JP7229227B2 - ワイヤレスシステムにおける無線リンク制御再アセンブル技法 - Google Patents

ワイヤレスシステムにおける無線リンク制御再アセンブル技法 Download PDF

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Description

相互参照
本特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年8月11日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された、「RADIO LINK CONTROL REASSEMBLING TECHNIQUES IN WIRELESS SYSTEMS」と題する、Zhengらの国際特許出願第PCT/CN2017/097059号の優先権を主張する。
以下は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスシステムにおける無線リンク制御(RLC)再アセンブル技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA(登録商標))システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)システム、または新しい無線(NR)システム)を含む。
ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られていることがある複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局またはアクセスネットワークノードを含み得る。いくつかのワイヤレス通信システムでは、送信デバイスが、データを受信デバイスに送信するより前に階層化プロトコルスタックの複数のレイヤにおいてそのデータを処理し得る。プロトコルレイヤの一例は、プロトコルスタックの上位レイヤをプロトコルスタックの下位レイヤに接続するために使用され得るRLCレイヤである。いくつかの例では、送信デバイスにおけるRLCレイヤが、さらなる処理のために、および受信デバイスへの送信のために、上位レイヤからRLCサービスデータユニット(SDU)を受信し得る。
いくつかの場合には、送信デバイスは、RLC SDU全体を受信デバイスに送信するための十分なリソースへのアクセスを有しないことがある。したがって、送信デバイスは、RLC SDUをRLC SDUセグメントにセグメント化し得、送信デバイスは、異なるリソース上でRLC SDUセグメントを受信デバイスに送信し得る。そのような場合、受信デバイスがRLC SDU全体の一部分のみ(すなわち、RLC SDUのすべてのセグメントとは限らない)を受信したとき、受信デバイスは、消失したRLC SDUセグメントが送信において失われたのか送信デバイスによって送信されなかったのかを決定することが可能でないことがある。したがって、受信デバイスは、受信されたRLC SDUセグメントを正しく処理することが可能でないことがあり、これは、ワイヤレスシステムにおける通信の劣化を生じ得る。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、送信デバイスが、受信デバイスに送信されることになる無線リンク制御(RLC)サービスデータユニット(SDU)を識別し得る。いくつかの場合には、送信デバイスは、RLC SDU全体を送信するための十分なリソースへのアクセスを有しないことがある。したがって、送信デバイスは、RLC SDUをRLC SDUセグメントにセグメント化し得、送信デバイスは、RLC SDUセグメントを受信デバイスに送信し得る。受信デバイスにおけるRLCレイヤが1つまたは複数のRLC SDUセグメントを順序が狂って受信した場合、RLCレイヤは、再アセンブリ(または並べ替え)タイマーを開始し得る。タイマーが満了すると、RLCレイヤは、消失したRLC SDUセグメントが失われたと宣言し得、RLCレイヤは、上位レイヤに受け渡されるように、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし得る。
ワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、RLCレイヤにおいて、プロトコルデータユニット(PDU)のRLC SDUセグメントを受信するステップと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号(sequence number)が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定するステップと、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定するステップと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始するステップとを含み得る。
ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、RLCレイヤにおいて、PDUのRLC SDUセグメントを受信する手段と、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定する手段と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定する手段と、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始する手段とを含み得る。
ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサに、RLCレイヤにおいて、PDUのRLC SDUセグメントを受信することと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定することと、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定することと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始することとを行わせるように動作可能であり得る。
ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。本非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、RLCレイヤにおいて、PDUのRLC SDUセグメントを受信することと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定することと、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定することと、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始することとを行わせるように動作可能な命令を含み得る。
上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信され得ると決定することは、受信されたRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号の第1のバイトがRLCレイヤにおける受信バッファ中にないと決定することを含む。上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信され得ると決定することは、同じシーケンス番号をもつバッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないと決定することを含む。
上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新することは、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号を用いて、またはRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号よりも大きい数を用いて更新することを含む。上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、状態変数の値は最初に0に設定され得る。
上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きくなり得ると決定することは、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が0よりも大きくなり得ると決定することを含む。上記で説明された方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、再アセンブリタイマーはt-再アセンブリタイマーまたはt-並べ替えタイマーを含む。
