JP7226786B2 - 創外固定器 - Google Patents
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Description
図1に示すように、創外固定器1は、骨Bに刺入される第1のピンP1と第2のピンP2を体外で固定するための器具である。図2に示すように、第1実施形態に係る創外固定器1は、固定器本体10と、ピン固定部材20とを備えている。
図3に示すように、第1溝11は、第1のピンP1が係合する溝であり、第1のピンP1の当該第1溝11に配置される部分の軸線方向(中心軸線A1が延びる方向)と直交する方向に開口する開口部11Aを有している。第1溝11は、この開口部11Aから第1のピンP1を受け入れ可能である。すなわち、第1のピンP1は、開口部11Aを通って第1溝11に係合可能である。
まず、図1に示すように、骨折部B1を挟んで骨Bに第1のピンP1および第2のピンP2を刺入する。次に、図3に示すように、創外固定器1の固定器本体10を、第1溝11の開口部11Aから第1のピンP1の端部に係合させるとともに、第2溝12の開口部12Aから第2のピンP2の端部に係合させて、創外固定器1をピンP1,P2に取り付ける。このとき、ピンP1,P2が簡単には抜けない程度にネジ21,22を軽く締めておいてもよい。
図6(a)に示すように、第3実施形態に係る創外固定器3は、固定器本体110と、ピン固定部材120と、ネジ130とを備えている。
図6(b)に戻り、嵌合部114は、略十字状に形成されたピン固定部材120が嵌合する略十字状の凹部である。
第4溝122は、第2溝112と対向して設けられた溝であり、第2のピンP2が係合する。本実施形態において、第2のピンP2は、図7における下側部分が固定器本体10の第2溝112に係合し、図7における上側部分が第4溝122に係合する。
まず、固定器本体10を、骨Bに刺入された第1のピンP1の端部に第1溝111の開口部11Aから係合させるとともに、骨Bに刺入された第2のピンP2の端部に第2溝112の開口部12Aから係合させる。次に、ピン固定部材120を固定器本体110の嵌合部114に嵌合して、第3溝121を第1のピンP1の端部に係合させるとともに、
第4溝122を第2のピンP2の端部に係合させる。
すなわち、図6(b)に示すように、予め、固定器本体110の嵌合部114にピン固定部材120を嵌合させ、ネジ130の軸部130Sをピン固定部材120の貫通孔123に挿通して固定器本体110のネジ孔113に抜けない程度にねじ込んでおき、図6(a)に示す創外固定器3を予め組み立てておく。
図8に示すように、第4実施形態に係る創外固定器4は、固定器本体200と、第1ネジ131と、第2ネジ132とを備えている。
まず、骨Bに刺入された第1のピンP1の端部に第1挿通孔201を挿通させるとともに、骨Bに刺入された第2のピンP2の端部に第2挿通孔202を挿通させて、創外固定器4をピンP1,P2に取り付ける。そして、ピンP1,P2の位置や姿勢を決めた後、ネジ131,132を締めることで、骨Bの骨折部位を固定することができる。
図10(a),(b)に示すように、第5実施形態に係る創外固定器5は、固定器本体200と、第1ネジ131とを備えている。
固定器本体200は、第1挿通孔201と、第2挿通孔202と、第1貫通孔203と、第1ネジ孔204と、一対の第1対向部240と、第1接続部250と、第2接続部260とを有している。
10,110,200 固定器本体
10A 第1面
10B 第2面
11,111 第1溝
11A,12A 開口部
11B,12B 底部
12,112 第2溝
13,14,113 ネジ孔
13A,14A 第1ネジ孔
13B,14B 第2ネジ孔
20,120 ピン固定部材
21,131 第1ネジ
22,132 第2ネジ
114 嵌合部
121 第3溝
122 第4溝
123 貫通孔
130 ネジ
130H 頭部
130S 軸部
201 第1挿通孔
202 第2挿通孔
203 第1貫通孔
204 第1ネジ孔
205 第2貫通孔
206 第2ネジ孔
210,240 第1対向部
211,241 第1部分
212,242 第2部分
213,243 第1の空隙
220 第2対向部
221 第3部分
222 第4部分
223 第2の空隙
A1,A2 中心軸線
B 骨
P1 第1のピン
P2 第2のピン
PL 平面
X3,X4 中心軸線
Claims (7)
- 骨に刺入される第1のピンと第2のピンを体外で固定するための創外固定器であって、
前記第1のピンが係合する第1溝と、前記第2のピンが係合する第2溝とを有する固定器本体と、
前記第1のピンと前記第2のピンを前記固定器本体に固定するためのピン固定部材と、を備え、
前記固定器本体は、前記ピン固定部材を前記固定器本体に固定するためのネジ孔を有し、
前記第1溝は、前記第1のピンの前記第1溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第1のピンを受け入れ可能であり、
前記第2溝は、前記第2のピンの前記第2溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第2のピンを受け入れ可能であり、
前記ネジ孔は、前記固定器本体の外側の面から前記第1溝の内面に連通する第1ネジ孔と、前記固定器本体の外側の面から前記第2溝の内面に連通する第2ネジ孔とを含み、
前記ピン固定部材は、前記第1ネジ孔にねじ込まれ、前記第1溝の内面との間で前記第1のピンを挟むことで前記第1のピンを前記固定器本体に固定する第1ネジと、前記第2ネジ孔にねじ込まれ、前記第2溝の内面との間で前記第2のピンを挟むことで前記第2のピンを前記固定器本体に固定する第2ネジとを含み、
前記第1溝の深さは、前記第1のピンの径よりも大きく、
前記第2溝の深さは、前記第2のピンの径よりも大きく、
