JP7238090B1 - 入力装置、電子機器、及び入力設定方法 - Google Patents
入力装置、電子機器、及び入力設定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7238090B1 JP7238090B1 JP2021214894A JP2021214894A JP7238090B1 JP 7238090 B1 JP7238090 B1 JP 7238090B1 JP 2021214894 A JP2021214894 A JP 2021214894A JP 2021214894 A JP2021214894 A JP 2021214894A JP 7238090 B1 JP7238090 B1 JP 7238090B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- button
- load
- threshold value
- touch pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 49
- 230000006870 function Effects 0.000 description 36
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 31
- 230000008569 process Effects 0.000 description 13
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 3
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【解決手段】操作面に加えられる荷重と前記操作面において前記荷重が加えられた位置とを検出する荷重センサを有するタッチパッドと、前記操作面において第1エリアが設定され第2エリアが設定されない第1タッチパッド機能モードと、前記操作面において前記第1エリアと前記第2エリアとが設定される第2タッチパッド機能モードとで切り替えが可能なモード切替部と、前記第1エリアにおいて所定の指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として第1閾値を設定し、前記第2エリアにおいて前記所定の指示と同じ指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として前記第1閾値と異なる第2閾値を設定する閾値設定部とを備えて入力装置を構成する。
【選択図】図7
Description
閉状態において第1筐体101と第2筐体102との互いに対面する側の面を、それぞれの「内面」と呼び、内面に対して反対側の面を「外面」と称する。
キーボード321は所定のキーが配列されてユーザによりキーを押下する操作が行われる。
USBコネクタ26は、USBを利用した周辺機器類を接続するためのコネクタである。
なお、図1のインジケータ323dは、操作による入力が可能なものではないが、タッチパッド323に付随するものであることから、入力部32に含まれるものとして扱う。
また、同図のエンベデッドコントローラ31は、チップセット21経由でCPU11のクロック周波数の変更等の制御を行うことが可能とされている。
同図の入力部32は、カーソル移動ポインタ322、タッチパッド323、ポインタ・ボタンコントローラ324、及びタッチパッドコントローラ325を備える。
また、ポインタ・ボタンコントローラ324には、タッチパッドコントローラ325からの操作検出信号S2が入力される。操作検出信号S2は、後述のようにしてボタン配置モードのタッチパッド323にて配置されたボタンエリアに対して所定のボタン押下判定閾値以上の荷重を加える操作が行われたことに応じて、所定のボタンが押下状態にあることを示す信号である。ポインタ・ボタンコントローラ324は、入力された操作検出信号S2を、ボタンエリアに対応付けられた所定のマウスのボタンの押下等の操作を示す操作データに変換し、エンベデッドコントローラ31に出力する。
ポインタ・ボタンコントローラ324とエンベデッドコントローラ31との間でデータを授受するインターフェース規格は特に限定されないが、例えばPS/2であってよい。
パッドパネル323aは、図1に示したように第2筐体102の内面にて表出して設けられ、ユーザが指先を接触させるようにして操作を行う操作面となる部位である。
荷重センサ323bは、操作面であるパッドパネル323aに加わる荷重の値(荷重値)と当該荷重が加えられた座標(位置)を検出するセンサである。荷重センサ323bは、検出した荷重と荷重が加えられた位置とを示す荷重検出信号をタッチパッドコントローラ325に出力する。
アクチュエータ323cは、パッドパネル323aに対してユーザが行った操作に応じた触覚フィードバックを付与するための振動を発生させる。アクチュエータ323cは、タッチパッドコントローラ325の制御により振動を発生するように駆動される。
また、タッチパッドコントローラ325は、前述のようにタッチパッド323におけるアクチュエータ323cの駆動制御と、インジケータ323dの点灯の制御とを実行する。
モード切替部3251は、タッチパッドのタッチパッド機能モードについてノーマルモードとボタン配置モードとで切り替えを行う。ノーマルモードとボタン配置モードとについては後述する。
閾値設定部3252は、タッチパッド323にて設定される操作エリアごとに、ボタン押下に相当する操作が行われたか否かの判定に用いる荷重に対する閾値(ボタン押下判定閾値)を設定する。
