01N21/553Attenuated total reflection and using surface plasmons
    • G01N21/554Attenuated total reflection and using surface plasmons detecting the surface plasmon resonance of nanostructured metals, e.g. localised surface plasmon resonance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • G01J2001/4446Type of detector
    • G01J2001/448Array [CCD]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、ナノアンテナ・アレイを利用した分光センサ、及びそれを採用した分光器に関する。
ラマン分光法(Raman spectroscopy)は、対象体に照射された励起光(excitation light)によって、対象体内で起こる非弾性散乱(inelastic scattering)を測定し、多様な物質に対する成分分析が可能である。
しかし、そのような非弾性散乱は、信号強度が非常に小さく、測定が困難であるという短所があり、それを補完するために、信号強度を増幅するための構成などが必要であり、バルキー(bulky)光学系構造を有することになる。
最近、そのような分光器構造を小型化し、その性能を向上させるために、データ分析法、小型化されたラマンセンサを開発するための多様な研究が進められている。
本発明が解決しようとする課題は、ナノアンテナ・アレイを利用した分光センサ、及びそれを採用した分光器を提供するものである。
前記課題を解決するために、本発明の一類型による分光センサは、共振波長帯域が互いに異なる複数のナノアンテナを具備するナノアンテナ・アレイ部と、前記複数のナノアンテナからの光をそれぞれ検出する複数の光検出器を具備する光検出器アレイ部と、を含み、前記複数のナノアンテナのそれぞれは、第1誘電体層と、前記第1誘電体層より大きい屈折率を有する第2誘電体層とが第1方向に沿って交互積層された積層構造と、前記積層構造を貫通して形成された複数のナノホールと、を含む上部ナノ構造層と、第3誘電体層と、前記第3誘電体層より大きい屈折率を有する第4誘電体層と、が第1方向に沿って交互積層された積層構造と、前記積層構造を貫通して形成された複数のナノホールと、を含む下部ナノ構造層と、前記上部ナノ構造層と下部ナノ構造層との間に配置され、誘電物質からなり、前記ナノアンテナ内で、前記上部ナノ構造層及び前記下部ナノ構造層の規則性を崩す中間層と、を含み、前記中間層は、前記第1誘電体層、前記第2誘電体層、前記第3誘電体層、および前記第4誘電体層の各層と材質が異なるか、または厚さが異なり、前記複数のナノホールは、前記第1方向と垂直である平面上に、所定の規則性を有して配置されており、前記規則性を示す周期は、前記共振波長をλとするとき、λ/3より小さく、前記光検出器アレイ部と前記ナノアンテナ・アレイ部とは統合的に結合されており、
前記第1誘電体層と第3誘電体層は、同じ物質からなり、前記第2誘電体層と第4誘電体層は、同じ物質からなり、前記複数のナノホールは、前記中間層を貫通しないことを特徴とする。
本発明の分光センサは、ナノアンテナ・アレイと光検出器アレイとが結合された構造を有し、対象体からの信号を波長別に強く集中させて検出することができる。従って、前述の分光センサは、高い分解能と、高い信号対ノイズ比とを有し、さらに数十ないし数百nmほどの薄い厚みに具現される。従って、前述の分光センサは、着用可能であり、携帯可能な小型分光器の形態に適用されるのに適する。
また、前述の分光センサは、光検出器アレイを形成する半導体工程段階で、連続してナノアンテナ・アレイを形成する工程が行われ、比較的簡素な工程で製造される。
一実施形態による分光センサの概略的な構造及び動作について説明するための概念図である。 図1の分光センサに採用されるナノアンテナの例示的な構造を示す図面である。 図1の分光センサに採用されるナノアンテナの例示的な構造を示す図面である。 図2A及び図2Bのナノアンテナに採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示す図面である。 図2A及び図2Bのナノアンテナに採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示す図面である。 図2A及び図2Bのナノアンテナに採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示す図面である。 図2A及び図2Bのナノアンテナに採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示す図面である。 