JP7214430B2 - ワイヤー工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ネオジム磁石やアルニコ磁石など、鉄含有量が45%以上の合金材料の切断に使用されるワイヤー工具に関する。
近年、自動車業界においては電気自動車の生産が増加し、これに伴って、電気自動車に使用されるネオジム磁石の需要が伸長しているが、供給安定性の観点から希元素Dy(ジスプロシウム)フリーのネオジム磁石が開発され、その需要も高まりつつある。
Dyフリーのネオジム磁石は難削材であり、これを切断するワイヤー工具の砥粒としてダイヤモンドやcBN(立方晶窒化ホウ素)砥粒を電着固定したワイヤー工具が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載された「ワイヤー工具」は、高弾性型の合金製長尺細線を芯線とする外表面に、金属被覆層を介して平均粒子径が15~60μmのcBN(立方晶窒化ホウ素)の微細砥粒を固着して構成されている。この「ワイヤー工具」は、希土類合金などの被加工物の切断に好適であり、切断性に優れ、長寿命である旨、特許文献1に記載されている。
特許文献2に記載された「固定砥粒ワイヤー」は、ワイヤー上に固定される砥粒が、ダイヤモンド砥粒及びcBN砥粒の両方を含み、ダイヤモンド砥粒とcBN砥粒との含有比率を20:80~70:30としたものである。この「固定砥粒ワイヤー」は、アルニコ合金、フェライト合金やネオジム合金など、鉄を45%以上含有する合金の切断に適しており、切れ味の向上及び加工コストの低減を図ることができる旨、特許文献2に記載されている。
特開2011-121161号公報 特開2015-9325号公報
特許文献1に記載された「ワイヤー工具」及び特許文献2に記載された「固定砥粒ワイヤー」はそれぞれ優れた性能を備えているが、Dyフリーのネオジム磁石は鉄を多く含む難削材であるため、より切れ味の良いワイヤー工具が要請されている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、Dyフリーのネオジム磁石の切断加工に好適であり、切れ味に優れたワイヤー工具を提供することにある。
本発明に係るワイヤー工具は、ワイヤーの外周にニッケルメッキによって砥粒が固定されたワイヤー工具であって、
前記砥粒がcBN砥粒であり、
前記砥粒の平均突出し量が前記砥粒の平均粒径の0.6倍以上1.2倍以下であることを特徴とする。
前記ワイヤー工具においては、前記砥粒の平均粒径が5μm~80μmであることが望ましい。
前記ワイヤー工具においては、前記砥粒の突出し量の変動係数が0.09以下であることが望ましい。
前記ワイヤー工具においては、前記砥粒の突出し量が前記平均突出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の10%以下であり、前記平均突出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の10%以下であることが望ましい。
本発明により、Dyフリーのネオジム磁石の切断加工に好適であり、切れ味に優れたワイヤー工具を提供することができる。
本発明の実施形態であるワイヤー工具を示す断面模式図である。 図1の一部拡大図である。 ワイヤー工具の線径の測定方法を示す模式図である。 ワイヤー工具の砥粒付着量の測定方法を示す模式図である。 ワイヤーソー装置を示す概略説明図である。
以下、図1~図5に基づいて、本発明の実施形態であるワイヤー工具10について説明する。図1,図2に示すように、ワイヤー工具10は、芯線1の外周に下地メッキ2が施されたワイヤー5の外周にニッケルメッキ3によって複数の砥粒4が固定されたワイヤー工具である。芯線1はピアノ線であり、下地メッキはニッケルメッキであり、砥粒4はcBN砥粒である。
ここで、図1~図4に基づいて、ワイヤー工具10の線径などの測定方法、砥粒4の突出し量、平均突出し量、突出し量の変動係数、全砥粒数、砥粒数、砥粒4の平均粒径について説明する。
ワイヤー工具10の「線径(ワイヤー径)」は、図3(a)に示すようなレーザー線径器(レーザー変位計)100を使用して測定を行う。レーザー線径器100の送光部101と受光部102との間をワイヤー工具10が通過するようにセットし、図3(b)に示すように、ワイヤー工具10の単位長さL(1m)当たり4320回スキャンすることによりワイヤー工具10の線径を4320回測定し、それによって得られた測定値の最大値を出力して記録する。
なお、図4(a)に示すように、ワイヤー工具10の単位長さL(1m)当たり4320回測定して得られた4320個の測定値は、図4(b)に示すように、ワイヤー工具10の芯線1の円周方向に対する砥粒4の付着位置によって影響を受ける。即ち、図4(b)中に示す(1)~(5)の5つの位置における測定値のうち、(1),(2),(4),(5)における測定値は、本来の線径よりも小さい値となる。このため、図4(c)に示すように、4320個の測定値のうちで最大値を示す(3)の位置における測定値をワイヤー工具10の単位長さL(1m)当たりの線径としている。
砥粒4の「突出し量」は、図2に示すように、ワイヤー工具の線径(外径)をM、芯線(ピアノ線)1の外径をR(=180μm)、下地メッキ2の厚さをt(=1.5μm)、ニッケルメッキ(埋め込みメッキ)3の厚さをT(=14μm)としたとき、下記の式によって算出した値である。
突出し量=(M-R-2t)/2-T
砥粒4の「平均突出し量」は、ワイヤー工具10の単位長さL(1m)ごとに出力される線径Mより砥粒4の突出し量を1mごとに算出し、ワイヤー工具10の全長に亘って得られた突出し量の全データの算術平均値である。
砥粒4の「突出し量の変動係数」は、ワイヤー工具10の全長に亘る砥粒4の突出し量の全データの標準偏差を、ワイヤー工具10の全長に亘って得られた砥粒の突出し量の全データの算術平均値、即ち砥粒4の「平均突出し量」で割って得られる値である。即ち、変動係数=標準偏差/平均値である。
「全砥粒数」、「砥粒数」について説明する。図3に示す測定方法により、ワイヤー工具10の単位長さL(1m)ごとの線径データがワイヤー工具10の全長に亘って得られるので、ワイヤー工具10の単位長さL(1m)ごとに1個の砥粒4があると仮定すれば、ワイヤー工具10の全長が1kmであるとき「全砥粒数」は1000個となる。また「砥粒数」は、全砥粒数のうち、ある一定の条件を満たす砥粒の数である。
砥粒4の「平均粒径」は、粒度分布測定器(レーザー回析散乱法)によって測定した粒度分布のメジアン径である。
図1,図2に示すワイヤー工具10及び比較例である従来のワイヤー工具20,30(図示せず)を図5に示すワイヤーソー装置50にセットして被削材TPの切断試験を行い、それぞれ切れ味を評価した。切れ味は、図5に示すように、切断作業中のワイヤー工具の撓み量S(mm)を測定し、測定値の大小によって評価した。測定によって得られたワイヤー工具の撓み量Sの値が小さいほど切れ味が良いことを示す。
ワイヤー工具10,20,30,40のスペックは以下の通りであるが、ワイヤー工具の線径(=280μm)、芯線の線径(=180μm)及び砥粒の平均粒径(=35μm)についてはワイヤー工具10,20,30,40において共通している。
(1)ワイヤー工具10について
砥粒4はcBN砥粒であり、
砥粒4の平均突出し量が砥粒4の平均粒径の1.05倍(0.6倍以上1.2倍以下)であり、
砥粒4の突出し量の変動係数が0.07(0.09以下)であり、
砥粒4の突出し量が、平均突出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の9.85%(10%以下)であり、突出し量が平均突出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の6.5%(10%以下)である。
(2)ワイヤー工具20について
砥粒はcBN砥粒であり、
砥粒の平均突出し量が砥粒4の平均粒径の0.68倍(0.6倍以上1.2倍以下)であり、
砥粒の突出し量の変動係数が0.10であり、
砥粒の突出し量が平均突出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の6.0%(10%以下)であり、
砥粒の突出し量が平均突出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の0.1%(10%以下)である。
(3)ワイヤー工具30について、
砥粒はダイヤモンド砥粒であり、
砥粒の平均突出し量が砥粒の平均粒径の0.72倍(0.6倍以上1.2倍以下)であり、
砥粒の突出し量の変動係数が0.06(0.09以下)であり、
砥粒の突出し量が平均突き出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の2.5%(10%以下)であり、砥粒の突出し量が平均突き出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の2.0%(10%以下)である。
(4)ワイヤー工具40について、
砥粒はダイヤモンド砥粒であり、
砥粒の平均突出し量が砥粒の平均粒径の0.96倍(0.6倍以上1.2倍以下)であり、
砥粒の突出し量の変動係数が0.08(0.09以下)であり、
砥粒の突出し量が平均突き出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の7.8%(10%以下)であり、砥粒の突出し量が平均突き出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の2.8%(10%以下)である。
図5において、ワイヤーソー装置50はタカトリ社のMSD-K2であり、被削材TPはDyフリーのネオジム磁石であり、幅が50mmであり、高さが60mmである。加工条件については、線速が500m/minであり、ワイヤー工具のテンションが35Nであり、被削材TPのフィード速度が50mm/hourである。また、研削液はノリタケワイヤーカットである。
前述した条件において、ワイヤー工具10,20,30,40を使用して被削材TPの切断作業を行い、それぞれの撓み量Sを測定したところ、下記のような結果が得られた。
ワイヤー工具10:撓み量S=8mm
ワイヤー工具20:撓み量S=9.5mm
ワイヤー工具30:撓み量S=17.5mm
ワイヤー工具40:撓み量S=16mm
前述した結果を見ると、ワイヤー工具10の撓み量8mmは最も小さく、従来のワイヤー工具20,30,40に比べ、最大9.5mm減少していることが分かる。この結果は、ワイヤー工具10は、Dyフリーのネオジム磁石の切断加工に好適であり、切れ味が大幅に向上していることを示している。ワイヤー工具10において、砥粒4はcBN砥粒であるが、これに限定するものではないので、B4C砥粒を使用することもできる。
なお、図1~図5に基づいて説明したワイヤー工具10は、本発明に係るワイヤー工具の一例を示すものであり、本発明のワイヤー工具は前述したワイヤー工具10に限定されない。
本発明のワイヤー工具は、Dyフリーのネオジム磁石などの難削材の切断工具として自動車産業や電気機械産業などの分野において広く利用することができる。
1 芯線
2 下地メッキ
3 ニッケルメッキ(埋め込みメッキ)
4 砥粒
5 ワイヤー
10 ワイヤー工具
50 ワイヤーソー装置
100 レーザー線径器
101 送光部
102 受光部
M ワイヤー工具の線径(外径)
R 芯線(ピアノ線)の外径
S 撓み量
t 下地メッキの厚さ
T ニッケルメッキ(埋め込みメッキ)の厚さ
TP 被削材

Claims (4)

  1. ワイヤーの外周にニッケルメッキによって砥粒が固定されたワイヤー工具であって、
    前記砥粒がcBN砥粒であり、
    前記砥粒の平均突出し量が前記砥粒の平均粒径の0.6倍以上1.2倍以下であるワイヤー工具。
  2. 前記砥粒の平均粒径が5μm~80μmである請求項1記載のワイヤー工具。
  3. 前記砥粒の突出し量の変動係数が0.09以下である請求項1または2記載のワイヤー工具。
  4. 前記砥粒の突出し量が前記砥粒の平均突出し量の1.1倍を超える砥粒数が全砥粒数の10%以下であり、前記砥粒の突出し量が前記砥粒の平均突出し量の0.9倍未満である砥粒数が全砥粒数の10%以下である請求項2または3記載のワイヤー工具。
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