JP7251952B2 - ロボット集塵機 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボット集塵機に関する。
ロボット集塵機に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、筐体の側面に設けられたバンパ及びバンパの一部に設けられた撮像部を有する自走式掃除機が知られている。
特許第6022201号公報
バンパは、ロボット集塵機の周囲に存在する物体に衝突したとき、筐体に対して移動することにより、筐体に作用する衝撃を緩和する。撮像部がバンパに固定されていると、バンパが物体に衝突したとき、撮像部が物体に接触したり、撮像部が衝撃を受けたりしてしまう可能性がある。
本発明の態様は、撮像部のような光学センサを備えるロボット集塵機において、光学センサを保護することを目的とする。
本発明の態様に従えば、底面及び側面を有し、前記底面に吸込口を有する本体と、前記側面の少なくとも一部に対向した状態で移動可能なバンパと、前記本体に支持され、前記バンパに設けられたバンパ開口を介して物体を検出する光学センサと、前記バンパ開口の周囲に配置される前記バンパの外面よりも前記本体の中心に近い位置において、前記光学センサの入射面に対向する保護部材と、を備えるロボット集塵機が提供される。
本発明の態様によれば、光学センサを保護することができる。
図1は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す上面図である。 図3は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す底面図である。 図4は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す側面図である。 図5は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す断面図である。 図6は、本実施形態に係る光学センサの近傍を示す断面図である。 図7は、本実施形態に係るロボット集塵機の一部を示す分解斜視図である。 図8は、本実施形態に係るロボット集塵機を示す断面図である。 図9は、本実施形態に係る光学センサの近傍を示す断面図である。
[ロボット集塵機]
図1は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す上面図である。図3は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す底面図である。図4は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す側断図である。図5は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す断面図である。
本実施形態においては、「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、及び「下」の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、ロボット集塵機1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
ロボット集塵機1は、清掃対象面FLを自律走行しながら集塵する。図1、図2、図3、図4、及び図5に示すように、ロボット集塵機1は、本体2と、バンパ3と、バッテリ装着部4と、ファンユニット5と、ダストボックス6と、キャスタ7と、ローラ8と、走行装置12と、メインブラシ16と、メインブラシモータ17と、ガイド部材14と、サイドブラシ18と、サイドブラシモータ19と、ハンドル20と、光学センサ40と、物体センサ41と、落下防止センサ42と、部材センサ43と、インタフェース装置50とを備える。
本体2は、上面2Aと、清掃対象面FLに対向する底面2Bと、上面2Aの周縁部と底面2Bの周縁部とを結ぶ側面2Cとを有する。上面2Aに平行な面内において、本体2の外形は、実質的に円形状である。
本体2は、内部空間を有するハウジング11を含む。ハウジング11は、上ハウジング11Aと、上ハウジング11Aよりも下方に配置され、上ハウジング11Aに接続される下ハウジング11Bと、上ハウジング11Aに開閉可能に装着されるカバー板11Cと、下ハウジング11Bに装着されるボトムプレート11Dとを含む。上面2Aは、上ハウジング11A及びカバー板11Cに配置される。底面2Bは、下ハウジング11B及びボトムプレート11Dに配置される。
本体2は、底面2Bに吸込口15を有する。吸込口15は、ボトムプレート11Dに設けられる。吸込口15は、清掃対象面FLの塵埃を吸い込む。吸込口15は、清掃対象面FLに対向する。吸込口15は、底面2Bの前部に設けられる。吸込口15は、左右方向に長い矩形状である。左右方向において、吸込口15の中心と本体2の中心とは一致する。なお、吸込口15の中心と本体2の中心とは一致しなくてもよい。
バンパ3は、側面2Cの少なくとも一部に対向した状態で移動可能である。バンパ3は、本体2に移動可能に支持される。バンパ3は、側面2Cの前部に対向する。バンパ3は、ロボット集塵機1の周囲に存在する物体に衝突したとき、本体2に対して移動することにより、本体2に作用する衝撃を緩和する。
バッテリ装着部4は、バッテリBTを支持する。バッテリBTは、バッテリ装着部4に装着される。バッテリ装着部4は、本体2の外面の少なくとも一部に設けられる。上ハウジング11Aの後部に凹部が設けられる。バッテリ装着部4は、上ハウジング11Aの凹部の内側に設けられる。バッテリ装着部4は、2つ設けられる。
バッテリBTは、バッテリ装着部4に装着された状態で、ロボット集塵機1に搭載されている電気機器又は電子機器に電力を供給する。バッテリBTは、電動工具用のバッテリである。バッテリBTは、電動工具の電源として使用されるリチウムイオンバッテリを含む。バッテリBTは、充電可能な充電式電池を含む。バッテリ装着部4は、電動工具のバッテリ装着部と同等の構造を有する。
