JP7234664B2 - 検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、検知システムに関し、特に電子機器の内部に設けられた流路を切り替えるダンパを備えた流路分岐構造における流路の切り替えを検知できる検知システムに関する。
一般的な流路分岐構造では、ダクト(配管)を流れている空気等の流体の流路が切り替えられる際、ダンパ等が用いられて機構的に片方の流路が閉塞される。片方の流路が閉塞されると、もう片方の流路に流れるように流体が誘導される。
上記のダンパ自体は、流路を切り替えることのみを主な目的とする単純な機構部品である。すなわち、流路分岐構造が使用される場合、ダンパ以外の他の装置が流路の切り替えを検知する方法が用いられることが多い。
特許文献1~特許文献3には、流路分岐構造に関する技術がそれぞれ記載されている。特許文献1には、除湿機等に接続されるダクトに介設され、風向きを切り替えるためのダンパボックスが記載されている。
また、特許文献2には、サイドベント吹出口から吹き出す空気量を調節する機能を備えた車両用空調装置が記載されている。
また、特許文献3には、乗員用区画室における空気を加熱、換気および冷却するための手段を含む自動車用空気調和装置が記載されている。
実開平1-136845号公報 特開2002-370520号公報 特表2016-531782号公報
ダンパ以外の他の装置が流路の切り替えを検知する方法には、以下に述べる課題がある。例えば、ダンパによる切り替えに応じて機構的に可動する指針等を配管の外部に設置することによって、視覚的に分かりやすいように切り替え状態を表示する方法がある。
なお、切り替え状態は、流体がどちらの流路を流れているかを表す。すなわち、切り替え状態を継続的に監視すれば、管理者は、流路の切り替えが行われたか否かが分かる。
上記の表示方法が用いられる場合、指針が配管内のダンパの切り替え部付近に設置されていることが多いため、管理者には、指針を目視して切り替え状態を確認することが求められる。すなわち、遠方から切り替え状態を監視することが困難であることが、第1の課題である。
また、流路分岐構造における分岐部付近の流路内圧力または流路内流速を検知し、検知された値を予め設定された圧力の閾値または流速の閾値と比較することによって、流路の切り替えを検知する方法がある。
しかし、流路内圧力の値、または流路内流速の値は、切り替え以外の要因に応じても変動する。すなわち、上記の検知方法が使用された場合、切り替え状態を正確に把握することが困難になる可能性があることが、第2の課題である。
また、閾値の信頼度が低い場合、検知された値が閾値を超えていてもダンパの切り替え部が完全に切り替わっていない可能性がある。切り替え部が完全に切り替わっておらず一部の流体が別流路に流れ込んでしまった場合、上記の検知方法を使用した管理者は、一部の流体が別流路に流れ込んだ状態を把握できなくなる可能性がある。上述したように、閾値を用いる検知方法が使用されると、正確な切り替え状態を把握することが困難になる可能性がある。
また、ダンパの切り替え部にモータを搭載し、モータの回転の度合いを検出することによって流路の切り替えを検知する方法がある。
上記の検知方法が用いられる場合、モータに加えて、モータの回転の度合いを検出する装置も求められる。すなわち、上記の検知方法が用いられると、ダンパを含むシステム全体の構造が複雑になる傾向がある。
また、流路の切り替えにモータが使用されるため、切り替えの動作自体に電力を供給することが求められる。電力の供給が求められること自体も、システム全体の構造を複雑にする要因になる。
すなわち、上記の検知方法が用いられると、システム全体の構造が複雑になることが、第3の課題である。第1の課題~第3の課題を解決できる流路の切り替えの検知方法は、特許文献1~特許文献3には記載されていない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決する、流路分岐構造における流路の切り替えを正確かつ容易に検知できる検知システムを提供することを目的とする。
本発明による検知システムは、流路分岐構造と、流路分岐構造における流路の切り替えを検知する検知装置とを含む検知システムであって、流路分岐構造は、流路の分岐点に設けられた導体である軸部と、分岐した一方の流路の内壁に設けられた導体である第1ストッパ部と、分岐した他方の流路の内壁に設けられた導体である第2ストッパ部と、基端部が軸部に枢着され、先端部が第1ストッパ部または第2ストッパ部に接触する導体であるプレート部とを有し、検知装置は、軸部、第1ストッパ部、および第2ストッパ部それぞれと配線を介して接続され、第1ストッパ部と先端部が接触したこと、および第2ストッパ部と先端部が接触したことをそれぞれ検知する検知部を有する。
本発明によれば、流路分岐構造における流路の切り替えを正確かつ容易に検知できる。
本発明による検知システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 切り替え検知機能を有するダンパ部120の近傍を示す側面図である。 検知システム10が相当するスイッチ回路の例を示す説明図である。 ダンパ部120における流路の切り替えの例を示す側面図である。 ダンパ部120における流路の切り替えの他の例を示す側面図である。 本発明による検知システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。 送風機351の近傍を示す側面図である。 ダンパ部340の近傍を示す側面図である。 発熱体330の近傍を示す側面図である。 ダンパ部340における流路の切り替えの例を示す側面図である。 プレート部121と第1ストッパ部122の変形例を示す側面図である。 本発明による検知システムの概要を示すブロック図である。
実施形態1.
