JP7225075B2 - handle fixture - Google Patents
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Description
本発明は手持ち作業機の操作ハンドルを固定するためのハンドルフィクスチャに関する。 The present invention relates to a handle fixture for fixing an operating handle of a hand-held work machine.
刈払機のような手持ち作業機は、作業者が把持するグリップを備えた操作ハンドルを有する。作業者はグリップを把持して作業機を操作しながら作業を実行する。操作ハンドルはハンドルフィクスチャを介して作業機に固定されている。ハンドルフィクスチャは、作業機本体に対する操作ハンドルの相対位置を調整可能にする機構を含んでいる。この調整機構は、操作ハンドルの軸回転位置の調整に関する第1機能と、操作ハンドルの軸方向位置の調整に関する第2機能を有している。作業者は作業を開始する前に調整機構を操作してグリップが自身に適した位置となるように調整することができる。 A hand-held work machine such as a brush cutter has an operating handle with a grip that is grasped by the operator. The operator grips the grip and performs work while operating the work machine. The operating handle is fixed to the working machine via a handle fixture. The handle fixture includes a mechanism that enables adjustment of the relative position of the operating handle with respect to the work machine body. This adjustment mechanism has a first function for adjusting the axial rotational position of the operating handle and a second function for adjusting the axial position of the operating handle. The operator can operate the adjustment mechanism to adjust the grip to a position suitable for him/herself before starting work.
図16はハンドルフィクスチャのグリップ位置調整モードに含まれる第1、第2の機能を説明するための図である。参照符号100はハンドルフィクスチャを搭載した刈払機を示す。参照符号102は刈払機の操作桿を示す。操作桿102は、周知のように、内部に動力伝達シャフトを含み、この動力伝達シャフトを通じて駆動源120、つまり内燃エンジン又は電動モータの回転が刈刃122に伝達される。操作桿102はこれに一体的に設けられたハンドルベース104を有する。操作ハンドル106はハンドルフィクスチャ108を介してハンドルベース104に固定される。
FIG. 16 is a diagram for explaining the first and second functions included in the handle fixture grip position adjustment mode.
操作ハンドル106は、曲げ成形された断面円形の中空ハンドルパイプ110と、その両端部に左右のグリップ112とを含み、ハンドルパイプ110の長手方向中間部110aがハンドルフィクスチャ108によって挟持された状態で保持される。ハンドルフィクスチャ108はフィクスチャ本体114とフィクスチャハーフ116と操作ノブ118とを含んでいる。作業者が操作ノブ118を一方向に回転させて締め付ける操作を行うことによりハンドルパイプ110を固定することができる。作業者が操作ノブ118を逆方向に回転させて緩める操作を行うことによりハンドルパイプ110の拘束を解放することができる。この解放状態の下で、作業者はグリップ112を変位させることでグリップ112の位置を自身に適合させることができる。作業者の調整操作はパイプ中間部110aの軸線Paxを中心とした軸回転変位及び軸方向Paxの変位を伴う。この軸回転変位及び軸線方向変位の調整機能は「グリップ位置調整モード」と呼ばれている。
The
ハンドルフィクスチャ108は、グリップ位置調整モードの他に「トランスポートモード」の機能を有している。図17はトランスポートモードを説明するための図である。操作ノブ118を更に緩めることで、ハンドルフィクスチャ108そのものを90°回転させることができる。また、この折り畳み位置の操作ハンドル106を倒すことで、操作ハンドル106を含む刈払機100全体をコンパクトな形態にすることができる。このコンパクトな形態の刈払機は例えば車に積み込んで搬送する際や、倉庫に立て掛けて収納する場合などにスペースの確保ができ都合が良い。また、作業者にとって、現場での持ち運びが容易になるため利便性の面でも都合が良い。
The
特許文献1、2は従来のハンドルフィクスチャを開示している。そして、特許文献1、2は共にグリップ位置調整モードとトランスポートモードとを有するハンドルフィクスチャを開示しているが、グリップ位置調整モードに限定して特許文献1、2に開示のハンドルフィクスチャを説明する。
特許文献1のハンドルフィクスチャは、構成要素の一つに、操作ハンドルのハンドルパイプを包囲するクランプ19を含んでいる。クランプはその一端に第1のレッグ32を有し、他に第2のレッグ33を有している。なお、参照符号19、32、33は特許文献1に記載のものである。第1、第2のレッグ32、33の間隔を狭めることによりハンドルパイプを締め付けることができる。クランプの第1、第2のレッグ32、33は操作ノブによって共締めされる。すなわち、作業者が操作ノブを締め付ける操作を行うと、フィクスチャ本体の第1凹所と、これに対抗するフィクスチャハーフの第2凹所とで構成されるパイプ保持部によってハンドルパイプを締め付けることができる。また、ハンドルパイプを包囲するクランプもその直径が実質的に狭くなり、ハンドルパイプが固定される。他方、作業者が操作ノブを緩める操作を行うと、ハンドルパイプはパイプ保持部の拘束から解放される。
