JP7227536B2 - 無線通信システム、収容局装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Description
波長利用効率の悪化や高コスト化をおさえ、かつ、基地局制御及び光ファイバの距離情報を不要としながらRoFシステムの送受信アンテナのビームフォーミングを行う無線通信システムとして、図23に示す構成が考えられる。収容局970の位相調整部971は、波長λi(i=1,…,n)の光変調信号に位相調整を行う。光合成器972は、位相調整部971が位相調整した波長λ1,…,λnの光変調信号を波長多重し、光ファイバ980により基地局990まで伝送する。基地局990の各アンテナ素子993-1,…,993-nには、波長λ1,…,λnが固定的に対応している。基地局990の光分波器991は、光ファイバ980を伝送した波長λ1,…,λnの光変調信号を固定的に分岐する。波長λ1,…,λnの光変調信号はそれぞれ、O/E変換器992-1,…,992-nによりO/E変換され、アンテナ素子993-1,…,993-nからRF信号として放射される。
図1は、本発明の実施形態による無線通信システム10の全体構成を示す図である。無線通信システム10は、収容局20、基地局40及び端末50を有する。収容局20及び基地局40は、光ファイバ30により接続される。収容局20と基地局40とは光ファイバ通信を行い、基地局40と端末50とは無線通信を行う。収容局20、光ファイバ30及び基地局40は、例えば、RoFシステムを構成する。
本実施形態の無線通信システム10に用いられる基本原理を、送信アンテナのビームフォーミング原理、受信アンテナのビームフォーミング原理、ビーム方向決定フローの順に説明する。
図2は、本実施形態による送信アンテナのビームフォーミングの基本原理を示す図である。図2では、送信に関係する機能部のみを示している。収容局20は、位相調整部21と、光合成器22とを有する。基地局40は、光分波器41と、n個(nは2以上の整数)のO/E(光/電気)変換器42と、n個のアンテナ素子43とを備える。以下では、n個のアンテナ素子43をそれぞれ、アンテナ素子43-1,…,43-nと記載し、アンテナ素子43-i(i=1,…,n)と接続されるO/E変換器42をO/E変換器42-iと記載する。
図4は、本実施形態による無線通信システム10における受信アンテナのビームフォーミングの基本原理を示す図である。図4では、受信に関係する機能部のみを示してある。収容局20は、光分波器23と、位相調整部24とを有する。基地局40は、n個のアンテナ素子43-1,…,43-nと、n個のE/O(電気/光)変換器44と、光合成器45とを備える。アンテナ素子43-i(i=1,…,n)と接続されるE/O変換器44をE/O変換器44-iと記載する。
図5は、基地局40から送信されるp個(pは2以上の整数)のビーコンB(1),…,B(p)を示す図である。収容局20は、RF信号としてp個のビーコンB(1),…,B(p)を生成する。収容局20は、ビーコンB(j)(j=1,…,p)により変調した波長λ11,…,λ1nの光変調ビーコンB(j)を生成する。光変調ビーコンB(1),…,B(p)を光ファイバ伝送する前に、収容局20の位相調整部21は、それぞれα1の値として相異なる値α11,…,α1pを用いて位相調整を行う。つまり、収容局20の位相調整部21は、ビーコンB(j)(j=1,…,p)により変調した波長λ1i(i=1,…,n)の光変調ビーコンB(j)に対して、(i-1)α1jの位相調整を行う。
本実施形態の無線通信システム10に用いられる各装置の構成について説明する。
図7は、収容局20の構成を示すブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。収容局20は、送信部210と、送信位相制御部220と、受信部230と、受信位相制御部240と、光サーキュレータ250とを備える。
図12は、基地局40の構成を示すブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。基地局40は、光分波器41と、O/E変換器42-1,…,42-nと、アンテナ素子43-1,…,43-nと、E/O変換器44-1,…,44-nと、光合成器45と、光サーキュレータ46と、電気サーキュレータ47-1,…,47-nとを有する。