振動強度設定部3253は、タッチパッド323に対して行われる操作に応じてアクチュエータ323cに発生させる振動強度(触覚フィードバック強度)を設定する。振動強度設定部3253は、タッチパッド323にて設定される操作エリアごとに個別に振動強度を設定する。
操作対応処理部3254は、タッチパッド323に対して行われる操作に対応する処理を実行する。操作対応処理部3254は、例えば、タッチパッド323に対して行われた操作に応じて荷重センサ323bから出力される荷重検出信号に基づいて判定した操作内容を示す操作データをエンベデッドコントローラ31に出力してよい。また、操作対応処理部3254は、タッチパッド323に対して行われた操作がボタン押下操作に対応するものである場合に、ボタン押下に対する触覚フィードバックがタッチパッド323にて付与されるようにアクチュエータ323cの制御を実行してよい。
図4は、ノーマルモードに対応してタッチパッド323のパッドパネル323aに設定される操作エリアの設定例を示している。同図に示されるように、ノーマルモードでは、パッドパネル323aにおける操作面の全体がクリックエリアAR1(第1エリアの一例)として設定される。そのうえで、クリックエリアAR1としての操作エリアは、左クリックエリアAR11と右クリックエリアAR12との2つの操作エリアに分割される。
例えば、ユーザが、例えば1本の指を用いて、左クリックエリアAR11に対して所定の閾値以上の荷重を加えるようにしっかり押し込む操作(プレス操作)を行った場合には、マウスの左ボタンをクリック(押下)したのと同じ操作結果が生じる。
また、ノーマルモードにおいて、左クリックエリアAR11と右クリックエリアAR12のいずれであるのかに関わらず、パッドパネル323aにおける任意の位置を2本の指を用いてタッピング操作を行った場合には、マウスの右ボタンをクリックしたのと同じ操作結果が生じる。
図5は、ボタン配置モードに対応してタッチパッド323のパッドパネル323aに設定される操作エリアの設定例を示している。同図に示されるように、ボタン配置モードでは、パッドパネル323aにおいて、クリックエリアAR1に加えて、ボタンエリアAR2が配置される。この場合、ボタンエリアAR2は、パッドパネル323aの後ろ側の縁に沿って一定の前後方向の幅を有するようにして配置されている。この場合には、パッドパネル323aにおいて、上記のように配置されるボタンエリアAR2以外のエリアがクリックエリアAR1となる。
右ボタンエリアAR20-2は、所定以上の閾値による荷重が加えられるプレス操作が行われることに応じて、当該右ボタンエリアAR20-2が対応する右ボタンを押下する操作が行われたと判定されるエリアである。具体的に、右ボタンエリアAR20-2は、所定以上の閾値による荷重が加えられることに応じて、マウスの右ボタンをクリックするのと同じ操作が行われたと判定され、電子機器10はマウスの右ボタンのクリックに応じた所定の指示を受け付けたことになる。
中央ボタンエリアAR20-3は、所定以上の荷重が加えられるプレス操作が行われることに応じて、当該中央ボタンエリアAR20-3が対応する中央ボタンを押下するのと同じ操作が行われたと判定されるエリアである。具体的に、例えば中央ボタンを押下しながらカーソル移動ポインタ322を操作した場合には、カーソル移動ポインタ322により指示する上下左右のいずれかの方向に沿ってスクロールが行われる。
しかしながら、電子機器10に上記のような物理的なボタンを設けた場合には、電子機器10の筐体の薄型化が困難になるといった問題がある。
これに対して、本実施形態のように物理的なボタンと同様の機能を有するエリアをタッチパッド323に設定するようにすれば、例えば第2筐体102の薄型化も容易となる。
一方、ボタン配置モードは、前述のようにユーザがポインティング操作を行うにあたり、カーソル移動ポインタ322とタッチパッド323とを併用する場合に好適とされている。つまり、ユーザは、ボタン配置モードでは、カーソル移動ポインタ322を操作することによりカーソルを移動させる操作を行いつつ、パッドパネル323aの後方の縁側に配置されたボタンエリアAR2における左ボタンエリアAR20-1、右ボタンエリアAR20-2、中央ボタンエリアAR20-3のいずれかに対して、適宜、プレス操作を行うようにされる。
このような観点からすると、ノーマルモードとボタン配置モードとでは、ポインティング操作を行うにあたり、ユーザがカーソル移動ポインタ322を併用するか否かに応じて適宜切り替えられるようにすることが好ましいということがいえる。
そこで、本実施形態の電子機器10は、カーソル移動ポインタ322が操作されていない状態のときにはノーマルモードを設定し、カーソル移動ポインタ322が操作されている状態のときにはボタン配置モードを設定するようにして、ノーマルモードとボタン配置モードとの切り替えを行うことが可能なように構成される。
このようにタッチパッド323のタッチパッド機能モードとしてノーマルモードとボタン配置モードとで切り替えが行われることで、ユーザがポインティング操作を行うにあたり、カーソル移動ポインタ322を併用するか否かに応じて適切なタッチパッド機能モードが設定され、操作性が向上する。