ロボット集塵機1の使用者は、ハウジング11の外部空間において、バッテリ装着部4にバッテリBTを装着する作業及びバッテリ装着部4からバッテリBTを外す作業を実施することができる。バッテリ装着部4は、装着されるバッテリBTをガイドするガイド部材と、バッテリBTに設けられているバッテリ端子に接続される本体端子とを有する。使用者は、バッテリBTを上方からバッテリ装着部4に挿入することにより、バッテリBTをバッテリ装着部4に装着することができる。バッテリBTは、ガイド部材にガイドされながらバッテリ装着部4に挿入される。バッテリBTがバッテリ装着部4に装着されることにより、バッテリBTのバッテリ端子とバッテリ装着部4の本体端子とが電気的に接続される。ロボット集塵機1の使用者は、バッテリBTを上方に移動することにより、バッテリ装着部4からバッテリBTを外すことができる。
ファンユニット5は、本体2に収容される。ファンユニット5は、塵埃を吸引するための吸引力を吸込口15に発生させる。ファンユニット5は、ハウジング11の内部空間に配置される。ファンユニット5は、本体2の後部において2つのバッテリ装着部4の間に配置される。ファンユニット5は、ダストボックス6を介して吸込口15に接続される。ファンユニット5は、ダストボックス6を介して吸込口15に吸引力を発生させる。
図5に示すように、ファンユニット5は、ハウジング11の内部空間に配置されたケーシング5Aと、ケーシング5Aの内側に設けられた吸引ファン5Bと、吸引ファン5Bを回転させる動力を発生する吸引モータ5Cとを有する。ケーシング5Aは、ダストボックス6に接続される吸気口5Dと、排気口5Eとを有する。
吸引モータ5Cは、バッテリBTから供給される電力により駆動する。吸引モータ5Cが駆動し、吸引ファン5Bが回転すると、吸気口5Dから排気口5Eに向かって気流が生成される。吸気口5Dは、ダストボックス6を介して吸込口15に接続される。吸引ファン5Bが回転すると、吸込口15から排気口5Eに向かって気流が生成される。これにより、吸込口15に吸引力が発生する。
ダストボックス6は、本体2に収容される。ダストボックス6は、吸込口15から吸い込まれた塵埃を貯蔵する。ダストボックス6は、ハウジング11の内部空間に配置される。ダストボックス6は、吸込口15とファンユニット5との間に配置される。ダストボックス6は、吸込口15から吸い込まれた塵埃を回収して貯蔵する。
図5に示すように、ダストボックス6は、本体部材6Aと、本体部材6Aの上端部に配置されるトレイ部材6Bと、トレイ部材6Bの上端部に配置される上板部材6Cとを有する。本体部材6Aの上端部に開口が設けられる。トレイ部材6Bは、本体部材6Aの上端部の開口を塞ぐように配置される。トレイ部材6Bの上端部に開口が設けられる。上板部材6Cは、トレイ部材6Bの上端部の開口を塞ぐように配置される。
ダストボックス6は、内部に貯蔵空間Sを有する。吸込口15からの塵埃は、ダストボックス6の貯蔵空間Sに貯蔵される。貯蔵空間Sは、本体部材6Aとトレイ部材6Bとの間に規定される下側貯蔵空間S1と、トレイ部材6Bと上板部材6Cとの間に規定される上側貯蔵空間S2とを含む。
ダストボックス6は、下側貯蔵空間S1に接続され、吸込口15からの塵埃を回収する下側回収口6Dと、上側貯蔵空間S2に接続され、吸込口15からの塵埃を回収する上側回収口6Eと、上側貯蔵空間S2に接続され、上側貯蔵空間S2からの空気が排出される排気口6Fとを有する。
下側回収口6Dは、本体部材6Aの前部に設けられる。上側回収口6Eは、下側回収口6Dよりも上方に配置される。上側回収口6Eは、トレイ部材6Bの前部に設けられる。排気口6Fは、下側回収口6D及び上側回収口6Eよりも後方に配置される。排気口6Fは、トレイ部材6Bの後部に設けられる。下側貯蔵空間S1は、下側回収口6Dを介して吸込口15に接続される。上側貯蔵空間S2は、上側回収口6Eを介して吸込口15に接続される。排気口6Fは、ファンユニット5の吸気口5Dに接続される。ファンユニット5は、排気口6F及び上側貯蔵空間S2を介して吸込口15に接続される。排気口6Fと上側貯蔵空間S2との間に塵埃を捕集するフィルタ6Gが配置される。
カバー板11Cは、上ハウジング11Aに開閉可能に装着される。カバー板11Cは、上ハウジング11Aに設けられている開口を塞ぐように配置される。ロボット集塵機1の使用者は、上ハウジング11Aの開口を介して、ハウジング11の内部空間からダストボックス6を取り出すことができる。ロボット集塵機1の使用者は、上ハウジング11Aの開口を介して、ハウジング11の内部空間にダストボックス6を収容することができる。
キャスタ7及びローラ8のそれぞれは、本体2を移動可能に支持する。キャスタ7及びローラ8のそれぞれは、本体2に回転可能に支持される。キャスタ7は、底面2Bの後部に2つ設けられる。一方のキャスタ7は、本体2の左部に設けられる。他方のキャスタ7は、本体2の右部に設けられる。ローラ8は、底面2Bの前部に1つ設けられる。
走行装置12は、本体2を前方及び後方の少なくとも一方に移動させる。走行装置12は、車輪9及び車輪モータ10を含む。
車輪9は、本体2を移動可能に支持する。車輪9は、回転軸AXを中心に回転する。回転軸AXは、左右方向に延在する。車輪9は、2つ設けられる。一方の車輪9は、本体2の左部に設けられる。他方の車輪9は、本体2の右部に設けられる。
車輪モータ10は、車輪9を回転させる動力を発生する。車輪モータ10は、バッテリBTから供給される電力により駆動する。車輪モータ10は、ハウジング11の内部空間に配置される。車輪モータ10は、2つ設けられる。一方の車輪モータ10は、本体2の左部に設けられている車輪9を回転させる動力を発生する。他方の車輪モータ10は、本体2の右部に設けられている車輪9を回転させる動力を発生する。車輪9は、車輪モータ10の駆動により回転する。車輪9が回転することにより、ロボット集塵機1は自律走行する。
