JP7225571B2 - 車両用内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両用内燃機関の制御装置に関する。
車両用内燃機関においては、車両の減速時にインジェクタによる燃料噴射を停止するフューエルカットが実行される。このフューエルカットが実行されると、燃焼室に吸入された新気がそのまま燃焼室から排気通路に排出され、排気通路に設けられた触媒等の後処理部材に供給される。すると後処理部材の温度が低下し、その活性が失われる。
そこで後処理部材の活性維持のため、フューエルカット中にEGRバルブが開弁される。すると、燃焼室から排出された新気が、EGRバルブを経由して吸気通路に環流され、燃焼室とEGRバルブの間で新気の循環流が起こる。すると、新気の新たな吸入と排出が抑制され、新気の供給による後処理部材の温度低下を抑制することができる。
この制御は、後処理部材を保温するための制御であるため、保温制御と称される。
特開2013-24154号公報
しかし、保温制御の実行中は、新気の新たな吸入と排出が抑制されるため、ポンピングロスが低下し、エンジン回転の低下が遅れる傾向にある。
一方、車両走行中に変速機をシフトアップする際、アクセルペダルが戻されると同時にクラッチが断されると、このときにもフューエルカットが実行される。
保温制御の実行中にシフトアップが実行されると、クラッチ断後にエンジン回転が下がりづらいため、シフトアップが遅れ、変速フィーリングが悪化する問題がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、保温制御の実行中にシフトアップが実行された場合に変速フィーリングを向上し得る車両用内燃機関の制御装置を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
車両用内燃機関の制御装置であって、
前記車両は、前記内燃機関からの動力を断接するクラッチを備え、
前記内燃機関は、燃料を噴射するインジェクタと、EGRガスの流量を調節するEGRバルブと、排気ガス中の有害成分を除去する後処理部材とを備え、
前記制御装置は、前記インジェクタと前記EGRバルブを制御するように構成された制御ユニットと、前記クラッチの断接を検出する検出器とを備え、
前記制御ユニットは、前記インジェクタによる燃料噴射の停止中に前記検出器により前記クラッチの断が検出され、且つ所定の高負荷条件が成立したとき、前記後処理部材を保温するための保温制御を中止して前記EGRバルブを閉弁側に制御する保温中止制御を実行する
ことを特徴とする車両用内燃機関の制御装置が提供される。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記インジェクタによる燃料噴射の停止中に前記検出器により前記クラッチの断が検出されても、前記高負荷条件が成立していないときには、前記保温制御を実行する。
好ましくは、前記高負荷条件は、前記クラッチの断の最初の検出時点から所定時間前までの間に前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域にあるときに成立する。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記保温中止制御の実行中に前記EGRバルブを全閉に制御する。
好ましくは、前記制御ユニットは、所定の中止解除条件が非成立のとき、前記保温中止制御を実行する。
好ましくは、前記内燃機関は、可変ベーンを有する可変容量型ターボチャージャを備え、
前記制御ユニットは、前記保温中止制御の実行中に前記可変ベーンを閉弁側に制御する。
本開示によれば、保温制御の実行中にシフトアップが実行された場合に変速フィーリングを向上することができる。
本開示の実施形態の構成を示す概略図である。 可変ベーンとEGRバルブの基本目標開度を算出するルーチンのフローチャートである。 各種マップを示す図である。 可変ベーンとEGRバルブの開度を制御するルーチンのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意すべきである。
