JP7243428B2 - 飛しょう体用レドーム - Google Patents
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また、第一固定部材及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁面側からレドームの機軸へ向かって、前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置されている。
第一固定部材はレドームリングに固定されている。また、第二固定部材は、第一固定部材を押すかたちで固定されている。このため、レドーム本体の内壁面に第一固定部材が当接し、第一固定部材を挟んで、第二固定部材による押圧でレドーム本体とレドームリングとが結合され、第一固定部材は、レドームリングに固定される側の根本にアール溝またはスリットを有するものである。
また、本開示に係る飛しょう体用レドームは、第二固定部材が、レドーム先端側の端部にレドーム本体の内壁方向に突出した突起を有するものである。
また、本開示に係る飛しょう体用レドームは、第二固定部材が、レドームの後端側にレドームリングに対してねじ締めする雄ねじ部分と、レドームの先端側に雄ねじ部分をねじ締めするにつれて第一固定部材を内側から外側へ押す部分とを有するものである。
また、本開示に係る飛しょう体用レドームは、第一固定部材のばね構造が、レドームの機軸方向から見て、またはレドームの機軸とこの機軸に直交する軸を含む断面で見て、屈曲部を有してすき間を構成するものである。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる飛しょう体用レドーム100の構造を示す斜視図である。飛しょう体用レドームのレドーム本体1の開口面側にレドームリング2が取り付けられている。レドーム本体1とレドームリング2の内側にばね性(弾性)を有する第一固定部材3と、第一固定部材3より変形量の小さい第二固定部材4を備える。つまり、第一固定部材3は、第二固定部材4より低剛性である。別の言い方をすれば、両者の比較において第一固定部材3は低剛性固定部材であり、第二固定部材4は高剛性固定部材である。なお、ばね性(弾性)を有するばね構造は種々の形態をとり得るが、本形態のように板の一部分に溝を入れたものは一例であり、板の一部分にスリットを入れても良いし、板厚を部分的に薄くしても良い。さらに、後述するような板ばねを折り曲げた構造であっても良い。つまり、第一固定部材3のばね構造は、特定の方向に変形し易い構造であって、第二固定部材4より曲がりやすい剛性であればよい。
以下、本形態を詳細に説明する。
飛しょう体の機体50には、軽量化と材料コスト低減のために、アルミニウム合金が用いられることが一般的である。
第一固定部材3は、レドームの機軸側のテーパ面33とレドーム本体の内壁面側のテーパ面32を有するテーパ部であって、レドームリング側からレドーム先端に向かうに従い、両テーパ面の距離が漸増する形状の第一固定部材のテーパ部31を有する。
以下の説明では、レドームの機軸側のテーパ面33を「第一固定部材の内側テーパ面33」、レドーム本体の内壁面側のテーパ面32を「第一固定部材の外側テーパ面32」と称して説明する。
なお、本形態では、第二固定部材4は円筒の形状であって、円筒の外側にねじを切ったものである。しかし、第二固定部材4は必ずしも円筒でなくともよい。要するに、第一固定部材3をレドームの内側から外側へ押すことができればそれでよく、例えば、円筒が分割されたような部材で、第一固定部材3を押さえつけるようにレドームリング2にボルトで固定する形態でも良い。つまり、第一固定部材3のばね構造は特定の方向に変形し易い構造であるので、第二固定部材4が第一固定部材より高剛の高い構造であれば、第一固定部材3を変形させることができる。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材は、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁12の内側に、第一固定部材、第二固定部材の順でレドーム本体の中心へ向かって配置されている。また、第一固定部材はレドームリングに固定されている。
さらに、第二固定部材による押圧で第一固定部材が押され、レドーム本体の内壁面に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接する。その結果として、前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合されている。
レドーム本体1は、レドームリング側の端部にテーパ部11がある。テーパ部11は、レドームリング側へ向かうに従い、レドーム本体の内径が減少するように後端部(レドームリング側)へ行くに従いレドームの肉厚が漸増する形状である。
