JP7240984B2 - 通知管理サーバ、および、通知管理方法 - Google Patents

通知管理サーバ、および、通知管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、通知管理サーバ、および、通知管理方法に関する。
電気機器の操作部に設置されたLEDを点滅させたり、液晶などのパネルに故障内容を示すコードを表示させたりすることにより、家庭内で使用される電気機器は、ユーザに異常を報知させる。異常を知ったユーザは、取扱説明書を参考に対応方法を考える。また、自力で対応できないユーザは、製造元のコールセンターに電話をかけ、故障に対する対処方法をオペレータに聞いて、所定の操作を施して故障に対応する。重度な不具合の場合には、ユーザは、電気機器を修理に出す、または該当機器の専門知識を備えた保守員の出動を要請する。
修理依頼を受けた保守員は、ユーザ宅を訪問して電気機器を診断し、補修部品などを用いて電気機器を修理する。なお、補修部品はあらかじめ想定して用意する場合もある。しかし、想定していた補修部品では修理できない場合、保守員は、電気機器を持ち帰って自社または別の修理機関にて修理を行うか、または設備機器をユーザ宅に置いたまま後日別の修理部品を持参して修理していた。時々発生するものは、保守員の経験で想定で修理することもあり、保守員は、後日改めて、故障内容を示すコードが表示されなくなったか、不満足が解消されたか、ユーザに確認するケースもある。
このように、従来では電気機器の不具合を解消するためには多くの労力と時間を費やす必要があった。このような課題に対して、例えば、特許文献1に示される診断技術が提案されている。
特許文献1には、ユーザの電気機器から送信された使用情報を受信する情報受信部と、電気機器の性能または運転状態に関わる外部情報を取得する外部情報取得部と、使用情報と外部情報に基づいて利用者に通知する情報を決定する提示情報決定部とを備えた情報通知装置が開示されている。
特許文献1によれば、電気機器からネットワークを介しサーバに収集した情報を解析することで、機器単体の劣化状態検知にとどまらず、使用者の生活において最も効果的な他機器への置き換えの提案や効果的な使用方法を提示することを可能とする、としている。
国際公開第2018/003110号
既に遠隔監視による故障診断を行っている昇降機などの産業用の設備と比較し、家庭内で使用される電気機器は安価であるため、電気機器に搭載されるセンサは簡易的なものが一般的である。そのため、センサが計測した運転データの測定精度は不充分であり、その運転データを用いた診断処理の結果も、精度が低下してしまう。
また、センサ本体を高性能にしたとしても、電気機器に内蔵して測定をする関係上、狭いスペースや大きい振動などの悪条件下での計測となってしまい、充分な測定精度を得られない。
一方、特許文献1などの従来技術では、センサの測定精度が低下した場合への考慮は、記載も示唆もされていない。もし電気機器の外側に高価なセンサを外付けした場合には、家庭内で使用される電気機器としては高価になってしまい、普及が困難になる。
そこで、本発明は、電気機器のセンサの測定精度が低下した場合でも、精度の高い診断を実行することを、主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の通知管理サーバは、以下の特徴を有する。
本発明は、診断対象となる電気機器の運転データを受信し、その受信した運転データをもとに前記電気機器の機器個所ごとに発生した劣化の度合いを示す診断対象の劣化度を求める劣化度算出部と、
劣化度が時間経過にともなって改善されるか否かを示す情報が前記電気機器の機器個所ごとに登録されている劣化度判定データベースと、
前記診断対象の劣化度と過去の劣化度とを比較し、その比較結果として前記診断対象の劣化度が前記過去の劣化度から改善されているときに、前記劣化度判定データベースを参照して前記診断対象の劣化度の正誤を判定する誤検出判定部と、を有することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、電気機器のセンサの測定精度が低下した場合でも、精度の高い診断を実行することができる。