図1は、本開示の実施形態の構成を示す概略図である。内燃機関(エンジンともいう)1は、車両(図示せず)に搭載された車両用多気筒エンジンである。本実施形態において、車両はトラック等の大型車両であり、マニュアル式の摩擦クラッチCLと変速機TMを備えたマニュアル(MT)車である。車両動力源としてのエンジン1は、直列4気筒ディーゼルエンジンである。但し、車両および内燃機関の種類、形式、用途等に特に限定はなく、例えば車両は乗用車等の小型車両であってもよいし、エンジン1はガソリンエンジンであってもよい。
エンジン1は、エンジン本体2と、エンジン本体2に接続された吸気通路3および排気通路4と、ターボチャージャ14と、燃料噴射装置5とを備える。エンジン本体2は、シリンダヘッド、シリンダブロック、クランクケース等の構造部品と、その内部に収容されたピストン、クランクシャフト、バルブ等の可動部品とを含む。
燃料噴射装置5は、コモンレール式燃料噴射装置からなり、各気筒に設けられた燃料噴射弁すなわちインジェクタ7と、インジェクタ7に接続されたコモンレール8とを備える。インジェクタ7は、シリンダ9内すなわち燃焼室内に燃料を直接噴射する。コモンレール8は、インジェクタ7から噴射される燃料を高圧状態で貯留する。
吸気通路3は、エンジン本体2(特にシリンダヘッド)に接続された吸気マニホールド10と、吸気マニホールド10の上流端に接続された吸気管11とにより主に画成される。吸気マニホールド10は、吸気管11から送られてきた吸気を各気筒の吸気ポートに分配供給する。吸気管11には、上流側から順に、エアクリーナ12、エアフローメータ13、ターボチャージャ14のコンプレッサ14C、インタークーラ15、および電子制御式の吸気スロットルバルブ16が設けられる。エアフローメータ13は、エンジン1の単位時間当たりの吸入空気量すなわち吸気流量を検出するためのセンサで、MAFセンサ等とも称される。
排気通路4は、エンジン本体2(特にシリンダヘッド)に接続された排気マニホールド20と、排気マニホールド20の下流側に配置された排気管21とにより主に画成される。排気マニホールド20は、各気筒の排気ポートから送られてきた排気ガスを集合する。排気管21、もしくは排気マニホールド20と排気管21の間には、ターボチャージャ14のタービン14Tが設けられる。タービン14Tより下流側の排気管21には、上流側から順に、酸化触媒22、パティキュレートフィルタ(DPF)23、選択還元型NOx触媒(SCR)24およびアンモニア酸化触媒26が設けられる。NOx触媒24の上流側、特に入口近傍の排気通路4には、尿素水を添加する添加弁25が設けられる。
ターボチャージャ14は、可変容量型ターボチャージャからなる。ターボチャージャ14は、タービン入口におけるノズルの開度を可変とするための複数の可変ベーン28と、これら可変ベーンの開度を同時に変更するターボアクチュエータ29とを有する。
酸化触媒22、DPF23、SCR24およびアンモニア酸化触媒26は、それぞれ排気ガス中の有害成分を除去する後処理部材をなすものである。酸化触媒22は、排気ガス中の未燃成分(炭化水素HCおよび一酸化炭素CO)を酸化して浄化すると共に、このときの反応熱で排気ガスを加熱昇温し、また排気中のNOをNO2に酸化する。DPF23は、所謂連続再生式の触媒付きDPFからなり、排気中に含まれる粒子状物質(PM)を捕集すると共に、捕集したPMを連続的に燃焼除去する。SCR24は、添加弁25から添加された尿素水に起因するアンモニアを還元剤として排気中のNOxを還元する。アンモニア酸化触媒26は、SCR24から排出された余剰アンモニアを酸化して浄化する。
エンジン1はEGR装置30をも備える。EGR装置30は、排気通路4内(特に排気マニホールド20内)の排気ガスの一部(「EGRガス」という)を吸気通路3内(特に吸気マニホールド10内)に還流させるためのEGR通路31と、EGR通路31を流れるEGRガスを冷却するEGRクーラ32と、EGRガスの流量を調節するためのEGRバルブ33とを備える。