また、第一固定部材3は、レドームリング側からレドーム先端に向かうに従いその厚みが漸増する形状の第一固定部材のテーパ部31を有する。言い方を変えれば、第一固定部材は、レドームの機軸側のテーパ面33とレドーム本体の内壁面側のテーパ面32を有するテーパ部であって、レドームリング2側からレドーム先端に向かうに従い、両テーパ面(33、32)の距離が漸増する形状の第一固定部材のテーパ部31を有する。
さらに、レドーム本体1とレドームリング2の接合部分において、レドーム本体テーパ部11と第一固定部材のテーパ部31の両者のテーパ面(13、32)が対向して配置される。
そして、第二固定部材4を、例えばレドームリングにねじ締めすることによって第一固定部材テーパ部31が外側(図3中のY軸方向であって、紙面の下方向)に押し広げられ、レドーム本体テーパ部11が予め押された状態で組み上げられる。
以上のような形態に係る飛しょう体用レドームによれば、レドーム内側のテーパ面13と低剛性の第一固定部材の外側のテーパ面32が当たることにより、飛しょう体本体側にレドーム本体を引き寄せる力が働き、テーパがない場合と比べてより強固に結合される。また、第一固定部内側のテーパ面により、第一固定部が押圧された状態で組み立てることが可能となり、低温時でのガタつきを防止することができる。
本形態に係る第一固定部材は、アール溝37あるいはスリットを、レドームリング2に固定される側の根元36に有する。
以上のような形態に係る飛しょう体用レドームによれば、第一固定部材3を内側に曲げやすくなり、組立性が向上する。
図4中の(a)は、実施の形態2に係る飛しょう体用レドーム100の構造を示す断面図である。また、図4中の(b)は本形態に係る第二固定部材4を示す断面図である。
なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、実施の形態1と比べて特徴的なのは第二固定部材4の先端部分の形状である。他の構成は実施の形態1に係る飛しょう体用レドームと同様であるので、ここでは説明を省略する。
本形態に係る第二固定部材は、レドーム先端側の端部にレドーム本体の内壁方向に突出した突起72を有する。突起72が第一固定部材3を超えるまで第二固定部材4をレドームリング2に対してねじ締めをすることにより第一固定部材3は固定される。なお、ねじ締めは一例であり、他の方法で締結しても良い。
図5は、実施の形態3に係る飛しょう体用レドーム100の構造を示す斜視図である。飛しょう体用レドームのレドーム本体1の開口面側にレドームリング2が取り付けられている。レドーム本体1とレドームリング2の内側にばね性を有する第一固定部材3と、第一固定部材3より変形量の小さい第二固定部材4を備える。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材3は、レドーム本体1とレドームリング2とを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体1とレドームリング2とを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材3より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材3と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体1の内壁12の内側に、第一固定部材3、第二固定部材4の順で配置されている。また、第一固定部材3はレドームリング2に固定されている。
また、第一固定部材3は、曲面部76と屈曲部77が交互に繰り返されて構成されたレドームの機軸方向から見てつづら折りの形状であるばね構造を有する。さらに、第一固定部材3は、レドームの機軸側のテーパ面33とレドーム本体の内壁面側のテーパ面32を有するテーパ部であって、レドームリング2側からレドーム先端に向かうに従い、両テーパ面(33、32)の距離が漸増する形状の第一固定部材テーパ部31を有する。
そして、第二固定部材4による押圧で第一固定部材3が押され、レドーム本体1の内壁面12に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接している。その結果として、レドーム本体1とレドームリング2とが結合される。
図8は実施の形態4に係る第一固定部材3を示す上面図である。なお、実施の形態3において、周方向のスリット75を採用した第一固定部材3の例を示したが、本形態においては、第一固定部材3の細部を変更した例を説明する。他の構成は実施の形態3に係る第一固定部材3と同様である。
そこで、周方向スリット75の内部に小さな突起74を設けることにより、剛性が特に低下する部分の変形を拘束し、レドーム本体1と第一固定部材3との接触面圧の均一化と第一固定部材3の疲労強度の向上を図ることができる。