図13は、端末50の構成を示すブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。端末50は、アンテナ素子51-1,…,51-m(mは1以上の整数)と、電気サーキュレータ52-1,…,52-mと、受信アンテナ制御部53と、受信電力計算部54と、復調部55と、ビーコン選択部56と、送信アンテナ制御部57とを備える。
続いて、無線通信システム10の動作について説明する。
動作例1では、収容局20の送信部210として、図8に示す第一送信部211を用い、収容局20の受信部230として、図10に示す第一受信部231を用いる。収容局20は、送信光変調信号および受信光変調信号の位相調整のために、各波長の光変調信号に対して位相調整を行う。
収容局20の多波長光源2111は、n個の相異なる波長λ11,…,λ1nの光信号を生成する。波長λ11,…,λ1nは、光ファイバ30を伝送したときの波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置されている。波長λ11,…,λ1nの光信号は、1つの光変調部2112に入力される。光変調部2112は、入力されるRF信号を用いて、多波長光源2111から入力された波長λ11,…,λ1nの光信号を変調し、変調により生成された波長λ11,…,λ1nの光変調信号を出力する。
基地局40のn個のアンテナ素子43-1,…,43-nが端末50からのRF信号を受信すると、受信RF信号は電気サーキュレータ47-1,…,47-nを経て、E/O変換器44-1,…,44-nに送られる。アンテナ素子43-1,…,43-nに対応するE/O変換器44-1,…,44-nは、それぞれ受信RF信号により波長λ21,…,λ2nの光信号を変調し、変調により生成された波長λ21,…,λ2nの光変調信号を出力する。波長λ21,…,λ2nは、光ファイバ30を伝送したときの波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置されている。
受信アンテナ/送信アンテナのビーム方向決定フローは、上述した図6と同様である。
収容局20は、RF信号としてp個のビーコンB(1),…,B(p)を生成し、光変調部2112に順番に入力する。光変調部2112は、ビーコンB(j)(j=1,…,p)により多波長光源2111が出力した波長λ11,…,λ1nの光信号を変調し、変調により生成された波長λ11,…,λ1nの光変調ビーコンB(j)を出力する。
動作例2では、収容局20の送信部210として、図9に示す第二送信部212を用い、収容局20の受信部230として、図11に示す第二受信部232を用いる。収容局20は、送信光変調信号および受信光変調信号の位相調整のために、RF信号に対して位相調整を行う。
収容局20の多波長光源2121は、n個の相異なる波長λ11,…,λ1nの光信号を生成する。波長λ11,…,λ1nは、光ファイバ30を伝送したときの波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置されている。光分波器2122は、波長λ11,…,λ1nの光信号を分岐し、それぞれ光変調部2125-1,…,2125-nに入力する。
基地局40のn個のアンテナ素子43-1,…,43-nが端末50からのRF信号を受信した場合の動作は、動作例1と同様である。すなわち、受信RF信号は電気サーキュレータ47-1,…,47-nを経て、E/O変換器44-1,…,44-nに送られる。E/O変換器44-1,…,44-nは、それぞれ受信RF信号で波長λ21,…,λ2nの光信号を変調し、変調により生成された波長λ21,…,λ2nの光変調信号を出力する。波長λ21,…,λ2nは、光ファイバ30を伝送したときの波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置されている。
受信アンテナ/送信アンテナのビーム方向決定フローは、上述した図6と同様である。
収容局20は、RF信号としてp個のビーコンB(1),…,B(p)を生成し、分岐部2123は光変調部2125-1及び位相調整部2124-2,…,2124-nに順番に入力する。位相調整部2124-i(i=2,…,n)は、送信位相制御部220からの制御に従って、ビーコンB(j)(j=1,…,p)に対してα1=α1jとして位相調整を行う。そのため、送信位相制御部220は、位相調整部2124-2,…,2124-nに、p個のビーコンB(1),…,B(p)のそれぞれに対応するα1の値として相異なる値α11,…,α1pを指示する。