The handle fixture of
特許文献2のハンドルフィクスチャは、フィクスチャ本体の第1凹所と、これに対抗するフィクスチャハーフの第2凹所とでハンドルパイプの外周面を直接的に締め付けてハンドルフィクスチャ側を弾性変形させることによりハンドルパイプを固定する構成が採用されている。
In the handle fixture of
ハンドルフィクスチャに求められる技術的課題は第1義としてハンドルパイプを確実に保持することである。これを実現するための手段として、パイプ保持部とハンドルパイプとを圧着させる、パイプ保持部をハンドルパイプに食い込ませる、パイプ保持部によってハンドルパイプを弾性変形させる等が考えられている。 The first and foremost technical problem required of the handlebar fixture is to securely hold the handlebar pipe. As a means for realizing this, it is conceived that the pipe holding portion and the handle pipe are crimped, the pipe holding portion is bitten into the handle pipe, and the handle pipe is elastically deformed by the pipe holding portion.
しかし、ハンドルパイプに対する高度な保持力を追求すると、ハンドルフィクスチャがハンドルパイプと固着或いは噛み込んだ状態となり、作業者が操作ノブを緩めてもハンドルパイプが直ちに解放されないという問題が発生する。この問題は、例えばハンドルパイプに表面処理あるいは塗装を施しても解消するのが難しい。 However, if a high degree of holding force for the handle pipe is pursued, the handle fixture will be stuck or caught in the handle pipe, causing a problem that the handle pipe will not be immediately released even if the operator loosens the operation knob. This problem is difficult to solve even if the handle pipe is surface-treated or painted, for example.
本発明の目的は、ハンドルパイプを確実に保持できると共に、作業者が操作ノブを緩めたときにハンドルパイプを直ちに強制的に解放することのできるハンドルフィクスチャを提供することにある。本発明の更なる目的は、ハンドルフィクスチャの大型化を招くこと無く且つハンドルパイプを解放する機構に要するコストを極力低減できるハンドルフィクスチャを提供することにある。本発明の更なる目的は、ハンドルパイプを解放する機構の調整に特殊な工具を必要とせず、また、前記機構の調整が容易なハンドルフィクスチャを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a handle fixture that can reliably hold a handle pipe and immediately and forcibly release the handle pipe when an operator loosens an operation knob. A further object of the present invention is to provide a handle fixture capable of minimizing the cost required for a mechanism for releasing the handle pipe without increasing the size of the handle fixture. A further object of the present invention is to provide a handle fixture which does not require special tools for adjusting the mechanism for releasing the handle pipe and which facilitates the adjustment of the mechanism.
上記の技術的課題は、本発明によれば、
作業機のハンドルベース(4)に固定されるフィクスチャ本体(10)と、
作業機の操作ハンドルの一部を構成するハンドルパイプ(22)を前記フィクスチャ本体(10)と協働して挟持するフィクスチャハーフ(12)と、
前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)とを貫通して前記ハンドルベース(4)に螺着される操作ノブ(14)とを含み、作業者が前記操作ノブ(14)を締めることにより前記ハンドルパイプ(22)が固定され、前記操作ノブ(14)を緩めることで前記ハンドルパイプ(22)が解放されるハンドルフィクスチャ(2)において、
前記フィクスチャハーフ(12)の前記操作ノブ(14)を受け入れるハーフ挿通孔(18)と前記操作ノブ(14)の軸部(14a)との間に形成されたクリアランス(CL(1))と、
前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)が協働して前記ハンドルパイプを挟持するパイプ保持部(26)を挟んで前記操作ノブ(14)とは反対側に配置され、前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)とを締結する締結ボルト(30)と、
