JP7237262B2 - 生産管理装置、生産システム、生産管理方法、及び、生産管理プログラム - Google Patents

生産管理装置、生産システム、生産管理方法、及び、生産管理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、生産管理装置、生産システム、生産管理方法、及び、生産管理プログラムに関する。
5G(5th Generation)等、無線通信技術の発展により、技術的ハードルが高かった産業用途、特にFA(Factory Automation)用途において、無線通信の活用が進むことが想定される。また、配線することが難しい自律移動ロボットと自動搬送機等の移動する装置に対して無線通信を適用すると、特に高い効果を得られるものと考えられる。
しかしながら、無線通信の信頼性がどれほど高まったとしても、ロボットの動作状態と周辺環境等の無線通信の品質に影響する要因は無数にあり、全ての要因に対して対策を講じることは難しい。そのため、通信断等の通信トラブルは発生しうる。通信トラブルが起きた際に通信トラブルの再発防止のための改善対策を講じるためには、通信トラブルが起きた際に発生した現象を分析する必要がある。
特開2012-137909号公報
特許文献1は、地図を持ち、位置情報と無線品質情報とを事前に把握することにより、無線通信に関するトラブルを回避する方法を開示している。
しかしながら、生産システムにおいて活用されるロボットは、位置の変更以外に、ロボットの姿勢を変更する又はロボットが有するアームの形状を変更する等の動作を実行することがあり、位置の変更以外の動作が無線通信の品質に影響を及ぼすことがある。そのため、位置情報だけを用いることによっては、ロボットの無線通信についての通信トラブルの原因を適切に解析することができないケースもある。
本開示は、無線通信するロボットを備える生産システムにおいて、ロボットの情報であって、ロボットの位置の変更以外の動作を示す情報を用いて無線通信についての通信トラブルの原因を解析することを目的とする。
本開示に係る生産管理装置は、
複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置であって、
前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存する情報保存部と、
前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する通信トラブル判定部と、
前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析するトラブル条件解析部と
を備え、
前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する。
本開示によれば、ロボット情報を用いて通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析する。そのため、本開示によれば、無線通信するロボットを備える生産システムにおいて、ロボットの情報であって、ロボットの位置の変更以外の動作を示す情報を用いて無線通信についての通信トラブルの原因を解析することができる。
実施の形態1に係る生産システム90の構成例を示す図。 実施の形態1に係る生産管理装置100と無線基地局300とロボット500とのそれぞれの構成例を示す図。 無線品質情報の具体例を示す図。 ロボット情報の具体例を示す図。 実施の形態1に係る制御部110の構成例を示す図。 実施の形態1に係る生産管理装置100のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係るロボット500の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る生産管理装置100の動作を示すフローチャート。 実施の形態1の変形例に係る生産管理装置100のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態2に係る制御部110の構成例を示す図。 実施の形態2に係る生産管理装置100の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る生産システム90の動作を説明する図。 実施の形態3に係る制御部110の構成例を示す図。 実施の形態3に係る生産管理装置100の動作を示すフローチャート。 実施の形態3に係る生産システム90の動作を説明する図。
実施の形態の説明及び図面において、同じ要素及び対応する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は、適宜に省略又は簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。また、「部」を、「回路」、「工程」、「手順」、「処理」又は「サーキットリー」に適宜読み替えてもよい。
実施の形態1.
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
***構成の説明***
図1は、生産システム90の構成の具体例を示している。生産システム90は、本図に示すように、生産管理装置100と、無線基地局300と、複数のロボット500とを備える。
生産管理装置100は、複数のロボット500それぞれと無線基地局300を介して無線通信を行い、ロボット500による生産活動全体を管理し、ロボット500からデータを収集し、ロボット500に通信トラブルが発生した場合に、ロボット500から収集したデータを解析することにより通信トラブルの原因を推定する。通信トラブルは、無線基地局300とロボット500との間の無線通信に関わるトラブルである。
無線基地局300は、生産管理装置100とロボット500との間の無線通信を実現する。無線基地局300は、無線通信の信頼性を高めること等を目的として複数設置されてもよい。Path1からPath4は、Pathのイメージを示している。Pathは無線通信における送信元から送信先までの経路である。
ロボット500は、生産に関連する作業を実行する装置であり、無線ユニット510と、作業ユニット520と、制御ユニット530と、移動ユニット540と、表示ユニット550とを備える。ロボット500は、一部のユニットを備えなくてもよく、どのような作業を実行してもよく、また、移動しながら作業してもよい。生産システム90は、典型的には、複数のロボット500を備える。複数のロボット500それぞれの機能は互いに同じでなくてもよい。
無線ユニット510は、無線通信を実行する機能を有する。