[構成の説明]
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明による検知システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。
図1に示す検知システム10は、流路分岐構造100と、検知装置200とを含む。図1は、流路分岐構造100の全体構成の例を示す。
図1に示す流路分岐構造100は、分岐部に切り替え検知機能を有するダンパを含む。流路分岐構造100は、送風機やポンプ等が流体をダクト内に送り出す際、分岐部のダンパを用いて流体の流路を切り替えることができる機能を有する。
また、図1に示す検知装置200は、流路分岐構造100における流路の切り替えを容易に検知できる機能を有する。図1に示すように、検知装置200は、検知部210を含む。また、検知装置200は、有線を介して流路分岐構造100と接続されている。
図2は、切り替え検知機能を有するダンパ部120の近傍を示す側面図である。図2(b)に示すように、流路分岐構造100は、ダクト110と、ダンパ部120とを含む。
また、図2(a)に示すように、ダンパ部120は、プレート部121と、第1ストッパ部122と、第2ストッパ部123と、シャフト部(軸部)124とを有する。なお、図2に示す黒色の矢印は、空気の流れを表す。
図2(a)に示すように、シャフト部124は、流路の分岐点に設けられている。また、第1ストッパ部122は、分岐した一方の流路の内壁に設けられている。また、第2ストッパ部123は、分岐した他方の流路の内壁に設けられている。
また、図2(a)に示すように、プレート部121は、基端部がシャフト部124に枢着され、先端部が第1ストッパ部122または第2ストッパ部123に接触する。
本実施形態において、プレート部121、第1ストッパ部122、第2ストッパ部123、およびシャフト部124は、流路の切り替えを検知するスイッチの構成要素の一部に相当する。よって、検知装置200は、ダンパ部120以外の他の装置を使用せずに、流路の切り替えを検知できる。以下、検知装置200が流路の切り替えを検知できる理由を説明する。
図3は、検知システム10が相当するスイッチ回路の例を示す説明図である。例えば、ダンパ部120における流路の切り替えを検知する検知装置200は、図3に示すように、ダンパ部120のシャフト部124を接点COM(コモン)、プレート部121をスイッチ(SW)切り替え部、切り替え検知部Aを接点A、切り替え検知部Bを接点Bとしてそれぞれ扱う。
なお、切り替え検知部Aは第1ストッパ部122に、切り替え検知部Bは第2ストッパ部123にそれぞれ相当する。図3に示す回路の一部としてダンパ部120が扱われるように、予め検知装置200とダンパ部120との間に配線が施される。
具体的には、検知装置200の検知部210は、第1ストッパ部122、第2ストッパ部123、シャフト部124それぞれと配線を介して接続される。また、ダンパ部120の各要素が、いずれも導体で構成される。
各接点とスイッチ切り替え部との接触を検知装置200の検知部210が検知することによって、流路の切り替え状態と各接点の接触状態とが一致するシステムとして検知システム10が実現される。以下、検知部210による検知処理の具体例を説明する。
図4は、ダンパ部120における流路の切り替えの例を示す側面図である。図4に示す黒色の矢印は、空気の流れを表す。例えば、図4(a)に示すように、プレート部121がどちらのストッパ部にも接触していない状態で、流路分岐構造100の右下方から流体(空気)が流入してきたとする。
図4(b)に示すように、プレート部121は、第1ストッパ部122に接触する。プレート部121が第1ストッパ部122に接触した時、検知部210は、スイッチ切り替え部が接点Aに接触したことを検知する。
すなわち、スイッチ切り替え部が接点Aに接触したことを検知したことはプレート部121が第1ストッパ部122に接触したことを検知したことに相当するため、検知部210は、ダンパ部120における流路の切り替えを検知できる。
図5は、ダンパ部120における流路の切り替えの他の例を示す側面図である。図5に示す黒色の矢印は、空気の流れを表す。例えば、図5(a)に示すように、プレート部121がどちらのストッパ部にも接触していない状態で、流路分岐構造100の左下方から流体(空気)が流入してきたとする。
図5(b)に示すように、プレート部121は、第2ストッパ部123に接触する。プレート部121が第2ストッパ部123に接触した時、検知部210は、スイッチ切り替え部が接点Bに接触したことを検知する。