車輪モータ10は、車輪9の回転方向を変更可能である。車輪9が一方向に回転することにより、ロボット集塵機1は前進する。車輪9が他方向に回転することにより、ロボット集塵機1は後進する。2つの車輪モータ10は、異なる駆動量で駆動可能である。2つの車輪モータ10が異なる駆動量で駆動することにより、ロボット集塵機1は旋回する。
走行装置12は、車輪9を支持する懸架装置を有する。懸架装置は、本体2に連結される。懸架装置の少なくとも一部は、ハウジング11の内部空間に配置される。車輪9は、懸架装置を介して本体2に支持される。懸架装置は、車輪9を上下方向に移動可能に支持する。懸架装置は、回転軸AXを中心に車輪9を回転可能に支持する。懸架装置は、車輪9の少なくとも一部が底面2Bから下方に突出するように、車輪9を支持する。車輪9の少なくとも一部は、底面2Bから下方に突出する。車輪9が清掃対象面FLに設置された状態において、本体2の底面2Bと清掃対象面FLとは、間隙を介して対向する。
メインブラシ16は、吸込口15に配置される。メインブラシ16は、清掃対象面FLに対向する。メインブラシ16は、左右方向に長い。メインブラシ16は、回転軸MXを中心に回転する。回転軸MXは、左右方向に延在する。メインブラシ16は、左右方向に延在するロッド部材16Rと、ロッド部材16Rの外面に接続された複数のブラシ16Bとを有する。ロッド部材16Rの左端部及び右端部のそれぞれは、本体2に回転可能に支持される。ロッド部材16Rは、ブラシ16Bの少なくとも一部が底面2Bから下方に突出するように、本体2に支持される。車輪9が清掃対象面FLに設置された状態において、メインブラシ16の少なくとも一部は、清掃対象面FLに接触する。メインブラシ16が回転することにより、清掃対象面FLに存在する塵埃が掻き上げられ、吸込口15から吸い込まれる。
メインブラシモータ17は、メインブラシ16を回転させる動力を発生する。メインブラシモータ17は、バッテリBTから供給される電力により駆動する。メインブラシモータ17は、ハウジング11の内部空間に配置される。メインブラシモータ17の駆動により、メインブラシ16が回転する。
ガイド部材14は、清掃対象面FLに存在する塵埃を吸込口15にガイドする。ガイド部材14は、吸込口15の後端部に配置される。ガイド部材14は、メインブラシ16の回転軸MXよりも後方に配置される。ガイド部材14の下端部は、清掃対象面FLに接触する。ガイド部材14は、メインブラシ16により掻き上げられた塵埃の少なくとも一部を捕集する。ガイド部材14は、メインブラシ16により掻き上げられた塵埃が吸込口15よりも後方に移動することを抑制する。メインブラシ16により掻き上げられた塵埃の少なくとも一部は、ガイド部材14により捕集され、吸込口15から吸い込まれる。
サイドブラシ18は、底面2Bの前部に配置される。サイドブラシ18は、清掃対象面FLに対向する。サイドブラシ18の少なくとも一部は、本体2よりも前方に配置される。サイドブラシ18は、2つ設けられる。一方のサイドブラシ18は、吸込口15よりも左方に設けられる。他方のサイドブラシ18は、吸込口15よりも右方に設けられる。サイドブラシ18は、円板部材18Dと、円板部材18Dに放射状に接続された複数のブラシ18Bとを有する。円板部材18Dは、本体2に回転可能に支持される。円板部材18Dは、ブラシ18Bの少なくとも一部が側面2Cよりも外側に突出するように、本体2に支持される。車輪9が清掃対象面FLに設置された状態において、サイドブラシ18の少なくとも一部は、清掃対象面FLに接触する。
サイドブラシモータ19は、サイドブラシ18を回転させる動力を発生する。サイドブラシモータ19は、バッテリBTから供給される電力により駆動する。サイドブラシモータ19は、ハウジング11の内部空間に配置される。サイドブラシモータ19の駆動により、サイドブラシ18が回転する。サイドブラシ18が回転することによって、本体2の周囲の清掃対象面FLに存在する塵埃が吸込口15に移動する。
ハンドル20は、上ハウジング11Aの前部に設けられる。ハンドル20の一端部及び他端部のそれぞれは、上ハウジング11Aに回動可能に連結される。ロボット集塵機1の使用者は、ハンドル20を保持してロボット集塵機1を持ち上げることができる。ロボット集塵機1の使用者は、ロボット集塵機1を持ち運びすることができる。
インタフェース装置50は、カバー板11Cの後部に配置される。インタフェース装置50は、ロボット集塵機1の使用者に操作される複数の操作部及び複数の表示部を有する。インタフェース装置50の操作部として、電源ボタン50Aが例示される。インタフェース装置50の表示部として、バッテリBTの残量表示部50Bが例示される。また、上ハウジング11Aの前部には、例えば発光ダイオードを含む発光部51が設けられる。
光学センサ40は、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に存在する物体を検出する。物体は、障害物を含む。光学センサ40は、本体2の前部に配置される。光学センサ40は、1つ設けられる。光学センサ40は、ロボット集塵機1よりも前方の物体を非接触で検出する。本実施形態において、光学センサ40は、物体の画像データを取得することにより物体を検出するカメラを含む。
光学センサ40は、ハウジング11の内部空間に配置される。本体2の少なくとも一部に本体開口61が設けられる。バンパ3の少なくとも一部にバンパ開口62が設けられる。光学センサ40は、本体開口61及びバンパ開口62を介して、ロボット集塵機1よりも前方の物体を検出する。