動作例3では、収容局20の送信部210として、図8に示す第一送信部211を用い、収容局20の受信部230として、図11に示す第二受信部232を用いる。収容局20は、送信光変調信号の位相調整のため、光変調信号に対して位相調整を行い、受信光変調信号の位相調整のため、RF信号に対して位相調整を行う。すなわち、送信アンテナのビームフォーミングにおいて、無線通信システム10は、動作例1と同様の動作を行い、受信アンテナのビームフォーミングにおいて、無線通信システム10は、動作例2と同様の動作を行う。
動作例4では、収容局20の送信部210として、図9に示す第二送信部212を用い、収容局20の受信部230として、図10に示す第一受信部231を用いる。収容局20は、送信光変調信号の位相調整のため、RF信号に対して位相調整を行い、受信光変調信号の位相調整のため、光変調信号に対して位相調整を行う。すなわち、送信アンテナのビームフォーミングにおいて、無線通信システム10は、動作例2と同様の動作を行い、受信アンテナのビームフォーミングにおいて、無線通信システム10は、動作例1と同様の動作を行う。
[5.1 第一送信部の変形例]
収容局20の送信部210として用いられる第一送信部211の変形例である第一送信部211a、211b、211c、211dそれぞれの構成を、図14、図15、図16、図17を用いて説明する。
収容局20の送信部210として用いられる第二送信部212の変形例である第二送信部212a、212bそれぞれの構成を、以下の図18、図19を用いて説明する。
以上説明した実施形態によれば、ビームフォーミングを行うRoFシステムにおいて、基地局の等間隔に配列されたn個のアンテナ素子の各々に対して、収容局-基地局間の光ファイバを伝送したときの波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように設定されたn個の波長を固定的に割り当てておく。収容局は、各波長の光信号もしくは各波長の光信号を変調する各変調信号に対して、RF信号における移相量が等間隔になるように位相調整を行うことで、送信および受信ビーム方向を制御する。送信ビーム方向の制御では、収容局が、送信移相間隔α1を変化させつつ、基地局からビーコン信号を複数回送信し、端末は、受信電力が最大であるビーコン信号の情報を複数回送信する。受信ビーム方向の制御では、基地局が端末からのビーコン信号の情報を受信し、収容局が、受信した各ビーコン信号の情報に対する受信移相間隔α2を変化させて受信電力が最大である受信移相間隔α2を決定する。さらに、収容局は、端末から受信したビーコン信号の情報に基づいて送信移相間隔α1を決定する。本実施形態によれば、収容局と基地局との間の光ファイバの距離情報が不明であっても、波長配置に柔軟性を持たせながら、波長利用効率が良く、基地局制御が不要なビームフォーミング型RoFシステムを低コストで実現することができる。
20…収容局
21…位相調整部
22…光合成器
23…光分波器
24…位相調整部
30…光ファイバ
40…基地局
41…光分波器
42-1~42-n…O/E変換器
43-1~43-n…アンテナ素子
44-1~44-n…E/O変換器
45…光合成器
46…光サーキュレータ
47-1~47-n…電気サーキュレータ
50…端末
51-1~51-m…アンテナ素子
52-1~52-m…電気サーキュレータ
53…受信アンテナ制御部
54…受信電力計算部
55…復調部
56…ビーコン選択部
57…送信アンテナ制御部
210…送信部
211、211a、211b、211c、211d…第一送信部
212、212a、212b…第二送信部
220…送信位相制御部
230…受信部
231…第一受信部
232…第二受信部
240…受信位相制御部
250…光サーキュレータ
2111…多波長光源
2112…光変調部
2113…光分波器
2114-2~2114-n…位相調整部
2115…光合成器
2121…多波長光源
2122…光分波器
2123…分岐部
2124-2~2124-n…位相調整部
2125-1~2125-n…光変調部
2126…光合成器
2311…光分波器
2312-2~2312-n…位相調整部
2313…光合成器
2314…O/E変換器
2315…受信電力計算部
2316…復調部
2321…光分波器
