JP7247631B2 - データ設定方法、およびデータ設定システム - Google Patents

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Description

本発明は、データ設定方法、および電子機器に関する。
従来から、機器の設定データをバックアップする技術が知られている。例えば、特許文献1には、バックアップ管理機器とバックアップ対象機器との設定データどうしを比較し、バックアップ対象機器の設定データのうち、バックアップ管理機器の設定データと異なる設定項目および設定値を差分データとして抽出した差分データを対象機器のバックアップデータとしてバックアップ管理機器に保存し、バックアップ対象機器の設定データの復元が必要な場合、バックアップ管理機器は自身の設定データとバックアップデータに基づいて、バックアップ対象機器の設定データを復元する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、抽出した差分データをバックアップ対象機器に対して送信していないため、バックアップ対象機器のデータ置き換え作業における作業時間を短縮化することができない。
本発明は、バックアップ対象機器のデータ置き換え作業における作業時間を短縮化することが可能なデータ設定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかるデータ設定方法は、
第一の電子機器、第二の電子機器、および管理装置がネットワークを介して接続されたシステムで行われるデータ設定方法であって、
第一のデータ設定処理と第二のデータ設定処理とをユーザが選択可能な手段により、処理が選択され、
前記第一の電子機器の機器設定送信手段が、前記第一の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の識別情報とを前記管理装置に送信し、
前記管理装置の機器設定記憶手段が、受信した前記第一の電子機器の設定情報を記憶し、
前記管理装置の機器設定取得手段が、受信した前記第二の電子機器の識別情報を用いて前記第二の電子機器から当該第二の電子機器の設定情報を取得し、
前記管理装置の機器設定記憶手段が、取得した前記第二の電子機器の設定情報を記憶し、
前記第一のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
前記管理装置の入力データ変換手段が、前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器と共通の形式に変換し、
前記管理装置の機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を記憶し、
前記管理装置の異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第一の電子機器の設定情報と前記第一の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第二の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第一の差分設定情報を出力し、
前記管理装置の差分情報送信手段が、前記差分設定情報を前記第一の電子機器に送信
第二のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
前記管理装置の入力データ変換手段が、前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器と共通の形式に変換し、
前記管理装置の機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を記憶し、
前記管理装置の異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第二の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第一の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第二の差分設定情報を出力し、
前記管理装置の差分情報送信手段が、前記第二の差分設定情報を前記第二の電子機器に送信する、ことを特徴とするデータ設定方法として把握される。
本発明の一態様によれば、バックアップ対象機器のデータ置き換え作業における作業時間を短縮化することができる。
データ設定システムの構成例を示す図ある。 データ設定処理の処理手順を示すシーケンス図である。 電子機器の一例であるMFPのハードウェア構成を示す図である。 MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 MFPの機能ブロックの一例を示す図である。 MFPの機能ブロックの一例を示す図である(変形例)。 管理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 MFPの他の例によるハードウェア構成図である。
以下、添付図面を参照して、データ設定方法、および電子機器の実施の形態を詳細に説明する。以下に示すように、本実施の形態では、例えば、電子機器の置き換えにおける設定データの移行に際して、旧機に設定されている設定データを新機で扱える設定データに変換した後に、変換後の設定データと新機が備えている設定データとを比較して差分だけをリストアすることにより、例えば、機器の置き換えを実施する場合に、設定データの差分だけを新機にリストアするので置き換え作業時間を短縮できることが特徴になっている。
図1は、本実施の形態におけるデータ設定方法、および電子機器を実現するデータ設定システム1000の構成例を示す図ある。図1に示すように、本システムは、管理装置の管理対象である1または複数の電子機器100(例えば、MFP)と、電子機器100を管理する管理装置200とが、ネットワーク30を介して接続された構成となっている。
電子機器100は、通信機能を備えた装置であれば、MFPなどの画像形成装置に限られず、様々な装置を適用することができる。当該装置は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