作業ユニット520は、生産に関連する作業を実行する機能を有する。本例において作業ユニット520はアームを有するが、作業ユニット520は他の装置を有してもよい。
制御ユニット530は、ロボット500が備える各ユニットとの間でデータを適宜通信し、ロボット500が備える各ユニットを制御する機能を有する。
移動ユニット540は、ロボット500の位置を変更する機能を有する。本例において移動ユニット540は移動手段としてタイヤを有するが、移動ユニット540は他の移動手段を有してもよい。ロボット500は、移動ユニット540を備えず、他のロボット500等によって移動されてもよい。
表示ユニット550は、情報を表示する機能を有する。
図2は、生産管理装置100と無線基地局300とロボット500とのそれぞれの、ハードウェア構成例と機能構成例とを示している。
無線基地局300は、装置IF(Interface)部310とロボットIF部320とを備え、装置IF部310とロボットIF部320とを用いて生産管理装置100とロボット500との間の無線通信を実現する。
装置IF部310は、生産管理装置100との通信を制御する。
ロボットIF部320は、ロボット500との通信を制御する。
無線ユニット510は、無線品質解析部511と、基地局IF部512と、制御ユニットIF部513とを備える。
無線品質解析部511は、無線基地局300とロボット500との無線通信に係る電波の強度を示す情報等に基づいて当該無線通信の品質を解析し、解析した無線通信の品質を示す無線品質情報を生成する。無線品質解析部511は、Path又はアンテナ等の無線に関わるパラメータごとに無線品質情報を生成してもよい。無線品質情報は通信トラブルを示す情報を含んでもよい。複数の無線品質情報は、複数のロボット500それぞれが生産管理装置100と行う無線通信の品質を示す。複数のロボット500それぞれと複数の無線品質情報とは1対1で対応する。
基地局IF部512は、無線通信用のアンテナと接続しており、無線基地局300との通信を制御する。
制御ユニットIF部513は、制御ユニット530との通信を制御する。
図3は、無線品質情報を示す時系列データの具体例をグラフ形式により示している。本グラフにおいて、Path1からPath4それぞれに対応する無線品質が示されており、横軸は時刻を示しており、縦軸は無線品質の値を示している。無線品質は1次元のデータでなくてもよい。無線品質を示す指標の代表的な具体例として、受信電力と誤り率とが挙げられる。無線品質は、複数の情報を用いて求められた値であってもよい。
作業ユニット520は、作業制御部521と、制御ユニットIF部522とを備える。
作業制御部521は、作業ユニット520が実行する作業を制御する。
制御ユニットIF部522は、制御ユニット530との通信を制御する。
制御ユニット530は、制御部531と、無線ユニットIF部532と、作業ユニットIF部533と、移動ユニットIF部534と、表示ユニットIF部535とを備える。
制御部531は、ロボット500の各ユニットを制御する。制御部531は、ロボット情報を用いてロボット500の各ユニットを制御してもよい。ロボット情報は、複数のロボット500それぞれの制御を示す制御情報と、複数のロボット500それぞれが存在する位置を示す位置情報とを含み、さらに、各情報に対応する時刻を示す情報を含む。情報に対応する時刻は、具体例として当該情報が取得された時刻である。制御情報は、複数のロボット500それぞれの外形を示す情報を含む。ロボット500の外形は、具体例として、ロボット500の姿勢及び向きと、ロボット500が備える装置の状態とを含む。装置の状態は、具体例として装置がアームである場合において、アームの形状と、アームが掴んでいる物体及び当該物体が占める空間とである。制御部531は、ロボット500が備える各ユニットと通信してロボット情報を取得してもよく、ロボット500が備える各ユニットと通信して取得した情報を用いてロボット情報を生成してもよい。複数のロボット情報は、複数のロボット500それぞれの外形を示す情報を含む。複数のロボット500それぞれと複数のロボット情報とは1対1で対応する。
無線ユニットIF部532は、無線ユニット510との通信を制御する。
作業ユニットIF部533は、作業ユニット520との通信を制御する。
移動ユニットIF部534は、移動ユニット540との通信を制御する。
表示ユニットIF部535は、表示ユニット550との通信を制御する。
生産管理装置100は、制御部110と、基地局IF部120と、情報保存部190とを備える。
制御部110は、生産管理装置100の動作を制御する。
基地局IF部120は、無線基地局300との通信を制御する。
情報保存部190は、ロボット情報と無線品質情報とを保存する。生産システム90が複数のロボット500を備える場合において、情報保存部190は、複数のロボット500それぞれに対応する複数のロボット情報及び複数の無線品質情報を保存する。
図4は、ロボット情報の具体例を表形式により示している。本図において「ラベル」は、ロボット情報を構成する各情報に付与された識別子である。「制御入出力ビット信号」は制御ユニット530がロボット500の各ユニットを制御することに用いる入出力データであり、本表は「制御入出力ビット信号」の各ビットを表している。なお、各ラベルに対応する情報のサイズは16ビットであり、「制御入出力ビット信号」という表記の直下の1から16までの数字は、ビットの番号を示している。
生産管理装置100は、各時刻において本図に示すようなロボット情報を各ロボット500から取得し、各ロボット500に対応するロボット情報を時系列で蓄積する。
移動ユニット540は、移動制御部541と、制御ユニットIF部542とを備える。
移動制御部541は、移動ユニット540の移動に関する動作を制御する。
制御ユニットIF部542は、制御ユニット530との通信を制御する。
表示ユニット550は、表示制御部551と、制御ユニットIF部552とを備える。
表示制御部551は、表示ユニット550の表示に関する動作を制御する。
制御ユニットIF部552は、制御ユニット530との通信を制御する。
図5は、制御部110の構成例を示している。本図に示すように、制御部110は、情報蓄積部111と、通信トラブル判定部112と、解析要否判定部113と、トラブル条件解析部114と、表示制御部115とを備える。
情報蓄積部111は、ロボット500から受信した情報を情報保存部190に蓄積する。