また、本実施形態に係る制御装置は、制御ユニット、回路要素(circuitry)もしくはコントローラをなす電子制御ユニット(ECU)100を備える。ECU100はCPU、ROM、RAM、入出力ポートおよび記憶装置等を含む。ECU100は、インジェクタ7、吸気スロットルバルブ16、添加弁25、EGRバルブ33、ターボアクチュエータ29を制御するように構成され、プログラムされている。
また本実施形態に係る制御装置は、センサ類として、上述のエアフローメータ13の他、エンジンの回転速度(具体的には毎分当たりの回転数(rpm))を検出するための回転速度センサ40と、アクセル開度を検出するためのアクセル開度センサ41とを備える。また制御装置は、酸化触媒22、DPF23、SCR24およびアンモニア酸化触媒26の各々の上流側ないし入口近傍の排気温度(入口ガス温度)を検出するための排気温センサ42,43,44,46を備える。また制御装置は、DPF23の入口部および出口部(前後)の排気圧の差圧を検出するための差圧センサ45を備える。
また制御装置は、過給圧もしくはブースト圧を検出するためのブースト圧センサ47と、クラッチCLの断接を検出するためのクラッチスイッチ(クラッチSW)48と、変速機TMのニュートラルを検出するためのニュートラルスイッチ(ニュートラルSW)49と、ブレーキの作動を検出するためのブレーキスイッチ(ブレーキSW)50とを備える。
ブースト圧センサ47は、吸気スロットルバルブ16の下流側に設置され、本実施形態では吸気マニホールド10の直前の吸気管11に設置されているが、設置位置は任意であり、例えば吸気マニホールド10に設置してもよい。クラッチスイッチ48は、クラッチ接のときオフ、クラッチ断のときオンとなるスイッチである。ニュートラルスイッチ49は、変速機TMがニュートラルのときオン、それ以外のときオフとなるスイッチである。ブレーキスイッチ50は、ブレーキの作動(オン)時にオン、非作動(オフ)時にオフとなるスイッチである。
なおクラッチスイッチ48は、特許請求の範囲にいう検出器を構成する。
次に、本実施形態の制御について説明する。まず図2を参照して、可変ベーン28とEGRバルブ33の基本目標開度Svt,Setの算出方法を説明する。図示するルーチンはECU100により所定の演算周期τ(例えば10msec)毎に繰り返し実行される。通常、可変ベーン28とEGRバルブ33の開度は、それぞれ基本目標開度Svt,Setに一致するように制御される。
ステップS101において、ECU100は、回転速度センサ40、アクセル開度センサ41、ブースト圧センサ47およびエアフローメータ13によりそれぞれ検出されたエンジン回転数Ne、アクセル開度Ac、ブースト圧Pbおよび吸入空気量Gaの値を取得する。
ステップS102において、ECU100は、エンジン回転数Neとアクセル開度Acに基づき、図3(A)に示すような所定のマップに従って、燃料噴射量、具体的にはインジェクタ7への指示噴射量としての目標燃料噴射量Qを算出する。
なお、エンジン回転数Ne、アクセル開度Acおよび目標燃料噴射量Qは、いずれもエンジンの運転状態を表すエンジンパラメータである。またアクセル開度Acおよび目標燃料噴射量Qは、いずれもエンジン負荷に相当するエンジンパラメータである。
次にECU100は、ステップS103~S106を実行することにより、可変ベーン28の基本目標開度SvtとEGRバルブ33の基本目標開度Setとを算出する。これら基本目標開度Svt,Setはフィードフォワード(F/F)項Svff,Seffとフィードバック(F/B)項Svfb,Sefbとの合算によって求められる。
両者の基本目標開度Svt,Setの算出方法は同様であり、ここではまず可変ベーン28の基本目標開度Svtの算出方法について詳しく説明する。
ステップS103において、ECU100は、エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Qに基づき、図3(B)に示すような所定のマップに従って、F/F項Svffを算出する。
ステップS104において、ECU100は、エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Qに基づき、図3(C)に示すような所定のマップに従って、目標ブースト圧Pbtを算出する。