前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)に形成され、前記締結ボルト(30)が挿通されるボルト挿通孔(32,10c)であって、前記締結ボルト(30)の軸部(30a)との間にクリアランス(CL(2))を形成するボルト挿通孔(32,10c)と、
前記締結ボルト(30)のヘッド(30hd)又はナット(30nt)と前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)との間に介装され、前記締結ボルト(30)が挿通可能な付勢部材(50)と、
前記締結ボルト(30)の近傍において、前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)に形成され且つ前記フィクスチャハーフ(12)と前記フィクスチャ本体(10)との間に位置する支点凸部(40)とを有し、
前記操作ハンドルのグリップ位置を調整するために前記操作ノブ(14)を緩めたときに、前記支点凸部(40)を支点として前記付勢部材(50)による付勢力によって前記フィクスチャハーフ(12)の動作が強制されて、前記パイプ保持部(26)の拘束からハンドルパイプ(22)が解放されることを特徴とするハンドルフィクスチャを提供することにより達成される。
The above technical problem, according to the present invention,
a fixture body (10) fixed to the handle base (4) of the work machine;
a fixture half (12) that cooperates with the fixture main body (10) to clamp a handle pipe (22) that constitutes a part of the operating handle of the work machine;
An operation knob (14) is screwed into the handle base (4) through the fixture body (10) and the fixture half (12), and an operator can turn the operation knob (14). In the handle fixture (2), the handle pipe (22) is fixed by tightening, and the handle pipe (22) is released by loosening the operation knob (14),
a clearance (CL(1)) formed between a half insertion hole (18) for receiving the operation knob (14) of the fixture half (12) and the shaft portion (14a) of the operation knob (14); ,
The fixture main body (10) and the fixture half (12) are arranged on the opposite side of the operation knob (14) across a pipe holding portion (26) that holds the handle pipe in cooperation with the fixture half (12). a fastening bolt (30) for fastening the fixture body (10) and the fixture half (12);
A bolt insertion hole (32, 10c) formed in the fixture half (12) or the fixture body (10) and through which the fastening bolt (30) is inserted, the shaft portion of the fastening bolt (30) a bolt insertion hole (32, 10c) forming a clearance (CL(2)) with (30a);
Interposed between the head (30hd) or nut (30nt) of the fastening bolt (30) and the fixture half (12) or the fixture body (10), through which the fastening bolt (30) can pass a biasing member (50);
formed on the fixture half (12) or the fixture body (10) and located between the fixture half (12) and the fixture body (10) in the vicinity of the fastening bolt (30) and a fulcrum convex portion (40),
When the operation knob (14) is loosened to adjust the grip position of the operation handle, the fixture half (12) is moved by the biasing force of the biasing member (50) with the fulcrum projection (40) as a fulcrum. ) is forced to release the handle pipe (22) from the restraint of the pipe holder (26).
