JP7230136B2 - システム - Google Patents
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Description
放送局100は、放送局サーバ101、第1のセキュリティ機能102、第1の基本機能103を備える。
アプリケーションサーバー122は、受信機140に対して提供するコンテンツやアプリケーションを保存するエリアである。
ダ203、付属データ生成部204、多重化部205、スクランブラ206、送信機207、送受信部213を合わせて第1の基本機能210(図1の103に対応)と呼ぶ。
映像エンコーダ201のコーデック種別は、MPEG-2、H.264(MPEG-4AVC(AVC:Advanced Video Coding))、H.265(HEVC:High Efficiency Video Coding)のいずれでもよいものとする。またコーデック種別は、これに限るものではない。
(1)EMM個別メッセージセクションのメッセージコード領域
・有効期限
(2)契約確認コマンド
・番組放送日
(3)自動表示メッセージ表示情報取得コマンド
・現在年月日(コマンド)
・有効期限(レスポンス)
(4)通電制御情報要求コマンド
・通電開始基準日
なお、本実施形態において、上記のうち(1)、(3)の有効期限はCASモジュール303(ICカード、B-CASカード)が使用し、受信機300では使用しない値である。図4において、CASとしてのMJDの基準日を0x5840(1920年9月25日)とする。最も未来の日は0x1583F(2100年2月28日、仮想的に17bit目を”1”とした値)となる。
・ARIB STD-B10第2部の付属Cに規定されている変換式は2038年以降も、2100年2月28日まではそのまま運用し、変換されたMJD値の下位16ビットを送出する。
・受信機300側では、受信機出荷時などの日時を記憶しておき、それよりも明らかに過去の日付の情報が伝送された場合は、17ビット目に”1”が立っているとして計算し処理する。
・2100年以降については、MJDの変換式自体を新しく定義する必要があり、現時点では不明である。
本実施形態においては、受信機300は、ユーザが受信機300のサブ電源オンした時に、ICカード(CASモジュール303)のチェックを行い、自動表示メッセージサービスを行っているチャンネルの受信時には、ICカードが未装着である場合又は有効なICカードでない場合には、一定時間デフォルトの自動表示メッセージを表示する場合の例を示す。自動表示メッセージ表示機能はCASにおいて必須機能とする。
・有効なICカードとは、ARIB STD-B25第1部の「初期設定条件コマンド」で、本書第七編に記載されるca_system_id、system_management_idのレスポンスを得るものを意味する。
・無効なICカードとは、上記有効なICカードの条件を満たさないもの及びカード種別が「00」(プリペイドカード、運用上行わない)を意味する。
・有効なICカードであってもリターンコードがA1FF、A102の場合、無効なICカードと区別するため本書では使用不可なカードとする。
・受信中の番組がスクランブル放送の場合、ICカードが無効又は使用不可の場合は、本編4.18エラー通知画面に記載のエラーメッセージを表示する。
・受信中の番組がノンスクランブルでCATに記載のCAサービス記述子において選局中のservice_idが記載されている場合、ICカードが無効の場合は、本編4.19有効なICカードが挿入されていない場合の動作に記載の動作を行う。使用不可のカードである場合は、本編4.18「エラー通知画面」に記載のエラーメッセージを表示する。
・電源オン後の処理(例えばラストチャンネル表示、メニュー表示など)は規定しない。
本実施形態においては、ユーザがチャンネルを選局した時にメッセージを表示する場合の例を示す。
(1)0x00:消去可前記のメッセージのオン/オフ含めた表示期間中において、視聴者の操作によりメッセージを消去可能
(2)0x01:消去不可メッセージ表示期間中、視聴者の操作によってメッセージ消去を行ってはならない。
(3)0x02:表示消去自動表示メッセージの表示は行わない。自動表示メッセージ表示中の場合に「表示消去」に更新された場合は、メッセージの枠を含めて自動表示メッセージ表示を中止する。
・CAサービス記述子で送られた猶予期間をICカードに伝送することにより、自動表示メッセージの表示が開始されるまでの期間が制御される。この場合は、ICカード内でスケジュール管理が行われるため、受信機はこの猶予期間に関するスケジュール管理の必要はなく、ICカードとの自動表示メッセージ情報取得コマンド/レスポンスに従えばよい。
・自動表示メッセージについて、同一EMM個別メッセージの再送チェックは、EMM個別メッセージセクションに記載されたメッセージIDと事業体識別とを用いて、同一メッセージの再送チェックを行う。受信機には、直前に受信したメッセージIDと事業体識別を記憶しておくなど、同一メッセージの再受信を防ぐ仕組みを搭載することが望ましい。
・EMM共通メッセージのバージョン監視期間は、使用中のEMM共通メッセージの表示期間(自動表示期間1~3の和に自動表示回数を掛けた期間)行う。ただし、自動表示メッセージ種別が0x02(表示消去)の場合は、常時バージョン監視を行う。
・メッセージコード本体の更新が行われた場合は直ちに反映し表示する。また、更新の際の表示期間のカウントは、更新のあった時点から新たにカウント(リロード)しても、(チャンネル切り換え等による)次の表示期間からカウントしてもどちらでもよいが、できる限り後者が望ましい。
・EMM共通メッセージのバージョン番号が更新される際に変更される項目は、メッセージコード本体(推奨表示位置情報含む)、自動表示消去種別、自動表示継続時間1~3、自動表示回数である。
本実施形態においては、受信機の最初の利用開始時に行われる地域設定やチャンネルスキャン、ネットワーク設定等の受信機の初期設定機能においてメッセージを表示する場合の例を示す。
・初期設定条件レスポンスの「データ」フィールドについては、ICカードプロトコルユニット番号=0のプロトコルユニットのみを示す。
・初期設定条件コマンドのECMデータ、EMMデータをフィルタリングするための情報やICカードの種別など、DIRDとICカードとの共有条件を得る。
・初期設定条件コマンドで取得するカードIDは、個別カードIDである。ICカードにグループIDが記録されている場合は、レスポンスのICカード指示で「カードID情報取得」が指示されるので、引き続きカードID情報取得コマンドを発行し、グループIDを取得する。
・ICカードから取得したICカードの情報を表示する。
・カード情報の表示であることを示す表示
・カード識別として、メーカ識別(ASCII1文字)とバージョン(10進3桁)により表示
・カード識別であることを示す表示
・カードIDとして、ID識別~個別カードID~チェックコードをまとめて10進20桁とし、4桁ごとに区切りを入れて表示を行う。なお内訳としてID識別(1桁)、個別カードID(10進14桁)、チェックコード(5桁)として表示し、4桁ごとに区切りを入れる。
・カードIDであることを示す表示
・グループIDがある場合には、ID識別~グループID~チェックコードまでをまとめて10進20桁として表示し、4桁ごとに区切りを入れる。
・グループIDであることを示す表示
・選択したID識別に対応するグループID番号(ID識別番号を含むグループID番号)の表示
・選択したID識別に対応するグループID番号が設定されていない場合には、設定されていないことを示すメッセージ表示
以上の手順により、受信機300の初期設定機能において、CASモジュール303としてとして第一世代、第二世代の16bitsMJD処理のICカードが利用されていた場合に、受信機300の表示部328にメッセージ(MSG)が表示することができる。
(A-1)受信機を起動した際にカード識別のバージョンを判定して表示する。(受信機を起動した際にカードID情報取得コマンド/レスポンスで「カード識別のバージョン」を得て“001”又は“002”の場合に、「受信機に同梱されている新しいICカードを装着してご使用ください。古いカードを使い続けると、放送の受信ができなくなる場合があります。」のメッセージを所定時間(5~10秒)表示する。
(A-2)上記のメッセージ表示は所定時間(5~10秒)表示した後、もしくはユーザが確認釦を操作した後には消去することで、視聴をさまたげない。
(A-3)上記のメッセージ表示は頻繁に表示されることで視聴を妨げることがないよう表示回数を抑制する(一日に1回、最初の起動時のみ表示する等)
(A-4)受信機の初期設定時にもカード識別のバージョンを判定して表示する。(受信機を起動した際にカードID情報取得コマンド/レスポンスで「カード識別のバージョン」を得て“001”又は“002”の場合に、「受信機に同梱されている新しいICカードを装着してご使用ください。古いカードを使い続けると、放送の受信ができなくなる場合があります。」のメッセージを表示する。
Claims (3)
- デジタル放送の受信機と前記デジタル放送によって放送されるスクランブルされた放送信号をデスクランブルするための解読情報を保有したモジュールとを備えたシステムであって、
前記受信機は、
前記モジュールから前記解読情報を取得して、前記解読情報を用いて前記スクランブルを解除して前記放送信号を取得する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記受信機の電源をONにした後に、前記モジュールに第一のコマンドを出力して、前記モジュールから前記モジュールのバージョンを識別するため情報を含む応答を取得し、前記モジュールのバージョンが修正ユリウス日(MJD)を16bitで表現する古いバージョンであるかを確認し、前記モジュールのバージョンが修正ユリウス日(MJD)を16bitで表現する古いバージョンである場合、古いモジュールを使い続けると放送の受信ができなくなる旨のメッセージを表示させる第一の手段と、
前記モジュールに第二のコマンドを出力して、前記モジュールに記憶されたEMM個別メッセージ情報と修正ユリウス日(MJD)で表されたEMM個別メッセージ情報の有効期限を含む応答を取得し、前記モジュールから取得した応答における修正ユリウス日(MJD)で表されたEMM個別メッセージ情報の有効期限を無視して、前記EMM個別メッセージ情報に基づいて表示手段にメッセージを表示させる第二の手段と、を備え、
前記モジュールは、
前記受信機からの前記第一のコマンドに応じて、前記モジュールのバージョンを識別するため情報を受信機へ出力する手段と、
前記受信機からの前記第二のコマンドに応じて、モジュールに記憶しているEMM個別メッセージ情報とEMM個別メッセージ情報の有効期限を含む応答を受信機へ出力する手段と、
を有するシステム。 - 前記制御手段は、前記メッセージを前記表示手段に表示させている間に、ユーザから消去命令を受信した場合に、前記メッセージの表示を消去する請求項1に記載のシステム。
- 前記制御手段は、受信機の初期設定時に、前記モジュールにコマンドを出力して、前記モジュールから前記応答を取得し、前記モジュールのバージョンに基づいて、前記表示手段に前記メッセージを所定時間表示させる請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のシステム。
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