本形態に係る第一固定部材3は、曲面部76と屈曲部77が交互に繰り返されて構成されているので、曲面部76同士の間は、周方向のスリット75となる。また、曲面部どうしが対向する側の表面78に小さな突起74を設ける。さらに、屈曲部に応力緩和用のアールを形成する。アールは、機軸方向から見て円弧状の形状が一例として考えられる。
以上のような本形態に係る飛しょう体用レドームによれば、小さな突起により、面圧を均一化することができる。また、変形を拘束することにより、疲労寿命が向上する。さらに、屈曲部にアールを形成する場合に、例えばスリット底部に切削加工によるキリ穴を開けることにより、表面性状が改善し、疲労寿命が向上する。
図9は実施の形態5に係る第一固定部材3を示す上面図である。なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、特徴的なのは、隣り合う第一固定部材3どうしの周方向スリット75が対称となるように配置し、外側と内側を交互に結合部39により結合することを特徴としている。なお、他の構成は実施の形態3に係る飛しょう体用レドームと同様である。
図10中の(b)は本形態に係る第一固定部材3示す断面図である。
なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、実施の形態3と比べて特徴的なのは第一固定部材3の後端部35の形状である。他の構は実施の形態3に係る飛しょう体用レドームと同様である。
レドームの機軸方向から見て回転対象状に複数の第一固定部材3が配置され、隣り合う曲面部76どうしを結合した状態で組み上げられている。
以上のような本形態に係る飛しょう体用レドームによれば、組立性が向上する。さらに、端面が自由端でなくなるため、面圧の均一化に寄与する。
第一固定部材3の低剛性化を実現する構造は、実施の形態3に示したような周方向スリット75に限定されない。
図11は、本実施の形態に係る飛しょう体用レドームの第一固定部材3の斜視図である。また、図12は、本形態に係る第一固定部材3とレドーム本体テーパ部11の係合状態を示す断面図である。
なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、実施の形態3と比べて特徴的なのは第一固定部材3の形状である。他の構成は実施の形態3に係る飛しょう体用レドームと同様である。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材は、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁12の内側に、第一固定部材、第二固定部材の順で配置されている。また、第一固定部材はレドームリングに固定されている。
さらに、第二固定部材による押圧で第一固定部材が押され、レドーム本体の内壁面に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接する。その結果として、前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合されている。
そして、第一固定部材3は、円筒38と、この円筒表面から突き出したくの字型の突起84がレドームの機軸方向に配列したテーパ部31を備えるが、突起84の配列は、レドーム先端側からレドームリング2側に向かうに従い、突起の長さがしだいに短くなるように配列されている。つまり、突起84の先端がレドーム本体1の内部側へ後退するように、突起の長さがしだいに短くなるように配列されている。また、テーパ部31はレドームの機軸方向から見て回転対象状に円筒38に配置されている。
図13は、本実施の形態に係る飛しょう体用レドームの第一固定部材3の斜視図である。また、図14は、本形態に係る第一固定部材3とレドーム本体テーパ部11の係合状態を示す断面図である。
なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、実施の形態3と比べて特徴的なのは第一固定部材3の形状である。他の構成は実施の形態3に係る飛しょう体用レドームと同様である。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材は、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁12の内側に、第一固定部材、第二固定部材の順で配置されている。また、第一固定部材はレドームリングに固定されている。
さらに、第二固定部材による押圧で第一固定部材が押され、レドーム本体の内壁面に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接する。その結果として、前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合されている。