本発明の作用効果、他の目的及びその構成は、以下の本発明の好ましい実施例の詳細な説明から明らかになろう。 The effects, other objects and configurations of the present invention will become apparent from the detailed description of preferred embodiments of the present invention below.
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。図1は実施例のハンドルフィクスチャの構成を説明するための断面図である。図1を参照して、参照符号2はハンドルフィクスチャを示す。ハンドルフィクスチャ2は刈払機に適用され、刈払機の操作ハンドルを固定するのにハンドルフィクスチャ2が用いられる。刈払機の動力源は電動モータであってもよいし、内燃エンジンであってもよい。刈払機は、従来と同様に、ハンドルフィクスチャ2を固定するための座を構成するハンドルベース4を有している。
Preferred embodiments of the invention are described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a sectional view for explaining the structure of the handle fixture of the embodiment. Referring to FIG. 1,
ハンドルフィクスチャ2は、フィクスチャ本体10と、これとは別体のフィクスチャハーフ12と、操作ノブ14とを含む。フィクスチャ本体10、フィクスチャハーフ12はアルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼などから作られる。
The
以下の説明において、ハンドルフィクスチャ2から見てハンドルベース4が存在する方向を「下方」といい、その反対の方向つまりハンドルベース4から離れる方向を「上方」という。フィクスチャ本体10は、操作ノブ14の軸部14aを受け入れる挿通孔16(以下、「本体挿通孔16」という。)を有する。さらに、フィクスチャハーフ12の挿通孔18(以下、「ハーフ挿通孔18」という。)を貫通したノブ軸部14aは、ハンドルベース4のネジ穴4shに螺合される。
In the following description, the direction in which the
本体挿通孔16はノブ軸部14aと好ましくは実質的に同じ直径を有しているが、本体挿通孔16とノブ軸部14aとの間にクリアランスがあってもよい。他方、ハーフ挿通孔18はノブ軸部14aよりも大径であり、ハーフ挿通孔18とノブ軸部14aとの間には第1クリアランスCL(1)が設けられている。
The body through
フィクスチャ本体10は、また、本体挿通孔16に対応した位置に、下方に突出したフィクスチャ凸部10aを有している。このフィクスチャ凸部10aは、周知の前記「トランスポートモード」に関連しているので、その概要を説明する。フィクスチャ凸部10aは、従来と同様にハンドルベース4のベース凹所4aに受け入れられる。すなわち、ハンドルベース4は上方に向けて開口したベース凹所4aを有し、ベース凹所4aとフィクスチャ凸部10aは凹凸嵌合する。この凹凸嵌合は相対的であり、フィクスチャ本体10に凹所を設け、ハンドルベース4に凸部を設けても良い。フィクスチャ凸部10a及びベース凹所4aは例えば断面正方形に形作られている。操作ノブ14を緩めて、ハンドルベース4に対してハンドルフィクスチャ2を90°ピッチで軸回転変位させることができる。そして、これにより操作ハンドル106は選択的に上記「作業位置」(図16)、「折り畳み位置」(図17)をとることができる。
The fixture
参照符号22は、操作ハンドルの中空のハンドルパイプを示す。ハンドルパイプ22は従来のハンドルパイプ110(図16、図17)と同じである。ハンドルパイプ22は、従来と同様に、典型的にはアルミニウム製である。フィクスチャ本体10及びフィクスチャハーフ12はハンドルパイプ22を受け入れて保持するパイプ保持凹所24を従来と同様に有している。このパイプ保持凹所24は、従来と同様に、ハンドルパイプ22を固定するパイプ保持部26を構成するものである。
参照符号30は、フィクスチャ本体10にフィクスチャハーフ12を締結するためのボルトを示し、そのボルトヘッドを参照符号30hdで示す。この締結ボルト30は、フィクスチャ本体10のネジ孔10bに螺合される。他方、フィクスチャハーフ12は、締結ボルト30の軸部30aを受け入れる締結ボルト挿通孔32が形成されている。締結ボルト挿通孔32の内径はボルト軸部30aよりも大径であり、締結ボルト挿通孔32とボルト軸部30aとの間に第2のクリアランスCL(2)が設けられている。
図2は、フィクスチャハーフ12の部分拡大断面図であり、締結ボルト30に関連した部位を説明するための図である。フィクスチャハーフ12において、締結ボルト30に隣接する部位には、フィクスチャ本体10との間に第3のクリアランスCL(3)が設けられ、第3クリアランスCL(3)は締結ボルト30に隣接する端12aに達している。この第3クリアランスCL(3)は支点凸部40によって形成されている。支点凸部40は、後に説明するように、操作ノブ14を緩めてハンドルフィクスチャ2が「グリップ位置調整モード」に入る際のフィクスチャハーフ12の解放動作の支点Pfm(re)(図4)となる。この実施例では、支点凸部40がフィクスチャハーフ12の下面に形成されているが、変形例として、フィクスチャ本体10に支点凸部40を設けてもよい。
FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view of the
図2を参照して、フィクスチャハーフ12は、好ましくは、その上面の締結ボルト30に対する座面12bが、切欠き42を備えた段付き座面で構成されている。この切欠き42によって座面12bに形成される第1段部を参照符号42aで示す。第1段部42aは、ボルトヘッド30hdの内方に位置している。また、切欠き42は、締結ボルト30の軸線Cbから操作ノブ14側に延びて第2段部42bを形成している。そして、第2段部42bとボルトヘッド30hdとの間に第4クリアランスCL(4)が形成されている。この第4クリアランスCL(4)によって、第2段部42bとボルトヘッド30hdとの干渉が回避される。