本発明の一実施形態に関する保守支援システムの全体を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するサーバにおける動作を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に関する修正用DBの一例を示すテーブルである。 本発明の一実施形態に関する通知閾値DBの一例を示すテーブルである。 本発明の一実施形態に関するサーバの処理例を示すテーブルである。 本発明の一実施形態に関する保守支援システムの全体を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するサーバにおける動作を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に関する通知先DBの一例を示したテーブルである。 本発明の一実施形態に関する情報送信部の通知先および通知内容を決定するフローチャートである。
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
図1は、保守支援システム9の全体を示す構成図である。
保守支援システム9は、洗濯乾燥機1と、洗濯乾燥機1を使用するユーザのユーザ端末2と、洗濯乾燥機1を修理する保守員の保守員端末3と、洗濯乾燥機1を診断するサーバ4とを備える。
なお、洗濯乾燥機1は、保守支援システム9による保守対象の電気機器の一例であり、他にも掃除機、冷蔵庫、空調機などの一定の周期でユーザによるメンテナンス(掃除など)が前提となっている電気機器を保守対象としてもよい。
ユーザ端末2とサーバ4との間、および、保守員端末3とサーバ4との間は、それぞれ情報通信網94を介して通信可能な状態にある。また、ユーザ端末2と洗濯乾燥機1との間、および、保守員端末3と洗濯乾燥機1との間は、それぞれ物理的接続またはBluetooth(登録商標)等の近距離間の無線データ通信により、情報の送受信が可能な状態にある。
診断対象機設置場所91は洗濯乾燥機1が置かれた場所であり、ユーザはここで洗濯乾燥機1を利用している。洗濯乾燥機1には、通常の洗濯乾燥を行う機能の他、センサ11と、情報蓄積部12と、情報受信部18と、情報送信部19とが備えられている。
情報蓄積部12には、洗濯乾燥機1で計測された運転データ(センサ11で計測された一部または全部のデータ)が一定期間分保存されている。この運転データは、洗濯乾燥機1が通常の洗濯乾燥の制御に必要なセンサ11や基盤からの情報であって、センサ11の瞬時値、基盤の制御値、基盤の制御信号(運転モードなどの設定情報)が含まれる。
ユーザ端末2および保守員端末3は、それぞれ一般に入手可能な情報端末であって、スマートフォンを想定している。これらのスマートフォンには、あらかじめ洗濯乾燥機1専用のアプリケーションがインストールされている。なお、洗濯乾燥機1専用のアプリケーションは、ユーザ端末2と保守員端末3とでは、同じものである必要はなく、その活用方法に合わせたバージョンを想定している。
その他のユーザ端末2および保守員端末3は、それぞれ同じ構成である。ユーザ端末2は、情報演算部21と、報知部22と、情報受信部28と、情報送信部29とを有する。保守員端末3は、情報演算部31と、報知部32と、情報受信部38と、情報送信部39とを有する。
情報演算部21および情報演算部31は、洗濯乾燥機1専用のアプリケーションを動作させる。報知部22および報知部32は、サーバ4から通知された洗濯乾燥機1の劣化内容をユーザや保守員に知らせる。ここでの「報知」とは対象とする人に通知内容を知らせる処理であり、例えば、画面表示、音声出力、LEDランプの点灯などが挙げられる。
ユーザは洗濯乾燥機1の動作に不満を感じた場合に、自身のユーザ端末2の洗濯乾燥機1専用のアプリケーションを介して、洗濯乾燥機1へ運転データの送信を要請する。
または、ユーザは、ユーザ端末2からサービスセンタ92に連絡し、洗濯乾燥機1の保守作業が可能な保守員を要請してもよい。連絡を受けた保守員は診断対象機設置場所91へ向かい、保守員端末3の洗濯乾燥機1専用のアプリケーションを介して、洗濯乾燥機1へ運転データの送信を要請する。
運転データの送信を要請された洗濯乾燥機1は、情報蓄積部12で蓄積されている一定期間分のデータを読み込み、情報送信部49から要請元のユーザ端末2(または保守員端末3)へ送信する。このように、各端末からの要請に応じて洗濯乾燥機1の運転データが読み出されるため、洗濯乾燥機1は運転データを送信するために常時サーバ4と通信している必要はない。