通信トラブル判定部112は、複数の無線品質情報それぞれを用いて複数のロボット500の無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する。通信トラブル判定部112は、通信トラブルがあると判定した場合に、当該通信トラブルが発生した時刻又は当該通信トラブルが継続した時間等を求めてもよい。
解析要否判定部113は、通信トラブルを解析するか否かを判定する。
トラブル条件解析部114は、通信トラブルがあると判定された場合に、通信トラブルが発生した時刻に対応するロボット情報を用いてトラブル条件を解析する。この場合において、典型的には、トラブル条件解析部114は複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いる。トラブル条件は、通信トラブルが発生する条件であり、通信トラブルの原因と考えられる条件と、通信トラブルと相関がある条件とを含んでもよい。トラブル条件は、具体例として、無線品質の低下が発生した日時又は場所と、無線品質が低下した無線通信を実施しているロボット500及び当該ロボット500の周辺の状況と、他のロボット500の状態とを含む。トラブル条件解析部114は、求めたトラブル条件を情報保存部190に保存してもよい。トラブル条件解析部114は、通信トラブルがあると判定された無線通信を行うロボット500である対象ロボットに対応するロボット情報と、対象ロボット以外のロボット500に対応するロボット情報とを用いて、対象ロボットが行う無線通信についての通信トラブルに対応するトラブル条件を解析してもよい。
トラブル条件解析部114は、ロボット500に通信トラブルが発生した場合において通信トラブルに対応するトラブル条件を解析する際に、通信トラブルが発生した時刻の前後における通信トラブルが発生したロボット500のロボット情報のみを用いてもよい。また、トラブル条件解析部114は、この際に、当該ロボット情報に加えて、当該時刻において通信トラブルが発生したロボット500の近傍に存在するロボット500のロボット情報を用いてもよく、生産システム90内に存在する他の全てのロボット500のロボット情報を用いてもよい。
表示制御部115は、表示装置に表示する内容を制御する。
図6は、本実施の形態に係る生産管理装置100のハードウェア構成例をより詳細に示している。生産管理装置100は、コンピュータから成る。生産管理装置100は、複数のコンピュータから成ってもよい。
コンピュータは、本図に示すように、プロセッサ11と、メモリ12と、補助記憶装置13と、入出力IF14と、通信装置15と等のハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線19を介して互いに接続されている。
プロセッサ11は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)であり、かつ、コンピュータが備えるハードウェアを制御する。プロセッサ11は、具体例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はGPU(Graphics Processing Unit)である。
生産管理装置100は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えてもよい。複数のプロセッサは、プロセッサ11の役割を分担する。
メモリ12は、典型的には、揮発性の記憶装置である。メモリ12は、主記憶装置又はメインメモリとも呼ばれる。メモリ12は、具体例として、RAM(Random Access Memory)である。メモリ12に記憶されたデータは、必要に応じて補助記憶装置13に保存される。
補助記憶装置13は、典型的には、不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置13は、具体例として、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、又はフラッシュメモリである。補助記憶装置13に記憶されたデータは、必要に応じてメモリ12にロードされる。
メモリ12と、補助記憶装置13とは、一体的に構成されていてもよい。
入出力IF14は、入力装置及び出力装置が接続されるポートである。入出力IF14は、具体例として、USB(Universal Serial Bus)端子である。入力装置は、具体例として、キーボード及びマウスである。出力装置は、具体例として、ディスプレイである。
通信装置15は、レシーバ及びトランスミッタである。通信装置15は、具体例として、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
生産管理装置100の各部は、他の装置等と通信する際に、通信装置15を適宜用いてもよい。
生産管理装置100の各部がデータを受け付ける場合、生産管理装置100の各部は、入出力IF14を介してデータを受け付けてもよく、また、通信装置15を介してデータを受け付けてもよい。
補助記憶装置13は、生産管理プログラムを記憶している。生産管理プログラムは、生産管理装置100が備える各部の機能をコンピュータに実現させるプログラムである。生産管理プログラムは、複数のファイルから成ってもよい。生産管理プログラムは、メモリ12にロードされて、プロセッサ11によって実行される。生産管理装置100が備える各部の機能は、ソフトウェアにより実現される。
生産管理プログラムを実行する際に用いられるデータと、生産管理プログラムを実行することによって得られるデータと等は、記憶装置に適宜記憶される。生産管理装置100の各部は、適宜記憶装置を利用する。記憶装置は、具体例として、メモリ12と、補助記憶装置13と、プロセッサ11内のレジスタと、プロセッサ11内のキャッシュメモリとの少なくとも1つから成る。なお、データと、情報とは、同等の意味を有することもある。記憶装置は、コンピュータと独立したものであってもよい。情報保存部190は記憶装置から成ってもよい。
メモリ12の機能と、補助記憶装置13の機能とのそれぞれは、他の記憶装置によって実現されてもよい。
生産管理プログラムは、コンピュータが読み取り可能な不揮発性の記録媒体に記録されていてもよい。不揮発性の記録媒体は、具体例として、光ディスク又はフラッシュメモリである。生産管理プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
生産管理装置100の動作手順は、生産管理方法に相当する。また、生産管理装置100の動作を実現するプログラムは、生産管理プログラムに相当する。
図7は、ロボット500の動作の一例を示すフローチャートである。本図を用いてロボット500の動作を説明する。
(ステップS101:動作実行処理)
ロボット500は、事前に指定された動作を実行する。
(ステップS102:ロボット情報送信処理)
制御ユニットIF部513は、ロボット情報を制御ユニット530から取得する。
基地局IF部512は、制御ユニットIF部513が取得したロボット情報及びロボット情報に対応する時刻を示す情報を、無線基地局300を経由して生産管理装置100に送信する。
(ステップS103:品質情報送信処理)
無線品質解析部511は、無線通信を解析して無線品質情報を生成する。
基地局IF部512は、無線品質解析部511から無線品質情報を無線品質情報に対応する時刻を示す情報とともに取得し、取得した無線品質情報及び無線品質情報に対応する時刻を示す情報を、無線基地局300を経由して生産管理装置100に送信する。
(ステップS104:トラブル判定処理)
無線品質解析部511は、無線通信を解析して通信トラブルが発生しているか否かを判定する。
通信トラブルが発生している場合、ロボット500はステップS105に進む。それ以外の場合、ロボット500はステップS101に進む。
(ステップS105:トラブル情報送信処理)
基地局IF部512は、通信トラブルが発生していることを示す情報を、無線基地局300を経由して生産管理装置100に送信する。
通信トラブル発生しているために基地局IF部512が生産管理装置100にデータを正常に送信することができない場合、ロボット500は本ステップの処理を実行しなくてもよい。
図8は、生産管理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。本図を用いて生産管理装置100の動作を説明する。
(ステップS121:ロボット情報蓄積処理)
基地局IF部120は、ロボット500からロボット情報を受信する。情報蓄積部111は、受信したロボット情報を情報保存部190に蓄積する。
(ステップS122:品質情報蓄積処理)
基地局IF部120は、ロボット500から無線品質情報を受信する。情報蓄積部111は、受信した無線品質情報を情報保存部190に蓄積する。
(ステップS123:通信トラブル判定処理)
通信トラブル判定部112は、情報保存部190が蓄積している無線品質情報を用いて通信トラブルが発生したか否かを判定する。なお、制御部110は、ロボット500からの通知に従って通信トラブルが発生したと判定しても良い。
通信トラブルが発生した場合、生産管理装置100はステップS124に進む。それ以外の場合、生産管理装置100はステップS121に進む。
(ステップS124:解析要否判定処理)
解析要否判定部113は、通信トラブルを解析するか否かを判定する。
制御部110は、規則等に従って自動的に通信トラブルを解析すると判定してもよく、ユーザから通信トラブルを解析するよう指示された場合に通信トラブルを解析すると判定してもよい。ユーザは生産システム90の利用者である。
通信トラブルを解析する場合、生産管理装置100はステップS125に進む。それ以外の場合、生産管理装置100はステップS121に進む。
(ステップS125:トラブル条件抽出処理)
トラブル条件解析部114は、情報保存部190が蓄積しているロボット情報及び無線品質情報に基づいてトラブル条件を解析する。トラブル条件解析部114は、情報保存部190が蓄積している情報を用いて時刻と場所とロボット動作等と、無線品質との相関について分析する。以下、通信トラブルが発生したと通信トラブル判定部112が判定したロボット500を対象ロボットとする。また、ロボット情報と無線品質情報との総称として、単に情報と表記することもある。
トラブル条件解析部114は、具体例として、対象ロボットが取得若しくは生成した情報を解析し、通信トラブルの発生との相関が高い情報をトラブル条件として抽出する。
この際、トラブル条件解析部114は、対象ロボットが送信した情報だけでなく、他のロボット500が送信した情報も解析してトラブル条件を抽出してもよい。トラブル条件解析部114が他のロボット500の情報を活用することによって得られる効果の一つとして解析情報の増加がある。通信トラブルが発生したロボット500の状況に類似する状況を経験したことがある他のロボット500の過去の情報もトラブル条件解析部114が解析対象とすることによってトラブル条件解析部114が解析する情報が増えるため、トラブル条件解析部114がより高い精度で通信トラブルを解析することが期待される。また、トラブル条件解析部114は、対象ロボットに通信トラブルが発生した時刻における他のロボット500の位置情報等を活用することにより、他のロボット500が対象ロボットの無線品質に与えた影響の有無を検証することができる。
さらに、トラブル条件解析部114は、ロボット500に関する情報に加えて、生産システム90内の作業者の位置情報又は各装置の素材等、無線通信の遮蔽又は反射等を引き起こす可能性があるために無線品質に影響すると考えられる他の情報を解析してトラブル条件を抽出してもよい。なお、生産管理装置100は、具体例として、生産システム90内で監視する監視カメラ、生産システム90内に設置されているセンサ、又は、事前のユーザによる入力情報等から当該他の情報を取得することができる。
(ステップS126:表示制御処理)
表示制御部115は、トラブル条件を表示装置に表示する。
***実施の形態1の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、無線品質の低下に関する条件をシステム管理者等が確認することができる。システム管理者は生産システム90の管理者である。
従って、本実施の形態によれば、システム管理者は通信トラブルに関する対策を比較的とりやすくなる。
***他の構成***
<変形例1>
図9は、本変形例に係る生産管理装置100のハードウェア構成例を示している。
生産管理装置100は、本図に示すように、プロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13との少なくとも1つに代えて、処理回路18を備える。
処理回路18は、生産管理装置100が備える各部の少なくとも一部を実現するハードウェアである。
処理回路18は、専用のハードウェアであっても良く、また、メモリ12に格納されるプログラムを実行するプロセッサであってもよい。
処理回路18が専用のハードウェアである場合、処理回路18は、具体例として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(ASICはApplication Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はこれらの組み合わせである。
生産管理装置100は、処理回路18を代替する複数の処理回路を備えてもよい。複数の処理回路は、処理回路18の役割を分担する。
生産管理装置100において、一部の機能が専用のハードウェアによって実現されて、残りの機能がソフトウェア又はファームウェアによって実現されてもよい。
処理回路18は、具体例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせにより実現される。
プロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13と処理回路18とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、生産管理装置100の各機能構成要素の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
実施の形態2.
以下、主に前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら説明する。
***構成の説明***
本実施の形態に係る生産システム90の構成は、実施の形態1に係る生産システム90と同様である。
図10は、本実施の形態に係る制御部110の構成例を示している。制御部110は、本図に示すように、実施の形態1に係る制御部110が備える構成要素に加え、ロボット情報算出部116と、品質情報算出部117とを備える。
ロボット情報算出部116は、情報保存部190が保存している情報を用いて将来の各時刻におけるロボット情報であって、各ロボット500に対応するロボット情報を予測ロボット情報として算出する。ロボット情報算出部116は各ロボット500を選択ロボットとして選択し、選択ロボットに対応するロボット情報を用いて選択ロボットに対応する予測ロボット情報を求めてもよい。予測ロボット情報はロボット情報の下位概念である。将来の各時刻は、少なくとも1つの将来の時刻を示し、将来のいずれの時刻であってもよい。ロボット情報算出部116は、典型的には、ロボット情報を用いて予測ロボット情報を求める。
品質情報算出部117は、情報保存部190が保存している情報を用いて将来の各時刻における無線品質情報であって、各ロボット500に対応する無線品質情報を予測品質情報として算出する。品質情報算出部117は、選択ロボットに対応する予測ロボット情報を用いて選択ロボットに対応する予測品質情報を求めてもよい。予測品質情報は、無線品質情報の下位概念であり、無線品質の期待値を示す情報でもある。品質情報算出部117は、典型的には、予測ロボット情報を用いて予測品質情報を求める。品質情報算出部117は、ある時刻における予測品質情報を算出する際に、当該ある時刻における各ロボット500の位置及び外形を考慮する。
品質情報算出部117は、過去に発生した通信トラブルについてのトラブル条件を参照して予測品質情報を算出してもよい。
通信トラブル判定部112は、無線品質情報として予測品質情報を用いて将来における通信トラブルの有無を判定する。
トラブル条件解析部114は、将来に発生することが懸念される通信トラブルのトラブル条件を、当該通信トラブルが発生すると予測される時刻に対応する予測ロボット情報を用いて解析する。トラブル条件解析部114は、トラブル条件を抽出する際に、過去に発生した通信トラブルに係るトラブル条件等を参照してもよい。
情報保存部190は、ロボット情報として、各ロボット500に設定された動作情報を保存している。即ち、ロボット情報は各ロボット500の動作を示す情報を含む。動作情報は、各ロボット500の動作を示す情報である。動作情報は、ロボット500の移動経路を示す情報及びロボット500が有する装置の動作を示す情報を含んでもよい。また、動作情報は、定められた動作を示す情報であってもよく、生産活動の状況等に応じてロボット500の動作を動的に定める規則を示す情報であってもよい。また、情報保存部190が保存している動作情報は、生産管理装置100がロボット500から取得したものであってもよく、システム管理者等が生産管理装置100に入力したものであってもよい。
***動作の説明***
生産管理装置100と、無線基地局300と、ロボット500とのハードウェア構成との各機能構成は実施の形態1と同様である。
図11は、生産管理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。本図を用いて生産管理装置100の動作を説明する。生産管理装置100は、各ロボット500の動作と、各ロボット500に対応する無線品質とをシミュレーションすることにより、将来に各ロボット500に通信トラブルが発生するか否かを判断する。各ロボット500の動作は、各ロボット500の移動と、各ロボット500が備える装置の制御とを含む。
(ステップS201:予測ロボット情報算出処理)
ロボット情報算出部116は、情報保存部190が保存している情報を用いて、各ロボット500に対応する予測ロボット情報を算出し、算出した予測ロボット情報を情報保存部190に保存する。
(ステップS202:予測品質情報算出処理)
品質情報算出部117は、情報保存部190が保存している情報を用いて、各ロボット500に対応する予測品質情報を算出し、算出した予測品質情報を情報保存部190に保存する。
(ステップS203:懸念判定処理)
通信トラブル判定部112は、ロボット500ごとに、予測品質情報が示す期待値を参照して通信トラブルが将来に発生する懸念の有無を判定する。
少なくとも1つのロボット500において通信トラブルが将来に発生する懸念がある場合、生産管理装置100はステップS204に進む。それ以外の場合、生産管理装置100はステップS205に進む。
(ステップS204:表示制御処理)
表示制御部115は、いずれのロボット500にも通信トラブルが発生する懸念がない旨を表示装置に表示する。
(ステップS205:トラブル条件抽出処理)
トラブル条件解析部114は、ステップS125と同様の処理を実施することにより、将来に発生することが懸念される通信トラブルに対応するトラブル条件を抽出する。
複数のロボット500に通信トラブルが発生する懸念がある場合、トラブル条件解析部114は、当該複数のロボット500それぞれに対応するトラブル条件を抽出する。
(ステップS206:表示制御処理)
表示制御部115は、無線品質の低下が発生することが懸念されるロボット500の情報と、抽出されたトラブル条件とを表示装置に表示する。
