JP7215038B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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本開示の技術は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
従来、食品、例えば、豆腐に付与するキャッチコピーを生成する技術では、最適な表現を制約なしに作り上げる為、学習が正確に行われればより適切なものが割り当てられる。しかし、制約がない為、「豆腐が豆腐が面自い」のように文書として意味をなさない、もしくは状況に適していないものが生成されてしまうことがある。
特許文献1には、翻訳において節などの単位ごとに複数種類の候補を用意し、その中から流暢さなどを元に逆翻訳などを行いながら最適なものを選択することが開示されている。
特開2014-78132
本発明は、対象を説明する文を対象に関連付ける場合に、対象の情報を元に文を都度生成する方法のみで、対象に関連付ける文の候補を出すものと比較して、文法上誤りの少ない文を、対象に関連付ける文の候補とすることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、を有し、前記選択部が、前記流暢さスコアから前記選択候補を選択する場合、前記選択部は、前記流暢さスコアを算出するモデルを用いて前記流暢さスコアを算出する流暢さスコア算出部を備え、前記算出された流暢さスコアを利用し、文の生成された選択候補及び予め作成された選択候補から抽出された選択候補を用いて、前記流暢さスコアを算出するモデルから得られるスコアが、前記生成された選択候補より前記抽出された選択候補のほうが高いスコアとなるように、前記流暢さスコアを算出するモデルを学習するモデル学習部を更に備える。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記妥当性スコアから前記選択候補を選択する場合、前記選択部は、前記妥当性スコアを算出するモデルを用いて前記妥当性スコアを算出する妥当性スコア算出部を備え、前記算出された妥当性スコアを利用する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、を有し、前記選択部は、前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアから、前記選択候補を選択すると共に、前記生成された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアが一定値以上の場合、前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアが一定値以上の前記生成された選択候補を、前記選択候補として選択し、前記生成された選択候補の前記流暢さスコアが一定値以上でなければ、前記抽出された選択候補の中から前記選択候補を選択する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、請求項に記載の情報処理装置において、前記選択部は、前記抽出された選択候補の中から、前記抽出された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアの少なくとも一方から、前記選択候補を選択する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、を有し、前記選択部は、前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアから、前記選択候補を選択すると共に、前記抽出された選択候補の前記妥当性スコアが一定値以上の場合、前記妥当性スコアが一定値以上の前記抽出された選択候補を、前記選択候補として選択し、前記抽出された選択候補の前記妥当性スコアが一定値以上でなければ、前記生成された選択候補の中から前記選択候補を選択する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、請求項に記載の情報処理装置において、前記選択部は、前記生成された選択候補の中から、前記生成された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアの少なくとも一方から、前記選択候補を選択する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、請求項1~請求項の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記選択部は、前記選択候補が決定されていない場合に、前記対象に関連付ける文に選択候補を選択する。
請求項に記載の情報処理装置の発明の情報処理装置は、請求項3~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記生成部は、選択候補を生成するモデルを用いて、前記選択候補を生成し、前記生成された選択候補及び前記抽出された選択候補の少なくとも一方の前記妥当性スコアは、前記選択候補を生成するモデルにより前記選択候補を用いて計算されたスコアである。
請求項に記載の発明の情報処理プログラムは、コンピュータを、請求項1~請求項の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させる。
請求項1、に記載の発明によれば、対象を説明する文を対象に関連付ける場合に、対象の情報を元に文を都度生成する方法のみで、対象に関連付ける文の候補を出すものと比較して、文法上誤りの少ない文を、対象に関連付ける文の候補とすることができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、最適な選択候補を更に精度よく選択することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、生成された選択候補と抽出された選択候補とを利用することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、最適な選択候補をより精度よく選択することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、生成された選択候補と抽出された選択候補とを利用することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、最適な選択候補をより精度よく選択することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、選択処理を省略することができる、という効果を有する。
