JP7250988B2 - エアロゾル供給デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、エアロゾル供給デバイス及びエアロゾル供給デバイス用の吸収性部材に関する。
背景
シガレット、シガー及び同種のものなどの喫煙品は、使用中にタバコを燃やしてタバコの煙を作り出す。タバコを燃やすこれらの物品に対して、燃焼させずに化合物を放出する製品を作り出すことによって代替物を提供する試みが行われてきた。そういった製品の例は、加熱デバイスであり、それは材料を燃焼させることではなく加熱することによって化合物を放出する。材料は、例えば、タバコ製品又は他の非タバコ製品であることがあり、ニコチンを含有することもしないこともある。
概要
本開示の第1の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供され、
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口をハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
第2の開口と第1の開口との間に配置されるチャンバであって、チャンバの少なくとも一部がエアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
ハウジングの内部に配置され、チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
液体を吸収するための吸収性材料とを含み、
使用中に、エアロゾルは、流路に沿ってチャンバを通って第1の開口に向けて引かれ、吸収性材料は、エアロゾル生成材料を受容するように構成されたチャンバの部分の上流に少なくとも部分的に配置される。
本開示の第2の態様によれば、エアロゾル供給デバイス内で液体を吸収するための吸収性部材が提供され、吸収性部材は、基板によって支持された吸収性材料を含み、吸収性部材は、エアロゾル生成材料に隣り合うエアロゾル供給デバイスのチャンバに少なくとも部分的に受容されるように構成される。
本開示の第3の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供され、
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口をハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
第2の開口と第1の開口との間に配置されるチャンバであって、チャンバの少なくとも一部がエアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
ハウジングの内部に配置され、チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
エアロゾル供給デバイスから液体が漏出するのを実質上防止するために、ハウジングの内部に配置される疎水性材料とを含み、
使用中に、エアロゾルは、チャンバを通って第1の開口に向けて引かれる。
本開示の第4の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供され、
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口をハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
第2の開口と第1の開口との間に配置されるチャンバであって、チャンバの少なくとも一部がエアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
ハウジングの内部に配置され、チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
チャンバから液体を受容するように構成される取り除き可能なカバーであって、カバーによって第2の開口が遮断される位置で、エアロゾル供給デバイスに取付け可能である、取り除き可能なカバーとを備える。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付の図面を参照して行われる、単なる例として与えられる本発明の好適な実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
エアロゾル供給デバイスの例の正面図である。 外側カバーが取り出された図1のエアロゾル供給デバイスの正面図である。 図1のエアロゾル供給デバイスの断面図である。 図2のエアロゾル供給デバイスの分解図である。 Fig.5Aは、エアロゾル供給デバイスの内部の加熱アセンブリの断面図である。Fig.5Bは、Fig.5Aの加熱アセンブリの部分の拡大図である。 ドアが第2の開口へのアクセスを提供するエアロゾル供給デバイスの底部端部の斜視図である。 ドアが省略されているエアロゾル供給デバイスの底部端部の斜視図である。 加熱アセンブリの或る特定の構成要素が省略されているエアロゾル供給デバイスの斜視図である。 エアロゾル供給デバイスのチャンバの内部に配置された第1の吸収性部材の断面図である。 図8の吸収性部材の斜視図である。 エアロゾル供給デバイスのドアの凹所の内部に配置された第2の吸収性部材の断面図である。 図10の吸収性部材の斜視図である。 第3の吸収性部材の斜視図である。 第4の吸収性部材の斜視図である。 一例に係る疎水性層の斜視図である。 エアロゾル供給デバイスの閉じたドアの凹所の内部に配置された疎水性層の概略図である。 エアロゾル供給デバイスの開いたドアの凹所の内部に配置された疎水性層の概略図である。 一例に係る疎水性層に配置された吸収性部材の斜視図である。
詳細な説明
本明細書で使用されるとき、用語「エアロゾル生成材料」は、加熱時に、典型的にはエアロゾルの形態で揮発性成分を提供する材料を含む。エアロゾル生成材料は、任意のタバコ含有材料を含み、例えば、タバコ、タバコ誘導体、エキスパンデッドタバコ、再生タバコ又はタバコ代替品のうちの1つ又は複数を含むことがある。エアロゾル生成材料は、他の非タバコ製品を含むこともあり、製品にもよるが、ニコチンを含むことも含まないこともある。エアロゾル生成材料は、例えば、固体、液体、ゲル、ワックス又は同種物の形態であることがある。エアロゾル生成材料は、例えば、材料の組合せ又は混合物であることもある。エアロゾル生成材料は、「喫煙材」として知られていることもある。
エアロゾル生成材料を加熱し、エアロゾル生成材料の少なくとも一成分を揮発させ、典型的には吸入できるエアロゾルを形成し、エアロゾル生成材料を燃焼も焼却もさせない装置が知られている。そういった装置は、時に、「エアロゾル生成デバイス」、「エアロゾル供給デバイス」、「非燃焼加熱式デバイス」、「タバコ加熱製品デバイス」又は「タバコ加熱デバイス」或いは類似物として説明される。同様に、いわゆるeシガレットデバイスも存在し、これは典型的にはエアロゾル生成材料を、ニコチンを含むことも含まないこともある液体の形態で気化させる。エアロゾル生成材料は、装置の中に挿入できるロッド、カートリッジ又はカセット或いは同種物の形態であるか又はその一部として提供されることがある。エアロゾル生成材料を加熱して揮発させるためのヒーターは、装置の「不変」部品として提供されることがある。
エアロゾル供給デバイスは、加熱用のエアロゾル生成材料を含む物品を受容できる。この文脈での「物品」は、加熱されてエアロゾル生成材料を揮発させるエアロゾル生成材料を使用時に含むか包含し、任意選択で他の構成要素を使用時に含むか包含する構成要素である。使用者は、物品をエアロゾル供給デバイスの中に挿入することができ、それがその後に加熱されてエアロゾルを作り出し、それを使用者が続いて吸入する。物品は、例えば、所定の又は特定のサイズにでき、物品を受容するようにサイズ決めされるデバイスの加熱チャンバの内部に位置するように構成される。
物品、例えば、ロッドの形状の物品は、多くの場合、製品の長さに応じて名前が付けられ、「レギュラー」(通常68~75mmの範囲、例えば、約68mm~約72mm)、「ショート」又は「ミニ」(68mm以下)、「キングサイズ」(通常75~91mmの範囲、例えば、約79mm~約88mm)、「ロング」又は「スーパーキング」(通常91~105mmの範囲、例えば、約94mm~約101mm)、及び、「ウルトラロング」(通常、約110mm~約121mmの範囲)である。
物品は、製品の円周に応じても名前が付けられ、「レギュラー」(約23~25mm)、「ワイド」(25mm超)、「スリム」(約22~23mm)、「デミスリム」(約19~22mm)、「スーパースリム」(約16~19mm)、及び、「マイクロスリム」(約16mm未満)である。
したがって、キングサイズでスーパースリム形態の物品は、例えば、約83mmの長さ、及び、約17mmの円周を有することになる。
各形態は、異なった長さのマウスピースを備えて生産されることがある。マウスピースの長さは、典型的には約10mm~50mmである。チップペーパーは、マウスピースをエアロゾル生成材料に接続し、通常はマウスピースよりも大きく、例えば、3~10mm長い長さを有し、したがって、チップペーパーは、マウスピースをカバーし、例えば基板材料のロッドの形態で、マウスピースをロッドに接続するために、エアロゾル生成材料と重なる。
本明細書で説明される物品や物品のエアロゾル生成材料及びマウスピースは、それらに限定はされないが、上記形態のいずれかで作製できる。
本開示の第1の態様は、液体残留物などの液体を吸収するための吸収性材料を含むエアロゾル供給デバイスを定義する。エアロゾル生成材料を含む物品がデバイスのチャンバの内部で加熱されるとき、エアロゾルがデバイスの内側で冷却及び凝縮できるということが見出されている。例えば、エアロゾルは、チャンバの内側表面に凝縮することができる。この凝縮液又は液体は、チャンバの内側を流れ落ちてデバイスの底部に蓄積することがある。幾つかの例では、デバイスの底部は、掃除用ドアとしても知られているドア又はカバーを備え、洗浄のために使用者がチャンバにアクセスするのを可能にする。液体は、開いたときにカバーから漏出することがある。他の例では、カバー(又はデバイスの底部)は、1つ又は複数の空気入口を備えることがある。液体は、使用中又はデバイスが保管されているときに、空気入口から漏出することがある。更に、液体は、カバーの外側のまわりの空隙から漏出することがある。デバイスからの任意の液体の漏洩を減少させることが望ましい。
幾つかの例では、漏洩は、デバイスから漏出し得る前に液体を吸収することによって減少される。したがって、1つ又は複数の吸収する/吸収性の部材/材料が、チャンバの内部に形成する又は集まる任意の液体を吸収するためにデバイスの内部に配置されることがある。いったん吸収性材料によって吸収されると、液体は、その後の保管期間中に蒸発するか又は吸収性材料の内部に実質上保持されることがある。吸収性材料は、デバイスから取り除き可能にすることができ、したがって、デバイスの内部で掃除及び交換を行う、デバイスの内部を空にして交換を行う、デバイスの内部を空にして掃除及び交換を行う、又は、処分して新たな吸収性材料と交換することができる。
エアロゾル供給デバイス例は、ハウジングを備え、ハウジング/デバイスは、エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口を第1の端部に定める。ハウジング/デバイスは、更に、第2の開口をハウジング/デバイスの第2の端部に定める。第2の開口は、掃除のために使用者がデバイスにアクセスするのを可能にできる。ハウジングは、例えば、外側カバーと1つ又は複数の端部部材とによって少なくとも部分的に画定されることがある。第1の開口は、デバイスの口端に配置されることがある。第2の開口は、デバイスの遠位端部に配置されることがある。第2の端部は、第1の端部から対峙することがある。
チャンバは、第2の開口と第1の開口との間に配置されることがある。チャンバは、1つ又は複数の構成要素によって画定されることがある。例えば、チャンバは、サセプタ又は他の加熱構成要素によって少なくとも部分的に画定されることがある。チャンバは、追加又は代替として、掃除管又は支持体として知られていることもある中空部材によって少なくとも部分的に画定されることがある。中空部材は、サセプタを支持することがある。チャンバの少なくとも一部は、エアロゾル生成材料を受容するように構成される。例えば、サセプタは、エアロゾル生成材料を受容することがある。チャンバは、第1の開口と第2の開口との間に流路又は貫通穴を画定できる。
述べられたように、デバイスは、液体を吸収するための吸収性材料を含む。吸収性材料は、第1の開口に対してよりも第2の開口に対して、より近くに配置、及び/又は、エアロゾル生成材料を受容するように構成されたチャンバの部分の流路の上流に少なくとも部分的に配置できる。エアロゾルは、エアロゾル生成材料を加熱することによって生成され、デバイスに対して使用者が吸入するとき、チャンバを通って第1の開口に向けて引かれる。したがって、吸収性材料は、エアロゾル流路の上流に配置される。吸収性材料は、それ故にデバイスの遠位端部の近くに配置されて、デバイスの遠位端部に向けて流れる液体を吸収する。別言すると、チャンバは、エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションを画定することができる。第1のセクションは、例えば、加熱セクションであり得る。吸収性材料は、第1のセクションと第2の開口又はカバーとの間でデバイスに配置されることがある。デバイスの遠位端部は、例えば、使用中の使用者の口から最も遠いデバイスの底部端部であることがある。液体は、重力に起因してデバイスの遠位端部に向けて流れる可能性がある。凝縮は、デバイスの遠位端部の方で形成することがあり、その理由は、この領域がデバイスの口端よりも冷えているからである。デバイスが使用中(即ち、加熱セッション中)であるとき、エアロゾルは、チャンバを通って第1の開口に向けて引かれる。