2322-1~2322-n…O/E変換器
2323-2~2323-n…位相調整部
2324…受信電力計算部
2325…復調部
2611-1~2611-n…光源
2612…光合成器
2621…光分波器
2622-1~2622-n…光変調部
2631-1~2631-n…光直接変調部
2711-1~2711-n…光源
2721-1~2721-n…光直接変調部
Claims (7)
- 収容局装置と、前記収容局装置と光伝送路により接続され、n個(nは2以上の整数)のアンテナ素子を有する基地局装置と、前記基地局装置と無線通信する端末とを有する無線通信システムであって、
前記収容局装置は、
異なるn個の第一波長の光それぞれを送信信号により変調した光変調送信信号に、n個の前記第一波長それぞれに応じた第一位相調整量の位相調整を行い、位相調整されたn個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を合成した合成光変調送信信号を前記光伝送路に出力する送信部と、
前記送信信号としてp個(pは2以上の整数)のビーコン信号を送信する場合に、p個の前記ビーコン信号ごとに異なる前記第一位相調整量の位相調整を行うよう前記送信部を制御する送信位相制御部と、
前記光伝送路を伝送した合成光変調受信信号を異なるn個の第二波長の光変調受信信号に分波し、分波されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号それぞれに前記第二波長に応じた第二位相調整量の位相調整を行った電気信号に変換する受信部と、
p個の前記ビーコン信号のうち前記端末における受信電力に基づいて選択された前記ビーコン信号の識別情報を示すq個(qは2以上の整数)の合成光変調受信信号を前記光伝送路から入力した場合に、q個の前記合成光変調受信信号ごとに、異なる前記第二位相調整量の位相調整を行うよう前記受信部を制御する受信位相制御部と、
前記合成光変調受信信号が示す前記識別情報の前記ビーコン信号に対して用いた前記第一位相調整量の位相調整を行うよう前記送信部を制御する送信位相調整量決定部と、
q個の前記合成光変調受信信号から変換された前記電気信号それぞれの受信電力に基づいて選択した前記合成光変調受信信号に対して用いた前記第二位相調整量の位相調整を行うよう前記受信部を制御する受信位相調整量決定部と、
を備え、
前記基地局装置は、
前記光伝送路を伝送した前記合成光変調送信信号を異なるn個の前記第一波長の光変調送信信号に分波する基地局光分波部と、
n個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を電気信号に変換し、n個の前記電気信号それぞれを前記第一波長に対応した前記アンテナ素子から無線により放射する光電気変換部と、
n個の前記アンテナ素子それぞれが前記端末から受信した無線信号により、n個の前記アンテナ素子それぞれに対応した異なるn個の前記第二波長の光信号を変調して光変調受信信号を生成する電気光変換部と、
前記電気光変換部が生成したn個の前記第二波長の前記光変調受信信号を合成した前記合成光変調受信信号を前記光伝送路に出力する基地局光合成部と、
を備え、
前記端末は、
前記基地局装置から無線信号を受信する無線受信部と、
前記基地局装置へ無線信号を送信する無線送信部と、
前記無線受信部がp個の前記ビーコン信号を受信した場合、p個の前記ビーコン信号それぞれの受信電力に基づいて選択した前記ビーコン信号の前記識別情報を示すq個の無線信号を前記無線送信部から送信するビーコン選択部と、
を備え、
n個の前記アンテナ素子は、所定間隔で配列され、
n個の前記第一波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第二波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第一位相調整量は、無線信号としての位相が第一位相間隔の位相調整量であり、
n個の前記第二位相調整量は、無線信号としての位相が第二位相間隔の位相調整量である、
無線通信システム。 - 前記送信部は、
異なるn個の前記第一波長の光を前記送信信号により変調して光変調送信信号を生成する光変調部と、
前記光変調部により生成されたn個の前記第一波長の前記光変調送信信号に、前記第一波長それぞれに応じた前記第一位相調整量の位相調整を行う位相調整部と、
