JP7217687B2 - 荷下ろし装置及びこれを備える搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運搬物を搬送する搬送装置全般、例えば、ドローンや小型ヘリコプタなどに使用され得る荷下ろし装置及びこれを備えた搬送装置に関する。
搬送装置等に用いられる荷下ろし装置の構造として、フックやロック機構など様々な構成を有するものが知られている。
このようなフック装置として、例えば、特許文献1では、ヘリコプタ等に取り付けたワイヤロープの下端に装着し、物体を吊り上げる際に使用される遠隔操作用フック装置であって、フック装置基部から下方に向けて鉛直に二本の棒状ロードアームを、フック装置基部の回動支点を中心に開閉自在に設置し、棒状ロードアームの一方の下端には、他方の棒状ロードアームの方向に突出するワイヤロープ受部を備えると共に、フック装置基部には棒状ロードアーム作動手段を備え、当該棒状ロードアーム作動手段により棒状ロードアームを閉状態にしたときに、二本の棒状ロードアーム間にワイヤロープが摺動可能な隙間を生じるフック装置に係る構成が開示されている。
また、このようなフック装置として、例えば、特許文献2では、ヘリコプタによって資材等を掛けて搬出するためのフック装置であって、吊部を有するハンガー部材の両端下部に、それぞれ撤去用スリングワイヤを吊るためのフックを取り付けて、これら両フックの開口を互いに向かい合わせに配置すると共に、両フックの開口間には撤去用スリングワイヤを受け入れるためのガイドバーを架設したフック装置に係る構成も知られている。
特開2014-118251号公報 特開2006-315835号公報
しかしながら、特許文献1に係る構成では、1回の移動で複数の運搬物を搬送し得る一方で、一回の移動で複数の目的地に運搬物を搬送することができないという問題があった。また、ヘリコプタ等のワイヤロープに複数のフック装置を取り付けた場合、1回の移動で複数の目的地に運搬物を搬送することが可能であるものの、各目的地で複数のフック装置のそれぞれを制御するのは実際上困難であり、運搬物の円滑な荷下ろしが難しいという問題があった。
また、特許文献2に係る構成でも、1回の移動で複数の運搬物を搬送し得るものの、一回の移動で複数の目的地に運搬物を搬送することができないという問題があった。また、ヘリコプタ等のワイヤロープに複数のフック装置を取り付けた場合、1回の移動で複数の目的地に運搬物を搬送することが可能であるものの、同様に、各目的地で複数のフック装置のそれぞれを制御するのは実際上困難であり、運搬物の円滑な荷下ろしが難しいという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送し、また各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことができる荷下ろし装置及びこれを備えた搬送装置を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置は、糸を含む運搬機構と、該糸に取り付けられた少なくとも1つの糸端部材と、運搬物が取り付けられ、該糸端部材に開放可能に保持された少なくとも1つの着脱装置と、を備え、該着脱装置と該運搬物との間に所定値以上の力が作用している場合に該糸端部材に保持され、該着脱装置と該運搬物との間の力が該所定値よりも小さい場合に該糸端部材から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の運搬機構は、ウインチを含むよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、運搬物は当該着脱装置に糸により取り付けられるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、複数の当該着脱装置は直列に連結され、最下部の着脱装置に当該糸端部材が近接した場合に、該最下部の着脱装置の連結を解除する開放部材を備えるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置は、当該開放部材により他の着脱装置と連結可能に構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置は、開閉部材を備え、前記糸端部材は該開閉部材の閉状態で該着脱装置に保持され、該開閉部材の開状態で該着脱装置から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置は、その中央部に前記糸が挿通可能な開口部を有し、前記開閉部材は、前記開状態で該開口部の面積が増加し、前記糸端部材が該開口部から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置は、当該糸端部材