管理装置200は、通信機能を備えた装置であれば、サーバなどの情報処理装置に限られず、例えば、PC、ノートPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末をはじめとする様々な情報処理装置を適用することができる。電子機器100、管理装置200には、SDカードなどの外部記憶媒体が読み込み可能なポートが存在する。ネットワーク30は、有線、無線を問わず、例えば、Wi-Hi、Bluetooth(登録商標)などの既知の通信技術を用いることができる。
図2は、本システムで行われるデータ設定処理の処理手順を示すシーケンス図である。以下では、設定データに含まれる設定情報の設定元となる電子機器100を第一の電子機器100a、上記設定情報の設定先となる電子機器100を第二の電子機器100bとしてあらわしている。
図2に示すように、第一の電子機器100aの操作部20は、ユーザから、データの移行指示(例えば、データのインポート指示)を受け付ける(S201)。当該指示には、第一の電子機器100aの識別情報と第二の電子機器100bの識別情報とを含む。識別情報としては、例えば、IPアドレス、MACアドレスをはじめとする、電子機器を識別可能な様々な識別情報を用いることができる。
第一の電子機器100aの操作部20がユーザから上記指示を受け付けると、第一の電子機器100aの設定データ取得部503は、第一の電子機器100aの識別情報を参照して、第一の電子機器100aの基本機能部502を介して記憶媒体501から設定データを読み出し、設定データ送信部505は、読み出された第一の電子機器100aの設定データに含まれる設定情報と、第二の電子機器100bの識別情報とを管理装置200に送信する(S202)。
第一の電子機器100aの設定情報は、電子機器100の設定に関する様々な情報である。例えば、電子機器がMFPである場合には、印刷の設定に関する各種情報(例えば、カラー印刷かモノクロ印刷かを示す印刷種別)であり、電子機器がPCである場合には、アプリケーションの設定に関する各種情報(例えば、編集可能であるか読み取り専用であるかを示す動作種別)を設定情報とすることができる。
管理装置200の設定データ入出力部201が、第一の電子機器100aから、上記第一の電子機器100aの設定情報と、第二の電子機器100bの識別情報とを受信すると、入力データ変換部203は、第二の電子機器100bの識別情報を読み取り、設定データ入出力部201に対して、第二の電子機器100bに当該第二の電子機器100bの設定情報の取得要求を送信させる(S203)。
第二の電子機器100bの設定データ受信部506が、管理装置200から上記要求を受信すると、第二の電子機器100bの設定データ取得部503は、上記要求にしたがって、自機器である第二の電子機器100bの設定情報を読み出し、設定データ送信部505に対して、管理装置200に当該自機器の設定情報を送信させる(S204)。
管理装置200の入力データ変換部203は、S202が終了すると、第一の電子機器100aから受信した第一の電子機器100aの設定情報を、記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶する(S205)。また、管理装置200の入力データ変換部203は、S204が終了すると、第二の電子機器100bから受信した第二の電子機器100bの設定情報を、記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶する(S206)。
管理装置200は、第二の電子機器100bの設定情報を第一の電子機器100a用に変換し(S207)、第一の電子機器100a用に変換した変換後の設定情報を記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶する(S208)。例えば、管理装置200の入力データ変換部203は、第二の電子機器100bの各種設定データに含まれる設定情報を、第一の電子機器100aと共通の形式(フォーマット)のデータに変換し、変換した後の設定情報を記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶する。第一の電子機器100aと第二の電子機器100bとが同じフォーマットの設定情報である場合には、当該処理を行わなくてもよい。
異機種間変換部204は、記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶された、電子機器100aと共通の形式の電子機器100bの設定情報を読み出し、読み出した当該設定情報を電子機器100a用の設定情報に変換する。例えば、異機種間変換部204は、機種ごとに定められたメモリのアドレスや設定位置の変更のため、電子機器100aと電子機器100bとが異なる機種であっても、入力する機器となる電子機器100bの設定情報を、出力する機器となる電子機器100aの仕様に合わせた設定情報に変換する。
そして、異機種間変換部204は、第一の電子機器100a用に変換した変換後の設定情報と、S202で受信した変換前の第一の電子機器100aの設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した差分設定情報を出力する(S209)。
管理装置200の出力データ変換部205は、異機種変換部204により抽出された差分設定情報を、電子機器100aに設定可能なデータ形式に変換し、設定データ入出力部201を介して第一の電子機器100aに送信する(S210)。異機種変換部204により抽出された差分設定情報が第一の電子機器100aに設定可能なデータ形式である場合には、当該処理を行わなくてもよい。
第一の電子機器100aの設定データ受信部506が、管理装置200から差分設定情報を受信すると、設定データ設定部504は、自機器に差分設定情報をインポートし、差分設定情報に定められている差分を含む対象項目に、当該差分を反映させ、その内容を設定する(S211)。
図2に示した一連のデータ設定処理を行うことにより、ユーザは、第一の電子機器100aに対して第二の電子機器100bの設定をインポートする指示を行うだけで、第一の電子機器100aが、インポート元となる第二の電子機器100bから、自機器との差分となる差分設定情報を取得し、自機器に設定することができる。このため、ユーザは、例えば、バックアップ対象となる第一の電子機器100aに上記指示を行うだけで、第一の電子機器100aを現在運用中の第二の電子機器100bの設定情報を反映させることができる。
