JP7243206B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、少なくとも1つのコンピュータが実行する情報処理方法、及びプログラムに関する。
特許文献1に開示の技術は、各店舗に最適量の商品の在庫を用意して、商品の品切れを防止し、商品の売り上げ促進を図ることに向けられている。
特開2009-181491号公報
ところで、小売店などの各店舗では、例えば顧客等のユーザへの提供を望む商品を在庫として用意することが必要とされる。しかし、来店するユーザごとに必要とする商品が異なるので、多くのユーザの欲求を満たす程度の在庫を揃えることは容易でない。また、各店舗の広さには限界があり、必要とする商品を在庫として用意するのにも限界がある。そこで、本発明の目的は、予め商品の在庫を充実させることをせずとも、ある店舗に来店したユーザに、商品を好適に提供可能にすることにある。
本発明の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、第1店舗における来店ユーザの商品への関心傾向を表す指標情報を取得することと、前記指標情報に基づいて、前記第1店舗において非在庫のレコメンド商品を選択することと、選択したレコメンド商品を扱う第2店舗から前記第1店舗へ前記選択したレコメンド商品を移動させるように、前記第1店舗と前記第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置又は前記第2店舗に対する指令を生成することとを実行する。本発明の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータが実行する情報処理方法によっても例示される。さらにまた、本発明の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータに実行させるためのプログラムによっても例示される。
本情報処理装置によれば、予め商品の在庫を充実させることをせずとも、ある店舗に来店したユーザに、商品を好適に提供することが可能になる。
第1実施形態のシステムの概略構成図である。 図1のシステムにおける自律走行車両の概略構成図である。 図1のシステムにおけるサーバ装置の概略構成図である。 図1のシステムにおける搬送装置の概略構成図である。 図1のシステムにおけるフローチャートである。 図1のシステムにおける、一例としての商品情報データベースの一部を概念的に示す図である。 第2実施形態のシステムにおける自律走行車両の概略構成図である。 第2実施形態のシステムにおけるサーバ装置の概略構成図である。 第2実施形態のシステムにおけるフローチャートである。 第3実施形態のシステムにおける自律走行車両の概略構成図である。 第3実施形態のシステムにおけるサーバ装置の概略構成図である。 第3実施形態のシステムにおけるフローチャートである。 第4実施形態のシステムの概略構成図である。 図13のシステムにおけるフローチャートの一部である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置、その情報処理装置での情報処理方法、及びプログラムについて説明する。まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に本発明の第1実施形態に係るシステムS1の概略構成図を示す。このシステムS1は、サーバ装置100と、複数の自律走行車両200と、搬送装置300とを含む。サーバ装置100は、ネットワークN上のコンピュータである。サーバ装置100は、複数の自律走行車両200(200A、200B、・・・)及び搬送装置300と通信可能に構成されている。図1では、サーバ装置100と通信可能な自律走行車両200として5台の車両200A、200B、200C、200D、200Eを表している。ただし、これら5台の自律走行車両200A~200Eは、1つのモールMを実質的に構成する複数の自律走行車両の一例に過ぎない。モールMを構成する自律走行車両200の数は、5台に限定されるものではなく、幾つであってもよく、例えば10台であってもよい。なお、図1では、サーバ装置100をモールM内に表している。しかし、本第1実施形態では、サーバ装置100は、実際にはモールMの外に位置付けられている。サーバ装置100の実際の位置は如何なる位置にあってもよく、例えばモールMの中に位置してもよい。ここで、モールMとは、いわゆるショッピングモールであり、ショッピングセンタと呼ぶこともできる。本実施形態のショッピングモールでは、店舗は自律走行車両200によって構築される。ただし、モールMは、通常の遊歩道を含む商店街あるいは屋内に構築された商業施設に荷物を搬送可能な自律走行車両200を備えたものでもよい。
自律走行車両200は、Electric Vehicle(EV)パレットとも呼ばれる。自律走行車両200は、自動運転及び無人運転可能な移動体であり、用途に応じて様々な寸法のものが存在する。例えば、数冊の本を運搬するのに適した大きさの小型のものから、人、物を搬送可能な大型のものまで、様々なサイズの自律走行車両200が利用可能である。特に、本実施形態では、自律走行車両200は、それぞれ移動店舗として利用可能な車両である。移動店舗としては、小売店や飲食店などがあり得、服屋、靴屋、花屋、及び、コーヒーショップを例示できる。なお、以下では、自律走行車両200Aが服屋の移動店舗として機能し、自律走行車両200Bが靴屋の移動店舗として機能するものとして説明する。
自律走行車両200は、それ自体の制御、自律走行車両200を利用するユーザとのユーザインターフェースの提供、及び、ネットワークN上の各種サーバとの情報授受等のための制御機能及び通信機能を有している。自律走行車両200は、ネットワークN上の各種サーバと連携して、自律走行車両200単独で実行可能な処理に加えて、ネットワーク上の各種サーバによって付加される機能及びサービスをユーザに提供することができる。なお、自律走行車両200は、必ずしも無人車両である必要はない。例えば、営業要員や接客要員、保安要員などが搭乗していてもよい。また、自律走行車両200は、必ずしも完全なる自律走行が可能な車両でなくてもよい。例えば、状況に応じて人が運転ないし運転の補助を行う車両であってもよい。本実施形態では、自律走行車両200は、所定の指令、例えば所定の運行指令に基づいて走行を行い、移動店舗として機能し、例えば荷物の集荷や配送を行うことができる。
さらに、自律走行車両200は、ユーザからの要求を受け付け、ユーザに反応し、ユー
ザからの要求に対して所定の処理を実行し、処理結果をユーザに報告する機能を有していてもよい。なお、ユーザからの要求のうち、自律走行車両200単独では処理できないものについては、当該要求を各種サーバとの連携で処理してもよく、例えばサーバ装置100に転送し、サーバ装置100と連携して処理してもよい。
自律走行車両200は、ここでは、他の自律走行車両200に対して運行等を指令する装置でもある。自律走行車両200は、移動店舗であるとき、そこに来店しているユーザ(以下、来店ユーザ)の商品への関心傾向を表す指標情報を取得し、他の自律走行車両200に対する指令を生成することができる。そして、その指令を間接的に又は直接的に他の自律走行車両200に送信することができる。また、自律走行車両200は、自律走行車両200間で商品を搬送可能にする搬送装置300に対して指令を送信して、その運行等を指令することができる。
サーバ装置100も、自律走行車両200に対して運行等を指令する装置である。サーバ装置100は、自律走行車両と同様に、移動店舗であるある自律走行車両200から、そこに来店したユーザの商品への関心傾向を表す指標情報を取得し、他の自律走行車両200への指令を生成して、送信するように構成されることが可能である。また、サーバ装置100は、自律走行車両200間で商品を搬送可能にする搬送装置300に対して指令を送信して、運行等を指令してもよい。ただし、本第1実施形態では、来店ユーザの指標情報を取得してそれに基づいて指令を生成することは自律走行車両200で主として実行される。