が当該開閉部材に近接したことを検出する近接検出手段と、該着脱装置を他の着脱装置と連結解除可能に連結するための連結部材と、を備え、当該糸端部材が当該開閉部材に近接した場合に、該連結部材による、該着脱装置と該他の着脱装置との連結が解除されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材は、当該糸端部材が当該開閉部材に近接しており、かつ当該着脱装置が接地した場合に、開状態となり該糸端部材が該着脱装置の当該開口部から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材は、当該糸端部材が当該開閉部材に近接していない場合、及び該糸端部材が該開閉部材に近接していても当該着脱装置が接地していない場合に、閉状態となり該糸端部材は該着脱装置に保持されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材は、無負荷状態で当該糸端部材が当該開口部を通過可能状態となるようにばね付勢され、所定値以上の負荷で当該糸端部材が当該開口部を通過不可能状態となるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材は、当該通過不可能状態で、ロック部材により当該着脱装置に係止されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材が当該ロック部材により当該着脱装置に係止された状態で、連結部材により、該着脱装置は他の着脱装置と連結可能にされるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置の当該連結部材は、当該他の着脱装置の連結受け部に連結されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該近接検出手段は、光学センサ若しくは磁気センサを含むよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、該着脱装置の接地を検出する接地検出手段を備え、該接地検出手段は、力センサ、光学センサ、超音波センサ若しくはカメラを含むよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該連結部材は、電磁アクチュエータにより制御されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該開閉部材は、電磁アクチュエータにより制御されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る搬送装置は、上記いずれかの本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置を備えるよう構成される。
上記実施形態によれば、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態の荷下ろし装置1の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置と糸端部材の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置と糸端部材の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置と糸端部材の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置の開閉部材を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置の着脱装置の開閉部材を説明する図である。
以下、本発明に係る荷下ろし装置の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。複数の図面において共通する構素には当該複数の図面を通じて同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置は、運搬物を搬送する搬送装置全般、例えば、ドローンや小型ヘリコプタなどに使用することができる。このような搬送装置には様々なものが考えられ、上記例に限定されるものではない。以下では、便宜上ドローンを例に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、通常、運搬機構(接続機構)2、例えば、糸と、該糸を巻き上げ可能な糸巻き装置(ウインチ)などを用いて、搬送装置3に接続されるが、当該荷下ろし装置1は搬送装置3と直接接続されてもよい。また、このような運搬機構には様々のものが考えられ、特定の装置、構造、形状、寸法に限定することを意図するものではない。また、糸についても、様々な材料、形状、寸法が考えられるが特定の態様に限定することを意図するものではない(以下同様)。