Referring to FIG. 2, the
図1を参照して、締結ボルト30と操作ノブ14との配置を説明する。締結ボルト30はパイプ保持部26を挟んで操作ノブ14とは反対側に配置される。すなわち、パイプ保持部26に関して、操作ノブ14が一側に配置され、締結ボルト30が他側に配置される。パイプ保持部26で挟持されたハンドルパイプ22の中心を参照符号「Cp」で示す。また、操作ノブ14の軸線Axとハンドルパイプ22の中心Cpとの第1離間距離を「L1」で示し、締結ボルト30の軸線Cbとハンドルパイプ22の中心Cpとの第2離間距離を「L2」で示す。第1離間距離L1は第2離間距離L2よりも大きいのが好ましい。すなわち、ハンドルパイプ22の中心Cpに関して、操作ノブ14をより遠ざけた位置に配置する、または、締結ボルト30をハンドルパイプ22の中心Cpにより近づけた配置にするのが好ましい。
The arrangement of the
第3のクリアランスCL(3)を形成する支点凸部40の配置位置について説明すると、支点凸部40はパイプ保持部26に隣接して、好ましくはパイプ保持部26の境界に支点凸部40が形成されている。
The arrangement position of the
ハンドルフィクスチャ2を組み立てる際に、締結ボルト30には付勢部材50が組み付けられる。ボルト軸部30aは付勢部材50に挿通される。締結ボルト30を受け入れる付勢部材50の典型例として、スプリングワッシャ、スプリング、リング状ゴムなどを挙げることができる。ハンドルフィクスチャ2を組み立てたとき、付勢部材50は、ボルトヘッド30hdとフィクスチャハーフ12との間に介在する。
A biasing
図3ないし図6は初期設定工程を説明するための図である。図3はパイプ保持部26にハンドルパイプ22を収容した状態を示す。第1工程として、フィクスチャハーフ12のボルト挿通孔32に締結ボルト30を挿入する。その際、付勢部材50の下に円盤状のワッシャ52を設置するのが好ましい(図3)。そして、フィクスチャハーフ12の端12aがフィクスチャ本体10の座面に着座するまで、締結ボルト30を締める(図4)。これにより第1工程が終わる。次の第2工程は、締結ボルト30を緩める方向に数回回転させる。これによりフィクスチャハーフ12の端12aがフィクスチャ本体10から離れた状態になる。図5、図6は第2工程が終わった後の状態を示す。図6は図5の部分拡大図である。上記の第1、第2の工程で初期設定工程が終わる。
3 to 6 are diagrams for explaining the initial setting process. FIG. 3 shows a state in which the
図1は、操作ノブ14を締めてハンドルパイプ22を固定した状態を示す。図2を参照して説明したように、ハンドルパイプ22を固定した状態では、フィクスチャハーフ12の端12aに隣接する第3クリアランスCL(3)が形成された状態となる。また、支点凸部40がフィクスチャ本体10から離れた状態になる。この状態では、第3クリアランスCL(3)はフィクスチャハーフ12の端12aで開口した状態である。操作ノブ14を締める前、フィクスチャハーフ12は、ワッシャ52、フィクスチャ本体10に着座したフィクスチャハーフ12の端12a、支点凸部40の3点支持あるいはワッシャ52、支点凸部40の2点支持によってフィクスチャ本体10に対する相対位置が位置決めされた状態が続く。このことから操作ノブ14を締める前から締めている最中にフィクスチャハーフ12がフィクスチャ本体10に対してその相対位置が変化することはない。
FIG. 1 shows a state in which the
作業者が操作ハンドル106の位置調整するために操作ノブ14を緩めると、ハンドルフィクスチャ2は、付勢部材50の作用によって、上述した「グリップ位置調整モード」になる。すなわち、ハンドルパイプ22が解放されて、作業者が操作ハンドル106を軸回転変位及び軸方向変位させることにより自身に適したハンドル位置に調整することができる。このハンドル位置の調整において他に工具を必要としない。作業者は操作ノブ14を緩めるという作業だけで操作ハンドル106を軸回転変位及び軸方向変位させることができる。
When the operator loosens the operating
―パイプ固定動作―
作業者は、ハンドル位置の調整が終わったら操作ノブ14を締めてハンドルパイプ22を固定する。操作ノブ14の締付によって発生するハンドルパイプ22の締付け力の作用点を図1において参照符号Pfm(fs)で示す。操作ノブ14とハンドルパイプ22との第1離間距離L1が締結ボルト30とハンドルパイプ22との第2離間距離L2よりも大きければ大きいほど、操作ノブ14の締め付けによってハンドルパイプ22の保持力が大きくなる。図1を参照して、締結ボルト30との第2離間距離L2が操作ノブ14との第1離間距離L1よりも相対的に小さい程、ハンドルパイプ22の保持力が大きくなる。したがって、締結ボルト30をハンドルパイプ22に接近させた位置となるように設計することで、ハンドルフィクスチャ2を小型化することができる。
―Pipe fixing operation―
After finishing the adjustment of the handle position, the operator tightens the
―パイプ解放動作―
図7を参照して、操作ノブ14を緩めて「グリップ位置調整モード」に入る際のフィクスチャハーフ12の解放動作を説明する。図4は、図3の要部拡大図に対応する図である。操作ノブ14を緩めると、付勢部材50の付勢力が支点凸部40を介してフィクスチャハーフ12に作用する。このパイプ解放時の作用点を参照符号「Pfre」で示し、支点を「Pfm(re)」で示す。支点凸部40で構成される支点Pfm(re)に対して、付勢部材50の作用点Pfreは操作ノブ14とは反対側に位置している。作用点Pfreに作用する付勢部材50の付勢力は支点凸部40を支点Pfm(re)としてフィクスチャハーフ12を押し上げる方向に働く。この付勢力によって、操作ノブ14を緩めるとフィクスチャハーフ12の図中右端が上方に持ち上がり、図7、図4の状態になる。つまり、付勢部材50の付勢力は、支点凸部40を支点としてハンドルパイプ22を解放する方向にフィクスチャハーフ12を強制的に変位させるように働く。