これに対して、ボタン配置モードにおいてパッドパネル323aにて設定されるボタンエリアAR2は、物理的なボタンの機能をパッドパネル323a上で再現したものとして捉えることができる。また、ユーザがこのような物理的なボタンをカーソル移動ポインタ322と併用して使用する場合、物理的なボタンに対しては親指を使用して押下する。つまり、親指を用いた押下は、人差し指を用いた押下と比較するとユーザが力を入れにくい。従って、この場合のユーザは、比較的小さな荷重を加えるようにして物理的なボタンを押下することになる。
このようなことを考慮すると、ボタン配置モードでのボタンエリアAR2に対する操作感覚については、物理的なボタンに近づけることが好ましいといえる。そこで、本実施形態の電子機器10は、ボタンエリアAR2においてボタンが押下されたか否かの判定に用いる荷重に対する閾値(ボタン押下判定閾値)について、クリックエリアAR1において用いるボタン押下判定閾値よりも小さな所定値を設定するようにされる。
また、物理ボタンは比較的小さな荷重を加えるようにして操作されることを考慮し、押下の際の抵抗感も小さめに作られている。このような物理ボタンの操作感が損なわれないよう、本実施形態の電子機器10は、ボタンエリアAR2に対するボタン押下としての操作に応じた触覚フィードバックのためにアクチュエータ323cに発生させる振動強度について、クリックエリアAR1におけるボタン押下としての操作に応じた振動強度よりも小さい所定値を設定するようにされる。
このように、ボタンエリアAR2に対応してボタン押下判定閾値と振動強度とを設定することにより、ボタンエリアAR2を押下する操作について、物理的ボタンに近い操作感覚を得ることが可能となり、操作性が向上する。
そのうえで、ボタン配置モードにおいては、左クリックエリアAR11と左ボタンエリアAR20-1とは、同じパッドパネル323aに配置されていながら、それぞれ異なるボタン押下判定閾値と振動強度とが設定される。同様に、右クリックエリアAR12と右ボタンエリアAR20-2とについても、同じパッドパネル323aに配置されていながら、それぞれ異なるボタン押下判定閾値と振動強度とが設定されることとなる。
同図に示されるように、クリックエリアAR1(左クリックエリアAR11、右クリックエリアAR12)には、ボタン押下判定閾値として「th1」(第1閾値の一例)が設定され、振動強度として「st1」が設定される。
また、ボタンエリアAR2(左ボタンエリアAR20-1、右ボタンエリアAR20-2、中央ボタンエリアAR20-3)には、ボタン押下判定閾値として「th2」(第2閾値の一例)が設定され、振動強度として「st2」が設定される。
ボタン押下判定閾値th1、th2は、th1>th2の関係を有する。振動強度st1、st2は、st1>st2の関係を有する。
ステップS100:電子機器10のタッチパッドコントローラ325において、モード切替部3251は、タッチパッド323に設定するタッチパッド機能モードについて、初期設定としてノーマルモードを設定する。
具体的に、当該ステップS100において、モード切替部3251は、図4に例示したようにパッドパネル323aが対応する操作面の全体にてクリックエリアAR1(左クリックエリアAR11、右クリックエリアAR12)を配置しボタンエリアAR2を配置しないように操作エリアの設定を行う。また、モード切替部3251は、ノーマルモードに対応する態様で点灯が行われるようにインジケータ323dを制御してよい。
ステップS104:また、振動強度設定部3253は、ステップS100にて設定されたノーマルモードのもとでパッドパネル323aの操作面の全体に設定されたクリックエリアAR1に対応させて振動強度として「st1」を設定する。
ステップS100~S104の処理により、ノーマルモードに対応するパッドパネル323aにおける操作エリアの設定と、ボタン押下判定閾値及び振動強度についてのパラメータ設定が行われる。
具体的に、当該ステップS108において、モード切替部3251は、図5に例示したようにパッドパネル323aにて、クリックエリアAR1(左クリックエリアAR11、右クリックエリアAR12)とボタンエリアAR2(左ボタンエリアAR20-1、右ボタンエリアAR20-2、中央ボタンエリアAR20-3)とが配置されるように操作エリアの設定を行う。また、モード切替部3251は、ボタン配置モードに対応する態様で点灯が行われるようにインジケータ323dを制御してよい。
ステップS112:また、振動強度設定部3253は、ステップS108にて設定されたボタン配置モードのもとでパッドパネル323aにて設定されたクリックエリアAR1に対応させて振動強度として「st1」を設定する。
ステップS116:また、振動強度設定部3253は、ステップS108にて設定されたボタン配置モードのもとでパッドパネル323aにて設定されたボタンエリアAR2に対応させて振動強度として「st2」を設定する。
そして、例えばこれまでカーソル移動ポインタ322が操作されていた状態から操作されない状態に変化すると、ポインタ操作状態信号S3も変化し、モード切替部3251は、カーソル移動ポインタ322が操作されない状態であると判定する。
一定時間が経過していないと判定された場合には、ステップS118に処理が戻される。また、ステップS118にてカーソル移動ポインタ322が操作されない状態となったことが判定されたが、ステップS120にて一定時間継続したと判定されないうちに再度、カーソル移動ポインタ322が操作された場合には、ステップS118の処理が繰り返されることになる。
ステップS120にてカーソル移動ポインタ322が操作されない状態であると判定される状態が一定時間継続したと判定されると、ステップS100に処理が戻される。