すなわち、スイッチ切り替え部が接点Bに接触したことを検知したことはプレート部121が第2ストッパ部123に接触したことを検知したことに相当するため、検知部210は、ダンパ部120における流路の切り替えを検知できる。
[効果の説明]
本実施形態のように、切り替え検知機能を有するダンパ部120を含む分岐部を備える流路分岐構造100が用いられることによって、以下の効果が実現されることが期待される。
検知装置200は、ダンパ部120と配線を介して接続されているため、ダンパ部120と遠く離れた場所に設置されていても流路の切り替えを検知できる。
また、プレート部121が何らかの理由により途中で止まってしまい、完全に流路が切り替わっていない現象が発生することが考えられる。上記の現象が発生した場合であっても、検知装置200は、プレート部121が所定時間以上ストッパ部(スイッチ回路の切り替え検知部)に触れていないことを検知することによって、プレート部121が途中で止まってしまっていることを早期に検知できる。
また、本実施形態において流路を切り替えることを目的とするダンパ部120が、切り替え検知スイッチとして兼用されている。ダンパ部120が切り替え検知スイッチとして兼用されることによって、別途用意することが求められた切り替えを通知する専用の装置が不要になる。従って、ダンパ部120を含むシステム全体の構成が簡素化されるため、システムの信頼性が向上する。
実施形態2.
[構成の説明]
次に、本発明による検知システムの第2の実施形態を、図面を参照して説明する。図6は、本発明による検知システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、検知システム20は、検知装置200と、テレビ送信機300とを含む。検知装置200は、有線を介してテレビ送信機300と接続されている。
図6に示すように、テレビ送信機300は、機器筐体310と、送風ダクト320と、発熱体330と、ダンパ部340と、送風機351~送風機352とを含む。また、図6に示す黒色の矢印は、空気の流れを表す(他の図においても同様)。
すなわち、テレビ送信機300の構造は、分岐部を含む送風ダクト320を備える冷却構造に相当する。本実施形態のテレビ送信機300は、内部の発熱体330を冷却できる電子機器である。
また、ダンパ部340は、第1の実施形態のダンパ部120に相当する。図6に示すように、ダンパ部340は、プレート部341と、第1ストッパ部342と、第2ストッパ部343と、シャフト部344とを有する。
プレート部341、第1ストッパ部342、第2ストッパ部343、およびシャフト部344は、第1の実施形態におけるプレート部121、第1ストッパ部122、第2ストッパ部123、およびシャフト部124とそれぞれ同様である。
また、本実施形態においても、ダンパ部340における流路の切り替えを検知する検知装置200とダンパ部340とが、配線を介して接続されている。具体的には、検知装置200の検知部210は、第1ストッパ部342、第2ストッパ部343、シャフト部344それぞれと配線を介して接続されている。
以下、テレビ送信機300の使用例を、図7~図9を参照して説明する。図7は、送風機351の近傍を示す側面図である。図7に示すように、発熱体330を冷却するために、送風機351が冷却風を送る。図7は、正面左側に位置する送風機351が稼働した例を示す。
図8は、ダンパ部340の近傍を示す側面図である。次いで、図8に示すように、ダンパ部340のプレート部341が、第2ストッパ部343(スイッチ回路の切り替え検知部)に接触する。
プレート部341が第2ストッパ部343に接触すると、検知装置200の検知部210は、第1の実施形態と同様の方法で流路の切り替えを検知する。また、流路の切り替えが検知されると同時に、ダンパ部340のプレート部341が、分岐部における他方の流路を閉塞する。
図9は、発熱体330の近傍を示す側面図である。最終的に、図9に示すように、発熱体330に冷却風が流れることによって、発熱体330が冷却される。
[効果の説明]
本実施形態のように、2台の送風機が冷却を行う電子機器において、切り替え検知機能を有するダンパ部340を含む分岐部を備える流路分岐構造が用いられることによって、以下の効果が実現されることが期待される。
検知装置200は、分岐部におけるダンパ部340が切り替えを行ったことで、流路が切り替えられたことを検知できる。すなわち、2台の送風機が設置されている場合、検知装置200は、どちらの送風機が稼働しているかを検知できる。
上述したように、本実施形態の検知装置200は、2台の送風機が冷却を行う電子機器において、送風機のいずれか1つのみが稼働している場合に、容易に流路や稼働中の送風機の切り替えを検知できる。