デバイスは、ハウジングの内部に配置された少なくとも1つのヒーターを含み、ヒーターは、ハウジング/チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱してエアロゾルを生成するように構成されている。ヒーターは、ヒーター/加熱アセンブリとして知られていることがある。ヒーターは、誘導ヒーター又は抵抗ヒーターにできる。幾つかの例では、ヒーターは、1つ又は複数の誘導子コイルを備えることがある。各誘導子コイルは、サセプタを貫通する変化する磁界を生成するように配置できる。ここで更に詳細に説明されるように、サセプタは、電気伝導物体であり、変化する磁界による貫通によって加熱可能である。エアロゾル生成材料を含む物品は、サセプタの内部に受容、或いは、サセプタの近くに又はサセプタと接触して配置できる。いったん加熱されると、サセプタは、熱をエアロゾル生成材料に伝達し、エアロゾルを放出する。ヒーターは、サセプタを備えることがある。
デバイスは、第2の開口がカバーによって遮断される、カバーされる又は閉じられる第1の位置と、第2の開口が開かれ、カバーされない又は遮断されない第2の位置との間で可動であるカバー又はドアを備えることがある。第2の開口は、第2の開口へのアクセスが可能である限り、「開」であり、例えば、第2の開口は、カバーによって依然として部分的にカバーされていることがある。幾つかの例では、第2の位置では、開口へのアクセスは、カバーによって実質上妨害されない。使用者は、デバイスを掃除するため又は吸収性材料を交換するために、カバーを開くことがある。
チャンバは、エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションと、吸収性材料を受容するための第2のセクションとを有することがある。斯くして、吸収性材料は、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置されることがある。
カバーは、凹所を備えることがあり、吸収性材料は、凹所に少なくとも部分的に配置されることがある。凹所は、吸収性材料が飽和していても、液体がデバイスから漏出するのを停止させることもできる。カバーの内部の凹所は、吸収性材料が使用者によってより容易に取り出され、検査されることを可能にできる。例えば、カバーは開くことができ、使用者は、吸収性材料が掃除や交換を必要としているかどうかをチェックすることができ、吸収性材料に接触することも、吸収性材料をチャンバから取り出すことも必要としない。加えて、吸収性材料をカバーに配置することによって、液体は、ヒーターから更に遠くに収集され、デバイス/チャンバの内側をより清潔に維持でき、任意の液体が、吸収性材料に到達する前に、蒸発するための更なる機会を提供できる。
幾つかの例では、カバーは、デバイスから取外し可能である。これは、使用者が、より容易に吸収性材料を処分すること、及び/又は、任意の過剰な液体を凹所の外に流すことを可能にできる。カバーは、デバイスから完全に取外し可能にできる。
一例では、カバーは、空気が通過するための1つ又は複数のアパーチャを定め、アパーチャは、カバーの凹んだ部分の外側に配置されることがある。斯くして、吸収性材料が飽和されているときでさえ、液体は、カバーから漏出するのを実質上防止される。1つ又は複数のアパーチャは、空気入口として知られていることがある。
使用中に、吸収性材料は、エアロゾル生成材料とカバーとの間に少なくとも部分的に配置されることがある。即ち、吸収性材料及びエアロゾル生成材料は、同時にデバイスの内部に配置されることがある。例えば、エアロゾル生成材料は、チャンバの第1のセクションの内部に配置されることがあり、吸収性材料は、チャンバの第2のセクションに配置されることがあり又はカバーの凹所に配置されることがある。これは、デバイスが使用されているとき(即ち、加熱セッション中)に液体が吸収されるのを可能にする。
吸収性材料は、ポリウレタン発泡体及び高密度ポリウレタン発泡体、スポンジ、紙又は酢酸セルロースなどの発泡体を含むことがある。これらの材料は、軽量で、吸収性を有し、製造が比較的安価である。
吸収性材料は、酢酸セルロース繊維トウを含む場合のある繊維状材料とも呼ばれるフィラメントトウ材料を含むことがある。フィラメントトウは、ポリビニルアルコール(PVOH)、ポリ乳酸(PLA)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリ(1-4ブタンジオールサクシネート)(PBS)、ポリ(ブチレンアジペート-コテレフタレート)(PBAT)、澱粉ベースの材料、綿、脂肪族ポリエステル材料及び多糖ポリマ、又はそれらの組合せなどの繊維を形成するために使用される他の材料を使用して形成することもできる。フィラメントトウは、材料が酢酸セルローストウであるか又はトウが可塑化されていない可能性のあるトリアセチンなどのトウ用の適切な可塑剤を用いて可塑化できる。別途説明のない限り、トウは、任意の適切な仕様を有することができ、繊維は、「Y」形状又は「X」形状などの他の断面を有し、フィラメントデニール値は、フィラメント当たり2~20デニール、例えば、フィラメント当たり4~14デニール、総デニール値は、5,000~50,000、例えば、10,000~40,000の間である。
吸収性材料は、吸収性材料1グラム当たり少なくとも7グラムの水の吸収能力を有することがある。他の例では、吸収能力は、1グラム当たり少なくとも10グラム又は1グラム当たり少なくとも15グラムであることがある。吸収能力は、漏洩なく材料によって保持できる液体の重量を測定する。より高い能力は、吸収性材料が使用中に遭遇する可能性のある十分な量の液体を漏洩なく保持できることを保証するために好適である。例えば、より高い吸収能力は、吸収性材料が空になるか交換することを必要とするまでにエアロゾル供給デバイスのより多くの使用を可能にする。幾つかの例では、独国ワインハイムに本社が置かれたFreudenberg Performance Materialsから、商用名Freudenberg1012の下で、商業的に入手可能である親水性ポリウレタン発泡体が使用される。これは、1グラム当たり20グラムの吸収能力を有する。
このケースでの吸収能力は、平坦な上面を備えた発泡体片などの吸収性材料の試験片に水を注ぐことによって測定される。試験片は、秤量スケールの表面に載せられ、拘束されず、例えば、試験片は、サイズが自由に拡大する。水は、水が吸収性材料から漏洩するか又は吸収性材料の上部に溜まるのが観測されるまで、加えられる。これは、発泡体が飽和されて吸収能力に達したことを示す。この時点の重量は、記録され、試験されたドライ発泡体の知られた重量に基づいて吸収能力を計算するために使用される。
吸収性材料は、少なくとも部分的にチャンバのセクションに配置されることがある。幾つかの例では、チャンバのセクション及び吸収性材料の少なくとも一部は、対応する断面形状を有することがある。これは、吸収性材料が、チャンバの内部に受容されること及び良好な嵌合を提供し以って漏洩を減少させることを可能にする。特定の例では、チャンバ及び吸収性材料は、円形の断面形状を有する。
チャンバのセクションは、管状であることがあり、吸収性材料の少なくとも一部は、管状であることがある。これは、吸収性材料を通るより良好な空気流を可能にする。特定の例では、チャンバのセクションは、円筒状の管であり、吸収性材料の少なくとも一部は、円筒状の管である。
吸収性材料の少なくとも一部は、ガス透過性であることがある。これは、空気が吸収性材料を通って引かれることを可能にする。ガス透過性の吸収性材料は、ガスが、例えば、エアロゾル生成材料を受容するように構成されたチャンバの部分に向かう方向に、それを通過するのを可能にできる。ガス透過性の吸収性材料を通して引くことの作用は、吸収性材料の内部の任意の液体が第1の端部に向けて第2の端部から遠くに引かれるのを引き起こすこともあり、漏洩の可能性を減少させ、液体が蒸発する可能性がより高い使用中のデバイスのより高温の部分に向けて液体を動かす。吸収性材料を通して引くことによって作成される圧力降下は、好ましくは、約200Pa(20mmのH2O)未満、より好ましくは、約100Pa(10mmのH2O)未満、又は50Pa(5mmのH2O)未満である。これは、流路内の吸収性材料の寸法及び材料特性に依存し、定位置の吸収性材料の有無にかかわらず、エアロゾル供給デバイス全体にわたる圧力降下の差を決定することによって試験される。
吸収性材料は、空気が通過するための貫通穴を備えることがある。貫通穴は、それ故に吸収性材料が、減少した圧力降下でガス透過性であることを可能にできる。特定の例では、吸収性材料の少なくとも一部は、チャンバの管状セクションに受容される管を形成する。
吸収性材料は、1つ又は複数の空気入口をカバーすることがある。吸収性材料は、それ故に液体が空気入口から漏出するのを減少させる。述べられたように、空気入口は、カバーに形成されたアパーチャであることがある。
吸収性部材は、基板に支持された吸収性材料を含むことがある。基板は、剛性を提供でき、吸収性材料をデバイスの内部の定位置に維持できる。一例では、基板は、疎水性であり、斯くして、吸収性部材全体を通して次いでデバイスの外への液体浸漬の可能性を減少させる。別の例では、基板は、少なくとも部分的に吸収性であるが、吸収性材料よりも剛性が高い。基板は、吸収性材料よりも低い吸収能力を有することがあり、そのため、吸収部よりも少ない液体を吸収する場合がある。基板は、ガス透過性であることがある。
一例では、吸収性材料は、ブラシの少なくとも一部を形成する。斯くして、ブラシは、吸収性材料を含む。ブラシは、それ故に液体を維持/保持するための吸収性部材として働く。ブラシは、ルースタバコなどの固体粒子を維持することもある。
ブラシは、剛毛やフィラメントの形態の吸収性材料を含むことがある。ブラシは、メッシュの形態の吸収性材料を含むことがある。剛毛、フィラメント及びメッシュは、それらが液体小滴をそれらの構造の内部に維持/保持するという理由で、吸収性材料である。例えば、液体小滴は、剛毛/フィラメント間の空間に捕捉される場合がある。同様に、メッシュは、液体小滴をそれらの間の空間に維持/保持する絡み合った又は織られたストランドの構造を含むことがある。
ブラシは、基板によって支持された吸収性材料を含むことがある。基板は、剛毛、フィラメント又はメッシュが取り付けられる「バックボーン」を形成することがある。
他の例の場合と同様に、吸収性部材は、デバイスから取り出されることがあり、処分されるか又は掃除されてデバイスに元どおりに戻される。
基板は、ハウジングやカバーと係合するための少なくとも1つの係合特徴部を備えることがある。カバーやハウジングは、対応する係合特徴部を有することがある。係合特徴部(複数可)は、吸収性部材が定位置に固定されるのを可能にする。一例では、基板は、ハウジング又はカバーに形成された1つ又は複数の対応するチャネル/ノッチに係合するための1つ又は複数の突起を備える。別の例では、基板は、ハウジング又はカバーに形成された1つ又は複数の対応する突起を受容するための1つ又は複数の凹所を備える。特定の例では、基板の係合特徴部と、カバー又はハウジングの対応する係合特徴部とは、バヨネットロック機構を形成する。
チャンバは、吸収性材料からエアロゾル生成材料を分離するためのバリアを備えることがある。バリアは、遮断部材として知られていることがある。バリアは、チャンバの少なくとも一部を形成することがある中空管/支持体の端部によって画定されることがある。例えば、中空管/支持体は、段部を形成するチャンバの残部よりも狭い幅を有することがあり、したがって、中空管の端部は、チャンバに受容されると、エアロゾル生成材料に当接し、エアロゾル生成材料が吸収性材料と接触するのを停止させる。バリアは、吸収性材料の下流のチャンバに配置又は挿入される別個の部分であってもよい。バリアが別個の部分であるとき、チャンバにバリアを保持するための1つ又は複数の維持特徴部を備えることがある。エアロゾル生成材料は、それ故に中空管/支持体に進入するのを防止され得る。吸収性材料は、中空管に配置されてもよいし、カバーの凹所に配置されてもよい。いずれにしても、バリアは、エアロゾル生成材料と吸収性材料との間の接触を防止することによって、エアロゾル生成材料が湿潤する可能性を減少させる。
デバイスは、液体がエアロゾル供給デバイスから漏出するのを実質上防止するために、ハウジングの内部に配置される疎水性層などの疎水性材料を更に含むことがある。例えば、疎水性材料は、カバーが第1の位置に配置されるときに、カバーを越して液体が漏洩するのを実質上防止できる。疎水性材料は、吸収性材料を通してカバーの外への液体の浸漬を停止させる液体不透過性層を提供する。
特定の例では、吸収性材料は、疎水性材料よりも第1の開口に近く配置される(即ち、吸収性材料は、疎水性材料とエアロゾル生成材料との間に配置される)。疎水性材料は、それ故に吸収性材料を通して浸漬する任意の液体を停止できる。代替の例では、疎水性材料は、吸収性材料よりも第1の開口に近く配置される(即ち、疎水性材料は、吸収性材料とエアロゾル生成材料との間に配置される)。疎水性材料及び吸収性材料は、カバーの凹所に配置されることがある。代替として、疎水性材料及び吸収性材料の一方は、カバーの凹所に配置されることがある。吸収性材料がチャンバの内部に少なくとも部分的に配置され、疎水性材料がカバーの凹所の内部に配置されることが好ましい。
幾つかの例では、チャンバの少なくとも一部分は、液体が吸収性材料に向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む。これは、チャンバの内側の残留物の凝固の可能性を減少させるのに役立つ。
幾つかの例では、チャンバの少なくとも一部は、ポリプロピレン又はポリエチレンから形成される。チャンバの一部は、或る特定の例ではポリプロピレン又はポリエチレンの層にコーティングされることがある。ポリプロピレン及びポリエチレンは、疎水性材料の例である。