図12は、生産管理装置100の動作のイメージを示している。START位置は、シミュレーションの開始時点における各ロボット500の位置を示している。なお、数字に続く“-1”等は、各無線基地局300又は各ロボット500を区別するための表記である。各ロボット500は円により示されている。START位置における各ロボット500から伸びる矢印は、各ロボット500がシミュレーション開始後に進むと予測される移動経路を示している。ロボット情報算出部116は、各ロボット500の動作情報を用いて本図に示すような移動経路を求める。
また、将来の時刻である時刻tにおける各ロボット500の位置を破線の円により示している。時刻tにおいて、ロボット500-1と無線基地局300-1との間にロボット500-2が存在しており、さらに、ロボット500-1と無線基地局300-2との間にロボット500-3が存在している。そのため、品質情報算出部117は、ロボット500-1の無線品質が時刻tにおいて低下すると予測する。
***実施の形態2の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、生産管理装置100は、ロボット500の動作をシミュレーションし、これまでに蓄積した各ロボット500のロボット情報と無線品質情報とを用いて各ロボット500の位置ごとの無線品質の期待値を算出する。シミュレーションの結果、無線品質の期待値が低くなることが判明した場合に、無線品質が低下するロボット500の情報を無線品質の低下を引き起こすと考えられる条件とともに表示することにより、事前に設定されたロボット500の動作における通信トラブルのリスクをシステム管理者に提示する。
従って、本実施の形態によれば、生産管理装置100は、将来における通信トラブルに関するリスクを評価する。生産システム90は、生産管理装置100が評価したリスクの情報を活用することにより、通信トラブルのリスクを回避することができる。
実施の形態3.
以下、主に前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら説明する。
***構成の説明***
本実施の形態に係る生産システム90の構成は、前述の実施の形態に係る生産システム90の構成と同様である。
図13は、本実施の形態に係る制御部110の構成例を示している。制御部110は、本図に示すように、実施の形態2に係る制御部110が備える構成要素に加え、回避策導出部118を備える。
回避策導出部118は、将来において通信トラブルがあると判定された場合に、当該通信トラブルに対応するトラブル条件に基づいて当該通信トラブルに対応するトラブル回避策を導出し、導出したトラブル回避策をロボット500に通知する。トラブル回避策は、将来に発生することが予測される通信トラブルを回避する策である。トラブル回避策は、ロボット500に対する回避行動をとる指示であってもよく、通信トラブルに対応するトラブル条件を示す情報であってもよい。回避行動は、通信トラブルを回避するための行動である。ロボット500は、トラブル条件を受信した場合に、受信したトラブル条件を参照して自発的に回避行動をとってもよい。トラブル回避策は、通信トラブルが発生することが予測されるロボット500に対する指示等に限られず、当該通信トラブルに関係がある他のロボット500に対する指示等を含んでもよい。
また、ロボット500が回避策導出部118からの指示に基づいて予定していた動作を変更した場合に、生産管理装置100は変更後のロボット500の動作を示す情報に基づいてシミュレーションを改めて実施し、回避策導出部118は改めて実施したシミュレーションの結果に基づいて新たな指示をロボット500に通知してもよい。
***動作の説明***
実施の形態2に係る生産管理装置100は、ロボット500に設定された動作情報と、過去に蓄積した情報とを参照してシミュレーションを実行する。一方、本実施の形態に係る生産管理装置100は、オンラインでリアルタイムデータを取得し、取得したリアルタイムデータを活用しながらシミュレーションを実行する。本実施の形態において、複数のロボット情報それぞれはリアルタイムデータであるロボット情報を含み、複数の無線品質情報それぞれはリアルタイムデータである無線品質情報を含む。
各ロボット500は、各ロボット500の情報であって、リアルタイムデータである情報を生産管理装置100に適宜通知する。
図14は、生産管理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。本図を用いて生産管理装置100の動作を説明する。
(ステップS301:ロボット情報蓄積処理)
本処理は、実施の形態1に係るロボット情報蓄積処理と同じである。
ロボット情報算出部116は、予測ロボット情報を算出し、算出した予測ロボット情報を情報保存部190に保存してもよい。
(ステップS302:品質情報蓄積処理)
本処理は、実施の形態1に係る品質情報蓄積処理と同じである。
(ステップS303:予測品質情報算出処理)
本処理は、実施の形態2に係る予測品質情報算出処理と同様である。
(ステップS304:懸念判定処理)
本処理は、実施の形態2に係る懸念判定処理と同様の処理である。
少なくとも1つのロボット500に将来に通信トラブルが発生する懸念がある場合、生産管理装置100はステップS305に進む。それ以外の場合、生産管理装置100はステップS301に進む。
(ステップS305:回避策導出処理)
回避策導出部118は、発生する懸念がある通信トラブルに対応するトラブル回避策を導出する。
(ステップS306:回避指示処理)
回避策導出部118は、導出されたトラブル回避策に基づき、ロボット500に無線品質が低下することを回避するよう指示する。
図15は、本実施の形態に係る生産管理装置100が将来の各ロボット500の動作をシミュレーションするイメージを説明する図である。
本図において、生産管理装置100が、各ロボット500からリアルタイムデータを受信し、受信したリアルタイムデータを用いて将来に発生する通信トラブルを解析し、解析した結果に基づいて各ロボット500に指示する様子が示されている。将来に通信トラブルが発生するリスクがあることが判明した場合、生産管理装置100は、ロボット500に対して当該通信トラブルを回避する回避行動をとるように指示する。ロボット500は、生産管理装置100に指示された回避行動をとる。なお、ロボット500同士が連絡を取り合うことにより、各ロボット500がどのような回避行動をとるのかを決めてもよい。
また、「シミュレーション」という表記の上に示されている枠内は、生産管理装置100が実施するシミュレーションのイメージを示している。生産管理装置100は、実施の形態2に係る生産管理装置100と同様にシミュレーションを実施する。なお、「危険」という表記は、ロボット500-4が「危険」に対応する地点に進んだときに通信トラブルが発生する懸念があることを示す。生産管理装置100は、当該通信トラブルを回避するよう各ロボット500に指示する。