このため、常時の通信接続が無い環境や、低速の通信回線の環境などの洗濯乾燥機1の通信環境が乏しい状態でも、ユーザ端末2が通信データをサーバ4に仲介することで、サーバ4の診断処理を容易に起動できる。また、洗濯乾燥機1内の情報蓄積部12に保存されるデータの容量も少なくて済むため、洗濯乾燥機1自体の製造コストを抑制できる。
情報演算部21は、受信した運転データを、アプリケーション内でデータ加工してもよい。このデータ加工とは受信した運転データをもとに、性能指標などの演算値へ変換するものでり、一部のデータのみの加工でもよい。データ加工された演算値またはデータ加工されない運転データは、ユーザ端末2の情報送信部29から情報通信網94を介して遠隔監視センタ93のサーバ4へ送られる。
サーバ4は、診断対象機設置場所91から離れた遠隔監視センタ93内に存在する。サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
サーバ4は、劣化度合判定部41と、誤検出判定部42と、通知判断部43と、情報受信部48と、情報送信部49とが備えられている。
なお、診断機能の主要部(劣化度合判定部41と、誤検出判定部42と、通知判断部43)をサーバ4側に設ける構成により、洗濯乾燥機1自体のデータ処理能力および製造コストを抑えつつ、サーバ4による精度の高い診断を両立できる。一方、診断機能の主要部の少なくとも1つを洗濯乾燥機1に備えてもよい。
劣化度合判定部41は、情報受信部48で受信した洗濯乾燥機1の運転データを解析し、所定の性能が得られているか否かを「劣化度」として定量的に判断する。ここで、劣化度とは、洗濯乾燥機1の機器個所ごとに定義される診断結果であり、本実施形態では、0(劣化無しの最良状態)~100(劣化が最悪な状態)の100段階評価とする。ここで、劣化度が上昇する(悪化する)要因は、例えば以下の状態が挙げられる。これらの劣化状態は、常時発生するもの、ある条件のときだけに時々発生するものやユーザのメンテナンス不足等により発生するものなどがある。
・そもそも電気機器が動作しない異常状態(電源が点灯しないなど)
・電気機器にエラーとして表示される不具合状態(所定の性能が得られていない状態)
・電気機器にエラーとしては表示されないが、ユーザが感じる主観的な不満足の状態(音・振動が大きい、乾燥が悪いなど)
・電気機器にエラーとしては表示されないし、現時点ではユーザが不満にも感じていないが、将来発生する劣化の予兆が起こっている状態。
つまり、本明細書では、不具合の有無などにかかわらず、洗濯乾燥機1の運転データから解析可能な機器個所ごとの望ましくない状態(異常、不具合、不満足など)を、総称して「劣化」と表現する。
なお、洗濯乾燥機1で生じる劣化の機器個所は、1個所の場合もあるし、複数個所で同時に発生する場合もある。そこで、劣化度合判定部41は、洗濯乾燥機1全体で劣化度を判定する大まかな診断を行うよりも、洗濯乾燥機1を構成する複数の機器個所(ダクト、フィルタなど)で個別に劣化度を判定するきめ細かな診断を行うことが望ましい。
これにより、1回の運転データの測定でも、複数個所で複合的に発生する劣化を効率的に抽出できる。よって、保守員がユーザ宅へ訪問した際に再現性の低い劣化や、劣化が複数ある場合に対しても、発生している劣化の見落としを抑制し、保守員の熟練度に依らず適切な保守作業を実行できる。
そのため、洗濯乾燥機1に搭載されるセンサ11は、複数種類の運転データを個別に測定できるように構成することが望ましい。つまり、劣化度合判定部41は、1種類の運転データから1個所の劣化度を計算してもよいし、複数種類の運転データを複合して1個所の劣化度を計算してもよい。
誤検出判定部42は、劣化度合判定部41において算出された劣化度が正しいか否か(誤検出か)を判定する。そして、誤検出判定部42は、誤検出とされた劣化度を過去の劣化度で修正する。
通知判断部43は、誤検出判定部42で判定された結果に対して、洗濯乾燥機1の機器個所ごとに劣化の内容を通知するか否かを判断する。情報送信部49は、通知判断部43が通知すると判断したときに、劣化の内容をユーザ端末2(または保守員端末3)へ送信する。
図2は、サーバ4における、動作を示すブロック図である。
