JP7214064B2 - 通信装置、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

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本開示は、時分割多重制御によって優先度の異なるデータを送信する技術に関する。
Ethernet(登録商標)に準拠したネットワークシステムは、データ送信装置及びデータ受信装置と、データ転送を行うブリッジとを用いて構成される。データ送信装置はブリッジを介してデータ受信装置と接続され、データ送信装置から送信されたデータは1つ以上のブリッジで中継されてデータ受信装置に到着する。
ファクトリーオートメーション(以下、FAと呼ぶ)等に使われる高信頼かつ低遅延のEthernet(登録商標)に準拠したネットワークシステムは、優先度が高いデータの遅延制約を満たす必要がある。そのため、このネットワークシステムには、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.1Q-2018で規定された時分割多重方式であるScheduled Trafficが適用される場合がある。
Scheduled Trafficが実装されたブリッジでは、GateControlListに従ってデータの転送タイミングが制御される。GateControlListは、データのクラス毎に転送可能な期間を周期的に定める。
優先度が高いデータは、具体例としては、FAとVoIP(Voice over Internet Protocol)とオンラインゲームと等で扱われるEnd-to-Endでの遅延制約が存在するデータである。ここでは、遅延は、装置内でのデータの滞留時間を意味する。
遅延が不安定である場合、つまり遅延の揺らぎが発生する場合がある。この場合には、データを送信するタイミングが、GateControlListで規定された周期的な期間とずれてしまい、意図したタイミングでデータを送信できない場合がある。
特許文献1には、時分割多重制御によってデータを送信する技術について記載されている。
特開2014-075728号公報
IEEE 802.1Qで規定されたScheduled Trafficを用いた方式は、ブリッジ等の全ての通信装置で厳密なタイミング制御が行われることを前提としている。そのため、時刻同期の誤差と、送信制御の遅延といった要因によってデータの送信開始時刻が少しずれただけで、優先度の高いデータの通信品質が落ちる可能性がある。例えば、データの到着が遅延した結果、GateControlListで規定された周期的な期間内にデータを送信しきれなくなると、次にゲートが開く時間までデータの送信が待たされるため、大きな遅延が発生してしまう。
特許文献1には、時分割多重制御によってデータを送信する技術は記載されているものの、優先度が高いデータの遅延を抑えつつ、優先度の異なるデータを送信することは記載されていない。
本開示は、時分割多重制御によって優先度の異なるデータを送信する場合に、優先度が高いデータの遅延を抑えられるようにすることを目的とする。
本開示に係る通信装置は、
優先度が定められた複数のクラスに対する時分割多重制御に基づく通信を行う通信装置であり、
前記複数のクラスそれぞれを対象のクラスとして、対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が前記時分割多重制御において許可されているか否かに応じて、前記対象期間についての前記対象のクラスに対して有効又は無効を示すフラグを設定するフラグ設定部と、
前記フラグ設定部によって設定された前記フラグに基づき、前記対象期間における前記対象のクラスのデータを送信するか否かを制御する送信制御部と
を備える。
本開示では、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されているか否かに応じて、対象期間における対象のクラスのデータを送信するか否かが制御される。これにより、優先度が高いデータの遅延を抑えることを可能にすることができる。
実施の形態1に係る通信装置10の構成図。 実施の形態1に係る通信装置10の全体的な動作の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係るフィルタ処理のフローチャート。 実施の形態1に係るフラグ設定処理のフローチャート。 実施の形態1に係る状態特定処理の説明図。 実施の形態1に係る送信制御処理のフローチャート。 変形例1に係る通信装置10の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る通信装置10の構成を説明する。
通信装置10は、ブリッジといったネットワーク機器である。
通信装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、通信インタフェース13A及び通信インタフェース13Bとのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12は、データを記憶する記憶装置である。メモリ12は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
通信インタフェース13A及び通信インタフェース13Bは、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース13A及び通信インタフェース13Bは、具体例としては、Ethernet(登録商標)のポートである。
通信装置10は、機能構成要素として、入力部21と、フィルタ部22と、フラグ設定部23と、送信制御部24と、出力部25とを備える。通信装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