前記位相調整部により位相調整されたn個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を合成して前記合成光変調送信信号を生成し、生成された前記合成光変調送信信号を前記光伝送路に出力する光合成部とを備える、
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記送信部は、
前記送信信号を、異なるn個の前記第一波長それぞれに対応したn個の送信信号に分岐する分岐部と、
前記分岐部により分岐されたn個の前記送信信号のそれぞれに、対応する前記第一波長に応じた前記第一位相調整量の位相調整を行う位相調整部と、
異なるn個の前記第一波長の光それぞれを、前記第一波長に応じた前記第一位相調整量の位相調整が行われた前記送信信号により変調して光変調送信信号を生成する光変調部と、
前記光変調部により生成されたn個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を合成して前記合成光変調送信信号を生成し、生成された前記合成光変調送信信号を前記光伝送路に出力する光合成部とを備える、
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記受信部は、
前記合成光変調受信信号を異なるn個の前記第二波長の光変調受信信号に分波する分波部と、
前記分波部により分波されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号それぞれに、前記第二波長に応じた前記第二位相調整量の位相調整を行う位相調整部と、
前記位相調整部により位相調整されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号を合成する合成部と、
前記合成部により合成された前記光変調受信信号を電気信号に変換する変換部とを備える、
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記受信部は、
前記合成光変調受信信号を異なるn個の前記第二波長の光変調受信信号に分波する分波部と、
前記分波部により分波されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号それぞれを電気信号に変換する変換部と、
前記変換部により変換されたn個の前記電気信号それぞれに、前記第二波長に応じた前記第二位相調整量の位相調整を行う位相調整部とを備える、
請求項1に記載の無線通信システム。 - n個(nは2以上の整数)のアンテナ素子により端末と無線通信する基地局装置と光伝送路により接続される収容局装置であって、
n個の前記アンテナ素子それぞれに対応した異なるn個の第一波長の光それぞれを送信信号により変調した光変調送信信号に、n個の前記第一波長それぞれに応じた第一位相調整量の位相調整を行い、位相調整されたn個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を合成した合成光変調送信信号を前記光伝送路に出力する送信部と、
前記送信信号としてp個(pは2以上の整数)のビーコン信号を送信する場合に、p個の前記ビーコン信号ごとに異なる前記第一位相調整量の位相調整を行うよう前記送信部を制御する送信位相制御部と、
前記光伝送路を伝送した合成光変調受信信号を、n個の前記アンテナ素子それぞれに対応した異なるn個の第二波長の光変調受信信号に分波し、分波されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号それぞれに前記第二波長に応じた第二位相調整量の位相調整を行った電気信号に変換する受信部と、
p個の前記ビーコン信号のうち前記端末における受信電力に基づいて選択された前記ビーコン信号の識別情報を示すq個(qは2以上の整数)の合成光変調受信信号を前記光伝送路から入力した場合に、q個の前記合成光変調受信信号ごとに、異なる前記第二位相調整量の位相調整を行うよう前記受信部を制御する受信位相制御部と、
前記合成光変調受信信号が示す前記識別情報の前記ビーコン信号に対して用いた前記第一位相調整量の位相調整を行うよう前記送信部を制御する送信位相調整量決定部と、
q個の前記合成光変調受信信号から変換された前記電気信号それぞれの受信電力に基づいて選択した前記合成光変調受信信号に対して用いた前記第二位相調整量の位相調整を行うよう前記受信部を制御する受信位相調整量決定部と、
