JP7223527B2 - Drainage connector, flush toilet, construction method and fixture for flush toilet - Google Patents
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Description
本発明は、排水接続具、水洗式便器、水洗式便器の施工方法及び固定具に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a drain connector, a flush toilet, and a flush toilet construction method and fixture.
従来、水洗式便器において、便器本体の排水口と床の排水管とを排水ソケットにより接続する技術が知られている(例えば下記特許文献1に記載)。一般に、床の排水管は、壁からの距離が120mm、200mm、または200~550mm等、様々な位置に配されている。このため、この種の水洗式便器の施工には、便器本体の排水口と床の排水管とを繋ぐのに適した長さを有する排水ソケットが適宜用いられる。
2. Description of the Related Art Conventionally, in a flush toilet, a technique of connecting a drain port of a toilet body and a drain pipe of a floor with a drain socket is known (for example, described in
しかしながら、上記のような構成では、床の排水管の位置等に応じて排水ソケットを選ぶ必要がある。このため、例えばリフォームなどで現場の状況がわからない場合には、実際に現場を確認してから排水ソケットを準備する等の手間を要した。 However, in the configuration as described above, it is necessary to select the drain socket according to the position of the drain pipe on the floor. For this reason, when the situation of the site is unknown, for example, due to renovation, it takes time and effort to prepare a drainage socket after actually checking the site.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、水洗式便器の施工にかかる手間を省くことが可能な排水接続具、水洗式便器、水洗式便器の施工方法及び固定具を提供することを目的とする。 The present invention has been completed based on the circumstances as described above, and includes a drain connector, a flush toilet, a flush toilet installation method, and a fixture capable of saving labor for installing a flush toilet. intended to provide
本発明1の排水接続具は、便器本体の排水口と排水管とを接続する排水接続具であって、一端側に流入口が形成されるとともに他端側に流出口が形成された管状をなし、軸線が曲がるように変形自在な排水ソケットと、前記流入口の位置を前記便器本体の排水口の位置にあわせて固定する固定具と、を備えているものである。
The drain connector of the
本発明2の水洗式便器は、便鉢を有し、前記便鉢の下流側に排水口が形成された便器本体と、前記排水接続具と、を備えているものである。 A flush toilet bowl of the present invention 2 comprises a toilet bowl body having a toilet bowl and a drain port formed downstream of the toilet bowl, and the drain connector.
本発明3の水洗式便器の施工方法は、前記水洗式便器の施工方法であり、前記排水ソケットの流出口を床の排水管または壁の排水管に接続する排水管接続工程と、前記排水ソケットの流入口の位置を所定の位置にあわせて前記固定具により固定する流入口固定工程と、前記便器本体の排水口を前記排水ソケットの流入口に接続する便器接続工程と、を経る方法である。 A flush toilet construction method according to the third aspect of the present invention is the flush toilet construction method, comprising: a drain pipe connection step of connecting an outlet of the drain socket to a floor drain pipe or a wall drain pipe; and a toilet connecting step of connecting the drain port of the toilet body to the drain socket of the drain socket. .
本発明1,2,3によれば、床の排水管と便器本体の排水口との位置に応じて排水ソケットを変形できるから、床の排水管の位置等に応じて排水ソケットを選ぶ必要がない。したがって、水洗式便器の施工にかかる手間を省くことができる。また、水洗式便器の施工時に、固定具により排水ソケットの流入口の位置を便器本体の排水口の位置にあわせて固定できるから、水洗式便器の施工を容易に行うことができる。
According to the
本発明4の固定具は、一端側に流入口が形成されるとともに他端側に流出口が形成された管状をなし、軸線が曲がるように変形自在な排水ソケットの前記流入口の位置を便器本体の排水口の位置にあわせて固定する固定具であり、壁や床を介して固定され、かつ、前記排水ソケットが貫通するように上方、下方及び後方に開口しているものである。 The fixture of the present invention 4 has a tube shape with an inlet formed on one end and an outlet formed on the other end. A fixture that is fixed in accordance with the position of the drain port of the main body, is fixed via a wall or floor, and is open upward, downward, and rearward so that the drain socket penetrates.