メモリ12には、通信装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ11により読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、通信装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
***動作の説明***
図2から図6を参照して、実施の形態1に係る通信装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る通信装置10の動作手順は、実施の形態1に係る通信方法に相当する。また、実施の形態1に係る通信装置10の動作を実現するプログラムは、実施の形態1に係る通信プログラムに相当する。
図2を参照して、実施の形態1に係る通信装置10の全体的な動作の流れを説明する。
通信装置10は、時分割多重制御に基づく通信を行う。ここでは、通信装置10は、IEEE802.1Q-2018で規定されたScheduled Trafficを利用した通信を行うものとする。また、GateControlListで規定された複数のクラスそれぞれに、メモリ12に設定されたキューが割り当てられており、複数のクラスそれぞれには、優先度が定められているとする。
(ステップS1:入力処理)
入力部21は、通信インタフェース13A又は通信インタフェース13Bからデータを受信する。
(ステップS2:フィルタ処理)
フィルタ部22は、有効判定フィルタを用いて、ステップS1で受信されたデータが有効か否かを判定する。
フィルタ部22は、データが有効な場合には、データのクラスに対応するキューにデータを書き込む。一方、フィルタ部22は、データが無効な場合には、データを破棄して処理を終了する。
(ステップS3:フラグ設定処理)
フラグ設定部23は、複数のクラスそれぞれに割り当てられたキューについて、GateControlListで規定された周期的な期間を超過する可能性がある場合に、データを送信するか否かを判定するためのフラグを設定する。
具体的には、フラグ設定部23は、GateControlListで規定された複数のクラスそれぞれを対象のクラスとして設定する。そして、フラグ設定部23は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信がGateControlListにおいて許可されているか否かに応じて、対象期間についての対象のクラスに対して有効又は無効を示すフラグを設定する。この際、フラグ設定部23は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されていない場合には、有効を示すフラグを設定する。一方、フラグ設定部23は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されている場合には、無効を示すフラグを設定する。
(ステップS4:送信制御処理)
送信制御部24は、GateControlListで規定された周期的な期間と、ステップS3で設定されたフラグとに基づき、ステップS2でキューに書き込まれたデータを送信するか否かを制御する。送信制御部24は、ステップS2でキューに書き込まれたデータを送信する場合には、キューからデータを読み出して、出力部25に渡す。
(ステップS5:出力処理)
出力部25は、ステップS4で渡されたデータを、通信インタフェース13A又は通信インタフェース13Bを介して送信する。
図3を参照して、実施の形態1に係るフィルタ処理(図2のステップS2)を説明する。
図3の処理は、ステップS1でデータが受信される度に実行される。
1つ以上の有効判定フィルタそれぞれを対象の有効判定フィルタとしてループL21が実行される。有効判定フィルタは、事前にメモリ12に設定されているものとする。
(ステップS21:一致判定処理)
フィルタ部22は、ステップS1で受信されたデータを、対象の有効判定フィルタに入力して、データが有効かを判定する。
有効判定フィルタは、具体例としては、(a)~(f)のパラメータが設定されており、全てのパラメータが一致する場合にデータは有効であると判定する。(a)Destination MAC(Media Access Control) Address、(b)Source MAC Address、(c)EtherType、(d)VLAN、(e)EtherType2、(f)フレーム数。(a)~(f)のパラメータは、IEEE 802.1Qで規定されたEthernetフレーム構造に基づく。
フィルタ部22は、データが有効であると判定された場合には、ループL21を中断して処理をステップS22に進める。一方、フィルタ部22は、データが有効であると判定されなかった場合には、未だ対象とされていない有効判定フィルタを対象として再びステップS21の処理を実行する。フィルタ部22は、対象とされていない有効判定フィルタがない場合には、処理をステップS23に進める。
(ステップS22:キュー格納処理)
フィルタ部22は、ステップS1で受信されたデータをメモリ12に設定されたキューに書き込む。この際、フィルタ部22は、データに設定された優先度に対応するクラスに割り当てられたキューに、データを書き込む。
(ステップS23:データ破棄処理)
フィルタ部22は、全ての有効判定フィルタでデータが有効と判定されなかったため、データは無効であるとして、データを破棄する。
図4を参照して、実施の形態1に係るフラグ設定処理(図2のステップS3)を説明する。
図4の処理は、必要に応じて任意のタイミングで実行される。ここでは、図4の処理は、基準時間毎に、基準時間先までの各期間を対象として実行される。
基準時間先までの各期間について早い時刻の期間から対象期間としてループL31が実行される。複数のクラスそれぞれについて、優先度の高いクラスから順に対象のクラスとしてループL32が実行される。
(ステップS31:状態判定処理)
フラグ設定部23は、対象期間についての対象のクラスのデータ送信がGateControlListにおいて許可されているか否かを判定する。具体的には、フラグ設定部23は、対象の期間についての対象のクラスに対して、GateControlListで規定された制御ゲート状態が送信可能を示すOpenとなっているか否かを判定する。