特定の例では、チャンバ表面の少なくとも一部は、表面の疎水性を増加させるために変更される。表面を変更する一例は、表面が研摩面であるように表面を研摩することである。
吸収性材料を含む例では、吸収性材料の少なくとも一部は、吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっていることを示すための視覚的指示を提供するように構成されることがある。例えば、吸収性材料は、所定の量の液体が吸収性材料によって吸収されたとき、又は、吸収性材料が所定の長さの時間の間使用されたときに、交換又は掃除できる状態になっていることがある。
一例では、視覚的指示は、吸収性材料の一部分の色の変化である。例えば、吸収性材料は、第1の色から第2の色に変化するように構成されることがあり、第1の色と第2の色は異なる(又は少なくとも相互に区別可能である)。
幾つかの例では、液体は第3の色を有し、第2の色は第3の色と異なる。斯くして、吸収性材料は、液体と同じ色に転じないことがある。
色の変化は、吸収性材料の全体にわたって不均一に起こることがある。例えば、エアロゾル生成材料に最も近い吸収性材料の端部は、先ず色を変化させることがあり、エアロゾル生成材料から最も遠い方の端部は、後の時点で色を変化させることがある。使用者は、吸収性材料の全体が色を変化させたときに、吸収性材料を掃除又は交換することがある。他の例では、色の変化は、吸収性材料の全体にわたって実質上均一に起こることがある。使用者は、色のシェードがそうすることを示唆するときに、吸収性材料を掃除又は交換してよい。
一例では、色の変化は、pH値の変化に起因して起こる。吸収性材料は、それ故に視覚的指示を提供するために染料などの化学的インジケーターを含むことがある。斯くして、一例では、吸収性材料は、液体のpH値の結果として色を変化させる。
別の例では、色の変化は、温度の変化に起因して起こる。吸収性材料は、それ故に液体の熱などの熱への曝露に起因して色を変化させる場合がある。
一例では、吸収性材料は、シェルの内部に着色インジケーターを含むカプセルを含み、シェルは、視覚的指示を提供するために着色インジケーターを分解及び解放するように構成される。シェルは、それ故に経時的に分解する場合がある。一例では、シェルは、溶解可能であり、液体への曝露に起因して溶解する。次いで、染料などの着色インジケーターは、シェルが溶解したときにカプセルから漏出できる。一例では、シェルは、液体中の水やグリセロールの存在に起因して溶解する。シェルは、シェルがデバイスの外側で及び/又は空気中の水分に起因して不使用時に分解しないことを保証するために、水ではなくグリセロールの存在に起因して溶解することが好ましい。別の例では、シェルは、液体中の1つ又は複数の化学品との化学反応に起因して分解する。更なる例では、シェルは、デバイスの内部の熱への曝露に起因して分解する。特定の例では、複数のカプセルが存在し、各々が着色インジケーターをシェルの内部に含み、各シェルは、異なった時間に分解するように構成される。例えば、第1のカプセルは、1つの加熱セッションの後に第1の色化学的インジケーターを放出でき、第2のカプセルは、別の加熱セッションの後に第2の化学的インジケーターを放出できる。各カプセルは、シェルが異なった時間に分解するように、異なったシェル厚さを有する場合がある。
一例では、吸収性材料の第1の部分は、吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっていることを示すための視覚的指示を提供するように構成される。吸収性材料の第2の部分は、異なった視覚的指示を提供することがあり、又は、視覚的指示を提供しないことがある。
幾つかの例では、第1の部分は、第1の色から第2の色に変化するように構成されることがあり、第1の色と第2の色は異なる(又は少なくとも相互に区別可能である)。液体は、第3の色を有することがあり、第2の部分は、第4の色から第3の色に変化するように構成されることがある。斯くして、幾つかの例では、第1の部分は、液体の色とは異なる色に変化するように構成され、第2の部分は、液体によって自然に着色されるだけであり、そのため第1の部分と同じ色に変化しない。
特定の例では、第1の部分は、吸収性材料の第1の端部に配置され、第2の部分は、吸収性材料の第2の端部に配置され、第1の端部は、エアロゾル生成材料から最も遠い端部(即ち、吸収性材料の遠位端部)であり、第2の端部は、エアロゾル生成材料に最も近い端部(即ち、近位端部)である。これは、液体が吸収性材料の全長に浸透したことを示し、そのため吸収性材料が掃除又は交換できる状態になっていることを示すため、有用であり得る。
幾つかの例では、1つ又は複数の化学的インジケーター又は染料は、食品医薬品局(FDA)によって、一般に安全と認められている(Generally Recognised As Safe(GRAS))。例えば、染料は、食品として許容でき、任意選択で、食品グレードの材料にできる。化学的インジケーターは、それ故に非毒性であり、摂取しても安全である。これは、インジケーターが加熱されてエアロゾル化されることがあり、そのため使用者によって吸入又は摂取されることがあるため、有用である。
一例では、視覚的指示は、特定のパターンの外観を含む。例えば、1つ又は複数のマーキング又は印が、吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっているときに出現することがある。幾つかの例では、パターンは、吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっているときに、第1のパターンから第2のパターンに変化する。特定のパターンの外観は、色の変化を含むこともある。
幾つかの例では、視覚的指示は、デバイスの外側カバーの窓や開口を通してなど、デバイスの外側から見ることができる。他の例では、視覚的指示は、カバーを開くと見ることができる。
本開示の第2の態様によれば、エアロゾル供給デバイス内で液体を吸収するための吸収性部材が提供され、吸収性部材は、基板によって支持された吸収性材料を含み、吸収性部材は、エアロゾル生成材料に隣り合うエアロゾル供給デバイスのチャンバ又はドアに少なくとも部分的に受容されるように構成される。
一例では、吸収性材料は、チャンバに少なくとも部分的に受容されることがあり、基板は、エアロゾル供給デバイスのカバーの凹所の内部に少なくとも部分的に配置されることがある。別の例では、吸収性材料及び基板は、双方がエアロゾル供給デバイスのカバーの凹所の内部に少なくとも部分的に配置されることがある。別の例では、吸収性材料及び基板は、双方がチャンバに少なくとも部分的に受容されることがある。
吸収性材料は、第1の態様に関連して説明される特徴部のいずれかを備えることがある。
一例では、吸収性材料及び基板は、双方が、空気が吸収性部材を通過するための貫通穴を備える。基板は、疎水性であることがある。
本開示の第3の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供され、エアロゾル供給デバイスから液体が漏出することを実質上防止するために、ハウジングの内部に配置される疎水性層などの疎水性材料を含む。したがって、吸収性材料に代えて、又はそれに加えて、デバイスは、デバイスから液体が漏出するのを防止するために、疎水性材料を有する。疎水性材料は、デバイスから液体が漏出するのを実質上防止する液体不透過性層を提供する。疎水性材料は、それ故にデバイスの内部に液体バリアを形成する。疎水性材料は、例えば、膜にできる。幾つかの例では、デバイスは、カバーやドアを備えることがあり、疎水性材料は、カバーが第1/閉位置に配置されるときに、カバーを越えて液体が漏洩するのを実質上防止するように構成されることがある。液体の漏洩を防止することは、液体の漏洩を減少又は排除することを含むことがある。
疎水性材料は、第1の開口に対してよりも第2の開口に対して、より近くに配置されることがある。エアロゾルは、エアロゾル生成材料を加熱することによって生成され、デバイスに対して使用者が吸入するとき、チャンバを通って第1の開口に向けて引かれる。したがって、疎水性材料は、エアロゾル流路の上流に配置されることがある。疎水性材料は、それ故にデバイスの遠位端部の近くに配置され、デバイスの遠位端部に向けて流れる液体を収集する。別言すると、チャンバは、エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションを画定できる。第1のセクションは、例えば、加熱セクションにできる。疎水性材料は、第1のセクションと第2の開口又はカバーとの間でデバイスに配置されることがある。
疎水性材料は、液体がその上に溜まることができるバリアとして働くことができる。使用者がカバーを開いたとき、液体は、疎水性材料から流し出すことができる。
チャンバは、エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションと、疎水性材料を受容するための第2のセクションとを有することがある。斯くして、疎水性材料は、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置されることがある。
疎水性材料の少なくとも一部は、カバーと第2の端部/開口との間に配置されることがある。即ち、疎水性材料の少なくとも一部は、チャンバの内部に配置されないことがある。疎水性材料は、例えば、カバーの内側凹所に少なくとも部分的に配置されることがあり、又は、カバーの外側表面に配置されることがある。
述べられたように、カバーは、凹所を備えることがあり、疎水性材料は、凹所に少なくとも部分的に配置されることがある。カバーの内部の凹所は、より容易に疎水性材料から液体が流れ出るのを可能にすることができる。例えば、カバーは、開くことができ、液体(疎水性材料の上部に溜まっていることがある)は、デバイスの外に流すことができる。加えて、疎水性材料をカバーに配置することによって、液体は、ヒーターから更に遠くに収集され、デバイス/チャンバの内側をより清潔に維持できる。
使用中に、疎水性材料は、エアロゾル生成材料とカバーとの間に少なくとも部分的に配置されることがある。即ち、疎水性材料及びエアロゾル生成材料は、デバイスの内部に同時に配置されることがある。例えば、エアロゾル生成材料は、チャンバの第1のセクションの内部に配置されることがあり、疎水性材料は、チャンバの第2のセクションに配置されることがあり、又は、カバーの凹所に配置されることがある。これは、デバイスが使用されているとき(即ち、加熱セッション中)に、液体が漏洩するのを実質上防止されることを意味する。
カバーは、空気が通過するための1つ又は複数のアパーチャを定めることがあり、疎水性材料は、液体が1つ又は複数のアパーチャを通過するのを防止するために、ハウジングの内部に配置されることがある。アパーチャは、空気入口として知られていることがある。例えば、疎水性材料は、ガス透過性であることがあり、1つ又は複数のアパーチャをカバーするように配置される。1つ又は複数のアパーチャは、例えば、カバーに形成されることがある。
述べられたように、カバーは、凹所を備えることがあり、凹所は、基部と、基部から延びる1つ又は複数の側壁とを備えることがある。疎水性材料は、第1の表面積を有することがあり、基部は、第2の表面積を有することがあり、第1の表面積は、第2の表面積よりも大きい。斯くして、疎水性材料が凹所に受容されるとき、疎水性材料は、液体を収集するためのレセプタクル又はリザーバを形成するために、側壁(複数可)まで少なくとも部分的に延びることがある。一例では、疎水性材料は、疎水性材料をベースに接着するための接着層を含む。これは、デバイスが反転された場合に、疎水性材料が緩んでくるのを阻止する。
疎水性材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)を含むことがある。PETは、軽量、柔軟、安価であり、高い融点を有する(加熱セッション中に疎水性材料が変形するのを避けるため)。
チャンバは、エアロゾル生成材料を疎水性材料から分離するためのバリアを備えることがある。バリアは、吸収性材料と組み合わせて上で議論されたようにできる。
チャンバは、エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションと、疎水性材料を受容するための第2のセクションとを画定することがあり、第1のセクションは、第2のセクションよりも第1の開口に近く配置される。
幾つかの例では、デバイスは、吸収する/吸収性の部材/材料を更に含む。特定の例では、吸収性材料は、疎水性材料よりも第1の開口に近く配置される(即ち、吸収性材料は、疎水性材料とエアロゾル生成材料との間に配置される)。疎水性材料は、それ故に吸収性材料を通して浸漬する任意の液体を停止できる。代替の例では、疎水性材料は、吸収性材料よりも第1の開口に近く配置される(即ち、疎水性材料は、吸収性材料とエアロゾル生成材料との間に配置される)。疎水性材料及び吸収性材料は、カバーの凹所に配置されることがある。代替として、疎水性材料及び吸収性材料の一方は、カバーの凹所に配置されることがある。吸収性材料がチャンバの内部に少なくとも部分的に配置され、疎水性材料がカバーの凹所の内部に配置されることが好ましい。吸収性材料は、第1又は第2の態様に関連して説明される特徴部のいずれかを備えることがある。
幾つかの例では、チャンバの少なくとも一部分は、液体が疎水性材料に向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む。
本開示の第4の態様は、取り除き可能/取外し可能なカバー/ドアを備えるエアロゾル供給デバイスを定義する。カバーは、それ故にチャンバから液体を受容するように構成され、収集された液体が処分されるのを可能にするために取外しできる。取外し可能なカバーは、使用者が液体及び/又は吸収性/疎水性材料(存在する場合)をより容易に処分することを可能にできる。カバーの取外し可能な性質は、カバーを掃除することも可能にすることができ、それはデバイス自体が耐水性でない場合に特に有用である。