本発明4によれば、上方の開口を介して排水ソケットの流入口を便器本体の排水口に接続でき、下方の開口を介して排水ソケットの流出口を床の排水管に接続でき、また後方の開口を介して排水ソケットの流出口を壁の排水管に接続できる。すなわち、本構成によれば、床下排水方式と床上排水方式とのどちらにも対応できる。 According to the present invention 4, the inlet of the drain socket can be connected to the drain of the toilet bowl body through the upper opening, the outlet of the drain socket can be connected to the drain pipe of the floor through the lower opening, and the rear The outlet of the drain socket can be connected to the wall drain via an opening in the wall. That is, according to this configuration, both the underfloor drainage system and the above-floor drainage system can be used.
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の排水接続具は、前記固定具が、前記便器本体の内側に収まるものとしてもよい。このような構成によれば、便器本体の外側に、固定具を設置するスペースを省くことができる。
Preferred embodiments of the present invention are shown below.
In the drain connector of the present invention, the fixture may be accommodated inside the toilet body. According to such a configuration, it is possible to save a space for installing fixtures on the outside of the toilet body.
本発明の排水接続具は、前記排水ソケットが、前記流出口を床の排水管または壁の排水管のどちらにも接続できるように変形自在であるものとしてもよい。このような構成によれば、床の排水管に接続するのみならず、壁の排水管に接続する場合も含めて排水ソケットを選ぶ必要がないから、水洗式便器の施工にかかる手間をより省くことができる。 The drain fitting of the invention may be such that the drain socket is deformable so that the outlet can be connected to either a floor drain or a wall drain. According to such a configuration, it is not necessary to select a drain socket not only for connecting to the drain pipe on the floor, but also for connecting to the drain pipe on the wall. be able to.
また、本発明の排水接続具は、前記流入口が、前記固定具によって固定された状態において、上方に開口しているものとしてもよい。このような構成によれば、排水ソケットの流入口に、便器本体の排水口を上方から嵌合して接続できるから、接続作業を容易に行うことができる。 Further, in the drain connector of the present invention, the inflow port may open upward when fixed by the fixture. According to such a configuration, the drain port of the toilet body can be fitted and connected to the inflow port of the drain socket from above, so that the connection work can be easily performed.
また、本発明の排水接続具は、前記排水ソケットの内周面が平滑な面であるものとしてもよい。このような構成によれば、排水ソケットの内周面に汚物を引っ掛かりにくくすることができる。 Further, in the drainage connector of the present invention, the inner peripheral surface of the drainage socket may be a smooth surface. According to such a configuration, it is possible to prevent dirt from being caught on the inner peripheral surface of the drain socket.
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1~図5を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における水洗式便器Tは、便器本体10と、排水接続具Cとを備えている。排水接続具Cは、軸線30Zが曲がるように変形自在な排水ソケット30と、排水ソケット30の流入口31を所定の位置に固定する固定具50とを備えている。以下、各構成部材において、図1の上側(水洗式便器Tを床面100に設置した状態における上側)を上方、下側を下方、右側を前方、左側を後方として説明する。
<Example>
An embodiment embodying the present invention will be described in detail below with reference to FIGS. 1 to 5. FIG.
The flush toilet T in this embodiment includes a
便器本体10は、便鉢11を有し、便鉢11の下流側には、汚水を排水する排水路12が形成されている。排水路12を形成する排水管部13は便鉢11の底壁14から後側に延びている。排水路12は、便鉢11の底壁14に形成された開口15から斜め後方へ下がる第1排水路12Fと、第1排水路12Fの下流端から斜め後方へ上る第2排水路12Sと、第2排水路12Sの下流端から下方へ下がる第3排水路12Tとを有している。第2排水路12Sの上端より下方に位置する第2排水路12S、第1排水路12F、及び便鉢11の下部に洗浄水が滞留され水封が形成される。すなわち便鉢11の下部と排水管部13とにより排水トラップが形成される。
The
第3排水路12Tの下端開口は、排水口16である。排水口16は、鉛直方向下向きに開口している。すなわち排水口16の軸線16Zは、重力の方向と略平行である。排水口16は、排水管部13の下流端部の鉛直方向真下に突出した排水突出管部17に形成されている。
A lower end opening of the
便器本体10は、下端が床面100に設置されるスカート部18を有している。スカート部18は、便鉢11の全周囲を包囲する外壁19と、外壁19の内側に設けられた内壁21と、便鉢11の後側に設けられた後壁22とを備えている。
The
外壁19は、便鉢11の上端から外方に向かって略水平に延出した水平壁23の外周縁から下方に垂下している。内壁21は、便鉢11の底壁14から下方に垂下している。内壁21の前面部21Fは、上端から下端に向かって前方に延出し、外壁19の下端に繋がっている。後壁22は、便器本体10の後端部に設けられ排水突出管部17の後側を覆って略垂直に立っている。
The
後壁22には、図5に示すように、排水ソケット30が貫通する貫通部24を設けてもよいし、図1に示すように、貫通部24を設けなくてもよい。図5に示すように、後壁22に貫通部24を設けた便器本体10は、床の排水管に汚水を排水する床下排水方式と、トイレルームの壁に設けられた排水管に汚水を排水する床上排水方式との両方に対応できる。
The
排水ソケット30は、図4に示すように、軸方向の両側が開口した円管状をなしている。排水ソケット30の一端側には、便器本体10の排水口16に連通する流入口31が形成され、他端側には、床の排水管101または壁の排水管102に連通する流出口32が形成されている。
As shown in FIG. 4, the
排水ソケット30の外周面には、山部33と谷部34とが軸方向に交互に連続して形成されている。すなわち、排水ソケット30は、軸線30Zが屈曲するように変形自在な蛇腹管である。排水ソケット30の内周面35は、図4に示すように、軸方向に凹凸がない平滑な円弧面である。排水ソケット30の厚さ寸法(径方向の寸法)は、山部33において大きく、谷部34において小さくされている。
On the outer peripheral surface of the
排水ソケット30は、山部33の間隔を広げたり狭めたりして軸方向の寸法を大きくしたり小さくしたりできる。すなわち排水ソケット30を長くしたり短くしたりできる。排水ソケット30は、図1に示すように、排水ソケット30の流入口31側と流出口32側とで軸線30Zが平行にずれるように変形できる。また、排水ソケット30は、図5に示すように、排水ソケット30の流入口31側と流出口32側とで軸線30Zが交差するように屈曲できる。排水ソケット30は、断面形状を概ね一定に保ったまま、言い換えると、内径寸法が概ね一定のまま変形できる。
The
排水ソケット30は、流入口31が形成された流入管部36と、流出口32が形成された流出管部37と、流入管部36と流出管部37との間の本体管部38と、を有している。本体管部38の大部分が蛇腹部である。
The
流入管部36は、固定具50に固定され、流出管部37は、床の排水管101又は壁の排水管102に接続される。流入管部36と固定具50との固定、及び流出管部37と排水管101,102との接続は、ホースバンド等の接続具39によりなされる。流入管部36及び流出管部37には、接続具39が巻き付けられる溝部41が形成されている。溝部41は、流入管部36及び流出管部37それぞれの全周に延び、軸方向の両側にリブ42が立っている。
The
固定具50は、床面100に固定され、流入口31(流入管部36)を便器本体10の排水口16の位置にあわせて固定する。固定具50は、排水ソケット30が貫通するように上方、下方、前方及び後方に開口している。固定具50は、排水ソケット30を固定するソケット固定部51と、ソケット固定部51を支持する脚部52と、床面100に固定される被固定部53とを備えている。
The
ソケット固定部51は、平面視、略方形の平板状をなす板状部57と、板状部57の略中心部に設けられて、上下方向の両側に開口した筒状部54とを一体に備えている。固定具50を床面100に固定した状態では、板状部57が所定の高さ位置で床面100と略平行に配され、筒状部54が鉛直方向上向きに開口する。
The
筒状部54は、板状部57の上下両側に突出している。筒状部54のうち板状部57より上方に突出している部分は、便器本体10の排水口16が接続される便器接続部54Bである。
The