***実施の形態3の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、ロボット500は生産管理装置100からの指示に基づいて将来に発生することが予測される通信トラブルを回避することができる。そのため、本実施の形態によれば、生産システム90においてロボット500をより安定的に動作させることができる。
***他の実施の形態***
前述した各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態は、実施の形態1から3で示したものに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜変更されてもよい。
11 プロセッサ、12 メモリ、13 補助記憶装置、14 入出力IF、15 通信装置、18 処理回路、19 信号線、90 生産システム、100 生産管理装置、110 制御部、111 情報蓄積部、112 通信トラブル判定部、113 解析要否判定部、114 トラブル条件解析部、115 表示制御部、116 ロボット情報算出部、117 品質情報算出部、118 回避策導出部、120 基地局IF部、190 情報保存部、300 無線基地局、310 装置IF部、320 ロボットIF部、500 ロボット、510 無線ユニット、511 無線品質解析部、512 基地局IF部、513 制御ユニットIF部、520 作業ユニット、521 作業制御部、522 制御ユニットIF部、530 制御ユニット、531 制御部、532 無線ユニットIF部、533 作業ユニットIF部、534 移動ユニットIF部、535 表示ユニットIF部、540 移動ユニット、541 移動制御部、542 制御ユニットIF部、550 表示ユニット、551 表示制御部、552 制御ユニットIF部。

Claims (11)

  1. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置であって、
    前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存する情報保存部と、
    前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する通信トラブル判定部と、
    前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析するトラブル条件解析部と
    を備え、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理装置であって、
    前記トラブル条件解析部は、前記通信トラブルがあると判定された無線通信を行う対象ロボットに対応するロボット情報と、前記対象ロボット以外の少なくとも1つのロボットに対応する少なくとも1つのロボット情報とを用いて、前記対象ロボットが行う無線通信についての通信トラブルに対応するトラブル条件を解析する生産管理装置
  2. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置であって、
    前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存する情報保存部と、
    前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する通信トラブル判定部と、
    前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析するトラブル条件解析部と
    を備え、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理装置であって、
    前記複数のロボット情報それぞれは、前記複数のロボットそれぞれの動作を示す情報を含み、
    前記生産管理装置は、さらに、
    前記複数のロボットが含む選択ロボットに対応するロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応するロボット情報を示す予測ロボット情報を求めるロボット情報算出部と、
    前記予測ロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応する無線品質情報を示す予測品質情報を求める品質情報算出部と
    を備え、
    前記通信トラブル判定部は、前記無線品質情報として前記予測品質情報を用いて将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルの有無を判定する生産管理装置
  3. 前記複数のロボット情報それぞれは、前記複数のロボットそれぞれの動作を示す情報を含み、
    前記生産管理装置は、さらに、
    前記複数のロボットが含む選択ロボットに対応するロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応するロボット情報を示す予測ロボット情報を求めるロボット情報算出部と、
    前記予測ロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応する無線品質情報を示す予測品質情報を求める品質情報算出部と
    を備え、
    前記通信トラブル判定部は、前記無線品質情報として前記予測品質情報を用いて将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルの有無を判定する請求項に記載の生産管理装置。
  4. 前記生産管理装置は、さらに、
    将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルがあると判定された場合に、将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルを回避するトラブル回避策を導出する回避策導出部を備える請求項2又は3に記載の生産管理装置。
  5. 前記複数のロボット情報それぞれは、リアルタイムデータであるロボット情報を含み、
    前記複数の無線品質情報それぞれは、リアルタイムデータである無線品質情報を含む請求項2から4のいずれか1項に記載の生産管理装置。
  6. 前記複数のロボット情報それぞれは、前記複数のロボットそれぞれが存在する位置を示す情報を含む請求項1から5のいずれか1項に記載の生産管理装置。