幾つかの例では、カバーは、液体を受容するための液体リザーバを備える。幾つかの例では、液体リザーバは、液体を保持する。カバーは、(i)液体がリザーバの中に流れ込むのを可能にし、(ii)液体がリザーバから流れ出るのを実質上制限するように構成されることがある。例えば、カバーは、液体がリザーバから漏出するのを停止するための一方向弁を備えることがある。代替として、リザーバは、液体が入ることを可能にするが液体が出ることを制限するように形状付けされた開口を有することがある。
幾つかの例では、カバーは、吸収性材料を含む。例えば、カバーは、凹所を備えることがあり、吸収性材料は、凹所に少なくとも部分的に配置される。幾つかの例では、吸収性材料は、取り除き可能にカバーに接着される。使用者は、吸収性材料を取り出して、清潔な吸収性材料をカバー上に戻して接着する前に、吸収性材料の掃除又は処分のいずれかを行うことができる。更なる例では、吸収性材料は、カバーから取り除き/取外し可能ではない。ドアは、吸収性材料が掃除できるように、取外しできる。
幾つかの例では、カバーは、疎水性材料を含む。例えば、カバーは、凹所を備えることがあり、疎水性材料は、凹所に少なくとも部分的に配置される。幾つかの例では、疎水性材料は、取り除き可能にカバーに接着される。使用者は、疎水性材料を取り出して、清潔な疎水性材料をカバー上に戻して接着する前に、疎水性材料の掃除又は処分のいずれかを行うことができる。
幾つかの例では、チャンバの少なくとも一部分は、液体がカバーに向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む。
第4の態様のデバイスは、第1、第2又は第3の態様に関連して説明される特徴部のいずれかを備えることがある。
別の態様によれば、エアロゾル供給デバイスが提供され、エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口を前記ハウジングの第2の端部に定める、ハウジングを備える。デバイスは、第2の開口と第1の開口との間に配置されるチャンバを更に備え、チャンバの少なくとも一部は、エアロゾル生成材料を受容するように構成される。デバイスは、ハウジングの内部に配置され、チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターを更に備える。デバイスは、チャンバからの残留物を受容及び保持するように構成されたブラシを更に備える。使用中に、エアロゾルは、流路に沿ってチャンバを通って第1の開口に向けて引かれ、ブラシは、エアロゾル生成材料を受容するように構成されたチャンバの部分の上流に少なくとも部分的に配置される。
幾つかの例では、ブラシは、チャンバからの液体残留物を受容及び保持する。他の例では、ブラシは、チャンバから固体残留物を受容及び保持する。ブラシは、デバイスから取り出して、掃除又は処分することができる。ブラシは、チャンバに完全に配置されることがあり、又は、チャンバに部分的に配置されることがある。幾つかの例では、カバー/ドアは、凹所を備え、ブラシは、凹所に少なくとも部分的に配置される。
一例では、ブラシは、吸収性材料を含む。ブラシは、それ故に吸収性部材として働き、液体を吸収/維持できる。
本発明の別の態様によれば、システムは、上で議論されたようなエアロゾル生成デバイスと、チャンバに包含されるか又は包含可能であるエアロゾル生成材料とを含む。幾つかの例では、エアロゾル生成材料は、エアロゾル生成物品の一部を含む。
図1は、エアロゾル生成媒体/材料からエアロゾルを生成するためのエアロゾル供給デバイス100の一例を示す。広義の要綱では、デバイス100は、デバイス100の使用者によって吸入されるエアロゾルや他の吸入可能な媒体を生成するために、エアロゾル生成媒体を含む交換可能な物品110を加熱するように使用されてもよい。デバイスは、非燃焼加熱式デバイスとしても知られているタバコ加熱デバイスである。
デバイス100は、デバイス100の様々な構成要素を囲んで収容するハウジング102(外側カバーによって少なくとも部分的に画定される)を備える。デバイス100又はハウジング102は、第1の開口104を一端部に有し、第1の開口を通して物品110は、加熱アセンブリによる加熱のために挿入できる。使用中に、物品110は、加熱チャンバの中に全体的又は部分的に挿入でき、そこではヒーター/ヒーターアセンブリの1つ又は複数の構成要素によって加熱できる。
この例のデバイス100は、物品110が定位置にないときに第1の開口104を閉じるために第1の端部部材106に対して可動である蓋108を備える第1の端部部材106を具備する。図1では、蓋108は、開いた構成で示されているが、蓋108は、閉じた構成に移ることができる。例えば、使用者は、蓋108が矢印「A」の方向に摺動するのを引き起こすことができる。
デバイス100は、押されたときにデバイス100を動作させるボタンやスイッチなどの使用者操作式の制御要素112を含むこともある。例えば、使用者は、スイッチ112を操作することによって、デバイス100をオンにすることができる。
デバイス100は、デバイス100のバッテリーを充電するためのケーブルを受容できるソケット/ポート114などの電気構成要素を備えることもある。例えば、ソケット114は、USB充電ポートなどの充電ポートにできる。
図2は、図1のデバイス100を示しており、外側カバー102が取り出されて物品110が存在しない。デバイス100は、長手軸線134を定める。
図2に示されたように、第1の端部部材106は、デバイス100の一端部に配置され、第2の端部部材116は、デバイス100の反対端に配置される。第1及び第2の端部部材106、116は、デバイス100の端面を共に少なくとも部分的に画定する。例えば、第2の端部部材116の底面は、デバイス100の底面を少なくとも部分的に画定する。この例では、蓋108は、デバイス100の上面の一部も画定する。第1及び第2の端部部材106、116は、ハウジングが第1の開口104を画定するように、デバイスハウジングの一部である。
第1の開口104に最も近いデバイス100の端部は、デバイス100の近位端部(又は口端)として知られていることがあるが、その理由は、使用中に、それが使用者の口に最も近いからである。使用中に、使用者は、物品110を第1の開口104の中に挿入し、使用者制御器112を操作してエアロゾル生成材料の加熱を開始し、デバイスで生成されたエアロゾルを吸引する。これは、エアロゾルが流路に沿ってデバイス100を通ってデバイス100の近位端部に向けて流れることを引き起こす。
第1の開口104から最も遠いデバイスの他方の端部は、デバイス100の遠位端部として知られていることがあるが、その理由は、使用中に、それが使用者の口から最も遠い端部だからである。使用者がデバイスで生成されたエアロゾルを吸引すると、エアロゾルは、デバイス100の遠位端部から遠くに流れる。
デバイス100は、電源118を更に備える。電源118は、例えば、充電式バッテリーや非充電式バッテリーなどのバッテリーにできる。バッテリーは、加熱アセンブリに電気的に結合されており、必要に応じて制御装置(図示せず)の制御下で電力を供給し、エアロゾル生成材料を加熱する。この例では、バッテリーは、バッテリー118を定位置に維持する中央支持体120に接続されている。
デバイスは、少なくとも1つの電子モジュール122を更に備える。電子モジュール122は、例えば、印刷回路基板(PCB)を備えることがある。PCB122は、プロセッサなどの少なくとも1つの制御装置やメモリを支持することがある。PCB122は、デバイス100の様々な電子構成要素を電気的に互いに接続するための1つ又は複数の電気的トラックを備えることもある。例えば、バッテリー端子は、電力がデバイス100全体に分配され得るように、PCB122に電気的に接続されることがある。ソケット114は、電気的トラックを介してバッテリーに電気的に結合されることもある。
デバイス例100では、加熱アセンブリは、誘導加熱アセンブリであり、誘導加熱プロセスを介して物品110のエアロゾル生成材料を加熱するための様々な構成要素を備える。誘導加熱は、電磁誘導によって(サセプタなどの)電気伝導体を加熱するプロセスである。誘導加熱アセンブリは、誘導要素、例えば、1つ又は複数の誘導コイルと、誘導要素を介して交流電流などの変化する電流を通すためのデバイスとを備えることがある。誘導要素の変化する電流は、変化する磁界を産生する。変化する磁界は、誘導要素に対して適切に配置されたサセプタを貫通し、サセプタの内側に渦電流を生成する。サセプタは、渦電流に対する電気抵抗を有し、したがって、この抵抗に対する渦電流の流れは、サセプタがジュール加熱によって加熱されることを引き起こす。サセプタが鉄、ニッケル又はコバルトなどの強磁性材料を含むケースでは、熱は、サセプタの磁気ヒステリシス損によって、即ち、変化する磁界とのそれらの整列の結果としての磁気材料の磁気双極子の変化する配向によって、生成されることもある。誘導加熱では、例えば、伝導による加熱と比較して、熱は、サセプタの内側で生成され、急速加熱を可能にする。更に、物理的接触は、誘導ヒーターとサセプタとの間に何ら必要性が存在せず、構造及び用途における強化された自由度を可能にする。
デバイス例100の誘導加熱アセンブリは、サセプタ構成体132(本明細書では、「サセプタ」と呼ばれる)と、第1の誘導子コイル124と、第2の誘導子コイル126とを備える。第1及び第2の誘導子コイル124、126は、電気伝導材料から作製される。この例では、第1及び第2の誘導子コイル124、126は、誘導子コイル124、126を提供するために概して螺旋の様式で巻かれるリッツワイヤ/ケーブルなどのマルチストランドワイヤから作製される。リッツワイヤは、各々絶縁されて、単一のワイヤを形成するために互いに捩り合わされる複数のワイヤストランドを含む。リッツワイヤは、伝導体の表皮効果損失を減少させるように設計される。デバイス例100では、第1及び第2の誘導子コイル124、126は、矩形の断面を有する銅製リッツワイヤから作製される。他の例では、リッツワイヤは、他の形状の断面を有する場合がある。
第1の誘導子コイル124は、サセプタ132の第1のセクションを加熱するための第1の変化する磁界を生成するように構成され、第2の誘導子コイル126は、サセプタ132の第2のセクションを加熱するための第2の変化する磁界を生成するように構成される。この例では、第1の誘導子コイル124は、デバイス100の長手軸線134に平行な方向において第2の誘導子コイル126に隣り合っている。第1及び第2の誘導子コイル124、126の端部130は、PCB122に連結できる。
第1及び第2の誘導子コイル124、126が、幾つかの例では、相互に異なった少なくとも1つの特性を有することができることが理解されよう。例えば、第1の誘導子コイル124は、第2の誘導子コイル126とは異なった少なくとも1つの特性を有することができる。より具体的には、一例では、第1の誘導子コイル124は、第2の誘導子コイル126とは異なったインダクタンスの値を有することがある。図2では、第1及び第2の誘導子コイル124、126は、第1の誘導子コイル124が第2の誘導子コイル126よりも小さいサセプタ132のセクションの上に巻かれるように、異なった長さからなる。斯くして、第1の誘導子コイル124は、第2の誘導子コイル126とは異なった巻き数を含むことがある(個々の巻き間の間隔が実質上同じであると仮定する)。更に別の例では、第1の誘導子コイル124は、第2の誘導子コイル126とは異なった材料から作製されることがある。幾つかの例では、第1及び第2の誘導子コイル124、126は、実質上同じであることがある。
この例のサセプタ132は、中空であり、それ故にエアロゾル生成材料がその内部に受容されるチャンバの少なくとも一部を画定する。例えば、物品110は、サセプタ132の中に挿入できる。この例では、サセプタ120は、管状であって円形断面を備える。
サセプタ132と第1及び第2の誘導子コイル124、126は、ヒーター/ヒーターアセンブリの少なくとも一部を形成することがある。加熱されたサセプタ132は、それ故にハウジング/デバイスの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱する。
図2のデバイス100は、概して管状であってサセプタ132を少なくとも部分的に囲むことのある絶縁部材128を更に備える。絶縁部材128は、例えば、プラスチックなどの任意の絶縁材料から構築できる。この特定の例では、絶縁部材は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から構築される。絶縁部材128は、デバイス100の様々な構成要素を、サセプタ132で生成される熱から絶縁するのに役立つことがある。
絶縁部材128は、第1及び第2の誘導子コイル124、126を全体的又は部分的に支持することもできる。例えば、図2に示されたように、第1及び第2の誘導子コイル124、126は、絶縁部材128のまわりに配置されて、絶縁部材128の半径方向外表面と接触する。幾つかの例では、絶縁部材128は、第1及び第2の誘導子コイル124、126に当接しない。例えば、小さいギャップは、絶縁部材128の外側表面と第1及び第2の誘導子コイル124、126の内側表面との間に存在することがある。
特定の例では、サセプタ132、絶縁部材128、並びに第1及び第2の誘導子コイル124、126は、サセプタ132の中心長手軸線を中心として同軸である。
図3は、部分断面のデバイス100の側面図を示す。外側カバー102は、この例では存在する。
デバイス100は、サセプタ132を定位置に維持するためにサセプタ132の一端部に係合する支持体136を更に備える。支持体136は、第2の端部部材116に連結される。支持体136は、中空部材、中空管、又は掃除管として知られていることもある。