本開示の様々な態様による、無線リンク制御(RLC)再アセンブル技法をサポートするワイヤレス通信システムの例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無線リンク制御(RLC)再アセンブル技法をサポートするワイヤレス通信システムの例を示す図である。 本開示の様々な態様による、送信デバイスによって生成されたRLCサービスデータユニット(SDU)の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、送信デバイスによって生成されたRLCサービスデータユニット(SDU)の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、送信デバイスによって生成されたRLCサービスデータユニット(SDU)の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、送信デバイスによって生成されたRLCサービスデータユニット(SDU)の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするユーザ機器(UE)を含むシステムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートする基地局を含むシステムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、RLC再アセンブル技法をサポートするシステムにおける方法を示す図である。
いくつかのワイヤレスデバイスは、別のワイヤレスデバイスに送信されることになるデータを処理するための、または別のワイヤレスデバイスから受信されたデータを処理するための、プロトコルレイヤの使用をサポートし得る。プロトコルレイヤの一例は、論理チャネル上での通信のためにパケットセグメンテーションおよび再アセンブリを実施するために使用され得る無線リンク制御(RLC)レイヤであり得る。上記の機能に加えて、RLCレイヤは、プロトコルスタックの上位レイヤをプロトコルスタックの下位レイヤに接続するために使用され得る。送信デバイスにおいて、RLCレイヤは、上位レイヤからRLCサービスデータユニット(SDU)を受信し、これらのSDUを処理してRLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成し、それらのRLC PDUを下位レイヤに受け渡し得る。受信デバイスにおいて、RLCレイヤは、下位レイヤからRLC PDUを受信し、これらのRLC PDUを処理してRLC SDUを生成し、それらのRLC SDUを上位レイヤに受け渡し得る。
一例として、送信デバイスにおけるRLCレイヤは、RLCレイヤにおける処理および(たとえば、下位レイヤにおけるさらなる処理の後の)受信デバイスへの送信のために上位レイヤからRLC SDUを受信し得る。RLC SDUが受信デバイスに送信されると、受信デバイスにおけるRLCレイヤは、RLC SDUを受信し、そのRLC SDUを上位レイヤに受け渡し得る。いくつかの場合には、受信デバイスは、送信デバイスからRLC SDUを受信することができないことがある。そのような事例では、送信デバイスは、(たとえば、ポール要求の結果に基づいて)RLC SDUを再送信するようにトリガされ得る。しかしながら、送信デバイスは、RLC SDU全体を再送信するための十分なリソースへのアクセスを有しないことがある。したがって、送信デバイスは、RLC SDUのセグメントを受信デバイスに送信し得る。
受信デバイスにおけるRLCレイヤが送信デバイスからRLC SDUセグメントを受信したとき、RLCレイヤは、RLC SDU全体が受信されなかったと決定し得る。したがって、受信デバイスは、上位レイヤに受け渡されるようにRLC SDUを再アセンブルする前にRLC SDUの残りのセグメントを受信するのを待ち得る。再アセンブリプロセスにおける遅延を制限するために、および受信障害を検出するために、RLCレイヤは、消失したRLC SDUセグメントを受信するのを待つための最大時間を設定する再アセンブリタイマーを利用し得る。タイマーが満了し、受信デバイスが残りのRLC SDUセグメントを受信することができないと、RLCレイヤは、残りのRLC SDUセグメントが失われたと宣言し得、RLCレイヤは、上位レイヤに受け渡されるように、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし得る。
上記で説明された送信デバイスは(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)システムにおいて)RLC SDUセグメントを再送信する前にRLC SDU全体を送信しなければならないことになるので、RLC SDUセグメントの受信障害を検出するためのこれらの技法は、許容可能であり得る。すなわち、RLC SDUセグメントが再送信される前にRLC SDU全体が送信されたため、残りのRLC SDUセグメントが失われたとの受信デバイスによって行われた決定は、残りのRLC SDUセグメントが送信されなかったからではないことがある。
いくつかの他のワイヤレス通信システム(たとえば、新しい無線(NR)システム)では、送信デバイスは、(たとえば、送信デバイスが最初にRLC SDU全体を送信するための十分なリソースへのアクセスを有しないとき)RLC SDU全体を受信デバイスに最初に送信せずにRLC SDUのセグメントを受信デバイスに送信し得る。上記で説明された技法と同様に、受信デバイスがRLC SDUセグメントを受信したとき、受信デバイスは、上位レイヤに受け渡されるようにRLC SDUセグメントを並べ替える前にRLC SDUの残りのセグメントを受信するのを待つことを決定し得る。しかしながら、そのような場合、受信デバイスが消失したRLC SDUセグメントを受信するのを待つための最大時間を設定するために再アセンブリタイマーを使用する場合、受信デバイスは、残りのRLC SDUセグメントが送信デバイスによってまだ送信されていないときでも、タイマーが満了した後に残りのRLC SDUセグメントが失われたと間違って宣言し得る。その結果、ワイヤレス通信システムは、通信の劣化を経験し得る。
本明細書で説明されるように、ワイヤレス通信システムは、受信デバイスが受信障害を正しく検出し、再アセンブリプロセスにおける遅延を制限することを可能にするための再アセンブリタイマーをトリガするための効率的な技法をサポートし得る。一例では、受信デバイスがRLC SDUセグメントを受信したとき、受信デバイスは、再アセンブリタイマーを開始するより前に、RLC SDUセグメントが順序が狂って受信されたかどうかを決定し得る。RLC SDUセグメントが順序正しく受信されたと受信デバイスが決定した場合、受信デバイスは、再アセンブリタイマーを開始することを控え得る。代替的に、RLC SDUセグメントが順序が狂って受信されたと受信デバイスが決定した場合、受信デバイスは、再アセンブリタイマーを開始し得、受信デバイスは、タイマーが満了するまで残りのRLC SDUセグメントを受信するのを待ち得る。送信デバイスはRLC SDUセグメントを順序正しく送信し得るので、これらの技法は、RLC SDUセグメントの送信が不成功だったかどうかを受信デバイスが正しく決定することを可能にする。
上記で紹介された本開示の態様は、以下で、ワイヤレス通信システムのコンテキストで説明される。次いで、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするプロセスおよびシグナリング交換の例が説明される。本開示の態様は、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法に関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示され、それらを参照しながら説明される。
図1は、本開示の様々な態様による、RLC再アセンブル技法をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、LTEネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、またはNRネットワークであり得る。いくつかの場合には、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、または低コストおよび低複雑度デバイスを用いた通信をサポートし得る。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。本明細書で説明される基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)次世代ノードBまたはギガノードB、ホームノードB、ホームeノードB、あるいは何らかの他の好適な用語を含み得るか、あるいは、そのように当業者によって呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
各基地局105は、様々なUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレージエリア110に関連付けられ得る。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供し得、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを利用し得る。ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は、順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は、逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