次に、図1を参照して、本発明に係る荷下ろし装置1の一実施形態について説明する。図示のように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、運搬物4を目的地に運ぶため、搬送装置3と当該運搬物4とを接続(連結)するために用いられ、当該荷下ろし装置1は、上述の通り、通常は図示の運搬機構2を介して、搬送装置3に接続(連結)される。この場合、運搬機構2の一端には搬送装置3が、当該運搬機構2の他端には荷下ろし装置1が取り付けられることとなる。
図示のように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、上記運搬機構2を含み、一方側では搬送装置3に取り付けられ、他方側では運搬物4に取り付けられる。荷下ろし装置1の運搬物4への取り付けは、運搬物4自体に直接取り付けられてもよいし、運搬物4を収容するケース等の収容体に間接的に取り付けることができる。当該収容体には様々なものが考えられ、特定のものに限定されない。以下、説明の便宜上、荷下ろし装置1の運搬物への取り付け(連結若しくは接続)などとして記載する。
引き続き図1を参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1のより具体的構成につき説明する。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、糸を含む運搬機構2と、該糸に取り付けられた少なくとも1つの糸端部材5(図示の例では3つの糸端部材)と、運搬物4(図示の例では3つの運搬物)が取り付けられ、該糸端部材5に開放可能に保持された少なくとも1つの着脱装置6(図示の例では3つの着脱装置)と、を備え、該着脱装置6と該運搬物4との間に所定値以上の力(例えば、張力)が作用している場合に該糸端部材5に保持され、該着脱装置6と該運搬物4との間の力が該所定値よりも小さい場合に該糸端部材5から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1により、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の運搬機構2は、ウインチを含むよう構成されるが、これに限られない。当該ウインチは、図示しないドローン等に取り付けられる。また、ウインチはモータによって糸巻を正回転させることで、糸7を巻き取ることができる。一方、逆回転させることで、糸7を出すことができる。後述のように、糸7に掛かる張力を検出する機能があってもよい。また、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、運搬物は当該着脱装置に糸7により取り付けられるよう構成されるが、様々な態様が考えられる。
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の別の具体的構成につき説明する。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、糸を含む運搬機構2と、該糸に取り付けられた少なくとも1つの糸端部材5(図示の例では1つの糸端部材)と、運搬物4(図示の例では3つの運搬物)が取り付けられ、該糸端部材5に開放可能に保持された少なくとも1つの着脱装置6(図示の例では3つの着脱装置)と、を備え、該着脱装置6と該運搬物4との間に所定値以上の力(例えば、張力)が作用している場合に該糸端部材5に保持され、該着脱装置6と該運搬物4との間の力が該所定値よりも小さい場合に該糸端部材5から開放されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1により、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1につき説明する。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、糸を含む運搬機構2と、該糸に取り付けられた少なくとも1つの糸端部材5(図示の例では1つの糸端部材)と、運搬物4(図示の例では3つの運搬物)が取り付けられ、該糸端部材5に開放可能に保持された複数の着脱装置6(図示の例では2つの着脱装置)と、を備え、該複数の着脱装置6は直列に連結され、最下部の着脱装置6に当該糸端部材5が近接した場合に、該最下部の着脱装置6の連結を解除する開放部材8を備えるよう構成される。図示の例では、運搬機構2に開放部材8が設けられているが、これに限られず、着脱装置6自体に設けるよう構成することもできる。すなわち、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、当該着脱装置は、これに設けられた当該開放部材により他の着脱装置と連結可能に構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1により、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
図示の例では、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の運搬機構2は、ウインチ及びこれに取り付けられた筒状部材を含むよう構成されるが、これらに限られない。また、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、運搬物4は当該着脱装置6に糸7により取り付けられるよう構成されるが、様々な態様が考えられる。
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該着脱装置6は、開閉部材9を備え、該糸端部材5は該開閉部材9の閉状態で該着脱装置6に保持され、該開閉部材9の開状態で該着脱装置6から開放されるよう構成される。
また、図3に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該着脱装置6は、その中央部に糸が挿通可能な開口部18を有し、該開閉部材9は、開状態で該開口部18の面積が増加し、その結果糸端部材5が該開口部18から開放されることができるよう構成される(詳細は後述する)。
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該着脱装置6は、当該糸端部材5が当該開閉部材9に近接したことを検出する近接検出手段12と、を備え、当該糸端部材5が当該開閉部材9に近接した場合に、該開放部材8は、該着脱装置と該他の着脱装置とを切り離すよう構成される。また、着脱装置6は、該着脱装置6の接地を検出する接地検出手段13を備えるよう構成してもよい。
次に、図4a‐4dを参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の動作につき説明する。
まず、図4aの状態では、運搬機構2に2つの着脱装置6が開放部材8により直列に連結され、糸端部材5は最下部の着脱装置6から離れた場所に位置している。この状態から、図4bに示すように、糸端部材5が最下部の着脱装置6に接近すると、該着脱装置6の近辺に配置された近接検出手段12により糸端部材5の接近が検出される。その結果、図4cに示すように、開放部材8による最下部の着脱装置6による連結が解除され、該着脱装置6は自重により糸端部材5の方向へ向け降下し、糸端部材5と接触する(その結果、着脱装置6は糸端部材5に保持される)。その後、図4dに示すように、運搬機構2により着脱装置6及び糸端部材5は目的地の地面へ向け降下され、該着脱装置6が接地する開閉部材9は開状態となり、糸端部材5は着脱装置6から開放される。なお、接地検出手段13を設ける場合、接地検出手段13は、着脱装置6の開閉部材9が開状態となったタイミングを検出するように構成されてもよい。接地検出手段13により検出された情報は、荷下ろし装置1の操作者等に必要に応じて伝達するように構成することができる。
図5に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該着脱装置6は、該着脱装置6を他の着脱装置6と連結解除可能に連結するための連結部材14を備え、当該糸端部材5が当該開閉部材9に近接した場合に、該連結部材14による、該着脱装置6と該他の着脱装置6との連結が解除されるよう構成される。
図示のように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該開閉部材9は、無負荷状態で当該糸端部材5が当該開口部18を通過可能状態となるようにばね16によりばね付勢され、所定値以上の負荷で当該糸端部材5が当該開口部18を通過不可能状態となるよう構成される。
また、図5に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該開閉部材9は、当該通過不可能状態で、ロック部材15により当該着脱装置6に係止されるよう構成される。当該ロック部材15による開閉部材9のロック状態は、糸端部材5が最下部の着脱装置6内に入り込むことで該着脱装置6のロック部材と接触し、糸端部材の通過不可能状態が解除されることができる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1により、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該開閉部材9が当該ロック部材15により当該着脱装置6に係止された状態で、連結部材14により、該着脱装置6は他の着脱装置6と連結可能にされるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該着脱装置6の当該連結部材14は、当該他の着脱装置6の連結受け部17に連結されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、近接検出手段12は、光学センサ若しくは磁気センサを含むよう構成される。また、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置において、接地検出手段13は、力センサ(例えば、圧電素子などを用いたセンサ)、光学センサ、超音波センサ若しくはカメラを含むよう構成してもよい。接地検出手段13により検出された情報は、荷下ろし装置1の操作者等に必要に応じて伝達するように構成することができる。
本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該連結部材14は、電磁アクチュエータ(例えば、小型ステッピングモータなど)により制御されるよう構成される。また、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1において、当該開閉部材9は、電磁アクチュエータ(例えば、小型ステッピングモータなど)により制御されるよう構成される。
上記いずれかの本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、搬送装置3を含むか、搬送装置3と組み合わされる。本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1を備えた搬送装置3により、1回の移動で複数の目的地に所望の運搬物を搬送することができるだけでなく、各運搬物の荷下ろしを簡易かつ確実に行うことが可能となる。
次に、図6a‐6eを参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の動作につき説明する。
まず、図6aの状態では、運搬機構2に2つの着脱装置6が連結部材14により直列に連結され、糸端部材5は最下部の着脱装置6から離れた場所に位置している。この状態から、図6bに示すように、糸端部材5が最下部の着脱装置6内に入り込むと、該着脱装置6のロック部材と接触し、糸端部材の通過不可能状態が解除される。その結果、図6cに示すように、開閉部材9が下方に移動する結果、連結部材14による最下部の着脱装置6による連結が解除され、該着脱装置6は自重により糸端部材5の方向へ向け降下し、糸端部材5と接触する。その後、図6dに示すように、運搬機構2により着脱装置6及び糸端部材5は目的地の地面へ向け降下され、該着脱装置6が接地すると、開閉部材9は開状態となり、糸端部材5は着脱装置6から開放される。その後、図6eに示すように、糸端部材5は、着脱装置6へ向け近づき、次の運搬物の搬送のための準備状態を形成する。
次に、図7-12を参照して、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の別の具体的構成につき説明する。
図7に示すように、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1は、着脱装置保持部11を有し、図示しないウインチ10またはドローンに一体に固定され、内周側に後述の内溝を有し、着脱装置100をぶら下げることができる。糸端部材21は、糸20の一端または途中に設けられる。図示のように、着脱装置100は、円柱状に形成され、その中心軸に沿って糸20が挿通可能に構成される。より詳細は後述するが、開閉装置120が開状態のときに、開閉装置120の開口部を通過可能にされ、閉状態のときに通過不能となるような直径を有するよう構成される。また、後述のように、糸端部材21が開閉装置120に近接した際に、ロック装置140に作用し、ロック装置140をロック状態からリリース状態へと切り替えることができる。
着脱装置100は、図示しない運搬物30を保持し、ウインチ10に巻きつけられた糸20にぶら下がることができる。また、着脱装置100が接地すると、糸20から離れることができる。以下、その詳細について説明する。着脱装置100は、カム筒110と、開閉装置120と、連結手段130と、ロック装置140と、引っ張りばね150と、荷物保持部160とで構成される。
開閉装置120は、ベース121と、シャッター羽根122、ローター123、シャッター回転軸124、上蓋125によって構成される。連結手段130は、カム筒110に取り付けられ、連結ピン131、圧縮ばね132、抜け止め133によって構成される。ロック装置140はロック爪141、ロックばね142、爪回転軸143によって構成され、本発明の一実施形態では下蓋144によって着脱装置100の中に収納されるよう構成される。
カム筒110は、概略円筒形状に形成される。側面に備える3本の直進溝1101によってベース121の外周側に突き出たダボを案内することで、開閉装置120を直進可能に支持する。また、概略らせん状のカム溝1102は、後述のローター123の突起部を嵌合する。これにより、開閉装置120の軸方向の進退に応じて、ローター123を所定の角度に回転させることができる。
また、上部には放射方向に延びる穴を3箇所有し、連結ピン131を直進可能に案内する。また下部には、着脱装置保持部11の内溝と同形状の内溝1103を有する。開閉装置120は内部に開口部を有し、糸端部材21が通過可能な開状態および通過不能な閉状態の2つをとることができる。
図8及び9に示すように、開閉装置120がカム筒110の上端側に行った際に開状態となり、図10に示すように、下端側へ行った際に閉状態となる。開閉装置120は、引っ張りばね150によって下端側へ向け付勢されるが、上端側では、ロック装置140の作用により、その位置が保持される。また、上端側では、連結手段は着脱装置保持部11に連結可能な状態となる。ロック装置140が解除されると、開閉装置120は下側方向へ引っ張られ、連結手段は着脱装置保持部11との連結が解除される。
シャッター羽根122は概略三日月形状であり、端部に空いた穴をシャッター回転軸124に軸支されることで、ベース121に対して回転可能に支持される。また、カム部1221がローター123に設けられた駆動ダボ1231と嵌合し、ローター123の位置によって開状態と閉状態の間を移動する。
図11に、それぞれの状態での軸方向より見た断面図を示す。シャッター羽根の枚数は、多ければ多い程装置全体を小径化できる一方、組立性は悪くなる傾向がある。本発明の一実施形態では3枚を例に説明する。ローター123は概略円盤状であり、ベース121に対して回転可能に支持される。軸方向に延びる駆動ダボ1231をシャッター羽根の枚数と同数有する。また、放射状に延びる突起部1232を有し、カム溝1102に案内されることで回転方向の位置が決まる。上蓋125は、ベース121に取り付けられ、内部の空間にシャッター羽根122、ローター123、シャッター回転軸124を収容する。また、ベース121の反対側には、カム筒110の中心軸を同軸の円錐面を持つテーパー面1251を有する。
連結手段130は、連結ピン131の移動によって、着脱装置保持部11と連結される連結状態、着脱装置保持部から外れる解除状態の2つをとることができる。連結ピン131はカム筒110によって径方向に直進可能に案内される。図8に示すように、テーパー面1251が上部に移動し、連結ピン131の内側の一端を押し出すことで連結状態となる。このとき、連結ピン131の他端は着脱装置保持部11の内部に設けられた内溝11aに刺さる。これにより、着脱装置100は着脱装置保持部11にぶら下がることができる。
図9に示すように、テーパー面1251が下部へ移動すると、連結ピン131は圧縮ばね132の作用によって内側へ移動する。これにより、連結ピン131の他端が内溝11aから抜け、着脱装置100は、着脱装置保持部11から自由となる。本発明の一実施形態では、3本の連結ピン131を周方向に均等に配置するようにしている。
ロック装置140は、ロック状態及びリリース状態の2つの状態を取ることができる。ロック状態では上述のように引っ張りばね150の作用に伴い、開閉装置120が上端にいる状態を保持することができる。ロック爪141は、ベース121に固定される爪回転軸143を中心として回転可能に軸支される。
次に、図12に示すように、ロック状態では、爪部1411がベースの外側に突き出ることで、カム筒に設けられたロック爪受け1104に引っ掛かる。また、図9および図12に示すように、糸端部材21がロック爪141の内側に入り込むと、爪部1411の反対側に設けられたスイッチ部1412が糸端部材21によって押し退けられ、爪部1411がベースの内側に凹む。これによりロック装置140はリリース状態となる。スイッチ部1412は、糸端部材21の軸方向の移動によって押し退けられやすい斜面を備える。
ロックばね141はロック爪141がロック状態となるように付勢する。これにより、開閉装置120がカム筒10の上端に移動すると、ロック装置140がロック状態となる。下蓋144は、ベース121と固定することで、内部の空間にロック爪141、ロックばね142、爪回転軸143を収容する。なお、本実施例ではロック爪、ロックばね、爪回転軸の個数は各3個ずつ構成される。
引っ張りばね150は、一端をベース121に、他端をカム筒110に固定される。これにより、開閉装置120をカム筒下部へ移動するように付勢する。本実施例では3本の引っ張りばねを周方向に等分に配置しているが、本数や形状については限定をしない。荷物保持部160は、概略円盤形状であり、図示しない運搬物30を収容することができる。荷物保持部160の開口部にはカム筒110を保持する。
次に、本発明の一実施形態に係る荷下ろし装置1の各段階における動作について説明する。
運搬前の準備段階では、運搬物30を荷物保持部160に収容する。開閉装置120を開状態にして、糸端部材21を開閉装置120の開口部に上側から下側へ通す。着脱装置100を着脱装置保持部11に仮組した状態で、開閉装置120をカム筒110の最上部へ移動する。この状態で開閉装置120は閉状態となり、ロック装置140はロック状態となり、連結手段130は連結状態となる。この状態を図8に示す。このとき、運搬物30の重量は、連結手段130を通して着脱装置11に働くため、糸端部材21や糸20には負荷は掛からない。
運搬物30が複数ある時は、同様の手順を繰り返し、着脱装置100に順次別の着脱装置をぶら下げていく。運搬物を取り付ける順番は、目的地を通る順番とは逆にしておくことができる。例えば、第1の目的地への運搬物、第2の目的地への運搬物、…と下から順番に並ぶようにしておく。
セッティング後、糸端部材21は、最下部の着脱装置100から適度な距離を離しておく。最下部の開閉装置に近づきすぎるとロック装置が誤作動してリリース状態になる恐れがあり、離れすぎると糸が装置自体や周辺の障害物に絡まってしまう恐れがある。
この状態で、運搬物30を収容した着脱装置100を目的地まで運搬する。本実施例では、着脱装置保持部11を固定するドローンを移動させることによりこれを実現するが、これに限定するわけではなく、クレーンや自動車、人力等の手段を用いても構わない。
運搬物を最初の目的地まで搬送したら、ウインチ10を操作して糸端部材21を巻き上げ、最下部の開閉装置へ近接させる。図4のように、糸端部材21がロック爪141の内側まで入り込むと、ロック爪141が回動してロック装置はリリース状態となる。そうすると、開閉装置は引っ張りばねの作用により下方へ移動する。連結手段は、テーパー面1251の支えがなくなることにより連結ピン131が内側へ移動し、解除状態となる。よって、着脱装置100は着脱装置保持部11から自由になり、下方へ落ちる。この落下は、閉状態となっているシャッター羽根122が糸端部材21に乗ると停止する。すなわち、運搬物の重量は、シャッター羽根122及び糸端部材21を介して糸に支えられる。
開閉装置のカム筒に対する移動は、引っ張りばねによるばね力と運搬物の重量が釣り合った位置で安定する。糸端部材21とシャッター羽根122が接触している状態では、ロック装置140はロック状態への移動を糸端部材21に阻害されるため、開閉装置が上端へ行った場合でもリリース状態となる。
なお、ウインチ10が糸張力を検出できる場合、糸端まで巻き上げた後に糸張力が所定値以上増加することを検出することで、着脱装置100の着脱装置保持部11からの開放を検出することができる。
この状態からウインチ10を操作して糸20を出していくと、自重によって糸端部材21と共に着脱装置100は下方へ降下する。複数の着脱装置を連結させた場合は最下部の着脱装置のみがその他の着脱装置から離脱する。
さらに糸20を出していき、着脱装置100の最下部が地面に接地すると、運搬物の自重は地面に支えられ、糸20にかかる張力が緩んでいく。これにより、引っ張りばねと糸の張力との釣り合いの位置が変わり、開閉装置120はカム筒110の下方へ引っ張られる。すると、カム溝1102の作用により、ローター123は開状態へと回動する。
図10のように開閉装置120が最下部へ移動すると、シャッター羽根122は開状態となり、糸端部材21が通過可能となる。この状態で、糸20を巻き上げることで、着脱装置100及び運搬物を糸20から切り離し、目的地に置いて行くことができる。なお、ウインチ10が糸張力を検出できる場合、糸の張力がなくなるまで糸出しを続け、張力が所定値以下になった際に巻き取りに切り替えることで、運搬物を確実に目的地においていくことができる。
運搬物が複数ある際は、次の目的地に移動する。荷物到着後は、再度上記各動作を繰り返すことで、各々の目的地にて運搬物を下すことができる。全ての運搬物を搬送し終えると任務終了となり、基地に帰還することとなる。
なお、上述の開閉装置の開閉動作には、モータを使用することができる。また、開閉装置の開閉動作をさせるトリガは、上述の実施形態では着脱装置が接地した際の糸の張力変化を利用した。しかし、当該方法に限定されるものではなく、着脱装置に近接センサ(フォトリフレクタ等の投光手段と受光手段を組み合わせたセンサが代表例)を利用することで、着脱装置と地面の近接を検出するようにしても構わない。
また、GPSや高度計などの位置検出センサを利用することで、着脱装置が目的地に到着したことを検出するようにしてもよい。このようなセンサを利用する場合、電力が必要となるため、開閉装置の開閉動作にモータを使うと相性がよい。モータを使うことで、開閉装置を着脱装置に対して軸方向に移動させる必要が無くなり、装置全体の小型化を図ることができる。
さらに、糸端部材の開閉装置への近接は、近接センサを利用しても構わない。また、例えば、フォトリフレクタを利用して、糸端部材の反射光を検出する/糸端部材に磁石を配置し、開閉装置に設けた磁気センサによって近接を検出する方法も考えられる。このような電気的な近接検出手段を用いた場合、ロック装置は開閉装置の開閉動作を物理的に制限するのではなく、マイコンのプログラム等で、糸端部材が開閉装置に近接していないときは、開閉装置の開閉動作を制限することも可能である。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 荷下ろし装置
2 運搬機構(接続機構)
3 搬送装置
4 運搬物
5 糸端部材
6 着脱装置
7 糸
8 開放部材
9 開閉部材
10 ウインチ
11 開口部
12 近接検出手段
13 接地検出手段
14 連結部材
15 ロック部材
16 ばね
17 連結受け部
18 開口部
20 糸

Claims (18)

  1. 糸を含む運搬機構と、該糸に取り付けられた少なくとも1つの糸端部材と、運搬物が取り付けられ、該糸端部材に開放可能に保持された複数の着脱装置と、を備える荷下ろし装置であって、
    該着脱装置と該運搬物との間に所定値以上の力が作用している場合に該糸端部材に保持され、該着脱装置と該運搬物との間の力が該所定値よりも小さい場合に該糸端部材から開放されるものであり、
    前記複数の着脱装置は直列に連結され、最下部の着脱装置に前記糸端部材が近接した場合に、該最下部の着脱装置の連結を解除する開放部材を備えることを特徴とする荷下ろし装置。
  2. 前記運搬機構は、ウインチを含む、請求項1に記載の荷下ろし装置。
  3. 前記運搬物は前記着脱装置に糸により取り付けられる、請求項1又は2に記載の荷下ろし装置。
  4. 前記着脱装置は、前記開放部材により他の着脱装置と連結可能に構成される、請求項に記載の荷下ろし装置。
  5. 前記着脱装置は、開閉部材を備え、前記糸端部材は該開閉部材の閉状態で該着脱装置に保持され、該開閉部材の開状態で該着脱装置から開放される、請求項1からまでのいずれか1項に記載の荷下ろし装置。
  6. 前記着脱装置は、その中央部に前記糸が挿通可能な開口部を有し、前記開閉部材は、前記開状態で該開口部の面積が増加し、前記糸端部材が該開口部から開放される、請求項に記載の荷下ろし装置。
  7. 前記着脱装置は、前記糸端部材が前記開閉部材に近接したことを検出する近接検出手段と、該着脱装置を他の着脱装置と連結解除可能に連結するための連結部材と、を備え、
    前記糸端部材が前記開閉部材に近接した場合に、該連結部材による、該着脱装置と該他の着脱装置との連結が解除される、請求項又はに記載の荷下ろし装置。
  8. 前記開閉部材は、前記糸端部材が前記開閉部材に近接しており、かつ前記着脱装置が接地した場合に、前記開状態となり該糸端部材が該着脱装置の前記開口部から開放される、請求項からまでのいずれか1項に記載の荷下ろし装置。
  9. 前記開閉部材は、前記糸端部材が前記開閉部材に近接していない場合、及び該糸端部材が該開閉部材に近接していても前記着脱装置が接地していない場合に、前記閉状態となり該糸端部材は該着脱装置に保持される、請求項からまでのいずれか1項に記載の荷下ろし装置。
  10. 前記開閉部材は、無負荷状態で前記糸端部材が前記開口部を通過可能状態となるようにばね付勢され、所定値以上の負荷で前記糸端部材が前記開口部を通過不可能状態となる、請求項からまでのいずれか1項に記載の荷下ろし装置。
  11. 前記開閉部材は、前記通過不可能状態で、ロック部材により前記着脱装置に係止される、請求項10に記載の荷下ろし装置。
  12. 前記開閉部材が前記ロック部材により前記着脱装置に係止された状態で、連結部材により、該着脱装置は他の着脱装置と連結可能にされる、請求項11に記載の荷下ろし装置。
  13. 前記着脱装置の前記連結部材は、前記他の着脱装置の連結受け部に連結される、請求項12に記載の荷下ろし装置。
  14. 前記近接検出手段は、光学センサ若しくは磁気センサを含む、請求項に記載の荷下ろし装置。
  15. 該着脱装置の接地を検出する接地検出手段を備え、該接地検出手段は、力センサ、光学センサ、超音波センサ若しくはカメラを含む、請求項に記載の荷下ろし装置。
  16. 前記連結部材は、電磁アクチュエータにより制御される、請求項に記載の荷下ろし装置。
  17. 前記開閉部材は、電磁アクチュエータにより制御される、請求項に記載の荷下ろし装置。
  18. 請求項1から17までのいずれか1項に記載の荷下ろし装置を備える、搬送装置。
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