デバイスは、制御要素112の内部に関連する第2の印刷回路基板138を備えることもある。
デバイス100は、この例ではドア140であるカバーと、デバイス100の遠位端部に向けて配置されるばね142とを更に備える。ばね142は、ドア140が開かれるのを可能にして、ハウジングに形成された第2の開口へのアクセスを提供する。第2の開口は、例えば、支持体136の端部によって画定されることがある。第2の開口を通して、使用者は、チャンバにアクセスしてサセプタ132及び/又は支持体136を掃除できる。デバイス100又はハウジング102は、それ故に第2の開口をデバイス/ハウジングの第2の端部に画定する。同様に、デバイス100又はハウジング102は、第1の開口部104をデバイス/ハウジングの第1の端部に画定する。第1及び第2の端部は、相互に対向することがある。チャンバ又はチャネルは、ドア140と第1の開口104との間に形成される。例えば、チャンバ/チャネルは、支持体136及びサセプタ132によって少なくとも部分的に画定できる。ドア140は、2つの位置間を動くことができる。第1の位置では、第2の開口は、ドア140によってカバーされ、第2の位置では、第2の開口は、ドア140によってカバーされない。
デバイス100は、サセプタ132の近位端部から離れる方へデバイスの第1の開口104に向けて延びる拡張チャンバ144を更に備える。拡張チャンバ144の内部に少なくとも部分的に位置するのは、保持クリップ146であり、デバイス100の内部に受容されたときに物品110に当接して維持する。拡張チャンバ144は、端部部材106に連結される。膨張チャンバ144は、チャンバ/チャネルの少なくとも一部を画定することもある。
図4は、図1のデバイス100の分解図であり、外側カバー102が省略されている。
図5のFig.5Aは、図1のデバイス100の一部の断面を示す。図5のFig.5Bは、Fig.5Aの領域の拡大図を示す。Fig.5A及びFig.5Bは、サセプタ132の内部に受容された物品110を示し、物品110は、物品110の外側表面がサセプタ132の内側表面に当接するように寸法決めされる。この例の物品110は、エアロゾル生成材料110aを含む。エアロゾル生成材料110aは、サセプタ132の内部に配置される。物品110は、フィルタ、包装材料及び/又は冷却構造などの他の構成要素を備えることもある。
Fig.5Bが示すのは、サセプタ132の外側表面が、誘導子コイル124、126の内側表面から、サセプタ132の長手軸線158に垂直な方向に測定された距離150によって、離隔されることである。1つの特定の例では、距離150は、約3mm~4mm、約3mm~3.5mm、又は約3.25mmである。
Fig.5Bが更に示すのは、絶縁部材128の外側表面が、誘導子コイル124、126の内側表面から、サセプタ132の長手軸線158に垂直な方向に測定された距離152によって、離隔されることである。1つの特定の例では、距離152は、約0.05mmである。別の例では、距離152は、実質上、0mmであり、したがって、誘導子コイル124、126は、絶縁部材128に当接及び接触する。
一例では、サセプタ132は、約0.025mm~1mm、又は約0.05mmの壁厚さ154を有する。
一例では、サセプタ132は、約40mm~60mm、約40mm~45mm、又は約44.5mmの長さを有する。
一例では、絶縁部材128は、約0.25mm~2mm、0.25mm~1mm、又は約0.5mmの壁厚さ156を有する。
図6Aは、デバイス100の遠位端部/底部端部を示す。図6Aでは、ドア140は、チャンバへの第2の開口が閉じられる第1の位置に配置される。1つ又は複数のアパーチャ160は、空気入口をドア内部に形成する。空気は、アパーチャ160を介してチャンバの中に引き、デバイス100を通して第1の開口104に向けて通すことができる。
図6Bは、デバイス100の遠位端部/底部端部を示し、ドア140が省略されている。ばね142と支持体136の底部端部が見える。支持体136の端部及び/又は第2の端部部材116は、第2の開口162を画定する。支持体136及びサセプタ132は、第2の開口162を介して掃除できる。例えば、掃除道具は、チャンバの中に導入できる。
図7は、エアロゾル供給デバイスの斜視図を示し、加熱アセンブリの或る特定の構成要素が省略されている。例えば、第2の誘導子コイル126は、省略されている。サセプタ132及び支持体136は、空気及びエアロゾルがそれを通って流れることができるチャンバを少なくとも部分的に画定する。サセプタ132は、エアロゾル生成材料を受容するチャンバの第1のセクションを形成することがある。支持体136は、サセプタ132の一端部を支持し、チャンバの第2のセクションを形成することがある。
エアロゾル生成材料を含む物品がデバイス100のチャンバの内部で加熱されるときに、エアロゾルがデバイスの内側で冷却及び凝縮することができるということが見出されている。例えば、エアロゾルは、サセプタよりも冷えている支持体136の内側表面上に凝縮することができる。凝縮は、使用後に冷却するとき又はサセプタの異なった部分が異なった温度に加熱されるときに、サセプタ132上で起こることもある。この凝縮液又は液体は、チャンバの内側を流れ落ちてデバイスの底部に蓄積することがある。例えば、液体は、ドア140に蓄積することがある。液体は、その後、ドア140に形成されたアパーチャ160から漏出することがあり、又は、ドアの周辺あたりに漏洩することがある。更に、液体は、扉140が開かれるときに、漏出することがある。
この液体を、デバイスから漏出する可能性がある前に吸収することは、有用であることがある。したがって、幾つかの例では、1つ又は複数の吸収性材料が、チャンバの内部に形成する又は集まる液体がある場合にそれを吸収するためにデバイス100の内部に配置されることがある。吸収性材料は、デバイスから取り除き可能にでき、したがって、デバイスの内部で掃除や交換をすることができ、又は、処分して新たな吸収性材料と交換してもよい。図8~図13及び図17は、異なった形状及び構造の様々な吸収性部材及び吸収性材料を示しており、それらは、液体がデバイス100から漏出するのを防止するために、デバイスの内部で使用できる。
別の例では、有用であり得るのは、液体を収集することであり、液体がドア140を越してデバイス100から漏出するのを防止するためである。したがって、幾つかの例では、1つ又は複数の疎水性層又は疎水性膜の形態の疎水性材料は、液体が漏洩するのを防止するために、デバイス100の内部に配置されることがある。疎水性層は、液体に対して不透過性である層である。液体は、次いで、疎水性層上に蓄積することができる。図14~図17は、疎水性層を示し、これは液体がデバイス100から漏出するのを防止するために使用できる。
図8は、吸収性材料を含み、エアロゾル供給デバイスのチャンバの内部に配置される第1の吸収性部材164の断面図を示す。特に、吸収性部材164は、支持体136の内部に配置され、第2の開口に隣り合う支持体136の端部に向けて配置される。したがって、吸収性部材164は、第1の開口104に対してよりも第2の開口162に対して、より近くに配置される。エアロゾル生成材料がチャンバ(サセプタ132などの)に受容され、ドア140が第1の位置にあるときに、吸収性部材164は、ドア140とエアロゾル生成材料との間のチャンバの内部に配置される。
この例では、吸収性部材164は、酢酸セルロースから作製され、それ故に吸収性部材164と接触する液体を吸収及び維持できる。他の例では、吸収性部材164は、紙又は発泡体などの他の吸収性材料から作製される。
図9は、吸収性部材164の斜視図を示す。吸収性部材は、管状であり、概して円筒状であり、長さが5mm~20mmの間、例えば、約10mmである。吸収性部材164は、それ故に円形の断面形状を有する。図8では、吸収性部材164は、支持体136によって画定されるチャンバのセクションに配置される。支持体136は、同じく管状であり、吸収性部材164の断面形状に対応する円形の断面形状を有する。支持体136の内径は、吸収性部材164の外径166と実質上同じであり、支持体の内部で締まり嵌めなどの緊密な嵌合を提供し、吸収性部材の外側表面のまわりの漏洩を減少させる。例えば、吸収性部材の直径は、4mm~5mmの間、好ましくは、4.4mm~4.6mmの間である場合があり、支持体の対応する内径を有する。この締まり嵌めは、吸収性部材164を定位置に維持するのに役立つ場合もある。支持体136の内径は、吸収性部材がチャンバに受容されるとき圧縮状態になるように、吸収性部材164の外径166よりも僅かに小さくできる。この圧縮状態が保証できることは、吸収性部材164が、吸収性部材164のまわりの全ての位置で、チャンバの内側表面に当接して、液体が吸収性部材164のまわりに流れるのを実質上防止することである。
図8及び図9の例では、吸収性部材164は、アパーチャ160のうちの1つ又は複数の近くに配置される。吸収性部材164は、それ故に空気が吸収性部材164を通って流れるのを可能にするガス透過性である。例えば、空気は、アパーチャ160を通して、また、吸収性部材164を通して、チャンバに沿って更に配置されたエアロゾル生成材料に向けて、引かれることがある。この例では、吸収性部材164は、ガス透過性であり、例えば、吸収性は、発泡材料などのガスの流れを可能にする空所を備えた材料によって提供できる。加えて、貫通穴168は、圧力降下が減少された流路を提供するために、吸収性部材を通って延びる。吸収性部材164は、それ故に中空管の形態にでき、吸収性部材の外側材料は、内側表面の内側を流れ落ちるときの液体を受容するために、チャンバの内側表面に当接する。この例では、吸収性部材164を作製する材料は、同じくガス透過性である。ガス分子は、それ故に、吸収性部材164の材料を通して、並びに、貫通穴168を通して、流れることができる。貫通穴168は、チャンバを通した圧力降下を減少させるのに役立つことができ、したがって、使用者は、それほど大きい力でデバイス100を吸引する必要がない。幾つかの例では、貫通穴168は省略されることがある。
図10は、第2の吸収性部材174の断面図を示し、第2の吸収部材は吸収性材料を含み、ドア140の凹所170の内部に配置される。液体は、チャンバの内側を流れ落ちて、第2の開口162を通って吸収性部材174の中に滴下することがある。吸収性部材174は、それ故に液体がデバイス100から漏出するのを停止させる(即ち、液体がドア140を越して漏洩するのを停止させる)。
図8の例におけるように、吸収性部材174は、第1の開口104に対してよりも第2の開口162に対して、より近くに配置される。エアロゾル生成材料がチャンバ(例えば、サセプタ132)に受容され、ドア140が第1の位置にあるときに、吸収性部材164は、ドア140とエアロゾル生成材料との間に配置される。
幾つかの例では、吸収性部材174は、凹所170から延出することがあり、したがって、ドア140が第1/閉位置にあるときに、凹所170及びチャンバの双方に配置される。
この例では、凹所は、基部170aと、基部から離れる方へ第2の開口162に向けて延びる1つ又は複数の側壁170bとを備える。1つ又は複数のアパーチャ160は、吸収性部材174が1つ又は複数のアパーチャ160をカバーするように、凹所170の基部に形成される。他の例では、1つ又は複数のアパーチャ160は、ドア140に形成されることがあるが、凹所170の基部には形成されない。
この例では、吸収性部材174は、発泡体から作製され、それ故に吸収性部材174と接触する液体を吸収及び維持できる。吸収性部材174は、紙又は酢酸セルロースなどの他の吸収性材料から作製されることがある。
幾つかの例では、ドア140は、デバイスから取り除き可能/取外し可能である。例えば、ドア140は、1つ又は複数の締結体(図示せず)を備えることがあり、ドア140が第2の端部部材116などのデバイスに連結するのを可能にする。使用者は、吸収性部材174をより容易に掃除や交換をするのを可能にするためにドア140を取り出すことができる。ドアは、デバイスから完全に取外し可能にできる。
図11は、吸収性部材174の斜視図を示す。吸収性部材は、ディスク形状にでき、概して円筒状である。吸収性部材は、高さが約2.5mm、直径が約8mmである。吸収性部材174は、それ故に円形の断面形状を有する。図10では、吸収性部材174は、凹所170に配置される。凹所170は、同じくディスク形状であり、吸収性部材174の断面形状に対応する円形の断面形状を有する。凹所170の内径は、吸収性部材174の外径176と実質上同じであり、緊密嵌合を提供する。例えば、締まり嵌めは、ドアが開かれるときに、吸収性部材174を定位置に維持するのに役立つ場合がある。凹所170の内径は、吸収性部材がチャンバに受容されると圧縮状態になるように、吸収性部材174の外径176よりも僅かに小さくできる。この圧縮状態が保証できることは、吸収性部材174が、吸収性部材174のまわりの全ての位置で、凹所170の1つ又は複数の側壁170bに当接して、液体が吸収性部材174のまわりに流れる可能性を減少させることである。
図10及び図11の例では、吸収性部材174は、アパーチャ160のうちの1つ又は複数をカバーする。吸収性部材174は、それ故に空気が吸収性部材174を通って流れるのを可能にするガス透過性である。例えば、空気は、アパーチャ160を通して、また、吸収性部材174を通して、チャンバに配置されたエアロゾル生成材料に向けて引かれることがある。この例では、吸収性部材174は、ガス透過性である材料から作製されるため、ガス透過性である。幾つかの例では、吸収性部材174は、空気が通って流れることができる貫通穴も備える。
他の例では、吸収性部材は、ドアの凹所に配置され、流体流路を妨害しないように配置することができる。例えば、ドアのアパーチャをカバーするのではなく、アパーチャの内側に配置される可能性がある。依然として流体流路の上流にあるが、流体流路は、吸収性部材と、吸収性部材に関連する任意の圧力降下とをバイパスできる。
