JP7215890B2 - シュート部保護装置、および流動層ボイラのシュート部 - Google Patents

シュート部保護装置、および流動層ボイラのシュート部 Download PDF

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Description

本開示は、流動層ボイラに流動媒体を供給するのに用いられるシュート部の保護に関する。
近年、化石燃料の代替としてリサイクル燃料を用いた環境適合性に優れた流動層ボイラが広く用いられている。例えば、気泡型流動層ボイラは、燃焼室の底に充填した流動媒体(例えば硅砂などの砂)を、その下方から高圧の流動化ガスを吹き込むことにより流動状態にして流動層(流動層)を形成し、この流動層に投入された燃料を瞬時に乾燥、焼却するものである。そして、流動層ボイラの炉内で流動層を形成する上記の流動媒体は、運転時に生じる摩耗や炉外への飛散などにより減少するため炉内に補給する必要があり、また、定期的な砂の入れ替え時の炉内への補給なども必要である。
例えば特許文献1では、流動層面よりも上方に配置した流動媒体補給用のホッパの出口と、このホッパの出口よりも下方に位置する流動層炉の落下口とを、補給管(シュート部)により接続すると共に、補給管に接続された仕切弁の操作を行うことで、上から下へ斜めに設置されている補給管および落下口を介して流動媒体を炉内に補給することを可能にしている。特許文献2では、燃焼炉で生成した燃焼ガスを流動媒体(砂)とともにサイクロンに導入すると共に、サイクロンに接続された砂出口ラインから取り出された高温の砂を、砂循環ラインを経て燃焼炉(流動層ボイラ)に供給する(戻す)ようにしている。
特開平9-229331号公報 特開平9-79541号公報
通常、流動層ボイラの周囲には様々な用途の配管やスーツブロワなどの設備が設置される。このため、このような設備のために、ホッパなどを流動層ボイラの近くに設置するのが難しい場合がある。このような場合には、適切な長さを有するシュート部に対して、真上などの上方から別の配管を使って流動媒体を供給することが考えらえる(図6参照)。しかしながら、シュート部に流動媒体を供給する(導く)ための配管を落下した流動媒体は、落下する距離が長いほどシュート部の内部に勢いよく衝突することになるので、その衝突による衝撃も大きく、シュート部の摩耗等の損傷が生じ易くなる。また、ボイラとシュートの取り合い部は熱負荷が高く、シュート部の耐摩耗性が低くなり、損傷が生じ易くなる。シュート部の損傷が進行すると補修や交換等が必要になることから、流動媒体の供給に用いられるシュート部のさらなる保護対策が望まれる。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、流動層ボイラのシュート部を流動媒体の落下時の衝撃から保護するためのシュート部保護装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るシュート部保護装置は、
流動層ボイラのシュート部に流動媒体が落下した際に前記シュート部に発生する衝撃を低減するためのシュート部保護装置であって、
前記シュート部の上方から投下された前記流動媒体を下方へ導くための上流側落下管と、
前記上流側落下管内から排出された前記流動媒体が落下される床部を有し、前記床部に落下後の前記流動媒体が前記シュート部へ落下するよう構成された衝撃低減部と、
前記衝撃低減部から落下する前記流動媒体を前記衝撃低減部の下方に位置する前記シュート部に導くための下流側落下管と、を備えている。
上記(1)の構成によれば、流動層ボイラのシュート部に向けて投下された砂などの流動媒体は、シュート部に直接落下するのではなく、上流側落下管を通って衝撃低減部にまずは落下した後に、下流側落下管を通ってシュート部に落下(供給)するように構成される。このように、流動媒体を、シュート部に落下する前に衝撃低減部に落下させるようにすることにより、シュート部に直接落下させる場合よりも、シュート部に発生する衝撃を低減することができ、シュート部を保護することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記床部の上面は、少なくとも一部において、前記下流側落下管の入口に向かうに従って低くなるように形成されている。