-Pipe release operation-
With reference to FIG. 7, the release operation of the
パイプ解放時の作用点Pfreと支点Pfm(re)との間の距離Lreが大きい程、フィクスチャハーフ12の右端を上方に持ち上げる解放力が大きくなる。この距離Lreは第1段部42a(図4)によって拡大することができる。したがって、ボルトヘッド30hdの内方に位置する第1段部42a(作用点Pfre)によって、付勢部材50の付勢力が小さくてもフィクスチャハーフ12の解放動作を強制することができる。
The larger the distance Lre between the point of action Pfre and the fulcrum Pfm(re) when releasing the pipe, the greater the releasing force that lifts the right end of the
前述したように、締結ボルト30との第2離間距離L2が操作ノブ14との第1離間距離L1よりも相対的に小さい程、ハンドルパイプ22の保持力が大きくなる。そして、ボルトヘッド30hdの内方に位置する第1段部42aによって付勢部材50の付勢力が小さくてもフィクスチャハーフ12の解放動作を強制することができる。このことから、ハンドルフィクスチャ2の大型化を回避しつつ、また、小さな付勢力の付勢部材50でフィクスチャハーフ12を確実に解放させることができる。
As described above, the smaller the second separation distance L2 from the
操作ノブ14を緩めたときにフィクスチャハーフ12を強制的に解放させる動作を促すのに、操作ノブ14の軸部14aと同軸に且つフィクスチャ本体10とフィクスチャハーフ12との間にスプリングを配置させて、このスプリングでフィクスチャハーフ12を持ち上げることが考えられる。しかし、この場合には、支点凸部40とスプリングまでの距離が大きいため強力なスプリングが必要となる。このことは、ハンドルフィクスチャ2の大幅なコストアップの要因となる。
A spring is provided coaxially with the
付勢部材50の下に円盤状のワッシャ52が設置されているが、このワッシャ52を設置することにより、上記の作用点Pfreの位置を安定的に設定することができる。第3のクリアランスCL(3)を形成する支点凸部40の配置位置について再び説明すると、支点凸部40は、作用点Pfreの垂線とパイプ保持部26との間の任意の位置に配置すればよい。
A disk-shaped
図8、図9は、第1変形例のハンドルフィクスチャ60を示す。図1などを参照して説明したハンドルフィクスチャ2は、フィクスチャハーフ12の座面12bが段付き座面で構成されているが、第1変形例のハンドルフィクスチャ60の座面62(図8)は平らな座面で構成されている。操作ノブ14を緩めて「グリップ位置調整モード」に入る際の付勢部材50の作用点Pfreと支点凸部40との間の距離は、付勢部材50の付勢力でフィクスチャハーフ12の解放動作を強制するのに適した値となるように設定するのがよい。
8 and 9 show a
図10、図11はパイプ保持凹所24の形状の任意性を説明するための例示的な第2、第3変形例を示す。図10の第2変形例のハンドルフィクスチャ70のパイプ保持凹所24がキザギザした面で構成されている。図11の第3変形例のハンドルフィクスチャ80のパイプ保持凹所24が断面正六角形で構成されている。本発明に従うハンドルフィクスチャ2に含まれるパイプ保持凹所24はその形態は任意である。
10 and 11 show exemplary second and third modifications for explaining the arbitrariness of the shape of the
本発明に従うハンドルフィクスチャ2、60、70、80に含まれるパイプ保持凹所24はその形態は任意である。このパイプ保持凹所24に収容されるハンドルパイプ22に関し、その周囲にスリーブ56を設けてもよい(図12)。スリーブ56は、一端から他端に亘って連続して延びるスリット56aを有し、直径が拡縮可能である。スリーブ56は、好ましくはハンドルパイプ22とは異なる材料で作られているのがよい。ハンドルパイプ22がアルミニウム合金で作られている場合には、例えば鉄、ステンレス鋼、マグネシウム合金からなる薄板を曲げ成型品であるのがよい。この種のスリーブ56は弾性変形に伴うバネ性を有している。異種金属のスリーブ56でハンドルパイプ22を包囲することで、同じ金属でスリーブ56を作った場合においてハンドルパイプ22と凝着する虞を解消することができる。そして、操作ノブ14を緩めると、これに連動してバネ性のスリーブ56が開くことから、ハンドルパイプ22の調整を一層円滑に行うことができる。
The pipe retaining recesses 24 included in the
以上、本発明の好ましい実施例及び変形例において、ボルトヘッド30hdとフィクスチャハーフ12との間に付勢部材50が介装されているが、図13に例示するように、締結ボルト30のナット30ntとフィクスチャハーフ12との間に付勢部材50が介装してもよいのは勿論である。
As described above, in the preferred embodiment and modification of the present invention, the biasing
また、図14、図15に示す第4変形例のハンドルフィクスチャ90のように、ボルトヘッド30hdをフィクスチャ本体10側に配置してもよい。また、フィクスチャ本体10に着座するボルトヘッド30hdに関連して、その座面に前述した切欠き42を設けると共にボルトヘッド30hdとフィクスチャ本体10との間に付勢部材50を設けてもよい。図中、参照符号10cは、フィクスチャ本体10の締結ボルト挿通孔を示す。締結ボルト挿通孔10cと締結ボルト30の軸部30aとの間には第2クリアランスCL(2)が設けられている。そして、締結ボルト30は、フィクスチャハーフ12に螺着される。
