JP7226515B2 - 電池配線モジュール - Google Patents

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Description

本開示は、電池配線モジュールに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両において、走行駆動用の電源として搭載される高圧の二次電池には、電池配線モジュールが装着されている。電池配線モジュールでは、モジュール側端子が二次電池を構成する複数の電池セル同士を接続するバスバー(特許文献1では接続部材)と接続されている。
特開2013-37988号公報
ところで、上記のような電池配線モジュールでは、例えばハウジング内にバスバー及びモジュール側端子を収容した状態で二次電池と接続するか、ハウジング内にモジュール側端子を収容した状態で、二次電池に接続されたバスバーとモジュール側端子を接続することが考えられる。しかしながら、例えばモジュール側端子をハウジング内に収容した状態で後からバスバーをハウジングに後付けで組み付ける場合は考慮されていない。この場合、例えば二次電池との接続まで、バスバーを保持する必要があるが、そのような電池配線モジュールは開発されていない。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、二次電池との接続まで、バスバーを保持できる電池配線モジュールを提供することにある。
本開示の電池配線モジュールは、複数の電池セルの各電池端子同士を接続するバスバーに対して電気的に接続されるモジュール側端子と、一端側に前記モジュール側端子が接続される電線と、前記電線及びモジュール側端子を収容するハウジングと、を有する電池配線モジュールであって、前記バスバーは、複数の電池セルの電池端子同士を接続するものであり、隣接する電池端子に接続される前記バスバーの両接続板の間に、前記電池セルと前記ハウジングとの積層方向であって前記電池セルから離間する方向に窪んだ凹部を有するものであり、前記ハウジングから外側に延出するバスバー保持部を有し、前記バスバー保持部は、前記バスバーの前記積層方向における反電池セル側に位置する第1保持片と、前記バスバーの前記積層方向における電池セル側に位置するとともに前記凹部に挿通される第2保持片とを有し、前記第1保持片と前記第2保持片とにより、前記バスバーの前記凹部に対して前記積層方向の両側において係合して前記バスバーを保持しており、前記ハウジングから外側に延出する前記第1保持片または前記第2保持片は、前記バスバーの延びる方向に離間した一対の延出部分を有する。
本開示の電池配線モジュールによれば、二次電池との接続まで、バスバーを保持できる。
一実施形態における電池配線モジュールの斜視図。 同実施形態における電池配線モジュールの一部を示す斜視図。 同実施形態における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す斜視図。 実施形態における電池配線モジュールにおいてバスバーを省略した状態を示す平面図。 同実施形態における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す側面図。 変更例における電池配線モジュールの一部を示す斜視図。 同変更例における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す斜視図。 変更例における電池配線モジュールの一部を示す斜視図。 同変更例における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す斜視図。 同変更例における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す側面図。 変更例における電池配線モジュールの一部を示す斜視図。 同変更例における電池配線モジュールにおいてバスバー及びモジュール側端子を省略した状態を示す斜視図。
以下、電池配線モジュールの一実施形態について説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1に示すように、電池配線モジュール10は、略直方体状の二次電池BTの上面に装着されている。なお、二次電池BTは、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載されるものであり、車両の走行用モータに電力を供給する。また、二次電池BTは、充電状態や車両の運転状態に応じて、走行用モータや発電用モータからの電力の供給を受ける。ここで、以降の説明では、図1中の互いに直交する3つの方向X、Y、Zのうち、X方向を電池セルの並ぶ方向、Y方向を電池配線モジュールの幅方向、Z方向を上下方向として説明する。
二次電池BTは、複数の電池セルCを備え、各電池セルCの図示しない正極端子と負極端子とが電池配線モジュール10側(上側)に面している。
各電池セルCは、X方向に複数並んで配置される。このとき、各電池セルCの並び方向、すなわちX方向において、電池端子としての正極端子と負極端子とが交互に入れ替わるように電池セルCが並べられている。各端子には、隣り合う端子同士、すなわち正極端子と負極端子同士を接続するバスバーBが設けられる。つまり、各電池セルCは、バスバーBによって直列接続される。本例のバスバーBは、例えば各電池セルCの正極端子及び負極端子と溶接によって接続される。
図1に示すように、電池配線モジュール10は、ハウジング11と、複数のモジュール側端子12と、複数の電線13(図4参照)とを有する。
ハウジング11は、例えば、電池セルCの並び方向であるX方向の寸法が、幅方向であるY方向の寸法よりも長い形状をなしている。ハウジング11は、その上側が開口された形状をなしており、図示しないカバーによってその開口が閉塞されるようになっている。
ハウジング11は、例えば樹脂部材で構成される。ハウジング11は、電線を収容する電線収容部20と、モジュール側端子12を収容する端子収容部30とを有する。
図4に示すようにモジュール側端子12は、平板状の端子本体12aと、端子本体12aから連続するバレル部12bとを有する。バレル部12bは、電線13の芯線と電気的に接続される。
図1~図4に示すように、ハウジング11の電線収容部20は、底部21と、底部21の外縁部から延出する側壁22とでハウジング11内において区画されている。電線収容部20は、複数の電池セルCの並ぶ方向と直交する方向であって電池セルCに対するハウジング11の積層方向と直交する方向、すなわち幅方向Yに窪んだ凹部23,24を、複数の電池セルCの並ぶ方向に複数有する。各凹部23には、1つの端子収容部30が設けられる。凹部24には、2つの端子収容部30が設けられる。
図1~図4に示すように、凹部24に収容されたハウジング11の端子収容部30は、底部31と、底部31の外縁部から延出する側壁32とでハウジング11内において区画されている。端子収容部30はX方向に長い略直方体形状をなすように構成される。端子収容部30と電線収容部20の凹部24とは、端子収容部30のX方向及びY方向一方側において隙間S1が設けられる。また、端子収容部30の側壁32は、Y方向内側(電線収容部20側)に開口した開口部33と、Y方向外側(反電線収容部20側)に開口した開口部34とを備える。
図2及び図3に示すように、端子収容部30のY方向に開口した開口部33は、電線収容部20の側壁22に開口するように形成された開口部22aとY方向に対向する。このため、端子収容部30の開口部33及び電線収容部20の開口部22aを用いて、端子収容部30に収容されたモジュール側端子12と接続された電線13を電線収容部20内に導入可能となっている。つまり、端子収容部30の開口部33及び電線収容部20の開口部22aは、電線13導入(挿通)用の開口として機能する。
図2及び図3に示すように、開口部34は、Y方向において外側(反電線収容部20側)に開口されている。開口部34は、端子収容部30に収容されたモジュール側端子12の端子本体12aの一部をY方向外側に露出可能となっている。開口部34から一部露出された端子本体12aは、その露出した部位がバスバーBと電気的に接続される。
本実施形態で用いられる各バスバーBは、導電性を有した板材で構成される。各バスバーBは、隣接する電池セルCの正極端子及び負極端子に接続される2つの接続板B1を有する。また、本例のバスバーBは、各接続板B1間に接続板B1の板厚方向(Z方向)に窪んだ凹部B2を有する。凹部B2は、Z方向において二次電池BTから離間する方向(上方)に窪んだ形状である。
ハウジング11には、その幅方向両側(Y方向両側)の側壁22,32から幅方向外側に延出するようにバスバー保持部40が設けられる。
図1~図5に示すようにバスバー保持部40は、1つの第1保持片41と2つの第2保持片42とを有する。第1保持片41及び第2保持片42は、ハウジング11の側壁22,32の内でY方向において最も外側に位置する部位からさらにY方向外側に延出している。その延出長さは、バスバーBのY方向長さよりも長い。なお、図2~図4に示す第1保持片41及び第2保持片42は、ハウジング11の側壁32に形成されるものを示している。
第1保持片41と第2保持片42とは、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向において、ずらして形成される。そして、各保持片41,42により、バスバーBの凹部B2を、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向両側において係合するようになっている。
第1保持片41は、各第2保持片42よりも相対的に上方(反二次電池BT)に位置する。すなわち、各第2保持片42は、第1保持片41よりも相対的に下方(二次電池BT側)に位置する。
各第2保持片42は、X方向において離間されている。その離間距離は、凹部B2のX方向長さよりも短く設定されている。
また、第2保持片42の延出方向先端部には、Z方向において第1保持片41側である上方に突出する突起43が形成される。突起43は、バスバーBがバスバー保持部40に取り付けられた状態でバスバーBとY方向に係合(当接)可能となっている。これにより、バスバーBがバスバー保持部40からY方向に抜けることが抑えられている。
また、ハウジング11には、バスバー保持部40を基準として、X方向において各モジュール側端子12とは反対側に、幅方向に延出する規制リブ50が設けられる。規制リブ50は、バスバー保持部40に対してバスバーBを取り付けた際に、バスバー保持部40とでバスバーBを上下方向に挟持している。より具体的には、規制リブ50は上下方向であるZ方向においてバスバーBの上方に位置し、バスバー保持部40は上下方向であるZ方向においてバスバーBの上方に位置する。これにより、バスバーBのZ方向への移動が規制されている。ここで、例えば、モジュール側端子12の端子収容部30によってZ方向への移動を規制することで、モジュール側端子12によってバスバーBのZ方向への移動を規制することが可能となる。
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の電池配線モジュール10は、複数の電池セルCを有する二次電池BT上に配置される。電池配線モジュール10のモジュール側端子12は、X方向に並ぶ電池セルCの正極端子・負極端子同士を接続するバスバーBと接続される。モジュール側端子12には電線13の一端が接続され、電線13の他端は図示しない電池監視ECUと接続される。電池監視ECUは、電池セルCの電圧監視が可能となっている。
本実施形態の電池配線モジュール10では、バスバー保持部40によってバスバーBが二次電池BTと接続(例えば溶接)されるまでの間、保持されている。このとき、バスバー保持部40は、バスバーBの凹部B2に挿通された状態で各保持片41,42によってZ方向において係合するようになっている。
本実施形態の効果を記載する。
(1)電池セルCとハウジング11の積層方向であるZ方向においてバスバーBと係合して保持するバスバー保持部40を有することで、二次電池BTとの接続まで、バスバーBを電池配線モジュール10(ハウジング11)に保持できる。
(2)バスバー保持部40の保持片42は、バスバーBの抜け方向の移動を規制する規制部としての突起43を有することで、バスバー保持部40からのバスバーBの抜けを抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、相対的に上方に位置する1つの第1保持片41と、相対的に下方に位置する2つの第2保持片42とでバスバー保持部40を構成したが、これに限らない。例えば、以下に示す構成を採用することができる。
図6及び図7に示すように、バスバー保持部60は、第1保持片61と、第2保持片62とを有する。
第1保持片61と第2保持片62とは、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向においてずらして形成される。そして、各保持片61、62により、バスバーBの凹部B2を、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向両側において係合するようになっている。第1保持片61は、各第2保持片62よりも相対的に上方(反二次電池BT)に位置する。すなわち、各第2保持片62は、第1保持片61よりも相対的に下方(二次電池BT側)に位置する。
第1保持片61は、側壁32の内でY方向において最も外側に位置する部位からさらにY方向外側に延出している。第1保持片61にはその延出方向先端部にZ方向において第2保持片62側である下方に突出する突起63が形成される。突起63は、バスバーBがバスバー保持部60に取り付けられた状態でバスバーBとY方向に係合(当接)可能となっている。これにより、バスバーBがバスバー保持部60からY方向に抜けることが抑えられている。
第2保持片62は、側壁32から延出するとともにX方向に離間した2本の延出部64が、その先端側で接続部65により接続されている。このため、側壁32、2本の延出部64及び接続部65により囲まれることでZ方向に開口(貫通)した開口部66が形成されている。開口部66はZ方向視で第1保持片61よりもやや大きな開口面積を有する。これにより、インサート成形の際の型抜きを容易とすることができる。
図8~図10に示すように、バスバー保持部70は、第1保持片71と、第2保持片72とを有する。
第1保持片71と第2保持片72とは、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向においてずらして形成される。そして、各保持片71、72により、バスバーBの凹部B2を、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向両側において係合するようになっている。第1保持片71は、各第2保持片72よりも相対的に上方(反二次電池BT)に位置する。すなわち、各第2保持片72は、第1保持片71よりも相対的に下方(二次電池BT側)に位置する。
第1保持片71は、側壁32から延出するとともにX方向に離間した2本の延出部73が、その先端側で接続部74により接続されている。このため、側壁32、2本の延出部73及び接続部74により囲まれることでZ方向に開口(貫通)した開口部75が形成されている。開口部75はZ方向視で第2保持片72よりもやや大きな開口面積を有する。これにより、インサート成形の際の型抜きを容易とすることができる。また、2本の延出部73は、X方向外側(X方向において延出部73同士が離間する側)が湾曲している。
第2保持片72は、側壁32の内でY方向において最も外側に位置する部位からさらにY方向外側に延出している。第2保持片72にはその延出方向先端部にZ方向において第1保持片71側である上方に突出する突起76が形成される。突起76は、バスバーBがバスバー保持部70に取り付けられた状態でバスバーBとY方向に係合(当接)可能となっている。これにより、バスバーBがバスバー保持部70からY方向に抜けることが抑えられている。
また、上記の例は一例に過ぎず、上下方向においてバスバーBを挟み込むような形態であれば、バスバー保持部の形状等は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、突起43を設ける構成を採用したが、突起43を省略した構成を採用してもよい。また、突起43を省略した構成を採用した場合に、図11及び図12に示すような構成を採用してもよい。
図11及び図12に示すように、バスバー保持部80は、第1保持片81と、第2保持片82とを有する。
第1保持片81と第2保持片82とは、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向においてずらして形成される。そして、各保持片81、82により、バスバーBの凹部B2を、二次電池BTとハウジング11との積層方向であるZ方向両側において係合するようになっている。第1保持片81は、各第2保持片82よりも相対的に上方(反二次電池BT)に位置する。すなわち、各第2保持片82は、第1保持片81よりも相対的に下方(二次電池BT側)に位置する。
第1保持片81は、側壁32の内でY方向において最も外側に位置する部位からさらにY方向外側に延出している。第1保持片81はその延出方向途中位置にZ方向において第2保持片82側である下方に屈曲形成された屈曲部83が形成される。屈曲部83は、バスバーBがバスバー保持部80に取り付けられた状態でバスバーBを下方に付勢する付勢力を付与するようになっている。これにより、バスバーBがバスバー保持部80からY方向に抜けることが抑えられている。屈曲部83は、規制部並びに付勢力付与部に相当する。
第2保持片82は、側壁32から延出するとともにX方向に離間した2本の延出部84が、その先端側で接続部85により接続されている。このため、側壁32、2本の延出部84及び接続部85により囲まれることでZ方向に開口(貫通)した開口部86が形成されている。開口部86はZ方向視で第1保持片81よりもやや大きな開口面積を有する。これにより、インサート成形の際の型抜きを容易とすることができる。
以下に技術的思想を記載する。
・電池配線モジュールは、複数の電池セルの各電池端子同士を接続するバスバーに対して電気的に接続されるモジュール側端子と、一端側に前記モジュール側端子が接続される電線と、前記電線及びモジュール側端子を収容するハウジングと、を有する電池配線モジュールであって、前記バスバーは、複数の電池セルの電池端子同士を接続するものであり、前記電池セルと前記ハウジングとの積層方向に窪んだ凹部を有するものであり、前記凹部に挿通されるとともに、前記電池セルと前記ハウジングの積層方向において前記バスバーと係合して保持するバスバー保持部を有する。
上記態様によれば、電池セルと前記ハウジングの積層方向において前記バスバーと係合して保持するバスバー保持部を有することで、二次電池との接続まで、バスバーを電池配線モジュール(ハウジング)に保持できる。
・上記電池配線モジュールにおいて、前記バスバー保持部は、前記バスバーの前記積層方向両側に位置する保持片を有し、前記保持片は、前記バスバーの抜け方向の移動を規制する規制部を有することが好ましい。
上記態様によれば、保持片は、前記バスバーの抜け方向の移動を規制する規制部を有することで、バスバー保持部からのバスバーの抜けを抑えることができる。
・上記電池配線モジュールにおいて、前記規制部は、前記保持片から突出して前記バスバーの抜け方向において当接可能な突起であることが好ましい。
上記態様によれば、規制部として、保持片から突出してバスバーの抜け方向において当接可能な突起を採用することで、バスバー保持部からのバスバーの抜けを抑えることができる。
・上記電池配線モジュールにおいて、前記規制部は、前記バスバーに対して該バスバーの板厚方向に付勢力が付与される付勢力付与部を備えることが好ましい。
上記態様によれば、付勢力付与部による付勢力によってバスバーの抜けを抑えることができる。
10…電池配線モジュール
11…ハウジング
12…モジュール側端子
13…電線
40…バスバー保持部
41,42…保持片
43…突起(規制部)
50…規制リブ
60…バスバー保持部
61,62…保持片
63…突起(規制部)
70…バスバー保持部
71,72…保持片
76…突起(規制部)
80…バスバー保持部
81,82…保持片
83…屈曲部(付勢力付与部)
B…バスバー
B2…凹部
C…電池セル。

Claims (3)

  1. 複数の電池セルの各電池端子同士を接続するバスバーに対して電気的に接続されるモジュール側端子と、
    一端側に前記モジュール側端子が接続される電線と、
    前記電線及びモジュール側端子を収容するハウジングと、
    を有する電池配線モジュールであって、
    前記バスバーは、複数の電池セルの電池端子同士を接続するものであり、隣接する電池端子に接続される前記バスバーの両接続板の間に、前記電池セルと前記ハウジングとの積層方向であって前記電池セルから離間する方向に窪んだ凹部を有するものであり、
    前記ハウジングから外側に延出するバスバー保持部を有し、前記バスバー保持部は、前記バスバーの前記積層方向における反電池セル側に位置する第1保持片と、前記バスバーの前記積層方向における電池セル側に位置するとともに前記凹部に挿通される第2保持片とを有し、前記第1保持片と前記第2保持片とにより、前記バスバーの前記凹部に対して前記積層方向の両側において係合して前記バスバーを保持しており、
    前記ハウジングから外側に延出する前記第1保持片または前記第2保持片は、前記バスバーの延びる方向に離間した一対の延出部分を有する電池配線モジュール。
  2. 前記一対の延出部分は、前記第2保持片が有する一対の保持片であって、
    前記一対の保持片は、それぞれの延出方向先端部に、前記バスバーの抜け方向の移動を規制すべく、前記保持片から突出して前記バスバーの抜け方向において当接可能な突起を有する請求項1に記載の電池配線モジュール。
  3. 前記一対の延出部分は、先端側において両延出部分が接続部により接続されている請求項1に記載の電池配線モジュール。
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