図12は、基板184bによって支持された吸収性材料184aを含む第3の吸収性部材184の斜視図を示す。この例の基板184bは、吸収性材料184aよりも剛性が高い。この例では、吸収性材料184aは、デバイス100のチャンバに配置されることになる。例えば、吸収性材料184aは、支持体136の内部に受容される場合がある。基板184bは、ドアに形成された凹所に受容される場合があるか、又は、チャンバのより広い部分に受容されることがある。特定の例では、基板184bは、ドアの凹所に受容され、ドアが第1/閉位置に動かされるときに、吸収性材料184aは、チャンバに受容される。したがって、吸収性部材184は、凹所から延出でき、したがって、ドア140が第1/閉位置にあるときに、凹所及びチャンバ双方に配置される。
この例の基板は、ドア又はハウジングの1つ又は複数の対応する係合特徴部と係合するために、突起182の形態の1つ又は複数の係合特徴部を備える。例えば、突起182の各々は、ドアの凹所の1つ又は複数の側壁に形成されたチャネル/ノッチに受容されることがある。1つ又は複数の係合特徴部は、吸収性部材184が定位置に固定されるのを可能にし、したがって、吸収性部材184は、ドア140が開かれるときに、デバイスの内部で動き回ることも、デバイスから抜け落ちることもない。
この例では、吸収性材料184aは、紙であり、それ故に吸収性部材184と接触する液体を吸収及び維持できる。吸収性材料184は、発泡体又は酢酸セルロースなどの他の吸収性材料であることがある。基板184bは、PEEKなどのプラスチックから作製されることがあり、吸収部184aは、基板184bに接着されることがある。
吸収性材料184aは、管状であり、概して円筒状である。吸収性材料184aは、それ故に円形の断面形状を有する。吸収性材料184aは、支持体136によって画定されるチャンバのセクションに配置できる。支持体136は、同じく管状であり、吸収性材料184aの断面形状に対応する円形の断面形状を有する。支持体136の内径は、吸収性材料184aの外径186と実質上同じであり、緊密な嵌合を提供し、漏洩を減少させる。この締まり嵌めは、吸収性部材184を定位置に維持するのに役立つ場合もある(吸収性部材184が係合特徴部を何ら有していない場合に有用であり得る)。基板184bは、ディスク形状であり、概して円筒状である。基板184bは、それ故に円形の断面形状を有する。基板184bは、ドア140の凹所に配置されることがあり、したがって、凹所は、同じくディスク形状であることがあり、基板184bの断面形状に対応する円形の断面形状を有する。凹所の内径は、基板184bの外径188と実質上同じにでき、緊密な嵌合を提供する(吸収性部材184が係合特徴部を何ら有していない場合に有用であり得る)。
吸収性部材184は、ドア140のアパーチャ160の内の1つ又は複数をカバーするように配置されることがある。吸収性部材184は、それ故に空気が吸収性部材184を通って流れるのを可能にするガス透過性であることがある。この例では、吸収性部材184は、吸収性部材を通って延びる貫通穴180も有する。貫通穴180は、吸収性材料184a及び基板184bの双方を通る流路を提供するために、吸収部184a及び基板184bを通って延びる。この例では、吸収性材料は、同じくガス透過性である。基板184bを作製する材料は、ガス透過性ではないことがある。
図13は、基板194bによって支持された吸収性材料を含む第4の吸収性部材194の斜視図を示す。吸収性材料は、第1の部分194a及び第2の部分194cを含む。第1の部分194a及び第2の部分194cは、相互に異なることがある。例えば、それらは、異なった寸法を有することがあり、或いは、異なった材料を含むことがあり、又は、同じ材料を含むが吸収性が異なることがある。
この例の基板194bは、吸収部よりも剛性が高い。
この例では、吸収部の第1の部分194aは、デバイス100のチャンバに配置されることになる。例えば、第1の部分194aは、支持体136の内部に受容される場合がある。基板194bは、ドア140に形成された凹所に受容される場合がある。吸収性材料の第2の部分194cは、チャンバとドア140の凹所との間に配置されることがある。第2の部分194cは、それ故に、チャンバを脱出した液体を吸収できる。したがって、吸収性部材194は、凹所から延出でき、したがって、ドア140が第1/閉位置にあるときに、凹所及びチャンバ双方に配置される。
この例の基板は、ドア又はハウジングの1つ又は複数の対応する係合特徴部と係合するために、突起192の形態の1つ又は複数の係合特徴部を備える。
この例では、第1の部分194aは、酢酸セルロースから作製され、第2の部分194cは、発泡体又は紙から作製される。他の材料がその代わりに使用され得る。幾つかの例では、第1及び第2の部分194a、194cは、同じ材料から作製される。基板194bは、PEEKなどのプラスチックから作製されることがあり、吸収部は、基板194bに接着されることがある。
第1の部分194aは、管状であり、概して円筒状である。第1の部分194aは、それ故に円形の断面形状を有する。第1の部分194aは、支持体136によって画定されるチャンバのセクションに配置できる。支持体136は、同じく管状にでき、第1の部分194aの断面形状に対応する円形の断面形状を有する。支持体136の内径は、第1の部分194aの外径196と実質上同じであり、緊密な嵌合を提供し、漏洩を減少させる。締まり嵌めは、吸収性部材194を定位置に維持するのに役立つ場合もある(吸収性部材194が係合特徴部を何ら有していない場合に有用であり得る)。
第2の部分194cは、ディスク形状であり、概して円筒状である。第2の部分194cは、それ故に円形の断面形状を有する。第2の部分194cは、支持体136の端部とドア140の凹所との間に配置されることがある。幾つかの例では、第2の部分194cの断面形状は、デバイスの任意の構成要素の断面形状に対応する必要がないことがある。別の例では、第2の部分194cは、支持体136のより広いセクションなどのチャンバのより広い底部セクションに受容されることがあり、第2の部分194cの断面形状は、第2の部分194cを受容するチャンバ/支持体のセクションの断面形状に対応することがある。
基板194bは、ディスク形状であり、概して円筒状である。基板194bは、それ故に円形の断面形状を有する。基板194bは、ドア140の凹所に配置でき、したがって、凹所もディスク形状にすることができ、基板194bの断面形状に対応する円形の断面形状を有する。凹所の内径は、基板194bの外径198と実質上同じであり、「止まり」嵌めを提供できる(吸収性部材194が係合特徴部を何ら有していない場合に有用であり得る)。
吸収性部材194は、ドア140の1つ又は複数のアパーチャ160をカバーするように配置されることがある。吸収性部材194は、それ故に空気が吸収性部材194を通って流れるのを可能にするガス透過性であることがある。貫通穴190は、吸収部及び基板194bの双方を通る流路を提供するために、吸収部及び基板194bを通って延びる。この例では、吸収部を作製する材料は、同じくガス透過性である。他の例では、基板194bを作製する材料は、ガス透過性ではない。
上で議論された図8、図9、図12及び図13の例では、吸収性部材は、少なくとも部分的に管状である。他の例では、吸収性部材は、概して固体で円筒状であることがある。換言すると、吸収性部材は、円筒状の「プラグ」の形態を取ることができる。これらの例の吸収性部材は、吸収性部材を通る流体流路を提供するためにガス透過性である。寸法は、図9の例と同様にでき、長さ約5mm~20mm、直径約4mm~5mmである。1つの構成では、吸収性部材は、直径4.4mm~4.6mm、長さ約10mmの円筒であることがある。
吸収性部材が固体であるとき、吸収性部材は、吸収性部材を通過する抵抗の増加に起因して、流体流路に大きな圧力降下をもたらす。それ故に、材料の組成及び全体の寸法の双方における効果的な吸収に対する圧力降下のバランスが存在する。例えば、特定の吸収能力又は内部構造は、小さい圧力降下をもたらすが、吸収性部材の流体保持を減少させることがある。同様に、より長い吸収性部材は、より大きい圧力降下をもたらすことになるが、飽和状態になる前に液体を保持する、より大きな体積を有する。5~15mm、例えば、約10mmの長さを有する吸収性部材がこれらの特性の良好なバランスを提供することが見出されている。
図8又は図10のいずれかでは、疎水性層は、液体がドア140を越してデバイスから漏出するのを実質上防止するために、デバイスの内部に配置されることがある。例えば、疎水性層は、吸収性部材164、174、184、194の代わりに使用できる。幾つかの例では、吸収性部材に加えて、漏洩の可能性を更に減少させるために疎水性層が使用される。
図14は、一例に係る疎水性層204の斜視図を示す。疎水性層204は、デバイスの内部に配置できる液体不透過性層である。例えば、疎水性層204は、チャンバの内部又はドアの凹所の内部に配置される場合がある。疎水性層204は、それ故にデバイスの内部で液体バリアを形成する。疎水性層204がチャンバに配置される場合、液体が第2の開口162を通過するのを実質上防止できる。疎水性層204がドア140の凹所内に配置される場合、液体がドア140を越えて、例えば、ドアに形成された1つ又は複数のアパーチャを通って通過するのを実質上防止できる。
図15は、デバイス100の一部の概略図であり、疎水性層204は、ドア140の凹所170の内部に配置される。疎水性層204の少なくとも一部は、それ故にドア140と第2の端部162との間に配置される。ドア140は、第1の位置に配置され、したがって、第2の開口162は、ドア140によって閉鎖/カバーされる。
液体202は、チャンバの内側を(例えば、支持体136の内側を下に)流れ落ちて、第2の開口162を通って疎水性層204に滴下することがある。疎水性層204は、それ故に液体202がデバイス100から漏出するのを停止させる(即ち、液体がドア140を越して漏洩するのを停止させる)。疎水性層204は、液体202が溜まることができるバリアとして働くことができる。
疎水性層204は、第1の開口104に対してよりも第2の開口162に対して、より近くに配置される。エアロゾル生成材料がチャンバ(例えば、サセプタ132)に受容され、ドア140が第1の位置にあるときに、疎水性層204は、ドア140とエアロゾル生成材料との間に配置される。
幾つかの例では、疎水性層204は、凹所170から延出することがあり、したがって、ドア140が第1/閉位置にあるときに、凹所170及びチャンバの双方に配置される。
図10に関連して述べられたように、凹所170は、基部170aと、基部から離れる方へ第2の開口162に向けて延びる1つ又は複数の側壁170bとを備える。1つ又は複数のアパーチャ160は、疎水性層204が1つ又は複数のアパーチャ160をカバーするように、凹所170の基部170aに形成される。疎水性層204は、それ故に液体202が1つ又は複数のアパーチャ160を通過するのを防止するためにハウジングの内部に配置される。幾つかの例では、疎水性層は、ガス透過性である。幾つかの例では、1つ又は複数のアパーチャ160は、ドア140に形成されることがあるが、凹所170の基部には形成されない。
疎水性層204は、第1の表面積を有することがあり、基部170aは、第2の表面積を有することがあり、第1の表面積は、第2の表面積よりも大きい。斯くして、図15に示されたように、疎水性層204が凹所170に受容されるとき、疎水性層204は、液体202を収集するためのレセプタクル又はリザーバを形成するために、側壁170bまで部分的に延びる。
この例では、疎水性層204は、ポリエチレンテレフタレート(PET)から作製される。疎水性層204は、他の例では他の疎水性材料から作製されることがある。
図16は、第2の開口162がドア140によってカバーされないように、第2の位置に配置されるドア140を示す。ドア140が開かれると、疎水性層204が傾斜され、液体202が疎水性層から流れ出て、デバイス100の外に流される。ドア140は、次いで、図15の第1の/閉位置に復帰できる。
幾つかの例では、デバイスは、疎水性層に加えて、吸収する/吸収性の部材を備える。例えば、疎水性層は、吸収性部材164が疎水性層よりも第1の開口104に近く配置されるように、図8のドア140の凹所の内部に配置されることがある。代替として、疎水性層は、ドア140の凹所の内部にというより寧ろ、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置されることがある。これらの例の双方では、液体は、吸収性部材164を越えて動くことができた場合にのみ、疎水性層に到達することができる(即ち、吸収性部材は疎水性層とエアロゾル生成材料との間に配置される)。
別の例では、疎水性層は、疎水性層が吸収性部材174よりも第1の開口104に近く配置されるように、図10のドア140の凹所170の内部に配置されることがある。疎水性層は、例えば、吸収性部材174をカバーすることがある。代替として、疎水性層は、ドア140の凹所の内部にというより寧ろ、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置されることがある。これらの例の双方では、液体は、疎水性層を越えて動くことができた場合にのみ、吸収性部材174に到達することができる(即ち、疎水性層は吸収性部材とエアロゾル生成材料との間に配置される)。
別の例では、疎水性層及び吸収性部材174は、吸収性部材174が疎水性層よりも第1の開口104により近く配置されるように、図10のドア140の凹所170の内部に配置されることがある。疎水性層は、凹所170の基部170aをカバーすることがあり、吸収性部材174は、例えば、疎水性層の上部に配置されることがある。液体は、吸収性部材174を越えて動くことができた場合にのみ、疎水性層に到達することができる(即ち、吸収性部材は疎水性層とエアロゾル生成材料との間に配置される)。