劣化度合判定部41の劣化計算モデル41bは、劣化の可能性がある各機器個所について、1つ以上の劣化が生じた場合に変化する特性情報および演算値の変化傾向を関数化したものである。この劣化計算モデル41bに基づき、算出部41aは、受信したデータの劣化度を、想定した全ての機器個所ごとに算出する。劣化度合判定部41は、過去の運転データから算出した過去の劣化度を修正用DB42bのパラメータとして格納する。過去の運転データのサーバ4への取得時期は、診断対象の運転データと同時であっても、それ以前であってもよい。
一方、劣化度合判定部41は、サーバ4が取得した運転データの中で最新のものを診断対象の運転データとし、その運転データから最新の劣化度を算出して誤検出判定部42に出力する。
図3は、修正用DB42bの一例を示すテーブルである。誤検出判定部42の算出部42aは、修正用DB42bを参照して、劣化度合判定部41において算出された劣化度が正しいか否かを判定する。
修正用DB42bは、劣化の可能性がある洗濯乾燥機1の一部(機器個所)ごとに、最新の(診断対象の)劣化度と過去の劣化度の平均値(過去平均)との比較結果(変化傾向)と、その比較結果に応じた診断対象の劣化度への修正要否と、その修正要否に応じた劣化度の出力値とを対応付けている。
なお、修正用DB42bに登録されている情報は、劣化度が時間経過にともなって改善されるか否かを示す情報とも言える。
「比較結果=過去平均未満」かつ「修正要否=必要」となる機器個所「ダクト、トラップ」は、劣化度が時間経過にともなって改善されないので、修正が必要となる。
「比較結果=過去平均未満」かつ「修正要否=不要」となる機器個所「フィルタ」は、劣化度が時間経過にともなって改善される可能性があるので、修正が不要となる。
修正用DB42bは、機器個所ごとに比較結果が同じであっても、修正要否が異なることもある。
まず、行A02に示すように、ダクトの比較結果「過去平均未満」に対して、修正要否「必要」が対応付けられている。この対応付けは、ダクトの劣化度は、時間経過によっては改善しない(つまり劣化度は過去平均未満にはなり得ない)事象を反映したものである。例えば、ダクトに劣化が生じた場合、洗濯乾燥機1を分解して清掃する必要があるため、保守員が保守作業を行わない限り、改善しない。よって、保守員の作業が行われていない状況であるにもかかわらず、ダクトの劣化度が改善したという診断結果が出たと言うことは、診断結果が誤りである可能性が高い。
一方、行A06に示すように、フィルタの比較結果「過去平均未満」に対して、修正要否「不要」が対応付けられている。この対応付けは、フィルタの劣化度は、ユーザによる自主的な掃除などにより時間経過によって改善する事象を反映したものである。
このように、機器個所により診断結果である劣化度の時間推移が異なる特性をもとに、修正用DB42bが事前に用意されている。なお、今回の修正用DB42bにおいて、診断対象の診断結果の比較対象を、複数ある過去の診断結果の平均値としているが、これに限ったものではない。例えば、過去の診断結果の最大値や最小値を用いることもできる。
図4は、通知閾値DB43bの一例を示すテーブルである。
通知判断部43の算出部43aは、誤検出判定部42の出力値をもとに、通知閾値DB43bを参照して診断結果を通知するか否かを判定する。通知閾値DB43bでは、機器個所ごとに、誤検出判定部42の出力値と比較する第1閾値と、その出力値の過去からの変化量と比較する第2閾値との組み合わせをもとに、機器個所の劣化の通知要否を求めるためのテーブルである。また、通知要否が「不要」でも、その機器個所には劣化なしという通知を行ってもよい。
なお、通知閾値DB43bは、ダクト→トラップ→フィルタの順に、通知要否「必要」となるレコード数(行数)が多くなるようにテーブルの内容を構成した。つまり、ダクト→トラップ→フィルタの順に劣化への対応コストが少なくなるため、通知を多めにした。
このように、劣化の大きさ、保守員やユーザへの対応コスト(作業量)、および、洗濯乾燥機1の個体差などを考慮して、通知閾値DB43bを作成することにより、対策不要な劣化を通知して不要な作業を要請することを抑制し、保守効率を向上できる。
例えば、通知閾値DB43bの行B05~B09では、ダクトで劣化が検出されたものの劣化度の出力値が低く、かつ過去の診断結果からの変化率が小さい場合、この劣化に関しては通知しない。なぜならば、この劣化は診断対象の洗濯乾燥機1の設置状況や個体差による可能性があり、さらには、劣化を改善するために機器の分解が必要で作業時間がかかるため、保守員・ユーザの双方にとって負担が大きいからである。