そして、ユーザが、例えばカーソル移動ポインタ322とタッチパッド323とを併用してポインティング操作を行うため、カーソル移動ポインタ322の操作を開始すると、タッチパッド323のタッチパッド機能モードは、これまでのノーマルモードからボタン配置モードに遷移する。
ボタン配置モードでは、図4に例示した操作エリアが設定される。また、ボタン配置モードでは、クリックエリアAR1に対応してボタン押下判定閾値th1と振動強度st1とが設定され、ボタンエリアAR2に対応してボタン押下判定閾値th2と振動強度st2とが設定される。この状態のもとでユーザは、例えばカーソル移動ポインタ322を操作しながら、親指でボタンエリアAR2を押下する操作を行うようにしてポインティング操作を行うことができる。
そして、ユーザが、例えばカーソル移動ポインタ322を併用せずにタッチパッド323のパッドパネル323aに対して人差し指等でポインティング操作を行うため、カーソル移動ポインタ322から指を離してから一定時間が継続すると、タッチパッド323のタッチパッド機能モードは、これまでのボタン配置モードからノーマルモードに遷移する。
このようにして、同図の処理手順によっては、ユーザがカーソル移動ポインタ322を操作していないときにはノーマルモードが設定され、カーソル移動ポインタ322を操作しているときにはボタン配置モードが設定されるようにしてタッチパッド機能モードの切り替えが行われる。
ステップS200:電子機器10のタッチパッドコントローラ325における操作対応処理部3254は、ボタン配置モードのもとで、荷重センサ323bが出力する荷重検出信号を取得する。
つまり、操作対応処理部3254は、ステップS200により取得された荷重検出信号が、右クリックエリアAR12に対応する座標範囲にてボタン押下判定閾値th1以上の荷重値が得られたことを示すものか否かを判定する。
つまり、操作対応処理部3254は、ステップS200により取得された荷重検出信号が、左ボタンエリアAR20-1に対応する座標範囲にてボタン押下判定閾値th2以上の荷重値が得られたことを示すものか否かを判定する。当該ステップS214にて荷重値と比較されるボタン押下判定閾値th2は、図7のステップS114にてボタンエリアAR2に対応して設定されたものである。
つまり、操作対応処理部3254は、ステップS200により取得された荷重検出信号が、右ボタンエリアAR20-2に対応する座標範囲にてボタン押下判定閾値th2以上の荷重値が得られたことを示すものか否かを判定する。
つまり、操作対応処理部3254は、ステップS200により取得された荷重検出信号が、中央ボタンエリアAR20-3に対応する座標範囲にてボタン押下判定閾値th2以上の荷重値が得られたことを示すものか否かを判定する。
ステップS230の処理の後は、ステップS226に処理が戻される。
このようなボタン押下判定閾値と振動強度の設定により、ユーザがカーソル移動ポインタ322を操作しながらパッドパネル323aのボタンエリアAR2を押下する操作を行う際には、物理的なボタンを押下しているときに近い操作感覚が得られる。また、クリックエリアAR1に対する操作についても、例えばユーザが人差し指で比較的軽めの力で押下するようになる操作に対応させて、適切な操作感覚を得ることができる。本実施形態の場合、ボタン配置モードにおいては、同じパッドパネル323a上でありながら、ボタンエリアAR2とクリックエリアAR1とでそれぞれに適した操作感覚が両立される。
Claims (7)
- 操作面に加えられる荷重と前記操作面において前記荷重が加えられた位置とを検出する荷重センサを有するタッチパッドと、
前記操作面において第1エリアが設定され第2エリアが設定されない第1タッチパッド機能モードと、前記操作面において前記第1エリアと前記第2エリアとが設定される第2タッチパッド機能モードとで切り替えが可能なモード切替部と、
前記第1エリアにおいて所定の指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として第1閾値を設定し、前記第2エリアにおいて前記所定の指示と同じ指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として前記第1閾値と異なる第2閾値を設定する閾値設定部と
を備える入力装置。 - 前記閾値設定部は、前記第1閾値よりも小さい前記第2閾値を設定する
請求項1に記載の入力装置。 - カーソルを移動させる操作が行われるカーソル移動デバイスが前記タッチパッドに対して所定の位置関係を有して配置され、
前記モード切替部は、前記第1タッチパッド機能モードが設定されていたときに前記カーソル移動デバイスが操作されたことに応じて前記第2タッチパッド機能モードに切り替え、前記第2タッチパッド機能モードが設定されていたときに前記カーソル移動デバイスが操作されない状態が所定時間以上継続したことに応じて、前記第1タッチパッド機能モードに切り替える
請求項1または2に記載の入力装置。 - 前記タッチパッドは、触覚フィードバックとしての振動が付与されるように構成され、
前記第1エリアにおいて所定のボタン押下操作が行われたと判定されたことに応じて前記タッチパッドに付与する触覚フィードバックの強度として、所定の第1強度を設定し、前記第2エリアにおいて所定のボタン押下操作が行われたと判定されたことに応じて前記タッチパッドに付与する触覚フィードバックの強度として、前記第1強度と異なる第2強度を設定する振動強度設定部を備える
請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置。 - 前記振動強度設定部は、前記第1強度よりも小さい前記第2強度を設定する
請求項4に記載の入力装置。 - 入力装置を備える電子機器であって、
前記入力装置は、
操作面に加えられる荷重と前記操作面において前記荷重が加えられた位置とを検出する荷重センサを有するタッチパッドと、
前記操作面において第1エリアが設定され第2エリアが設定されない第1タッチパッド機能モードと、前記操作面において前記第1エリアと前記第2エリアとが設定される第2タッチパッド機能モードとで切り替えが可能なモード切替部と、
前記第1エリアにおいて所定の指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として第1閾値を設定し、前記第2エリアにおいて前記所定の指示と同じ指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として前記第1閾値と異なる第2閾値を設定する閾値設定部とを備える
電子機器。 - 操作面に加えられる荷重と前記操作面において前記荷重が加えられた位置とを検出する荷重センサを有するタッチパッドを備える入力装置における入力設定方法であって、
前記操作面において第1エリアが設定され第2エリアが設定されない第1タッチパッド機能モードと、前記操作面において前記第1エリアと前記第2エリアとが設定される第2タッチパッド機能モードとで切り替えが可能なステップと、
前記第1エリアにおいて所定の指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として第1閾値を設定し、前記第2エリアにおいて前記所定の指示と同じ指示を受け付けるボタン押下操作が行われたか否かの判定に用いられる荷重の閾値として前記第1閾値と異なる第2閾値を設定するステップと
を含む入力設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021214894A JP7238090B1 (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 入力装置、電子機器、及び入力設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021214894A JP7238090B1 (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 入力装置、電子機器、及び入力設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7238090B1 true JP7238090B1 (ja) | 2023-03-13 |
JP2023098249A JP2023098249A (ja) | 2023-07-10 |
Family
ID=85513822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021214894A Active JP7238090B1 (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 入力装置、電子機器、及び入力設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7238090B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010211393A (ja) | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Sharp Corp | 電子機器、電子機器の制御方法および電子機器の制御プログラム |
US20120212421A1 (en) | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Microsoft Corporation | Modal touch input |
JP2014112449A (ja) | 2008-01-04 | 2014-06-19 | Apple Inc | タッチ表面の端部領域におけるタッチ接触の選択的拒否 |
JP2016167240A (ja) | 2015-03-10 | 2016-09-15 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、ポインティングデバイスの操作方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム |
JP2017535002A (ja) | 2014-09-01 | 2017-11-24 | インボ・リィYinbo LI | 多表面コントローラ |
JP2019515370A (ja) | 2016-03-31 | 2019-06-06 | センセル インコーポレイテッドSensel,Inc. | 人間コンピュータインタフェースシステム |
-
2021
- 2021-12-28 JP JP2021214894A patent/JP7238090B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014112449A (ja) | 2008-01-04 | 2014-06-19 | Apple Inc | タッチ表面の端部領域におけるタッチ接触の選択的拒否 |
JP2010211393A (ja) | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Sharp Corp | 電子機器、電子機器の制御方法および電子機器の制御プログラム |
US20120212421A1 (en) | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Microsoft Corporation | Modal touch input |
JP2017535002A (ja) | 2014-09-01 | 2017-11-24 | インボ・リィYinbo LI | 多表面コントローラ |
JP2016167240A (ja) | 2015-03-10 | 2016-09-15 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 情報処理装置、ポインティングデバイスの操作方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム |
JP2019515370A (ja) | 2016-03-31 | 2019-06-06 | センセル インコーポレイテッドSensel,Inc. | 人間コンピュータインタフェースシステム |
JP2020181591A (ja) | 2016-03-31 | 2020-11-05 | センセル インコーポレイテッドSensel,Inc. | 人間コンピュータインタフェースシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023098249A (ja) | 2023-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5490508B2 (ja) | タッチセンサを有する装置、触感呈示方法及び触感呈示プログラム | |
JP4789232B2 (ja) | 情報処理装置及び入力操作モード制御方法 | |
US8665218B2 (en) | Portable device | |
JP2015513186A (ja) | 力コンセントレータ | |
JP6162299B1 (ja) | 情報処理装置、入力切替方法、及びプログラム | |
EP2075671A1 (en) | User interface of portable device and operating method thereof | |
CN110633044B (zh) | 一种控制方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN107621899B (zh) | 信息处理装置、误操作抑制方法以及计算机可读存储介质 | |
JP6017995B2 (ja) | 携帯型情報処理装置、その入力方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム | |
JP2004086735A (ja) | 電子機器及び動作モード切替方法 | |
JP2005108036A (ja) | 情報処理装置およびタッチパッド | |
CN106681640B (zh) | 一种移动终端的屏幕显示控制方法及移动终端 | |
JP6705033B1 (ja) | 情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラム | |
JP7238090B1 (ja) | 入力装置、電子機器、及び入力設定方法 | |
JP4771181B2 (ja) | 情報処理装置、入力操作モード制御方法及び情報処理装置に用いるプログラム | |
US11762501B2 (en) | Information processing apparatus and control method | |
JP6220429B1 (ja) | 情報処理装置、タッチパネル感度制御方法、及びプログラム | |
US11216093B2 (en) | Systems, apparatus, and methods for detecting computing device inputs by a pointing body | |
JP6695004B1 (ja) | 検出されたユーザの意思を利用した端末装置 | |
TWI425397B (zh) | 觸控模組及其控制方法 | |
JP2016143392A (ja) | 入力装置、押しボタン装置、及び電子機器 | |
JP2015069539A (ja) | 携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム | |
JP2020119099A (ja) | タッチパッド及び電子機器 | |
JP6095527B2 (ja) | 携帯型情報処理装置、そのデータ処理方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム | |
JP7265048B1 (ja) | 情報処理装置、及び制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211228 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20220822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7238090 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |