JP7220440B2 - 通信調停装置、コンピュータに実行させるためのプログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびデータ構造 - Google Patents
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この発明の実施の形態によれば、通信調停装置は、判定手段と、調停手段とを備える。判定手段は、1次利用者の通信範囲と2次利用者の通信範囲とに基づいて、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉するか否かを判定する。調停手段は、判定手段が2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉すると判定したとき、1次利用者の無線通信と2次利用者の無線通信との干渉を回避するように2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成1において、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、1次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において1次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、直線に平行であり、かつ、2次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において2次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、判定手段は、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であるか否かを判定する第1の判定処理を行い、第1の判定処理において、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定したとき、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉すると判定する。
構成2において、判定手段は、1次利用者の無線通信に用いられる第1の周波数帯域と2次利用者の無線通信に用いられる第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なるか否かを判定する第2の判定処理を更に行い、第1の判定処理において、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定し、かつ、第2の判定処理において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なると判定したとき、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉すると判定する。
構成2または構成3において、第1の距離は、1次利用者の通信範囲を規定する円の半径であり、第2の距離は、2次利用者の通信範囲を規定する円の半径である。
構成1から構成4のいずれかにおいて、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、1次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において1次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、直線に平行であり、かつ、2次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において2次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、調停手段は、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であるか否かを判定し、その判定結果に応じて、2次利用者の無線通信の停止、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成5において、調停手段は、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定したとき、2次利用者の無線通信の停止によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下でないと判定したとき、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過するか否かを更に判定し、その判定結果に応じて、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成6において、調停手段は、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過すると判定したとき、2次利用者の無線通信における送信電力の調整によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過しないと判定したとき、2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成6または構成7において、調停手段は、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、マルチホップによる無線通信への変更によって2次利用者が1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停し、2次利用者の無線通信の停止によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、無線通信網の変更によって2次利用者が1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停する。
また、この発明の実施の形態によれば、プログラムは、判定手段が、1次利用者の通信範囲と2次利用者の通信範囲とに基づいて、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉するか否かを判定する第1のステップと、調停手段が、判定手段が2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉すると判定したとき、1次利用者の無線通信と2次利用者の無線通信との干渉を回避するように2次利用者の無線通信の通信条件を調停する第2のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
構成9において、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、1次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において1次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、直線に平行であり、かつ、2次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において2次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、
判定手段は、第1のステップにおいて、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であるか否かを判定する第1の判定処理を行い、第1の判定処理において、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定したとき、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉すると判定する。
構成10において、判定手段は、第1のステップにおいて、1次利用者の無線通信に用いられる第1の周波数帯域と2次利用者の無線通信に用いられる第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なるか否かを判定する第2の判定処理を更に行い、第1の判定処理において、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定し、かつ、第2の判定処理において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なると判定したとき、2次利用者の無線通信が1次利用者の無線通信と干渉すると判定する。
構成10または構成11において、第1の距離は、1次利用者の通信範囲を規定する円の半径であり、第2の距離は、2次利用者の通信範囲を規定する円の半径である。
構成9から構成12のいずれかにおいて、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、1次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において1次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、直線に平行であり、かつ、2次利用者の通信範囲の中心から1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において2次利用者の通信範囲の中心から2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、1次利用者の通信範囲の中心と2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、
調停手段は、第2のステップにおいて、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であるか否かを判定し、その判定結果に応じて、2次利用者の無線通信の停止、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成13において、調停手段は、第2のステップにおいて、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下であると判定したとき、2次利用者の無線通信の停止によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、第3の距離が、第1の距離と第2の距離との和以下でないと判定したとき、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過するか否かを更に判定し、その判定結果に応じて、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成14において、調停手段は、第2のステップにおいて、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過すると判定したとき、2次利用者の無線通信における送信電力の調整によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が2次利用者の通信範囲の中心を通過しないと判定したとき、2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停する。
構成14または構成15において、調停手段は、第2のステップにおいて、2次利用者の無線通信における送信電力の調整および2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、マルチホップによる無線通信への変更によって2次利用者が1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停し、2次利用者の無線通信の停止によって2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、無線通信網の変更によって2次利用者が1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停する。
更に、この発明の実施の形態によれば、記録媒体は、構成9から構成16のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
更に、この発明の実施の形態によれば、データ構造は、p(pは正の整数)個の1次利用者のp個の送信電力と、q(qは正の整数)個の2次利用者のq個の位置情報と、q個の2次利用者において検出された電波のq個の受信電力と、q個の2次利用者のq個のアンテナ利得と、q個の2次利用者のq個の送信電力とを含むデータ構造であって、q個の位置情報およびq個の受信電力は、演算手段が受信電力を重みとしたq個の位置情報の加重平均からなる1次利用者の位置を演算するのに用いられ、q個の位置情報および1次利用者の位置は、演算手段が1次利用者の通信範囲の中心とq個の2次利用者のq個の通信範囲の中心との距離を演算するのに用いられ、p個の送信電力およびq個の受信電力は、演算手段がp個の1次利用者のp個の通信範囲を演算するのに用いられ、q個のアンテナ利得およびq個の送信電力は、演算手段がq個の2次利用者のq個の通信範囲を演算するのに用いられ、距離、p個の通信範囲およびq個の通信範囲は、判定手段が、距離が相互に干渉するp個の通信範囲のいずれかとq個の通信範囲のいずれかとの和以下であるか否かを判定する第1の判定処理を実行するために用いられ、判定手段は、第1の判定処理において距離が相互に干渉するp個の通信範囲のいずれかとq個の通信範囲のいずれかとの和以下であると判定したとき、1次利用者の無線通信と2次利用者の無線通信とが干渉すると判定する。
構成18において、p個の通信範囲およびq個の通信範囲の各々は、円形形状を有する通信範囲の半径からなる。
構成18または構成19において、距離、p個の通信範囲およびq個の通信範囲は、更に、調停手段が1次利用者の無線通信と2次利用者の無線通信との干渉を回避するように2次利用者の無線通信の通信条件を調停するのに用いられる。
構成18から構成20のいずれかにおいて、データ構造は、更に、p個の1次利用者から送信された電波のp個の周波数帯域と、q個の2次利用者から送信された電波のq個の周波数帯域とを含み、p個の周波数帯域およびq個の周波数帯域は、判定手段が、p個の周波数帯域のいずれかとq個の周波数帯域のいずれかとの少なくとも一部が重なるか否かを判定する第2の判定処理を更に実行するのに用いられ、判定手段は、第1の判定処理において距離が相互に干渉するp個の通信範囲のいずれかとq個の通信範囲のいずれかとの和以下であると判定し、かつ、第2の判定処理においてp個の周波数帯域のいずれかとq個の周波数帯域のいずれかとの少なくとも一部が重なると判定したとき、1次利用者の無線通信と2次利用者の無線通信とが干渉すると判定する。
Claims (11)
- 基地局以外の通信調停装置であって、
1次利用者の通信範囲と、基地局以外の通信装置であって前記基地局と無線通信を行う通信装置からなる2次利用者の通信範囲とに基づいて、前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉すると判定したとき、前記1次利用者の無線通信と前記2次利用者の無線通信との干渉を回避するように前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する調停手段とを備え、
前記1次利用者の通信範囲の中心と前記2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、前記1次利用者の通信範囲の中心から前記2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において前記1次利用者の通信範囲の中心から前記1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、前記直線に平行であり、かつ、前記2次利用者の通信範囲の中心から前記1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において前記2次利用者の通信範囲の中心から前記2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、前記1次利用者の通信範囲の中心と前記2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、
前記判定手段は、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であるか否かを判定する第1の判定処理を行い、
前記調停手段は、前記判定手段による前記第1の判定処理における判定結果に応じて、前記2次利用者の無線通信の停止、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が、前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であると判定したとき、前記2次利用者の無線通信の停止によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が、前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下でないと判定し、前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過するか否かを更に判定したとき、その判定結果に応じて、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する、通信調停装置。 - 前記判定手段は、前記1次利用者の無線通信に用いられる第1の周波数帯域と前記2次利用者の無線通信に用いられる第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なるか否かを判定する第2の判定処理を更に行い、前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であると判定し、かつ、前記第2の判定処理において、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なると判定したとき、前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉すると判定する、請求項1に記載の通信調停装置。
- 前記第1の距離は、前記1次利用者の通信範囲を規定する円の半径であり、前記第2の距離は、前記2次利用者の通信範囲を規定する円の半径である、請求項1または請求項2に記載の通信調停装置。
- 前記調停手段は、前記判定手段が前記第1の判定処理において前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過すると判定したとき、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が前記第1の判定処理において前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過しないと判定したとき、前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信調停装置。
- 前記調停手段は、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、マルチホップによる無線通信への変更によって前記2次利用者が前記1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停し、前記2次利用者の無線通信の停止によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、無線通信網の変更によって前記2次利用者が前記1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信調停装置。
- 基地局以外の通信調停装置においてコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
判定手段が、1次利用者の通信範囲と、基地局以外の通信装置であって前記基地局と無線通信を行う通信装置からなる2次利用者の通信範囲とに基づいて、前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉するか否かを判定する第1のステップと、
調停手段が、前記判定手段が前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉すると判定したとき、前記1次利用者の無線通信と前記2次利用者の無線通信との干渉を回避するように前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する第2のステップとをコンピュータに実行させ、
前記1次利用者の通信範囲の中心と前記2次利用者の通信範囲の中心とを結んだ直線に平行であり、かつ、前記1次利用者の通信範囲の中心から前記2次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において前記1次利用者の通信範囲の中心から前記1次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第1の距離とし、前記直線に平行であり、かつ、前記2次利用者の通信範囲の中心から前記1次利用者の通信範囲の中心へ向かう方向において前記2次利用者の通信範囲の中心から前記2次利用者の通信範囲を規定する線までの距離を第2の距離とし、前記1次利用者の通信範囲の中心と前記2次利用者の通信範囲の中心との距離を第3の距離としたとき、
前記判定手段は、前記第1のステップにおいて、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であるか否かを判定する第1の判定処理を行い、
前記調停手段は、前記第2のステップにおいて、前記第1のステップにおける前記判定手段による前記第1の判定処理の判定結果に応じて、前記2次利用者の無線通信の停止、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が、前記第1のステップの前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であると判定したとき、前記2次利用者の無線通信の停止によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が、前記第1のステップの前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下でないと判定し、前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過するか否かを更に判定したとき、その判定結果に応じて、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する、コンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記判定手段は、前記第1のステップにおいて、前記1次利用者の無線通信に用いられる第1の周波数帯域と前記2次利用者の無線通信に用いられる第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なるか否かを判定する第2の判定処理を更に行い、前記第1の判定処理において、前記第3の距離が、前記第1の距離と前記第2の距離との和以下であると判定し、かつ、前記第2の判定処理において、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域とが少なくとも一部で重なると判定したとき、前記2次利用者の無線通信が前記1次利用者の無線通信と干渉すると判定する、請求項6に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記第1の距離は、前記1次利用者の通信範囲を規定する円の半径であり、前記第2の距離は、前記2次利用者の通信範囲を規定する円の半径である、請求項6または請求項7に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記調停手段は、前記第2のステップにおいて、前記判定手段が前記第1のステップの前記第1の判定処理において前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過すると判定したとき、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停し、前記判定手段が前記第1のステップの前記第1の判定処理において前記1次利用者の通信範囲の時間による軌跡が前記2次利用者の通信範囲の中心を通過しないと判定したとき、前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停する、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記調停手段は、前記第2のステップにおいて、前記2次利用者の無線通信における送信電力の調整および前記2次利用者の無線通信における電波の指向性の調整のいずれかによって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、マルチホップによる無線通信への変更によって前記2次利用者が前記1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停し、前記2次利用者の無線通信の停止によって前記2次利用者の無線通信の通信条件を調停したとき、更に、無線通信網の変更によって前記2次利用者が前記1次利用者と周波数帯域を共用した無線通信を行えるように調停する、請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項6から請求項10のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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