なお、図2では、管理装置200の入力データ変換部203が、第二の電子機器100bの各種設定データに含まれる設定情報を、第一の電子機器100aと共通の形式(フォーマット)のデータに変換し、異機種間変換部204が、電子機器100aと共通の形式の電子機器100bの設定情報を電子機器100a用の設定情報に変換した。しかし、これとは逆に、異機種間変換部204が、電子機器100bと共通の形式の電子機器100aの設定情報を電子機器100b用の設定情報に変換するような、上記データ設定処理とは逆のデータ設定処理を行ってもよい。
例えば、S207、S208において、管理装置200の入力データ変換部203は、第一の電子機器100aの各種設定データに含まれる設定情報を、第二の電子機器100bと共通の形式(フォーマット)のデータに変換し、変換した後の設定情報を記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶する。異機種間変換部204は、記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bに記憶された、電子機器100bと共通の形式の電子機器100aの設定情報を読み出し、読み出した当該設定情報を電子機器100b用の設定情報に変換する。例えば、異機種間変換部204は、機種ごとに定められたメモリのアドレスの変更や設定位置の変更のため、出力する機器となる電子機器100bの仕様に合わせた設定情報に変換する。
そして、S209において、異機種間変換部204は、第二の電子機器100b用に変換した変換後の設定情報と、S204で受信した変換前の第二の電子機器100bの設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した差分設定情報を出力する。そして、S210において、管理装置200の出力データ変換部205は、異機種変換部205により抽出された差分設定情報を、電子機器100bに設定可能なデータ形式に変換し、設定データ入出力部201を介して第二の電子機器100bに送信する。
その後、S211において、第二の電子機器100bの設定データ受信部506が、管理装置200から差分設定情報を受信すると、設定データ設定部504は、自機器に差分設定情報をインポートし、差分設定情報に定められている差分を含む対象項目に、当該差分を反映させ、その内容を設定する。
このような処理を行うことにより、第二の電子機器100bに対して上記データ設定処理同様の効果を得ることができる。さらに、第一の電子機器100aへの差分設定情報の設定が何らかの障害によって実行できない場合でも、第一の電子機器100aに対するデータ設定処理に続けて第二の電子機器100bに対する上記逆のデータ設定処理を行うことによって、第一の電子機器100a、第二の電子機器100bの双方の設定情報を一度に元の状態に戻すことができる。
さらには、図2に示したデータ設定処理と上記逆のデータ設定処理とを、ユーザが選択可能な構成としてもよい。例えば、MFP1の操作部20や、管理装置200のUI部206に、データ設定処理と上記逆のデータ設定処理のいずれかを選択して実行するための選択ボタンを表示し、ユーザから選択された処理を実行してもよい。このような構成とすることにより、ユーザ所望の処理を選択することができる。例えば、上記のように障害が生じない環境下であれば、上記逆のデータ設定処理を選択せずにデータ設定処理のみを実行する一方、上記のように障害が生じる可能性がある場合は、データ設定処理と上記逆のデータ設定処理の双方を選択し、各処理を実行すればよい。
次に、図3を用いて、電子機器100の一例であるMFP1のハードウェア構成について説明する。図3に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路300を介して相互に通信可能に接続されている。通信路300は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図3に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路300を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図3に示すように、操作部2 0は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路300を介して本体10と通信するためのインタフェースである。操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、上述のICカードリーダー3と接続するためのインタフェースである。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図4は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、 アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能 (コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば 、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路300を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、本実施例における電子機器100の一例であるMFP1の機能ブロックについて説明する。図5および図6は、MFP1の機能ブロックの一例を示す図である。
