JP7222350B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Description
1.概要
1.1.全体構成
1.2.リレー通信に関する要求
1.3.ユースケース
1.4.カバレッジシナリオ
1.5.リレータイプ
1.6.想定トラフィック
1.7.リソースの割り当て
1.8.リレー基地局による通信との違い
1.9.ディプロイメントの例
1.10.各装置の構成例
1.10.1.基地局装置の構成例
1.10.2.リレーUEの構成例
1.10.3.リモートUEの構成例
2.FeD2Dに関する検討
3.技術的特徴
3.1.送信処理間の競合を想定した制御の一例
3.2.受信処理間の競合を想定した制御の一例
3.3.送信処理と受信処理との競合を想定した制御の一例
4.応用例
4.1.基地局に関する応用例
4.2.端末装置に関する応用例
5.むすび
<1.1.全体構成>
図1は、本開示の一実施形態に係るシステム1の構成の一例を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステム1は、基地局装置100、端末装置200、及び端末装置300(例えば、端末装置300A及び300B)を含む。
リレー通信を利用するIoT端末(換言すると、ローコスト端末)の代表的な例として、ウェアラブル端末が挙げられる。ウェアラブル端末においては、低消費電力、高信頼通信、時には大容量通信が求められる。このようなユースケースをカバーするために、3GPPではFeD2D(Further enhancement D2D)の規格化が2016年に開始された。ウェアラブル端末は、典型的にはユーザ自身の周辺に位置することから、スマートフォンのようなユーザ端末をリレー通信装置(リレーUE)として利用したリレー通信を適用することで、当該ウェアラブル端末自身の通信距離を短くし低消費電力で高信頼な通信を実現することが可能になる。
ウェアラブル端末をリモート通信装置として利用したリレー通信においては、さまざまなユースケースが想定される。例えば、図2及び図3は、ウェアラブル端末をリモート通信装置として利用したリレー通信において想定される通信環境の一例を示した図である。
続いて、FeD2Dのカバレッジシナリオについて説明する。例えば、図5は、FeD2Dにおいて想定され得るカバレッジシナリオの一例を示した図である。図5に示すように、リモート通信装置が基地局の圏内にあるか否かと、リレー通信装置とリモート通信装置との間でコネクションが確立されているか否かと、に応じて、4パターンのシナリオが想定され得る。
続いて、FeD2Dにおけるリレータイプについて説明する。図6及び図7は、FeD2Dにおけるリレータイプについて説明するための説明図である。FeD2Dにおけるリレータイプは、リモート通信装置がサイドリンク(Sidelink)における受信能力(Reception capability)を有しているか否かに応じて、図6に示すバイディレクショナルリレー(Bidirectional relay)のケースと、図7に示すようなユニダイレクショナルリレー(Unidirectional relay)のケースと、に分類することが可能である。
オペレーション環境におけるもう一つの特徴的な点として、トラフィックが挙げられる。リモート通信装置として想定される端末は、例えば、高いデータレートを必要とするものから、車のキーロック解除などのように非常に少量のデータパケットを通信するものが挙げられる。このような状況を鑑みると、幅広いトラフィック量のバリエーションがサポートされることが望ましい。
FeD2D通信における各無線リンクへのリソースの割り当てについて、特に、サイドリンクに対してリソースを割り当てる方式に着目して説明する。FeD2D通信では、サイドリンクに対するリソースの割り当て方式として、主に、基地局装置100によるリソースの割り当て、リレーUE200によるリソースの割り当て、及びリモートUE300によるリソースの割り当ての、3つの方式が想定され得る。なお、リレーUE200がサイドリンクに対してリソースを割り当てる場合には、基地局装置100の制御下において割り当てが実施される場合がある。
続いて、3GPPで既に規格化されているリレー基地局を利用したリレー通信と、本開示が想定するリレー端末装置を利用したリレー通信と、の主な違いについて説明する。
続いて、リレー通信装置を利用したリレー通信におけるディプロイメントの一例について以下に説明する。
続いて、本開示の一実施形態に係るシステムにおける各装置の構成の位一例についてそれぞれ説明する。
まず、図10を参照して、基地局装置100の構成の一例について説明する。図10は、本実施形態に係る基地局装置100の構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、基地局装置100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び制御部150を備える。
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
ネットワーク通信部130は、情報を送受信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のノードへの情報を送信し、他のノードからの情報を受信する。例えば、上記他のノードは、他の基地局及びコアネットワークノードを含む。
記憶部140は、基地局装置100の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
制御部150は、基地局装置100の様々な機能を提供する。制御部150は、設定部151及び通信制御部153を含む。設定部151は、リレーUE200及びリモートUE300にリソースを設定する。ここでのリソースとは、サイドリンク、Uuリンク、又はバックホールリンクにおける通信のためのリソースである。通信制御部153は、設定したリソースにおけるリレーUE200又はリモートUE300との通信処理を行う。例えば、通信制御部153は、リレーUE200又はリモートUE300との間で、データ信号、制御信号、参照信号、及び発見信号を送受信する。なお、制御部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
次いで、図11を参照して、リレーUE200の構成の一例について説明する。図11は、本実施形態に係るリレーUE200の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、リレーUE200は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び制御部240を備える。
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
記憶部230は、リレーUE200の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
制御部240は、リレーUE200の様々な機能を提供する。制御部240は、設定部241、判定部243、及び通信制御部245を含む。設定部241は、リモートUE300にリソースを設定する。ここでのリソースとは、サイドリンクにおける通信のためのリソースである。判定部243は、基地局装置100とのリンク又はリモートUE300とのリンクを介したデータの送受信に関する各種判定処理を実行する。例えば、判定部243は、基地局装置100との間の無線リンクを介した通信(例えば、データの送信または受信)と、リモートUE300との間の無線リンクを介した通信と、を多重するか否かを、各種条件に応じて判定する。また、判定部243は、基地局装置100との間の無線リンクを介して送信するパケットと、リモートUE300との間の無線リンクを介して送信するパケットと、のいずれかをドロップするか否かを、各種条件に応じて判定する。通信制御部245は、基地局装置100による制御に基づいて、基地局装置100と通信したり、基地局装置100とリモートUE300との通信を中継したりする。また、例えば、通信制御部245は、基地局装置100又はリモートUE300との間で、データ信号、制御信号、参照信号、及び発見信号を送受信する。なお、制御部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
続いて、図12を参照して、リモートUE300の構成の一例について説明する。図12は、本実施形態に係るリモートUE300の構成の一例を示すブロック図である。図12を参照すると、リモートUE300は、アンテナ部310、無線通信部320、記憶部330及び制御部340を備える。
アンテナ部310は、無線通信部320により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部310は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部320へ出力する。
無線通信部320は、信号を送受信する。例えば、無線通信部320は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
記憶部330は、リモートUE300の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
制御部340は、リモートUE300の様々な機能を提供する。制御部340は、判定部341及び通信制御部343を含む。判定部341は、基地局装置100とのリンク又はリレーUE200とのリンクを介したデータの送受信に関する各種判定処理を実行する。例えば、判定部341は、基地局装置100との間の無線リンクを介した通信(例えば、データの送信または受信)と、リレーUE200との間の無線リンクを介した通信と、を多重するか否かを、各種条件に応じて判定する。また、判定部341は、基地局装置100との間の無線リンクを介して送信するパケットと、リレーUE200との間の無線リンクを介して送信するパケットと、のいずれかをドロップするか否かを、各種条件に応じて判定する。通信制御部343は、メジャメント結果に基づいて基地局装置100又はリレーUE200との通信処理を行う。また、例えば、通信制御部343は、基地局装置100又はリレーUE200との間で、データ信号、制御信号、参照信号及び発見信号を送受信する。なお、制御部340は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御部340は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
続いて、FeD2Dの実現にあたり、本実施形態に係るシステムの技術的課題について概要を以下に説明する。
続いて、本開示の一実施形態に係るシステムの技術的特徴について説明する。
まず、リレーUE200及びリモートUE300における、互いに異なる無線リンクを介した送信処理間の競合(conflict)を想定した制御の一例について説明する。例えば、図20は、本実施形態に係るシステムの一連の処理の流れの一例を示したフローチャートであり、互いに異なる無線リンクを介した通信間における送信装置や受信装置の競合の影響をより低減するための仕組みに着目した処理の一例について示している。
具体的な一例として、基地局装置100は、Uuリンクを介した通信におけるULに対するリソースの割り当てに関する情報を、リレーUE200またはリモートUE300に提供してもよい。
また、他の一例として、リレーUE200は、サイドリンクを介した通信に対するリソースの割り当てに関する情報を、基地局装置100に提供してもよい。
具体的な一例として、リレーUE200やリモートUE300等の端末装置は、自身が利用可能な電力に関する情報に基づき、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。具体的には、端末装置が利用可能な電力には制約がある。そのため、例えば、当該端末装置は、互いに異なる無線リンクを介した複数の通信を多重するために要する電力と、自身の送信可能パワーと、を比較し、当該比較結果に基づき、上記多重送信を行うか否かを判定してもよい。具体的な一例として、端末装置のPower head room値を用いて、サイドリンクにおける同時送信の可否を判定してもよい。また、CM(Cubic metric)によるMPR(Maximum Power Reduction)等のパラメータを用いて判定を行ってもよい。判定に用いる閾値情報はPre-configurationされてもよく、基地局装置100から設定されてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、基地局装置100へのUL送信におけるTA(Timing Advance)に基づき、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。具体的には、端末装置は、TAが閾値以内の場合に上記多重送信を行ってもよい。なお、当該閾値については、例えば、基地局装置100またはリレーUE200から通知されてもよい。また、他の一例として、当該閾値がPre-configurationされていてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、UuリンクにおけるUL送信と、SL送信と、のそれぞれに割り当てられたリソース間における周波数方向の距離が閾値以下か否かに応じて、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。具体的には、端末装置は、上記周波数方向の距離が閾値を超える場合に、上記多重送信を行ってもよい。なお、当該閾値については、例えば、基地局装置100またはリレーUE200から通知されてもよい。また、他の一例として、当該閾値がPre-configurationされていてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、Uuリンク(特に、Uu UL)からのIBE(In-Band Emission)の推定結果が閾値以下か否かに応じて、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。具体的には、端末装置は、当該IBEの推定結果が閾値以下の場合に、上記多重送信を行ってもよい。なお、当該閾値については、例えば、基地局装置100またはリレーUE200から通知されてもよい。また、他の一例として、当該閾値がPre-configurationされていてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、自身の位置情報に基づき、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。この場合には、端末装置は、例えば、基地局装置100からRSRP(Reference Signal Received Power)に基づき、自身の位置を判断してもよい。具体的には、端末装置は、RSRPが閾値以下の場合にセルエッジに位置すると判定し、上記多重送信を行うことが困難であると判定してもよい。また、端末装置は、自身がセルセンターに位置していることを認識した場合には、Uuリンク(特に、Uu UL)へのIBE干渉の影響を考慮し、上記多重送信の実行を制限してもよい。なお、当該閾値については、例えば、基地局装置100またはリレーUE200から通知されてもよい。また、他の一例として、当該閾値がPre-configurationされていてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、自身のケイパビリティ情報に応じて、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。ケイパビリティ情報としては、例えば、Type情報、UEカテゴリ(UE category)、アンテナコンフィギュレーション(Antenna configuration)、バッテリー(Battery)情報、コネクト(Connect)しているリモート端末数等が挙げられる。ケイパビリティ情報としては、リモートUE300とリレーUE200とのそれぞれについて設定され得る。なお、上記判定の際に必要となるケイパビリティ情報については、例えば、SCI(Shared Control Information)やMAC headerを利用した、サイドリンクを介した通信に基づき、リモートUE300とリレーUE200との間で事前にやり取りが行われる。
また、他の一例として、端末装置は、基地局装置100からの指示の有無に応じて、上記多重送信が可能か否かを判定してもよい。具体的には、端末装置は、基地局装置100から上記多重送信をやめる旨の指示を受けていた場合には、当該多重送信の実行を制限してもよい。一方で、端末装置は、基地局装置100から特に指示が無い限りは、上記多重送信を実行してもよい。また、端末装置は、基地局装置100から所定のクレームメッセージを受信した場合に、上記多重送信の実行を制限してもよい。
具体的な一例として、リレーUE200やリモートUE300等の端末装置は、BS(Buffer status)情報に応じて、競合が生じた当該無線リンクのうちいずれかについてパケットのドロップが可能か否かを判定してもよい。例えば、リレーUE200は、自身のBS情報に基づき、バックホールリンクを介したULについてバッファが蓄積されていることを認識した場合には、当該バックホールリンクを介したUL送信を優先し、サイドリンクを介した通信のパケットをドロップしてもよい。また、リレーUE200は、サイドリンクを介したDLについてバッファが蓄積されていることを認識した場合には、当該サイドリンクを介したDL送信を優先し、バックホールリンクを介した通信のパケットをドロップしてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、パケットの優先度に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。この場合には、例えば、各パケットに対して優先度情報が関連付けられたうえで当該パケットの送信が行われる。
また、他の一例として、端末装置は、自身のバッテリー残量に関する情報に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。具体的な一例として、端末装置は、自身のバッテリー残量が少ない場合には、より消費電力の少ないサイドリンクを介した通信のパケットを優先し、Uuリンクやバックホールリンクを介したUL送信のパケットをドロップしてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、各パケットの再送回数を比較し、当該比較結果に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。例えば、端末装置は、より再送回数の多いパケットを優先して送信してもよい。より具体的な一例として、サイドリンクを介したUL送信のパケットが初送であるのに対して、Uuリンクを介したUL送信のパケットが2回目の再送であるものとする。この場合には、リモートUE300は、Uuリンクを介したUL送信を優先して実行し、サイドリンクを介したUL送信のパケットをドロップしてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、基地局装置100からの指示に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。この場合には、基地局装置100は、Uuリンクまたはバックホールリンクを介した通信と、サイドリンクを介した通信と、のどちらを優先するかを端末装置(即ち、リモートUE300またはリレーUE200)に通知する。なお、優先度については、Pre-configurationされてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、同時送信が行われるリモートUE300の数に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。例えば、端末装置は、同時送信が行われるリモートUE300の数が閾値以上か否かに応じて上記各判断を行ってもよい。この場合には、当該閾値については、例えば、基地局装置100から通知されてもよいし、Pre-configurationされてもよい。より具体的な一例として、サイドリンクを介して同時送信が行われるリモートUE300の数が3であり、閾値が2であれば、サイドリンクを介した通信が優先され、Uuリンクを介したUL送信のパケットがドロップされてもよい。
また、他の一例として、端末装置は、過去のドロップ回数に応じて、パケットをドロップするか否かの判断や、ドロップするパケットの判断を行ってもよい。この場合には、ドロップ回数はパケットごとに規定されてもよいし、サイドリンク、Uuリンク(例えば、Uu UL)、及びバックホールリンク等のような無線リンクごとに規定されてもよい。また、ドロップの規定回数については、基地局装置100により設定されてもよく、端末装置にPre-configurationされてもよい。
続いて、リレーUE200及びリモートUE300における、互いに異なる無線リンクを介した受信処理間の競合(conflict)を想定した制御の一例について説明する。
まず、リモートUE300が受信を行う場合について説明する。リモートUE300においては、サイドリンクを介したDL受信と、Uuリンクを介したDL受信と、の間で競合(conflict)が発生する可能性があり、いずれかをメインとして受信するケースが想定され得る。そこで、サイドリンクを介したDLをメインとして受信する場合と、Uuリンクを介したDLをメインとして受信する場合と、に分けてそれぞれ説明する。
続いて、リレーUE200が受信を行う場合について説明する。リレーUE200においては、バックホールリンクを介したDL受信と、サイドリンクを介したUL受信と、の間で競合(conflict)が発生する可能性があり、いずれかをメインとして受信するケースが想定され得る。そこで、バックホールリンクを介したDLをメインとして受信する場合と、サイドリンクを介したULをメインとして受信する場合と、に分けてそれぞれ説明する。
続いて、リレーUE200及びリモートUE300における、互いに異なる無線リンクを介した送信処理と受信処理と間の競合(conflict)を想定した制御の一例について説明する。
まず、リレーUE200における送信処理及び受信処理に着目したケース、即ち、サイドリンクを介したUL受信と、バックホールリンクを介したUL送信と、の間の競合(conflict)が発生し得る場合について説明する。
次いで、リモートUE300における送信処理及び受信処理に着目したケース、即ち、サイドリンクを介したDL受信と、Uuリンクを介したUL送信と、の間の競合(conflict)が発生し得る場合について説明する。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局装置100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局装置100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局装置100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局装置100として動作してもよい。
(第1の応用例)
図21は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図22は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図23は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図24は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
以上説明したように、本実施形態に係るシステムにおいて、基地局装置100は、Uuリンクを介したリモートUE300との通信のためのリソースの割り当てに関する制御情報を、バックホールリンクを介してリレーUE200に提供してもよい。この場合において、Uuリンクが「第1の無線リンク」の一例に相当し、リモートUE300が「第1の装置」の一例に相当する。また、バックホールリンクが「第2の無線リンク」の一例に相当し、リレーUE200が「第2の装置」の一例に相当する。また、サイドリンクが「第3の無線リンク」の一例に相当する。
(1)
無線通信を行う通信部と、
第1の無線リンクを介した第1の装置との通信のためのリソースの割り当てに関する制御情報が、第2の無線リンクを介して第2の装置に通知されるように制御する制御部と、
を備える、通信装置。
(2)
前記第1の装置は、リモート通信装置であり、
前記第2の装置は、移動可能に構成されたリレー通信装置である、
前記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記制御部は、前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との間の第3の無線リンクに対するリソースの割り当てを制御し、
前記制御情報は、前記第3の無線リンクに関する情報を含む、
前記(2)に記載の通信装置。
(4)
前記第3の無線リンクに関する情報は、当該第3の無線リンクを介した通信の設定に関する情報を含む、前記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記制御部は、前記第3の無線リンクに対してリソースプールを割り当て、
前記第3の無線リンクに関する情報は、前記リソースプールに関する情報を含む、
前記(3)または(4)に記載の通信装置。
(6)
前記制御部は、前記第3の無線リンクに対してリソースを準静的に割り当て、
前記第3の無線リンクに関する情報は、当該リソースの割り当ての有効化または無効化に関する情報を含む、前記(3)~(5)のいずれか一項に記載の通信装置。
(7)
前記制御情報は、前記リモート通信装置及び前記リレー通信装置の少なくともいずれかにおけるアップリンクグラント情報を含む、前記(2)~(6)のいずれか一項に記載の通信装置。
(8)
前記制御情報は、前記リモート通信装置及び前記リレー通信装置の少なくともいずれかが、ダウンリンク送信に対して応答を送信するためのリソースに関する情報を含む、前記(2)~(7)のいずれか一項に記載の通信装置。
(9)
移動可能に構成され、
前記第1の装置は、リモート通信装置であり、
前記第2の装置は、基地局装置である、
前記(1)に記載の通信装置。
(10)
前記制御情報は、前記第1の無線リンクを介した通信の設定に関する情報を含む、前記(9)に記載の通信装置。
(11)
前記制御部は、前記第1の無線リンクに対してリソースプールを割り当て、
前記制御情報は、前記リソースプールに関する情報を含む、
前記(9)または(10)に記載の通信装置。
(12)
前記制御部は、前記第1の無線リンクに対してリソースを準静的に割り当て、
前記制御情報は、当該リソースの割り当ての有効化または無効化に関する情報を含む、前記(9)~(11)のいずれか一項に記載の通信装置。
(13)
前記制御部は、前記第2の装置からの前記2の無線リンクを介した依頼に基づき、前記第1の無線リンクを介した前記第1の装置との通信のための前記リソースの割り当てを制御する、前記(9)~(12)のいずれか一項に記載の通信装置。
(14)
移動体に保持されることで移動可能に構成された、前記(9)~(13)のいずれか一項に記載の通信装置。
(15)
前記第1の装置は、移動可能に構成されたリレー通信装置と第3の無線リンクを介して通信を行うリモート通信装置であり、
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、の競合が検知された場合に、当該第1の無線リンク及び当該第3の無線リンクそれぞれを介した通信を制御する、前記(1)に記載の通信装置。
(16)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記競合が検知された場合に、所定の条件に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、前記(15)に記載の通信装置。
(17)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、無線通信における送信可能パワーに応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、前記(16)に記載の通信装置。
(18)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、セル内の位置に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、前記(16)に記載の通信装置。
(19)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、自身のケイパビリティに応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、前記(16)に記載の通信装置。
(20)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、基地局装置からの指示に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、前記(16)に記載の通信装置。
(21)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記競合が検知された場合に、所定の条件に応じて、前記第1の無線リンクを介して送信されるデータと、前記第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、前記(15)に記載の通信装置。
(22)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信の状況に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、前記(21)に記載の通信装置。
(23)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信に関するバッファの利用状況に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、前記(22)に記載の通信装置。
(24)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信の再送回数に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、前記(22)に記載の通信装置。
(25)
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介して送信されるデータと、前記第3の無線リンクを介して送信されるデータと、の少なくともいずれかに設定された優先度に応じて、ドロップするデータを決定する、前記(21)に記載の通信装置。
(26)
コンピュータが、
無線通信を行うことと、
第1の無線リンクを介した第1の装置との通信のために割り当てられたリソースに関する情報が、第2の無線リンクを介して第2の装置に通知されるように制御することと、
を含む、通信方法。
100 基地局装置
110 アンテナ部
120 無線通信部
130 ネットワーク通信部
140 記憶部
150 制御部
151 設定部
153 通信制御部
200 リレーUE
210 アンテナ部
220 無線通信部
230 記憶部
240 制御部
241 設定部
243 判定部
245 通信制御部
300 リモートUE
310 アンテナ部
320 無線通信部
330 記憶部
340 制御部
341 判定部
343 通信制御部
Claims (26)
- 無線通信を行う通信部と、
第1の無線リンクを介した第1の装置との通信のためのリソースの割り当てに関する制御情報が、第2の無線リンクを介して第2の装置に通知されるように制御する制御部と、
を備える通信装置であって、
前記制御部は、
前記第1の無線リンクを介した通信と前記第2の無線リンクを介した通信とにおいて、スケジューラによるコーディネーション(Coordination)を実施可能か否かを判定することと、いずれかの無線リンクを介した通信において多重送信が可能か否かを判定することと、いずれかの無線リンクを介した通信においてパケットのドロップが可能か否かを判定することと、を多段的に実行することにより、少なくとも前記第1の装置および前記第2の装置における通信を制御する、
通信装置。 - 前記第1の装置は、リモート通信装置であり、
前記第2の装置は、移動可能に構成されたリレー通信装置である、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との間の第3の無線リンクに対するリソースの割り当てを制御し、
前記制御情報は、前記第3の無線リンクに関する情報を含む、
請求項2に記載の通信装置。 - 前記第3の無線リンクに関する情報は、当該第3の無線リンクを介した通信の設定に関する情報を含む、請求項3に記載の通信装置。
- 前記制御部は、前記第3の無線リンクに対してリソースプールを割り当て、
前記第3の無線リンクに関する情報は、前記リソースプールに関する情報を含む、
請求項3に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記第3の無線リンクに対してリソースを準静的に割り当て、
前記第3の無線リンクに関する情報は、当該リソースの割り当ての有効化または無効化に関する情報を含む、請求項3に記載の通信装置。 - 前記制御情報は、前記リモート通信装置及び前記リレー通信装置の少なくともいずれかにおけるアップリンクグラント情報を含む、請求項2に記載の通信装置。
- 前記制御情報は、前記リモート通信装置及び前記リレー通信装置の少なくともいずれかが、ダウンリンク送信に対して応答を送信するためのリソースに関する情報を含む、請求項2に記載の通信装置。
- 移動可能に構成され、
前記第1の装置は、リモート通信装置であり、
前記第2の装置は、基地局装置である、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御情報は、前記第1の無線リンクを介した通信の設定に関する情報を含む、請求項9に記載の通信装置。
- 前記制御部は、前記第1の無線リンクに対してリソースプールを割り当て、
前記制御情報は、前記リソースプールに関する情報を含む、
請求項9に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記第1の無線リンクに対してリソースを準静的に割り当て、
前記制御情報は、当該リソースの割り当ての有効化または無効化に関する情報を含む、請求項9に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記第2の装置からの前記第2の無線リンクを介した依頼に基づき、前記第1の無線リンクを介した前記第1の装置との通信のための前記リソースの割り当てを制御する、請求項9に記載の通信装置。
- 移動体に保持されることで移動可能に構成された、請求項9に記載の通信装置。
- 前記第1の装置は、移動可能に構成されたリレー通信装置と第3の無線リンクを介して通信を行うリモート通信装置であり、
前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、の競合が検知された場合に、当該第1の無線リンク及び当該第3の無線リンクそれぞれを介した通信を制御する、請求項1に記載の通信装置。 - 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記競合が検知された場合に、所定の条件に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、請求項15に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、無線通信における送信可能パワーに応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、請求項16に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、セル内の位置に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、請求項16に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、自身のケイパビリティに応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、請求項16に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、基地局装置からの指示に応じて、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、を多重する、請求項16に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記競合が検知された場合に、所定の条件に応じて、前記第1の無線リンクを介して送信されるデータと、前記第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、請求項15に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信の状況に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、請求項21に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信に関するバッファの利用状況に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、請求項22に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介した通信と、前記第3の無線リンクを介した通信と、のうちの少なくともいずれかの通信の再送回数に応じて、当該第1の無線リンクを介して送信されるデータと、当該第3の無線リンクを介して送信されるデータと、のうちのいずれかをドロップする、請求項22に記載の通信装置。
- 前記リレー通信装置と前記リモート通信装置との少なくともいずれかは、前記第1の無線リンクを介して送信されるデータと、前記第3の無線リンクを介して送信されるデータと、の少なくともいずれかに設定された優先度に応じて、ドロップするデータを決定する、請求項21に記載の通信装置。
- コンピュータが、
無線通信を行うことと、
第1の無線リンクを介した第1の装置との通信のために割り当てられたリソースに関する情報が、第2の無線リンクを介して第2の装置に通知されるように制御することと、
を含む通信方法であって、
前記制御することは、
前記第1の無線リンクを介した通信と前記第2の無線リンクを介した通信とにおいて、スケジューラによるコーディネーション(Coordination)を実施可能か否かを判定することと、いずれかの無線リンクを介した通信において多重送信が可能か否かを判定することと、いずれかの無線リンクを介した通信においてパケットのドロップが可能か否かを判定することと、を多段的に実行することにより、少なくとも前記第1の装置および前記第2の装置における通信を制御する、
通信方法。
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