前記第1溝および前記第2溝は、前記固定器本体の同一面において開口していることを特徴とする創外固定器。 - 骨に刺入される第1のピンと第2のピンを体外で固定するための創外固定器であって、
前記第1のピンが係合する第1溝と、前記第2のピンが係合する第2溝とを有する固定器本体と、
前記第1のピンと前記第2のピンを前記固定器本体に固定するためのピン固定部材と、を備え、
前記固定器本体は、前記ピン固定部材を前記固定器本体に固定するためのネジ孔を有し、
前記第1溝は、前記第1のピンの前記第1溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第1のピンを受け入れ可能であり、
前記第2溝は、前記第2のピンの前記第2溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第2のピンを受け入れ可能であり、
前記ネジ孔は、前記固定器本体の外側の面から前記第1溝の内面に連通する第1ネジ孔と、前記固定器本体の外側の面から前記第2溝の内面に連通する第2ネジ孔とを含み、
前記ピン固定部材は、前記第1ネジ孔にねじ込まれ、前記第1溝の内面との間で前記第1のピンを挟むことで前記第1のピンを前記固定器本体に固定する第1ネジと、前記第2ネジ孔にねじ込まれ、前記第2溝の内面との間で前記第2のピンを挟むことで前記第2のピンを前記固定器本体に固定する第2ネジとを含み、
前記第1ネジ孔は、前記第1溝を挟んで前記第2溝および前記第2ネジ孔と反対側に位置しており、
前記第2ネジ孔は、前記第2溝を挟んで前記第1溝および前記第1ネジ孔と反対側に位置していることを特徴とする創外固定器。 - 前記第1溝および前記第2溝は、前記軸線方向から見て、互いの間隔が溝の底部から開口部に向かうにつれて徐々に広がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の創外固定器。
- 前記第1ネジ孔は、中心軸線が、前記固定器本体に固定された前記第1のピンと前記第2のピンの中心軸線同士を通る平面に対し前記第1溝の開口部側に位置するように、前記平面に対して傾斜しており、
前記第2ネジ孔は、中心軸線が、前記平面に対し前記第2溝の開口部側に位置するように、前記平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の創外固定器。 - 骨に刺入される第1のピンと第2のピンを体外で固定するための創外固定器であって、
前記第1のピンが係合する第1溝と、前記第2のピンが係合する第2溝とを有する固定器本体と、
前記第1のピンと前記第2のピンを前記固定器本体に固定するためのピン固定部材と、を備え、
前記固定器本体は、前記ピン固定部材を前記固定器本体に固定するためのネジ孔を有し、
前記第1溝は、前記第1のピンの前記第1溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第1のピンを受け入れ可能であり、
前記第2溝は、前記第2のピンの前記第2溝に配置される部分の軸線方向と直交する方向に開口する開口部から前記第2のピンを受け入れ可能であり、
前記ピン固定部材は、前記固定器本体との間で前記第1のピンおよび前記第2のピンを挟むように配置されており、前記ネジ孔と向かい合う貫通孔を有し、
前記創外固定器は、頭部と軸部を有し、前記軸部が前記貫通孔に挿通されて前記ネジ孔にねじ込まれるネジをさらに備え、
前記固定器本体は、前記ピン固定部材が嵌合する嵌合部を有し、
前記ピン固定部材は、略十字形状に形成され、
前記嵌合部は、略十字形状の凹部であることを特徴とする創外固定器。 - 前記貫通孔、前記ネジ孔および前記ネジは、前記第1溝と前記第2溝を挟むように前記第1溝と前記第2溝の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5に記載の創外固定器。
- 前記ピン固定部材は、前記第1溝と対向して前記第1のピンが係合する第3溝と、前記第2溝と対向して前記第2のピンが係合する第4溝とを有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の創外固定器。
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Citations (4)
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US4968316A (en) | 1988-12-12 | 1990-11-06 | Hergenroeder Patrick T | Arthroscopic ankle joint distraction method |
JP2012501776A (ja) | 2008-09-11 | 2012-01-26 | オーソフィックス ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 骨の外部に装着される矯正装置 |
JP5184598B2 (ja) | 2010-09-09 | 2013-04-17 | 東芝テック株式会社 | 商品データ処理装置とそのプログラム |
JP2018183326A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | ネオメディカル株式会社 | 創外固定器 |
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DE9108566U1 (de) * | 1991-07-12 | 1991-10-10 | Pennig, Dietmar, Dr.med., 4400 Münster | Klemmkupplung |
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2019
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