図5に示すように、MFP1は、プログラムや文書、設定情報や差分設定情報、ログ情報の格納先である記憶媒体501と、プリンタ、コピー、FAX、スキャナなどMFPの基本機能として動作する基本機能部502と、基本機能部502で使用する各種設定データ、上記設定情報や差分設定情報を取得する設定データ取得部503と、基本機能部502で使用する各種設定データ、上記設定情報や差分設定情報を設定する設定データ設定部504と、設定データ取得部503で取得した各種設定項目、上記設定情報や差分設定情報をネットワーク経由でクラウドやサーバから構成される管理装置200に送信する設定データ送信部505と、当該管理装置200から各種設定項目、上記設定情報や差分設定情報をネットワーク30経由で受信し、設定データ設定部504に出力する設定データ受信部506とを有した本体10と、MFP1の各種設定項目、上記設定情報や差分設定情報を表示し、またはMFP1に対する各種設定を受け付ける表示・操作部である操作部20と、を備えている。図6に示すように、設定データ取得部503、設定データ設定部504、設定データ送信部505、設定データ受信部506は、外部デバイス601として接続可能な記憶装置に記憶され、MFP1の基本機能部502が、必要に応じて読み出してもよい。
次に、本実施例における管理装置200の機能ブロックについて説明する。図7は、管理装置200の機能ブロックの一例を示す図である。図7に示すように、管理装置200は、MFP1との間で上記各種設定データ、上記設定情報や差分設定情報を送受信する設定データ入出力部201と、送受信された各種設定データ、上記設定情報や差分設定情報を記憶する記憶媒体202aまたは/およびデータベース202bと、MFP1の各種設定データ、上記設定情報や差分設定情報を共通の形式のデータに変換する入力データ変換部203と、MFP1の差異により、メモリのアドレスの変更や、設定位置の変更のため、上記変換された共通の形式のデータを、出力する電子機器に合わせた設定情報に変換する異機種変換部204と、異機種変換部204により変換された上記設定情報や差分設定情報を、MFP1に設定可能なデータ形式に変換する出力データ変換部205と、PC等から指示が出来るポータルであるUI部206とを有している。図5、6に示したMFP1、図7に示した管理装置が行う処理については、図2に示したとおりであるため、ここではその説明を省略する。
なお、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。例えば、ある実施形態では、管理装置200は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、電子機器100は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、管理装置200および電子機器100は、開示された処理ステップ、例えば、図2の各ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、S207~S210の各ステップの一部を管理装置200以外の装置によって実行され得る。すなわち、管理装置200の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
図8は、電子機器の一例であるMFP1の他の例によるハードウェア構成図である。図8に示されているように、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインタフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、MFP9は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
このように、本実施例におけるデータ設定システムでは、図2に示したような処理を行うので、例えば、従来技術のように、機器の設定データをバックアップする上で差分データだけを保持した場合、同一機器にはリストア可能であるものの、異なる機器には設定データの内容が異なるためにそのままリストアできないという問題を解消することができる。また、置き換え先機器から設定データの移行要求を行い、管理装置に置き換え元機器および置き換え先機器の設定データの両方を取得・保持しておくことで、問題発生時にもリカバリ可能となる。また、機器を併設する場合において、置き換え作業が終わった場合でも置き換え元機器を工場出荷状態には戻さないので、並行して使用し続けることができる。
本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせて実施することができる。
1000 データ設定システム
10 本体
20 操作部
30 ネットワーク
100 電子機器
200 管理装置
201 設定データ入出力部(差分情報送信手段)
202a 記憶媒体
202b データベース
203 入力データ変換部(入力データ変換手段)
204 異機種変換部(変換手段)
205 出力データ変換部(出力データ変換手段)
206 UI部
501 記憶媒体
502 基本機能部
503 設定データ取得部(機器設定取得手段)
504 設定データ設定部
505 設定データ送信部(機器設定送信手段)
506 設定データ受信部
特開2013‐258481号公報

Claims (4)

  1. 第一の電子機器、第二の電子機器、および管理装置がネットワークを介して接続されたシステムで行われるデータ設定方法であって、
    第一のデータ設定処理と第二のデータ設定処理とをユーザが選択可能な手段により、処理が選択され、
    前記第一の電子機器の機器設定送信手段が、前記第一の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の識別情報とを前記管理装置に送信し、
    前記管理装置の機器設定記憶手段が、受信した前記第一の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記管理装置の機器設定取得手段が、受信した前記第二の電子機器の識別情報を用いて前記第二の電子機器から当該第二の電子機器の設定情報を取得し、
    前記管理装置の機器設定記憶手段が、取得した前記第二の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記第一のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
    前記管理装置の入力データ変換手段が、前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器と共通の形式に変換し、