物体センサ41は、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に存在する物体を検出する。物体センサ41は、本体2の前部に配置される。物体センサ41は、間隔をあけて複数設けられる。物体センサ41は、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部の物体を非接触で検出する。本実施形態において、物体センサ41は、エネルギー波を射出することにより物体を検出する。物体センサ41として、レーザ光を射出することにより物体を検出するレーザセンサ(LIDAR:Light Detection and Ranging)、電波を射出することにより物体を検出するレーダセンサ(RADAR:Radio Detection and Ranging)、及び超音波を射出することにより物体を検出する超音波センサ(Ultrasonic Sensor)の少なくとも一方が例示される。
ロボット集塵機1は、光学センサ40及び物体センサ41の少なくとも一方の検出データに基づいて、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に物体が存在すると判定した場合、物体に接触しないように走行する。ロボット集塵機1は、物体に接触しないように、例えば進行方向を変更する。なお、ロボット集塵機1は、物体に接触しないように、走行を停止してもよい。なお、ロボット集塵機1は、物体に接触してもよい。ロボット集塵機1は、物体に接触した後、進行方向を変更したり、走行を停止したりしてもよい。
本実施形態において、ロボット集塵機1に搭載されているコンピュータシステムが、光学センサ40により取得された画像データを画像処理して、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に物体が存在するか否かを判定する。また、コンピュータシステムが、物体センサ41の検出データに基づいて、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に物体が存在するか否かを判定する。光学センサ40は、例えば柱のような細い物体又は小さい物体の検出に適している。物体センサ41は、例えば壁のような大きい物体の検出に適している。なお、光学センサ40により検出される物体は、障害物に限定されない。光学センサ40は、位置基準部材のような物体を検出してもよい。コンピュータシステムは、光学センサ40により取得された画像データに基づいて、物体の位置を検出し、物体の位置の検出データに基づいて、ロボット集塵機1の位置(自己位置)を推定してもよい。
落下防止センサ42は、清掃対象面FLの有無を検出する。落下防止センサ42は、底面2Bに配置される。図3に示すように、落下防止センサ42は、底面2Bの周縁部に間隔をあけて複数配置される。落下防止センサ42は、底面2Bの前部に設けられた落下防止センサ42Fと、底面2Bの後部に設けられた落下防止センサ42Bと、底面2Bの左部に設けられた落下防止センサ42Lと、底面2Bの右部に設けられた落下防止センサ42Rとを含む。
落下防止センサ42Fは、ローラ8よりも前方に配置される。落下防止センサ42Fは、左右方向において底面2Bの中心に1つ配置される。
落下防止センサ42Lは、左側のサイドブラシ18の回転軸に対する放射方向において、左側のサイドブラシ18よりも外側に配置される。落下防止センサ42Lは、前後方向において、左側のサイドブラシ18と左側の車輪9の接地面(左側の車輪9の回転軸AX)との間に配置される。落下防止センサ42Lは、左右方向において、左側のサイドブラシ18の回転軸及び左側の車輪9よりも左側に配置される。
落下防止センサ42Rは、右側のサイドブラシ18の回転軸に対する放射方向において、右側のサイドブラシ18よりも外側に配置される。落下防止センサ42Rは、前後方向において、右側のサイドブラシ18と右側の車輪9の接地面(右側の車輪9の回転軸AX)との間に配置される。落下防止センサ42Rは、左右方向において、右側のサイドブラシ18の回転軸及び右側の車輪9よりも右側に配置される。
落下防止センサ42Bは、左右方向において底面2Bの中心に配置される。
落下防止センサ42は、底面2Bに対向する位置に清掃対象面FLが存在するか否かを非接触で検出する。落下防止センサ42は、底面2Bと清掃対象面FLとの距離を検出する。落下防止センサ42は、下方に向かってエネルギー波を射出することにより清掃対象面FLとの距離を検出する。落下防止センサ42として、レーザ光を射出することにより物体を検出するレーザセンサ、電波を射出することにより物体を検出するレーダセンサ、及び超音波を射出することにより物体を検出する超音波センサの少なくとも一方が例示される。底面2Bと清掃対象面FLとが規定距離以上離れている場合、ロボット集塵機1は、落下防止センサ42の検出データに基づいて、底面2Bに対向する位置に清掃対象面FLが存在しないと判定する。底面2Bに対向する位置に清掃対象面FLが存在しないと判定した場合、ロボット集塵機1は、走行を停止する。例えば清掃対象面FLの境界が下方に落ち込む段差に接続されている場合、落下防止センサ42は、段差を検出する。ロボット集塵機1は、落下防止センサ42の検出データに基づいて、段差が存在すると判定した場合、走行を停止する。これにより、ロボット集塵機1が段差の下に落下することが抑制される。
部材センサ43は、清掃対象面FLに設けられた区画部材を検出する。部材センサ43は、底面2Bに配置される。図3に示すように、部材センサ43は、底面2Bの前部に間隔をあけて複数配置される。
部材センサ43は、ローラ8よりも左方及び右方のそれぞれに配置される。2つの部材センサ43は、左右方向に配置される。左側の部材センサ43は、左側のサイドブラシ18の回転軸に対する放射方向において、左側のサイドブラシ18よりも外側に配置される。左側の部材センサ43は、左右方向において、左側のサイドブラシ18とローラ8との間に配置される。右側の部材センサ43は、右側のサイドブラシ18の回転軸に対する放射方向において、右側のサイドブラシ18よりも外側に配置される。右側の部材センサ43は、左右方向において、右側のサイドブラシ18とローラ8との間に配置される。
区画部材は、ロボット集塵機1の使用者によって清掃対象面FLの任意の位置に配置される。区画部材として、磁性材料を含む磁気テープが例示される。部材センサ43として、磁気テープを検出可能な磁気センサが例示される。区画部材によって清掃対象範囲が規定される。ロボット集塵機1は、部材センサ43の検出データに基づいて、区画部材を超えないように走行する。これにより、ロボット集塵機1が清掃対象範囲の外側に移動することが抑制され、ロボット集塵機1は、清掃対象範囲を清掃することができる。
なお、区画部材が、反射材料を含む反射テープでもよい。部材センサ43は、反射テープを検出する赤外線センサでもよい。
落下防止センサ42及び部材センサ43のそれぞれは、底面2Bに平行な面内において、サイドブラシ18に重複しないように配置される。
[光学センサ]
図6は、本実施形態に係る光学センサ40の近傍を示す断面図である。図6は、図5の一部を拡大した図に相当する。
光学センサ40は、本体2に支持される。光学センサ40は、本体2の前部に配置される。光学センサ40は、ハウジング11の内部空間に配置される。光学センサ40は、物体の画像データを取得可能なカメラを含む。光学センサ40は、光学系40Aと、光学系40Aを介して入射した光を受光するイメージセンサ40Bとを有する。光学系40Aは、複数の光学素子(レンズ)を有する。なお、図6は、光学系40Aが1つの光学素子により構成されている例を示す。光学系40Aは、複数の光学素子を有してもよい。イメージセンサは、CCD(Couple Charged Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを含む。光学センサ40は、光学系40Aの光軸LXが前後方向に延在するように、本体2に支持される。
光学センサ40は、上ハウジング11Aの少なくとも一部に支持される。なお、光学センサ40は、上ハウジング11Aとは別のセンサホルダ部材に支持されてもよい。センサホルダ部材が上ハウジング11Aに固定されることにより、光学センサ40は、センサホルダ部材を介して上ハウジング11Aに支持される。なお、センサホルダ部材が設けられる場合、センサホルダ部材が上ハウジング11Aの一部とみなされてもよい。
バンパ3は、本体2の前部の側面2Cの少なくとも一部に対向するように、本体2に支持される。バンパ3は、本体2に対向する内面と、内面の反対方向を向く外面とを有する。
バンパ3は、本体2のハウジング11に移動可能に支持される。バンパ3は、少なくとも光軸LXに平行な前後方向に移動可能である。なお、バンパ3は、前後方向のみならず、底面2Bに直交する中心軸を中心とする傾斜方向に移動してもよい。
本体2のハウジング11には、本体開口61が設けられる。本実施形態において、本体2は、ハウジング11と、ハウジング11に固定されるカバー部材72とを含む。本体開口61は、上ハウジング11Aに設けられた本体開口61Aと、カバー部材72に設けられた本体開口61Bとを含む。本体開口61Aは、上ハウジング11Aの少なくとも一部に設けられた貫通孔を含む。本体開口61Aは、ハウジング11の内部空間と外部空間とを接続する。本体開口61Bは、カバー部材72の少なくとも一部に設けられた貫通孔を含む。上下方向及び左右方向のそれぞれにおいて、本体開口61Aと本体開口61Bの少なくとも一部とは重複する。
バンパ3には、バンパ開口62が設けられる。バンパ開口62は、バンパ3の少なくとも一部に設けられた貫通孔を含む。バンパ開口62は、本体開口61よりも大きい。
上下方向及び左右方向のそれぞれにおいて、本体開口61とバンパ開口62の少なくとも一部とは重複する。光学センサ40は、本体2に設けられた本体開口61及びバンパ3に設けられたバンパ開口62を介して、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に存在する物体を検出する。
ロボット集塵機1は、光学センサ40の入射面40Sに対向する保護部材70を備える。保護部材70は、前後方向において、バンパ開口62の周囲に配置されるバンパ3の外面3Sよりも本体2の中心に近い位置に配置される。保護部材70は、外面3Sよりも本体2の中心に近い位置において、入射面40Sに対向する。光学センサ40の入射面40Sは、光学系40Aの入射面を含む。
バンパ開口62の周囲に配置されるバンパ3の外面3Sとは、バンパ開口62の周囲に配置され、バンパ3の外面のうち最も前方に配置される環状の領域をいう。外面3Sは、前方を向く。
図6に示すように、本実施形態においては、外面3Sのうち、バンパ開口62よりも下方に存在する領域3Sbは、バンパ開口62よりも上方に存在する領域3Saよりも前方に配置される。
光学系40Aの入射面40Sとは、光学系40Aの焦点に面する光学素子の表面をいう。光学系40Aが複数の光学素子を有する場合、入射面40Aとは、複数の光学素子のうち光学系40Aの焦点に最も近い光学素子の表面をいう。
保護部材70は、光学センサ40を保護する光学部材である。保護部材70は、透明な平行平板である。保護部材70は、光学系40Aの入射面40Sに対向する内面70Bと、内面70Bの反対方向を向く表面70Sとを有する。保護部材70は、ガラス製の板でもよいし、ポリカーボネートのような合成樹脂製の板でもよい。光学センサ40は、保護部材70を介して、ロボット集塵機1の周囲の少なくとも一部に存在する物体を検出することができる。
保護部材70は、本体2に接続される。保護部材70は、上ハウジング11Aとカバー部材72との間に配置される。保護部材70は、本体開口61を塞ぐように、本体2に接続される。
上ハウジング11Aは、本体開口61Aの周囲に配置され、前方に突出する第1凸部111と、光軸LXの放射方向において第1凸部111よりも外側に配置される第2凸部112とを有する。第1凸部111は、光軸LXを囲むように設けられる。第2凸部112は、第1凸部111の外側において、光軸LXを囲むように設けられる。第2凸部112の端面は、第1凸部111の端面よりも前方に配置される。第1凸部111の端面とは、第1凸部111において最も前方に配置される第1凸部111の表面をいう。第1凸部111の端面は、前方を向く。第2凸部112の端面とは、第2凸部112において最も前方に配置される第2凸部112の表面をいう。第2凸部112の端面は、前方を向く。保護部材70は、第2凸部112の内側に配置される。保護部材70の内面70Bの周縁部は、第1凸部111の端面に接触する。