また、送風機の冗長性を持たせるために通常時において同時に2台の送風機を稼働させる装置に対して本実施形態の流路分岐構造が用いられている場合も、検知装置200は、どちらかの送風機が故障したことを検知できる。
図10は、ダンパ部340における流路の切り替えの例を示す側面図である。図10(a)に示すように、通常時において同時に2台の送風機を稼働させる装置に用いられている流路分岐構造において、2台の送風機が各々の流路から空気を流入させる。
2台の送風機から流入された空気により、プレート部341は、図10(a)に示すように、中央付近に位置する。なお、本例において2台の送風機から流入される空気の量は、同程度である。
図10(a)に示す状態において、左側の送風機が故障し、左下方から流入される空気の量が低下した場合、または無くなった場合を考える。右側の送風機から送り出される空気により、プレート部341は、図10(b)に示すように第1ストッパ部342に接触する。
プレート部341が第1ストッパ部342に接触したことを検知することによって、検知装置200は、左側の送風機が故障したことを検知できる。同様にプレート部341が第2ストッパ部343に接触したことを検知することによって、検知装置200は、右側の送風機が故障したことを検知できる。
なお、本実施形態の流路分岐構造が製品等に応用される際に流路分岐構造が簡素な形状のみで構成される場合、プレート部がストッパ部に接触する箇所の付近を流体が通過することによって、接触する箇所の付近において微振動が発生する場合が考えられる。
微振動が発生すると、チャタリングが発生したり、時間の経過と共にプレート部またはストッパ部が摩耗したりして、プレート部およびストッパ部が劣化する可能性がある。
プレート部およびストッパ部の劣化を遅らせるために、例えば第1の実施形態において、図11に示す構造を用いることが考えられる。図11は、プレート部121と第1ストッパ部122の変形例を示す側面図である。
図11(a)に示すように、第1ストッパ部122に板バネ125が用いられている。また、プレート部121の先端部126の構造は、第1ストッパ部122の板バネ125に挿入可能な構造である。
図11(b)に示すように、プレート部121が第1ストッパ部122に接触する際、第1ストッパ部122の板バネ125の弾性力により、プレート部121の先端部126が所定の大きさの力で板バネ125により保持される。すなわち、板バネ125の弾性力により、プレート部121の先端部126と第1ストッパ部122の板バネ125が接触した状態が保持されるため、微振動の発生が抑制される。
図11に示す板バネ125の弾性力は、板バネ125の形状や材質で調整可能である。また、板バネ125の弾性力は、流体の流路の切り替えに求められる流量に基づいて任意に定められてもよい。また、第2ストッパ部123にも板バネが用いられ、プレート部121の先端部の構造が第2ストッパ部123の板バネに挿入可能な構造であってもよい。
なお、各実施形態の検知装置200は、例えば、記憶媒体に格納されているプログラムに従って処理を実行するCPU(Central Processing Unit)によって実現される。すなわち検知部210は、例えば、プログラム制御に従って処理を実行するCPUによって実現される。
また、各実施形態の検知装置200における検知部210は、ハードウェア回路によって実現されてもよい。一例として、検知部210が、LSI(Large-scale Integrated Circuit)で実現される。
次に、本発明の概要を説明する。図12は、本発明による検知システムの概要を示すブロック図である。本発明による検知システム30は、流路分岐構造40(例えば、流路分岐構造100)と、流路分岐構造40における流路の切り替えを検知する検知装置50(例えば、検知装置200)とを含む検知システムであって、流路分岐構造40は、流路の分岐点に設けられた導体である軸部41(例えば、シャフト部124)と、分岐した一方の流路の内壁に設けられた導体である第1ストッパ部42(例えば、第1ストッパ部122)と、分岐した他方の流路の内壁に設けられた導体である第2ストッパ部43(例えば、第2ストッパ部123)と、基端部が軸部41に枢着され、先端部が第1ストッパ部42または第2ストッパ部43に接触する導体であるプレート部44(例えば、プレート部121)とを有し、検知装置50は、軸部41、第1ストッパ部42、および第2ストッパ部43それぞれと配線を介して接続され、第1ストッパ部42と先端部が接触したこと、および第2ストッパ部43と先端部が接触したことをそれぞれ検知する検知部51(例えば、検知部210)を有する。
そのような構成により、検知システムは、流路分岐構造における流路の切り替えを正確かつ容易に検知できる。