Also, like the
図14、図15の第4変形例のハンドルフィクスチャ90の更なる変形例として、ボルトヘッド30hdをナット30ntに置換し、このナット30ntとフィクスチャ本体10との間に付勢部材50を設けてもよい。
As a further modification of the
2 実施例のハンドルフィクスチャ
10 フィクスチャ本体
12 フィクスチャハーフ
12b 締結ボルトに対する段付き座面
14 操作ノブ
14a 操作ノブの軸部
Ax 操作ノブの軸線
16 フィクスチャ本体の操作ノブを受け入れる挿通孔(本体挿通孔)
18 フィクスチャハーフの挿通孔(ハーフ挿通孔)
22 ハンドルパイプ
Cp ハンドルパイプの中心
24 パイプ保持凹所
26 パイプ保持部
30 締結ボルト
30a 締結ボルトの軸部
30hd 締結ボルトのヘッド
30nt 締結ボルトのナット
Cb 締結ボルトの軸線
32 締結ボルト挿通孔
CL(1) 第1のクリアランス(ハーフ挿通孔とノブ軸部との間)
CL(2) 第2のクリアランス(締結ボルト挿通孔と締結ボルトとの間)
CL(3) 第3のクリアランス(ハーフ端部と本体との間)
40 支点凸部
42 切欠き
42a ボルトヘッド30hdの内方に位置する第1段部
L1 操作ノブとハンドルパイプとの第1離間距離
L2 締結ボルトとハンドルパイプとの第2離間距離
50 付勢部材(スプリングワッシャ又はスプリング)
52 円盤状のワッシャ
56 スリットを備えたスリーブ
2 Handle
Ax
18 Fixture half insertion hole (half insertion hole)
22 Handle pipe Cp Center of
CL(2) Second clearance (between fastening bolt insertion hole and fastening bolt)
CL(3) Third clearance (between half end and body)
40 fulcrum
52 disc-shaped
Claims (11)
作業機の操作ハンドルの一部を構成するハンドルパイプ(22)を前記フィクスチャ本体(10)と協働して挟持するフィクスチャハーフ(12)と、
前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)とを貫通して前記ハンドルベース(4)に螺着される操作ノブ(14)とを含み、作業者が前記操作ノブ(14)を締めることにより前記ハンドルパイプ(22)が固定され、前記操作ノブ(14)を緩めることで前記ハンドルパイプ(22)が解放されるハンドルフィクスチャ(2)において、
前記フィクスチャハーフ(12)の前記操作ノブ(14)を受け入れるハーフ挿通孔(18)と前記操作ノブ(14)の軸部(14a)との間に形成されたクリアランス(CL(1))と、
前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)が協働して前記ハンドルパイプを挟持するパイプ保持部(26)を挟んで前記操作ノブ(14)とは反対側に配置され、前記フィクスチャ本体(10)と前記フィクスチャハーフ(12)とを締結する締結ボルト(30)と、
前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)に形成され、前記締結ボルト(30)が挿通されるボルト挿通孔(32,10c)であって、前記締結ボルト(30)の軸部(30a)との間にクリアランス(CL(2))を形成するボルト挿通孔(32,10c)と、
前記締結ボルト(30)のヘッド(30hd)又はナット(30nt)と前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)との間に介装され、前記締結ボルト(30)が挿通可能な付勢部材(50)と、
前記締結ボルト(30)の近傍において、前記フィクスチャハーフ(12)又は前記フィクスチャ本体(10)に形成され且つ前記フィクスチャハーフ(12)と前記フィクスチャ本体(10)との間に位置する支点凸部(40)とを有し、
前記操作ハンドルのグリップ位置を調整するために前記操作ノブ(14)を緩めたときに、前記支点凸部(40)を支点として前記付勢部材(50)による付勢力によって前記フィクスチャハーフ(12)の動作が強制されて、前記パイプ保持部(26)の拘束からハンドルパイプ(22)が解放されることを特徴とするハンドルフィクスチャ。 a fixture body (10) fixed to the handle base (4) of the work machine;
a fixture half (12) that cooperates with the fixture main body (10) to clamp a handle pipe (22) that constitutes a part of the operating handle of the work machine;
An operation knob (14) is screwed into the handle base (4) through the fixture body (10) and the fixture half (12), and an operator can turn the operation knob (14). In the handle fixture (2), the handle pipe (22) is fixed by tightening, and the handle pipe (22) is released by loosening the operation knob (14),
a clearance (CL(1)) formed between a half insertion hole (18) for receiving the operation knob (14) of the fixture half (12) and the shaft portion (14a) of the operation knob (14); ,