ロボット集塵機1は、本体開口61の周囲に配置されるシール部材71を備える。ハウジング11は、シール部材71が配置される凹部113を有する。凹部113は、第1凸部111と第2凸部112との間に設けられる。凹部113は、光軸LXを囲むように設けられる。保護部材70は、シール部材71を介して、上ハウジング11Aに接続される。
カバー部材72は、保護部材70の表面70Sの周縁部に接触するように上ハウジング11Aに固定される。光学センサ40とカバー部材72とは離れている。カバー部材72には、本体開口61Bが設けられる。カバー部材72は、本体開口61Bを規定する環状部72Aと、ハウジング11の第2凸部112の周囲に配置される固定部72Bと、固定部72Bの周囲に配置されるフランジ部72Cとを含む。環状部72Aは、保護部材70の表面70Sの周縁部に接触する。環状部72Aは、第1凸部111との間で保護部材70を挟む。フランジ部72Cは、光軸LXの放射方向において固定部72Bよりも外側に配置される。固定部72Bは、第2凸部112に嵌る。固定部72Bが第2凸部112に嵌ることにより、ハウジング11とカバー部材72とが固定される。
保護部材70は、第2凸部112の内側に配置される。光軸LXの放射方向における保護部材70の位置は、第2凸部112により固定される。環状部72Aは、第1凸部111との間で保護部材70を挟む。光軸LXに平行な前後方向における保護部材70の位置は、環状部72A及び第1凸部111により固定される。
バンパ3は、バンパ開口62の少なくとも一部を規定する凸部3Nを有する。凸部3Nは、光軸LXを囲むように設けられる。凸部3Nは、外面3Sに接続される内面を有する。凸部3Nは、フランジ部72Cに向かって後方に突出する。フランジ部72Cと凸部3Nとは離れている。
図7は、本実施形態に係るロボット集塵機1の一部を示す分解斜視図である。なお、図7は、便宜上、保護部材70が接続される上ハウジング11Aの一部及びカバー部材72の一部を図示する。図6及び図7に示すように、シール部材71は、環状である。第1凸部111、凹部113、及び第2凸部112のそれぞれは、環状である。シール部材71は、凹部113に挿入される。凹部113にシール部材71が配置された状態で、保護部材70は、第2凸部112の内側に挿入される。凹部113にシール部材71が配置され、第2凸部112の内側に保護部材70が配置された状態で、カバー部材72の少なくとも一部が保護部材70の表面70Sの周縁部に接触するように、ハウジング11とカバー部材72とが固定される。これにより、光学センサ40及び保護部材70のそれぞれが、本体2に支持される。本体2(上ハウジング11A及びカバー部材72)と光学センサ40と保護部材70との相対位置は、実質的に固定される。
[光学センサとバンパとの関係]
図8は、本実施形態に係るロボット集塵機1を示す断面図である。図8は、バンパ3が物体と接触して、本体2に接近するように移動した状態を示す図である。図9は、本実施形態に係る光学センサ40の近傍を示す断面図である。図9は、図8の一部を拡大した図に相当する。
バンパ3は、本体2に対して、少なくとも前後方向に移動する。バンパ3は、前後方向に定められた移動範囲CMを移動可能である。移動範囲CMは、本体2から前方に最も離れた第1位置P1と、本体2に最も近い第2位置P2との間に規定される。図5及び図6のそれぞれは、バンパ3が本体2から前方に最も離れた第1位置P1に配置されている状態を示す。図8及び図9のそれぞれは、バンパ3が本体2に最も接近した第2位置P2に配置されている状態を示す。バンパ3は、光学系40Aの光軸LXに平行な前後方向において、第1位置P1と第2位置P2との間の移動範囲CMを移動するように、本体2に移動可能に支持される。
図8及び図9に示すように、バンパ3の内面の少なくとも一部と本体2の側面2Cとが接触することによって、バンパ3の移動が規制され、第2位置P2が決定される。本実施形態においては、バンパ3が第2位置P2に配置された状態においても、カバー部材72(フランジ部72C)とバンパ3(凸部3N)とは離れている。
第1位置P1とは、前後方向において、バンパ3の外面3Sが光学系40Aの入射面40Sから第1距離D1だけ離れた位置をいう。第2位置P2とは、前後方向において、バンパ3の外面3Sが光学系40Aの入射面40Sから第1距離D1よりも短い第2距離D2だけ離れた位置をいう。
図9に示すように、保護部材70の表面70Sは、前後方向において、入射面40Sから第2距離D2よりも短い第3距離D3の第3位置P3に配置される。
本体2の側面2Cのうち入射面40Sから前方に最も遠い部位2Sは、前後方向において、第2位置P2と第3位置P3との間の第4位置P4に配置される。部位S2の表面は、前方を向く。本実施形態において、本体2の側面2Cのうち入射面40Sから最も遠い部位2Sは、カバー部材72に配置される。
上述のように、外面3Sは、バンパ開口62の周囲に配置される環状の領域である。外面3Sは、光軸LXに対して傾斜する。外面3Sのうち、バンパ開口62よりも下方に存在する領域3Sbは、バンパ開口62よりも上方に存在する領域3Saよりも前方に配置される。第1位置P1及び第2位置P2のそれぞれは、領域3Saを基準に定められてもよいし、領域3Sbを基準に定められてもよい。