また、検知部51は、軸部41を接点COM、第1ストッパ部42を接点A、第2ストッパ部43を接点Bとしてそれぞれ扱ってもよい。
そのような構成により、検知システムは、スイッチ回路を構成できる。
また、検知部51は、先端部が所定時間以上第1ストッパ部42と第2ストッパ部43のいずれにも接触していないことを検知してもよい。
そのような構成により、検知システムは、流路の切り替えが完全に行われなかった可能性を検知できる。
また、流路分岐構造40は、流体による冷却が求められる発熱体を備える装置の内部に設けられていてもよい。
そのような構成により、検知システムは、冷却用流体の流路の切り替えを検知できる。
また、装置は、流路分岐構造40における分岐した一方の流路から空気を発熱体に送る送風機(例えば、送風機351)と、流路分岐構造40における分岐した他方の流路から空気を発熱体に送る送風機(例えば、送風機352)とを備え、検知部51は、2台の送風機のいずれが稼働しているかを検知してもよい。
そのような構成により、検知システムは、稼働中の送風機の切り替えを検知できる。
また、検知部51は、2台の送風機のいずれが故障しているかを検知してもよい。
そのような構成により、検知システムは、故障した送風機を検知できる。
また、第1ストッパ部42は、板バネ(例えば、板バネ125)を有し、先端部(例えば、先端部126)は、板バネに挿入可能でもよい。また、第2ストッパ部43は、板バネを有し、先端部は、板バネに挿入可能でもよい。
そのような構成により、検知システムは、プレート部およびストッパ部の劣化を遅らせることができる。
本発明は、発熱体を内蔵し、何らかの流体が発熱体を冷却する構造を有する電子機器等に好適に適用される。
10、20、30 検知システム
40、100 流路分岐構造
41 軸部
110 ダクト
120、340 ダンパ部
42、122、342 第1ストッパ部
43、123、343 第2ストッパ部
44、121、341 プレート部
124、344 シャフト部
125 板バネ
126 先端部
50、200 検知装置
51、210 検知部
300 テレビ送信機
310 機器筐体
320 送風ダクト
330 発熱体
351~352 送風機

Claims (8)

  1. 流路分岐構造と、前記流路分岐構造における流路の切り替えを検知する検知装置とを含む検知システムであって、
    前記流路分岐構造は、
    流路の分岐点に設けられた導体である軸部と、
    分岐した一方の流路の内壁に設けられた導体である第1ストッパ部と、
    分岐した他方の流路の内壁に設けられた導体である第2ストッパ部と、
    基端部が前記軸部に枢着され、先端部が前記第1ストッパ部または前記第2ストッパ部に接触する導体であるプレート部とを有し、
    前記検知装置は、
    前記軸部、前記第1ストッパ部、および前記第2ストッパ部それぞれと配線を介して接続され、前記第1ストッパ部と前記先端部が接触したこと、および前記第2ストッパ部と前記先端部が接触したことをそれぞれ検知する検知部を有する
    ことを特徴とする検知システム。
  2. 検知部は、軸部を接点COM、第1ストッパ部を接点A、第2ストッパ部を接点Bとしてそれぞれ扱う
    請求項1記載の検知システム。
  3. 検知部は、先端部が所定時間以上第1ストッパ部と第2ストッパ部のいずれにも接触していないことを検知する
    請求項1または請求項2記載の検知システム。
  4. 流路分岐構造は、流体による冷却が求められる発熱体を備える装置の内部に設けられている
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の検知システム。
  5. 装置は、流路分岐構造における分岐した一方の流路から空気を発熱体に送る送風機と、前記流路分岐構造における分岐した他方の流路から空気を前記発熱体に送る送風機とを備え、
    検知部は、2台の送風機のいずれが稼働しているかを検知する
    請求項4記載の検知システム。
  6. 検知部は、2台の送風機のいずれが故障しているかを検知する
    請求項5記載の検知システム。
  7. 第1ストッパ部は、板バネを有し、
    先端部は、前記板バネに挿入可能である
    請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の検知システム。
  8. 第2ストッパ部は、板バネを有し、
    先端部は、前記板バネに挿入可能である
    請求項7記載の検知システム。
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