上記(2)の構成によれば、流動媒体が落下する床部の上面には傾斜が設けられた部分を有する。これによって、床部に落下した流動媒体を下流側落下管の入口まで導くことができ、床部に落下した流動媒体が、下流側落下管の入口から再度落下するまでの時間や、シュート部に衝突する際の流動媒体の速度を適切に調整することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)~(2)の構成において、
前記衝撃低減部は、底部を有し、
前記床部は、前記底部の上に設けられた衝撃吸収部材で形成される。
上記(3)の構成によれば、上流側落下管を通過した流動媒体は衝撃吸収部材で構成される床部の上に落下するように構成される。これによって、衝撃低減部において流動媒体の力学的エネルギーの低減度合いをより大きくすることができる。よって、衝撃低減部の底部を保護しつつ、シュート部へ衝突する際の流動媒体の速度を適切に調節することができる。また、衝撃低減部の底部とは別の物として床部を設けることで、シュート部の摩耗を代替する床部が摩耗した場合の交換や補修を容易化することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)の構成において、
前記衝撃吸収部材は、板状の部材である。
上記(4)の構成によれば、衝撃吸収部材を板状の部材とすることで、床部を含む衝撃低減部のコストの適正化や、床部の交換の容易化を図ることができる。また、床部の上面への傾斜の付与を容易に行うことができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(3)~(4)の構成において、
前記衝撃吸収部材は、耐火材である。
上記(5)の構成によれば、流動層ボイラの熱がシュート部および下流側落下管を介して伝わってきた場合への耐久性を高めることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(3)~(5)の構成において、
前記上流側落下管の出口と前記下流側落下管の入口との間に設けられた堰部を、さらに備える。
上記(6)の構成によれば、床部に落下した流動媒体は、堰部によって、ある程度溜められた後に下流側落下管の入口からシュート部に落下するように構成される。これによって、流動媒体がシュート部へ衝突する際の速度をより適切に調節することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、
前記堰部は、前記下流側落下管における前記床部よりも上方に突出した状態にある端部で形成される。
上記(7)の構成によれば、堰部は、下流側落下管の端部により形成される。これによって、堰部を容易に形成することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)~(7)の構成において、
前記衝撃低減部は、
底部と、
前記底部の上面の少なくとも一部の周囲に設けられる周壁部と、
前記周壁部の上部を覆う天井部と、をさらに有し、
前記衝撃低減部には、マンホールが形成されている。
上記(8)の構成によれば、衝撃低減部の底部、周壁部、天井部に、少なくとも1つのマンホールが形成される。これによって、衝撃低減部の内部への作業員の出入りが可能になり、床部の補修や交換の容易化を図ることができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)~(8)の構成において、
前記流動層ボイラに固定された、前記衝撃低減部を支持する支持部を、さらに備える。
上記(9)の構成によれば、衝撃低減部は、流動層ボイラに固定された支持部で支持される。これによって、シュート部および衝撃低減部は、流動層ボイラに固定されるので、流動層ボイラが熱伸びした場合に一緒に移動することで、その熱伸びの影響を受けないようにすることができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)~(9)の構成において、
前記上流側落下管または前記下流側落下管の少なくとも一方は、エキスパンションを介して前記衝撃低減部に接続される。
上記(10)の構成によれば、衝撃低減部が流動層ボイラに固定されない場合であっても、エキスパンションにより、流動層ボイラの熱伸びの影響を受けないようにすることができる。
(11)本発明の少なくとも一実施形態に係る流動層ボイラのシュート部は、
流動層ボイラに流動媒体を供給するためのシュート部であって、
第1端部および第2端部を有し、前記第1端部の側から前記流動層ボイラ側の前記第2端部に向けて前記流動媒体を導くよう構成された管状の本体部を有し、
前記本体部には、
上記(1)~(10)のいずれか1項に記載のシュート部保護装置が備える下流側落下管から落下する前記流動媒体を内部に供給するための供給口と、
前記第1端部または前記第1端部と前記供給口との間に設けられた、前記シュート部の内部と外部との連通する窓部と、が形成されている。
上記(11)の構成によれば、シュート部の第1端部(流動層ボイラ7から遠い側の端部)には、窓部が設けられる。衝撃低減部は、シュート部へ衝突する際の流動媒体の速度を低下させることによりシュート部を保護することが可能である反面、シュート部に流動媒体が滞留する可能性が高まる。このような場合に、窓部を開放状態にすることによって、棒などを用いてシュート部に溜まった流動媒体Sを押し出すことを可能にすることができる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(11)の構成において、
前記管状の本体部は、前記窓部から前記第2端部まで直線状に形成されている。
上記(12)の構成によれば、管状の本体部が窓部から第2端部まで直線状に形成されているため、シュート部に滞留した流動媒体を窓部から押し出すことがより容易となる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、流動層ボイラのシュート部を流動媒体の落下時の衝撃から保護するためのシュート部保護装置が提供される。
本発明の一実施形態に係るシュート部保護装置の構成を概略的に示す断面図であり、衝撃低減部は流動層ボイラに支持される。 本発明の一実施形態に係るシュート部保護装置の構成を概略的に示す断面図であり、衝撃低減部は流動層ボイラ以外に支持される。 本発明の一実施形態に係る上流側落下管と衝撃低減部とを接続するエキスパンションの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る下流側落下管と衝撃低減部とを接続するエキスパンションの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るシュート部に形成された窓部を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシュート部の参考例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1~図2は、本発明の一実施形態に係るシュート部保護装置1の構成を概略的に示す断面図である。シュート部保護装置1は、流動層ボイラ7に流動媒体Sを供給するためのシュート部8に砂などの流動媒体Sを供給するための装置であり、流動媒体Sが落下した際にシュート部8に発生する衝撃を低減するよう構成される。図1~図2に示すように、シュート部8は、内部に空間が形成された管状の形状を有しており、流動層ボイラ7の炉壁に設けられた炉内と炉外とを連通する開口(炉壁開口7a)の周囲から斜めに、鉛直方向の上方に直線状に延びるように流動層ボイラ7に固定される。よって、シュート部8に供給された流動媒体Sは、シュート部8の空洞(流路)を滑り落ちていき、上記の炉壁開口7aから炉内に供給される。
そして、上述したようなシュート部8に対して流動媒体Sを供給するシュート部保護装置1は、図1~図2に示すように、上流側落下管2と、衝撃低減部3と、下流側落下管4と、を備えており、衝撃低減部3によって、シュート部8への流動媒体Sの落下時(供給時)の衝撃を低減するよう構成される。
以下、シュート部保護装置1が備える上記の構成について、それぞれ説明する。なお、以下の説明における、上方とは、鉛直方向の上向きの方向であり、下方とは、鉛直方向の下向きの方向である。
上流側落下管2は、シュート部8の上方からシュート部8に向けて投下(供給)された流動媒体Sを下方へ導くための配管である。つまり、上流側落下管2は、その両端部が互いに異なる高さに位置するように設置される。よって、流動媒体Sは、上流側落下管2における、より上方に位置する端部(上端部)に形成された開口(入口開口2a)から内部に入れられると、管内を落下しながら通過し、より下方に位置する端部(下端部)に形成された開口(出口開口2b)から排出される。
なお、上流側落下管2の上端部には、流動媒体Sを貯留するホッパなどにバルブを介するなどして接続されても良い。あるいは、流動層ボイラ7で生成された燃焼ガスからサイクロンなどにより分離された流動媒体Sが上流側落下管2の上端部に供給されても良い。また、上流側落下管2は、例えば上記のホッパなどのプラントの設備に固定されることで、支持されても良い。
衝撃低減部3は、上流側落下管2内から排出された流動媒体Sが落下される床部35を有する設備である。つまり、上記の床部35は、上流側落下管2の下端部を通過した流動媒体Sが向かう先に位置する物であり、上方から落下してきた流動媒体Sは床部35の上に落下する。床部35は、図1~図2に示すような衝撃低減部3の底部31の上に設けられた部材により形成されていても良いし、衝撃低減部3の底部31(後述)そのものにより形成されていても良い。また、床部35の上面は、シュート部8の下流端(第2端部8b)よりも上方側に形成される。
また、衝撃低減部3は、図1~図2に示すように、内部空間を有する箱状の形状を有していても良い。例えば、図1~図2に示すように、衝撃低減部3は、水平方向に沿って設けられた一定の厚みを有する底部31と、この底部31の上面の少なくとも一部の周囲(図1~図2では、底部31の縁部の全周)に設けられる周壁部32と、周壁部32の上部を覆う天井部33とで形成されても良い。この場合、天井部33には開口(入口開口3a)が形成されることで、上記の上流側落下管2を通過した流動媒体Sが入口開口3aを通って内部に入り、床部35の上に落下するように構成される。また、底部31にも開口(出口開口3b)が形成されることで、出口開口3bから流動媒体Sが外部に出るよう構成される。よって、流動媒体Sは、衝撃低減部3の入口開口3a(上流側落下管2の出口開口2b)から内部の床部35に落下した後、衝撃低減部3の出口開口3b(下流側落下管4の入口開口4a)を通って外部に出る。
下流側落下管4は、衝撃低減部3から落下する流動媒体Sを衝撃低減部3の下方に位置するシュート部8(シュート部8の内部)に導くための配管である。下流側落下管4は、上述した上流側落下管2と同様に、その両端部が互いに異なる高さに位置するように設置される。よって、流動媒体Sは、下流側落下管4における、より上方に位置する端部(上端部)に形成された開口(入口開口4a)から下流側落下管4の内部に入ると、管内を落下しながら通過し、より下方に位置する端部(下端部)に形成された開口(出口開口4b)から排出される。そして、下流側落下管4の下端部から排出された流動媒体Sは、シュート部8の内部に落下することで、シュート部8に供給される。
図1~図2に示す実施形態では、上流側落下管2および下流側落下管4は、直線状の形状をしており、鉛直方向に沿って設置されている。これによって、上流側落下管2および下流側落下管4の各々の内面に落下中の流動媒体Sが接触することにより生じる、上流側落下管2および下流側落下管4の摩耗などの損傷を抑制しつつ、流動媒体Sを上端部から下端部まで導くようにしている。
ただし、本実施形態に本発明は限定されない。他の幾つかの実施形態では、上流側落下管2または下流側落下管4の少なくとも一方は、直線状の形状でなくても良いし、鉛直方向に交差する方向に沿って設置されても良い。また、図1~図2に示す実施形態では、衝撃低減部3の出口開口3bは、底部31に設けられているが、他の幾つかの実施形態では、衝撃低減部3の出口開口3bは、周壁部32に設けられても良い。
上述した構成を有するシュート部保護装置1において、上流側落下管2の出口(出口開口2b)と下流側落下管4の入口(入口開口4a)とは、平面視において互いに重ならないように設けられている。具体的には、水平方向で距離L(L>0)だけ離間されている。これにより、衝撃低減部3は、床部に35に落下後の流動媒体Sがシュート部8へ落下するよう構成される。換言すれば、上流側落下管2の出口開口2bを通過した流動媒体Sが向かう先には、下流側落下管4の入口開口4aはなく、上流側落下管2の出口開口2bから下流側落下管4の入口開口4aに流動媒体Sが直接入らないようになっている。このため、上流側落下管2の出口開口2bを通過した流動媒体Sは、まずは、床部35に落下すると共に、その落下後に、下流側落下管4の入口開口4aに入ることで、シュート部8へ向けて落下する。
このように構成することにより、シュート部8の上方から投下された流動媒体Sの力学的エネルギーは、床部35への落下による摩擦等により、床部35の上に衝突する前よりも小さくされる。このため、衝撃低減部3からの落下を開始する際の力学的エネルギーは、上流側落下管2の上端部に供給された際のものよりも小さい。よって、衝撃低減部3(下流側落下管4の入口開口4a)から落下し、シュート部8に衝突する直前の速度は、シュート部8の上方から投下され、衝撃低減部3を介することなくシュート部8に直接落下して衝突する場合(図6参照)よりも小さくなるので、シュート部8に流動媒体Sが落下した際にシュート部8に発生する衝撃を低減することが可能となる。
上記の構成によれば、流動層ボイラ7のシュート部8に向けて投下された砂などの流動媒体Sは、シュート部8に直接落下するのではなく、上流側落下管2を通って衝撃低減部3にまずは落下した後に、下流側落下管4を通ってシュート部8に落下(供給)するように構成される。このように、流動媒体Sを、シュート部8に落下する前に衝撃低減部3に落下させるようにすることにより、シュート部8に直接落下させる場合よりも、シュート部8に発生する衝撃を低減することができ、シュート部8を保護することができる。
次に、上述した床部35に関する幾つかの実施形態について説明する。
幾つかの実施形態では、図1に示すように、上述した、流動媒体Sが落下する床部35の上面は、少なくとも一部において、下流側落下管4の入口(入口開口4a)に向かうに従って低くなるように形成されていても良い。より具体的には、床部35の上面の全体が傾斜していても良いし(図1参照)、上流側落下管2から排出された流動媒体Sが、床部35に最初に落下する落下点の想定領域から、下流側落下管4の入口開口4aの手前までの間の少なくとも一部の上面が傾斜していても良い。
このように床部35の上面に傾斜面が形成されると、流動媒体Sは、床部35に最初に落下した後は、傾斜面により、下流側落下管4の入口開口4aに向かいやすくなり、順次、下流側落下管4の入口開口4aから落下するように図ることが可能となる。また、例えば、シュート部8への流動媒体Sの落下速度が小さ過ぎると、流動媒体Sがシュート部8を適切に流れていかない場合が生じ得るが、床部35の上面を下流側落下管4の入口に向かって傾斜させることにより、流動媒体Sが下流側落下管4を通ってシュート部8へ落下する際の速度を適切に調整することが可能となる。
上記の構成によれば、流動媒体Sが落下する床部35の上面には傾斜が設けられた部分を有する。これによって、床部35に落下した流動媒体Sを下流側落下管4の入口まで導くことができ、床部35に落下した流動媒体Sが、下流側落下管4の入口から再度落下するまでの時間や、シュート部8を衝突する際の流動媒体Sの速度を適切に調整することができる。
他の幾つかの実施形態では、図2に示すように、床部35の上面は傾斜している部分がなく、水平であっても良い。この場合、流動媒体Sは、床部35の上に堆積されていき、あふれた分が下流側落下管4の入口開口4aから落下する。つまり、衝撃低減部3から落下する際の速度を可能な限り小さくできるので、流動媒体Sがシュート部8に衝突する際の衝撃を最大限低減することが可能となる。よって、特に、設置スペースの関係などから下流側落下管4が長くなってしまう場合などに、シュート部8に対する最大限の保護を図ることができる。
また、幾つかの実施形態では、上述した床部35は、衝撃低減部3の有する底部31の上に設けられた衝撃吸収部材で形成される。この衝撃吸収部材は、板状の部材や、レンガなどのブロック状の部材などの加工された定型の部材であっても良いし、砂や不定形の部材であっても良い。これらの部材の組合せであっても良い。そして、床部35は、衝撃吸収部材の1または複数により形成されても良い。例えば、衝撃吸収部材を、板状の部材とすれば、底部31との間を衝撃吸収部材で全て埋めなくても、傾斜面や水平面を形成することが可能となる。よって、床部35を含む衝撃低減部3のコストの適正化や、床部35の交換の容易化を図ることが可能となる。また、床部35の上面への傾斜の付与を容易に行うことが可能となる。なお、衝撃吸収部材は耐火材であっても良い。図1~図2に示す実施形態では、床部35は、板状の耐火材で形成されており、流動層ボイラ7の熱がシュート部8や下流側落下管4を伝わってきた場合への耐久性を高めることが可能となる。
上記の構成によれば、上流側落下管2を通過した流動媒体Sは衝撃吸収部材で構成される床部35の上に落下するように構成される。これによって、衝撃低減部3において流動媒体Sの力学的エネルギーの低減度合いをより大きくすることができる。よって、衝撃低減部3の底部31を保護しつつ、シュート部8へ衝突する際の流動媒体Sの速度を適切に調節することができる。また、衝撃低減部3の底部31とは別の物として床部35を設けることで、シュート部8の摩耗を代替する床部35が摩耗した場合の交換や補修を容易化することができる。
次に、衝撃低減部3に関するその他の構成について、説明する。
幾つかの実施形態では、図1~図2に示すように、衝撃低減部3は、上流側落下管2の出口(出口開口2b)と、下流側落下管4の入口(入口開口4a)との間に設けられた堰部36を、さらに備えても良い。より詳細には、堰部36は、床部35に落下した流動媒体Sが下流側落下管4の入口開口4aに到達する経路上に設けられ、床部35または底部31から下流側落下管4の入口開口4aへの流動媒体Sの流れをせき止める役割を有している。そして、流動媒体Sが時間の経過に伴って、堰部36の上流側落下管2側に溜まっていき、堰部36の高さを越えた分だけ、流動媒体Sが下流側落下管4の入口開口4aに入るようになる。
この堰部36は、幾つかの実施形態では、図1~図2に示すように、下流側落下管4における床部35よりも上方に突出した状態にある端部(上端部)で形成されても良い。他の幾つかの実施形態では、衝撃低減部3の出口開口3bが、周壁部32における底部31よりも高い位置に設けられることによって、周壁部32における出口開口3bの下部により堰部36を形成しても良い。この場合、堰部36の形成用の部材を別途用意する必要はなく、堰部36を容易に形成することができる。また、その他の実施形態では、堰部36を形成するための例えば板状など形状を有する部材を、床部35または底部31に設置しても良い。この場合、衝撃低減部3の出口開口3bは底部31に設けられていても良いし、周壁部32に設けられていても良い。
上記の構成によれば、床部35に落下した流動媒体Sは、堰部36によって、ある程度溜められた後に下流側落下管4の入口からシュート部8に落下するように構成される。これによって、流動媒体Sがシュート部8へ衝突する際の速度をより適切に調節することができる。
また、幾つかの実施形態では、上述したように底部31、周壁部32、天井部33を有する衝撃低減部3には、マンホール37が形成されていても良い。図1~図2に示す実施形態では、マンホール37は周壁部32に形成されており、蓋によって開閉可能になっている。ただし、本実施形態に本発明は限定されない。他の幾つかの実施形態では、マンホール37は、天井部33に形成されても良いし、底部31に形成されても良い。周壁部32や天井部33にマンホール37があれば、床部35の補修や交換のために作業員の出入りが比較的容易になる。また、底部31にマンホール37があれば、流動媒体Sを衝撃低減部3が排出する必要がある場合に、有利である。
上記の構成によれば、衝撃低減部3の底部31、周壁部32、天井部33に、少なくとも1つのマンホール37が形成される。これによって、衝撃低減部3の内部への作業員の出入りが可能になり、床部35の補修や交換の容易化を図ることができる。
次に、シュート部保護装置1の支持方式について、説明する。
幾つかの実施形態では、シュート部保護装置1は、流動層ボイラ7に固定された、衝撃低減部3を支持する支持部12を、さらに備えても良い。この場合、シュート部8は、上述したように流動層ボイラ7に固定されているので、シュート部8および衝撃低減部3が共に、流動層ボイラ7に固定されることになる。よって、流動層ボイラ7の運転時に発生する熱により、流動層ボイラ7が熱伸びした場合には、シュート部8および衝撃低減部3が共に移動する。したがって、流動層ボイラ7の熱伸びの影響を受けないようにすることができる。このため、例えば、下流側落下管4とシュート部8との間、または、下流側落下管4と衝撃低減部3との間の少なくとも一方を、溶接などにより強固に固定することが可能となる。
上記の構成によれば、衝撃低減部3は、流動層ボイラ7に固定された支持部12で支持される。これによって、シュート部8および衝撃低減部3は、流動層ボイラ7に固定されるので、流動層ボイラ7が熱伸びした場合に一緒に移動することで、その熱伸びの影響を受けないようにすることができる。
他の幾つかの実施形態では、図2~図4(後述する図5も同様)に示すように、上流側落下管2または下流側落下管4の少なくとも一方は、エキスパンション9を介して衝撃低減部3に接続されても良い。このエキスパンション9について、図3~図4を用いてより詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る上流側落下管2と衝撃低減部3とを接続する第1エキスパンション9aの構成を概略的に示す断面図である。図3に示す実施形態の第1エキスパンション9aは、金属製の第1コルゲート管93の一端が、径方向に突出するように上流側落下管2に固定された第1固定部91(フランジ)に固定され、その他端が、天井部33の上面における衝撃低減部3の入口開口3aの周縁部に固定された円環状の第2固定部92に固定されることで、構成されている。そして、上流側落下管2は、上流側落下管2の出口開口2bが天井部33に形成された入口開口3aを越えて衝撃低減部3の内部に位置するように、天井部33の入口開口3aに挿入されている。
図4は、本発明の一実施形態に係る下流側落下管4と衝撃低減部3とを接続する第2エキスパンション9bの構成を概略的に示す断面図である。図4に示す実施形態の第2エキスパンション9bは、金属製の第2コルゲート管96の一端が、径方向に突出するように下流側落下管4に固定された第3固定部94(フランジ)に固定され、その他端が、底部31の下面における衝撃低減部3の出口開口3bの周縁部に固定された円環状の第4固定部95に固定されることで、構成されている。この際、下流側落下管4は、下流側落下管4の入口開口4aが底部31に形成されている出口開口3bを越えて衝撃低減部3の内部に位置するように、底部31の出口開口3bに挿入されている。この際、下流側落下管4には、径方向に突出するように固定された第5固定部97(フランジ)が、上記の第3固定部94よりも上端側に設けられている。そして、第5固定部97は衝撃低減部3の内部に位置しており、底部31の出口開口3bよりも大径であることによって、下流側落下管4が底部31に形成された出口開口3bから抜けることがないようになっている。
なお、図3~図4に示す本実施形態では、第1固定部91の上流側落下管2への固定、第2固定部92の天井部33への固定、第3固定部94の下流側落下管4への固定、第4固定部95の底部31への固定、および第5固定部97の下流側落下管4への固定は、溶接でなされている。また、第2固定部92は、天井部33の下面に固定されても良い。
第4固定部95は、底部31の上面に固定されても良い。また、後述する図5に示す本実施形態ではエキスパンション9は、上流側落下管2および下流側落下管4の両方にあるが、既に説明した通り少なくとも一方にあれば良い。
上記の構成によれば、衝撃低減部3が流動層ボイラ7に固定されない場合であっても、エキスパンション9により、流動層ボイラ7の熱伸びの影響を受けないようにすることができる。
次に、シュート部に関する幾つかの実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係るシュート部8に形成された窓部83を示す図である。
本実施形態のシュート部8は、上述したのと同様に、流動層ボイラ7に流動媒体Sを供給するためのシュート部8であり、図5に示すように、第1端部8aおよび第2端部8bを有し、第1端部8aの側から流動層ボイラ7側の第2端部8bに向けて流動媒体Sを導くよう構成された管状の本体部81を有する。
そして、本体部81には、上述した下流側落下管4から落下する流動媒体Sを内部に供給するための供給口82と、第1端部8aまたは第1端部8aと供給口82との間に設けられた、シュート部8の内部と外部との連通する窓部83とが形成されている。図5に示す実施形態では、この窓部83は、第1端部8aの端面に設けられており、蓋部84で開放と閉鎖が可能になっている。蓋部84を窓部から外すことにより、本体部81の内部が外部に開放された状態となるので、シュート部8の内部に滞留している流動媒体Sなどを棒状の部材などを用いて押し出すことが可能となる。なお、図5に示す実施形態では、窓部83は第1端部8aの端面の全体で形成されているが、その一部であっても良い。
上記の構成によれば、シュート部8の第1端部8a(流動層ボイラ7から遠い側の端部)には、窓部83が設けられる。衝撃低減部3は、シュート部8へ衝突する際の流動媒体Sの速度を低下させることによりシュート部8を保護することが可能である反面、シュート部8に流動媒体Sが滞留する可能性が高まる。このような場合に、窓部83を開放状態にすることによって、棒などを用いてシュート部8に溜まった流動媒体Sを押し出すことを可能にすることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
また、図1~図2に示す実施形態のシュート部8は、流動媒体S専用のものであるが、他の幾つかの実施形態では、流動媒体Sおよび燃料を供給するためのものであっても良い。
1 シュート部保護装置
12 支持部
2 上流側落下管
2a 入口開口
2b 出口開口
3 衝撃低減部
31 底部
3a 入口開口
3b 出口開口
32 周壁部
33 天井部
35 床部
36 堰部
37 マンホール
4 下流側落下管
4a 入口開口
4b 出口開口
7 流動層ボイラ
7a 炉壁開口
8 シュート部
8a 第1端部
8b 第2端部
81 本体部
82 供給口
83 窓部
84 蓋部
9 エキスパンション
9a 第1エキスパンション
9b 第2エキスパンション
91 第1固定部
92 第2固定部
93 第1コルゲート管
94 第3固定部
95 第4固定部
96 第2コルゲート管
97 第5固定部
L 距離
S 流動媒体

Claims (12)

  1. 流動層ボイラのシュート部に流動媒体が落下した際に前記シュート部に発生する衝撃を低減するためのシュート部保護装置であって、
    前記シュート部の上方から投下された前記流動媒体を下方へ導くための上流側落下管と、
    前記上流側落下管内から排出された前記流動媒体が落下される床部を有し、前記床部に落下後の前記流動媒体が前記シュート部へ落下するよう構成された衝撃低減部と、
    前記衝撃低減部から落下する前記流動媒体を前記衝撃低減部の下方に位置する前記シュート部の内部に導くための下流側落下管と、を備え
    前記シュート部の全体が、前記衝撃低減部の前記床部よりも下方に位置している
    ことを特徴とするシュート部保護装置。
  2. 前記床部の上面は、少なくとも一部において、前記下流側落下管の入口に向かうに従って低くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシュート部保護装置。
  3. 前記衝撃低減部は、底部を有し、
    前記床部は、前記底部の上に設けられた衝撃吸収部材で形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のシュート部保護装置。
  4. 前記衝撃吸収部材は、板状の部材であることを特徴とする請求項3に記載のシュート部保護装置。
  5. 前記衝撃吸収部材は、耐火材であることを特徴とする請求項3または4に記載のシュート部保護装置。
  6. 前記上流側落下管の出口と前記下流側落下管の入口との間に設けられた堰部を、さらに備えることを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のシュート部保護装置。
  7. 前記堰部は、前記下流側落下管における前記床部よりも上方に突出した状態にある端部で形成されることを特徴とする請求項6に記載のシュート部保護装置。
  8. 前記衝撃低減部は、
    底部と、
    前記底部の上面の少なくとも一部の周囲に設けられる周壁部と、
    前記周壁部の上部を覆う天井部と、をさらに有し、
    前記衝撃低減部には、マンホールが形成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のシュート部保護装置。
  9. 前記流動層ボイラに固定された、前記衝撃低減部を支持する支持部を、さらに備えることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のシュート部保護装置。
  10. 前記上流側落下管または前記下流側落下管の少なくとも一方は、エキスパンションを介して前記衝撃低減部に接続されることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載のシュート部保護装置。
  11. 流動層ボイラに流動媒体を供給するための流動層ボイラのシュート部であって、
    第1端部および第2端部を有し、前記第1端部の側から前記流動層ボイラ側の前記第2端部に向けて前記流動媒体を導くよう構成された管状の本体部を有し、
    前記本体部には、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のシュート部保護装置が備える下流側落下管から落下する前記流動媒体を内部に供給するための供給口と、
    前記第1端部または前記第1端部と前記供給口との間に設けられた、前記シュート部の内部と外部との連通する窓部と、が形成されていることを特徴とする流動層ボイラのシュート部。
  12. 前記管状の本体部は、前記窓部から前記第2端部まで直線状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の流動層ボイラのシュート部。
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