The fixture main body (10) and the fixture half (12) are arranged on the opposite side of the operation knob (14) across a pipe holding portion (26) that holds the handle pipe in cooperation with the fixture half (12). a fastening bolt (30) for fastening the fixture body (10) and the fixture half (12);
A bolt insertion hole (32, 10c) formed in the fixture half (12) or the fixture body (10) and through which the fastening bolt (30) is inserted, the shaft portion of the fastening bolt (30) a bolt insertion hole (32, 10c) forming a clearance (CL(2)) with (30a);
Interposed between the head (30hd) or nut (30nt) of the fastening bolt (30) and the fixture half (12) or the fixture body (10), through which the fastening bolt (30) can pass a biasing member (50);
formed on the fixture half (12) or the fixture body (10) and located between the fixture half (12) and the fixture body (10) in the vicinity of the fastening bolt (30) and a fulcrum convex portion (40),
When the operation knob (14) is loosened to adjust the grip position of the operation handle, the fixture half (12) is moved by the biasing force of the biasing member (50) with the fulcrum projection (40) as a fulcrum. ) is forced to release the handle pipe (22) from the restraint of the pipe holder (26).
該フィクスチャハーフ(12)の切欠き(42)によって形成される段部(42a)が前記ヘッド(30hd)の内方に位置している。請求項1に記載のハンドルフィクスチャ。 The bearing surface of the fixture half (12) against the head (30hd) of the fastening bolt (30) is a stepped bearing surface with a notch (42),
A step (42a) formed by a notch (42) of the fixture half (12) is located inside the head (30hd). A handle fixture according to claim 1.
該フィクスチャハーフ(12)の切欠き(42)によって形成される段部(42a)が前記ナット(30nt)の内方に位置している、請求項1に記載のハンドルフィクスチャ。 The bearing surface (12b) of the fixture half (12) against the nut (30nt) of the fastening bolt (30) is a stepped bearing surface having a notch (42),
Handle fixture according to claim 1, wherein the step (42a) formed by the notch (42) of the fixture half (12) is located inside the nut (30nt).
該フィクスチャ本体(10)の切欠き(42)によって形成される段部(42a)が前記ヘッド(30hd)又は前記ナット(30nt)の内方に位置している。請求項1に記載のハンドルフィクスチャ。 The bearing surface of the fixture body (10) against the head (30hd) or nut (30nt) of the fastening bolt (30) is a stepped bearing surface with a notch (42),
A stepped portion (42a) formed by a notch (42) of the fixture body (10) is located inside the head (30hd) or the nut (30nt). A handle fixture according to claim 1.
該スリーブ(56)が、その一端から他端に亘って連続して延びるスリット(56a)を備えている、請求項1~8のいずれか一項に記載のハンドルフィクスチャ。 further comprising a sleeve (56) surrounding the handle pipe (22);
Handle fixture according to any one of the preceding claims, wherein the sleeve (56) is provided with a slit (56a) extending continuously from one end of the sleeve (56) to the other.
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