ここで、モールMにおける複数の自律走行車両200のうちの、1つの自律走行車両200Aの構成について図2に基づいて説明する。なお、モールMにおける他の自律走行車両200も、自律走行車両200Aと同様の構成を備える。しかし、店舗の種類、例えば服屋、靴屋などの種類に応じて、ユーザの指標情報を取得するためのセンサ、例えば後述する商品リーダ216に自律走行車両200間で違いがあり得る。
図2の自律走行車両200Aは、情報処理装置202を備え、その機能を実質的に担う制御部204を有する。自律走行車両200Aは、サーバ装置100から取得した運行指令に従って走行することができる。具体的には、自律走行車両200Aは、ネットワークNを介して取得した運行指令に基づいて走行経路を生成し、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で走行する。
自律走行車両200Aは、制御部204の他、センサ206、位置情報取得部208、駆動部210、通信部212、記憶部214を含んで構成される。自律走行車両200Aは、バッテリから供給される電力で動作する。
センサ206は、ここでは、車両周辺のセンシングを行う手段であり、典型的にはステレオカメラ、レーザスキャナ、Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection
and Ranging(LIDAR)、レーダなどを含む。センサ206が取得した情報は、制御部204に送信される。センサ206は、自車両が自律走行を行うためのセンサを含む。センサ206は、自律走行車両200の車体に設けられたカメラを含んでもよい。例えば、センサ206は、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-Oxide-Semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等のイメージ
センサを用いた撮影装置を含むことができる。車体の複数の箇所に複数のカメラが設けられていてもよい。例えば、車体の前方、後方、左右側方にそれぞれカメラが設置されていてもよい。
位置情報取得部208は、車両の現在位置を取得する手段であり、典型的にはGlobal P
ositioning System(GPS)受信器などを含む。位置情報取得部208が取得した情報
は、制御部204に送信される。衛星信号受信器としてのGPS受信器は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。各GPS衛星は、地球の周囲を周回する人工衛星である。衛星測位システムつまりNavigation Satellite System(NSS)はGPSに限られない。
種々の衛星測位システムからの信号に基づいて、位置情報が検出されてもよい。NSSは、全地球航法衛星システムに限定されず、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite
System)を含み得、例えば、欧州の“ガリレオ”や、GPSと一体運用される日本国の
“みちびき”を含み得る。
制御部204は、センサ206及び位置情報取得部208等から取得した情報に基づいて、自車両の制御を行うコンピュータである。制御部204は、自律走行車両200Aが移動店舗として機能するとき、その店舗装置としての機能を実質的に担う。また、制御部204は、サーバ装置100からの運行指令を受けて、移動体である自律走行車両200Aの走行を制御する制御手段の一例である。
制御部204は、CPUと、主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPUはプロセッサともいう。制御部204の主記憶部は主記憶装置の一例である。制御部204におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部204における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。制御部204における主記憶部は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static Random Access Memory(SRAM)
、Read Only Memory(ROM)等である。
制御部204は、記憶部214と接続されている。記憶部214は、所謂外部記憶部であり、制御部204の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部204のCPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。記憶部214は、ハードディスクドライブ、Solid State Disk(SSD)等である。
制御部204は、機能モジュールとして、計画生成部2041、環境検出部2042、タスク制御部2043、情報取得部2044、商品選択部2045及び指令生成部2046を有している。各機能モジュールは、主記憶部や記憶部214に記憶されたプログラムを制御部204つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。
計画生成部2041は、外部からの、サーバ装置100や他の自律走行車両200からの指令を取得し、自車両の動作計画を生成する。例えば、計画生成部2041は、サーバ装置100からの運行指令を取得し、自車両の運行計画を生成する。運行計画とは、自律走行車両200Aが走行する経路と、経路の一部又は全部において自律走行車両200Aが行うべき処理を規定したデータである。運行計画に含まれるデータの例として、例えば、以下の(1)、(2)のようなものが挙げられる。
(1)自車両が走行する経路を道路リンクの集合によって表したデータ
自車両が走行する経路は、例えば、記憶部214に記憶された地図データを参照し、与えられた出発地と目的地に基づいて自動的に生成してもよい。また、上記経路は、外部のサービスを利用して生成してもよい。
(2)経路上の地点において自車両が行うべき処理を表したデータ
経路上において自車両が行うべき処理には、例えば、「移動店舗として機能する」、「所定の荷物を受け取る」、「所定の荷物を渡す」、「受領証や預り証を収受する」といったものがあるが、これらに限られない。計画生成部2041が生成した運行計画は、後述するタスク制御部2043へ送信される。
例えば、計画生成部2041は、運行指令の一種として商品提供の指令を取得し、自車両から他の車両、例えば他の自律走行車両200又は他の自律走行車両200に商品を搬送可能にする搬送装置300への商品の受け渡し計画を生成する。商品の受け渡し計画とは、他の自律走行車両200又は搬送装置300へ提供する商品の受け渡し処理を規定したデータである。
更に、計画生成部2041は、運行指令の一種として商品受け取りの指令を取得し、他の車両から、例えば他の自律走行車両200又は搬送装置300から、自車両への商品の受け取り計画を生成する。ここでの商品の受け取り計画とは、他の自律走行車両200又は搬送装置300から提供される商品の受け取り処理を規定したデータである。商品の受け取り計画に含まれるデータの例として、例えば、受け取る商品の情報、例えば商品の種類及び数を含み得るが、これらに限られない。計画生成部2041が生成した商品の受け取り計画は、後述するタスク制御部2043へ送信される。