を備え、
n個の前記アンテナ素子は、所定間隔で配列され、
n個の前記第一波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第二波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第一位相調整量は、無線信号としての位相が第一位相間隔の位相調整量であり、
n個の前記第二位相調整量は、無線信号としての位相が第二位相間隔の位相調整量である、
収容局装置。 - 収容局装置と、前記収容局装置と光伝送路により接続され、n個(nは2以上の整数)のアンテナ素子を有する基地局装置と、前記基地局装置と無線通信する端末とを有する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
前記収容局装置が、
異なるn個の第一波長の光それぞれを送信信号により変調した光変調送信信号に、n個の前記第一波長それぞれに応じた第一位相調整量の位相調整を行い、位相調整されたn個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を合成した合成光変調送信信号を前記光伝送路に出力する送信ステップと、
前記送信ステップにおいて前記送信信号としてp個(pは2以上の整数)のビーコン信号を送信する場合に、p個の前記ビーコン信号ごとに異なる前記第一位相調整量の位相調整を行うよう制御する送信位相制御ステップと、
前記光伝送路を伝送した合成光変調受信信号を異なるn個の第二波長の光変調受信信号に分波し、分波されたn個の前記第二波長の前記光変調受信信号それぞれに前記第二波長に応じた第二位相調整量の位相調整を行った電気信号に変換する受信ステップと、
p個の前記ビーコン信号のうち前記端末における受信電力に基づいて選択された前記ビーコン信号の識別情報を示すq個(qは2以上の整数)の合成光変調受信信号を前記光伝送路から入力した場合に、前記受信ステップにおいて、q個の前記合成光変調受信信号ごとに、異なる前記第二位相調整量の位相調整を行うよう制御する受信位相制御ステップと、
前記送信ステップにおいて、前記合成光変調受信信号が示す前記識別情報の前記ビーコン信号に対して用いた前記第一位相調整量の位相調整を行うよう制御する送信位相調整量決定部と、
前記受信ステップにおいて、q個の前記合成光変調受信信号から変換された前記電気信号それぞれの受信電力に基づいて選択した前記合成光変調受信信号に対して用いた前記第二位相調整量の位相調整を行うよう制御する受信位相調整量決定ステップと、
前記基地局装置が、
前記光伝送路を伝送した前記合成光変調送信信号を異なるn個の前記第一波長の光変調送信信号に分波する光分波ステップと、
n個の前記第一波長それぞれの前記光変調送信信号を電気信号に変換し、n個の前記電気信号それぞれを前記第一波長に対応した前記アンテナ素子から無線により放射する光電気変換ステップと、
n個の前記アンテナ素子それぞれが前記端末から受信した無線信号により、n個の前記アンテナ素子それぞれに対応した異なるn個の前記第二波長の光信号を変調して光変調受信信号を生成する電気光変換ステップと、
前記電気光変換ステップにおいて生成したn個の前記第二波長の前記光変調受信信号を合成した前記合成光変調受信信号を前記光伝送路に出力する光合成ステップと、
前記端末が、
前記基地局装置から無線信号を受信する無線受信ステップと、
前記基地局装置へ無線信号を送信する無線送信ステップと、
前記無線受信ステップにおいてp個の前記ビーコン信号を受信した場合、p個の前記ビーコン信号それぞれの受信電力に基づいて選択した前記ビーコン信号の前記識別情報を示すq個の無線信号を前記無線送信ステップにより送信するビーコン選択ステップと、
を有し、
n個の前記アンテナ素子は、所定間隔で配列され、
n個の前記第一波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第二波長は、前記光伝送路における波長分散による各光信号の遅延差が等間隔になるように配置された波長であり、
n個の前記第一位相調整量は、無線信号としての位相が第一位相間隔の位相調整量であり、
n個の前記第二位相調整量は、無線信号としての位相が第二位相間隔の位相調整量である、
無線通信方法。
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