なお、通知閾値DB43bの行B04~B06は、出力値「50以上」が共通だが、変化量が大きい行B04は通知必要とし、変化量が小さい行B05,B06は通知不要として区別している。この区別は、同程度の劣化であっても、洗濯乾燥機1の使用当初から現在まで同じ劣化状態が続いているか、使用当初は良好だが現在まで徐々に劣化したかの違い(変化量の違い)を反映させたものである。
例えば、洗濯乾燥機1の置き場が不安定な家など、洗濯乾燥機1本体以外の外的環境が不良であることを起因として、洗濯乾燥機1内部の劣化度が使用当初から高くなってしまうこともある。そのときには、洗濯乾燥機1を掃除したり修理したりしても、劣化度の回復は見込めないので、通知不要とした。
一方、通知閾値DB43bの行B19~B25では、フィルタで劣化が検出された場合、劣化度が低くても、変化率が大きい場合や、劣化度が高い場合は全て通知する。個体差などによりフィルタでの実際の劣化状態よりも劣化度が大きく算出された結果として通知過剰になってしまっても、その通知に対する保守作業が容易であるから、通知先に与える負担は少なくて済む。
このように、通知判断部43は、誤検出判定部42の出力値と、その出力値についての過去からの変化量とから、あらかじめ定めた通知用閾値に基づいて、劣化を通知するか否かを判断する。これにより、通知不要な内容を通知することを防ぎ、通知先の手間を減らすことができる。
情報送信部49は、通知判断部43で通知が決定した内容に従い、情報通信網94を介して保守員端末3へ診断結果(機器個所の劣化)を送信する。保守員端末3の報知部32は、情報受信部38で受信した診断結果を保守員に報知することで、診断結果に基づく保守作業を支援する。
図5は、サーバ4の処理例を示すテーブルである。
このテーブルは、機器個所ごとに、以下のデータを対応付ける。以下、テーブルの左側の列から順に説明する。
・修正用DB42b内に事前登録された過去の劣化度(1回目の測定から計算された劣化度~9回目の測定から計算された劣化度)
・過去の劣化度の平均値(過去平均)
・最新の診断対象として劣化度合判定部41が計算した10回目の劣化度
・過去平均から10回目の劣化度への推移を入力として、誤検出判定部42が適宜修正した劣化度の出力値
・過去平均から出力値への変化量(数値差分の絶対値)
・通知判断部43が出力値と変化量との組み合わせを入力として、判断した結果の通知要否
図5の1行目「ダクト」について、説明する。
・修正用DB42b内には、ダクトの状態が良好であり続ける過去の劣化度として、1回目~9回目=全て「0」が登録されており、その過去平均も「0」である。
・最新の診断対象として劣化度合判定部41が計算した10回目の劣化度も「0」である。
・劣化度の推移が過去平均以上(0→0)であるので、誤検出判定部42は、修正用DB42bの行A01を参照することで、修正不要と判定する。その結果、出力値は最新値(10回目の劣化度0)のまま修正されない。
・通知判断部43は、過去平均「0」から出力値「0」への変化量も0(=0-0)と計算する。
・通知判断部43は、出力値「0」と変化量「0」との組み合わせを入力として、通知閾値DB43bの行B09をもとに、通知不要と判断する。
図5の2行目「トラップ」について、説明する。
・修正用DB42b内には、トラップの状態が中程度の劣化状態で変動している過去の劣化度として、1回目~9回目=50前後の値が登録されており、その過去平均は45である。
・最新の診断対象として劣化度合判定部41が計算した10回目の劣化度は30(やや劣化)である。
・劣化度の推移が過去平均未満(45→30)であるので、誤検出判定部42は、修正用DB42bの行A04を参照することで、修正必要と判定する。その結果、出力値は最新値「30」から過去平均「45」に修正される。
・通知判断部43は、過去平均「45」から出力値「45」への変化量を0(=45-45)と計算する。
・出力値「45」と変化量「0」との組み合わせを入力として、通知判断部43は、通知閾値DB43bの行B18をもとに、通知不要と判断する。
図5の3行目「フィルタ」について、説明する。
・修正用DB42b内には、トラップの状態が重度の劣化状態で変動している過去の劣化度として、1回目~9回目=80前後の値が登録されており、その過去平均は75である。