環境検出部2042は、センサ206が取得したデータに基づいて、車両周辺の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、自車両の周辺に存在する車両の数や位置、自車両の周辺に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。また、環境検出部2042は、検出した物体をトラッキングしてもよい。例えば、1ステップ前に検出した物体の座標と、現在の物体の座標との差分から、当該物体の相対速度を求めてもよい。環境検出部2042が検出した、環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述するタスク制御部2043へ送信される。
タスク制御部2043は、計画生成部2041が生成した運行計画と、環境検出部2042が生成した環境データ、ならびに、位置情報取得部208が取得した自車両の位置情報に基づいて、自車両の走行等を制御する。例えば、タスク制御部2043は、所定の経路に沿って走行し、かつ、自車両を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように自車両を走行させる。車両を自律走行させる方法については、公知の方法を採用することができる。また、タスク制御部2043は、計画生成部2041が生成した商品の受け渡し計画に基づいて、商品の受け渡し処理を実行したり、計画生成部2041が生成した商品の受け取り計画に基づいて、商品の受け取り処理を実行したりする。このように、タスク制御部2043は、走行制御以外のタスクも実行する。
情報取得部2044は、自車両が移動店舗として稼働しているとき、その移動店舗に来店している来店ユーザの商品への関心傾向を表す指標情報を取得する。ここでは、この指標情報は、商品リーダ216で取得した情報に基づいて、記憶する所定のプログラムに従って所定の処理を行うことで、生成されて取得される。来店ユーザの商品の取り扱い状況は商品リーダ216で読み取ることができる。そして、情報取得部2044は、商品リーダ216で取得した情報に基づいて、指標情報を取得する。更に、情報取得部2044は、記憶部214に記憶する在庫情報データベース2141を定期的に取得等して、外部のサーバ装置100に提供するつまり送信する。
商品リーダ216は、商品センサの一例であり、自律走行車両200Aでは、Radio Frequency IDentificatio(RFID)のリーダ/ライタつまりリーダである。このとき、
商品には、非接触ICタグであるRFタグが付されている。例えば、服屋として機能する自律走行車両200Aの一部の領域、例えば試着室に来店ユーザが、自律走行車両200Aで扱う商品である服を持ち込んだとき、その服に付されたRFタグは、試着室に設けた商品リーダ216で読み取られる。これにより、制御部204は、来店ユーザの商品購入
前に、来店ユーザの関心傾向を表す情報を取得することができる。RFタグには、商品の情報、例えばメーカー名、商品名、型番などが含まれ得る。なお、来店ユーザによる商品購入に伴い、そのような情報が取得されてもよい。
商品選択部2045は、情報取得部2044で取得した指標情報に基づいて、自車両に非在庫のレコメンド商品を選択する。制御部204の商品選択部2045は、ここではサーバ装置100から提供された商品情報データベース1062につまり商品情報にアクセス可能に構成されている。そして、制御部204の商品選択部2045は、指標情報に基づいて商品情報データベース1062を検索することで、商品を選択することができる。この選択した商品がレコメンド商品とされる。
なお、ユーザの所持する端末等からユーザ情報を読み取るユーザリーダや、ユーザ情報の入力を可能にする装置等を自律走行車両200が備える場合、商品選択部2045は、そのユーザ情報にも基づいて、ユーザにより適したレコメンド商品を選択してもよい。例えばユーザの情報としてユーザIDが取得され得る。この場合、サーバ装置100の記憶部106からユーザ情報データベース1061のコピーが提供されて、記憶部214に記憶されているとよい。ユーザ情報データベース1061は、ユーザIDに基づいて、来店ユーザの特性(例えば性別、年齢、体型)等を検索可能に構築されている。なお、ここでは、ユーザ情報データベース1061は、ユーザ情報を管理する管理センタからサーバ装置100に提供されているが、これに限定されない。
指令生成部2046は、外部に提供するつまり送信する指令を生成して、外部に送信する。指令としては、例えば、前述の、運行指令がある。運行指令は、例えばレコメンド商品の提供のための他の自律走行車両の走行を生じさせる指令として生成される。また、運行指令の一種である商品提供の指令は、商品選択部2045でレコメンド商品が選択されたとき、そのレコメンド商品を積載する自律走行車両200つまり移動店舗から、そのレコメンド商品の提供先へのレコメンド商品の移動を生じさせるための指令として生成される。これら指令の生成においては、サーバ装置100から提供されて記憶部214に記憶されている車両情報データベース1063の位置情報や車両情報が参照されて、指令を送る自律走行車両200の情報が抽出される。なお、来店ユーザのユーザ情報が取得されている場合、そのユーザ情報の一部又は全部も指令に含まれるとよい。指令に含まれるユーザ情報と一緒にレコメンド商品が搬送されるとき、来店ユーザに直接的にレコメンド商品を提供することも可能になる。
駆動部210は、タスク制御部2043が生成した指令に基づいて、自車両を走行させたり、商品の授受を実行したりする手段である。駆動部210は、例えば、車輪を駆動するためのモータやインバータ、ブレーキ、ステアリング機構、二次電池等を含んで構成される。また、駆動部210は、荷物の受け渡しを実行するための荷物搬出又は搬入の機構におけるモータ等を含んで構成される。
通信部212は、情報処理装置202つまり制御部204をネットワークNに接続するための通信機能を有する。本実施形態では、自律走行車両200Aは、ネットワークN経由で他の装置、例えばサーバ装置100と通信を行うことができる。なお、通信部212は、自車両である自律走行車両200Aが他の自律走行車両200(100B、・・・)と車々間通信を行うための通信手段を更に有する。
自律走行車両200Aは、荷物を積載する手段や、商品陳列棚や、調理室を有することができる。自律走行車両200Aは、複数の荷物のうち所定の荷物のみを受け渡す機構を備えている。例えば、複数の格納領域(ブロックともいう)を有する格納装置が車室に備わっており、許可されたブロックのみが解錠できるようにしてもよい。また、自律走行車
両200Aは、積載された荷物を、他の装置に受け渡す機構を備える。例えば、自律走行車両200Aは、宅配ロッカーといった外部の格納装置と接続し、荷物を移送する機構を備えていてもよい。また、自律走行車両200Aは、商品等の販売時に電子決済する装置を備えている。自律走行車両200Aは、受領証や預り証を発行する装置を備えていてもよい。これらの機構あるいは装置等の手段は、タスク制御部2043によって制御される。
次に、サーバ装置100について図3に基づいて説明する。サーバ装置100は、複数の自律走行車両200と、搬送装置300と通信可能である。サーバ装置100は、モールM内の全ての自律走行車両200の運行や状態を管理する。
サーバ装置100は、通信部102、制御部104、記憶部106を有して構成される。通信部102は、通信部212と同様であり、サーバ装置100をネットワークNに接続するための通信機能を有する。制御部104は、制御部204と同様にCPUと主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。もちろん、このCPUもプロセッサであり、制御部104の主記憶部も主記憶装置の一例である。制御部104におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部104における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。制御部104における主記憶部は、DRAM、SRAM、ROM等である。
制御部104は、記憶部106と接続されている。記憶部106は、外部記憶部であり、制御部104の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部104のCPUが実行するコンピュータプログラムやデータ等を記憶する。記憶部106は、ハードディスクドライブ、SSD等である。
制御部104は、サーバ装置100の制御を司る手段である。制御部104は、機能モジュールとして、情報取得部1041、商品管理部1042、車両管理部1043及び指令生成部1044を有している。これらの各機能モジュールは、主記憶部や記憶部106に記憶されたプログラムを制御部104のCPUによって実行することで実現される。
サーバ装置100の情報取得部1041は、自律走行車両200からの商品の在庫の情報や指令等の情報を取得する。また、情報取得部1041は、記憶部106に記憶する商品情報データベース1062や車両情報データベース1063にアクセスして、それらのコピーを自律走行車両200に提供する。情報取得部1041は、記憶部106に記憶するユーザ情報データベース1061にアクセスして、そのコピーを自律走行車両200に提供することもできる。
商品管理部1042は、モールMの全ての自律走行車両200の情報取得部2044から提供された積載する商品の情報を、記憶部106の商品情報データベース1062に整理記憶する。ここでは、商品情報データベース1062は、モールMの全ての自律走行車両200のつまりそれら移動店舗に関する商品の情報を含む。なお、各自律走行車両200の記憶部214には、自車両に積載する商品の在庫の情報を含む在庫情報データベース2141が記憶されている。この在庫情報データベース2141の情報が、自律走行車両200の情報取得部2044から、サーバ装置100の制御部104の商品管理部1042に送られて、商品情報データベース1062に記憶される。商品情報データベース1062は、モールMの全ての自律走行車両200が積載する商品の情報が、指標情報に基づいて検索可能に構築されている。この構築のために必要なプログラムやデータは、記憶部106に記憶されているが、制御部104の主記憶部に記憶されていてもよい。本第1実施形態の商品情報データベース1062では、商品の情報と、それを扱う移動店舗の情報
、つまり自律走行車両200の情報、例えば車両IDとが関係付けられている。
車両管理部1043は、管理下にある複数の自律走行車両200を管理する。具体的には、サーバ装置100は、所定の周期ごとに、モールMの全ての自律走行車両200から、自律走行車両200に関するデータ等の情報を受信し、その情報を、その制御部104の車両管理部1043は、記憶部106の車両情報データベース1064に記憶させる。自律走行車両200に関する情報として、位置情報と車両情報を用いる。車両情報は、例えば、自律走行車両200の識別子、用途・種別、待機地点(車庫や営業所)に関する情報、扉タイプ、車体サイズ、荷室サイズ、積載量、満充電時における走行可能距離、現時点における走行可能距離、現在のステータスなどであるが、これ以外であってもよい。なお、現在のステータスには、店舗の種類、積載している商品等の量や種類等がある。
指令生成部1044は、自律走行車両200の指令生成部2046に対応し、同様の機能を有する。例えば、モールMを構築する情報をサーバ装置100が取得したとき、指令生成部1044は、所定の期間、モールMを構築するように、自律走行車両200に対する指令、特に運行指令を生成して、それらに送信する。
次に、搬送装置300について説明する。図1に示すように、搬送装置300は、モールMの複数の自律走行車両200つまり移動店舗を回り、それらの間での商品の提供つまり受け取り及び受け渡しを行う。搬送装置300も、自律走行車両200と同様に、自動走行可能に構成されている。図1に示すように、搬送装置300は、モールMに含まれる自律走行車両200の内側つまりバックヤードに相当する場所を所定の方向に移動するように構成されているが、例えばその所定の方向の逆向きに動いてもよい。
搬送装置300について更に図4に基づいて説明する。搬送装置300は、情報処理装置302を備え、その機能を実質的に担う制御部304を有する。搬送装置300は、サーバ装置100や自律走行車両200等から取得した指令に従って動作する車両であり、例えば取得した運行指令に従って走行する。具体的には、搬送装置300は、ネットワークNを介して取得した運行指令に基づいて走行経路を生成し、車両の周辺をセンシングしながら適切な方法で道路上を走行する。また、搬送装置300は、ネットワークNを介して取得した商品提供の指令に基づいてある移動店舗から別の移動店舗に商品を搬送することができる。
搬送装置300は、制御部304の他、センサ306、位置情報取得部308、駆動部310、通信部312、記憶部314を含んで構成される。搬送装置300は、バッテリから供給される電力で動作する。搬送装置300における、制御部304、センサ306、位置情報取得部308、駆動部310、通信部312、記憶部314は、それぞれ、自律走行車両200における、制御部204、センサ206、位置情報取得部208、駆動部210、通信部212、記憶部214に対応する。制御部304は、機能モジュールとして、計画生成部3041、環境検出部3042及びタスク制御部3043を有している。これら各機能モジュールは、それぞれ、自律走行車両200の計画生成部2041、環境検出部2042、タスク制御部2043に対応し、制御部304の主記憶部や記憶部314に記憶されたプログラムを制御部304つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。このように、搬送装置300の各構成要素及び各機能モジュールは、自律走行車両200のそれらに対応するので、それらの重複説明を省略する。つまり、搬送装置300は、自律走行車両200と同様に、上述の如く、目的地に向けて自動走行可能である。
なお、図1~図4では、サーバ装置100、自律走行車両200及び搬送装置300は同一のネットワークNで接続されている。例えば、サーバ装置100と自律走行車両20
0とを接続するネットワークと、サーバ装置100と搬送装置300とを接続するネットワークとが異なるネットワークであってもよい。
上記構成を有するシステムS1の各情報処理装置における情報処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、図5のフローチャートは、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aと、第1店舗と第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置300等との間での情報処理の流れを示すものである。図5では、図中上側から下側に向けて時間が進むものとして、それらの間での情報処理が表されている。
第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aにおいて、例えば来店ユーザが商品を手に取ったり、商品を持ち運んだりすることに基づいて、商品が所定の領域に至ったとき、商品リーダ216は、商品のRFタグを読み取る。これにより、制御部204の情報取得部2044は商品の情報を取得することができる(ステップS501で肯定判定)。
制御部204の情報取得部2044は、取得したこの商品の情報に基づいて、所定のプログラムに従って所定の処理をすることで指標情報を生成して取得する(ステップS503)。
本第1実施形態のモールMでは、移動店舗として、服屋、靴屋等があり、自律走行車両200Aは服屋の移動店舗として機能する。第1店舗である自律走行車両200Aにおいて、来店ユーザが商品「服1」を試着室に持ち込んだとき、商品リーダ216がその商品「服1」に付されたRFタグを読み取ることで、商品「服1」の情報が取得される。そして、制御部204の情報取得部2044は、商品「服1」の情報に基づいて、所定の処理を行うことで、来店ユーザの関心傾向を表す指標情報を生成して取得する。この指標情報の生成は、記憶部に記憶したプログラムに従って実行される。例えば、その生成された指標情報には、その商品「服1」のジャンル「パーティー」の情報が含まれる。したがって、そのジャンル「パーティー」に合った他の商品つまりレコメンド商品が後述するステップで選択可能になる。なお、この指標情報には、商品「服1」のジャンルのみならず、サイズ、男性用又は女性用などの性別、色彩などの情報が含まれてもよい。また、指標情報には、商品「服1」の「服」という情報も含まれる。これは、来店ユーザが服を選んでいるときに、当該移動店舗で扱う商品を重ねてレコメンドするつまり薦めることを防ぐためである。
自律走行車両200Aの制御部204の商品選択部2045は、取得した指標情報に基づいてレコメンド商品を選択する(ステップS505)。指標情報に基づいて、記憶部106に記憶する商品情報データベース1062を検索することで、自律走行車両200Aの制御部204は、特にそのうちの商品選択部2045は、自律走行車両200Aにない商品つまりそこにおいて非在庫のレコメンド商品を選択する。
商品情報データベース1062の一例を図6に示す。図6(a)は商品情報データベース1062のうちの商品「服」に関する第1データを表す。自律走行車両200Aの制御部204の商品選択部2045は、指標情報に基づいて、検索するデータから図6(a)の第1データを排除する。これは、上で述べたように、取得した指標情報には「服」という情報が含まれているからである。そして、商品選択部2045は、商品情報データベース1062のうちの、図6(b)に示す第2データを検索する。図6(b)の第2データは、商品「靴」に関するデータであり、指標情報に基づいて、例えばそのうちのジャンルに基づいて検索可能に構築されている。なお、商品情報データベース1062の図6(b)の第2データD2は、自律走行車両200Bの記憶部214の在庫情報データベース2141に基づいて構築されている。また、商品情報データベース1062の図6(a)の
第1データD1は、自律走行車両200Aの記憶部214の在庫情報データベース2141に基づいて構築されている。商品選択部2045は、取得した指標情報に基づいて、商品情報データベース1062の図6(b)の第2データを検索することで、商品「靴2」を選択する。
このとき、商品情報データベース1062の図6(b)の第2データは自律走行車両200Bに関連付けられているので、レコメンド商品を選択することで、それを扱う移動店舗としての自律走行車両200Bも特定される。特定された自律走行車両200Bは第2店舗に相当する。
こうして、レコメンド商品が選択されてそれを扱う第2店舗が自律走行車両200Bに特定されると、レコメンド商品としての商品「靴2」を自律走行車両200Bから自律走行車両200Aへ移動させるように、指令が生成されて送信される(ステップS507)。ここで言う指令には、レコメンド商品の情報の他、第1店舗の店舗情報が含まれ、具体的には自律走行車両200Aの位置情報などが含まれる。なお、本第1実施形態では、モールMが構築されている状態では、そこに展開している移動店舗つまり自律走行車両200Bそのものは移動しない。自律走行車両200Bから自律走行車両200Aへ移動させるように、自律走行車両200Aの制御部204の指令生成部2046は、搬送装置300に指令を送信する。なお、このとき、指令生成部2046は、第2店舗としての自律走行車両200Bにも指令を送信する。搬送装置300への商品「靴2」の受け渡しのためである。
なお、本実施形態では、商品選択部2045は、自律走行車両200Bの記憶部214の在庫情報データベース2141に基づく第2データD2を検索する。しかし、商品選択部2045は、このような処理に限定される訳ではない。例えば、商品選択部2045は、指標情報に基づいて第1データD1と第2データD2の両方を検索し、例えば、上述のように得られる来店ユーザの特性(性別、年齢、体型)等を基に更に商品のスコアを計算してもよい。そして、商品選択部2045は、来店ユーザの特性に対するスコアが高い商品が自律走行車両200Bに存在する場合にそれをレコメンド商品に選択し、指令生成部2046は、そのレコメンド商品を自律走行車両200Bから自律走行車両200Aへ移動させるように指令を生成してもよい。
搬送装置300及び自律走行車両200Bは、指令を取得すると(ステップS509で肯定判定)、レコメンド商品である商品「靴2」の自律走行車両200Aへの搬送を実行する(ステップS511)。これは、それら搬送装置300及び自律走行車両200A、200Bの各々における計画生成部で計画を生成し、タスク制御部2043、3043でその計画を実行することを含む。
なお、自律走行車両200Bそのものが自動走行等により移動することで、第1店舗としての自律走行車両200Aにレコメンド商品を移動できるとき、自律走行車両200Aは、生成した指令を自律走行車両200Bにのみ送信してもよい(ステップS507)。これにより、自律走行車両200Bはその指令を受信したとき、自律走行車両200Aに自動走行することができる。
以上説明したように、自律走行車両200Aの情報処理装置202の制御部204は、自車両が第1店舗としての移動店舗であるときに、その第1店舗における来店ユーザの指標情報を取得したとき、その指標情報に基づいてレコメンド商品を選択し、そしてレコメンド商品を第2店舗としての移動店舗から第1店舗としての移動店舗に移動させるように搬送装置300や第2店舗である自律走行車両200Bに対する指令を生成する。これにより、その指令に基づく商品の移動を適切に行うことが実行可能になる。よって、第1店
舗に来店している来店ユーザに、他の店舗である第2店舗の商品を薦めることが可能になる。したがって、予め商品の在庫を充実させることをせずとも、第1店舗に来店した来店ユーザに、商品を好適に提供することが可能になる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るシステムは、上記システムS1と概ね同じであるが、取得した指標情報に基づくレコメンド商品の選択等がサーバ装置100で実行される点で、上記第1実施形態のシステムと相違する。以下では、この相違点について主として説明する。なお、既に説明した構成要素に相当する構成要素には同じ符号を付して重複説明を省略する。
図7に示すように、自律走行車両200Aの制御部204は、機能モジュールとして、計画生成部2041、環境検出部2042、タスク制御部2043及び情報取得部2044を有しているが、上記商品選択部2045や指令生成部2046を備えていない。代わりに、情報処理装置であるサーバ装置100の制御部104は、図8に示すように、機能モジュールとして、情報取得部1041、商品管理部1042、車両管理部1043及び指令生成部1044に加えて、商品選択部1045を有する。この商品選択部1045は、上記商品選択部2045に概ね相当する。したがって、商品選択部1045の詳細な説明は省略する。これに伴い、自律走行車両200Aの記憶部106には、図7に示すよう
に、商品情報データベース1062や車両情報データベース1064のコピーを記憶していない。
上記構成を有するシステムの各種情報処理装置における情報処理について、図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、図9のフローチャートは、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aと、サーバ装置100と、第1店舗と第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置300等との間での情報処理の流れを示すものである。図9では、図5と同じく、図中上側から下側に向けて時間が進むものとして、それらの間での情報処理が表されている。
第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aにおいて、制御部204の情報取得部2044は、来店ユーザが興味を示した商品の情報を取得すると(ステップS901で肯定判定)、取得したこの商品の情報に基づいて、所定のプログラムに従って指標情報を生成し、それをサーバ装置100に送信する(ステップS903)。ただし、この指標情報の生成に際しては、その指標情報に自律走行車両200Aの情報が付される。なお、ステップS901は図5のステップS501に相当する。
サーバ装置100は、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aから指標情報を取得すると(ステップS905で肯定判定)、レコメンド商品を選択する(ステップS907)。第1実施形態と同じく、ここでは、第2店舗が例えば自律走行車両200Bに特定される。なお、ステップS903及びステップS905は図5のステップS503に相当し、ステップS907は図5のステップS505に相当する。
こうして、レコメンド商品が選択されてそれを扱う第2店舗が自律走行車両200Bに特定されると、レコメンド商品を自律走行車両200Bから自律走行車両200Aへ移動させるように、指令が生成されて送信される(ステップS909)。ここで言う指令には、第1店舗の店舗情報が含まれ、具体的には自律走行車両200Aの位置情報などが含まれる。また、指令としては、運行指令、荷物の受け渡し指令、及び荷物の受け取り指令を含む。なお、本第2実施形態では、モールMが構築されている状態では、そこに展開している移動店舗つまり自律走行車両200Bそのものは移動しない。自律走行車両200Bから自律走行車両200Aへレコメンド商品を移動させるように、サーバ装置100の制御部104の指令生成部1044は、搬送装置300に指令を送信する。なお、このとき
、指令生成部1044は、第2店舗としての自律走行車両200Bにも指令を送信する。搬送装置300への商品「靴2」の受け渡しのためである。
搬送装置300及び自律走行車両200Bは、指令を取得すると(ステップS911で肯定判定)、レコメンド商品である商品「靴2」の自律走行車両200Aへの搬送を実行する(ステップS913)。これは、それら搬送装置300及び自律走行車両200A、200Bの各々における計画生成部で計画を生成し、タスク制御部2043、3043でその計画を実行することを含む。
なお、自律走行車両200Bそのものが移動することで、第1店舗としての自律走行車両200Aにレコメンド商品を移動できるとき、サーバ装置100は、生成した指令を自律走行車両200Bに送信するが(ステップS909)、搬送装置300には送信しなくてもよい。これにより、自律走行車両200Bはその指令を受信したとき、自律走行車両200Aに自動走行することができる。
以上説明したように、情報処理装置としてのサーバ装置100は、第1店舗としての移動店舗における来店ユーザの指標情報を取得したとき、その指標情報に基づいてレコメンド商品を選択し、そしてレコメンド商品を第2店舗としての移動店舗から第1店舗としての移動店舗に移動させるように第2店舗としての移動店舗又は搬送装置300に第1店舗の店舗情報などを含む指令を生成して送信することができる。よって、第1店舗に来店している来店ユーザに、他の店舗である第2店舗の商品を薦めることができる。よって、予め商品の在庫を充実させることをせずとも、第1店舗に来店した来店ユーザに、商品を好適に提供することが可能になる。
次に、本発明に係る第3実施形態を説明する。以下では、第2実施形態との相違点について、第3実施形態を主として説明する。既に説明した構成要素に相当する構成要素には同じ符号を付して重複説明を省略する。なお、第3実施形態では、取得した指標情報に基づくレコメンド商品の選択及びそれに伴う指令の生成を、第2実施形態と同じくサーバ装置100が担う。しかし、これら処理は、第1実施形態のように、自律走行車両200で担ってもよい。
第3実施形態において、自律走行車両200は、上記第2実施形態における自律走行車両200と同様の構成を備える。更に、自律走行車両200の制御部204は、図10に示すように、機能モジュールとして、提供判定部2047を備える。提供判定部2047は、レコメンド商品の提供を求められたときに、その提供が可能か否かを判定して、その判定結果に応じた処理を行う機能部として構成されている。これに対応して、サーバ装置100の制御部104は、図11に示すように、レコメンド商品を提供する店舗を決定する店舗決定部1046を、機能モジュールとして更に有する。つまり、商品情報データベース1062においては商品と店舗とが関連付けられていない。なお、商品情報データベース1062においては商品と店舗とが関連付けられていてもよく、この場合も、商品の在庫状況を確認するために、上記提供判定部2047や店舗決定部1046が設けられ得る。
自律走行車両200の提供判定部2047は、他の自律走行車両200へ、あるレコメンド商品の提供を求められたとき、そのレコメンド商品の提供が可能か否かを判定し、その判定結果に基づく処理を行う。ここでは、記憶部214に記憶している在庫情報データベース2141を検索することで、提供判定部2047は、提供を求められたレコメンド商品の提供が可能か否かを判定する。制御部204のタスク制御部2043は、自車両が移動店舗として稼働しているとき、商品の売上等の情報、例えばバーコード情報に基づいて、商品の在庫の状態を記録する在庫情報データベース2141を更新する。また、タス
ク制御部2043は、自車両が移動店舗として稼働しているとき、入荷した商品の情報も、在庫情報データベース2141に更新記憶する。そして、提供判定部2047は、提供を求められたレコメンド商品の提供が可能か否かを判定したとき、その判定結果の情報をサーバ装置100に提供する。なお、提供判定部2047は、提供を求められたレコメンド商品の提供が可能と判定したとき、計画生成部2041に他の移動店舗である自律走行車両200への商品提供の指令、例えばその自律走行車両200Aの位置情報、提供する商品の種類及び数などを提供してもよい。
サーバ装置100の店舗決定部1046は、自律走行車両200から、ここではモールMに含まれる自律走行車両200A以外の全ての自律走行車両200(200B、・・・)からの判定結果を収集して、1つ又は複数の自律走行車両200を第2店舗として特定する。レコメンド商品が重複しない限り、レコメンド商品は複数とされてもよい。
上記構成を有するシステムの各種情報処理装置における情報処理について、図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、図12のフローチャートは、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aと、サーバ装置100と、第1店舗と第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置300等との間での情報処理の流れを示すものである。図12では、図5と同様に、図中上側から下側に向けて時間が進むものとして、それらの間での情報処理が表されている。なお、図12のステップS1201~S1205、S1217~S1221は、図9のステップS901~S905、S909~S913のそれぞれに実質的に相当するので、それらの詳細な説明を省略する。
第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aにおいて、制御部204の情報取得部2044は、商品の情報を取得すると(ステップS1201で肯定判定)取得したこの商品の情報に基づいて、指標情報を生成し、それをサーバ装置100に送信する(ステップS1203)。
サーバ装置100の商品選択部1045は、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aから指標情報を取得すると(ステップS1205で肯定判定)、レコメンド商品を選択する(ステップS1207)。レコメンド商品の選択は、指標情報に基づいて実行される。指標情報に基づいて、商品情報データベース1062を検索することで、サーバ装置100の制御部104は、特にそのうちの商品選択部1045は、自律走行車両200Aにない商品つまりそこにおいて非在庫のレコメンド商品を選択する(ステップS1207)。そして、このレコメンド商品を第1店舗である自律走行車両200Aに提供可能であるか否かを問い合わせるべく、そのレコメンド商品の情報を、モールMにおける、自律走行車両200A以外の全ての自律走行車両200(200B、・・・)つまり移動店舗に送信する(ステップS1207)。
自律走行車両200A以外の全ての自律走行車両200では、レコメンド商品の情報を取得すると(ステップS1209で肯定判定)、制御部204の提供判定部2047が、そのレコメンド商品を提供可能か否かを判定して、その判定結果をサーバ装置100に送信するつまり戻す(ステップS1211)。この判定では、記憶部214の在庫情報データベース2141の情報が活用される。
そして、サーバ装置100では、制御部104の店舗決定部1046は、自律走行車両200からの判定結果を収集して(ステップS1213)、第2店舗を特定する(ステップS1215)。この第2店舗の特定は、レコメンド商品を提供可能との判定結果に基づいて行われる。なお、第1実施形態で説明したように、例えば、店舗決定部1046は、収集された自律走行車両200からの判定結果について、来店ユーザの特性(例えば性別、年齢、体型)等を基に商品のスコアを計算してもよい。そして、来店ユーザの特性に対
するスコアが高い商品の在庫がある自律走行車両を第2の店舗として特定してもよい。また、商品のスコアを計算する場合に、店舗決定部1046は、収集された自律走行車両200からの判定結果に加えて、第1店舗に相当する移動店舗としての自律走行車両200Aにおける商品に対しても、スコアを計算してもよい。そして、自律走行車両200Aを含むすべての自律走行車両200から、スコアの高い商品を有する自律走行車両200を第2の店舗として特定してもよい。
こうして、レコメンド商品が選択されてそれを扱う第2店舗が特定されると、レコメンド商品を特定した第2店舗(例えば自律走行車両200B)から自律走行車両200Aへ移動させるように、指令が生成されて、搬送装置300等へ送信される(ステップS1217)。
搬送装置300等は、指令を取得すると(ステップS1219で肯定判定)、レコメンド商品の自律走行車両200Aへの搬送を実行する(ステップS1221)。
以上説明したように、情報処理装置としてのサーバ装置100は、第1店舗としての移動店舗における来店ユーザの指標情報を取得したとき、その指標情報に基づいてレコメンド商品を選択し、そしてレコメンド商品の情報をモールM内の第1店舗以外の店舗に送信して、それらとの通信の結果に基づいて、第2店舗を特定し、第2店舗から第1店舗へのレコメンド商品の移動を生じさせるように第1店舗の店舗情報などを送信することができる。こうすることで、第2店舗の在庫に応じてレコメンド商品をより確実に第1店舗の来店ユーザに薦めることが可能になる。
次に、本発明に係る第4実施形態を説明する。以下では、第3実施形態との相違点について、第4実施形態を主として説明する。既に説明した構成要素に相当する構成要素には同じ符号を付して重複説明を省略する。
第4実施形態におけるシステムS2を図13に示す。第4実施形態では、モールMにおいてレコメンド商品を提供可能な第2店舗を特定できなかったとき、モールM以外からレコメンド商品を提供可能にする。図13に表すように、モールMに関するサーバ装置100は、ネットワークNを介して、モールM外のサーバ装置100Zと通信可能に構成されている。サーバ装置100Zは、自律走行車両200p、200q、200rとネットワークNを介して通信可能に構成されている。
モールMにおいて、サーバ装置100の制御部104の店舗決定部1046が、自律走行車両200からの判定結果を収集しても(図12のステップS1213)、レコメンド商品を提供可能との判定結果が無いので、第2店舗を特定できないときについて、図14に基づいて説明する。なお、図14は、図12のステップS1213とステップS1217との間に挿入されるステップのみを示す。
第2店舗を特定できないとき(ステップS1401で否定判定)、モールMの外に、レコメンド商品を提供可能な否かを問い合わせる情報を、具体的にはレコメンド商品の情報を含む情報を生成し、送信する(ステップS1403)。これにより、モールMにおけるサーバ装置100と同様の構成を備えるサーバ装置100Zは、レコメンド商品の情報を受信することができ、そのうちの制御部104の店舗決定部1046は、自律走行車両200p、220q、200rからレコメンド商品の提供可能性の判定結果を収集して、その結果、サーバ装置100はその判定結果を受けることができる(ステップS1405)。
そして、サーバ装置100の店舗決定部1046が、レコメンド商品を提供可能とする
判定結果に基づいて第2店舗を特定したとき(ステップS1401で肯定判定)、その第2店舗から第1店舗へのレコメンド商品の搬送の運行指令を生成して、例えば第2店舗である自律走行車両200pに送信する。この指令は、第1店舗の店舗情報を含む。これにより、例えば、自律走行車両200pは、第2店舗であるとき、第1店舗の店舗情報を受信して、第1店舗に自動走行することができる。
以上説明したように、第4実施形態では、第1店舗の来店ユーザへのレコメンド商品を選択したとき、そのレコメンド商品の提供可能性をモール内の移動店舗に問い合わせることができ、モール内の移動店舗ではそのレコメンド商品を提供できないとき、モールの外部にその情報を送信することができる。よって、レコメンド商品を迅速に第1店舗の来店ユーザに薦めることを第1としつつも、レコメンド商品をより確実にその来店ユーザに薦めることが可能になる。
以上、本発明の4つの実施形態を説明した。これらのうち、第2から第4実施形態では、サーバ装置100が、レコメンド商品の選択及びそのレコメンド商品の搬送のための指令の生成及び送信を担った。しかし、これらの全部を、第1実施形態のように、店舗側つまり自律走行車両側が担ってもよい。それらの一部のみを、自律走行車両側が担ってもよい。
また、サーバ装置100を介さずに、自律走行車両200間で情報を定期的に送受信して、商品情報データベース等が構築又は更新されてもよい。この場合、自律走行車両で好適にレコメンド商品を選択することが可能である。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、情報処理装置であるサーバ装置100は1つのコンピュータである必要はなく、複数のコンピュータを備えるシステムとして構成されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
100、100Z サーバ装置
102 通信部
104 制御部
106 記憶部
200、200A、200B、200C、200D、200E、200p、200q、200r 自律走行車両
204 制御部
206 センサ
208 位置情報取得部
210 駆動部
212 通信部
214 記憶部
300 搬送装置



Claims (13)

  1. 第1店舗で扱われる商品が前記第1店舗において所定の領域に至ったときに、前記商品のジャンルを含む前記商品の情報を取得することと、
    前記取得した商品の情報に基づいて、前記第1店舗における来店ユーザの前記商品への関心傾向を表す指標情報であって前記商品のジャンルを含む指標情報を取得することと、
    前記指標情報に基づいて、それぞれの商品とジャンルと在庫を取り扱う店舗とを関連付けたデータベースにより前記商品と同一のジャンルに関連付けられた他の商品であって前記第1店舗において非在庫のレコメンド商品を選択することと、
    選択したレコメンド商品を扱う第2店舗から前記第1店舗へ前記選択したレコメンド商品を移動させるように、前記第1店舗と前記第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置又は前記第2店舗に対する指令を生成することと
    を実行する制御部を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第2店舗を含む複数の店舗に関する商品情報であって前記指標情報に基づいて検索可能に構築された商品情報にアクセス可能に構成されていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記商品情報に基づいて前記レコメンド商品を選択することを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記商品情報では、商品が店舗と関係付けられていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記選択したレコメンド商品と関係付けられた前記第2店舗を特定することを含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記選択したレコメンド商品を前記第1店舗に提供可能であるか否かを問い合わせるべく、前記選択したレコメンド商品の情報を前記複数の店舗に送信することと、
    前記複数の店舗との通信の結果に基づいて、前記第2店舗を特定することと
    を更に実行する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、複数の店舗に関する商品情報であって前記指標情報に基づいて検索可能に構築された商品情報にアクセス可能に構成されていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記商品情報に基づいて前記レコメンド商品を選択することを含み、
    前記制御部は、更に、
    前記選択したレコメンド商品を前記第1店舗に提供可能であるか否かを問い合わせるべく、前記選択したレコメンド商品の情報を前記第1店舗が含まれるモールの複数の店舗に送信することと、
    前記モールの前記複数の店舗との通信の結果に基づいて、前記第2店舗を特定することができないとき、前記モールの外部に、前記選択したレコメンド商品の情報を送信することと
    を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記搬送装置又は前記第2店舗は、前記指令を受信したとき、前記第1店舗に自動走行可能に構成されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 少なくとも1つのコンピュータが、
    第1店舗で扱われる商品が前記第1店舗において所定の領域に至ったときに、前記商品のジャンルを含む前記商品の情報を取得することと、
    前記取得した商品の情報に基づいて、前記第1店舗における来店ユーザの前記商品への関心傾向を表す指標情報であって前記商品のジャンルを含む指標情報を取得することと、
    前記指標情報に基づいて、それぞれの商品とジャンルと在庫を取り扱う店舗とを関連付けたデータベースにより前記商品と同一のジャンルに関連付けられた他の商品であって前記第1店舗において非在庫のレコメンド商品を選択することと、
    選択したレコメンド商品を扱う第2店舗から前記第1店舗へ前記選択したレコメンド商品を移動させるように、前記第1店舗と前記第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置又は前記第2店舗に対する指令を生成することと
    を実行する、
    情報処理方法。
  8. 前記少なくとも1つのコンピュータは、
    前記第2店舗を含む複数の店舗に関する商品情報であって前記指標情報に基づいて検索可能に構築された商品情報にアクセス可能に構成されていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記商品情報に基づいて前記レコメンド商品を選択することを含む、
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記商品情報では、商品が店舗と関係付けられていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記選択したレコメンド商品と関係付けられた前記第2店舗を特定することを含む、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記少なくとも1つのコンピュータは、
    前記選択したレコメンド商品を前記第1店舗に提供可能であるか否かを問い合わせるべく、前記選択したレコメンド商品の情報を前記複数の店舗に送信することと、
    前記複数の店舗との通信の結果に基づいて、前記第2店舗を特定することと
    を更に実行する、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  11. 前記少なくとも1つのコンピュータは、複数の店舗に関する商品情報であって前記指標情報に基づいて検索可能に構築された商品情報にアクセス可能に構成されていて、
    前記少なくとも1つのコンピュータは、複数の店舗に関する商品情報であって前記指標情報に基づいて検索可能に構築された商品情報にアクセス可能に構成されていて、
    前記レコメンド商品を選択することは、前記商品情報に基づいて前記レコメンド商品を選択することを含み、
    前記少なくとも1つのコンピュータは、更に、
    前記選択したレコメンド商品を前記第1店舗に提供可能であるか否かを問い合わせるべく、前記選択したレコメンド商品の情報を前記第1店舗が含まれるモールの複数の店舗に送信することと、
    前記モールの前記複数の店舗との通信の結果に基づいて、前記第2店舗を特定することができないとき、前記モールの外部に、前記選択したレコメンド商品の情報を送信することと
    を実行する、
    請求項7に記載の情報処理方法。
  12. 前記搬送装置又は前記第2店舗は、前記指令を受信したとき、前記第1店舗に自動走行可能に構成されている、
    請求項7から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  13. 少なくとも1つのコンピュータに、
    第1店舗で扱われる商品が前記第1店舗において所定の領域に至ったときに、前記商品のジャンルを含む前記商品の情報を取得することと、
    前記取得した商品の情報に基づいて、前記第1店舗における来店ユーザの前記商品への関心傾向を表す指標情報であって前記商品のジャンルを含む指標情報を取得することと、
    前記指標情報に基づいて、それぞれの商品とジャンルと在庫を取り扱う店舗とを関連付けたデータベースにより前記商品と同一のジャンルに関連付けられた他の商品であって前記第1店舗において非在庫のレコメンド商品を選択することと、
    選択したレコメンド商品を扱う第2店舗から前記第1店舗へ前記選択したレコメンド商品を移動させるように、前記第1店舗と前記第2店舗との間で商品を搬送可能にする搬送装置又は前記第2店舗に対する指令を生成することと
    を実行させるための
    プログラム。
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