部位2Sは、本体開口61の周囲に配置される環状の領域である。部位2Sのうち、本体開口61よりも下方に存在する領域2Sbは、本体開口61よりも上方に存在する領域2Saよりも前方に配置される。第4位置P4は、領域2Saを基準に定められてもよいし、領域2Sbを基準に定められてもよい。第4位置P4が領域2Saを基準に定められる場合、バンパ3が本体2に最も接近した状態において、領域2Saが保護部材70の表面70Sと領域3Saとの間に配置されていればよい。第4位置P4が領域2Sbを基準に定められる場合、バンパ3が本体2に最も接近した状態において、領域2Sbが保護部材70の表面70Sと領域3Sbとの間に配置されていればよい。バンパ3が前後方向に移動しても、外面3Sは、本体2の中心に対して部位2Sよりも外側に配置され続け、部位2Sは、本体2の中心に対して保護部材70の表面70Sよりも外側に配置され続ければよい。
なお、前後方向において、領域3Saの位置と領域3Sbの位置とが等しくてもよい。後方向において、領域2Saの位置と領域2Sbの位置とが等しくてもよい。
[動作]
次に、ロボット集塵機1の動作について説明する。車輪9が清掃対象面FLに接触した状態で、メインブラシ16及びサイドブラシ18は、清掃対象面FLに接触する。バッテリBTから出力された電力は、車輪モータ10、吸引モータ5C、メインブラシモータ17、及びサイドブラシモータ19のそれぞれに供給される。
車輪9が清掃対象面FLに接触した状態で、バッテリBTから車輪モータ10に電力が供給され、車輪9が回転すると、ロボット集塵機1は、清掃対象面FLを自律走行する。
バッテリBTから吸引モータ5Cに電力が供給され、吸引ファン5Bが回転すると、吸気口5Dから排気口5Eに向かって気流が生成される。吸気口5Dは、ダストボックス6の上側貯蔵空間S2を介して吸込口15に接続されている。そのため、吸引ファン5Bが回転すると、吸込口15から上側貯蔵空間S2を介して排気口5Eに向かって気流が生成される。これにより、塵埃を吸引するための吸引力が吸込口15に発生する。
バッテリBTからメインブラシモータ17に電力が供給され、メインブラシ16が回転すると、清掃対象面FLの塵埃がメインブラシ16によって掻き上げられる。吸込口15は、メインブラシ16によって掻き上げられた塵埃の少なくとも一部を吸引する。
バッテリBTからサイドブラシモータ19に電力が供給され、サイドブラシ18が回転すると、本体2の周囲の清掃対象面FLに存在する塵埃は、サイドブラシ18によって吸込口15に移動する。吸込口15は、サイドブラシ18によって吸込口15に移動し、メインブラシ16によって掻き上げられた塵埃の少なくとも一部を吸引する。
清掃対象面FLに存在する小さい塵埃又は軽い塵埃は、吸込口15から吸い込まれた後、上側回収口6Eを介して、上側貯蔵空間S2に送られる。塵埃は、上側貯蔵空間S2に貯蔵される。上側貯蔵空間S2と排気口6Fとの間にフィルタ6Gが設けられている。そのため、上側回収口6Eを介して上側貯蔵空間S2に送られた塵埃は、フィルタ6Gに捕集され、上側貯蔵空間S2に留まる。吸込口15から吸い込まれた空気は、フィルタ6Gを通過した後、排気口6Fを介してファンユニット5に送られる。ファンユニット5に送られた空気は、排気口5Eから排出される。
清掃対象面FLに存在する大きい塵埃又は重い塵埃は、メインブラシ16によって掻き上げられ、下側回収口6Dを介して、下側貯蔵空間S1に送られる。塵埃は、下側貯蔵空間S1に貯蔵される。
光学センサ40は、ロボット集塵機1よりも前方に存在する物体を検出する。ロボット集塵機1は、光学センサ40の検出データに基づいて、ロボット集塵機1よりも前方に物体が存在すると判定した場合、物体に接触しないように走行する。なお、ロボット集塵機1は、物体に接触してもよい。
光学センサ40は、本体2に支持されている。光学センサ40は、ハウジング11の内部空間に配置されている。そのため、バンパ3と物体とが接触しても、光学センサ40と物体とが接触することが防止される。
バンパ3と物体とが接触した場合、バンパ3は、本体2に接近するように移動する。すなわち、バンパ3は、第1位置P1から第2位置P2に移動する。本実施形態において、保護部材70は、バンパ3の外面3Sよりも本体2の中心に近い位置に配置される。バンパ3の外面3Sは、本体2の中心に対して保護部材70よりも外側に配置される。したがって、バンパ3と物体とが接触しても、保護部材70と物体とが接触することが抑制される。保護部材70と物体との接触が抑制されることにより、光学センサ40は、十分に保護される。
[効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、バンパ3が本体2に最も接近した場合でも、保護部材70は、バンパ3の外面3Sよりも本体2の中心に近い位置に配置され続ける。これにより、保護部材70と物体との接触が抑制される。保護部材70と物体との接触が抑制されることにより、光学センサ40は、十分に保護される。
保護部材70は、本体2に接続される。すなわち、保護部材70と本体2との相対位置は固定される。したがって、バンパ3が移動しても、保護部材70と物体との接触が十分に抑制される。
光学センサ40が本体開口61及びバンパ開口62を介して物体を検出する場合、保護部材70は、本体開口61を塞ぐように本体2に接続される。これにより、ハウジング11の外部空間に存在する塵埃又は異物が、本体開口61を介してハウジング11の内部空間に侵入することが抑制される。そのため、例えば光学センサ40の汚染が抑制される。
保護部材70は、シール部材71を介して、本体2に接続される。これにより、ハウジング11の外部空間に存在する塵埃又は異物が、本体開口61を介してハウジング11の内部空間に侵入することが十分に抑制される。
光学センサ40は、光軸LXと前後方向とが一致するように、本体2に支持される。バンパ3は、光軸LXに平行な前後方向において、バンパ3の外面3Sが入射面40Sから第1距離D1の第1位置P1と第1距離D1よりも短い第2距離D2の第2位置P2との間の移動範囲CMで移動するように本体2に移動可能に支持される。保護部材70の表面70Sは、光軸LXに平行な前後方向において、入射面40Sから第2距離D2よりも短い第3距離D3の第3位置P3に配置される。これにより、バンパ3と物体との接触によりバンパ3の外面3Sが第1位置P1から第2位置P2に移動しても、保護部材70と物体との接触が十分に抑制される。