図2A及び図2Bのナノアンテナに採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示す図面である。 図1の分光センサに採用されるナノアンテナの他の例示的な構造を示す図面である。 図4のナノアンテナのA-A’線断面図である。 ナノアンテナに採用されるナノホールの形状、配置の例を示す図面である。 ナノアンテナに採用されるナノホールの形状、配置の例を示す図面である。 図1の分光センサに採用されるナノアンテナのさらに他の例示的な構造を示す図面である。 一実施形態による分光器の概略的な構造を示したブロック図である。 図8の分光器に採用される分光センサモジュールの光学的配置の例を示す。 図8の分光器に採用される分光センサモジュールの光学的配置の他の例を示す図面である。 他の実施形態による分光器の概略的な構造を示す図面である。 さらに他の実施形態による分光器の概略的な構造を示す図面である。
以下、添付された図面を参照し、本発明の実施形態による、分光センサ、及びそれを採用した分光器について詳細に説明する。以下の図面で、同一参照符号は、同一構成要素を指し、図面上において、各構成要素の大きさは、説明の明瞭さ及び便宜さのために誇張されてもいる。一方、以下で説明する実施形態は、単に例示的なものに過ぎず、そのような実施形態から多様な変形が可能である。以下で、「上部」や「上」と記載されているものは、接触して真上にあるものだけではなく、非接触で上にあるものも含んでもよい。
図1は、一実施形態による分光センサ(spectro-sensor)100の概略的な構造及び動作について説明するための概念図である。
分光センサ100は、共振波長帯域が互いに異なる複数のナノアンテナ111を具備するナノアンテナ・アレイ部110と、複数のナノアンテナ111からの光をそれぞれ検出する複数の光検出器121を具備する光検出器アレイ部120と、を含む。
各ナノアンテナ111は、分光分析する対象からの光信号Lのうち一部特定波長を、下部の光検出器121に伝達させることができる。そのために、ナノアンテナ111は、それぞれ多様な角度に入る光のうち特定波長成分だけ共振して伝達させることができるように、物質及び構造が定められる。伝達する方式は、光の実際進行あるいは近接場によるエネルギー伝達方式が可能である。また、隣接したナノアンテナ111間の共振波長が互いに異なる場合、ナノアンテナ111で共振される光のエネルギー分布(空間モード形態)が、隣接したナノアンテナ111同士互いに交差されもする。
ナノアンテナ111は、例えば、それぞれの厚みと、ナノアンテナ111間の間隔とがサブ波長(sub-wavelength)の寸法を有し、所定波長帯域の光を強く集める役割を行うように構成される。そのような機能は、金属物質と誘電体物質との境界で起こる表面プラズモン共鳴(surface Plasmon resonance)によるものであると知られており、ナノアンテナ111の細部的なパターンによって共振波長が異なる。
本実施形態において、ナノアンテナ・アレイ部110を構成するナノアンテナ111は、いずれも異なる共振波長を有するように構成されてもよく、いくつかずつグループをなし、グループ別に異なる共振波長を有するように構成されてもよい。または、行単位または列単位で異なる共振波長を有するように配置されもする。
光検出器121は、入射光を電気的信号に変える多種のセンサを含み、例えば、フォトダイオード(photo diode)、CCD(charge coupled device)またはCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)のような素子を含んでもよい。
ナノアンテナ・アレイ部110と光検出器アレイ部120は、ナノアンテナ・アレイ部110での信号が、光検出器アレイ部120に光学的に伝達される構造に配置される。例えば、図示されているように、光損失が可能な限り減るように、ナノアンテナ・アレイ部110と光検出器アレイ部120は、統合的に集積された(integrated)形態でもある。ナノアンテナ・アレイ部110上に、光検出器アレイ部120が直接(directly)形成され、互いに物理的に接触する形態でもあるが、それに限定されるものではない。
多様な波長成分を含む光Lが分光センサ100に入射されれば、ナノアンテナ・アレイ部110の表面をなすナノパターンによって、多様な方向に反射、散乱されるが、そのとき、ナノアンテナ111の共振波長帯域に属する光は、異なる方向に反射、散乱されず、ナノアンテナ111のナノ領域で共振して増幅される。従って、入射光Lに含まれた多様な波長成分の光は、対応するナノアンテナ111近傍に集束され、そのように集束された光が、それぞれのナノアンテナ111に対応するように備えられた光検出器121で検出されながら、高い信号対ノイズ比(SNR)を作ることができる。ナノアンテナ111の共振波長帯域幅は、非常に狭く形成されるために、一実施形態の分光センサ100は、非常に高い分解能を有することができる。
また、一実施形態による分光センサ100は、光検出器アレイ部120とナノアンテナ・アレイ部110とが統合的に結合された形態であるので、光路による損失が少なく、信号対ノイズ比が大きくなる。そして、光検出器アレイ部120を形成する半導体工程段階で、連続してナノアンテナ・アレイ部110を形成する段階が遂行され、全体的な工程が減少する。
図2A及び図2Bは、図1の分光センサ100に採用されるナノアンテナ111の例示的な構造を示している。
図面を参照すれば、ナノアンテナ111は、支持部Sと、支持部S上に配置された複数のプラズモニックナノ粒子NPと、を含む。
プラズモニックナノ粒子NPは、図2Aに図示されているように、伝導性物質Mが陽刻された形態によってなる。または、図2Bに図示されているように、伝導性物質Mが陰刻された形態によってもなる。
伝導性物質Mとしては、表面プラズモン励起(surface Plasmon excitation)が起こる導電性が高い金属物質が採用される。例えば、Cu、Al、Ni、Fe、Co、Zn、Ti、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、金(Au)のうちから選択された少なくともいずれか一つが採用され、あるいはそれらのうちいずれか一つを含む合金からもなる。また、グラフェン(graphene)のように、高伝導性の二次元物質または伝導性酸化物が採用されもする。
支持部Sは、誘電体物質(dielectric material)によってもなり、フレキシブル材質からもなる。支持部Sは、図示された形状に限定されるものではなく、ナノアンテナ111それぞれに具備される支持部Sがいずれも連結されて1つの誘電体基板の形態を有することもできる。
支持部Sはまた、外部信号によって光学的特性が変わる物質からもなる。該外部信号は、例えば、電気信号、弾性波、熱または機械的力でもある。例えば、電気信号が加えられれば、有効屈折率が変わるelectro-optic物質、例えば、ITO(indium tin oxide)・IZO(indium zinc oxide)のような伝導性酸化物、LiNbO3、LiTaO3などが支持部Sとして採用される。または、弾性波が入射されれば、有効屈折率が変わる弾性媒質、例えば、酸化物、窒化物が採用される。または、熱を印加すれば、所定温度以上で相転移が起こり、屈折率が変わる物質などが支持部Sとして採用される。そのような物質として、例えば、VO2、VO2O3、EuO、MnO、CoO、CoO2、LiCoO2またはCa2RuO4が採用される。
支持部Sが、そのように外部信号によって光学的特性が変わる物質からなる場合、分光センサ100は、支持部Sに印加する信号を適切に調節することによって、各ナノアンテナ111の共振波長帯域を変化させることができる。
ナノアンテナ111は、同一ロッド形状を有する4つのプラズモニックナノ粒子NPを具備するように図示されているが、それは例示的なものである。ナノアンテナ111に具備されるプラズモニックナノ粒子NPは、互いに異なる形状を有することができるし、また個数や配置も多様に変更される。
図3Aないし図3Eは、図2のナノアンテナ111に採用されるプラズモニックナノ粒子の例示的な配置形態を示している。
図3Aのように、2つの同形状のプラズモニックナノ粒子NP1が採用され、図3Bのように、長さが互いに異なる2つのプラズモニックナノ粒子NP2,NP2’が採用されてもよい。図3Cのように、同形状の3つのプラズモニックナノ粒子NP3が採用され、図3Dのように、同じ形状の2つのプラズモニックナノ粒子NP4と、長さが異なる1つのプラズモニックナノ粒子NP4’とが採用されてもよい。また、図3Eのように、2つの形状のプラズモニックナノ粒子NP5,NP5’がそれぞれ2個ずつ採用されもする。
図3Aないし図3Eでは、いずれもロッド形状のプラズモニックナノ粒子を図示したが、多角形状、円形、楕円形、ワイヤグリッド(wire grid)形態を有することもできる。また、図示された形状は、図2Aのように、陽刻されたパターン、または図2Bのように、陰刻されたパターンでもある。
図4は、図1の分光センサに採用されるナノアンテナ112の他の例示的な構造を示している。そして、図5は、図4のナノアンテナ112のA-A’線断面図である。
ナノアンテナ112は、複数の誘電体層の積層構造に、水平方向に沿って、すなわち、積層構造と垂直である面に沿って、所定規則で配列されたナノ構造物を適用した構造によってなる。そのような構造は、積層方向には、特定波長帯域の光に対する共振を誘導し、水平方向のナノ構造物により、入射光の入射角に対する共振波長依存性を低減させる構造として提示されている。
ナノアンテナ112は、具体的には、上部ナノ構造層10、下部ナノ構造層20、及び上部ナノ構造層10と下部ナノ構造層20との間に配置された中間層30を含んでもよい。
上部ナノ構造層10は、第1誘電体層11と、第1誘電体層11より大きい屈折率を有する第2誘電体層12とが交互積層された積層構造;及び積層構造を貫通して形成された複数のナノホールNH;を含む。
下部ナノ構造層20も、上部ナノ構造層10と類似の構造であり、第3誘電体層21と、第3誘電体層21より大きい屈折率を有する第4誘電体層22とが交互積層された積層構造;及び積層構造を貫通して形成された複数のナノホールNH;を含む。
上部ナノ構造層10、下部ナノ構造層20において、異種の誘電体層が積層された周期pは、共振波長をλとするとき、λ/2以下の値を有することができる。
上部ナノ構造層10、下部ナノ構造層20は、それぞれ分散ブラッグ反射器(DBR:distributed Bragg reflector)で構成されもする。上部ナノ構造層10、下部ナノ構造層20をなす誘電体層の厚みは、共振波長の1/4に定められ、第1誘電体層11、第2誘電体層12、第3誘電体層21及び第4誘電体層22の材質と、誘電体層のペア(pair)の数は、反射率を考慮して適切に調節される。すなわち、上部ナノ構造層10において、第1誘電体層11と第2誘電体層12とからなる対の個数、下部ナノ構造層20において、第3誘電体層21と第4誘電体層22とからなる対の個数は、図面では2個と図示されているが、それは例示的なものであり、それと異なってもよい。
上部ナノ構造層10と下部ナノ構造層20との反射率は、同じであってもよく、異なっていても良い。例えば、光検出器121(図1)側に隣接するように配置される下部ナノ構造層20の反射率は、上部ナノ構造層10の反射率より低く設定されもする。
上部ナノ構造層10と下部ナノ構造層20は、同一材質からもなる。すなわち、第1誘電体層11と第3誘電体層21とが同じ材質であり、第2誘電体層12と第4誘電体層22とが同じ材質からもなる。その場合、上部ナノ構造層10に適用された誘電体層対の数と、下部ナノ構造層20に適用された誘電体層対の数とを異ならせ、反射率が異なるように調節することができる。
中間層30は、ナノアンテナ112内で、上部ナノ構造層10及び下部ナノ構造層20の規則性を崩す役割を行い、その材質は、特別が制限されるものではない。例えば、上部ナノ構造層10と下部ナノ構造層20とが同一材質から形成された場合、中間層30は、それらに採用された材質と異なる材質によってなるが、厚みは、制限されるものではない。または、上部ナノ構造層10、下部ナノ構造層20に採用された誘電体層のうちいずれか一つと同一材質が中間層30に採用され、その場合、上部ナノ構造層10及び下部ナノ構造層20に採用された誘電体層と異なる厚みを有することができる。
複数のナノホールNHは、積層方向と垂直である面に沿って、所定の規則性を有して配置される。規則性を示す周期Tは、共振波長をλとするとき、λ/3より小さい。
複数のナノホールNHは、空気、または屈折率が1より大きい誘電体物質によっても充填される。ナノホールNHを充填する誘電体物質の屈折率は、制限されるものではなく、例えば、第1誘電体層11、第2誘電体層12、第3誘電体層21及び第4誘電体層22のうちいずれか1つの屈折率と同じ値を有することもでき、あるいはそれとは異なる値を有することもできる。
図6A及び図6Bは、図4のナノアンテナ112に採用されるナノホールの形状、配置の例と示している。
図6Aを参照すれば、複数のナノホールNH1は、第1方向には、周期T1であり、第2方向には、周期T2で配列される。T1、T2は、同じ値であってもよい。
図6Bを参照すれば、複数のナノホールNH2は、周期T3で反復配置された列に、周期T4で反復配列され、隣接する列のナノホールNH2が互いに食い違うように配列される。T3、T4は、同じ値であってもよい。
図6A及び図6Bにおいて、ナノホールNH1,NH2及びナノアンテナ112の断面形状は、円形に図示されているが、それらは例示的なものであり、それらに限定されるものではない。例えば、楕円形、多角形などの形状を有することができる。
図7は、図1の分光センサに採用されるナノアンテナ113のさらに他の例示的な構造を示す。
ナノアンテナ113は、積層構造を貫通するナノホールNH4が、上部ナノ構造層10、中間層30、下部ナノ構造層20を全体的に貫通するように形成された点で、図4のナノアンテナ112と差がある。すなわち、上部ナノ構造層10に形成されたナノホールNH4と、下部ナノ構造層20に形成されたナノホールNH4は、中間層30を貫通して互いに連結された形態を有する。ナノホールNH4の形態や配置は、図6A及び図6Bに例示された形状を有することができる。