便器接続部54Bには、弾性材料により形成されたパッキン60が取り付けられている。便器接続部54Bの外周面には、パッキン60が軸方向に係止する係止突起55が設けられている。パッキン60は、便器接続部54Bの外周側に嵌合する環状をなす外嵌部61と、便器接続部54Bの内周側に延出する延出部62とを有している。
A packing 60 made of an elastic material is attached to the
筒状部54のうち板状部57より下方に突出している部分は、排水ソケット30の流入管部36が接続されるソケット接続部54Sとされている。ソケット接続部54Sは、便器接続部54Bと同軸の円筒状をなし、便器接続部54Bに比して径寸法が小さくされている。流入管部36は、ソケット接続部54Sに嵌し、接続具39により固定される。
A portion of the
脚部52は、板状部57の両側(板状部57のうち筒状部54の径方向両側に位置する一対の外縁)から略垂直に垂下している。一対の脚部52の間の空間(ソケット固定部51の下方の空間)は、筒状部54により上方に開口するとともに、下方に開口し、また前後両側に開口している。
The
被固定部53は、脚部52の下端から外側へ略水平に延出し、床面100に沿って配される。被固定部53は、複数(本実施例では4つ)の締結部材56により床面100に固定される。締結部材56は、筒状部54を略中心にした周囲4か所(4隅)を床面100に固定する。
The fixed
次に、本実施例の水洗式便器Tの施工方法の一例を説明する。この水洗式便器Tの排水接続具Cは、便器本体10の床に設けられた排水管101に汚水を排水する床下排水方式(図1参照)と、トイレルームの壁に設けられた排水管102に汚水を排水する床上排水方式(図5参照)とのどちらにも対応できる。
Next, an example of a construction method for the flush toilet T of this embodiment will be described. The drain connector C of the flush toilet T is composed of an underfloor drainage system (see FIG. 1) for draining sewage to a
水洗式便器Tの施工方法は、排水ソケット30の流出口32を床の排水管101または壁の排水管102に接続する排水管接続工程と、排水ソケット30の流入口31を所定の位置にあわせて固定具50により固定する流入口固定工程と、便器本体10の排水口16を排水ソケット30の流入口31に接続する便器接続工程と、を経る。便器接続工程は、排水管接続工程及び流入口固定工程を経た後に行う。
The construction method of the flush toilet T consists of a drain pipe connecting step of connecting the
排水管接続工程と流入口固定工程とは、どちらの工程を先に行ってもよい。すなわち、排水ソケット30の流出口32を床の排水管101または壁の排水管102に接続した後、排水ソケット30の流入口31を固定具50によって固定してもよいし、排水ソケット30の流入口31を固定具50によって固定した後に、排水ソケット30の流出口32を床の排水管101または壁の排水管102に接続してもよい。
Either the drain pipe connecting step or the inflow port fixing step may be performed first. That is, after connecting the
排水管接続工程または流入口固定工程は、流入口31と便器本体10の排水口16との位置、流出口32と床の排水管101又は壁の排水管102との位置がそれぞれ整合するように排水ソケット30を変形して行う。例えば、床下排水方式の施工においては、図1に示すように、排水ソケット30の中間部を段差状に変形することができ、床上排水方式の施工においては、図5に示すように、排水ソケット30の中間部を略直角に屈曲することができる。
In the drain pipe connecting process or the inlet fixing process, the position of the
流入口固定工程は、固定具50を床面100に固定する床固定作業と、固定具50に排水ソケット30を固定するソケット固定作業とを行う。床固定作業とソケット固定作業とは、どちらの作業を先に行ってもよい。すなわち、固定具50を床面100に固定した後、固定具50に排水ソケット30を固定してもよいし、固定具50に排水ソケット30を固定した後、固定具50を床面100に固定してもよい。
In the inflow port fixing step, a floor fixing work of fixing the
こうして、排水管接続工程及び流入口固定工程を経た後、便器接続工程を行う。便器接続工程では、固定具50により所定の位置に固定された排水ソケット30の流入口31に便器本体10の排水口16を接続する。排水ソケット30の流入口31は、高さ方向及び水平方向ともに便器本体10の排水口16に整合した位置に配され、鉛直方向上向きに開口している。
In this way, after the drain pipe connecting step and the inlet fixing step, the toilet bowl connecting step is performed. In the toilet connecting step, the
便器本体10を持ち上げ、排水突出管部17を固定具50の便器接続部54Bの位置に合わせ、便器本体10を排水ソケット30に被せるようにして床面100に降ろす。便器接続部54Bに便器本体10の排水突出管部17が挿入され、パッキン60の延出部62が排水突出管部17の外周面と便器接続部54Bの内周面とに密着した状態になり、筒状部54と排水突出管部17とが接続される。これにより、排水突出管部17と流入管部36とが軸方向に連なり、排水口16と流入口31とが連通する。また、排水ソケット30はスカート部18の内側に収まる。
以上により、水洗式便器Tの設置作業が完了する。
The
By the above, the installation work of the flush toilet T is completed.
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の排水接続具Cは、一端側に流入口31が形成されるとともに他端側に流出口32が形成された管状をなし、軸線30Zが曲がるように変形自在な排水ソケット30と、流入口31を便器本体10の排水口16の位置にあわせて固定する固定具50と、を備えている。
Next, the operation and effects of the embodiment configured as described above will be described.
The drainage connector C of this embodiment has a tubular shape with an
この構成によれば、床の排水管101と便器本体10の排水口16との位置に応じて排水ソケット30を変形することができるから、床の排水管101の位置等に応じて排水ソケット30を選ぶ必要がない。したがって、水洗式便器Tの施工にかかる手間を省くことができる。また、水洗式便器Tの施工時に、固定具50により排水ソケット30の流入口31を便器本体10の排水口16の位置にあわせて固定できるから、水洗式便器Tの施工を容易に行うことができる。
According to this configuration, the
また、固定具50が、便器本体10の内側に収まるから、便器本体10の外側に、固定具50を設置するスペースを省くことができる。
また、排水ソケット30が、流出口32を床の排水管101または壁の排水管102のどちらにも接続できるように変形自在である。この構成によれば、床の排水管101に接続するのみならず、壁の排水管102に接続する場合も含めて排水ソケット30を選ぶ必要がないから、水洗式便器Tの施工にかかる手間をより省くことができる。
In addition, since the
また、流入口31が、固定具50によって固定された状態において、上方に開口している。この構成によれば、排水ソケット30の流入口31に、便器本体10の排水口16を上方から嵌合して接続できるから、接続作業を容易に行うことができる。
Further, the
また、排水ソケット30の内周面35が平滑な面である。この構成によれば、排水ソケット30の内周面35に汚物を引っ掛かりにくくすることができる。
また、固定具50は、壁や床を介して固定され、かつ、排水ソケット30が貫通するように上方、下方及び後方に開口しているものである。この構成によれば、上方の開口を介して排水ソケット30の流入口31を便器本体10の排水口16に接続でき、下方の開口を介して排水ソケット30の流出口32を床の排水管101に接続でき、また後方の開口を介して排水ソケット30の流出口32を壁の排水管102に接続できる。すなわち、本実施例によれば、床下排水方式と床上排水方式とのどちらにも対応できる。
In addition, the inner
The
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、固定具50に筒状部54を設け、排水ソケット30の流入管部36を筒状部54に固定したが、これに限らず、排水ソケットの流入管部を固定具に固定する構造は任意に変更でき、例えば板状部に貫通穴を形成し、貫通穴に流入管部を挿入し、貫通穴の周縁部に流入管部を引っ掛けて保持する係止構造等を備えてもよい。
(2)上記実施例では、ソケット固定部51の板状部57が平面視方形状をなしているが、これに限らず、板状部57の形状はどのような形状であってもよく、例えば円形状であってもよい。
(3)上記実施例では、固定具50の脚部52が床面100に対して略垂直をなしているが、これに限らず、脚部は床面に対して斜め方向に立ってもよく、また、脚部は、上下方向の中間部で屈曲する形状であってもよい。
(4)上記実施例では、固定具50に一対の脚部52が設けられているが、これに限らず、脚部の数は適宜変更できる。
(5)上記実施例では、排水ソケット30の流入口31が、固定具50に固定された状態において、鉛直上向きに開口しているが、流入口の開口方向は必ずしも鉛直上向きに開口しなくてよく、例えば便器本体の排水口の開口方向に沿うように斜め上方に開口する等してもよい。