ステップS105において、ECU100は、目標ブースト圧Pbtと、ステップS101で取得された実際のブースト圧Pbとの差分に基づいて、F/B項Svfbを算出する。具体的にはECU100は、目標ブースト圧Pbtと実際のブースト圧Pbの差ΔPb=Pbt-Pbを計算する。そしてこの差ΔPbに基づき、図示しない所定のマップに従ってF/B項Svfbを算出する。差ΔPbが正のとき、すなわち実際のブースト圧Pbが目標ブースト圧Pbtより小さいとき、ブースト圧増大側の負のF/B項Svfbが算出される。逆に差ΔPbが負のとき、すなわち実際のブースト圧Pbが目標ブースト圧Pbtより大きいとき、ブースト圧減少側の正のF/B項Svfbが算出される。なおF/B項Svfbの算出に際しては、PID制御の手法に従い、差ΔPbに応じたP項、I項、D項の合計値をF/B項Svfbとするのが好ましい。
ステップS106において、ECU100は、算出されたF/F項SvffとF/B項Svfbを加算して可変ベーン基本目標開度Svt(=Svff+Svfb)を算出する。
このように可変ベーン28の開度制御は、基本的に、F/F項SvffによるF/F制御と、F/B項SvfbによるF/B制御との組み合わせによってなされる。F/F項Svffは、可変ベーン基本目標開度Svtのベースとなる値であり、現状のエンジン運転状態において概ね、目標ブースト圧Pbtを実現できるような値である。一方、実際のエンジン運転状態が絶えず変化する等の理由で、F/F項Svffだけでは必ずしも目標ブースト圧Pbtを実現できない。よってフィードバック項Svsbを加算し、目標ブースト圧Pbtを安定的に実現できるよう、可変ベーン開度を緻密に制御している。
次にEGRバルブ基本目標開度Setの算出方法について説明する。
ステップS103において、ECU100は、エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Qに基づき、図3(D)に示すような所定のマップに従って、F/F項Seffを算出する。
ステップS104において、ECU100は、エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Qに基づき、図3(E)に示すような所定のマップに従って、目標吸入空気量Gatを算出する。
ステップS105において、ECU100は、目標吸入空気量Gatと、ステップS101で取得された実際の吸入空気量Gaとの差分に基づいて、F/B項Sefbを算出する。具体的にはECU100は、目標吸入空気量Gatと実際の吸入空気量Gaの差ΔGa=Gat-Gaを計算する。そしてこの差ΔGaに基づき、図示しない所定のマップに従ってF/B項Sefbを算出する。差ΔGaが正のとき、すなわち実際の吸入空気量Gaが目標吸入空気量Gatより小さいとき、吸入空気量増大側、すなわちEGRガス量減少側の負のF/B項Sefbが算出される。逆に差ΔGaが負のとき、すなわち実際の吸入空気量Gaが目標吸入空気量Gatより大きいとき、吸入空気量減少側、すなわちEGRガス量増大側の正のF/B項Sefbが算出される。なおF/B項Sefbの算出に際しても、PID制御の手法に従い、差ΔGaに応じたP項、I項、D項の合計値をF/B項Sefbとするのが好ましい。
ステップS106において、ECU100は、算出されたF/F項SeffとF/B項Sefbを加算してEGRバルブ基本目標開度Set(=Seff+Sefb)を算出する。
このようにEGRバルブ33の開度制御も、基本的に、F/F項SeffによるF/F制御と、F/B項SefbによるF/B制御との組み合わせによってなされる。F/F項Seffは、EGRバルブ基本目標開度Setのベースとなる値であり、現状のエンジン運転状態において概ね、目標EGR率を実現できるような値である。一方、実際のエンジン運転状態が絶えず変化する等の理由で、F/F項Seffだけでは必ずしも目標EGR率を実現できない。よってフィードバック項Sesbを加算し、目標EGR率を安定的に実現できるよう、EGRバルブ開度を緻密に制御している。
さて、車両の減速時には、燃費向上のため、インジェクタ7による燃料噴射を停止するフューエルカットが実行される。このフューエルカットが実行されると、燃焼室に吸入された新気がそのまま燃焼室から排気通路4に排出され、排気通路4に設けられたSCR24等の後処理部材に供給される。すると後処理部材の温度が低下し、その活性が失われる。