ナノアンテナ112,113が、図1のように、アレイ状に分光センサ100に採用されるとき、それぞれのナノアンテナ112,113は、分光分析する対象からの光信号Lのうち一部特定波長を、下部の光検出器121に伝達させる。ナノアンテナ112,113は、それぞれ多様な角度に入る光のうち特定波長成分だけ共振させて光検出器121に伝達させることができるように、各誘電体積層構造の物質、厚み、ナノホールの細部的な事項が定められる。
図8は、一実施形態による分光器1000の概略的な構造を示したブロック図である。
分光器1000は、対象体OBJに励起光LEを照射し、対象体OBJからの散乱光LSをセンシングする分光センサモジュール300を含む。分光センサモジュール300は、光源部200と分光センサ100と、を含む。
ここで、対象体OBJは、人体、動物などの生体や食品などを含んでもよい。例えば、対象体OBJは、血糖測定のための人体、または新鮮度測定のための食品でもあり、その他、大気汚染や水質汚染などを分析するためのサンプルでもある。
光源部200は、光源を含み、また該光源からの光が対象体OBJの必要な位置に向ける光学部材を含んでもよい。該光源は、対象体OBJから分析する性質によって、それに適する波長帯域の光を照射するように構成される。例えば、該光源は、近赤外線帯域の光を照射することができる。
分光センサ100は、図1で例示したように、ナノアンテナ・アレイと光検出器アレイとを含む構成でもあり、または図2A、2B、図3Aないし図3Eで例示した多様な形態のナノアンテナ形状を採用することができる。ナノアンテナ・アレイを構成するナノアンテナの共振波長帯域は、光源から照射される光の波長より少し長い波長帯域に設定することができる。
分光器1000はまた、分光センサ100でセンシングされた信号から、対象体OBJの物性を分析し、必要な制御信号を生成する制御モジュール600を含んでもよい。制御モジュール600は、ユーザ・インターフェース500と、信号処理部400とを含んでもよい。ユーザ・インターフェース500は、入力部と表示部とを具備することができる。信号処理部400は、分光センサ100でセンシングされた信号から、対象体OBJの物性を分析することができ、例えば、ラマン分光法(Raman spectroscopy)によって、対象体OBJの物性を分析することができる。ラマン分光法は、対象体OBJ内に入射された光が、対象体OBJ内の原子または分子と衝突し、さまざまな方向に散らばる散乱(scattering)、特に非弾性散乱(inelastic scattering)を利用する。そのような散乱は、原子または分子の表面で単に反射されるものではない、原子または分子に吸収されてから放出される散乱であり、散乱光は入射光の波長より長い波長を有することになる。そのような波長差は、200nmほど以下でもある。そのような散乱光のスペクトルを分析することにより、対象体OBJ内の分子の振動、分子の構造など多様な物性を知ることができる。
信号処理部400は、分析された結果を、ユーザ・インターフェース500の表示部に表示するように、映像信号に処理することができる。また、ユーザ・インターフェース500からの入力により、光源部200に制御信号を送ることができる。信号処理部400はまた、分光センサ100が外部信号によって、共振波長帯域が変わるように構成された場合、ユーザ・インターフェース500からの入力によって、それを調節する制御信号を生成することができる。信号処理部400は、マイクロプロセッサなどによって具現される。
分光センサモジュール300と制御モジュール600は、有線または無線で互いに連結される。例えば、分光器1000は、分光センサモジュール300と制御モジュール600とが有線連結された小型携帯用機器として具現される。または、制御モジュール600が携帯用移動通信機器に搭載され、分光センサモジュール300と無線通信するように構成されもする。
図9は、図8の分光器1000に採用される分光センサモジュール301の光学的配置の例を示している。
分光センサモジュール301は、光源210と、分光センサ100とを含み、反射型であり、すなわち、分光センサ100が対象体OBJから反射された散乱光LSをセンシングするように、光学系が構成されている。
光源部200は、光源210、光路転換部材220、絞り230を含む。光路転換部材220は、プリズム形態に図示されているが、それは例示的なものであり、ビームスプリッタや、平板ミラーの形態を有することもできる。または、光源210の配置位置によって省略されもする。
分光センサモジュール301は、対象体OBJからの散乱光LSを分光センサ100に集める光学レンズ150をさらに含んでもよい。
光源210から照射された励起光LEは、対象体OBJ内の分子構造と衝突し、分子構造に吸収されてから再放出され、波長変換された散乱光LSの形態で、対象体OBJから出る。散乱光LSは、対象体OBJ内の分子状態によって、波長変換された程度が異なる多様なスペクトルを含む。本実施形態の分光センサモジュール301は、対象体OBJに励起光LEが入射された経路と同じ経路に沿って出る散乱光LSが、分光センサ100に入射される光学系構造を採用しており、必要な場合、散乱光LSを分光センサ100側に分岐するさらなる光学部材を採用することもできる。