(6)上記実施例では、排水ソケット30が蛇腹状をなしているが、これに限らず、排水ソケットの形状は、軸線が曲がるように変形自在であれば、どのような形状であってもよい。
(7)上記実施例では、排水ソケット30が少なくとも略90度まで屈曲自在であるが、これに限らず、排水ソケットの屈曲可能な角度は90度に至らない角度であってもよい。
<Other Examples>
The present invention is not limited to the embodiments explained by the above description and drawings, and the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) In the above embodiment, the
(2) In the above embodiment, the plate-
(3) In the above embodiment, the
(4) In the above embodiment, the
(5) In the above embodiment, the
(6) In the above embodiment, the
(7) In the above embodiment, the
C…排水接続具
T…水洗式便器
10…便器本体
11…便鉢
16…排水口
30…排水ソケット
30Z…軸線
31…流入口
32…流出口
35…内周面
50…固定具
101…床の排水管
102…壁の排水管
C... Drainage connector T...
Claims (7)
一端側に流入口が形成されるとともに他端側に流出口が形成された管状をなし、軸線が曲がるように変形自在な排水ソケットと、
前記流入口の位置を前記便器本体の排水口の位置にあわせて固定する固定具と、
を備え、
前記排水ソケットが、前記流出口を床の排水管または壁の排水管のどちらにも接続できるように変形自在である排水接続具。 A drain connector for connecting a drain port of a toilet body and a drain pipe,
a tubular drainage socket having an inlet formed at one end and an outlet formed at the other end, and deformable so as to bend its axis;
a fixture that fixes the position of the inflow port to match the position of the drain port of the toilet body;
with
A drain fitting wherein said drain socket is deformable such that said outlet can be connected to either a floor drain or a wall drain .
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の排水接続具と、 a drainage connector according to any one of claims 1 to 4;
を備えている水洗式便器。 Equipped with a flush toilet.
前記排水ソケットの流出口を床の排水管または壁の排水管に接続する排水管接続工程と、 a drain connecting step of connecting the outlet of the drain socket to a floor drain or a wall drain;
前記排水ソケットの流入口の位置を所定の位置にあわせて前記固定具により固定する流入口固定工程と、 an inflow port fixing step of aligning the position of the inflow port of the drainage socket with the predetermined position and fixing it with the fixture;
前記便器本体の排水口を前記排水ソケットの流入口に接続する便器接続工程と、 a toilet connecting step of connecting the drain port of the toilet body to the inlet of the drain socket;
を経る水洗式便器の施工方法。 Construction method of a flush toilet bowl through.
壁や床を介して固定され、かつ、前記排水ソケットが貫通するように上方、下方及び後方に開口している固定具。 A fixture fixed through a wall or floor and opening upwardly, downwardly and rearwardly for the drainage socket to pass through.
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