基地局105のための地理的カバレージエリア110は、地理的カバレージエリア110の一部分のみを構成するセクタに分割され得、各セクタはセルに関連付けられ得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、または他のタイプのセル、あるいはそれらの様々な組合せのための通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動している地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連する異なる地理的カバレージエリア110は、重複し得、異なる技術に関連する重複する地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によって、または異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110のためのカバレージを提供する異種LTE/LTE-AまたはNRネットワークを含み得る。
「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上での)基地局105との通信のために使用される論理通信エンティティを指し、同じまたは異なるキャリアを介して動作するネイバリングセルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))に関連付けられ得る。いくつかの例では、キャリアは、複数のセルをサポートし得、異なるセルは、異なるタイプのデバイスのためのアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、または他のもの)に従って構成され得る。いくつかの場合には、「セル」という用語は、その上で論理エンティティが動作する地理的カバレージエリア110(たとえば、セクタ)の一部分を指し得る。
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定または移動であり得る。UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または加入者デバイス、あるいは何らかの他の好適な用語で呼ばれることもあり、ここで、「デバイス」は、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなど、パーソナル電子デバイスであり得る。いくつかの例では、UE115はまた、器具、車両、メーターなど、様々な物品中で実装され得る、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE:Internet of Everything)デバイス、またはMTCデバイスなどを指し得る。
いくつかの場合には、UE115はまた、(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することが可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数が、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、または場合によっては基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの場合には、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの場合には、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で行われる。
基地局105は、コアネットワーク130および互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132を通して(たとえば、S1または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、バックホールリンク134上で(たとえば、X2または他のインターフェースを介して)、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで互いと通信し得る。
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供し得る。コアネットワーク130は、発展型パケットコア(EPC)であり得、EPCは、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含み得る。MMEは、EPCに関連する基地局105によってサービスされるUE115のためのモビリティ、認証、およびベアラ管理など、非アクセス層(たとえば、制御プレーン)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、それ自体がP-GWに接続され得るS-GWを通して転送され得る。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続され得る。事業者のIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換(PS)ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
いくつかの場合には、UE115および基地局105は、データが正常に受信される可能性を高めるようにデータの再送信をサポートし得る。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックは、データが通信リンク125上で正しく受信される可能性を高める1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、前方誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線状態(たとえば、信号対雑音状態)においてMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスが同スロットHARQフィードバックをサポートし得、ここで、デバイスは、特定のスロット中の前のシンボル中で受信されたデータについて、そのスロット中でHARQフィードバックを提供し得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロット中で、または何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供し得る。
ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。メディアアクセス制御(MAC)レイヤは、優先処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実施し得る。いくつかの場合には、MACレイヤは、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおける再送信を提供するためにHARQを使用し得る。制御プレーンでは、RRCプロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、および保守を行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
上記のレイヤに加えて、階層化プロトコルスタックは、上位レイヤ(たとえば、PDCPレイヤ)を下位レイヤ(たとえば、MACレイヤ)に接続し得るRLCレイヤを含み得る。さらに、RLCレイヤは、論理チャネル上で通信するためにパケットセグメンテーションおよび再アセンブリを実施し得る。一例として、着信データパケット(すなわち、RLC SDU)が(たとえば、限られたリソースが利用可能であるとき)送信のために大きすぎる場合、RLCレイヤは、それをいくつかのより小さいRLC SDUセグメントにセグメント化し得る。そのような場合、これらのRLC SDUセグメントが送信され、受信デバイスがそれらのRLC SDUセグメントのうちの1つまたは複数を受信することができないとき、受信デバイスが正常に受信されたRLC SDUセグメントを正しく処理することは、難しくなり得る。ワイヤレス通信システム100中の受信デバイスは、正常に受信されたRLC SDUセグメントを処理し、いくつかの態様では、送信デバイスからの消失したRLC SDUセグメントの再送信を要求するための、効率的な技法をサポートし得る。
図2は、本開示の様々な態様による、RLC再アセンブル技法をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明された対応するデバイスの例であり得る基地局105-aおよびUE115-aを含む。基地局105-aは、カバレージエリア110-a内のUE115に通信カバレージを提供し得る。基地局105-aは、キャリア205のリソース上でUE115-aと通信し得る。いくつかの場合には、基地局105-aおよびUE115-aは、NR技術を使用して(たとえば、ミリメートル波(mmW)スペクトルを介して)動作し得る。
ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。階層化プロトコルスタックの各プロトコルレイヤは、別のワイヤレスデバイスに送信されることになるデータを処理するために、または別のワイヤレスデバイスから受信されたデータを処理するために、異なる機能を実施し得る。プロトコルレイヤの一例は、論理チャネル上での通信のためにパケットセグメンテーションおよび再アセンブリを実施するために使用され得るRLCレイヤであり得る。上記の機能に加えて、RLCレイヤは、プロトコルスタックの上位レイヤとプロトコルスタックの下位レイヤとを接続し得る。
送信デバイス(たとえば、基地局105-aまたはUE115-a)において、RLCレイヤは、上位レイヤ(たとえば、PDCPレイヤ)からRLC SDUを受信し得る。いくつかの場合には、送信デバイスは、RLC SDU全体を送信するための十分なリソースへのアクセスを有しないことがある。したがって、送信デバイスは、RLC SDUをセグメント化し、複数のRLC SDUセグメントを受信デバイスに送信し得る。受信デバイスにおけるRLCレイヤが送信デバイスからRLC SDUセグメントを受信したとき、RLCレイヤは、完全なRLC SDUを生成するために受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし得、RLCレイヤは、再アセンブルされたRLC SDUを上位レイヤ(たとえば、PDCPレイヤ)に受け渡し得る。
しかしながら、いくつかの場合には、受信デバイスにおけるRLCレイヤは、送信デバイスからRLC SDUセグメントのうちの1つまたは複数を受信することができないことがある。そのような場合、受信デバイスにおけるRLCレイヤは、消失したRLC SDUセグメントが失われたと宣言し、上位レイヤに受け渡されるように、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルすべきかどうかを決定するために、本明細書で説明される技法を使用し得る。たとえば、RLCレイヤは、(たとえば、受信デバイスにおけるバッファに記憶された)正常に受信されたRLC SDUセグメントの順序が正しいかどうかに基づいて、送信デバイスから、消失したRLC SDUセグメントを受信するのを待つための最大時間を設定する再アセンブリタイマーを開始することを決定し得る。
正常に受信されたRLC SDUセグメントの順序が正しいと受信デバイスが決定した場合、受信デバイスは、再アセンブリタイマーを開始することを控え得る。すなわち、受信デバイスは、送信デバイスが残りのRLC SDUセグメントを送信していないことがあることを検出し得、受信デバイスは、送信デバイスからこれらのセグメントを受信するのを待ち得る。代替的に、正常に受信されたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると受信デバイスが決定した場合、受信デバイスは、再アセンブリタイマーを開始し得る。すなわち、送信デバイスはRLC SDUセグメントを順序正しく送信するので、受信デバイスは、正常に受信されたRLC SDUセグメントの順序が狂っている場合、消失したRLC SDUセグメントが送信されたが受信されなかったと決定し得る。再アセンブリタイマーが満了すると、受信デバイスは、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし、これらのセグメントを上位レイヤに受け渡し得る。
図3A~図3Dは、本開示の様々な態様による、送信デバイス(たとえば、基地局またはUE)によって生成され得るRLC SDUセグメント300-a、300-b、300-c、および300-dの例を示す。
これらの例では、送信デバイスにおけるRLCレイヤは、RLC SDUを複数のRLC SDUセグメントにセグメント化し得、送信デバイスは、RLC SDUセグメントの一部または全部を受信デバイスに送信し得る。受信デバイスにおけるRLCレイヤがRLC SDUセグメントのうちの1つを受信したとき、RLCレイヤは、そのRLC SDUセグメントが、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいシーケンス番号を有するかどうかを決定し得る。状態変数の値は最初に0に設定され得る。
受信されたRLC SDUセグメントが上記で説明された状態変数の値よりも大きいシーケンス番号を有するとRLCレイヤが決定した場合、RLCレイヤは、送信デバイスから受信されたRLC SDUセグメント中にギャップがあるかどうかをさらに決定し得る。いくつかの場合には、RLCレイヤは、(たとえば、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連する)バッファされたRLC SDUセグメントの順序が正しいのか順序が狂っているのかを決定したことに基づいて、RLC SDUセグメント中にギャップがあるかどうかを決定し得る。受信されたRLC SDUセグメントが状態変数の値よりも大きいシーケンス番号を有するとRLCレイヤが決定し、RLC SDUセグメント中にギャップがある(たとえば、RLC SDUセグメントの順序が狂っている)とRLCレイヤが決定した場合、RLCレイヤは、状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得る。いくつかの例では、RLCレイヤは、状態変数の値を、受信されたRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号を用いて、または受信されたRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号よりも大きい数を用いて更新し得る。
図3Aの例では、RLCレイヤは、第1のRLC SDUセグメント305-aのみが受信されたので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が正しいと決定し得る。したがって、RLCレイヤは、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始することを控え得、RLCレイヤは、送信デバイスから残りの消失したRLC SDUセグメント310-aを受信するのを待ち得る。
図3Bの例では、RLCレイヤは、第1のRLC SDUセグメント305-bと第3のRLC SDUセグメント305-cとが受信され、第2のRLC SDUセグメント310-bが消失しているので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると決定し得る。すなわち、RLCレイヤは、同じシーケンス番号をもつバッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると決定し得る。したがって、RLCレイヤは、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得、RLCレイヤは、タイマーの持続時間の間、送信デバイスから、消失したRLC SDUセグメント310-bを受信するのを待ち得る。タイマーが満了すると、RLCレイヤは、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし、これらのセグメントをRLCレイヤの上方のレイヤに受け渡し得る。
図3Cの例では、RLCレイヤは、第1のRLC SDUセグメント305-dと第3のRLC SDUセグメント305-eと第5のRLC SDUセグメント305-fとが受信され、第2のRLC SDUセグメント310-cと第4のRLC SDUセグメント310-dとが消失しているので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると決定し得る。すなわち、RLCレイヤは、同じシーケンス番号をもつバッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると決定し得る。したがって、RLCレイヤは、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得、RLCレイヤは、タイマーの持続時間の間、送信デバイスから、消失したRLC SDUセグメント(すなわち、第2のRLC SDUセグメント310-cおよび第4のRLC SDUセグメント310-d)を受信するのを待ち得る。タイマーが満了すると、RLCレイヤは、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし、これらのセグメントをRLCレイヤの上方のレイヤに受け渡し得る。この例では、複数のRLC SDUセグメントが消失していることがあるが、RLCレイヤは、単一の再アセンブリタイマーを開始し得る。