請求項に記載の発明によれば、選択候補を生成するモデルを妥当性スコアを算出するモデルとしても利用することができる、という効果を有する。
最適候補選択装置10のブロック図である。 記憶装置36の記憶領域40の記憶内容を示す図である CPU22のブロック図である。 最適候補選択処理のフローチャートが示されている。 流暢さスコア算出モデル48の学習処理のフローチャートである。 流暢さスコア算出モデル48の他の学習処理のフローチャートである。 モデル学習処理のフローチャートである。 モデル学習処理の変形例のフローチャートである。 第2の実施の形態の最適候補選択処理のフローチャートである。 第3の実施の形態の最適候補選択処理のフローチャートである。 第4の実施の形態記憶装置36の記憶領域40の内容を示す図である。 第4の実施の形態の最適候補選択処理のフローチャートが示されている。 第5の実施の形態の最適候補選択処理のフローチャートである。 第6の実施の形態の最適候補選択処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態に係る最適候補選択装置について図面を参照して説明する。
図1には、最適候補選択装置10のブロック図が示されている。最適候補選択装置10は、入力されたデータに対して付与する最適なキャッチコピーを、生成された選択候補と抽出された選択候補との中から選択する装置である。
図1に示すように、最適候補選択装置10は、コンピュータ20を備えている。コンピュータ20は、CPU22、ROM24、RAM26、入出力(I/O)ポート28を備えている。CPU22~入出力(I/O)ポート28はバス30により相互に接続されている。入出力(I/O)ポート28には、ディスプレイ32、入力装置34、及び記憶装置36が接続されている。
最適候補選択装置10は、本開示の技術の「情報処理装置」の一例である。
ROM24には、後述する最適候補選択処理プログラム、流暢さスコア算出モデル学習処理プログラム、及びモデル学習処理プログラムが記憶されている。最適候補選択処理プログラムは、本開示の技術の「情報処理プログラム」の一例である。
図2には、記憶装置36の記憶領域40の記憶内容が示されている。記憶領域40には、選択候補テーブル42、選択候補生成モデル44、流暢さスコア算出モデル48及び付与妥当性スコア算出モデル50が記憶されている。
選択候補テーブル42には、顧客が販売する個々のアイテムのデータが記憶されている。例えば、食品における豆製品の中の豆腐における具体的な豆腐1(もめん豆腐)、豆腐2(きぬごし豆腐)、・・・などの個別のアイテムが記憶されている。アイテムに対応してキャッチコピーの候補CCが予め記憶されている。例えば、豆腐1に対応してCC11(「もちもち食感が楽しめる」)、CC12(「素材の味が生きている」)、CC13(「プラス一品としてどうぞ」)、・・・が記憶されている。豆腐2には、CC21(透明豆腐)が記憶されている。豆腐3には、キャッチコピーが記憶されていない。アイテムに対応して記憶されているキャッチコピーの選択候補は、予め人が作成している。
図3には、CPU22が最適候補選択処理プログラムを実行することで実現される各種機能のブロック図が示されている。最適候補選択処理プログラムの機能は、選択候補抽出機能、選択候補生成機能、流暢さスコア算出機能、付与妥当性スコア算出機能、結果統合機能、選択機能、表示処理機能、選択候補生成モデル学習機能、流暢さスコア算出モデル学習機能、及び付与妥当性スコア算出モデル学習機能を有する。CPU22がこれらの機能を有する最適候補選択処理プログラムを実行することで、CPU22は、選択候補抽出部52、選択候補生成部54、流暢さスコア算出部56、付与妥当性スコア算出部58、結果統合部60、選択部62、表示処理部64、選択候補生成モデル学習部65、流暢さスコア算出モデル学習部66、及び付与妥当性スコア算出モデル学習部68として機能する。
選択候補抽出部52は、本開示の技術の「抽出部」の一例である。選択候補生成部54は、本開示の技術の「生成部」の一例である。流暢さスコア算出部56、付与妥当性スコア算出部58、結果統合部60、及び選択部62は、本開示の技術の「選択部」の一例である。流暢さスコア算出モデル学習部66は、本開示の技術の「流暢さスコアモデル学習部」の一例である。流暢さスコア算出モデル学習部66及び付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、本開示の技術の「モデル学習部」の一例である。
選択候補生成部54は、選択候補生成モデル44を用いて、選択候補を生成する。選択候補生成モデル44としては、例えば、エンコーダ-デコーダモデルなどである。
流暢さスコア算出部56は、流暢さスコア算出モデル48を用いて、流暢さスコアを算出する。流暢さスコアは、選択候補が文としての自然さを示すスコアである。文としての自然さには、例えば、文法上の正しさが含まれる。
流暢さスコア算出モデル48は、本開示の技術の「流暢さスコアを算出するモデル」の一例である。
付与妥当性スコア算出部58は、付与妥当性スコア算出モデル50を用いて、付与妥当性スコアを算出する。付与妥当性スコアは、選択候補がデータ(例えばアイテムの名称、豆腐1)に対して付与することがどれだけ妥当かを示すスコアである。
付与妥当性スコア算出モデル50は、本開示の技術の「妥当性スコアを算出するモデル」の一例である。
