JP7223308B2 - 画像作成方法および眼底画像処理装置 - Google Patents
画像作成方法および眼底画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7223308B2 JP7223308B2 JP2018105791A JP2018105791A JP7223308B2 JP 7223308 B2 JP7223308 B2 JP 7223308B2 JP 2018105791 A JP2018105791 A JP 2018105791A JP 2018105791 A JP2018105791 A JP 2018105791A JP 7223308 B2 JP7223308 B2 JP 7223308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- frequency
- color
- image
- fundus image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
RGBの3色成分で構成されるカラー眼底画像に基づいて、黄斑領域を強調した補正カラー眼底画像を作成する画像作成方法であって、
前記カラー眼底画像の色成分ごとの画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップと、
所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲をG成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定し、前記色成分ごとの周波数成分データのうち前記改変周波数範囲の値を減衰させる周波数成分改変ステップと、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップと、
を有することを特徴とする画像作成方法を提供する。
前記周波数成分改変ステップは、前記R成分の周波数成分データの複素数成分に対して、前記所定の周波数より高い高周波数域において、所定の周波数範囲をさらに改変周波数範囲と設定し、前記R成分の周波数成分データのうち当該改変周波数範囲の値を減衰させることを特徴とする。
前記改変周波数範囲は、直流成分の位置からの2次元ユークリッド距離が所定の範囲である扇形領域により定められるものであり、前記直流成分の位置は、正方形で表現された前記周波数成分データの4隅であることを特徴とする。
前記周波数成分改変ステップは、前記色成分ごとの周波数成分データの値に対して、所定の倍率で増大する処理を、さらに行うことを特徴とする。
前記空間次元変換ステップは、前記補正カラー眼底画像を作成する際、前記RGBの3色成分の値に対して、とりうる最大値より減算してネガ反転する処理を、さらに行うことを特徴とする。
前記空間次元変換ステップの後に、
前記補正カラー眼底画像の前記R成分の画像を、黄斑領域が特に強調された特定色画像として抽出する特定色画像抽出ステップをさらに有することを特徴とする。
前記特定色画像に対して、
最大値をもつ画素の座標である最大値位置を探索し、
探索された最大値位置を中心に所定の大きさの解析範囲を設定し、
前記最大値に対して1未満の実数値を乗算したしきい値を設定し、
前記解析範囲で前記しきい値以上の値をもつ画素の個数をカウントし、
前記カウントされた画素の個数と前記解析範囲の全画素数との比率を、進行度パラメータとして算出する定量評価ステップを、
さらに有することを特徴とする。
前記カラー眼底画像の画素数をXs×Ysとするとき、Ns/2<Ys≦Xs<Nsを満たす2のn乗 (nは正の整数)の整数Nsを定義し、
前記カラー眼底画像に対してダミー画素を付加して、Ns×Ns画素の拡大カラー眼底画像に変換する画像サイズ拡大ステップをさらに有し、
前記周波数次元変換ステップは、前記拡大カラー眼底画像の色成分ごとにNs×Ns画素で構成される色成分の画像に対して、2次元高速フーリエ変換を施し、色成分ごとにNs×Ns画素の複素数成分で構成される周波数成分データに変換するようにし、
前記周波数成分改変ステップは、前記Ns×Ns画素の複素数成分で構成される周波数成分データに対して改変を加えるようにし、
前記空間次元変換ステップは、改変された前記Ns×Ns画素の周波数成分データの色成分ごとに、2次元高速フーリエ逆変換を施し、RGBの3色成分のNs×Ns画素の補正拡大カラー眼底画像を作成した後、前記補正拡大カラー眼底画像より、前記ダミー画素に対応する画素を除去し、Xs×Ys画素の前記補正カラー眼底画像に変換することを特徴とする。
前記周波数成分改変ステップは、Ns=1024(n=10)の場合、前記低周波数域における改変周波数範囲として、前記2次元ユークリッド距離が1から10の範囲で設定するようにしていることを特徴とする。
RGBの3色成分で構成されるカラー眼底画像に基づき、黄斑領域を強調した補正カラー眼底画像を作成する眼底画像処理装置であって、
前記カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換手段と、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、
所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分、B成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変手段と、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換手段と、
を有することを特徴とする眼底画像処理装置を提供する。
コンピュータを、
カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップ、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変ステップ、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップ、
として機能させるためのプログラムを提供する。
コンピュータを、
カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップ、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変ステップ、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップ、
として機能させるためのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
<1.本開示の基本概念>
まず、本開示の基本概念について説明する。図1は、カラー眼底画像、色空間それぞれにおける眼底内の組織の分布を示す図である。図1(a)は、カラー眼底画像における各組織の位置を示した図である。図1(b)は、カラー眼底画像における各組織の二次元の色分布をR成分、G成分に対応付けて示した図である。図1においては、代表的な部位である視神経乳頭のDisc領域、視神経乳頭のCup領域、視神経乳頭部の周辺のPPA(β-Peripapillary Atrophy、乳頭周囲網脈絡膜萎縮)領域、動脈血管(Artery)、静脈血管(Vein)、黄斑(Macular)、これらの6領域以外の領域(Background)の大まかな分布を示している。図1(b)に示すように、Disc領域とCup領域は、R成分により他の領域との差が明確となり、G成分によりDisc領域とCup領域の相互の差も明確となる。ところが、黄斑領域は、R成分では、動脈血管、静脈血管との区別が難しく、G成分では、動脈血管、PPAとの区別が難しい。
図4は、本開示の一実施形態に係る眼底画像処理装置のハードウェア構成図である。本実施形態に係る眼底画像処理装置100は、汎用のコンピュータで実現することができ、図41に示すように、CPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータのメインメモリであるRAM(Random Access Memory)2と、CPU1が実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク、フラッシュメモリ等の大容量の記憶装置3と、キーボード、マウス等の指示入力I/F(インターフェース)4と、データ記憶媒体等の外部装置とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インターフェース)5と、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである表示部6と、を備え、互いにバスを介して接続されている。本実施形態に係る眼底画像処理装置100は、本開示の一実施形態に係る画像作成方法も実行する。
<3.1.前処理>
まず、処理対象とするカラー眼底画像を用意する。カラー眼底画像としては、デジタル方式の眼底カメラによりフルカラーで撮影した画像ファイルがあれば、そのまま使用できる。また、アナログ方式の眼底カメラにより写真媒体に記録された古いものであれば、保管されていたアナログのカラーのネガ・ポジフィルム、印画紙、インスタント写真等をスキャナによりフルカラーで読み取る等してデジタルのカラー眼底画像ファイルを取得する。一般には、可視光・光源方式の眼底カメラを用いてフルカラーで撮影することによりカラー眼底画像が得られる。取得したカラー眼底画像は、眼底画像処理装置の眼底画像記憶手段70に記憶させる。本実施形態では、カラー眼底画像としてR,G,B各成分8ビット256階調のカラー画像を用意する。
次に、図4、図5に示した眼底画像処理装置の処理動作について、本開示の一実施形態に係る画像作成方法とともに、説明する。図6は、本実施形態の眼底画像処理装置の処理概要であると同時に、画像作成方法を示すフローチャートである。上述のように、処理対象であるカラー眼底画像は、RGB各色8ビット256階調の画像データである。したがって、x方向の画素数Xs、y方向の画素数Ysのカラー眼底画像は、色成分を示す変数c=0(Red),1(Green),2(Blue)とすると、Image(x,y,c)=0~255(x=0,・・・,Xs-1;y=0,・・・,Ys-1;c=0,1,2)と定義される。
Src´(x,y,c)=Src(x,y,c)/255
Fr(u,v,c)=Σy=0,Ns-1Σx=0,Ns-1Src´(x,y,c)・cos(2π(ux+vy)/Ns)
Fi(u,v,c)=Σy=0,Ns-1Σx=0,Ns-1Src´(x,y,c)・sin(2π(ux+vy)/Ns)
u<Ns/2の場合du=u、u≧Ns/2の場合du=Ns-1-u
v<Ns/2の場合dv=v、v≧Ns/2の場合dv=Ns-1-v
r(u,v)=(du2+dv2)1/2
c=0,1,2について、
r1(c)≦r(u,v)≦r2(c)、rh1≦r(u,v)≦rh2において、
Fr(u,v,c)=0
Fi(u,v,c)=0
Fr´(u,v,c)=Fr(u,v,c)・s(c)
Fi´(u,v,c)=Fi(u,v,c)・s(c)
Des(x,y,c)=[Σy=0,Ns-1Σx=0,Ns-1Fi(u,v,c)・cos(2π(ux+vy)/Ns)]/(Ns・Ns)-[Σy=0,Ns-1Σx=0,Ns-1Fi(u,v,c)・sin(2π(ux+vy)/Ns)]/(Ns・Ns)
Fimg(x,y,c)=[1-Des(x,y,c)]・255
Maxr=Fimg(xp,yp,0)=MAXXs/4≦x≦Xs・3/4-1、Ys/4≦y≦Ys・3/4-1Fimg(x,y,0)
Rasior=ΣFimg(x,y,0)>Maxr・γ; x1≦x≦x2,y1≦y≦y21・100/(dx・dy)
2・・・RAM(Random Access Memory)
3・・・記憶装置
4・・・指示入力I/F
5・・・データ入出力I/F
6・・・表示部
10・・・画像サイズ拡大手段
20・・・周波数次元変換手段
30・・・周波数成分改変手段
40・・・空間次元変換手段
50・・・特定色画像抽出手段
60・・・定量評価手段
70・・・眼底画像記憶手段
80・・・処理データ記憶手段
100・・・眼底画像処理装置
Claims (10)
- RGBの3色成分で構成されるカラー眼底画像に基づいて、黄斑領域を強調した補正カラー眼底画像を作成する画像作成方法であって、