そして、第一固定部材のばね構造は、レドーム本体の内壁方向へ折り曲げられた板ばね85であって、レドームの機軸方向から見て同一円周上90に複数の前記ばね構造が配置され、隣り合う板ばね構造は機軸方向に入れられたスリット87によって個々に分離されている。
図15は、本実施の形態に係る飛しょう体用レドームの第一固定部材3の斜視図である。また、図16は、本形態に係る第一固定部材3とレドーム本体テーパ部11の係合状態を示す断面図である。
なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、実施の形態3と比べて特徴的なのは第一固定部材3の形状である。他の構成は実施の形態3に係る飛しょう体用レドームと同様である。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材は、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁12の内側に、第一固定部材、第二固定部材の順で配置されている。また、第一固定部材はレドームリングに固定されている。
さらに、第二固定部材による押圧で第一固定部材が押され、レドーム本体の内壁面に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接する。その結果として、前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合されている。
そして、第一固定部材のばね構造は、第一固定部材のばね構造は、レドームの機軸方向から見て山(83)と谷(82)を繰り返す蛇腹部(81)を有する。
図17は本実施の形態に係る第一固定部材3を示す斜視図である。なお、本形態に係る飛しょう体用レドームの構成において、上述の実施の形態8と比べて特徴的なのは第一固定部材3の形状である。他の構成は実施の形態8に係る飛しょう体用レドームと同様である。
また、側面に垂直な機軸方向スリット88を設けることにより、内側や外側に曲げやすくなり、実施の形態1と同様に組み立てることが可能である。
本形態に係る飛しょう体用レドーム100は、飛しょう体の機体50の先端に取付けられるレドーム本体1と、レドーム本体と機体とを繋ぐレドームリング2と、第一固定部材3と第一固定部材より高剛の高い第二固定部材4とを備える。
第一固定部材は、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含むものである。
第二固定部材4も、レドーム本体とレドームリングとを結合するための固定用の部材であって、第一固定部材より高剛の高い構造である。なお、第一固定部材と第二固定部材4とを組み合わせて固定用の部材として使用する。
第一及び第二固定部材は、レドーム本体の内壁12の内側に、第一固定部材、第二固定部材の順で配置されている。また、第一固定部材はレドームリングに固定されている。
さらに、第二固定部材による押圧で第一固定部材が押され、レドーム本体の内壁面に第一固定部材の外周部(外側テーパ面32)が当接する。その結果として、前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合されている。
そして、第一固定部材のばね構造は、第一固定部材のばね構造は、レドームの機軸方向から見てレドーム本体の内壁へ角度をもって当接する折り曲げられた板ばね89であって、レドームの機軸方向から見て同一円周上90に複数の前記ばね構造が間隔を開けて配置されている。
2 レドームリング、
3 第一固定部材、
4 第二固定部材、
11 レドーム本体テーパ部、
12 レドーム本体の内壁面、
13 レドーム本体テーパ面、
31 第一固定部材のテーパ部、
32 第一固定部材の外側テーパ面(レドーム本体の内壁面側のテーパ面)、
33 第一固定部材の内側テーパ面(レドームの機軸側のテーパ面)、
35 第一固定部材の後端部、
36 第一固定部材の根元、
37 アール溝、
38 円筒、
39 第一固定部材の結合部、
45 ボルト、
50 機体、
60 機軸垂直方向の荷重、
61 レドーム本体1とレドームリング2が離れる方向の荷重、
72 外向きの突起、
73 アール穴、
74 小突起、
75 周方向スリット、
76 第一固定部材の曲面部、
77 第一固定部材の屈曲部、
78 第一固定部材の曲面部の表面、
79 第一固定部材の屈曲部の内側、
81 蛇腹部、
82 蛇腹部の谷、
83 蛇腹部の山
84 くの字型突起、
85 板ばね、
86 空隙、
87 側面に垂直な機軸方向スリット、
88 側面に垂直な機軸方向スリット、
89 傾斜突起、
90 第一固定部材を配置する位置(配置円)、
100 飛しょう体用レドーム。
Claims (15)