フラグ設定部23は、データ送信が許可されている場合、つまり制御ゲート状態がOpenとなっている場合には、フラグの設定が必要であるとして、処理をステップS32に進める。一方、フラグ設定部23は、データ送信が許可されていない場合、つまり制御ゲート状態がClosedとなっている場合には、フラグの設定が必要ないとして、次のクラスを対象としてステップS31の処理を実行する。
(ステップS32:状態特定処理)
フラグ設定部23は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高い全てのクラスそれぞれのデータ送信がGateControlListにおいて許可されているか否かを特定する。
図5を参照して具体的に説明する。対象のクラスがクラス2であったとする。この場合には、クラス2よりも優先度が高いクラスはクラス0とクラス1との2つである。そのため、フラグ設定部23は、次の期間について、クラス0とクラス1とのそれぞれのデータ送信が許可されているか否かを特定する。図5の場合には、クラス0とクラス1との両方とも制御ゲート状態がOpenとなっているため、データ送信が許可されていると特定される。
(ステップS33:条件判定処理)
フラグ設定部23は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高い少なくともいずれかのクラスのデータ送信が許可されていたか否かを判定する。
フラグ設定部23は、いずれのクラスについてもデータ送信が許可されていなかった場合には、処理をステップS34に進める。一方、フラグ設定部23は、少なくともいずれかのクラスのデータ送信が許可されていた場合には、処理をステップS35に進める。
(ステップS34:有効設定処理)
フラグ設定部23は、対象期間についての対象のクラスに有効を示すフラグを設定する。フラグ設定部23は、フラグをメモリ12に書き込む。
(ステップS35:無効設定処理)
フラグ設定部23は、対象期間についての対象のクラスに無効を示すフラグを設定する。フラグ設定部23は、フラグをメモリ12に書き込む。
図6を参照して、実施の形態1に係る送信制御処理(図2のステップS4)を説明する。
図6に示す処理は、繰り返し実行される。例えば、図6に示す処理は、定期的に実行される、あるいは、図6に示す処理が完了するとすぐに再び開始される。
複数のクラスのうち割り当てられたキューにデータが設定されているクラスについて、優先度の高いクラスから順に対象のクラスとしてループL41が実行される。
(ステップS41:状態判定処理)
送信制御部24は、現在の期間について対象のクラスのデータ送信が許可されているか否かを判定する。具体的には、送信制御部24は、現在の期間について対象のクラスに対して、GateControlListで規定された制御ゲート状態が送信可能を示すOpenとなっているか否かを判定する。
送信制御部24は、データ送信が許可されている場合、つまり制御ゲート状態がOpenとなっている場合には、処理をステップS42に進める。一方、送信制御部24は、データ送信が許可されていない場合、つまり制御ゲート状態がClosedとなっている場合には、次のクラスを対象としてステップS41の処理を実行する。
(ステップS42:サイズ判定処理)
送信制御部24は、対象のクラスに割り当てられたキューに設定されたデータである送信対象のデータのサイズが現在の期間の残り時間で送信可能なサイズより大きいか否かを判定する。
送信制御部24は、データのサイズが送信可能なサイズより大きい場合には、処理をステップS43に進める。一方、送信制御部24は、データのサイズが送信可能なサイズ以下の場合には、処理をステップS44に進める。
(ステップS43:フラグ判定処理)
送信制御部24は、現在の期間について対象のクラスに対して設定されたフラグが有効を示すか否かを判定する。
送信制御部24は、フラグが有効を示す場合には、処理をステップS44に進める。一方、送信制御部24は、フラグが無効を示す場合には、次のクラスを対象としてステップS41の処理を実行する。
(ステップS44:送信処理)
送信制御部24は、対象のクラスに割り当てられたキューに設定された送信対象のデータを、出力部25に渡す。これにより、送信対象のデータが送信される。
送信制御部24は、データを渡すと、処理をステップS42に戻して、キューに設定された次のデータについての処理を行う。なお、送信制御部24は、キューにデータが設定されていない場合には、処理をループL41の初めに戻して、次のクラスを対象として処理を行う。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る通信装置10は、対象期間の次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されているか否かに応じて、対象期間における対象のクラスのデータを送信するか否かが制御される。これにより、優先度が高いデータの遅延を抑えることが可能になる。
具体的には、実施の形態1に係る通信装置10は、データのサイズが残り時間で送信可能なサイズより大きい場合には、次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されていなければ、送信するように制御し、次の期間について対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されていれば、送信しないように制御する。
これにより、次の期間に優先度の高いデータが送信される可能性がある場合には、次の期間に影響が出るようなデータが送信されないように制御される。一方で、次の期間に優先度の高いデータが送信される可能性がない場合には、次の期間に影響が出るようなデータであっても送信されるように制御される。これにより、時刻同期の誤差と、送信制御の遅延といった要因によってデータの送信開始時刻が少しずれた場合にも、優先度が高いデータの遅延を抑えることが可能になる。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例1として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例1について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図7を参照して、変形例1に係る通信装置10の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、通信装置10は、プロセッサ11とメモリ12とに代えて、電子回路14を備える。電子回路14は、各機能構成要素と、メモリ12との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路14としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路14で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路14に分散させて実現してもよい。
<変形例2>
変形例2として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11とメモリ12と電子回路14とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
また、以上の説明における「部」を、「回路」、「工程」、「手順」、「処理」又は「処理回路」に読み替えてもよい。
以上、本開示の実施の形態及び変形例について説明した。これらの実施の形態及び変形例のうち、いくつかを組み合わせて実施してもよい。また、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施してもよい。なお、本開示は、以上の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 通信装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13A,13B 通信インタフェース、14 電子回路、21 入力部、22 フィルタ部、23 フラグ設定部、24 送信制御部、25 出力部。

Claims (7)

  1. 時分割多重制御に基づく通信を行う通信装置であり、
    優先度が定められた複数のクラスそれぞれを対象のクラスとして、対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が前記時分割多重制御において許可されているか否かに応じて、前記対象期間についての前記対象のクラスに対して有効又は無効を示すフラグを設定するフラグ設定部と、
    前記フラグ設定部によって設定された前記フラグに基づき、前記対象期間における前記対象のクラスのデータを送信するか否かを制御する送信制御部と
    を備える通信装置。
  2. 前記フラグ設定部は、前記対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されていない場合には、有効を示すフラグを設定し、前記対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が許可されている場合には、無効を示すフラグを設定する
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記送信制御部は、前記対象期間について前記対象のクラスのデータ送信が許可されており、かつ、前記対象のクラスにおける送信対象のデータのサイズが前記対象期間の残り時間で送信可能なサイズより大きい場合に、前記フラグに基づき前記送信対象のデータを送信するか否かを制御する
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記送信制御部は、前記フラグに基づき前記送信対象のデータを送信するか否かを制御する際、前記フラグが有効を示す場合には前記送信対象のデータを送信し、前記フラグが無効を示す場合には前記送信対象のデータを送信しないように制御する
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記送信制御部は、前記対象期間について前記対象のクラスのデータ送信が許可されており、かつ、前記対象のクラスにおける前記送信対象のデータのサイズが前記対象期間の残り時間で送信可能なサイズである場合には、前記フラグが有効を示すか否かに関わらずデータを送信するように制御する
    請求項3又は4に記載の通信装置。
  6. 時分割多重制御に基づく通信を行う通信方法であり、
    フラグ設定部が、優先度が定められた複数のクラスそれぞれを対象のクラスとして、対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が前記時分割多重制御において許可されているか否かに応じて、前記対象期間についての前記対象のクラスに対して有効又は無効を示すフラグを設定し、
    送信制御部が、前記フラグに基づき、前記対象期間における前記対象のクラスのデータを送信するか否かを制御する通信方法。
  7. 時分割多重制御に基づく通信を行う通信プログラムであり、
    優先度が定められた複数のクラスそれぞれを対象のクラスとして、対象期間の次の期間について前記対象のクラスよりも優先度が高いクラスのデータ送信が前記時分割多重制御において許可されているか否かに応じて、前記対象期間についての前記対象のクラスに対して有効又は無効を示すフラグを設定するフラグ設定処理と、
    前記フラグ設定処理によって設定された前記フラグに基づき、前記対象期間における前記対象のクラスのデータを送信するか否かを制御する送信制御処理と
    を行う通信装置としてコンピュータを機能させる通信プログラム。
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