前記カラー眼底画像の画素数をXs×Ysとするとき、Ns/2<Ys≦Xs<Nsを満たす2のn乗 (nは正の整数)の整数Nsを定義し、前記カラー眼底画像に対してダミー画素を付加して、Ns×Ns画素の拡大カラー眼底画像に変換する画像サイズ拡大ステップと、
前記拡大カラー眼底画像の色成分ごとの画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップと、
所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲をG成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定し、前記色成分ごとの周波数成分データのうち前記改変周波数範囲における周波数成分を減衰させる周波数成分改変ステップと、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、Ns×Ns画素の補正拡大カラー眼底画像を作成した後、前記補正拡大カラー眼底画像より、前記ダミー画素に対応する画素を除去し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップと、
を有し、
前記周波数成分改変ステップは、前記R成分の周波数成分データに対して、前記所定の周波数より高い高周波数域において、所定の周波数範囲をさらに改変周波数範囲と設定し、前記R成分の周波数成分データのうち当該改変周波数範囲における周波数成分を減衰させることを特徴とする画像作成方法。 - 前記改変周波数範囲は、直流成分の位置からの2次元ユークリッド距離が所定の範囲である扇形領域により定められるものであり、前記直流成分の位置は、正方形で表現された前記周波数成分データの4隅であることを特徴とする請求項1に記載の画像作成方法。
- 前記周波数成分改変ステップは、前記色成分ごとの周波数成分データの値に対して、所定の倍率で増大する処理を、さらに行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像作成方法。
- 前記空間次元変換ステップは、前記補正カラー眼底画像を作成する際、前記RGBの3色成分の値に対して、とりうる最大値より減算してネガ反転する処理を、さらに行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像作成方法。
- 前記空間次元変換ステップの後に、
前記補正カラー眼底画像の前記R成分の画像を、黄斑領域が特に強調された特定色画像として抽出する特定色画像抽出ステップをさらに有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像作成方法。 - 前記周波数次元変換は2次元高速フーリエ変換であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像作成方法。
- 前記周波数成分改変ステップは、Ns=1024の場合、前記低周波数域における改変周波数範囲として、前記2次元ユークリッド距離が1から10の範囲で設定するようにしていることを特徴とする請求項2に記載の画像作成方法。
- RGBの3色成分で構成されるカラー眼底画像に基づき、黄斑領域を強調した補正カラー眼底画像を作成する眼底画像処理装置であって、
前記カラー眼底画像の画素数をXs×Ysとするとき、Ns/2<Ys≦Xs<Nsを満たす2のn乗 (nは正の整数)の整数Nsを定義し、前記カラー眼底画像に対してダミー画素を付加して、Ns×Ns画素の拡大カラー眼底画像に変換する画像サイズ拡大手段と、
前記拡大カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換手段と、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、
所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分、B成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して、各改変周波数範囲における周波数成分を減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変手段と、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、Ns×Ns画素の補正拡大カラー眼底画像を作成した後、前記補正拡大カラー眼底画像より、前記ダミー画素に対応する画素を除去し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換手段と、
を有し、
前記周波数成分改変手段は、前記R成分の周波数成分データに対して、前記所定の周波数より高い高周波数域において、所定の周波数範囲をさらに改変周波数範囲と設定し、前記R成分の周波数成分データのうち当該改変周波数範囲における周波数成分を減衰させることことを特徴とする眼底画像処理装置。 - コンピュータを、
カラー眼底画像の画素数をXs×Ysとするとき、Ns/2<Ys≦Xs<Nsを満たす2のn乗 (nは正の整数)の整数Nsを定義し、前記カラー眼底画像に対してダミー画素を付加して、Ns×Ns画素の拡大カラー眼底画像に変換する画像サイズ拡大ステップ、
前記拡大カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップ、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して、各改変周波数範囲における周波数成分を減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変ステップ、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、Ns×Ns画素の補正拡大カラー眼底画像を作成した後、前記補正拡大カラー眼底画像より、前記ダミー画素に対応する画素を除去し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップ、
として機能させるためのプログラムであって、
前記周波数成分改変ステップは、前記R成分の周波数成分データに対して、前記所定の周波数より高い高周波数域において、所定の周波数範囲をさらに改変周波数範囲と設定し、前記R成分の周波数成分データのうち当該改変周波数範囲における周波数成分を減衰させる、プログラム。 - コンピュータを、