そこで後処理部材の活性維持のため、フューエルカット中にはEGRバルブ33が開弁側に制御される。すなわち、EGRバルブ33の開度は全開(またはその近傍の開度)に制御される。すると、燃焼室から排出された新気が、EGRバルブ33を経由して吸気通路3に環流され、燃焼室とEGRバルブ33の間で新気の循環流が起こる。すると、新気の新たな吸入と排出が抑制され、新気の供給による後処理部材の温度低下を抑制することができる。
この制御は、後処理部材を保温するための制御であるため、保温制御と称される。
しかし、保温制御の実行中は、新気の新たな吸入と排出が抑制されるため、ポンピングロスが低下し、エンジン回転の低下が遅れる傾向にある。
一方、車両走行中に変速機TMをシフトアップする際、アクセルペダルが戻されると同時にクラッチCLが断され、このときにもフューエルカットが実行される。
このフューエルカットによって保温制御が実行され、EGRバルブ33が全開にされると、クラッチ断後にエンジン回転が下がりづらくなるため、シフトアップが遅れ、変速フィーリングが悪化する問題がある。
保温制御は、フューエルカットが比較的長く続く下り坂の惰行運転時等には有効である。しかし、このようなシフトアップのときにはむしろ変速フィーリングを悪化させる欠点がある。
そこで本実施形態では、フューエルカット中にクラッチ断が検出された場合、保温制御実行中のシフトアップとみなし、保温制御を中止してEGRバルブ33を閉弁側に制御する保温中止制御を実行する。本実施形態の場合、EGRバルブ33の開度は全閉(またはその近傍の開度)に制御される。
すると、新気が吸気通路3および排気通路4の全体を通じて流れるようになるため、ポンピングロスを増加し、エンジン回転の低下を早めることができる。これにより、クラッチ断後のエンジン回転低下を早め、迅速なシフトアップを可能とし、変速フィーリングを向上することが可能となる。
また、シフトアップ時のクラッチ断の最中という極めて短い時間内だけ、保温制御が中止されるので、保温制御の中止による後処理部材の活性低下を最小限に止めることができる。
ところで、フューエルカット中にクラッチ断が検出された場合でも、一律に保温制御を中止し、保温中止制御を実行するのは好ましくない。なぜなら、エンジンが低負荷運転しているときには排気ガス温度が低く、後処理部材の温度も低いため、このときに保温制御を中止すると、後処理部材が失活状態に至り、排気エミッションが悪化する虞がある。例えば、比較的下流側にあるSCR24は温度上昇しづらいが、このSCR24が失活状態に陥ると、多くのNOxが大気中に排出されてしまう。
他方、エンジンが高負荷運転しているときには排気ガス温度が高く、後処理部材の温度も高い。よってこのときに保温制御を中止しても、後処理部材は失活状態になりにくく、排気エミッションも悪化しにくい。
従って本実施形態では、フューエルカット中にクラッチ断が検出された場合、所定の高負荷条件が成立していれば、保温制御を中止して保温中止制御を実行する。これにより、排気エミッション悪化の虞が少ない場合に限り、保温中止制御を実行することができ、排気エミッションと変速フィーリングの両立を図ることができる。
また本実施形態では、フューエルカット中にクラッチ断が検出された場合、高負荷条件が成立していなければ、保温中止制御を実行せず、保温制御を実行する。これにより、排気エミッション悪化の虞が多い場合には原則通り保温制御を実行することができ、排気エミッションの悪化を確実に抑制することができる。
ここで、保温中止制御を実行しないと変速フィーリング悪化が懸念される。しかしながら、このときには低負荷運転中のシフトアップが行われるため、シフトアップを急いでない場合が多い。従って、エンジン回転の低下が遅れても特に問題は生じず、変速フィーリング悪化は事実上生じない。
ここで、高負荷条件について説明する。ECU100には、図3(F)に示すような所定の領域マップが予め記憶されている。領域マップは、実機試験等を通じて予め作製されたものである。領域マップにおいては、エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Qによりエンジンの全運転領域が規定され、この全運転領域が境界線aにより、高負荷領域Aと低負荷領域Bとに二分されている。
本実施形態の場合、前述のクラッチ断の最初の検出時点から、所定時間前までの間(運転状態検出期間という)に、実際のエンジン運転状態(エンジン回転数Neと目標燃料噴射量Q)が高負荷領域Aにあるとき、高負荷条件を成立とし、そうでないときには高負荷条件を非成立とする。高負荷条件成立時には、保温制御を短時間中止しても問題ない程に後処理部材の温度が十分高くなっていると考えられる。このため、高負荷条件成立時には、保温制御を中止し、エンジン回転低下の迅速化を優先的に行う。
なお本実施形態では、実際のエンジン運転状態が運転状態検出期間の全期間に亘って高負荷領域Aにあるとき、高負荷条件成立とするが、代替的に、実際のエンジン運転状態が運転状態検出期間内に一時でも高負荷領域Aにあれば、高負荷条件成立としてもよい。また、高負荷条件が成立する条件は他にも変形が可能である。要はシフトアップのためのクラッチ断の最中に保温制御を一時的に中止しても問題ない程に、後処理部材の温度が高くなっているような条件を、高負荷条件とすればよい。こうした観点から、境界線aの位置や所定時間の大きさも適切に定められる。
他方、逆に、高負荷条件非成立時には、運転状態検出期間内に、実際のエンジン運転状態が少なくとも一時的に低負荷領域Bにあり、保温制御を短時間でも中止すると問題が生じる程に後処理部材の温度が低下している可能性がある。このため、高負荷条件非成立時には、保温制御を実行し、後処理部材の保温を優先的に行う。
図3(F)に示す境界線a、高負荷領域Aおよび低負荷領域Bの形態はあくまで例示であり、変形可能である。図示例の場合、境界線aは、高回転側に向かうにつれ低負荷側となる。
本実施形態では、保温制御実行中にEGRバルブ33を全開に制御するので、燃焼室とEGRバルブ33の間の循環流の流量を最大とし、後処理部材の保温効果を最大限発揮することができる。また、保温中止制御実行中にはEGRバルブ33を全閉に制御するので、ポンピングロスを最大限増加し、エンジン回転低下を可能な限り迅速化できる。
また本実施形態では、保温制御実行中に可変ベーン28を開弁側、特に全開(またはその近傍の開度)に制御する。仮に保温制御実行中に可変ベーン28の開度を減少すると、ブースト圧が上昇し、新気が後処理部材に供給され易くなる。本実施形態では、保温制御実行中に可変ベーン28を開弁側に制御するので、後処理部材への新気供給を抑制し、後処理部材を有利に保温できる。特に、可変ベーン28を全開に制御するので、後処理部材の保温効果を最大限発揮することができる。
また本実施形態では、保温中止制御実行中に可変ベーン28を閉弁側に制御する。仮に保温中止制御実行中に可変ベーン28の開度を増大すると、ブースト圧が低下すると共にポンピングロスが減少し、エンジン回転低下の迅速化に支障を来す虞がある。本実施形態では、保温中止制御実行中に可変ベーン28を閉弁側に制御するので、ブースト圧およびポンピングロスを増加し、エンジン回転低下を有利に迅速化できる。
保温中止制御実行中の可変ベーン28の開度は、エンジン回転低下迅速化の観点から、できるだけ小さい開度であるのが好ましく、全閉またはその近傍の開度であるのが好ましい。しかしながら、タービン膨張比等を考慮したハード上の下限値が存在する場合には、その下限値としてもよい。
同様の考え方で、保温制御実行中に吸気スロットルバルブ16を開弁側(例えば全開)に制御し、保温中止制御実行中に吸気スロットルバルブ16を閉弁側(例えば全閉)に制御してもよい。
次に、図4を参照して、EGRバルブ33と可変ベーン28の制御方法を説明する。ECU100は、図示するルーチンを所定の演算周期τ(例えば10msec)毎に繰り返し実行することにより制御を行う。
ステップS201において、ECU100は、フューエルカット(F/C)が実行中であるか否かを判断する。フューエルカットは、フューエルカット実行条件が成立したときにECU100によって実行される。従ってここでは、フューエルカット実行条件が成立したか否かが実質的に判断されている。
フューエルカット実行条件は、回転速度センサ40により検出された実際のエンジン回転数Neが所定の復帰回転数Nfcより高く、且つ、アクセル開度センサ41により検出された実際のアクセル開度Acが所定の全閉判定しきい値Afc以下のとき、成立する。復帰回転数Nfcは、フューエルカットから復帰(燃料噴射を再開)するための回転数で、所定のアイドル回転数より若干高い値に設定されている。全閉判定しきい値は、アクセルペダルが完全に戻されてアクセル開度が全閉(最小)となっていることを検出するためのしきい値で、全閉時のアクセル開度より僅かに大きい値に設定されている。
フューエルカットが実行中でない場合、ECU100は、EGRバルブ33と可変ベーン28を通常通り制御する。すなわち、ステップS211に進んでEGRバルブ33の目標開度Seを、図2のルーチンに従って算出された基本目標開度Setに設定する。次いでステップS212に進んで、可変ベーン28の目標開度Svを、図2のルーチンに従って算出された基本目標開度Svtに設定する。
そしてステップS207に進んで、EGRバルブ33の開度を目標開度Seに制御し、ステップS208において、可変ベーン28の開度を目標開度Svに制御して、ルーチンを終える。
他方、ステップS201でフューエルカットが実行中である場合、すなわちフューエルカット実行条件が成立している場合、ECU100は、ステップS202に進んで、クラッチスイッチ48がオン(ON)であるか否かを判断する。
クラッチスイッチ48がオンの場合、クラッチCLは断されている。すなわち、アクセル開度が全閉で且つクラッチが断されている。よってこのときには、シフトアップの最中とみなされる。
クラッチスイッチ48がオンの場合、ECU100は、ステップS203に進んで、前述の高負荷条件が成立しているか否かを判断する。成立していると判断した場合、ECU100は、ステップS204に進んで、所定の中止解除条件が非成立か否かを判断する。
中止解除条件とは、保温中止制御を解除もしくは禁止するための条件である。中止解除条件が成立の場合、保温中止制御は解除され、中止解除条件が非成立の場合、保温中止制御は解除されない(許可される)。中止解除条件には、保温中止制御を解除すべき一乃至複数の小条件が含まれ、これら小条件のうち少なくとも一つが満たされると、中止解除条件が成立する。本実施形態の中止解除条件には次の四つの小条件1~4が含まれる。
小条件1:ブレーキスイッチ48がオン。この場合はブレーキ作動中であり、シフトアップ動作でないとみなせるからである。
小条件2:ニュートラルスイッチ49のオンが所定時間以上継続。アクセル開度全閉且つクラッチ断で変速機TMが所定時間以上ニュートラルの場合、通常のシフトアップ動作ではないとみなせるし、エンジン回転も十分低下しているとみなせるからである。
小条件3:ステップS201とステップS202の判断が共にイエスなった最初の時点から所定時間以上経過している。このときには、クラッチ断から所定時間以上経過しているので、エンジン回転が十分低下しているとみなせるからである。
小条件4:クラッチスイッチ48が最初にオンとなった時点から所定時間以内にニュートラルスイッチがオンにならない。この場合には、単にクラッチを断しただけで変速動作に入っておらず、シフトアップ動作ではないとみなせるからである。
中止解除条件が非成立と判断した場合、ECU100は、ステップS205~S208において保温中止制御を実行する。すなわちECU100は、ステップS205においてEGRバルブ33の目標開度Seを、保温中止制御用目標開度Sec(例えば全閉)に設定する。次いでステップS206において、可変ベーン28の目標開度Svを、保温中止制御用目標開度Svt(例えば全閉)に設定する。
そしてステップS207において、EGRバルブ33の開度を目標開度Seに制御し、ステップS208において、可変ベーン28の開度を目標開度Svに制御して、ルーチンを終える。
他方、ステップS202においてクラッチスイッチがオンでない(オフである)場合、すなわちクラッチCLが接である場合、ECU100は、ステップS209,S210,S207,S208において保温制御を実行する。すなわちECU100は、ステップS209においてEGRバルブ33の目標開度Seを、保温制御用目標開度Seo(例えば全開)に設定する。次いでステップS207において、可変ベーン28の目標開度Svを、保温制御用目標開度Svo(例えば全開)に設定する。ステップS207,S208は前記同様である。
この他、ステップS203で高負荷条件が非成立の場合と、ステップS204で中止解除条件が成立の場合とにおいても、ECU100は、ステップS209,S210,S207,S208において保温制御を実行する。
高負荷条件が非成立の場合に、保温中止制御ではなく保温制御を実行するので、排気エミッション悪化の虞がある場合に原則通り保温制御を実行し、排気エミッションの悪化を確実に抑制することができる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態は他にも様々考えられる。
(1)例えば、前述の四つの後処理部材(酸化触媒22、DPF23、SCR24およびアンモニア酸化触媒26)のうち、一部を省略してもよいし、他の後処理部材を追加してもよい。
(2)車両は、自動変速可能なオートマチック(AT)車であってもよく、特に、摩擦クラッチとマニュアル式変速機をアクチュエータで制御するAMT(Automated Manual Transmission)を備えたAT車であってもよい。
本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関(エンジン)
7 インジェクタ
14 ターボチャージャ
14T タービン
22 酸化触媒
23 フィルタ
24 NOx触媒
26 アンモニア酸化触媒
28 可変ベーン
33 EGRバルブ
48 クラッチスイッチ
100 電子制御ユニット(ECU)
CL クラッチ

Claims (4)

  1. 車両のための内燃機関の制御装置であって、
    前記車両は、前記内燃機関からの動力を断接するクラッチを備え、
    前記内燃機関は、燃料を噴射するインジェクタと、EGRガスの流量を調節するEGRバルブと、排気ガス中の有害成分を除去する後処理部材とを備え、
    前記制御装置は、前記インジェクタと前記EGRバルブを制御するように構成された制御ユニットと、前記クラッチの断接を検出する検出器とを備え、
    前記制御ユニットは、前記インジェクタによる燃料噴射の停止中に前記検出器により前記クラッチの断が検出された場合に、
    所定の高負荷条件が成立していないときには、前記後処理部材を保温するための保温制御を実行して前記EGRバルブを開弁側に制御し、
    前記高負荷条件が成立したときには、前記保温制御を中止して前記EGRバルブを閉弁側に制御する保温中止制御を実行し、
    前記高負荷条件は、前記クラッチの断の最初の検出時点から所定時間前までの間に前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域にあるときに成立し、
    前記高負荷条件は、シフトアップのためのクラッチ断の最中に前記保温制御を一時的に中止しても問題ない程に前記後処理部材の温度が高くなっているような所定の負荷条件である
    ことを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記保温中止制御の実行中に前記EGRバルブを全閉に制御する
    請求項1に記載の車両用内燃機関の制御装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記インジェクタによる燃料噴射の停止中に前記検出器により前記クラッチの断が検出され、前記高負荷条件が成立し、所定の中止解除条件が非成立のとき、前記保温中止制御を実行する
    請求項1または2に記載の車両用内燃機関の制御装置。
  4. 前記内燃機関は、可変ベーンを有する可変容量型ターボチャージャを備え、
    前記制御ユニットは、前記保温中止制御の実行中に前記可変ベーンを閉弁側に制御する
    請求項1~3のいずれか一項に記載の車両用内燃機関の制御装置。
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