図3Dの例では、RLCレイヤは、第2のRLC SDUセグメント305-gが受信され、第1のRLC SDUセグメント310-eが消失しているので、バッファされたRLC SDUセグメントの順序が狂っていると決定し得る。すなわち、RLCレイヤは、受信の後にバッファに記憶され得る、受信されたRLC SDUセグメント305-gが、RLC SDUの第1のバイトを含んでいるRLC SDUセグメント310-eより前に受信されたと決定し得る。したがって、RLCレイヤは、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得、RLCレイヤは、タイマーの持続時間の間、送信デバイスから、消失したRLC SDUセグメント(すなわち、第1のRLC SDUセグメント310-e)を受信するのを待ち得る。RLCレイヤは、正常に受信されたRLC SDUセグメントを再アセンブルし、これらのセグメントをRLCレイヤの上方のレイヤに受け渡し得る。RLC SDUセグメント310-eが再アセンブリタイマーの満了より前に受信されなかった場合、RLCレイヤは、受信されたRLC SDUセグメント305-g(およびバッファ中のすべての他のアセンブルされていないRLC SDUセグメント)を廃棄することを決定し得る。
上記で説明された例は、受信デバイスにおけるRLCレイヤがバッファされたRLC SDUセグメント中にギャップを検出した(たとえば、バッファされたSDUセグメントの順序が狂っている)とき、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始することについて説明したが、RLCレイヤは、他の例では、バッファされたRLC SDUセグメント中にギャップを検出することなしに、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始するように構成され得る。たとえば、RLCレイヤは、バッファされたRLC SDUセグメント中にギャップがあるかどうかにかかわらず、受信されたRLC SDUセグメントが状態変数の値よりも大きいシーケンス番号を有すると決定した後に、状態変数を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得る。これらの例では、再アセンブリプロセスの複雑さは低減され得る。しかしながら、これらの技法は、たとえば、RLC SDUセグメントが受信されたかどうかをRLCレイヤが送信デバイスに報告するとき、フォールスアラームを生じ得る。
図4は、本開示の態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするワイヤレスデバイス405のブロック図400を示す。ワイヤレスデバイス405は、本明細書で説明されるUE115または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス405は、受信機410と、通信マネージャ415と、送信機420とを含み得る。ワイヤレスデバイス405は、プロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
受信機410は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法に関係する情報など)に関連する制御情報など、情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機410は、図6および図7を参照しながら説明されるトランシーバ635またはトランシーバ735の態様の一例であり得る。受信機410は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
通信マネージャ415は、図6および図7を参照しながら説明されるUE通信マネージャ615または基地局通信マネージャ715の態様の一例であり得る。通信マネージャ415および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、通信マネージャ415および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本開示で説明される機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
通信マネージャ415および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、機能の部分が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置において物理的に位置し得る。いくつかの例では、通信マネージャ415および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による別個のおよび異なる構成要素であり得る。他の例では、通信マネージャ415および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はしないが、入出力(I/O)構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明される1つまたは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わせられ得る。
通信マネージャ415は、RLCレイヤにおいて、PDUのRLC SDUセグメントを受信し、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定し、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定し、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得る。
送信機420は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機420は、トランシーバモジュール中で受信機410とコロケートされ得る。たとえば、送信機420は、図6および図7を参照しながら説明されるトランシーバ635またはトランシーバ735の態様の一例であり得る。送信機420は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図5は、本開示の態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするワイヤレスデバイス505のブロック図500を示す。ワイヤレスデバイス505は、図4を参照しながら説明されたワイヤレスデバイス405またはUE115または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス505は、受信機510と、通信マネージャ515と、送信機520とを含み得る。ワイヤレスデバイス505は、プロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと通信していることがある。
受信機510は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法に関係する情報など)に関連する制御情報など、情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機510は、図6および図7を参照しながら説明されるトランシーバ635またはトランシーバ735の態様の一例であり得る。受信機510は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
通信マネージャ515は、図6および図7を参照しながら説明されるUE通信マネージャ615または基地局通信マネージャ715の態様の一例であり得る。通信マネージャ515は、RLCレイヤ525と、SDUシーケンス番号マネージャ530と、SDUセグメントバッファマネージャ535と、SDU再アセンブリマネージャ540とを含み得る。RLCレイヤ525は、PDUのRLC SDUセグメントを受信し得る。
SDUシーケンス番号マネージャ530は、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定し得る。いくつかの場合には、状態変数の値は最初に0に設定される。いくつかの例では、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定することは、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が0よりも大きいと決定することを含む。
SDUセグメントバッファマネージャ535は、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定し得る。いくつかの場合には、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定することは、受信されたRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号の第1のバイトがRLCレイヤにおける受信バッファ中にないと決定することを含む。いくつかの例では、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定することは、同じシーケンス番号をもつバッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないと決定することを含む。