カラー眼底画像の画素数をXs×Ysとするとき、Ns/2<Ys≦Xs<Nsを満たす2のn乗 (nは正の整数)の整数Nsを定義し、前記カラー眼底画像に対してダミー画素を付加して、Ns×Ns画素の拡大カラー眼底画像に変換する画像サイズ拡大ステップ、
前記拡大カラー眼底画像の各色成分の画像に周波数次元変換を施し、色成分ごとに複素数成分で構成される周波数成分データに変換する周波数次元変換ステップ、
前記周波数成分データの各色成分の複素数成分に対して、所定の周波数より低い低周波数域において、色成分ごとに所定の周波数範囲を改変周波数範囲とし、R成分の改変周波数範囲を、G成分またはB成分の改変周波数範囲よりも狭く設定して、各改変周波数範囲における周波数成分を減衰させることにより、周波数成分データを色成分ごとに改変する周波数成分改変ステップ、
改変された色成分ごとの周波数成分データに周波数次元逆変換を施し、Ns×Ns画素の補正拡大カラー眼底画像を作成した後、前記補正拡大カラー眼底画像より、前記ダミー画素に対応する画素を除去し、RGBの3色成分で構成される補正カラー眼底画像を作成する空間次元変換ステップ、
として機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
前記周波数成分改変ステップは、前記R成分の周波数成分データに対して、前記所定の周波数より高い高周波数域において、所定の周波数範囲をさらに改変周波数範囲と設定し、前記R成分の周波数成分データのうち当該改変周波数範囲における周波数成分を減衰させる、記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018105791A JP7223308B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 画像作成方法および眼底画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018105791A JP7223308B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 画像作成方法および眼底画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019208708A JP2019208708A (ja) | 2019-12-12 |
JP7223308B2 true JP7223308B2 (ja) | 2023-02-16 |
Family
ID=68844309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018105791A Active JP7223308B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 画像作成方法および眼底画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7223308B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002521168A (ja) | 1998-07-30 | 2002-07-16 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 血管内の超音波画像処理データを空間的且つ時間的にフィルタリングする方法および装置 |
JP2008295804A (ja) | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Topcon Corp | 眼底検査装置及びプログラム |
JP2010246695A (ja) | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Kowa Co | 画像処理方法および画像処理装置 |
JP2011200512A (ja) | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Topcon Corp | 眼科画像処理装置 |
WO2013088566A1 (ja) | 2011-12-15 | 2013-06-20 | 富士通株式会社 | 静脈認証方法、画像処理方法及び静脈認証装置 |
JP2016026521A (ja) | 2014-06-30 | 2016-02-18 | 株式会社ニデック | 光コヒーレンストモグラフィ装置、及びデータ処理プログラム |
-
2018
- 2018-06-01 JP JP2018105791A patent/JP7223308B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002521168A (ja) | 1998-07-30 | 2002-07-16 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 血管内の超音波画像処理データを空間的且つ時間的にフィルタリングする方法および装置 |
JP2008295804A (ja) | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Topcon Corp | 眼底検査装置及びプログラム |
JP2010246695A (ja) | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Kowa Co | 画像処理方法および画像処理装置 |
JP2011200512A (ja) | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Topcon Corp | 眼科画像処理装置 |
WO2013088566A1 (ja) | 2011-12-15 | 2013-06-20 | 富士通株式会社 | 静脈認証方法、画像処理方法及び静脈認証装置 |
JP2016026521A (ja) | 2014-06-30 | 2016-02-18 | 株式会社ニデック | 光コヒーレンストモグラフィ装置、及びデータ処理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019208708A (ja) | 2019-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Patton et al. | Retinal image analysis: concepts, applications and potential | |
Youssef et al. | Accurate detection of blood vessels improves the detection of exudates in color fundus images | |
Ţălu et al. | Characterisation of human non-proliferative diabetic retinopathy using the fractal analysis | |
US12051196B2 (en) | Methods and systems for ocular imaging, diagnosis and prognosis | |
Odstrcilik et al. | Thickness related textural properties of retinal nerve fiber layer in color fundus images | |
JP7197708B2 (ja) | 眼底画像定量分析の前置処理方法および記憶装置 | |
JP2014527434A (ja) | 光干渉断層法におけるフィーチャの動き補正及び正規化 | |
TWI746287B (zh) | 影像處理系統及影像處理方法 | |
Szeskin et al. | A column-based deep learning method for the detection and quantification of atrophy associated with AMD in OCT scans | |
Zhang et al. | Hierarchical detection of red lesions in retinal images by multiscale correlation filtering | |
Sobhaninia et al. | Determination of foveal avascular zone parameters using a new location-aware deep-learning method | |
Priya et al. | Detection and grading of diabetic retinopathy in retinal images using deep intelligent systems: a comprehensive review | |
Marín-Franch et al. | Data obtained with an open-source static automated perimetry test of the full visual field in healthy adults | |
JP7223308B2 (ja) | 画像作成方法および眼底画像処理装置 | |
Smith et al. | Autofluorescence characteristics of normal foveas and reconstruction of foveal autofluorescence from limited data subsets | |
Majumdar et al. | An automated graphical user interface based system for the extraction of retinal blood vessels using kirsch‘s template | |
Vermeer et al. | Modeling of scanning laser polarimetry images of the human retina for progression detection of glaucoma | |
Pichi et al. | Automated quantification of uveitic keratic precipitates by use of anterior segment optical coherence tomography | |
JP6439515B2 (ja) | 眼底画像処理装置 | |
JP6481432B2 (ja) | 眼底画像処理装置 | |
Geetha et al. | Image Processing Techniques for Diagnosis of Glaucoma from Retinal Image: Brief Review. | |
Medhi et al. | Improved analysis of diabetic maculopathy using level set spatial fuzzy clustering | |
Syga et al. | Fully automated detection of lamina cribrosa in optical coherence tomography: Framework and illustrative examples | |
Poonguzhali et al. | Retinal Health Investigation by Segmentation of Major and Minor Blood Vessels in Fundus Images for Diabetes Patients. | |
Mujalled et al. | Diagnosis of Diabetic Retinopathy Utilizing Computer-Aided Diagnosis System |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7223308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |