JP7222190B2 - 電子機器、通信システム、通信機器及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、電子機器、通信システム、通信機器及びプログラムに関する。
Bluetooth(登録商標)といった短距離無線通信を使って周囲のデバイスと無線通信を行うことのできる電子機器がある。スマートフォンやノートPCなどのモバイル端末同士だけではなく、これらモバイル端末と、キーボード、マウス、イヤホン、カメラ、センサといったデータを取り扱う種々の周辺機器との間で容易にデータの送受信を行うことができる。
Bluetoothでは、通信規約(プロトコル)を組み合わせてデバイス間での所定様式でのデータ送受信を可能とするプロファイルやサービスなどの仕様が定められている。特許文献1には、標準的なデータ伝送プロファイルであるSPP(Serial Port Profile)を拡張して用いる技術が開示されている。
特開2010-239181号公報
しかしながら、電子機器間で仕様に応じた通信接続を行う場合に、OS(Operating System)などの制御プログラムに依存する場合がある。しかしながら、接続前においては、接続しようとする電子機器は、その接続先の電子機器どのような制御プログラムを利用しているか分からないため、接続時にどの制御プログラムに対応していればよいか分からない。特に、周辺機器の中には、一度に複数の仕様に対応しないものがあり、接続に失敗してから他の仕様に設定をし直していると、接続の確立までに時間を要するという課題があった。
この発明の目的は、より速やかに通信接続の確立を可能とすることのできる電子機器、通信システム、通信機器及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
通信接続を行う先の外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部と、
通信動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第2の通信規格により前記外部の通信機器の前記制御プログラムの情報を取得し、
取得された前記外部の通信機器の前記制御プログラムと前記第1の仕様との対応関係に基づいて、前記制御プログラムに対応する前記第1の仕様の情報を特定し、
取得された情報に基づいて前記第1の仕様の設定を行い、
前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う
ことを特徴とする電子機器である。
本発明に従うと、より速やかに通信接続を確立することができるという効果がある。
本実施形態の通信システムの構成図である。 電子機器の機能構成を示すブロック図である。 通信機器の機能構成を示すブロック図である。 電子機器と通信機器との間での通信接続時におけるやり取りを示すシーケンス図である。 電子機器及び通信機器における通信接続制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 OS応答処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の通信システム1の構成図である。
通信システム1は、マスタ電子機器100(電子機器。スレイブ電子機器500にとっての外部の通信機器)と、スレイブ電子機器500(電子機器。マスタ電子機器100にとっての外部の通信機器)とからなる。
マスタ電子機器100は、モバイル端末であって、ここでは、例えば、スマートフォンである。スレイブ電子機器500は、マスタ電子機器100との間でBluetooth(登録商標:ブルートゥース)を用いた短距離無線通信(Bluetooth通信)を行うことが可能な機器であり、ここでは、例えば、デジタルカメラである。
図2は、マスタ電子機器100の機能構成を示すブロック図である。
マスタ電子機器100は、制御部11と、記憶部12と、計時回路13と、短距離無線通信部21及びアンテナA1と、電話通信部22及びアンテナA2と、無線LAN通信部23及びアンテナA3と、表示部24と、操作受付部25と、電力供給部30などを備える。
制御部11は、マスタ電子機器100の動作を統括制御する。制御部11は、CPU111(Central Processing Unit)と、RAM112(Random Access Memory)などを備える。CPU111は、各種演算処理を行う。RAM112は、CPU111に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部12は、各種プログラム121や設定データを記憶する。記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性のデータ記憶装置を有する。記憶部12に記憶される設定データには、短距離無線通信部21による通信接続先の識別情報といった通信制御データ122が含まれる。プログラム121には、OS(Operating System)(制御プログラム)が含まれる。
計時回路13は、現在の日時を計数する。計時回路13には、RTC(Real Time Clock)が含まれ、制御部11の動作が停止している場合でも日時の計数が継続される。
短距離無線通信部21は、BluetoothによりアンテナA1を介して外部機器と無線通信を行うための送受信制御を行う。ここでは、Bluetooth通信としては、従来のBR/EDR(Basic Rate / Enhanced Data Rate)などによる通信(Classic通信;BC通信と記す。第1の通信規格)とLow Energy通信(BLE通信と記す。第2の通信規格、第1の通信規格よりも低消費電力の通信規格)との両方の規格を含む。
電話通信部22は、アンテナA2を介して携帯電話基地局と接続し、携帯電話通信を行うための送受信制御を行う。通信方式としては、現在利用されている任意の周知の方式のいずれか又は複数を用いることができる。
無線LAN通信部23は、アンテナA3を介してルータなどに接続し、無線LANによる通信の制御を行う。
表示部24は、制御部11の制御に基づいて表示画面242にステータスやメニューなどを表示させる。表示画面242としては、液晶画面や有機EL(Electro Luminescent)画面などが用いられてよい。表示ドライバ241は、表示画面242の種別に応じた表示動作の駆動制御を行う。また、表示部24は、LEDライトなどを有していてもよく、これは、例えば、電力供給状態やバッテリ31の蓄電、充電状態などの報知のため、及び/又は照明用途に用いられる。
操作受付部25は、ユーザなどの外部操作を受け付けて入力信号としてCPU111に出力する。操作受付部25としては、表示画面242と重ねて設けられるタッチパネルや、押しボタンスイッチなどが含まれていてもよい。
電力供給部30は、バッテリ31から供給される電力を所定の動作電圧でCPU111や各部に出力する。出力される動作電圧は、一種類でなくてもよい。バッテリ31としては、例えば、リチウムイオン電池などの充電池(二次電池)が用いられて、接続端子に接続された配線を介して充電可能であってもよい。また、外部電源に接続されて、当該外部電源から供給される電力が利用可能であってもよい。
図3は、スレイブ電子機器500の機能構成を示すブロック図である。
スレイブ電子機器500は、制御部51(コンピュータ)と、記憶部52と、計時回路53と、短距離無線通信部61(通信部)及びアンテナA5と、無線LAN通信部62及びアンテナA6と、表示部63と、操作受付部64と、撮影部65と、発光部66と、計測部67と、電力供給部70などを備える。
制御部51は、スレイブ電子機器500の動作を統括制御する。制御部51は、CPU511(Central Processing Unit)と、RAM512(Random Access Memory)などを備える。CPU511は、各種演算処理を行う。RAM512は、CPU511に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM512には、短距離無線通信部61による通信接続先の通信接続機器情報5121や、通信設定情報5122が記憶される。このスレイブ電子機器500では、通信設定情報5122において、送信するSDP(Service Discovery Protocol)のサービスデータ(仕様の設定検索要求に対する応答用データ)としては、一度に一つのサービスのみが登録可能となっている。
記憶部52は、各種プログラム521や設定データを記憶する。記憶部52は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性のデータ記憶装置を有する。記憶部52に記憶される設定データには、短距離無線通信部61による通信接続先の識別情報(リンクキーやMACアドレスなど)、及び当該識別情報に対応付けられた後述のOS情報といった通信制御データ522が含まれる。また、記憶部52には、着脱可能な可搬型記録媒体、例えば、SDメモリのメモリカードなどが含まれてよい。この可搬型記録媒体には、主に撮影画像データが記憶される。
計時回路53は、現在の日時を計数する。計時回路53には、RTC(Real Time Clock)が含まれ、制御部51の動作が停止している場合でも日時の計数が継続される。
短距離無線通信部61は、BluetoothによりアンテナA5を介して外部機器と無線通信を行うための送受信制御を行う。ここでは、Bluetooth通信としては、BC通信及びBLE通信のいずれもが含まれる。
無線LAN通信部62は、アンテナA6を介してルータなどに接続し、無線LANによる通信の制御を行う。無線LAN通信部62は、例えば、撮影部65により撮影された動画データなど、サイズの大きいデータを送信する場合などに主に利用されるが、これに限られない。ここでは、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500とは、同一のLAN内に接続可能である。
表示部63は、制御部51の制御に基づいて表示画面632に撮影画像データ、撮影情報、ステータスやメニューなどを表示させる。表示画面632としては、液晶画面や有機EL(Electro Luminescent)画面などが用いられてよい。表示ドライバ631は、表示画面632の種別に応じた表示動作の駆動制御を行う。また、表示部63は、LEDライトなどを有していてもよく、これは、例えば、撮影状態や記憶部52へのアクセス状態の表示などに用いられてよい。
操作受付部64は、ユーザなどの外部操作を受け付けて入力信号としてCPU511に出力する。操作受付部64としては、表示画面632と重ねて設けられるタッチパネル、押しボタンスイッチや回転スイッチなどが含まれていてもよい。押しボタンスイッチや回転スイッチには、撮影部65による撮影の際のシャッターボタンや、絞りや露出時間を変更するためなどに用いられる設定スイッチが含まれていてよい。
撮影部65は、レンズ光学系を介した撮影動作を行う。撮影部65は、例えば、撮像素子と、撮像素子から取得された輝度データを所定の配列で画像データとして出力する駆動部などを有する。また、撮影部65は、撮影時にハーフミラーを移動させる機構や、レンズの焦点位置を調整するオートフォーカスに係る駆動部などを有していてもよい。
発光部66は、所定の短時間発光する動作(フラッシュ発光動作)を行う。発光部66は、制御部51の制御により撮影部65による撮影タイミングと同期して発光動作を行う。
計測部67は、所定の物理量を計測してCPU511に出力する。計測部67は、例えば、加速度センサ671などを有する。加速度センサ671は、例えば、手ぶれの検出や補正などに用いられてよい。
電力供給部70は、バッテリ71から供給される電力を所定の動作電圧でCPU511や各部に出力する。出力される動作電圧は、一種類でなくてもよい。バッテリ71としては、例えば、着脱可能な二次電池、例えば、リチウムイオン電池などの充電池(二次電池)が用いられてもよく、また、アルカリ乾電池などが着脱可能であってもよい。
次に、本実施形態の通信システム1における短距離無線通信による通信動作について説明する。この通信システム1では、BC通信の接続時には、予め通信接続が行われる機器間でペアリング情報が保持されている場合、スレイブ(サーバ)となるスレイブ電子機器500が通信接続要求を待ち受ける(リッスン)状態で、マスタ(クライアント)となるマスタ電子機器100からスレイブ電子機器500に対して通信接続の要求を行うことで、両者間に通信のチャンネルが確保される。マスタ電子機器100は、SDP(Service Discovery Protocol)を用いてスレイブ電子機器500に対して提供可能な全サービスの情報、又は具体的に所望のサービスの有無の確認を行い、マスタ電子機器100が対応する当該所望のサービスを有する場合に、当該マスタ電子機器100との間で通信接続を確立する。ペアリング情報が保持されていない場合には、上記処理の前にペアリング設定がなされる。
BC通信では、ある程度の量のパケットデータを送受信する場合、仮想シリアルポートを用いた通信が用いられてよい。BC通信において、仮想シリアルポートに係るサービス(又はプロファイル。以下同。まとめて仕様とも記す)としては、SPP(Serial Port Profile)が一般的に用いられるが、マスタ電子機器100のOS(制御プログラム)がアップルインコーポレイテッド社のiOSである場合には、仮想シリアルポートを用いた通信は、iAP(iPod Accessory Protocol)(登録商標:iPod)を用いて行われる。すなわち、この通信では、用いられる仕様(第1の仕様)は、制御プログラム(OS)に依存する。スレイブ電子機器500において、通信設定情報5122にサービスデータとして、マスタ電子機器100のOSに応じた仮想シリアルポートに係るサービスが登録されている(第1の仕様の設定がなされている)場合に、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500との間で通信接続が可能となる。
一方で、本実施形態のマスタ電子機器100とスレイブ電子機器500との間では、上述のようにBLE通信による通信も可能である。BLE通信では、BC通信と比較して顕著に消費電力が小さく、継続的な少量のデータのやり取りに用いられ得る。また、BLE通信では、通常のデータ通信において利用されるサービス(第2の仕様)にこのようなOS依存性を有しない。スレイブ電子機器500では、BC通信を行う前にBLE通信を用いてマスタ電子機器100のOS情報を問合わせて(制御プログラムの情報を要求して)取得する。
図4は、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500との間でのBC通信の通信接続時におけるやり取りを示すシーケンス図である。ここでは、予め継続的にBLE通信接続がなされているものとして説明する。
スレイブ電子機器500は、マスタ電子機器100への通信タイミングに合わせてBLE通信によりマスタ電子機器100に対してOS情報を要求する。マスタ電子機器100は、この要求(制御プログラムの情報の要求)に応じて、BLE通信によりOS情報をスレイブ電子機器500に対して送信する。
スレイブ電子機器500では、取得されたOSに応じた仮想シリアルポートに係るサービスをSDPのサービスデータに登録設定し、BC通信での接続要求を受付可とする。マスタ電子機器100からBC通信での接続に係るサービス情報の要求が送信されると、スレイブ電子機器500からは、サービスデータに基づいた応答がなされる。マスタ電子機器100がこれを受けて、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500との間では、BC通信での通信接続が確立される。
図5は、マスタ電子機器100及びスレイブ電子機器500の各CPU111、511によるBC通信に係る通信接続制御処理の制御手順を示すフローチャートである。また、図6は、マスタ電子機器100において実行されるOS応答処理のCPU111による制御手順を示すフローチャートである。
図5(a)は、スレイブとなるスレイブ電子機器500のCPU511(制御部51)による制御手順であり、本実施形態のプログラムにおける通信制御手段をなす。CPU511は、BLE通信の接続がなされているか否かを判別する(ステップS501)。なされていないと判別された場合には、BLEに係るアドバタイズを行って、外部機器であるマスタ電子機器100からの通信接続要求を受け、BLE通信接続を確立する(ステップS502)。それから、CPU511の処理は、ステップS503に移行する。BLE通信の接続がなされていると判別された場合には(ステップS502で“YES”)、CPU511の処理は、ステップS503に移行する。
ステップS503の処理に移行すると、CPU511は、BLEによるマスタ電子機器100への送信タイミング(マスタ電子機器100からのポーリング)に合わせてマスタ電子機器100に対し、OSの情報を要求し、応答を待ち受けてOS情報(制御プログラムの情報)を取得する(ステップS503)。CPU511は、取得されたOS情報をマスタ電子機器100の識別情報と対応付けて記憶させ、また、当該OS情報に応じて、仮想シリアルポートに係るサービス(第1の仕様)をSDPのサービスデータとして登録設定する(ステップS504)。なお、CPU511は、取得されたOS情報が特殊であり、SPPやiAP以外の独自のサービス(プロファイル)を必要とし、当該サービスの情報をスレイブ電子機器500が保持していない場合などには、CPU511は、このBLE通信において当該サービス(第1の仕様)に係るデータを併せて取得してもよい。
CPU511は、短距離無線通信部21によるBC通信の接続要求の待ち受けを開始させる(ステップS505)。CPU511は、マスタ電子機器100からのサービス情報の要求に対し、登録したサービスデータ、すなわち、仮想シリアルポートに係るサービス(SPP又はiAP)を応答し、マスタ電子機器100との間で仮想シリアルポートを用いたBC通信に係る通信接続を確立する(ステップS506)。そして、CPU511は、通信接続制御処理を終了する。
図6に示すように、マスタ電子機器100では、BLE通信制御において、上記ステップS503によりOS情報の要求がなされることでOS応答処理が開始される。
CPU111(制御部11)は、自機のOS情報をBLE通信によってスレイブ電子機器500に対して返送する(ステップS111)。そして、OS応答処理を終了する。
なお、OS情報は、予めOSの種別と特定の符号とが対応付けられている場合には、当該符号で送信することができる。例えば、OSの種類がiOSか否かのみでよい場合には、1ビットの符号で「0」、「1」にそれぞれが対応付けられていてもよい。
図5(b)は、マスタとなるマスタ電子機器100のCPU111(制御部11)による制御手順である。CPU111は、処理を開始すると、接続先としてペアリング(ボンディング)済のスレイブ電子機器500と、当該スレイブ電子機器500に必要なプロファイル(サービス)とを設定する。また、CPU111は、このスレイブ電子機器500に対し、SDPに従ってサービス情報の要求を送信する(ステップS101)。必要なサービスは、上述のように、CPU111(自機)の動作制御に係るOSに応じた仮想シリアルポートに係るサービス(SPP又はiAP)であり、要求するサービスの情報は、このサービスの有無だけであってもよい。CPU111は、スレイブ電子機器500からの応答を待ち受けて、スレイブ電子機器500に登録されているサービスの情報を取得する(ステップS102)。
CPU111は、自機のOSに対応した仮想シリアルポートに係るサービスが登録されている(OKか)否かを判別する(ステップS103)。登録されていると判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU111は、スレイブ電子機器500とのBC通信による通信接続を確立する(ステップS104)。そして、通信接続制御処理を終了する。登録されていないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU111は、通信接続を中止して、通信接続制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態のスレイブ電子機器500は、通信接続を行う先の外部の通信機器であるマスタ電子機器100のOSに依存した第1の仕様(プロファイル/サービス)に従って通信を行うBC通信と、当該OSに依存しない第2の仕様に従って通信を行うBLE通信とにより通信が可能な短距離無線通信部61と、通信動作を制御する制御部51と、を備える。制御部51は、BLE通信によりマスタ電子機器100のOSの情報を取得し、取得された情報に基づいてSDPに係るサービスデータの設定を行い、BC通信によりマスタ電子機器100との間で設定された第1の仕様に応じた通信接続を行う。
このように、通信接続に先立って他の通信規格を用いて通信接続先のマスタ電子機器100のOS情報を取得することで、接続の失敗とサービスデータの再設定といった手間をかけずに、より速やかに通信接続を行うことができる。特に、他の通信規格による通信接続が既になされている場合には、有効に接続時間を短縮することができる。
また、第2の通信規格であるBLE通信は、第1の通信規格であるBC通信よりも極めて消費電力が小さい。したがって、予めOS情報を取得するのに用いられても電力消費の増大にはほとんど影響しない。また、BLE通信は、BC通信と同じBluetoothの枠内にあることから、併用しやすい。
また、BLE通信は、継続的な通信接続に用いられている。上述のように消費電力の小さいBLE通信は、特に、継続的な通信に有効であって、電力消費の増大にはつながらない。また、このように、継続的に通信接続がなされているものをそのまま利用するので、BLE通信に係る通信接続を別途行う手間も削減することができる。
また、制御部51は、BLE規格による通信において、第1の仕様に係る情報を取得可能である。すなわち、OS依存のプロファイルやサービスなどが非常に特殊で、スレイブ電子機器500が保持していない場合には、当該プロファイルやサービスをBLE通信において併せて取得することで、容易にBC通信による接続を行うことができる。
また、取得されたOSの情報とマスタ電子機器100の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部52を備える。これにより、一度取得されたOS情報を再利用することができるので、さらに通信接続が効率化される。
また、第1の仕様の設定は、SDP(当該第1の仕様の設定検索要求)に対するサービスデータに対してなされる。BC通信では、通信接続時にSDPに従ったサービス探索が必要であるが、特に、周辺機器では、サービス探索に対するサービスデータとして実際に利用可能な全ての仕様が登録されていない、登録できない場合も多いので、このような場合に上記実施形態により接続効率を向上させることができる。
また、第1の仕様は、前記通信機器との間で仮想シリアルポートを用いた通信を行うためのものである。SPPは、しばしば利用される一方で、当初からサービスデータとして設定されていないことも多く、しかもiOSから用いることができないので、上記実施形態により、有効に接続効率が向上される。
また、本実施形態の通信システム1は、マスタ電子機器100と、スレイブ電子機器500とからなる。このように、互いに2種類以上の通信規格で双方向通信が可能な場合、特にBC通信とBLE通信とによる通信が可能な場合に、それぞれの利点を生かして通信接続の手間を軽減させて接続効率を向上させることができる。
また、本実施形態のマスタ電子機器100は、自機のOSに依存した第1の仕様に従って通信を行うBC規格と、OSに依存しない第2の仕様に従って通信を行うBLE通信とにより通信が可能な短距離無線通信部21と、通信動作を制御する制御部11と、を備える。制御部11は、外部のスレイブ電子機器500からBLE通信により自機の動作制御を行っているOSの情報を要求された場合に、当該OSの情報をBLE通信により送信する。
このように、BC通信が可能な場合に、他の通信規格を用いてOS情報のやり取りを可能とすることで、マスタ電子機器100では、スレイブ電子機器500との通信接続に失敗してやり直す手間を低減させることができ、速やかにスレイブ電子機器500との間でデータ通信(ここでは、主にデータ受信)を開始することができる。
また、本実施形態のプログラム521は、通信接続を行う先の外部のマスタ電子機器100のOSに依存した第1の仕様に従って通信を行うBC通信と、当該OSに依存しない第2の仕様に従って通信を行うBLE通信とにより通信が可能な短距離無線通信部61を備えるスレイブ電子機器500のコンピュータを、BLE通信により外部のマスタ電子機器100のOSの情報を取得し、取得された情報に基づいてサービスデータとして第1の仕様の設定を行い、マスタ電子機器100との間でBC通信により設定された第1の仕様に応じた通信接続を行う通信制御手段として機能させる。
このようなプログラム521により、電子機器間のBC通信に係る通信接続時間を低減させ、接続処理をより効率化することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、BLEを用いてOS情報の取得を行ったが、他の方法、例えば、無線LANによる接続がなされている場合に、無線LANを介してマスタ電子機器100のOS情報が取得されてもよい。あるいは、赤外線通信やNFC(Near Field Communication)などが用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、BluetoothのBR/EDRとBLEとを用いた通信を例に挙げて説明したが、Bluetoothの他の規格にはHS(High Speed)が含まれてよく、BLEには、各種転送速度のものが含まれてよい。また、Bluetooth以外で同一の通信規格内でOSに依存して通信接続の設定が異なるものの場合には、同様の設定がなされてよい。また、仮想シリアルポート以外のプロファイルやサービスでOSに依存するものがある場合には、同様に設定がなされてよい。
また、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500との間におけるBC通信において、OS依存性を有するSPP/iAPに従った通信以外の仕様に従った通信が可能であってもよく、このような仕様に従った通信の場合には、あえて別途BLE通信などでOS情報を取得する必要はない。
また、BLE通信の処理を行うチップやその処理動作と、BC通信の処理を行うチップやその処理動作とは、完全に独立して設けられていてもよい。Bluetooth ver.4以降に対応した同一チップセット上に設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、一度取得したOS情報をマスタ電子機器100の識別情報と対応付けて記憶させておくこととしたが、同一の識別情報を有するモバイル端末が異なるOSで動作する場合(エミュレータによる動作なども含む)もあり得るので、過去の取得状況によらず毎回BLE通信などを用いてOS情報を取得することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、スマートフォンとデジタルカメラとの通信について説明したが、これに限られるものではない。また、マスタ電子機器100とスレイブ電子機器500の関係は、電子機器の種別やデータの送受信関係などによって適宜定められるものであって、マスタとスレイブとが入れ替えられてもよい。
また、上記実施の形態では、制御部11、51は、CPU及びRAMによりソフトウェア的に制御を行うものとして説明したが、制御動作の一部が専用の論理回路などのハードウェアで行われてもよい。
また、以上の説明では、本発明の測位情報の取得制御に係るプログラム521を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDD、SSD、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどからなる記憶部52を例に挙げて説明したが、これらに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、MRAMなどの他の不揮発性メモリや、CD-ROM、DVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
通信接続を行う先の外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部と、
通信動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第2の通信規格により前記外部の通信機器の前記制御プログラムの情報を取得し、
取得された情報に基づいて前記第1の仕様の設定を行い、
前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記第2の通信規格は、前記第1の通信規格よりも低消費電力の通信規格であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
<請求項3>
前記第2の通信規格は、継続的な通信接続に用いられていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
<請求項4>
前記制御部は、前記第2の通信規格による通信において、前記第1の仕様に係るデータを取得可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項5>
取得された前記制御プログラムの情報と前記外部の通信機器の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
前記第1の仕様の設定は、当該第1の仕様の設定検索要求に対する応答用データに対してなされることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項7>
前記第1の仕様は、前記通信機器との間で仮想シリアルポートを用いた通信を行うためのものであることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項8>
請求項1~7のいずれか一項に記載の電子機器と、
当該電子機器との間で通信を行う通信機器と、
からなる通信システム。
<請求項9>
自機の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部と、
通信動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
外部の通信機器から前記第2の通信規格により自機の動作制御を行っている制御プログラムの情報を要求された場合に、当該制御プログラムの情報を前記第2の通信規格により送信する
ことを特徴とする電子機器。
<請求項10>
通信接続を行う先の外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部を備える電子機器のコンピュータを、
前記第2の通信規格により前記外部の通信機器の前記制御プログラムの情報を取得し、
取得された情報に基づいて前記第1の仕様の設定を行い、
前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う通信制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
1 通信システム
100 マスタ電子機器
11 制御部
111 CPU
112 RAM
12 記憶部
121 プログラム
122 通信制御データ
13 計時回路
21 短距離無線通信部
22 電話通信部
23 無線LAN通信部
24 表示部
241 表示ドライバ
242 表示画面
25 操作受付部
30 電力供給部
31 バッテリ
500 スレイブ電子機器
51 制御部
511 CPU
512 RAM
5121 通信接続機器情報
5122 通信設定情報
52 記憶部
521 プログラム
522 通信制御データ
53 計時回路
61 短距離無線通信部
62 無線LAN通信部
63 表示部
631 表示ドライバ
632 表示画面
64 操作受付部
65 撮影部
66 発光部
67 計測部
671 加速度センサ
70 電力供給部
71 バッテリ
A1~A3、A5、A6 アンテナ

Claims (14)

  1. 通信接続を行う先の外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部と、
    通信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の通信規格により前記外部の通信機器の前記制御プログラムの情報を取得し、
    取得された前記外部の通信機器の前記制御プログラムと前記第1の仕様との対応関係に基づいて、前記制御プログラムに対応する前記第1の仕様の情報を特定し、
    特定された前記第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、
    特定された前記第1の仕様の設定を行えないと判断した場合に、
    前記第2の通信規格により前記外部の通信機器との間で、前記制御プログラムに対応する別の第1の仕様に係るデータを取得し、
    取得された前記別の第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記別の第1の仕様に応じた通信接続を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の通信規格は、前記第1の通信規格よりも低消費電力の通信規格であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 第1の通信規格であるBluetooth Classicと、第2の通信規格であるBluetooth Low Energyと、により通信が可能な通信部と、
    通信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の通信規格により外部の通信機器の制御プログラムの情報を取得し、
    取得された情報に基づいて、前記制御プログラムに依存した第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 前記制御部は、
    特定された前記第1の仕様の設定を行えないと判断した場合に、
    前記第2の通信規格により前記外部の通信機器との間で、前記制御プログラムに対応する別の第1の仕様に係るデータを取得し、
    取得された前記別の第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記別の第1の仕様に応じた通信接続を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2の通信規格は、継続的な通信接続に用いられていることを特徴とする請求項1~のいずれかに一項に記載の電子機器。
  7. 取得された前記制御プログラムの情報と前記外部の通信機器の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記第1の仕様の設定は、当該第1の仕様の設定検索要求に対する応答用データに対してなされることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記第1の仕様は、前記通信機器との間で仮想シリアルポートを用いた通信を行うためのものであることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 請求項1~のいずれか一項に記載の電子機器と、
    当該電子機器との間で通信を行う通信機器と、
    からなる通信システム。
  11. 請求項1~3と、少なくとも請求項1を引用する請求項6~9とのいずれか一項に記載の電子機器との間で通信を行う通信機器であって、
    前記通信機器は、
    自機の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部と、
    通信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電子機器から前記第2の通信規格により自機の動作制御を行っている制御プログラムの情報を要求された場合に、当該制御プログラムの情報を前記第2の通信規格により送信する
    ことを特徴とする通信機器。
  12. 請求項4および5と、少なくとも請求項4を引用する請求項6~9とのいずれか一項に記載の電子機器との間で通信を行う通信機器であって、
    第1の通信規格であるBluetooth Classicと、第2の通信規格であるBluetooth Low Energyと、により通信が可能な通信部と、
    通信動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電子機器から前記第2の通信規格により自機の動作制御を行っている制御プログラムの情報を要求された場合に、当該制御プログラムの情報を前記第2の通信規格により送信する
    ことを特徴とする通信機器。
  13. 通信接続を行う先の外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様に従って通信を行う第1の通信規格と、当該制御プログラムに依存しない第2の仕様に従って通信を行う第2の通信規格とにより通信が可能な通信部を備える電子機器のコンピュータを、
    前記第2の通信規格により前記外部の通信機器の前記制御プログラムの情報を取得し、
    取得された前記外部の通信機器の前記制御プログラムと前記第1の仕様との対応関係に基づいて、前記制御プログラムに対応する前記第1の仕様の情報を特定し、
    特定された前記第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う通信制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 第1の通信規格であるBluetooth Classicと、第2の通信規格であるBluetooth Low Energyと、により通信が可能な通信部を備える電子機器のコンピュータを、
    前記第2の通信規格により外部の通信機器の制御プログラムの情報を取得し、
    取得された情報に基づいて、前記外部の通信機器の制御プログラムに依存した第1の仕様の設定を行い、
    前記第1の通信規格により前記外部の通信機器との間で、設定された前記第1の仕様に応じた通信接続を行う通信制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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