・最新の診断対象として劣化度合判定部41が計算した10回目の劣化度は55(中程度の劣化)である。
・劣化度の推移が過去平均未満(75→55)であるので、誤検出判定部42は、修正用DB42bの行A06を参照することで、修正不要と判定する。その結果、出力値は最新値(10回目の劣化度55)のまま修正されない。
・通知判断部43は、過去平均「75」から出力値「55」への変化量を20(=75-55)と計算する。
・出力値「55」と変化量「20」との組み合わせを入力として、通知判断部43は、通知閾値DB43bの行B22をもとに、通知必要と判断する。
このように、「トラップ」については、ユーザが自力で劣化度を回復させることが困難なため、誤検出判定部42は、劣化度の推移が過去平均未満(45→30)に回復していることを誤検出と判定する。
一方、「フィルタ」については、ユーザが自力で劣化度を回復させることができるため、誤検出判定部42は、劣化度の推移が過去平均未満(75→55)に回復していることを正常な検出と判定する。
なお、図5の説明では、修正用DB42b内に充分な量の(1回目~9回目の)過去の劣化度が事前登録されていることを前提に説明した。一方、過去の劣化度が4回分のデータしか存在しないときや、そもそも過去の劣化度が1回も存在しないときには、洗濯乾燥機1が実際には運転していないが、洗濯乾燥機1の正常状態を模擬した運転データをダミーデータとして作成し、そのダミーデータをもとに劣化度合判定部41が計算したダミーの劣化度を代用してもよい。
以上説明した第1実施形態では、洗濯乾燥機1が通常の洗濯乾燥の制御に必要なセンサ11や基盤からの情報に基づき診断を行う。それにより生じる診断精度の低下の可能性に対し、誤検出判定部42を備えることにより、過去の診断結果を活用して精度低下を抑制することができる。つまり、誤検出判定部42は、修正用DB42bを参照して、劣化度合判定部41が算出した劣化度の正誤判定を行うことで、低精度の劣化度を誤判定として判定し、その誤判定の劣化度を修正または非通知とする。
以下、本発明の第2実施形態について、図6から図9を参照しながら詳細に説明する。
図6は、保守支援システムの全体を示す構成図である。
保守支援システム9のうちの洗濯乾燥機1と、ユーザ端末2と、保守員端末3とは、図1で示したものと同じである。図6のサーバ4は、図1のサーバ4と同じ構成として、劣化度合判定部41と、誤検出判定部42と、通知判断部43と、情報受信部48と、情報送信部49とを有する。さらに、図6のサーバ4は、要因決定部44と、通知先分類部45とを備えている。
図7は、サーバ4における動作を示すブロック図である。
前半部(情報受信部48→劣化度合判定部41→誤検出判定部42→通知判断部43)の構成は、図2で説明した通りである。一方、図7では、さらに、後半部(要因決定部44→通知先分類部45→情報送信部49)が追加されている。
要因決定部44は、機器個所ごとの劣化計算モデル41bに設けられた閾値と、劣化度合判定部41が計算した劣化度とを比較し、閾値を超過した劣化度の劣化計算モデル41bに対応する要因を決定する。
通知先分類部45は、要因決定部44が決定した要因に従って、通知内容および通知先を分類する。つまり、通知先分類部45の算出部45aは、通知先DB45bを参照して、劣化の要因ごとにその通知先(ユーザ端末2か保守員端末3か)を分類する。
図8は、通知先DB45bの一例を示したテーブルである。
通知先DB45bは、劣化の要因ごとに解決可能な要因通知先が示されている。
要因通知先「ユーザ」が割り当てられている行C01~C04は、劣化の要因さえわかればユーザが解決可能である通知内容である。例えば、行C01のフィルタ詰まりは、乾燥フィルタ詰まり、糸くずフィルタ詰まりなどのユーザによるメンテナンスがなされていない、またはユーザによって製品仕様の範囲を超えた使い方が原因で生じる劣化である。
要因通知先「保守員」が割り当てられている行C05~C10は、機器の構造上または制御上に劣化があることにより生じる劣化である。一例としては、行C07のセンサ劣化、行C05のファンモータ劣化等がこれに当たる。これに対しては、ユーザが劣化の要因がわかったとしても解決することは困難であり、専門知識を備えた保守員による修理が必要となる。
通知先分類部45の算出部45aは、通知先DB45bに基づき、ユーザ端末2または保守員端末3へ通知する内容を決定し、情報送信部49へ通知先と要因とを組み合わせた情報を送る。情報送信部49は、劣化の有無、要因および要因の通知先を合わせて最終的な送信内容を決定し、所定の通知先に通知内容を送信する(詳細は図9)。なお、通知判断部43において劣化なしとされた機器個所があった場合には、その情報も併せて所定の通知先に送信してもよい。
図9は、情報送信部49の通知先および通知内容を決定するフローチャートである。
情報送信部49は、サーバ4内の各処理部からデータを収集する(S101)。収集するデータは、例えば以下の通りである。
・要因決定部44から通知された、劣化の要因
・通知先分類部45から通知された、要因の通知先
・情報受信部48から通知された、診断対象の洗濯乾燥機1の固体を認識するための機器番号
情報送信部49は、劣化の有無を判定する(S102)。劣化がない場合は(S102,No)、情報送信部49は、ユーザ端末2へ正常である旨(図7の「正常報知」)を送信する(S103)。
劣化がある場合は(S102,Yes)、情報送信部49は、要因通知先に保守員があるか否かを判定する(S104)。要因通知先に保守員がなければ(S104,No)、情報送信部49は、ユーザ端末2へ要因(図7の「要因報知」)を送信する(S105)。このとき、要因の数は複数であってもよい。複数ある場合は全て通知する。
情報送信部49は、要因通知先に保守員があれば(S104,Yes)、要因の数が複数であるか否かを判定する(S106)。要因の数が一つであれば(S106,No)、情報送信部49は、保守員端末3に要因と機器番号(図7の「機器番号要因報知」)を送信する(S107)。そして、情報送信部49は、ユーザ端末2へは保守員による修理が必要な劣化があり手配中である旨(図7の「手配中報知」)を送信する(S108)。
要因が複数ある場合は(S106,Yes)、情報送信部49は、要因の通知先に保守員だけでなくユーザがあるか否かを判定し(S109)。ユーザがなければ(S109,No)、情報送信部49は、S107,S108に処理を進める。
一方、要因の通知先に保守員だけでなくユーザがあれば(S109,Yes)、情報送信部49は、保守員端末3に要因と機器番号(図7の「機器番号要因報知」)を送信する(S110)。そして、情報送信部49は、ユーザが通知先となっている要因と、保守員による修理が必要な劣化が別にあり手配中である旨(図7の「手配中報知」)とをユーザ端末2に送信する(S111)。
以上説明した第2実施形態の効果について説明する。まず、洗濯乾燥機1などの電気製品には、一定の周期でユーザによるメンテナンス(掃除など)が前提となっている機器が多数存在する。このような機器において、以下に示す要因により、電気製品が所定の性能が発揮できない劣化状態に陥ることがある。
・ユーザによるメンテナンスがなされていない場合
・ユーザによる製品仕様の範囲を超えた使い方がなされた場合
・実際に機器の構造上または制御上に問題が生じている場合
このような劣化状態に対して、ユーザが自力で対応できる軽度な劣化と、保守員の出動を要請する重度な劣化とがそれぞれ存在する。
例えば、一定の周期でユーザによるメンテナンスが前提となっている電気製品においてメンテナンスがなされていない場合や、ユーザによる製品仕様の範囲を超えた誤った使い方がなされた場合には、それぞれの適切な案内をすることでユーザが自力で対応できる。一方、実際に機器の構造上または制御上に問題が生じているときには、専門知識を備えた保守員の要請を行うなどの対応が必要となる。
そこで、第2実施形態のサーバ4は、通知先へ通知する内容を分類・決定する通知先分類部45を備えた構成とした。そして、情報送信部49は、通知先分類部45の決定した通知先として、ユーザ端末2の報知部22および保守員端末3の報知部32のうちの少なくとも一方を介して劣化の内容を報知する。
これにより、ユーザが解決可能な劣化が生じた場合には、ユーザが専門知識を備えた保守員を要請する必要はなく、ユーザ自身で解決することができる。一方で、ユーザが解決不可能な劣化に対しては、ユーザが保守員を要請せずにも、サーバ4を介して自動的に保守員への要請が完了するため、劣化解決に対するユーザの工数を減らすことができる。
また、本発明に係る保守支援システム9では、保守員へ出動要請する際に、洗濯乾燥機1で発生している劣化の要因が伝達されているため、診断対象機設置場所91へ訪問した際にも効率的に対処することが可能となる。
なお、第2実施形態のサーバ4とは異なり、特許文献1などの従来技術では、ユーザと保守員とを区別せずに診断情報を報知するだけにとどまる。よって、電気機器の内部構造を知らないユーザに対しても、電気機器を分解して問題部品の交換を指示するなどの無駄な時間と労力を費やしてしまっていた。つまり、提示情報判定部において正確な診断ができたとしても、ユーザは解析結果として提示された内容によっては、その後に保守員の要請を行うなどの余分な作業を行うことで、結果として電気機器の劣化解消に多くの時間と労力を費やす可能性がある。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 洗濯乾燥機(電気機器)
2 ユーザ端末
3 保守員端末
4 サーバ(通知管理サーバ)
9 保守支援システム
11 センサ
12 情報蓄積部
21 情報演算部
22 報知部
31 情報演算部
32 報知部
41 劣化度合判定部(劣化度算出部)
41b 劣化計算モデル
42 誤検出判定部
42b 修正用DB(劣化度判定データベース)
43 通知判断部
43b 通知閾値DB
44 要因決定部
45 通知先分類部
45b 通知先DB(通知先データベース)

Claims (6)

  1. 診断対象となる電気機器の運転データを受信し、その受信した運転データをもとに前記電気機器の機器個所ごとに発生した劣化の度合いを示す診断対象の劣化度を求める劣化度算出部と、
    劣化度が時間経過にともなって改善されるか否かを示す情報が前記電気機器の機器個所ごとに登録されている劣化度判定データベースと、
    前記診断対象の劣化度と過去の劣化度とを比較し、その比較結果として前記診断対象の劣化度が前記過去の劣化度から改善されているときに、前記劣化度判定データベースを参照して前記診断対象の劣化度の正誤を判定する誤検出判定部と、を有することを特徴とする
    通知管理サーバ。
  2. 前記誤検出判定部は、前記診断対象の劣化度が誤りであるときに、前記診断対象の劣化度を前記過去の劣化度で修正することを特徴とする
    請求項1に記載の通知管理サーバ。
  3. 前記通知管理サーバは、さらに、通知判断部を備えており、
    前記通知判断部は、前記誤検出判定部が出力する前記診断対象の劣化度と、機器個所ごとに設定されている劣化度の第1閾値とを比較することにより、前記診断対象の劣化度に関する劣化内容を外部に通知するか否かを判断することを特徴とする
    請求項1に記載の通知管理サーバ。
  4. 前記通知判断部は、前記診断対象の劣化度と第1閾値との比較結果に加え、診断対象の劣化度の変化量と機器個所ごとに設定されている劣化度の変化量に対する第2閾値との比較結果をもとに、劣化内容を外部に通知するか否かを判断することを特徴とする
    請求項3に記載の通知管理サーバ。
  5. 前記通知管理サーバは、さらに、要因決定部と、通知先分類部とを備えており、
    前記要因決定部は、受信した運転データをもとに、前記通知判断部が劣化内容を外部に通知すると判断した劣化の要因を求め、
    前記通知先分類部は、劣化の要因ごとにその通知先を定義した通知先データベースを参照して、前記要因決定部が求めた劣化の要因に対応する通知先を複数の候補から選択することを特徴とする
    請求項3に記載の通知管理サーバ。
  6. 通知管理サーバは、劣化度算出部と、劣化度判定データベースと、誤検出判定部と、を有しており、
    前記劣化度算出部は、診断対象となる電気機器の運転データを受信し、その受信した運転データをもとに前記電気機器の機器個所ごとに発生した劣化の度合いを示す診断対象の劣化度を求め、
    前記劣化度判定データベースには、劣化度が時間経過にともなって改善されるか否かを示す情報が前記電気機器の機器個所ごとに登録されており、
    前記誤検出判定部は、前記診断対象の劣化度と過去の劣化度とを比較し、その比較結果として前記診断対象の劣化度が前記過去の劣化度から改善されているときに、前記劣化度判定データベースを参照して前記診断対象の劣化度の正誤を判定することを特徴とする
    通知管理方法。
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