図10は、図8の分光器1000に採用される分光センサモジュール300の光学的配置の他の例を示す。
分光センサモジュール302は、光源210と、分光センサ100とを含み、透過型であり、すなわち、分光センサ100が、対象体OBJを透過した散乱光LSをセンシングするように、光学系が構成されている。
光源部200は、光源210、光路転換部材220、絞り230を含む。光路転換部材220は、プリズム形態に図示されているが、それは例示的なことであり、ビームスプリッタや、平板ミラーの形態を有することもできる。または、光源210の配置によって省略されもする。
分光センサモジュール302は、対象体OBJからの散乱光LSを、分光センサ100に集める光学レンズ150をさらに含んでもよい。
光源210から照射された励起光LEは、対象体OBJ内の分子構造と衝突し、分子構造に吸収されてから再放出され、波長変換された散乱光LSの形態で、対象体OBJから出る。散乱光LSは、対象体OBJ内の分子状態によって、波長変換された程度が異なる多様なスペクトルを含む。本実施形態の分光センサモジュール302は、対象体OBJを透過して出た散乱光LSが分光センサ100に入射される光学系構造を採用している。
図9のような反射型、または図10のような透過型の採用いかんは、対象体OBJの性質によって適切に選択することができる。
図11は、他の実施形態による分光器1001の概略的な構造を示している。
分光器1001は、分光センサモジュール303と、制御モジュール600とを含む。本実施形態において、分光センサモジュール303は、透光性材質からなるベース280を具備し、ベース280の一面に互いに離隔されるように、光源210と分光センサ100とが配置されている。
光源210は、ベース280を通過し、対象体OBJに励起光LEを照射するように配置され、分光センサ100は、ベース280を通過して入射される対象体OBJからの散乱光LSをセンシングするように配置される。
また、分光センサモジュール303は、光源210からの励起光LEを対象体OBJに集束させ、対象体OBJからの散乱光LSを分光センサ100に集束させる光学レンズ260をさらに含んでもよい。光学レンズ260は、光源210と、分光センサ100とが配置されたベース280の一面と対面する面に配置される。
ベース280は、フレキシブル材質からなる。その場合、分光センサモジュール303は、対象体OBJに着用される(wearable)形態に適用されるのに有利である。
制御モジュール600は、分光センサモジュール303と、有線または無線で連結される。制御モジュール600は、分光センサモジュール303と共に、ベース280上に搭載され、例えば、ブレスレット状のウェラブル小型分光器を構成することができる。
または、分光センサモジュール303だけがブレスレット状のウェラブル機器として形成され、制御モジュールは、モバイル機器に搭載される形態に分光器が具現されもする。
図12は、さらに他の実施形態による分光器1002の概略的な構造を示している。
分光センサモジュール304は、光源部200と、分光センサ100とを具備し、透過型光学系構成を採用し、イヤリング状に対象体に着用される。
制御モジュール600は、分光センサモジュール304と、有線または無線で連結される。例えば、制御モジュール600は、モバイル機器に搭載され、分光センサモジュール304と通信することができる。
以上、本発明の理解の一助とするために、例示的な実施形態について説明し、添付された図面に図示した。しかし、そのような実施形態は、単に本発明を例示するためのものであり、それらを制限するものではないという点が理解されなければならないのである。本発明は、図示されて説明された説明に限られるものではないという点が理解されなければならない。それは、多様な他の変形が、本技術分野で当業者らに可能であるからである。
本発明の分光センサ、及びそれを採用した分光器は、例えば、成分分析関連の技術分野に効果的に適用可能である。
10 上部ナノ構造層
20 下部ナノ構造層
11 第1誘電体層
12 第2誘電体層
21 第3誘電体層
22 第4誘電体層
30 中間層
100 分光センサ
110 ナノアンテナ・アレイ部
111,112,113 ナノアンテナ
120 光検出器アレイ部
121 光検出器
150,260 光学レンズ
200 光源部
210 光源
220 光路転換部材
230 絞り
280 ベース
300,301,302,303,304 分光センサモジュール
400 信号処理部
500 ユーザ・インターフェース
600 制御モジュール
1000,1001,1002 分光器
L 光信号
LE 励起光
LS 散乱光
M 伝導性物質
S 支持部
NH ナノホール
NP ナノ粒子
OBJ 対象体

Claims (15)

  1. 共振波長帯域が互いに異なる複数のナノアンテナを具備するナノアンテナ・アレイ部と、
    前記複数のナノアンテナからの光をそれぞれ検出する複数の光検出器を具備する光検出器アレイ部と、を含み、
    前記複数のナノアンテナのそれぞれは、
    第1誘電体層と、前記第1誘電体層より大きい屈折率を有する第2誘電体層とが第1方向に沿って交互積層された積層構造と、前記積層構造を貫通して形成された複数のナノホールと、を含む上部ナノ構造層と、
    第3誘電体層と、前記第3誘電体層より大きい屈折率を有する第4誘電体層と、が前記第1方向に沿って交互積層された積層構造と、前記積層構造を貫通して形成された複数のナノホールと、を含む下部ナノ構造層と、
    前記上部ナノ構造層と前記下部ナノ構造層との間に配置され、誘電物質からなり、前記ナノアンテナ内で、前記上部ナノ構造層及び前記下部ナノ構造層の規則性を崩す中間層と、を含み、
    前記中間層は、前記第1誘電体層、前記第2誘電体層、前記第3誘電体層、および前記第4誘電体層の各層と材質が異なるか、または厚さが異なり、
    前記複数のナノホールは、前記第1方向と垂直である平面上に、所定の規則性を有して配置されており、
    前記規則性を示す周期は、振波長をλとするとき、λ/3より小さく、
    前記光検出器アレイ部と前記ナノアンテナ・アレイ部とは統合的に結合されており、
    前記第1誘電体層と前記第3誘電体層は、同じ物質からなり、
    前記第2誘電体層と前記第4誘電体層は、同じ物質からなり、
    前記複数のナノホールは、前記中間層を貫通しないことを特徴とする分光センサ。
  2. 前記上部ナノ構造層及び前記下部ナノ構造層に形成された積層構造の周期は、前記共振波長をλとするとき、λ/2以下であることを特徴とする請求項1に記載の分光センサ。
  3. 前記複数のナノホールは、空気、または屈折率が1より大きい誘電体物質で充填されたことを特徴とする請求項1に記載の分光センサ。
  4. 対象体に励起光を照射するための光源と、
    前記対象体から、前記励起光による散乱光をセンシングする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の分光センサと、を含む分光センサモジュール。
  5. 前記分光センサは、前記対象体から反射された散乱光をセンシングするように配置されることを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  6. 透光性材質からなり、互いに対面する第1面及び第2面を有するベースをさらに含み、
    前記光源は、前記ベースの前記第1面に、前記第2面を介して前記対象体に励起光を照射するように配置され、
    前記分光センサは、前記ベースの前記第1面に、前記第2面を介して入射される前記対象体からの散乱光をセンシングするように配置されることを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  7. 前記第2面に配置され、前記光源からの励起光を前記対象体に集束し、前記対象体からの散乱光を、前記分光センサに集束する光学レンズをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  8. 前記ベースは、フレキシブル材質からなることを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  9. 前記分光センサモジュールは、前記対象体に着用される形態を有することを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  10. 前記分光センサは、前記対象体を透過した散乱光をセンシングするように配置されることを特徴とする請求項に記載の分光センサモジュール。
  11. 前記分光センサモジュールは、イヤリング状に前記対象体に着用されることを特徴とする請求項10に記載の分光センサモジュール。
  12. 対象体に励起光を照射するための光源と、
    前記対象体から、前記励起光による散乱光をセンシングすることができる請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の分光センサを具備する分光センサモジュールと、
    前記分光センサでセンシングされた信号から、前記対象体の物性を分析する信号処理部と、を含む分光器。
  13. 前記光源は、近赤外線帯域の光を照射することを特徴とする請求項12に記載の分光器。
  14. 前記信号処理部は、ラマン分光法によって前記対象体の物性を分析することを特徴とする請求項13に記載の分光器。
  15. 前記分光センサモジュールは、前記対象体に着用されるように構成されることを特徴とする請求項12に記載の分光器。
JP2019166534A 2014-05-09 2019-09-12 分光センサ、及びそれを採用した分光器 Active JP7252106B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20140055755 2014-05-09
KR10-2014-0055755 2014-05-09
KR10-2014-0100697 2014-08-05
KR1020140100697A KR102219705B1 (ko) 2014-05-09 2014-08-05 분광 센서 및 이를 채용한 분광기