SDU再アセンブリマネージャ540は、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し、再アセンブリタイマーを開始し得る。いくつかの場合には、最高シーケンス番号に対応する変数の値を更新することは、最高シーケンス番号に対応する変数の値を、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号を用いて、またはRLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号よりも大きい数を用いて更新することを含む。いくつかの例では、再アセンブリタイマーは、t-再アセンブリタイマーまたはt-並べ替えタイマーを含む。
送信機520は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機520は、トランシーバモジュール中で受信機510とコロケートされ得る。たとえば、送信機520は、図6および図7を参照しながら説明されるトランシーバ635またはトランシーバ735の態様の一例であり得る。送信機520は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図6は、本開示の態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするデバイス605を含むシステム600の図を示す。デバイス605は、たとえば、図4および図5を参照しながら上記で説明されたワイヤレスデバイス405、ワイヤレスデバイス505、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはそれを含み得る。デバイス605は、UE通信マネージャ615と、プロセッサ620と、メモリ625と、ソフトウェア630と、トランシーバ635と、アンテナ640と、I/Oコントローラ645とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス610)を介して電子通信していることがある。デバイス605は、1つまたは複数の基地局105とワイヤレス通信し得る。
プロセッサ620は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ620は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ620に組み込まれ得る。プロセッサ620は、様々な機能(たとえば、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートする機能またはタスク)を実施するためにメモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
メモリ625は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ625は、実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能をプロセッサに実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア630を記憶し得る。いくつかの場合には、メモリ625は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本入出力システム(BIOS)を含んでいることがある。
ソフトウェア630は、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするためのコードを含む、本開示の態様を実装するためのコードを含み得る。ソフトウェア630は、システムメモリまたは他のメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、ソフトウェア630は、プロセッサによって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させ得る。
トランシーバ635は、上記で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ635は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ635はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。
いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ640を含み得る。しかしながら、いくつかの場合には、デバイスは、複数のワイヤレス送信をコンカレントに送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ640を有し得る。
I/Oコントローラ645は、デバイス605のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ645は、デバイス605に組み込まれていない周辺機器をも管理し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ645は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ645は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなど、オペレーティングシステムを利用し得る。他の場合には、I/Oコントローラ645は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれと対話し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ645は、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合には、ユーザは、I/Oコントローラ645を介して、またはI/Oコントローラ645によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス605と対話し得る。
図7は、本開示の態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするデバイス705を含むシステム700の図を示す。デバイス705は、たとえば、図4および図5を参照しながら上記で説明されたワイヤレスデバイス405、ワイヤレスデバイス505、または基地局105の構成要素の一例であるか、またはそれを含み得る。デバイス705は、基地局通信マネージャ715と、プロセッサ720と、メモリ725と、ソフトウェア730と、トランシーバ735と、アンテナ740と、ネットワーク通信マネージャ745と、局間通信マネージャ750とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス710)を介して電子通信していることがある。デバイス705は、1つまたは複数のUE115とワイヤレス通信し得る。
プロセッサ720は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ720は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ720に組み込まれ得る。プロセッサ720は、様々な機能(たとえば、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートする機能またはタスク)を実施するためにメモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
メモリ725は、RAMおよびROMを含み得る。メモリ725は、実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能をプロセッサに実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア730を記憶し得る。いくつかの場合には、メモリ725は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得るBIOSを含んでいることがある。
ソフトウェア730は、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法をサポートするためのコードを含む、本開示の態様を実装するためのコードを含み得る。ソフトウェア730は、システムメモリまたは他のメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、ソフトウェア730は、プロセッサによって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させ得る。
トランシーバ735は、上記で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ735は、ワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ735はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。
いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ740を含み得る。しかしながら、いくつかの場合には、デバイスは、複数のワイヤレス送信をコンカレントに送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ740を有し得る。
ネットワーク通信マネージャ745は、(たとえば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介した)コアネットワークとの通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ745は、1つまたは複数のUE115など、クライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
局間通信マネージャ750は、他の基地局105との通信を管理し得、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ750は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ750は、基地局105間の通信を行うためにLTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
図8は、本開示の態様による、ワイヤレスシステムにおけるRLC再アセンブル技法のための方法800を示すフローチャートを示す。方法800の動作は、本明細書で説明されるUE115または基地局105またはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法800の動作は、図4および図5を参照しながら説明されたように、通信マネージャによって実施され得る。いくつかの例では、UE115または基地局105は、以下で説明される機能を実施するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115または基地局105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明される機能の態様を実施し得る。
805において、UE115または基地局105は、RLCレイヤにおいて、PDUのRLC SDUセグメントを受信し得る。805における動作は、本明細書で説明される方法に従って実施され得る。いくつかの例では、805における動作の態様は、図5を参照しながら説明されたように、RLCレイヤによって実施され得る。
810において、UE115または基地局105は、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定し得る。810における動作は、本明細書で説明される方法に従って実施され得る。いくつかの例では、810における動作の態様は、図5を参照しながら説明されたように、SDUシーケンス番号マネージャによって実施され得る。
815において、UE115または基地局105は、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定し得る。815における動作は、本明細書で説明される方法に従って実施され得る。いくつかの例では、815における動作の態様は、図5を参照しながら説明されたように、SDUセグメントバッファマネージャによって実施され得る。
820において、UE115または基地局105は、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、最高シーケンス番号に対応する状態変数の値を更新し得る。820における動作は、本明細書で説明される方法に従って実施され得る。いくつかの例では、820における動作の態様は、図5を参照しながら説明されたように、SDU再アセンブリマネージャによって実施され得る。
825において、UE115または基地局105は、RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、状態変数の値よりも大きいとの決定と、受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの決定とに少なくとも部分的に基づいて、再アセンブリタイマーを開始し得る。825における動作は、本明細書で説明される方法に従って実施され得る。いくつかの例では、825における動作の態様は、図5を参照しながら説明されたように、SDU再アセンブリマネージャによって実施され得る。
上記で説明された方法は可能な実装形態を表すこと、動作およびステップが再構成されるかまたは場合によっては変更され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA(登録商標))システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。CDMA(登録商標)システムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリースは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれることがある。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(登録商標)(WCDMA(登録商標))と、CDMA(登録商標)の他の変形態とを含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。
OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE-Aは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、NR、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。LTEまたはNRシステムの態様が例として説明され得、LTEまたはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書で説明される技法は、LTEまたはNR適用例以外に適用可能である。
マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して低電力の基地局105に関連付けられ得、スモールセルは、マクロセルと同じまたはマクロセルとは異なる(たとえば、認可、無認可など)周波数帯域において動作し得る。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用する通信をもサポートし得る。
本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は、同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は、時間的にほぼ整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は、異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は、時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
本明細書で説明される情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の開示に関して説明される様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明される機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置において物理的に位置し得る。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。
また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーでデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用される場合、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)において使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストがAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。また、本明細書で使用される、「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照と解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同様にして解釈されるものとする。
添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
添付の図面に関して本明細書に記載される説明は、例示的な構成を説明しており、実装され得るかまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。発明を実施するための形態は、説明される技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信システム
105 基地局
105-a 基地局
110 地理的カバレージエリア
110-a カバレージエリア
115 UE
115-a UE
125 通信リンク
130 コアネットワーク
132 バックホールリンク
134 バックホールリンク
200 ワイヤレス通信システム
205 キャリア
300-a RLC SDUセグメント
300-b RLC SDUセグメント
300-c RLC SDUセグメント
300-d RLC SDUセグメント
305-a 第1のRLC SDUセグメント
305-b 第1のRLC SDUセグメント
305-c 第3のRLC SDUセグメント
305-d 第1のRLC SDUセグメント
305-e 第3のRLC SDUセグメント
305-f 第5のRLC SDUセグメント
305-g 第2のRLC SDUセグメント
310-a 消失したRLC SDUセグメント
310-b 第2のRLC SDUセグメント、消失したRLC SDUセグメント
310-c 第2のRLC SDUセグメント
310-d 第4のRLC SDUセグメント
310-e 第1のRLC SDUセグメント、RLC SDUセグメント
400 ブロック図
405 ワイヤレスデバイス
410 受信機
415 通信マネージャ
420 送信機
500 ブロック図
505 ワイヤレスデバイス
510 受信機
515 通信マネージャ
520 送信機
525 RLCレイヤ
530 SDUシーケンス番号マネージャ
535 SDUセグメントバッファマネージャ
540 SDU再アセンブリマネージャ
600 システム
605 デバイス
610 バス
615 UE通信マネージャ
620 プロセッサ
625 メモリ
630 ソフトウェア、コンピュータ実行可能ソフトウェア
635 トランシーバ
640 アンテナ
645 I/Oコントローラ
700 システム
705 デバイス
710 バス
715 基地局通信マネージャ
720 プロセッサ
725 メモリ
730 ソフトウェア、コンピュータ実行可能ソフトウェア
735 トランシーバ
740 アンテナ
745 ネットワーク通信マネージャ
750 局間通信マネージャ

Claims (13)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて、プロトコルデータユニット(PDU)のRLCサービスデータユニット(SDU)セグメントを受信するステップと、
    前記RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定するステップと、
    前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定するステップと、
    前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が、前記状態変数の前記値よりも大きいとの前記決定と、前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの前記決定とに少なくとも部分的に基づいて、前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を更新し、t-再アセンブリタイマーを開始するステップと
    前記t-再アセンブリタイマーが満了することに少なくとも部分的に基づいて、前記前に受信されたRLC SDUセグメントを廃棄するステップとを含む、
    方法。
  2. 前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定するステップは、
    前記受信されたRLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号の第1のバイトが前記RLCレイヤにおける受信バッファ中にないと決定するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定するステップは、
    前記同じシーケンス番号をもつ前記バッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないと決定するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を更新することが、
    前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を、前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号を用いて、または前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号よりも大きい数を用いて更新することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記状態変数の前記値が、最初に0に設定される、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が、前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値よりも大きいと決定するステップは、
    前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が0よりも大きいと決定するステップを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. ワイヤレス通信のための装置であって、
    無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて、プロトコルデータユニット(PDU)のRLCサービスデータユニット(SDU)セグメントを受信する手段と、
    前記RLC SDUセグメントに関連するシーケンス番号が、前に受信されたPDUまたは前に受信されたRLC SDUセグメントに関連する最高シーケンス番号に対応する状態変数の値よりも大きいと決定する手段と、
    前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定する手段と、
    前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が、前記状態変数の前記値よりも大きいとの前記決定と、前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたとの前記決定とに少なくとも部分的に基づいて、前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を更新し、t-再アセンブリタイマーを開始する手段と
    前記t-再アセンブリタイマーが満了することに少なくとも部分的に基づいて、前記前に受信されたRLC SDUセグメントを廃棄する手段とを備える、
    装置。
  8. 前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定する手段は、
    前記受信されたRLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号の第1のバイトが前記RLCレイヤにおける受信バッファ中にないと決定する手段を備える、
    請求項7に記載の装置。
  9. 前記受信されたRLC SDUセグメントと同じシーケンス番号に関連するバッファされたRLC SDUセグメントが、順が狂って受信されたと決定する手段は、
    前記同じシーケンス番号をもつ前記バッファされたRLC SDUセグメントが、連続するバイト順にないと決定する手段を備える、
    請求項7に記載の装置。
  10. 前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を更新することが、
    前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値を、前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号を用いて、または前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号よりも大きい数を用いて更新することを含む、
    請求項7に記載の装置。
  11. 前記状態変数の前記値が、最初に0に設定される、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が、前記最高シーケンス番号に対応する前記状態変数の前記値よりも大きいと決定する手段は、
    前記RLC SDUセグメントに関連する前記シーケンス番号が0よりも大きいと決定する手段を備える、
    請求項11に記載の装置。
  13. ワイヤレス通信のためのコードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法をプロセッサに実行させるための、前記プロセッサによって実行可能な命令を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
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