    前記管理装置の機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記管理装置の異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第一の電子機器の設定情報と前記第一の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第二の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第一の差分設定情報を出力し、
    前記管理装置の差分情報送信手段が、前記差分設定情報を前記第一の電子機器に送信
    第二のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
    前記管理装置の入力データ変換手段が、前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器と共通の形式に変換し、
    前記管理装置の機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記管理装置の異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第二の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第一の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第二の差分設定情報を出力し、
    前記管理装置の差分情報送信手段が、前記第二の差分設定情報を前記第二の電子機器に送信する
    ことを特徴とするデータ設定方法。
  2. 前記第一のデータ設定処理において、
    前記管理装置の差分情報送信手段が、前記第一の差分設定情報を前記第一の電子機器に送信する際、前記管理装置の出力データ変換手段が、前記第一の差分設定情報を、前記第一の電子機器に設定可能な形式に変換し
    前記第二のデータ設定処理において、
    前記管理装置の差分情報送信手段が、前記第二の差分設定情報を前記第二の電子機器に送信する際、前記管理装置の出力データ変換手段が、前記第二の差分設定情報を、前記第二の電子機器に設定可能な形式に変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ設定方法。
  3. 第一のデータ設定処理と第二のデータ設定処理とをユーザが選択可能な手段は、前記第一の電子機器と、前記第二の電子機器と、前記管理装置との少なくとも一つにおいて、表示操作手段に、前記第一のデータ設定処理と前記第二のデータ設定処理のいずれか、または双方を選択して実行するための選択手段を表示することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ設定方法。
  4. 第一の電子機器、第二の電子機器、および管理装置がネットワークを介して接続されたデータ設定システムであって、
    第一のデータ設定処理と第二のデータ設定処理とをユーザが選択可能な手段を有し、
    前記第一の電子機器は、
    前記第一の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の識別情報とを前記管理装置に送信する機器設定送信手段を備え、
    前記管理装置は、
    受信した前記第二の電子機器の識別情報を用いて前記第二の電子機器から当該第二の電子機器の設定情報を取得する機器設定取得手段と、
    受信した前記第一の電子機器の設定情報と、取得した前記第二の電子機器の設定情報とを記憶する機器設定記憶手段と、
    前記第一の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の設定情報との少なくとも一方を共通の形式の設定情報に変換する入力データ変換手段と、
    前記共通の形式の設定情報を、出力する電子機器に合わせた設定情報に変換し、前記第一の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の設定情報との一方との差分を抽出した差分設定情報を出力する異機種間変換手段と、
    前記差分設定情報を前記第一の電子機器または前記第二の電子機器に送信する差分情報送信手段と、を備え、
    前記第一のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
    前記入力データ変換手段が、前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器と共通の形式に変換し、
    前記機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第二の電子機器の設定情報を、前記第一の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第一の電子機器の設定情報と前記第一の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第二の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第一の差分設定情報を出力し、
    前記差分情報送信手段が、出力された前記第一の差分設定情報を前記第一の電子機器に送信し、
    前記第二のデータ設定処理がユーザから選択された場合には、
    前記入力データ変換手段が、前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器と共通の形式に変換し、
    前記機器設定記憶手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を記憶し、
    前記異機種間変換手段が、共通の形式に変換後の前記第一の電子機器の設定情報を、前記第二の電子機器の仕様に合わせた設定情報に変換し、前記第二の電子機器の設定情報と前記第二の電子機器の仕様に合わせた変換後の前記第一の電子機器の設定情報とを比較し、両者の差分を抽出した第二の差分設定情報を出力し、
    前記差分情報送信手段が、出力された前記第二の差分設定情報を前記第二の電子機器に送信する
    ことを特徴とするデータ設定システム。
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