- 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材は、前記レドームリングに固定される側の根本にアール溝またはスリットを有する飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第二固定部材は、レドーム先端側の端部に前記レドーム本体の内壁方向に突出した突起を有する飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第二固定部材は、レドームの後端側に前記レドームリングに対してねじ締めする雄ねじ部分と、前記レドームの先端側に前記雄ねじ部分をねじ締めするにつれて前記第一固定部材を内側から外側へ押す部分とを有する飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、レドームの機軸方向から見て、または前記レドームの機軸とこの機軸に直交する軸を含む断面で見て、屈曲部を有してすき間を構成する飛しょう体用レドーム。 - レドーム本体は、レドームリング側へ向かうに従い内径が減少するように後端部の肉厚が漸増するレドーム本体テーパ部を備え、
第一固定部材は、レドームの機軸側のテーパ面と前記レドーム本体の内壁面側のテーパ面を有するテーパであって、前記レドームリング側からレドーム先端に向かうに従い、両テーパ面間の距離が漸増する形状の第一固定部材テーパ部を備え、
前記レドーム本体テーパ部と前記第一固定部材テーパ部が対向して配置された、請求項1から4のいずれか一項に記載の飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、曲面部と屈曲部が交互に繰り返されて構成されたレドームの機軸方向から見てつづら折りの形状である飛しょう体用レドーム。 - 第一固定部材のばね構造の曲面部は、前記曲面部どうしが対向する側の表面に突起を有し、
さらに、屈曲部の内側には、機軸方向から見てアールが形成されている、
請求項6に記載の飛しょう体用レドーム。 - レドームの機軸方向から見て回転対象状に複数の第一固定部材が配置され、隣り合う曲面部どうしを結合した状態で組み上げられている、
請求項6に記載の飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、円筒と、前記円筒の表面から突き出したくの字型の突起がレドームの機軸方向に配列したテーパ部を備え、前記くの字型の突起の配列は、レドーム先端側から前記レドームリング側に向かうに従い、前記くの字型の突起の長さがしだいに短くなるように配列された飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、前記レドーム本体の内壁方向へ折り曲げられた板ばねであって、レドームの機軸方向から見て同一円周上に複数の前記ばね構造が配置され、隣り合う板ばね構造は機軸方向に入れられたスリットによって個々に分離されている飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、レドームの機軸方向から見て山と谷を繰り返す蛇腹部を有する飛しょう体用レドーム。 - 飛しょう体の機体の先端に取付けられるレドーム本体と、
前記レドーム本体と前記機体とを繋ぐレドームリングと、
前記レドーム本体と前記レドームリングとを結合するための固定用の部材であって、前記レドーム本体の内壁面に向かって変形可能なばね構造を含む第一固定部材と前記第一固定部材より剛性の高い第二固定部材と、を備え、
前記第一固定部材及び前記第二固定部材は、前記レドーム本体の内壁面側から前記第一固定部材、前記第二固定部材の順で配置され、
前記第一固定部材は前記レドームリングに固定され、
前記レドーム本体の内壁面に前記第一固定部材が当接し、前記第一固定部材を挟んで、前記第二固定部材による押圧で前記レドーム本体と前記レドームリングとが結合され、
前記第一固定部材の前記ばね構造は、レドームの機軸方向から見て前記レドーム本体の内壁へ角度をもって当接する折り曲げられた板ばねであって、前記レドームの機軸方向から見て同一円周上に複数の前記ばね構造が間隔を開けて配置される飛しょう体用レドーム。 - 第二固定部材は、レドーム先端側の端部にレドーム本体の内壁方向に突出した突起を有する請求項1、3、4および6から12のいずれか1項に記載の飛しょう体用レドーム。
- 第一固定部材は、レドームリングに固定される側の根本にアール溝またはスリットを有する請求項2から4および6から12のいずれか1項に記載の飛しょう体用レドーム。
- 第二固定部材は、レドームの後端側にレドームリングに対してねじ締めする雄ねじ部分と、前記レドームの先端側に前記雄ねじ部分をねじ締めするにつれて第一固定部材を内側から外側へ押す部分とを有する請求項1、2、4および6から12のいずれか1項に記載の飛しょう体用レドーム。
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