図17は、疎水性層208に配置される吸収性部材206を示す。吸収性部材206及び疎水性層208は、示されるものとは異なった形状を有することがある。吸収性部材206は、疎水性層208に接着されることがある。
吸収性材料を含む例では、吸収性材料は、任意の凝縮液を吸収することに加えて、使用者の感覚的経験を変えるために、変更されることもある。例えば、吸収性部材は、香味料などのエアロゾル変性剤を用いて含浸されるか又は別の方法で注入される場合がある。そういったエアロゾル変性剤は、エアロゾル変性材料を維持するための基質として吸収性材料を使用して、吸収性材料の内部に包含されることがある。エアロゾル変性材料は、吸収性材料の製造で含められて、エアロゾル供給デバイスへの導入前に蒸発を防止するためにパッケージにシールされることがある。代替として又は追加として、エアロゾル変性材料は、吸収性材料がエアロゾル供給デバイスの中に導入されるときに破損、破裂又は崩壊するように設計される吸収性材料の内部又は吸収性材料に関連する容器に提供されることがあり、斯くして、エアロゾル変性材料を吸収性材料の中に送達する。
エアロゾル変性材料が吸収性材料に組み込まれるとき、吸収性材料の体積を増加させることは望ましいことがあり、したがって、香味料は、吸収性材料を飽和させることなく吸収された任意の液体と組み合わせて存在できる。幾つかの例は、これを行うために固体の円筒状吸収性部材の直径を増大させる。例えば、直径は、約4.4mm~4.6mmから約7mm~9mm、例えば、約8.2mmに増加できる。直径を増大させることは、使用時の圧力降下に対して最小の影響を有し、他の全てのものは等しく、それは吸収性材料を通る通路がより多く存在するために圧力降下を減少させる。
エアロゾル変性剤は、使用中にエアロゾルを変更できる物質である。薬剤は、人体に生理学的な又は感覚的な効果を作成するようにエアロゾルを変更することができる。エアロゾル変性剤の例は、香味料及び感覚惹起剤(sensates)である。感覚惹起剤は、冷却感や酸味感などの感覚を介して察知できる感覚受容性の感覚を作り出す。
エアロゾル変性剤は、カプセル、糸、又はビードなどの薬剤放出成分に維持されることがある。成分は、エアロゾル変性剤を放出するために、使用者などによって、選択的に作動可能にできる。
本明細書で使用されるとき、用語「香料」及び「香味料」は、地域の規制が許す場合に、成人消費者向けの製品に所望の味又は香りを作り出すために使用できる材料を指す。
本明細書で使用されるとき、用語「香料」及び「香味料」は、地域の規制が許す場合に、成人消費者向けの製品に所望の味又は香りを作り出すために使用できる材料を指す。それらは、抽出物(例えば、甘草、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、日本ミント、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、サクランボ、ベリー、桃、林檎、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウィスキ、スペアミント、ペパーミント、ラベンダ、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、蜂蜜エッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カッシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、フェンネル、ピーマン、生姜、アニス、コリアンダ、コーヒー、又は、メンタ属の任意の種に由来するミント油)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性化剤又は刺激剤、砂糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又は、マンニトール)、並びに、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、又は、息清涼剤などの他の添加物を含むことがある。それらは、模造品、合成成分若しくは天然成分、又は、それらの混合物であってもよい。それらは、任意の適切な形態、例えば、油、液体、又は、粉末であってもよい。
上記の例は、完全に疎水性の部分と完全に吸収性の部分を含んでいる。他の例は、疎水性要素及び親水性要素の複合構造を有する吸収性材料を提供することがある。疎水性要素は、吸収性材料の中へのウィッキングを補助することができ、液体はその後に親水性要素によって保持される。
上記実施形態は、本発明の例証的な例として理解されるべきである。本発明の更なる実施形態が想定される。理解されるべきことは、任意の一実施形態に関連して説明された任意の特徴が、単独で又は説明された他の特徴と組み合わせて使用されてもよいこと、また、任意の他の実施形態の1つ又は複数の特徴と組み合わせて或いは任意の他の実施形態の任意の組合せと組み合わせて使用されてもよいことである。更に、添付の特許請求の範囲に定義されている本発明の範囲から逸脱することなく、上述されなかった等価例や変更例も採用できる。
以下の実施形態1~50が開示される。
(実施形態1)
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口を前記ハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
前記第2の開口と前記第1の開口との間に配置されるチャンバであって、前記チャンバの少なくとも一部が前記エアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
前記ハウジングの内部に配置され、前記チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
液体を吸収するための吸収性材料と、
を備え、
使用中に、前記エアロゾルが、流路に沿って前記チャンバを通って前記第1の開口に向けて引かれ、前記吸収性材料が、前記エアロゾル生成材料を受容するように構成された前記チャンバの部分の上流に少なくとも部分的に配置される、エアロゾル供給デバイス。
(実施形態2)
前記第2の開口がカバーによって遮断される第1の位置と、前記第2の開口が前記カバーによって遮断されない第2の位置との間で可動である前記カバーを更に備える、実施形態1に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態3)
前記カバーが、凹所を備え、
前記吸収性材料が、前記凹所に少なくとも部分的に配置される、実施形態2に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態4)
使用中に、前記吸収性材料が、前記エアロゾル生成材料と前記カバーとの間に少なくとも部分的に配置される、実施形態2又は3に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態5)
前記カバーが、前記デバイスから取外し可能である、実施形態2~4のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態6)
前記吸収性材料が、発泡体、スポンジ、紙又は酢酸セルロースを含む、実施形態1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態7)
前記吸収性材料が、吸収性材料1グラム当たり少なくとも7グラムの水の吸収能力を有する、実施形態1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態8)
前記吸収性材料が、前記チャンバのセクションの内部に少なくとも部分的に配置される、実施形態1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態9)
前記チャンバの前記セクションと前記吸収性材料の少なくとも一部分とが、対応する断面形状を有する、実施形態8に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態10)
前記チャンバの前記セクションが管状であり、前記吸収性材料の少なくとも一部分が管状である、実施形態9に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態11)
前記吸収性材料の少なくとも一部分が、ガス透過性である、実施形態1~10のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態12)
前記吸収性材料が、1つ又は複数の空気入口をカバーする、実施形態11に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態13)
前記吸収性材料が、空気が通過するための貫通穴を備える、実施形態1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態14)
基板によって支持された前記吸収性材料を含む吸収性部材を備える、実施形態1~13のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態15)
前記基板が、前記ハウジング又はカバーと係合するための係合特徴部を備え、
前記カバーが、前記第2の開口が前記カバーによって遮断される第1の位置と、前記第2の開口が前記カバーによって遮断されない第2の位置との間で可動である、実施形態14に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態16)
前記吸収性材料を含むブラシを備える、実施形態1~15のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態17)
前記チャンバが、前記エアロゾル生成材料を前記吸収性材料から分離するためのバリアを備える、実施形態1~16のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態18)
デバイスが、前記エアロゾル供給デバイスから液体が漏出するのを実質上防止するために、前記ハウジングの内部に配置される疎水性材料を更に含む、実施形態1~17のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態19)
前記チャンバの少なくとも一部分が、前記液体が前記吸収性材料に向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む、実施形態1~18のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態20)
前記吸収性材料の少なくとも一部分が、前記吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっていることを示すための視覚的指示を提供するように構成される、実施形態1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態21)
前記視覚的指示が、前記吸収性材料の前記一部分の色の変化である、実施形態20に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態22)
前記吸収性材料が、前記視覚的指示を提供するための化学的インジケーターを含む、実施形態21に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態23)
エアロゾル供給デバイス内で液体を吸収するための吸収性部材であって、
前記吸収性部材が、基板によって支持された吸収性材料を含み、
前記吸収性材料が、エアロゾル生成材料に隣り合う前記エアロゾル供給デバイスのチャンバ又はドアに少なくとも部分的に受容されるように構成される、吸収性部材。
(実施形態24)
前記基板が、前記エアロゾル供給デバイスのハウジング又はカバーと係合するための少なくとも1つの係合特徴部を有する、実施形態23に記載の吸収性部材。
(実施形態25)
前記吸収性材料及び前記基板の各々が、空気が前記吸収性部材を通過するためのそれぞれの貫通穴を備える、実施形態23又は24に記載の吸収性部材。
(実施形態26)
前記基板が疎水性である、実施形態23~25のいずれか一項に記載の吸収性部材。
(実施形態27)
前記吸収性材料の少なくとも一部分が、前記吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっていることを示すための視覚的指示を提供するように構成される、実施形態23~26のいずれか一項に記載の吸収性部材。
(実施形態28)
前記視覚的指示が、前記吸収性材料の前記一部分の色の変化を含む、実施形態27に記載の吸収性部材。
(実施形態29)
前記視覚的指示を提供するための化学的インジケーターを含む、実施形態27に記載の吸収性部材。
(実施形態30)
エアロゾル供給デバイスであって、
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口を前記ハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
前記第2の開口と前記第1の開口との間に配置されるチャンバであって、前記チャンバの少なくとも一部がエアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
前記ハウジングの内部に配置され、前記チャンバの内部に受容された前記エアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
前記エアロゾル供給デバイスから液体が漏出するのを実質上防止するために、前記ハウジングの内部に配置される疎水性材料と、
を備え、
使用中に、前記エアロゾルが、前記チャンバを通って前記第1の開口に向けて引かれる、エアロゾル供給デバイス。
(実施形態31)
前記第2の開口がカバーによって遮断される第1の位置と、前記第2の開口が前記カバーによって遮断されない第2の位置との間で可動である前記カバーを更に備え、
前記疎水性材料は、前記カバーが前記第1の位置に配置されるときに、前記カバーを越して液体が漏洩するのを実質上防止するように構成される、実施形態30に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態32)
前記疎水性材料の少なくとも一部が、前記カバーと前記第2の開口との間に配置される、実施形態31に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態33)
前記カバーは、空気が通過するための1つ又は複数のアパーチャを定め、
前記疎水性材料は、液体が前記1つ又は複数のアパーチャを通過するのを防止するために、前記ハウジングの内部に配置される、実施形態31又は32に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態34)
前記疎水性材料が、ガス透過性であり、前記1つ又は複数のアパーチャをカバーするように配置される、実施形態33に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態35)
前記カバーが凹所を備え、前記疎水性材料が、前記凹所に少なくとも部分的に配置される、実施形態31~34のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態36)
前記凹所が、基部と、前記基部から延びる1つ又は複数の側壁とを備え、
前記疎水性材料が、第1の表面積を有し、前記基部が、第2の表面積を有し、
前記第1の表面積が、前記第2の表面積よりも大きい、実施形態35に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態37)
前記疎水性材料が、ポリエチレンテレフタレートを含む、実施形態30~36のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態38)
前記チャンバが、前記エアロゾル生成材料を前記疎水性材料から分離するためのバリアを備える、実施形態30~37のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態39)
前記チャンバが、前記エアロゾル生成材料を受容するための第1のセクションと、前記疎水性材料を受容するための第2のセクションとを画定し、前記第1のセクションが、前記第2のセクションよりも第1の開口に近く配置される、実施形態30~38のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態40)
吸収性材料を更に含む、実施形態30~39のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態41)
前記吸収性材料が、前記疎水性材料よりも前記第1の開口に近く配置される、実施形態40に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態42)
前記疎水性材料が、前記吸収性材料よりも前記第1の開口に近く配置される、実施形態40に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態43)
使用中に、前記エアロゾルが、流路に沿って前記チャンバを通って前記第1の開口に向けて引かれ、前記吸収性材料が、前記エアロゾル生成材料を受容するように構成された前記チャンバの部分の上流に少なくとも部分的に配置される、実施形態40、41又は42に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態44)
前記チャンバの少なくとも一部分が、前記液体が前記疎水性材料に向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む、実施形態30~43のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態45)
エアロゾル供給デバイスであって、
エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定め、第2の開口を前記ハウジングの第2の端部に定める、ハウジングと、
前記第2の開口と前記第1の開口との間に配置されるチャンバであって、前記チャンバの少なくとも一部が前記エアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
前記ハウジングの内部に配置され、前記チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
前記チャンバから液体を受容するように構成される取り除き可能なカバーであって、前記カバーによって前記第2の開口が遮断される位置で、前記エアロゾル供給デバイスに取付け可能である、取り除き可能なカバーと、
を備える、エアロゾル供給デバイス。
(実施形態46)
前記カバーが、前記液体を受容するための液体リザーバを備える、実施形態45に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態47)
前記カバーが吸収性材料を含む、実施形態45又は46に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態48)
前記カバーが凹所を備え、前記吸収性材料が、前記凹所に少なくとも部分的に配置される、実施形態47に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態49)
前記チャンバの少なくとも一部分が、前記液体が前記カバーに向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む、実施形態45~48のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイス。
(実施形態50)
実施形態1~22及び30~49のいずれか一項に記載のエアロゾル供給デバイスと、
前記チャンバの内部に収容されるか又は収容可能であるエアロゾル生成材料と、
を備える、システム。

Claims (31)

  1. エアロゾル供給デバイスと、エアロゾル生成材料と、液体を吸収するための吸収性材料とを備えるエアロゾル供給システムであって、前記エアロゾル供給デバイスが、
    エアロゾル生成材料をそれを通して受容するための第1の開口をハウジングの第1の端部に定める、ハウジングと、
    前記ハウジングの第2の端部と前記第1の開口との間に配置されるチャンバであって、前記チャンバの少なくとも一部が前記エアロゾル生成材料を受容するように構成される、チャンバと、
    前記ハウジングの内部に配置され、前記チャンバの内部に受容されたエアロゾル生成材料を加熱し、以ってエアロゾルを生成するように構成される、少なくとも1つのヒーターと、
    を備え、
    使用中に、前記吸収性材料が、前記エアロゾル生成材料の上流において前記チャンバに受容され、前記エアロゾルが、流路に沿って前記チャンバを通って前記第1の開口に向けて引かれ、前記吸収性材料が、前記エアロゾル生成材料を受容するように構成された前記チャンバの部分の上流に少なくとも部分的に配置され、前記エアロゾル生成材料が固体の形態である、エアロゾル供給システム。
  2. 前記吸収性材料が、発泡体、スポンジ、紙又は酢酸セルロースを含む、請求項に記載のエアロゾル供給システム。
  3. 前記吸収性材料が、吸収性材料1グラム当たり少なくとも7グラムの水の吸収能力を有する、請求項1又は2に記載のエアロゾル供給システム。
  4. 前記吸収性材料が、前記チャンバのセクションの内部に少なくとも部分的に配置される、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  5. 前記チャンバの前記セクションと前記吸収性材料の少なくとも一部分とが、対応する断面形状を有する、請求項に記載のエアロゾル供給システム。
  6. 前記チャンバの前記セクションが円筒状であり、前記吸収性材料の少なくとも一部分が円形の断面形状を有する、請求項に記載のエアロゾル供給システム。
  7. 前記吸収性材料の少なくとも一部分が、ガス透過性である、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  8. 前記吸収性材料が、1つ又は複数の空気入口をカバーする、請求項に記載のエアロゾル供給システム。
  9. 前記吸収性材料が、空気が通過するための貫通穴を備える、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  10. 基板によって支持された前記吸収性材料を含む吸収性部材を備える、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  11. 前記基板が前記吸収性材料よりも剛性が高い、請求項10に記載のエアロゾル供給システム。
  12. 前記吸収性材料を含むブラシを備える、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  13. 前記チャンバが、前記エアロゾル生成材料を前記吸収性材料から分離するためのバリアを備える、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  14. デバイスが、前記エアロゾル供給デバイスから液体が漏出するのを実質上防止するために、前記ハウジングの内部に配置される疎水性材料を更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  15. 前記チャンバの少なくとも一部分が、前記液体が前記吸収性材料に向かって流れるのを促進するために、疎水性であるか、又は疎水性コーティングを含む、請求項1~14のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  16. 前記吸収性材料の少なくとも一部分が、前記吸収性材料が交換又は掃除できる状態になっていることを示すための視覚的指示を提供するように構成される、請求項1~15のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  17. 前記視覚的指示が、前記吸収性材料の前記一部分の色の変化である、請求項16に記載のエアロゾル供給システム。
  18. 前記吸収性材料が、前記視覚的指示を提供するための化学的インジケーターを含む、請求項17に記載のエアロゾル供給システム。
  19. 前記吸収性材料が、前記チャンバ内で圧縮状態である、請求項1~18のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  20. 前記エアロゾル供給システムがタバコ加熱デバイスである、請求項1~19のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  21. 前記エアロゾル供給システムは、前記エアロゾル生成材料を燃焼させずに前記エアロゾル生成材料を加熱するように構成された非燃焼加熱式デバイスである、請求項1~20のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  22. 前記ヒーターが誘導加熱アセンブリを備える、請求項1~21のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  23. 前記誘導加熱アセンブリは、誘導要素と、前記誘導要素を介して変化する電流を通すためのデバイスとを備える、請求項22に記載のエアロゾル供給システム。
  24. 前記誘導要素は、1つ又は複数の誘導コイルを備える、請求項23に記載のエアロゾル供給システム。
  25. 前記エアロゾル供給デバイスは、蓋と第1の端部部材とを備え、前記蓋は、前記第1の開口を閉じるために前記第1の端部部材に対して可動である、請求項1~24のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  26. 前記エアロゾル供給デバイスは、押されたときに前記デバイスを動作させる使用者操作式の制御要素を含む、請求項1~25のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  27. 第1の端部が口端であり、使用中に使用者の口により近い、請求項1~26のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  28. 前記エアロゾル供給デバイスは、電源を備える、請求項1~27のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  29. 前記エアロゾル供給デバイスは、絶縁部材を備え、前記誘導コイルが前記絶縁部材のまわりに配置される、請求項24、又は請求項24を引用する請求項25~28のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
  30. 前記絶縁部材は、前記誘導コイルを全体的又は部分的に支持する、請求項29に記載のエアロゾル供給システム。
  31. 前記吸収性部材は、締まり嵌めによって前記チャンバ内で定位置に維持される、請求項10、11、又は請求項10を引用する請求項12~30のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
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