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015095890A Division JP2015215351A (ja) 2014-05-09 2015-05-08 分光センサ、及びそれを採用した分光器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020008590A JP2020008590A (ja) 2020-01-16
JP7252106B2 true JP7252106B2 (ja) 2023-04-04

Family

ID=54839084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019166534A Active JP7252106B2 (ja) 2014-05-09 2019-09-12 分光センサ、及びそれを採用した分光器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7252106B2 (ja)
KR (1) KR102219705B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102640203B1 (ko) 2016-06-24 2024-02-23 삼성전자주식회사 슬롯을 포함하는 광학 소자 및 이를 채용한 장치
US10381397B2 (en) * 2017-11-14 2019-08-13 Black Sesame International Holding Limited Nano metallic planar apex optical detector
KR102187323B1 (ko) * 2018-01-10 2020-12-07 부산대학교 산학협력단 근적외선 특정 신호 구별 및 증폭을 위한 패턴 표면 구조 및 이를 갖는 바이오 이미징 시스템

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029714A1 (ja) 2005-09-06 2007-03-15 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. 波長分割画像計測装置
JP2008191097A (ja) 2007-02-07 2008-08-21 Tohoku Univ 分光計測装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571930A (en) * 1980-06-05 1982-01-07 Ricoh Co Ltd Equal magnification type photosensor
US5615673A (en) 1995-03-27 1997-04-01 Massachusetts Institute Of Technology Apparatus and methods of raman spectroscopy for analysis of blood gases and analytes
JPH1080416A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Hitachi Ltd 無侵襲生化学計測装置
JP2001149349A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Nippon Koden Corp 生体用センサ
JP4625886B2 (ja) * 2003-06-06 2011-02-02 株式会社ユメディカ 脈波解析法及び自律神経機能評価装置
WO2006116637A2 (en) 2005-04-27 2006-11-02 Massachusetts Institute Of Technology Raman spectroscopy for non-invasive glucose measurements
JP4621270B2 (ja) * 2007-07-13 2011-01-26 キヤノン株式会社 光学フィルタ
WO2010108086A2 (en) * 2009-03-20 2010-09-23 Nanolambda, Inc. Nano-optic filter array based sensor
JP5332996B2 (ja) * 2009-07-17 2013-11-06 ソニー株式会社 多層膜光学フィルタ、固体撮像素子、撮像装置、表示装置、通信装置
KR101669219B1 (ko) * 2010-12-30 2016-10-26 삼성전자주식회사 광변조기 및 이를 채용한 광학장치

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007029714A1 (ja) 2005-09-06 2007-03-15 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. 波長分割画像計測装置
JP2008191097A (ja) 2007-02-07 2008-08-21 Tohoku Univ 分光計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020008590A (ja) 2020-01-16
KR102219705B1 (ko) 2021-02-24
KR20150128512A (ko) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2942618B1 (en) Spectro-sensor and spectrometer employing the same
JP7252106B2 (ja) 分光センサ、及びそれを採用した分光器
US8848182B2 (en) Optical device, analyzing apparatus and spectroscopic method
Wen et al. Multiband and ultrahigh figure-of-merit nanoplasmonic sensing with direct electrical readout in Au-Si nanojunctions
US9157856B2 (en) Integrated photonic crystal structures and their applications
US9057697B2 (en) Optical device with propagating and localized surface plasmons and detection apparatus
JP5939016B2 (ja) 光学デバイス及び検出装置
JP7202661B2 (ja) メタマテリアル構造体および屈折率センサ
US20130271759A1 (en) Apparatus and method for performing spectroscopy
KR20180108212A (ko) 서브 파장 이중 격자를 포함하는 광학 필터 및 분광기
WO2013102661A1 (en) Spectroscopic sensor for bio-sensing
KR20160101447A (ko) 이중 커플러 소자, 상기 이중 커플러를 포함하는 분광기, 및 상기 분광기를 포함하는 비침습형 생체 센서
US20160061660A1 (en) Miniature spectrometer and apparatus employing same
WO2011044473A1 (en) Substrate analysis using surface acoustic wave metrology
WO2015098047A1 (ja) 生体情報測定装置
JP7004770B2 (ja) 生体物質測定装置
Pandey et al. Advancements in grating nanostructure based plasmonic sensors in last two decades: a review
Yamamoto et al. Near-infrared spectroscopic gas detection using a surface plasmon resonance photodetector with 20 nm resolution
Li et al. Research Progress in Surface-Enhanced Infrared Absorption Spectroscopy: From Performance Optimization, Sensing Applications, to System Integration
TW201140033A (en) Sensor chip, sensor cartridge, and analysis apparatus
US20160223466A1 (en) Electric-field enhancement element, analysis device, and electronic apparatus
JP2007101242A (ja) センシング装置
JP2016004018A (ja) ラマン分光装置および電子機器
KR20230092477A (ko) 분광 장치, 생체정보 추정 장치 및 방법
JP2015141144A (ja) 光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220120

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220125

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220318

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220329

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220705

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221101

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230207

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230307

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7252106

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150