流暢さスコア算出モデル学習部66は、流暢さスコア算出モデル48を学習する。付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、付与妥当性スコア算出モデル50を学習する。
図4には、CPU22が、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。図4の最適候補選択処理は、最適なキャッチコピーを選択する対象のデータ、例えば、豆腐1のデータが入力された場合にスタートする。
豆腐1のデータは、本開示の技術の「対象」の一例である。最適なキャッチコピーは、本開示の技術の「対象に関連付ける文」の一例である。
ステップ72で、選択候補抽出部52は、入力されたデータに対応する選択候補を、記憶装置36の記憶領域40から抽出する。
ステップ74で、選択候補生成部54は、入力されたデータに対応する選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する。
ステップ76で、流暢さスコア算出部56は、ステップ72及びステップ74で得られた全ての選択候補の各々を識別する選択候補識別変数cを0にセットし、ステップ78で、流暢さスコア算出部56は、選択候補識別変数cを1インクリメントする。
ステップ80で、流暢さスコア算出部56は、選択候補識別変数cにより識別される選択候補cの流暢さスコアを、流暢さスコア算出モデル48を用いて算出する。
ステップ82で、付与妥当性スコア算出部58は、選択候補cの付与妥当性スコアを付与妥当性スコア算出モデル50を用いて算出する。
ステップ84で、結果統合部60は、選択候補cの流暢さスコア及び選択候補cの付与妥当性スコアの各スコアを統合した統合スコアを算出する。
ここで、選択候補cの流暢さスコアをSRcとし、選択候補cの付与妥当性スコアをSDcとすると、統合スコアTScは以下の式より得られる。
TSc=Wa*SRc+Wb*SDc
Wa及びWbは重みであり、例えば、Wa=0.5、Wb=2.0である。Wa=0.5、Wb=2.0の場合には、統合スコアTScの計算のため、選択候補cの付与妥当性スコアSDcより流暢さスコアSRcのほうが重きを置いている。なお、統合スコアTScの計算のため、流暢さスコアSRcより選択候補cの付与妥当性スコアSDcのほうに重きを置いてもよい。
なお、統合スコアTScは以下の3つの式の何れかにより得てもよい。
TSc=(Wa*SRc+Wb*SDc)/2
TSc=√((Wa*SRc)+(Wb*SDc)
TSc=√((Wa*SRc)+(Wb*SDc))/2
更に、統合スコアTScの計算の際、上記重みを省略してもよい。
更に、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcが所定値以上でなければ、所定値以上でないスコアを0にして、統合スコアTScを計算してもよい。
また、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcが所定値未満であれば、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcが大きくなるに従って第1の増加率(例えば、一定値)で増加した値を、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcとして、統合スコアTScの式に代入する。流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcが所定値以上の場合には、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcが大きくなるに従って第1の増加率より大きい第2の増加率(例えば、指数関数)で増加した値を、流暢さスコアSRc又は付与妥当性スコアSDcとして、統合スコアTScの式に代入する。
ステップ86で、結果統合部60は、識別変数cがステップ72及び74で得られた選択候補の総数Cに等しいか否かを判断する。選択候補識別変数cが総数Cに等しいと判断されなければ、最適候補選択処理は、ステップ78に戻って、以上の処理(ステップ78~86)を実行する。
選択候補識別変数cが総数Cに等しいと判断された場合には、ステップ88で、結果統合部60は、全選択候補を、統合スコアによって、並び替える。
ステップ90で選択部62は、統合スコアが上位からn個を選択する。
ステップ92で、表示処理部64は、選択されたn個の選択候補を、ディスプレイ32に表示する。
このように入力されたデータに対して付与する最適なキャッチコピーを、モデルにより生成された選択候補と、予め人が作成して記憶され、抽出された選択候補との中から選択する。よって、入力されたデータに対して付与する最適なキャッチコピーを、モデルにより生成された複数の選択候補の中から選択したり、予め人が作成して記憶され、抽出された複数の選択候補の中から選択したりする場合より、最適なキャッチコピーを選択する。
入力されたデータに対して付与する最適なキャッチコピーを、モデルにより生成された選択候補と、予め人が作成して記憶され、抽出された選択候補との中から選択する際に、各選択候補の流暢さスコアと付与妥当性スコアとの統合スコアを用いるので、より精度よく最適なキャッチコピーを選択する。
各選択候補の流暢さスコアと付与妥当性スコアとをそれぞれのモデルを用いて算出するので、それぞれのスコアを精度よく算出し、統合スコアを精度よく算出し、入力されたデータに対して付与する最適なキャッチコピーを、より精度よく選択する。
図4の最適候補選択処理が実行される前には、上記各モデル(44、48、50)が次のように学習されている。
まず、選択候補生成モデル44の学習方法を説明する。選択候補生成モデル44の学習のために、選択候補生成モデル学習部65は、次のデータを使用する。
商品名 キャッチコピー
・豆腐1 食感が楽しめる
・豆腐2 便利な3個パック
・納豆1 家族の健康のために
・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のデータが入力されると、選択候補生成モデル学習部65は、入力されたデータを用いて、アイテム(豆腐1、・・・)に適切なキャッチコピーが生成されるように、選択候補生成モデル44を学習する。
次に、付与妥当性スコア算出モデル50の学習方法を説明する。付与妥当性スコア算出モデル50の学習のために、付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、次のデータを使用する。
キャッチコピー 付与妥当性スコア
CC1 50点
CC2 70点
CC3 40点
・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のデータが入力されると、付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、入力されたデータを用いて、キャッチコピーの付与妥当性スコアが生成されるように、付与妥当性スコア算出モデル50を学習する。
なお、付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、アイテムのデータを更に使用してもよい。付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、入力されたアイテムのデータを更に加味して、アイテムに対するキャッチコピーの付与妥当性スコアが生成されるように、付与妥当性スコア算出モデル50を学習する。
図5Aには、ROM24に記憶された流暢さスコア算出モデル学習処理プログラムを実行することにより行われる流暢さスコア算出モデル48の学習処理のフローチャートが示されている。
ステップ102で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品識別変数iを0にセットし、ステップ104で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品識別変数iを1インクリメントする。商品識別変数iは、例えば、図2に示す記憶装置36の記憶領域40に記憶されている上記アイテムを識別する。
ステップ106で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品識別変数iにより識別される商品iについて、選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する。例えば、商品iが豆腐1の場合、「ととととうふ」等が生成される場合がある。
ステップ108で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、生成した選択候補に0点を設定する。
ステップ110で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品iに対する選択候補を、選択候補テーブル42から抽出する。例えば、商品iが豆腐1の場合、「もちもち豆腐」が抽出される場合がある。
ステップ112で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、抽出した選択候補に100点を設定する。
ステップ108で、生成した選択候補(上記例では「ととととうふ」)に0点が設定され、ステップ112で、抽出した選択候補(上記例では「もともち豆腐」)に100点が設定されるのは、抽出した選択候補は人により作成されたものであるので流暢さが高いからである。
ステップ114で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品識別変数iが、商品の総数Iに等しいか否かを判断する。
商品識別変数iが総数Iに等しいと判断されなければ、流暢さスコア算出モデル48の学習処理は、ステップ104に戻って、以上の処理(ステップ104~114)を実行する。
商品識別変数iが総数Iに等しいと判断された場合には、ステップ116で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、以上の処理(ステップ104~114)により得られたデータを用いて、流暢さスコアが、生成された選択候補に対しては0点となり、抽出された選択候補に対しては、100点となるように流暢さスコア算出モデル48を学習する。
流暢さスコア算出モデル48の学習処理により、流暢さスコア算出モデル48を、内容に応じて、即ち、人が作成したか否かにより適切に学習する。
次に、流暢さスコア算出モデル48の他の学習処理を説明する。図5Bには、ROM24に記憶された他の流暢さスコア算出モデル学習処理プログラムを実行することにより行われる流暢さスコア算出モデル48の他の学習処理のフローチャートが示されている。なお、図5Bに示す他の学習処理は、図5Aに示す学習処理と同様の部分があるので、同一の部分には同一の符号を付して、異なる部分のみを説明する。
ステップ102及びステップ104の処理を実行した後、ステップ106Aで、流暢さスコア算出モデル学習部66は、商品識別変数iにより識別される商品iについて、選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する。ところで、選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する際には、スコアが計算される。そこで、ステップ106Aでは、生成の際に計算されたスコアを抽出する。
ステップ108Aで、流暢さスコア算出モデル学習部66は、生成した選択候補に、ステップ106Aで抽出されたスコアに応じた値を設定する。
ステップ108Aの後は、ステップ110~114の処理が実行され、ステップ114の判断が肯定判定の場合、他の学習処理は、ステップ116Aに進む。ステップ116Aで、流暢さスコア算出モデル学習部66は、以上の処理(ステップ104~114)により得られたデータを用いて、流暢さスコアが、生成された選択候補に対しては、ステップ106Aで抽出されたスコアとなり、抽出された選択スコアに対しては、100点となるように流暢さスコア算出モデル48を学習する。
ここで、スコアに応じた値を説明する。スコアに応じた値は、例えば、スコアが大きくなるに従って大きくなり、0~例えば10点の範囲で定まる値である。その他、任意の(恣意的な)値でもよい。任意の値は100点より小さい任意の値でよい。その他、名詞の連続など人手で構築したルールを元に設定した値でもよい。
図6Aには、ROM24に記憶されたモデル学習処理プログラムを実行することにより行われるモデル学習処理のフローチャートが示されている。
ステップ122で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、ユーザによりフィードバックされた情報(フィードバック情報)を選択候補テーブル42から取得する。
ここで、ユーザによりフィードバックされた情報について説明する。当該情報には、第1に、購入履歴を用いる場合と、第2に、ユーザのアンケート結果を用いる場合とがある。
購入履歴を用いる場合を説明する。商品の購入結果を利用する場合である。商品にキャッチコピーが付されて販売された場合に、以前より単位時間(例えば、一週間、一ヶ月等)当たりの購入個数が多い場合には、当該キャッチコピーの効果が大きいと考えられる。逆に、商品にキャッチコピーが付されて販売された場合に、以前より単位時間当たりの購入個数が少ない場合には、当該キャッチコピーの効果が小さいと考えられる。選択候補テーブル42には、各アイテムに対応するキャッチコピーに対応して、単位時間当たりの購入個数の伸び率が、フィードバック情報として記憶されている。
ユーザのアンケート結果を用いる場合を説明する。ユーザにアンケートすると、商品に付されキャッチコピーを高く評価するユーザや低く評価するユーザがいる。選択候補テーブル42には、各アイテムに対応するキャッチコピーに対応して、低く評価するユーザの人数に対する高く評価するユーザの人数の割合が、フィードバック情報として記憶されている。
ステップ124で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、フィードバックされた商品及びキャッチコピーを抽出する。
ステップ126で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、既に学習済みの内容か否かを判断する。既に学習済みの内容である場合には、モデル学習処理は終了する。
既に学習済みの内容でないと判断された場合には、ステップ128で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、抽出されたキャッチコピーがフィードバックの内容に応じたスコアになるように、流暢さスコア算出モデル48を学習する。具体的には、上記ユーザの人数の割合が1より大きい場合には、100点として、1以下の場合には、0点として、流暢さスコア算出モデル学習部66は、流暢さスコア算出モデル48を学習する。
ステップ130で、付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、抽出されたキャッチコピーがフィードバックの内容に応じたスコアになるように、付与妥当性スコア算出モデル50を学習する。具体的には、上記ユーザの人数の割合が1より大きい場合には、100点として、1以下の場合には、0点として、付与妥当性スコア算出モデル学習部68は、付与妥当性スコア算出モデル50を学習する。
ステップ130が終了すると、モデル学習処理が終了する。
このように流暢さスコア算出モデル48及び付与妥当性スコア算出モデル50を、ユーザのフィードバック情報を用いて、より適切に学習する。
図6Aのモデル学習処理では、ステップ126を省略し、ステップ124の処理の実行後は、モデル学習処理は、ステップ128に進むようにしてもよい。
図6Bは、モデル学習処理の変形例が示されている。図6Bのステップ140で、図6Aのモデル学習処理(ステップ122~130)を実行する。
ステップ142で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、重みWaにαを加算した値を、重みWaにセット(Wa←Wa+α)する。
ステップ146で、流暢さスコア算出モデル学習部66は、重みWbからαを減算した値を、重みWbにセット(Wb←Wb-α)して、モデル学習処理を終了する。
ステップ142では、Waからαを減算した値をWaにセットし、ステップ146で、Wbにαを加算した値をWbにセットするようにしてもよい。
さらに、ステップ142及び146で加算または減算する値を異なるようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図7には、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。
ステップ150で、選択候補生成部54は、入力されたデータに対応する選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する。
ステップ152で、流暢さスコア算出部56は生成された選択候補を識別する変数dを0にセットし、ステップ154で、流暢さスコア算出部56は、変数dを1インクリメントする。
ステップ156で、流暢さスコア算出部56は、変数dにより識別される選択候補dの流暢さスコアを、流暢さスコア算出モデル48を用いて算出する。
ステップ158で、流暢さスコア算出部56は、変数dがステップ150で生成された選択候補の総数Dに等しいか否かを判断する。変数dが総数Dに等しいと判断されなかった場合には、最適候補選択処理は、ステップ154に戻って、以上の処理(ステップ154~158)を実行する。
変数dが総数Dに等しいと判断された場合には、ステップ160で、付与妥当性スコア算出部58は、流暢さスコアが一定値以上の選択候補があるか否かを判断する。流暢さスコアが一定値以上の選択候補があると判断された場合には、ステップ162で、付与妥当性スコア算出部58は、流暢さスコアが一定値以上の選択候補を識別する変数eを0にセットする。ステップ164で、付与妥当性スコア算出部58は、変数eを1インクリメントする。
ステップ166で、付与妥当性スコア算出部58は、変数eにより識別される選択候補eの付与妥当性スコアを、付与妥当性スコア算出モデル50を用いて算出する。
ステップ168で、付与妥当性スコア算出部58は、変数eが、ステップ160で得られた流暢さスコアが一定値以上の選択候補の総数Eに等しいか否かを判断する。変数eが総数Eに等しいと判断されなかった場合には、最適候補選択処理は、ステップ164に戻って、以上の処理(ステップ164~168)を実行する。
変数eが総数Eに等しいと判断された場合には、ステップ170で、選択部62は、付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補がn個以上あるか否かを判断する。付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補がn個以上あると判断されなかった場合には、最適候補選択処理は、後述するステップ174に進む。
付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補がn個以上あると判断された場合には、ステップ172で、表示処理部64は、付与妥当性スコアの大きい順にn個の選択候補を、ディスプレイ32に表示する。
ステップ160で、流暢さスコアが一定値以上の選択候補があると判断されなかった場合には、ステップ174で、選択候補抽出部52は、入力されたデータに対応する選択候補を選択候補テーブル42から抽出する。
ステップ176で、抽出された各選択候補の統合スコアを算出する。ステップ176の処理は、図4のステップ78~86と略同様である。ステップ176には、ステップ174で抽出された選択候補について、ステップ78~ステップ86を実行する。なお、ステップ176では、ステップ80又はステップ82を実行するようにしてもよい。
ステップ178で、選択部62は、統合スコアが上位からn個の選択候補を抽出する。
ステップ172で、n個以上の選択候補を、ディスプレイ32に表示する。
生成した複数の選択候補の流暢さスコア及び付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補を、最適な選択候補とする。生成した複数の選択候補の中に、流暢さスコアが一定値以上の選択候補がない場合、注出した選択候補の中から最適な選択候補を選択する。
[第3の実施の形態]
次に第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図8は、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。
ステップ182で、選択候補抽出部52は、入力されたデータに対応する選択候補を選択候補テーブル42から抽出する。
ステップ184で、付与妥当性スコア算出部58は、ステップ182で抽出された選択候補を識別する変数fを0にセットし、ステップ186で、付与妥当性スコア算出部58は、変数fを1インクリメントする。
ステップ188で、付与妥当性スコア算出部58は、変数fで識別される選択候補fの付与妥当性スコアを付与妥当性スコア算出モデル50を用いて算出する。
ステップ190で、付与妥当性スコア算出部58は、変数fが、ステップ182で抽出された選択候補の総数Fに等しいか否かを判断する。変数fが総数Fに等しいと判断されなかった場合には、最適候補選択処理は、ステップ186に戻って、以上の処理(ステップ186~190)を実行する。
変数fが総数Fに等しいと判断された場合には、ステップ192で、結果統合部60は、付与妥当性スコアが所定値以上の選択候補が、n個以上あるか否かを判断する。付与妥当性スコアが所定値以上の選択候補がn個以上あると判断された場合には、ステップ194で表示処理部64は、付与妥当性スコアが所定値以上のn個(付与妥当性スコアの多い順に)の選択候補をディスプレイ32に表示する。
付与妥当性スコアが所定値以上の選択候補がn個以上あると判断されなかった場合には、ステップ196で、選択候補生成部54は、入力されたデータに対応する選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成する。
ステップ198で、選択部62は、表示する選択候補を決定する。表示する選択候補の決定方法は、図7のステップ176のように、生成された選択候補の統合スコアを算出し、統合スコアが高い上位n番目までの選択候補を、表示する選択候補として決定する。ステップ198で統合スコアを算出する場合は、図7のステップ176のように、ステップ196で生成された選択候補について、ステップ78~ステップ86を実行する。なお、ステップ198では、生成された選択候補について、ステップ80又はステップ82を実行するようにしてもよい。
ステップ200で、表示処理部64は、決定された選択候補をディスプレイ32に表示する。
抽出した選択候補の流暢さスコア及び付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補を、最適な選択候補とする。抽出した複数の選択候補の中に、付与妥当性スコアが一定値以上の選択候補がない場合、抽出した選択候補の中から最適な選択候補を選択する。
[第4の実施の形態]
次に第4の実施の形態を説明する。第4の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図9には、記憶装置36の記憶領域40の内容が示されている。図9に示すように、第4の実施の形態では、ユーザ毎、選択候補テーブルが記憶されている。
アイテムに対応して、最適な候補が決定されている場合には、アイテムに対応して記憶された選択候補に対応して、決定されたことを示すデータが記憶されている。例えば、ユーザAに対応する選択候補テーブル42Aにおいては、豆腐1に対応して記憶されているCC12に対応して決定データが記憶されている。
図10は、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。
ステップ212で、表示処理部64は、入力されたデータに対応してキャッチコピーが決定されているか否かを判断する。例えば、ユーザAにおいて、入力されたデータが豆腐1の場合には、CC12が決定されているので、ステップ212は、肯定判定となる。
入力されたデータに対してキャッチコピーが決定されていると判断された場合には、ステップ214で、表示処理部64は、決定されたキャッチコピーを、ディスプレイ32に表示する。
ステップ212で、入力されたデータに対応してキャッチコピーが決定されていると判断されなかった場合には、ステップ216で、図4の処理が実行される。
このように、決定されているキャッチコピーが有る場合には、図4のステップ72~92の実行が省略されるので、計算処理を省略することができる。
[第5の実施の形態]
次に第5の実施の形態を説明する。第5の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図11は、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。第5の実施の形態の最適候補選択処理は、図4の最適候補選択処理と略同様であるので、異なる部分のみを説明する。
図4のステップ74で、入力されたデータに対応する選択候補を生成するための選択候補生成モデル44は、選択候補を生成する際、付与妥当性スコアと流暢さスコアとが反映された値に略等しい値のスコアを生成する。当該スコアへの影響は、付与妥当性スコアのほうが、流暢さスコアより大きい。よって、選択候補生成モデル44により生成されたスコアは、付与妥当性スコアに対応する。
そこで、第5の実施の形態では、ステップ72が実行された後に、ステップ74Aで、選択候補生成部54は、入力されたデータに対応する選択候補を、選択候補生成モデル44を用いて生成し、生成の際に計算されたスコアを抽出する。
ステップ74Aの後は、ステップ76~80が実行される。
ステップ80が実行された後、ステップ81Aで、付与妥当性スコア算出部58は、選択候補cが、ステップ74Aで生成された選択候補が識別されているか否かを判断する。選択候補cが、ステップ74Aで生成された選択候補であると判断された場合には、ステップ82Aで、付与妥当性スコア算出部58は、選択候補cの付与妥当性スコアとして、ステップ74Aで計算されたスコアを取得する。
ステップ81Aで、選択候補cは、ステップ74Aで生成された選択候補であると判断されなかった場合には、ステップ82Bで、付与妥当性スコア算出部58は、選択候補生成モデル44を用いて、選択候補cの付与妥当性スコアを算出する。なお、ステップ82Bでは、ステップ82のように、付与妥当性スコア算出モデル50を用いて、選択候補cの付与妥当性スコアを算出してもよい。ステップ82A、82Bの後は、ステップ84~92が実行される。
第5の実施の形態では、生成された選択候補について選択候補生成モデル44により計算されたスコアを、生成された選択候補の付与妥当性スコアとして利用する。
なお、第5の変形例として、第5の実施の形態を次のように変形する。まず、ステップ72では、選択候補抽出部52は、入力されたデータに対応する選択候補を選択候補テーブル42から抽出し、選択候補生成モデル44を用いてスコアを計算する。ステップ74Aに代えて図4のステップ74を採用する。ステップ81Aでは、選択候補は、抽出された選択候補か否かを判断する。
[第6の実施の形態]
次に第6の実施の形態を説明する。第6の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と略同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図12は、ROM24に記憶された最適候補選択処理プログラムを実行することにより行われる最適候補選択処理のフローチャートが示されている。
図12には、第6の実施の形態の最適候補選択処理が示されている。第6の実施の形態の最適候補選択処理は、図4及び図11と略同様であるので、異なる部分のみを説明する。
第5の実施の形態で説明したように、選択候補生成モデル44により生成されたスコアは、付与妥当性スコアに対応する。
そこで、ステップ72Aで、選択候補抽出部52は、入力されたデータに対応する選択候補を選択候補テーブル42から抽出し、選択候補生成モデル44を用いてスコアを計算する。
ステップ72Aの後に、ステップ74A(図11参照)が実行され、ステップ74Aの後は、ステップ76~80が実行される。
ステップ80が実行された後、ステップ82Aで、付与妥当性スコア算出部58は、選択候補cの付与妥当性スコアとして、ステップ74で計算されたスコアを取得する。
ステップ82Aの後は、ステップ84~92が実行される。
第6の実施の形態では、生成及び抽出された選択候補について選択候補生成モデル44により計算されたスコアを、生成及び抽出された選択候補の付与妥当性スコアとして利用する。第6の実施の形態では、第5の実施の形態における処理(ステップ81A)が省略される。
[変形例]
上記各実施の形態では、食品販売会社の食品に付与する最適なキャッチコピーを選択する例を説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。
例えば、第1に、本開示の技術は、電気機器販売会社の電気機器(アイテム)に付与する最適なキャッチコピーを選択する場足にも適用する。
第2に、本開示の技術は、文を要約する場合にも適用する。具体的には、本開示の技術は、文の要約の選択候補を生成し且つ文の要約の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出し、生成及び抽出された複数の選択候補の中から最適な選択候補を選択し、表示する。
要約する対象の文は、本開示の技術の「対象」の一例であり、要約は、本開示の技術の「対象に関連付ける文」の一例である。
第3の、本開示の技術は、質問に対する回答を生成する場合にも適用する。具体的には、本開示の技術は、回答の選択候補を生成し且つ回答の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出し、生成及び抽出された複数の選択候補の中から最適な選択候補を選択し、音声出力する。
質問は、本開示の技術の「対象」の一例であり、回答は、本開示の技術の「対象に関連付ける文」の一例である。
上記各実施の形態で説明したデータ処理はあくまでも一例である。主旨を逸脱しない範囲内においてステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記各実施の形態では、コンピュータを利用したソフトウェア構成によりデータ処理が実現される場合を例示したが、本開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、コンピュータを利用したソフトウェア構成に代えて、FPGA又はASIC等のハードウェア構成のみによって、データ処理が実行される。データ処理のうちの一部の処理がソフトウェア構成により実行され、残りの処理がハードウェア構成によって実行される。
10 最適候補選択装置
20 コンピュータ
32 ディスプレイ
36 記憶装置
48 流暢さスコア算出モデル
50 付与妥当性スコア算出モデル
52 選択候補抽出部
54 選択候補生成部
56 流暢さスコア算出部
58 付与妥当性スコア算出部
60 結果統合部
62 選択部
64 表示処理部
66 流暢さスコア算出モデル学習部
68 付与妥当性スコア算出モデル学習部

Claims (9)

  1. 対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、
    対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、
    前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部が、前記流暢さスコアから前記選択候補を選択する場合、前記選択部は、前記流暢さスコアを算出するモデルを用いて前記流暢さスコアを算出する流暢さスコア算出部を備え、前記算出された流暢さスコアを利用し、
    文の生成された選択候補及び予め作成された選択候補から抽出された選択候補を用いて、前記流暢さスコアを算出するモデルから得られるスコアが、前記生成された選択候補より前記抽出された選択候補のほうが高いスコアとなるように、前記流暢さスコアを算出するモデルを学習するモデル学習部を更に備える
    情報処理装置。
  2. 前記選択部が、前記妥当性スコアから前記選択候補を選択する場合、前記選択部は、前記妥当性スコアを算出するモデルを用いて前記妥当性スコアを算出する妥当性スコア算出部を備え、前記算出された妥当性スコアを利用する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、
    対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、
    前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、
    前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアから、前記選択候補を選択すると共に、
    前記生成された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアが一定値以上の場合、前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアが一定値以上の前記生成された選択候補を、前記選択候補として選択し、
    前記生成された選択候補の前記流暢さスコアが一定値以上でなければ、前記抽出された選択候補の中から前記選択候補を選択する、
    情報処理装置。
  4. 前記選択部は、前記抽出された選択候補の中から、前記抽出された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアの少なくとも一方から、前記選択候補を選択する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 対象に関連付ける文の選択候補を生成する生成部と、
    対象に関連付ける文の選択候補を、予め作成された選択候補から抽出する抽出部と、
    前記生成された選択候補と前記抽出された選択候補とを含む複数の選択候補のうち、前記複数の選択候補の各々の流暢さを示す流暢さスコア及び前記複数の選択候補の各々の前記対象に関連付ける文としての妥当性を示す妥当性スコアの少なくとも一方から、選択候補を選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、
    前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアから、前記選択候補を選択すると共に、
    前記抽出された選択候補の前記妥当性スコアが一定値以上の場合、前記妥当性スコアが一定値以上の前記抽出された選択候補を、前記選択候補として選択し、
    前記抽出された選択候補の前記妥当性スコアが一定値以上でなければ、前記生成された選択候補の中から前記選択候補を選択する、
    情報処理装置。
  6. 前記選択部は、前記生成された選択候補の中から、前記生成された選択候補の前記流暢さスコア及び前記妥当性スコアの少なくとも一方から、前記選択候補を選択する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記選択部は、前記選択候補が決定されていない場合に、前記対象に関連付ける文に選択候補を選択する、
    請求項1~請求項の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記生成部は、選択候補を生成するモデルを用いて、前記選択候補を生成し、
    前記生成された選択候補及び前記抽出された選択候補の少なくとも一方の前記妥当性スコアは、前記選択候補を生成するモデルにより前記選択候補を用いて計算されたスコアである、
    請求項3~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、請求項1~請求項の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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