  7. 複数のロボットと、請求項1から6のいずれか1項に記載の生産管理装置とを備える生産システムであって、
    前記複数のロボットそれぞれは、前記生産管理装置と無線通信を行い、前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含むロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す無線品質情報とを前記生産管理装置に送信する生産システム。
  8. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置が実行する生産管理方法であって、
    情報保存部が、前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存し、
    通信トラブル判定部が、前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定し、
    トラブル条件解析部が、前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析する生産管理方法であって、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理方法であって、
    前記トラブル条件解析部は、前記通信トラブルがあると判定された無線通信を行う対象ロボットに対応するロボット情報と、前記対象ロボット以外の少なくとも1つのロボットに対応する少なくとも1つのロボット情報とを用いて、前記対象ロボットが行う無線通信についての通信トラブルに対応するトラブル条件を解析する生産管理方法
  9. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置が実行する生産管理方法であって、
    情報保存部が、前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存し、
    通信トラブル判定部が、前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定し、
    トラブル条件解析部が、前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析する生産管理方法であって、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理方法であって、
    前記複数のロボット情報それぞれは、前記複数のロボットそれぞれの動作を示す情報を含み、
    ロボット情報算出部が、前記複数のロボットが含む選択ロボットに対応するロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応するロボット情報を示す予測ロボット情報を求め、
    品質情報算出部が、前記予測ロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応する無線品質情報を示す予測品質情報を求め、
    前記通信トラブル判定部は、前記無線品質情報として前記予測品質情報を用いて将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルの有無を判定する生産管理方法
  10. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置であるコンピュータであって、前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存するコンピュータに、
    前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する通信トラブル判定処理と、
    前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析するトラブル条件解析処理と
    を実行させる生産管理プログラムであって、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理プログラムであって、
    前記トラブル条件解析処理では、前記通信トラブルがあると判定された無線通信を行う対象ロボットに対応するロボット情報と、前記対象ロボット以外の少なくとも1つのロボットに対応する少なくとも1つのロボット情報とを用いて、前記対象ロボットが行う無線通信についての通信トラブルに対応するトラブル条件を解析する生産管理プログラム
  11. 複数のロボットを備える生産システムにおいて前記複数のロボットそれぞれと無線通信を行う生産管理装置であるコンピュータであって、前記複数のロボットそれぞれの外形を示す情報を含む複数のロボット情報と、前記複数のロボットそれぞれが前記生産管理装置と行う無線通信の品質を示す複数の無線品質情報とを保存するコンピュータに、
    前記複数の無線品質情報それぞれを用いて前記無線通信それぞれについての通信トラブルの有無を判定する通信トラブル判定処理と、
    前記通信トラブルがあると判定された場合に、前記複数のロボット情報のうち少なくとも2つのロボット情報を用いて前記通信トラブルが発生する条件であるトラブル条件を解析するトラブル条件解析処理と
    を実行させる生産管理プログラムであって、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数のロボット情報とは1対1で対応し、
    前記複数のロボットそれぞれと前記複数の無線品質情報とは1対1で対応する生産管理プログラムであって、
    前記複数のロボット情報それぞれは、前記複数のロボットそれぞれの動作を示す情報を含み、
    前記生産管理プログラムは、さらに、
    前記複数のロボットが含む選択ロボットに対応するロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応するロボット情報を示す予測ロボット情報を求めるロボット情報算出処理と、
    前記予測ロボット情報を用いて将来における前記選択ロボットに対応する無線品質情報を示す予測品質情報を求める品質情報算出処理と
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記通信トラブル判定処理では、前記無線品質情報として前記予測品質情報を用いて将来における前記選択ロボットが行う無線通信についての通信トラブルの有無を判定する生産管理プログラム
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