本体2の側面2Cのうち入射面40Sから最も遠い部位2Sは、光軸LXに平行な前後方向において、第2位置P2と第3位置P3との間の第4位置P4に配置される。これにより、バンパ3と物体との接触によりバンパ3の外面3Sが第1位置P1から第2位置P2に移動しても、本体2と物体との接触が十分に抑制される。
保護部材70は、カバー部材72により、ハウジング11に固定される。本体2の側面2Cのうち入射面40Sから最も遠い部位2Sは、カバー部材72に設けられる。すなわち、本体2のうち、バンパ開口62に最も近い部材は、カバー部材72である。これにより、バンパ開口62の内側に物体が入り込んだ場合でも、ハウジング11と物体との接触が抑制される。
落下防止センサ42Fは、ローラ8よりも前方に配置される。落下防止センサ42Fは、左右方向において底面2Bの中心に1つ配置される。これにより、前進するロボット集塵機1が段差の下に落下することが十分に抑制される。
部材センサ43は、ローラ8よりも左方及び右方のそれぞれに配置される。2つの部材センサ43は、左右方向に配置される。これにより、ロボット集塵機1が清掃対象範囲の外側に移動することが抑制される。
落下防止センサ42Fとサイドブラシ18とは重複しないように配置される。これにより、落下防止センサ42Fの検出精度の低下が抑制される。また、部材センサ43とサイドブラシ18とは重複しないように配置される。これにより、部材センサ43の検出精度の低下が抑制される。
[その他の実施形態]
上述の実施形態において、カバー部材72は無くてもよい。ハウジング11に設けられた本体開口61Aを覆うように保護部材70がハウジング11に固定されていればよい。
上述の実施形態において、保護部材70は、ハウジング11に接続されることとした。保護部材70は、バンパ3に接続されてもよい。保護部材70は、例えばバンパ開口62を塞ぐように、バンパ3に接続されてもよい。
上述の実施形態において、光学センサ40はカメラでなくてもよい。光学センサ40は、検出光を射出して、物体で反射した検出光を受光することにより、物体を検出する光学センサでもよい。
上述の実施形態において、部材センサ43は、本体2の前部に2つ設けられることとした。部材センサ43は、1つでもよいし、3つ以上の複数でもよい。
1…ロボット集塵機、2…本体、2A…上面、2B…底面、2C…側面、2S…部位、3…バンパ、3N…凸部、3S…外面、4…バッテリ装着部、5…ファンユニット、5A…ケーシング、5B…吸引ファン、5C…吸引モータ、5D…吸気口、5E…排気口、6…ダストボックス、6A…本体部材、6B…トレイ部材、6C…上板部材、6D…下側回収口、6E…上側回収口、6F…排気口、6G…フィルタ、7…キャスタ、8…ローラ、9…車輪、10…車輪モータ、11…ハウジング、11A…上ハウジング、11B…下ハウジング、11C…カバー板、11D…ボトムプレート、12…走行装置、14…ガイド部材、15…吸込口、16…メインブラシ、16B…ブラシ、16R…ロッド部材、17…メインブラシモータ、18…サイドブラシ、18B…ブラシ、18D…円板部材、19…サイドブラシモータ、20…ハンドル、40…光学センサ、40A…光学系、40B…イメージセンサ、40S…入射面、41…物体センサ、42…落下防止センサ、42F…落下防止センサ、42B…落下防止センサ、42L…落下防止センサ、42R…落下防止センサ、43…部材センサ、50…インタフェース装置、50A…電源ボタン、50B…残量表示部、51…発光部、61…本体開口、61A…本体開口、61B…本体開口、62…バンパ開口、70…保護部材、70B…内面、70S…表面、71…シール部材、72…カバー部材、72A…環状部、72B…固定部、72C…フランジ部、111…第1凸部、112…第2凸部、113…凹部、AX…回転軸、BT…バッテリ、FL…清掃対象面、MX…回転軸、S…貯蔵空間、S1…下側貯蔵空間、S2…上側貯蔵空間。

Claims (4)

  1. 底面及び側面を有し、前記底面に吸込口を有する本体と、
    前記側面の少なくとも一部に対向した状態で移動可能なバンパと、
    前記本体に支持され、前記バンパに設けられたバンパ開口を介して物体を検出する光学センサと、
    前記バンパ開口の周囲に配置される前記バンパの外面よりも前記本体の中心に近い位置において、前記光学センサの入射面に対向する保護部材と、を備え、
    前記光学センサは、前記本体に設けられた本体開口及び前記バンパ開口を介して前記物体を検出し、
    前記保護部材は、前記本体開口を塞ぐように、前記本体に接続され
    前記光学センサは、光学系を有し、
    前記入射面は、前記光学系の入射面を含み、
    前記バンパは、前記バンパの外面が前記入射面から第1距離の第1位置と前記第1距離よりも短い第2距離の第2位置との間の移動範囲で移動するように前記本体に移動可能に支持され、
    前記保護部材の表面は、前記入射面から前記第2距離よりも短い第3距離の第3位置に配置される、
    ロボット集塵機。
  2. 前記本体開口の周囲に配置されるシール部材を備え、
    前記保護部材は、前記シール部材を介して、前記本体に接続される、
    請求項1に記載のロボット集塵機。
  3. 前記本体の側面のうち前記入射面から最も遠い部位は、前記第2位置と前記第3位置との間の第4位置に配置される、
    請求項1又は請求項2に記載のロボット集塵機。
  4. 前記本体は、前記光学センサが配置される内部空間を有するハウジングと、前記保護部材の表面の周縁部に接触するように前記ハウジングに固定されるカバー部材とを含み、
    前記部位は、前記カバー部材に配置される、
    請求項に記載のロボット集塵機。
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